JPS61108646A - 結晶性プロピレンランダム共重合体組成物 - Google Patents
結晶性プロピレンランダム共重合体組成物Info
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- JPS61108646A JPS61108646A JP22895284A JP22895284A JPS61108646A JP S61108646 A JPS61108646 A JP S61108646A JP 22895284 A JP22895284 A JP 22895284A JP 22895284 A JP22895284 A JP 22895284A JP S61108646 A JPS61108646 A JP S61108646A
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- Japan
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- butene
- random copolymer
- crystalline
- propylene
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- Laminated Bodies (AREA)
- Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
- Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)
- Transition And Organic Metals Composition Catalysts For Addition Polymerization (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、結晶性ポリプロピレン基材の表面上に積層す
ることにより、ヒートシール性の改善されたポリプロピ
レン複合積層体を形成することのできる結晶性プロピレ
ンランダム共重合体組成物に関する。
ることにより、ヒートシール性の改善されたポリプロピ
レン複合積層体を形成することのできる結晶性プロピレ
ンランダム共重合体組成物に関する。
結晶性ポリプロピレンフィルムは引張強度、剛性率、表
面硬度、衝撃強度などの機械的特性、光沢及び透明性な
どの光学的特性ならびに無毒性、無臭性などの食品衛生
性に優れているために、包装とくに食品包装の分野に広
く利用されている。
面硬度、衝撃強度などの機械的特性、光沢及び透明性な
どの光学的特性ならびに無毒性、無臭性などの食品衛生
性に優れているために、包装とくに食品包装の分野に広
く利用されている。
しかし、ポリプロピレンフィルムは単層ではヒートシー
ル可能温度が高くしかも適正な温度範囲が狭いという欠
点がある。そこで、このポリプロピレンフィルムのヒー
トシール性を改善するために、結晶性ポリプロピレンフ
ィルムの片面又は両面に低融点の樹脂を積層させる方法
がすでにいくつか提案されている。
ル可能温度が高くしかも適正な温度範囲が狭いという欠
点がある。そこで、このポリプロピレンフィルムのヒー
トシール性を改善するために、結晶性ポリプロピレンフ
ィルムの片面又は両面に低融点の樹脂を積層させる方法
がすでにいくつか提案されている。
たとえば、特開昭55−65552号公報には、プロピ
レンを主成分とするエチレン・プロピレンランダム共重
合体とプロピレンを主成分とするプロピレン・α−才し
フィンランダム共重合体とからなるプロピレンランダム
共重合体組成物を結晶性ポリプロピレンフィルムに積層
する方法が開示されている。特開昭5 !y−9166
5号公報には、プロピレンを主成分とするエチレン・プ
ロピレンランダム共重合体と1−ブテンを主成分とする
1−ブテン・エチレンランダム共重合体とからなるプロ
ピレンランダム共重合体組成物を結晶性ポリプロピレン
フィルムに積層する方法が開示されている。さらに、特
開昭54−106585号公報にはプロピレンを主成分
とするエチレン・プロピレンランダム共重合体、1−ブ
テンを主成分とする1−ブテン・エチレン系不飽和単量
体共重合体及び低分子量熱可塑性樹脂からなるプロピレ
ンランダム共重合体組成物を結晶性ポリプロピレンフィ
ルムに積層する方法が開示されている。更に、上記特開
昭55−91665号(特願昭53−165137号)
及び上記特開昭54−106585号(特願昭53−1
3932号)に優先権を主張して米国出願された米国特
許第4,230,767号には、上記プロピレンを主成
分とするエチレンーブロビレンラングム共重合体と1−
ブテンを主成分とする1−ブテン・プロピレン共重合体
とからなる組成物を包含し得るプロピレンランダム共重
合体組成物を結晶性ポリプロピレンフィルムに積層する
!!!様を包含し得る該プロピレンランダム共重合体組
成物が開示されている。しかしながら上記態様の具体例
は全く示されておらず、上記特開昭54−106585
号に特定されているように、この態様においては、更に
低分子量熱可塑性樹脂を併用する例のみが示されている
。
レンを主成分とするエチレン・プロピレンランダム共重
合体とプロピレンを主成分とするプロピレン・α−才し
フィンランダム共重合体とからなるプロピレンランダム
共重合体組成物を結晶性ポリプロピレンフィルムに積層
する方法が開示されている。特開昭5 !y−9166
5号公報には、プロピレンを主成分とするエチレン・プ
ロピレンランダム共重合体と1−ブテンを主成分とする
1−ブテン・エチレンランダム共重合体とからなるプロ
ピレンランダム共重合体組成物を結晶性ポリプロピレン
フィルムに積層する方法が開示されている。さらに、特
開昭54−106585号公報にはプロピレンを主成分
とするエチレン・プロピレンランダム共重合体、1−ブ
テンを主成分とする1−ブテン・エチレン系不飽和単量
体共重合体及び低分子量熱可塑性樹脂からなるプロピレ
ンランダム共重合体組成物を結晶性ポリプロピレンフィ
ルムに積層する方法が開示されている。更に、上記特開
昭55−91665号(特願昭53−165137号)
及び上記特開昭54−106585号(特願昭53−1
3932号)に優先権を主張して米国出願された米国特
許第4,230,767号には、上記プロピレンを主成
分とするエチレンーブロビレンラングム共重合体と1−
ブテンを主成分とする1−ブテン・プロピレン共重合体
とからなる組成物を包含し得るプロピレンランダム共重
合体組成物を結晶性ポリプロピレンフィルムに積層する
!!!様を包含し得る該プロピレンランダム共重合体組
成物が開示されている。しかしながら上記態様の具体例
は全く示されておらず、上記特開昭54−106585
号に特定されているように、この態様においては、更に
低分子量熱可塑性樹脂を併用する例のみが示されている
。
これらの方法で得られる積層体はいずれもプロピレンフ
ィルムのヒートシール性は改善されるが、ヒートシール
可能温度はまだかなり高く、かつその適用温度範囲も狭
く依然として充分であるとは言い難い。更に、ヒートシ
ール強度に関しても充分であるとは言い難かった。
ィルムのヒートシール性は改善されるが、ヒートシール
可能温度はまだかなり高く、かつその適用温度範囲も狭
く依然として充分であるとは言い難い。更に、ヒートシ
ール強度に関しても充分であるとは言い難かった。
また、これらのポリプロピレン複合積層体に帯電防止性
能を発現させるためには、これらに数日間低温加熱処理
を施す方法が通常採用されているが、その場合にはヒー
トシール温度がかなり上昇するなどの欠点があった。こ
のようにポリプロピレンフィルムを用いた包装用途の分
野では、ヒートシール適用温度を低下させると共にヒー
トシール適用温度範囲を広げかつヒートシール強度に優
れなおかつ熱処理によるヒートシール可能温度の上昇が
小さいポリプロピレン複合フィルムが強く要望されてい
る。
能を発現させるためには、これらに数日間低温加熱処理
を施す方法が通常採用されているが、その場合にはヒー
トシール温度がかなり上昇するなどの欠点があった。こ
のようにポリプロピレンフィルムを用いた包装用途の分
野では、ヒートシール適用温度を低下させると共にヒー
トシール適用温度範囲を広げかつヒートシール強度に優
れなおかつ熱処理によるヒートシール可能温度の上昇が
小さいポリプロピレン複合フィルムが強く要望されてい
る。
本発明者らは、結晶性ポリプロピレン基材層の少なくと
も片面に積層することにより、低温ヒートシール性に優
れかつヒートシール強度に優れたポリプロピレン複合積
層体を形成することのできる結晶性プロピレンランダム
共重合体組成物を開発することを目的として研究を行っ
た。その結果、プロピレンを主成分とする結晶性プロピ
レンランダム共重合体及び1−ブテンを主成分としかつ
低分子量重合体成分の含有割合の少ない特定の性状を有
する1−ブテン系ランダム共重合体からなる結晶性プロ
ピレンランダム共重合体組成物を結晶性プロピレン基材
層の少なくとも片面上に積層したポリプロピレン複合積
層体が比較的低い温度からヒートシールが可能であって
且つヒートシール適用温度範囲が広く、加えてヒートシ
ール強度に優れており、更に、熱処理によるヒートシー
ル可能温度の上昇の程度が小さいことを発見した。
も片面に積層することにより、低温ヒートシール性に優
れかつヒートシール強度に優れたポリプロピレン複合積
層体を形成することのできる結晶性プロピレンランダム
共重合体組成物を開発することを目的として研究を行っ
た。その結果、プロピレンを主成分とする結晶性プロピ
レンランダム共重合体及び1−ブテンを主成分としかつ
低分子量重合体成分の含有割合の少ない特定の性状を有
する1−ブテン系ランダム共重合体からなる結晶性プロ
ピレンランダム共重合体組成物を結晶性プロピレン基材
層の少なくとも片面上に積層したポリプロピレン複合積
層体が比較的低い温度からヒートシールが可能であって
且つヒートシール適用温度範囲が広く、加えてヒートシ
ール強度に優れており、更に、熱処理によるヒートシー
ル可能温度の上昇の程度が小さいことを発見した。
従って、本発明の目的は、結晶性ポリプロピレン基材層
の少なくと片面に積層することによって低温ヒートシー
ル性に優r、かつヒートシール強度に優れたポリプロピ
レン複合積層体を形成することのできる結晶性プロピレ
ンランダム共重合体組成物を提供することにある。
の少なくと片面に積層することによって低温ヒートシー
ル性に優r、かつヒートシール強度に優れたポリプロピ
レン複合積層体を形成することのできる結晶性プロピレ
ンランダム共重合体組成物を提供することにある。
本発明の上記目的ならびにさらに多くの他の目的ならび
に利点は以下の記載により一層明らかになるであろう。
に利点は以下の記載により一層明らかになるであろう。
〔問題、慨を解決するための手段〕及び〔作用〕本発明
によれば、 (i> 7”ロピレン及びプロピレン以外のα−オレ
フィンからなりかつプロピレンを主成分とする結晶性プ
ロビレンラングム共重合体、 及び (ii) 1−ブテン及び炭素原子数が5ないし20
の範囲のα−オレフィンからなる1−ブテン系ランダム
共重合体であり、かつ下記項目、(A) 組成が、1
−ブテン成分が50ないし99モル%及び該α−オレフ
ィン成分力弓ないし50モル%の範囲にあること、 (B) デカリン中で135℃で測定した極限粘度〔
η〕がOoSないし6dl/gの範囲にあること、(C
) 示差走査型熱量計によって測定した融点〔Tm〕
が30ないし120”Cの範囲1こあること、(D)X
線回折法によって測定した結晶化度が5ないし60%の
範囲にあること、 (E) 沸騰酢酸メチルへの可客分量〔W、重量%〕
が2重量%以下の範囲にあること、(F) 10℃に
お(するアセトン・n−デカン混合溶媒(容量比1/1
)への可溶分量C’N 2重量%〕が5×〔η〕−1・
2重量%未満の範囲にあること、を充足する1−ブテン
系ランダム共重合体、を含有することを特徴とする結晶
性プロピレンランダム共重合体組成物が提供される。
によれば、 (i> 7”ロピレン及びプロピレン以外のα−オレ
フィンからなりかつプロピレンを主成分とする結晶性プ
ロビレンラングム共重合体、 及び (ii) 1−ブテン及び炭素原子数が5ないし20
の範囲のα−オレフィンからなる1−ブテン系ランダム
共重合体であり、かつ下記項目、(A) 組成が、1
−ブテン成分が50ないし99モル%及び該α−オレフ
ィン成分力弓ないし50モル%の範囲にあること、 (B) デカリン中で135℃で測定した極限粘度〔
η〕がOoSないし6dl/gの範囲にあること、(C
) 示差走査型熱量計によって測定した融点〔Tm〕
が30ないし120”Cの範囲1こあること、(D)X
線回折法によって測定した結晶化度が5ないし60%の
範囲にあること、 (E) 沸騰酢酸メチルへの可客分量〔W、重量%〕
が2重量%以下の範囲にあること、(F) 10℃に
お(するアセトン・n−デカン混合溶媒(容量比1/1
)への可溶分量C’N 2重量%〕が5×〔η〕−1・
2重量%未満の範囲にあること、を充足する1−ブテン
系ランダム共重合体、を含有することを特徴とする結晶
性プロピレンランダム共重合体組成物が提供される。
本発明の結晶性プロピレンランダム共重合体組成物を構
成する結晶性プロピレンランダム共重合体(i)は、プ
ロピレン及びプロピレン以外のα−オレフィンからなり
、かつプロピレンを主成分とする結晶性のランダム共重
合体である。該結晶性プロピレンランダム共重合体中の
プロピレン成分の含有率は痛常は99ないし85モル%
、好ましくは98ないし90モル%の範囲であり、プロ
ピレン以外のα−オレフィン成分の含有率は通常は1な
いし15モル%、好ましくは2ないし10モル%の範囲
である。該結晶性プロピレンランダム共重合体を構成す
るプロピレン以外のα−オレフィンとしてはエチレン、
1−ブテン、1−ペンテン、1〜ヘキセン、4−メチル
−1−ペンテンなどを例示することができ、これらの2
種以上の混合成分であっても差しつがえない。該結晶性
プロピレンランダム共重合体(1)は135℃のデカリ
ン中で測定した極限粘度〔η〕は通常1.5ないし4、
好ましくは1.7ないし3.!Ml/gの範囲にあり、
その示差走査型熱量計によって測定した融点[T+n]
は通常は120℃ないし155℃、好ましくは120な
いし145℃の範囲にあり、X線回折法によって測定し
た結晶化度は通常は35ないし60%、好ましくは35
ないし50%の範囲である。
成する結晶性プロピレンランダム共重合体(i)は、プ
ロピレン及びプロピレン以外のα−オレフィンからなり
、かつプロピレンを主成分とする結晶性のランダム共重
合体である。該結晶性プロピレンランダム共重合体中の
プロピレン成分の含有率は痛常は99ないし85モル%
、好ましくは98ないし90モル%の範囲であり、プロ
ピレン以外のα−オレフィン成分の含有率は通常は1な
いし15モル%、好ましくは2ないし10モル%の範囲
である。該結晶性プロピレンランダム共重合体を構成す
るプロピレン以外のα−オレフィンとしてはエチレン、
1−ブテン、1−ペンテン、1〜ヘキセン、4−メチル
−1−ペンテンなどを例示することができ、これらの2
種以上の混合成分であっても差しつがえない。該結晶性
プロピレンランダム共重合体(1)は135℃のデカリ
ン中で測定した極限粘度〔η〕は通常1.5ないし4、
好ましくは1.7ないし3.!Ml/gの範囲にあり、
その示差走査型熱量計によって測定した融点[T+n]
は通常は120℃ないし155℃、好ましくは120な
いし145℃の範囲にあり、X線回折法によって測定し
た結晶化度は通常は35ないし60%、好ましくは35
ないし50%の範囲である。
本発明の結晶性プロピレンランダム共重合体組成物を構
成する1−ブテン系ランダム共重合体(ii)は1−ブ
テン及び炭素原子数が5ないし20のα−オレフィンか
らなりかつ1−ブテンを主成分とする1−ブテン系ラン
ダム共重合体である。
成する1−ブテン系ランダム共重合体(ii)は1−ブ
テン及び炭素原子数が5ないし20のα−オレフィンか
らなりかつ1−ブテンを主成分とする1−ブテン系ラン
ダム共重合体である。
該1−ブテン系ランダム共重合体の組成(A)は、1−
ブテン成分が50ないし99モル%、好ましくは60な
いし98モル%及び該α−オレフィン成分か1ないし5
0モル%、好ましくは2ないし40モル%の範囲にある
。なお、該1−ブテン系ランダム共重合体には必要に応
じて少量のプロピレンなどの池のa−オレフィン成分を
含有していても差しつかえない。該1−ブテン系ランダ
ム共重合体の1−ブテン成分の含有率が50モル%より
小さくなりかつ該α−オレフィン成分含有率が50モル
%より大きくなると、該結晶性プロピレンランダム共重
合体組成物を積層したポリプロピレン複合積層体がブロ
ッキングするようになり、また耐スクラッチ性が低下し
、さらに熱処理によるヒートシール可能温度の上昇が大
きくなる。また、1−ブテン成分の含有率が99モル%
より大きくなりかつ該α−オレフィン成分の含有率が1
モル%より小さくなると、該ポリプロピレン複合MM体
のヒートシール温度が高くなり、ヒートシール強度も低
下するようになる。該1−ブテン系ランダム共重合体を
構成する炭素原子数が5ないし20のα−オレフィン成
分としては、1−ペンテン、1−ヘキセン、4−メチル
−1−ペンテン、3−メチル−1−ペンテン、1−オク
テン、1−デセン、1−ドデセン、1−テトラデセン、
1−へキサデセン、1−オクタデセン、1−エイコセン
などを例示することができる。
ブテン成分が50ないし99モル%、好ましくは60な
いし98モル%及び該α−オレフィン成分か1ないし5
0モル%、好ましくは2ないし40モル%の範囲にある
。なお、該1−ブテン系ランダム共重合体には必要に応
じて少量のプロピレンなどの池のa−オレフィン成分を
含有していても差しつかえない。該1−ブテン系ランダ
ム共重合体の1−ブテン成分の含有率が50モル%より
小さくなりかつ該α−オレフィン成分含有率が50モル
%より大きくなると、該結晶性プロピレンランダム共重
合体組成物を積層したポリプロピレン複合積層体がブロ
ッキングするようになり、また耐スクラッチ性が低下し
、さらに熱処理によるヒートシール可能温度の上昇が大
きくなる。また、1−ブテン成分の含有率が99モル%
より大きくなりかつ該α−オレフィン成分の含有率が1
モル%より小さくなると、該ポリプロピレン複合MM体
のヒートシール温度が高くなり、ヒートシール強度も低
下するようになる。該1−ブテン系ランダム共重合体を
構成する炭素原子数が5ないし20のα−オレフィン成
分としては、1−ペンテン、1−ヘキセン、4−メチル
−1−ペンテン、3−メチル−1−ペンテン、1−オク
テン、1−デセン、1−ドデセン、1−テトラデセン、
1−へキサデセン、1−オクタデセン、1−エイコセン
などを例示することができる。
該1−ブテン系ランダム共重合体の135℃のデカリン
中で測定した極限粘度〔η〕は0.5ないし6dl/g
、好ましくは1ないし5dl/Hの範囲にある。該1−
ブテン系共重合体の極限粘度が6dl/gより大きくな
ると、該結晶性プロピレンランダム共重合体組成物を8
2層したポリプロピレン複合積層体のヒートシール層の
厚みを薄くすることが困難になり、0.5dl/gより
小さくなると該複合積層体のヒートシール強度が低下し
、また熱処理によるヒートシール可能温度の上昇が大き
くなる。
中で測定した極限粘度〔η〕は0.5ないし6dl/g
、好ましくは1ないし5dl/Hの範囲にある。該1−
ブテン系共重合体の極限粘度が6dl/gより大きくな
ると、該結晶性プロピレンランダム共重合体組成物を8
2層したポリプロピレン複合積層体のヒートシール層の
厚みを薄くすることが困難になり、0.5dl/gより
小さくなると該複合積層体のヒートシール強度が低下し
、また熱処理によるヒートシール可能温度の上昇が大き
くなる。
該1−ブテン系ランダム共重合体の示差走査型熱量計に
よって測定した融点、(Tm)は30ないし120℃1
好ましくは40ないし115℃の範囲にある。該1−ブ
テン系ランダム共重合体の融点が120℃より高くなる
と、該結晶性プロピレンランダム共重合体組成物を積層
したポリプロピレン複合積層体のヒートシール温度が高
くなり、またヒートシール強度も低下するようになり、
また50℃より低くなると、該ポリプロピレン複合積層
体がブロッキングするようになり、また耐スクラッチ性
が低下するようになり、さらに熱処理によりヒートシー
ル可能温度の上昇も大きくなる。
よって測定した融点、(Tm)は30ないし120℃1
好ましくは40ないし115℃の範囲にある。該1−ブ
テン系ランダム共重合体の融点が120℃より高くなる
と、該結晶性プロピレンランダム共重合体組成物を積層
したポリプロピレン複合積層体のヒートシール温度が高
くなり、またヒートシール強度も低下するようになり、
また50℃より低くなると、該ポリプロピレン複合積層
体がブロッキングするようになり、また耐スクラッチ性
が低下するようになり、さらに熱処理によりヒートシー
ル可能温度の上昇も大きくなる。
ここで、DSC融点は成形20時間経過後の厚さ0.1
mmのプレスシートを10℃/minの昇温速度で0〜
200℃まで測定し、最大吸熱ピークをT鯵とした。
mmのプレスシートを10℃/minの昇温速度で0〜
200℃まで測定し、最大吸熱ピークをT鯵とした。
該1一ブテン系ラングム共重合体のX線回折法によって
測定した結晶化度(D)は5ないし60%、好ましくは
10ないし50%の範囲にある。該1−ブテン系ランダ
ム共重合体の結晶化度が60%より大きくなると、該結
晶性プロピレンランダム共重合体組成物を積層したポリ
プロピレン複合積層体のヒートシール温度が高くなり、
またヒートシール強度も低下するようになり、5%より
小さくなると、該ポリプロピレン複合積層体がブロッキ
ングするようになり、耐スクラッチ性が低下するように
なり、さらに熱処理によるヒートシール温度の上昇が大
きくなる。結晶化度は成形後20時間経過後の厚さ1.
5mmのプレスシー)のX線回折測定より求めた。
測定した結晶化度(D)は5ないし60%、好ましくは
10ないし50%の範囲にある。該1−ブテン系ランダ
ム共重合体の結晶化度が60%より大きくなると、該結
晶性プロピレンランダム共重合体組成物を積層したポリ
プロピレン複合積層体のヒートシール温度が高くなり、
またヒートシール強度も低下するようになり、5%より
小さくなると、該ポリプロピレン複合積層体がブロッキ
ングするようになり、耐スクラッチ性が低下するように
なり、さらに熱処理によるヒートシール温度の上昇が大
きくなる。結晶化度は成形後20時間経過後の厚さ1.
5mmのプレスシー)のX線回折測定より求めた。
該1−ブテン系ランダム共重合体の沸騰酢酸メチルへの
可溶分量〔W1重量%〕(E)は2重量%以下、たとえ
ば0.01〜2重量%、好ましくは0.02〜1重量%
、とくに好ましくは0.03〜0.5重量%の範囲にあ
る。また、該1−ブテン系ランダム共重合体の沸騰酢酸
メチルへの可溶分量〔W1重量%〕は、たとえば一般式 0式% 〔式中、aは該1−ブテン系共重合体中の該α−オレフ
ィン成分の含有率(モル%)を示す。〕で表わされる範
囲にあるのが好ましい。該1−ブテン系ランダム共重合
体の沸騰酢酸メチル可溶分量が2重量%より多くなると
、該結晶性プロピレンランダム共重合体組成物を積層し
たゴリプロピレン複全積層体はブロッキングするように
なり、また耐クラッチ性が低下し、さらに熱処理による
ヒートシール可能温度の上昇が大きくなる。該沸騰酢酸
メチル可溶分量は次の方法により測定した。すなわち1
mmX 1 mmX 1 mm程度の細片試料を円筒
プラスフィルターに入れ、す7ラツクス頻度を1回15
分程度にしてソックスレー抽出器で7時間抽出し、抽出
残分を真空乾燥器(真空度10mmHg以下)で恒量に
なるまで乾燥してその重量を求め、原試料との重量差か
ら沸騰酢酸メチル可溶分重量を求めた。沸騰酢酸メチル
可溶分量〔W、)は該沸騰酢酸メチル可溶分重量の原試
料重量に対する百分率として求めた。
可溶分量〔W1重量%〕(E)は2重量%以下、たとえ
ば0.01〜2重量%、好ましくは0.02〜1重量%
、とくに好ましくは0.03〜0.5重量%の範囲にあ
る。また、該1−ブテン系ランダム共重合体の沸騰酢酸
メチルへの可溶分量〔W1重量%〕は、たとえば一般式 0式% 〔式中、aは該1−ブテン系共重合体中の該α−オレフ
ィン成分の含有率(モル%)を示す。〕で表わされる範
囲にあるのが好ましい。該1−ブテン系ランダム共重合
体の沸騰酢酸メチル可溶分量が2重量%より多くなると
、該結晶性プロピレンランダム共重合体組成物を積層し
たゴリプロピレン複全積層体はブロッキングするように
なり、また耐クラッチ性が低下し、さらに熱処理による
ヒートシール可能温度の上昇が大きくなる。該沸騰酢酸
メチル可溶分量は次の方法により測定した。すなわち1
mmX 1 mmX 1 mm程度の細片試料を円筒
プラスフィルターに入れ、す7ラツクス頻度を1回15
分程度にしてソックスレー抽出器で7時間抽出し、抽出
残分を真空乾燥器(真空度10mmHg以下)で恒量に
なるまで乾燥してその重量を求め、原試料との重量差か
ら沸騰酢酸メチル可溶分重量を求めた。沸騰酢酸メチル
可溶分量〔W、)は該沸騰酢酸メチル可溶分重量の原試
料重量に対する百分率として求めた。
該1−ブテン系ランダム共重合体の10’Cにおけるア
セトン・n−デカン混合溶媒(容量比1/1)への可溶
分量〔W2重量%〕(F)は、該共重合体の重量に基づ
いて、5×〔η)−1,2重量%未満、たとえば0.I
X[η]−1°2〜5×〔η]−1−2重量%、好まし
くは0.2X(v)−1・2〜4×〔η〕−1°2重量
%、と(に好ましくは0.3x〔η)−1−2重量%の
範囲にある(ここで、〔η〕は該共重合体の極限粘度の
数値であって、ディメンジョンを除いた値を示す)。該
1−ブテン系ランダム共重合体の10℃におけるアセト
ン・n−デカン混合溶媒への可溶分量が5×〔η〕−1
・2より大きくなると、該結晶性プロピレンラングム共
重合体組成物を積層したプロピレン複合積層体がブロッ
キングするようになり、また耐スクラッチ性が低下し、
さらに熱処理によるヒートシール可能温度の上昇が大き
くなる。該アセトン・n−デカン混合溶媒中への共重合
体の可溶分量は次の方法によって測定決定した。すなわ
ち、攪拌羽根付の150m17ラスフに、1gの共重合
体試料、0.05gの2.6−ジtert−ブチル−4
−メチルフェノール、50m1のn−デカンを入れ、1
20℃の油浴上で溶解させる。溶解後30分間室温下で
自然放冷し、次いで50m1のアセトンを30秒で添加
し、10℃の水浴上で60分間冷却する。析出した共重
合゛ 体と低分子量重合体成分の溶解した溶液をグラ
スフィルターで濾過分離し、溶液を10mmHgで15
0℃で恒量になるまで乾燥し、その重量を測定し、前記
混合溶媒中への共重合体の可溶分量を試料共重合体の重
量に対する百分率として算出決定した。なお、前記測定
法において攪拌は溶解時から濾過の直前まで連続して行
った。
セトン・n−デカン混合溶媒(容量比1/1)への可溶
分量〔W2重量%〕(F)は、該共重合体の重量に基づ
いて、5×〔η)−1,2重量%未満、たとえば0.I
X[η]−1°2〜5×〔η]−1−2重量%、好まし
くは0.2X(v)−1・2〜4×〔η〕−1°2重量
%、と(に好ましくは0.3x〔η)−1−2重量%の
範囲にある(ここで、〔η〕は該共重合体の極限粘度の
数値であって、ディメンジョンを除いた値を示す)。該
1−ブテン系ランダム共重合体の10℃におけるアセト
ン・n−デカン混合溶媒への可溶分量が5×〔η〕−1
・2より大きくなると、該結晶性プロピレンラングム共
重合体組成物を積層したプロピレン複合積層体がブロッ
キングするようになり、また耐スクラッチ性が低下し、
さらに熱処理によるヒートシール可能温度の上昇が大き
くなる。該アセトン・n−デカン混合溶媒中への共重合
体の可溶分量は次の方法によって測定決定した。すなわ
ち、攪拌羽根付の150m17ラスフに、1gの共重合
体試料、0.05gの2.6−ジtert−ブチル−4
−メチルフェノール、50m1のn−デカンを入れ、1
20℃の油浴上で溶解させる。溶解後30分間室温下で
自然放冷し、次いで50m1のアセトンを30秒で添加
し、10℃の水浴上で60分間冷却する。析出した共重
合゛ 体と低分子量重合体成分の溶解した溶液をグラ
スフィルターで濾過分離し、溶液を10mmHgで15
0℃で恒量になるまで乾燥し、その重量を測定し、前記
混合溶媒中への共重合体の可溶分量を試料共重合体の重
量に対する百分率として算出決定した。なお、前記測定
法において攪拌は溶解時から濾過の直前まで連続して行
った。
該1−ブテン系ランダム共重合体は、以上に述べた(A
)ないしくF)の特性値によって表わされる結合因子を
満足し、さらに好ましい共重合体は次の(G)ないしく
L)をも充足する。
)ないしくF)の特性値によって表わされる結合因子を
満足し、さらに好ましい共重合体は次の(G)ないしく
L)をも充足する。
該ドブテン系ランダム共重合体のJISK7113の方
法によって測定した降伏点応力(G)は10ないし20
0 kg/cm2、好ましくは20ないし150kg/
cm2の範囲にあり、JIS K7113の方法によ
って測定した破断点応力(H)は100ないし1000
kg/cIL12、好ましくは120ないし600 k
g/ cn+2の範囲にあり、JIS K7113の
方法によって測定した破断点伸び(I)は300%以上
、好ましくは500ないし1500%の範囲にある。な
お、前記降伏点応力CG)、破断点応力(H>及び破断
点伸び(I)の特性値は、JISK7113の引張試験
法に従って測定した6すなわち、試料はJIS K67
58によって成形した厚さ1mmのプレスシートから成
形19時間後に打ち抜いたJIS K7113の2号形
試験片を用い、25℃の雰囲気下で引張速度50■/m
inで上記プレスシート成形20時間後に測定した。降
伏点が明瞭に現われない場合には20%の伸び応力を降
伏点応力とした。
法によって測定した降伏点応力(G)は10ないし20
0 kg/cm2、好ましくは20ないし150kg/
cm2の範囲にあり、JIS K7113の方法によ
って測定した破断点応力(H)は100ないし1000
kg/cIL12、好ましくは120ないし600 k
g/ cn+2の範囲にあり、JIS K7113の
方法によって測定した破断点伸び(I)は300%以上
、好ましくは500ないし1500%の範囲にある。な
お、前記降伏点応力CG)、破断点応力(H>及び破断
点伸び(I)の特性値は、JISK7113の引張試験
法に従って測定した6すなわち、試料はJIS K67
58によって成形した厚さ1mmのプレスシートから成
形19時間後に打ち抜いたJIS K7113の2号形
試験片を用い、25℃の雰囲気下で引張速度50■/m
inで上記プレスシート成形20時間後に測定した。降
伏点が明瞭に現われない場合には20%の伸び応力を降
伏点応力とした。
また、該1−ブテン系ランダム共重合体のJIS K
6745の方法によって測定したねじり剛性率(J)は
通常は100ないし2000 k)H/eta2、好ま
しくは150ないし1500 kg/cm2の範囲にあ
る。ねiニリ剛性率は、JIS K6758によって成
形した厚さ1n+n+のプレスシートから成形9日後に
打ち抜いた縦64mm、横635+++mの短冊状試験
片を用い、プレスシート成形後10日後25℃の雰囲気
下50ないし60度のねじり角で加重後5秒ののちの値
を測定した。
6745の方法によって測定したねじり剛性率(J)は
通常は100ないし2000 k)H/eta2、好ま
しくは150ないし1500 kg/cm2の範囲にあ
る。ねiニリ剛性率は、JIS K6758によって成
形した厚さ1n+n+のプレスシートから成形9日後に
打ち抜いた縦64mm、横635+++mの短冊状試験
片を用い、プレスシート成形後10日後25℃の雰囲気
下50ないし60度のねじり角で加重後5秒ののちの値
を測定した。
該1−ブテン系ランダム共重合体のJISK7113の
方法によって測定したヤング率(K)は通常は200な
いし4000 kg/can2、好ましくは300ない
し3000 kg/ cm2、の範囲にある。
方法によって測定したヤング率(K)は通常は200な
いし4000 kg/can2、好ましくは300ない
し3000 kg/ cm2、の範囲にある。
また、該1−ブテン系ランダム共重合体のヤング率(K
)は該a−オレフィン成分の含有率bモル%との関係に
おいて好ましくは 3000−30b≧に≧1000−15bによって表わ
される。ヤング率は前記(G)、(H)及び(I>と同
様の引張試験の方法によって測定した。
)は該a−オレフィン成分の含有率bモル%との関係に
おいて好ましくは 3000−30b≧に≧1000−15bによって表わ
される。ヤング率は前記(G)、(H)及び(I>と同
様の引張試験の方法によって測定した。
該1−ブテン系ランダム共重合体の1−ブテン含有率の
標準偏差値σ(L)は通常0.4aモル%以下、好まし
くは0.3aモル%以下である(式中、aは該1一ブテ
ン系ラングム共重合体中の炭素原子数が5以上のα−オ
レフィン成分の含有率モル%を示す)。該標準偏差値σ
は該1−ブテン系ランダム共重合体のランダム性を示す
尺度であって、前記特性値(A)ないしくK)に加えて
さらに特性値(L)を満足する共重合体はより優れた物
性を示す6本発明の1−ブテン系ランダム共重合体の標
準偏差値σは、該共重合体の組成分布に基づいて次式に
よって算出決定した。なお、該共重合体の組成分布は、
p−キシレン溶媒で抽出温度をOないし130℃まで5
℃毎の段階的に変化させる抽出型カラム分別法によって
測定し、この際一定温度での抽出には共重合体試料10
gに対してp−キシレン21を用い、4時間抽出を行っ
た。
標準偏差値σ(L)は通常0.4aモル%以下、好まし
くは0.3aモル%以下である(式中、aは該1一ブテ
ン系ラングム共重合体中の炭素原子数が5以上のα−オ
レフィン成分の含有率モル%を示す)。該標準偏差値σ
は該1−ブテン系ランダム共重合体のランダム性を示す
尺度であって、前記特性値(A)ないしくK)に加えて
さらに特性値(L)を満足する共重合体はより優れた物
性を示す6本発明の1−ブテン系ランダム共重合体の標
準偏差値σは、該共重合体の組成分布に基づいて次式に
よって算出決定した。なお、該共重合体の組成分布は、
p−キシレン溶媒で抽出温度をOないし130℃まで5
℃毎の段階的に変化させる抽出型カラム分別法によって
測定し、この際一定温度での抽出には共重合体試料10
gに対してp−キシレン21を用い、4時間抽出を行っ
た。
σ=[51門X−X)2f(x)clx] ”’ここで
、マは共重合体の1−ブテンの平均含有率(モル%)を
示し、×は1−ブテン含有率(モル%)、f(x)は1
−ブテン含有率X(モル%)を持つ成分の微分重量分率
を示す。
、マは共重合体の1−ブテンの平均含有率(モル%)を
示し、×は1−ブテン含有率(モル%)、f(x)は1
−ブテン含有率X(モル%)を持つ成分の微分重量分率
を示す。
該1−ブテン系ランダム共重合体(ii)は、たとえば
(、) マグネシウム化合物、チタン化合物、ジエス
テル及び必要に応じてハロゲン化合物(マグネシウム化
合物又はチタン化合物が)−ロデン原子を含む場合には
必ずしも必要としない)を相互に反応させることによっ
て形成されるマグネシウム、チタン、ハロゲン及びジエ
ステル成分を必須成分とする高活性チタン触媒成分、 (b) 有機アルミニウム化合物触媒成分、及び(c
) 5i−0−C結合を有する有機硅素化合物触媒成
分、 から形成される触媒の存在下に、約20ないし約200
℃の温度で1−ブテン及び該α−オレフィンを共重合さ
せること1こよって得ることができる。
テル及び必要に応じてハロゲン化合物(マグネシウム化
合物又はチタン化合物が)−ロデン原子を含む場合には
必ずしも必要としない)を相互に反応させることによっ
て形成されるマグネシウム、チタン、ハロゲン及びジエ
ステル成分を必須成分とする高活性チタン触媒成分、 (b) 有機アルミニウム化合物触媒成分、及び(c
) 5i−0−C結合を有する有機硅素化合物触媒成
分、 から形成される触媒の存在下に、約20ないし約200
℃の温度で1−ブテン及び該α−オレフィンを共重合さ
せること1こよって得ることができる。
触媒成分、共重合条件、その他の製造条件などの詳細に
ついては、本出願人が本畠願と同日付で出願した発明の
名称「1−ブテン系ランダム共重合体」の特許出願明細
書に記載されているので、この方法に従って該1−ブテ
ン系ランダム共重合体を製造することができる。、製造
に際しては、特性(A)〜(F)の測定決定方法につい
てすでに詳しく述べたところに従って、これら特性(A
)〜(F)を満足するように、触媒が該条件を予め実験
的に決定して、容易に行なうことができる。
ついては、本出願人が本畠願と同日付で出願した発明の
名称「1−ブテン系ランダム共重合体」の特許出願明細
書に記載されているので、この方法に従って該1−ブテ
ン系ランダム共重合体を製造することができる。、製造
に際しては、特性(A)〜(F)の測定決定方法につい
てすでに詳しく述べたところに従って、これら特性(A
)〜(F)を満足するように、触媒が該条件を予め実験
的に決定して、容易に行なうことができる。
本発明の結晶性プロピレンランダム共重合体組成物を構
成する該結晶性プロピレンランダム共重合体(i)及び
該1−ブテン系ランダム共重合体(ii)の配合割合は
、(υ/(ii)重量比で5/95ないし90/10、
好ましくは10/90ないし85/15の範囲である。
成する該結晶性プロピレンランダム共重合体(i)及び
該1−ブテン系ランダム共重合体(ii)の配合割合は
、(υ/(ii)重量比で5/95ないし90/10、
好ましくは10/90ないし85/15の範囲である。
本発明の結晶性プロピレンランダム共重合体組成物は前
記結晶性プロピレンランダム共重合体(i)及び前記1
−ブテン系ランダム共重合体(ii)の二成分のみから
なる場合もあるし、前記二成分以外に他の重合体を含む
組成物である場合もある。該結晶性プロピレンランダム
共重合体組成物には、前記重合体成分の他に耐熱安定剤
、耐候安定剤、核剤、滑剤、スリップ剤、帯電防止剤、
アンチブロッキング剤、防曇剤、顔料、染料等を配合し
ても差しつかえない。その配合割合はポリプロピレン複
合積層体の低温ヒートシール性及びヒートシール性度を
損なわない範囲で適宜である。
記結晶性プロピレンランダム共重合体(i)及び前記1
−ブテン系ランダム共重合体(ii)の二成分のみから
なる場合もあるし、前記二成分以外に他の重合体を含む
組成物である場合もある。該結晶性プロピレンランダム
共重合体組成物には、前記重合体成分の他に耐熱安定剤
、耐候安定剤、核剤、滑剤、スリップ剤、帯電防止剤、
アンチブロッキング剤、防曇剤、顔料、染料等を配合し
ても差しつかえない。その配合割合はポリプロピレン複
合積層体の低温ヒートシール性及びヒートシール性度を
損なわない範囲で適宜である。
本発明の結晶性プロピレンランダム共重合体組成物を調
製する方法としては、前記構成成分をタンブラ−1v型
ブレンダー、ヘンシェルミキサー等で均一に混合するこ
とにより得られるが、混合した後にさらに押出機、バン
バリーミキサ−、ニーグー、ロール等で混練してもよい
。
製する方法としては、前記構成成分をタンブラ−1v型
ブレンダー、ヘンシェルミキサー等で均一に混合するこ
とにより得られるが、混合した後にさらに押出機、バン
バリーミキサ−、ニーグー、ロール等で混練してもよい
。
本発明の結晶性プロピレンランダム共重合体組成物は、
結晶性ポリプロピレンからなる基材表面の片面もしくは
両面に積層することによりポリプロピレン複合積層体が
形成される。基材層となる結晶性ポリプロピレンは、結
晶性のプロピレン単独重合体の他に、プロピレン成分を
主成分とする結晶性のプロピレン・α−オレフィンラン
ダム共重合体、たとえばエチレン含有率が0.1ないし
5モル%のプロピレン・エチレンランダム共重合体、エ
チレン含有率が0.1ないし4モル%及び1−ブテン含
有率が0.1ないし5モル%のプロピレン・エチレン・
1−ブテンランダム共重合体、1〜ブテン含有率が0.
1ないし5モル%のプロピレン・1−ブテンランダム共
重合体などを例示することができる。該結晶性ポリプロ
ピレンの135℃のデカリン中で測定した極限粘度〔ワ
〕は通常は1.5ないし4cjl/g、好ましくは1.
7ないし3 、5 di/gの範囲しこあり、そのX線
回折法により測定された結晶化度は通常は50ないし7
0%、好ましくは55ないし70%の範囲である。該結
晶性プロピレンからなる基材層は無延伸状態であっても
、−紬もしくは二軸に延伸された状態にあってもよい。
結晶性ポリプロピレンからなる基材表面の片面もしくは
両面に積層することによりポリプロピレン複合積層体が
形成される。基材層となる結晶性ポリプロピレンは、結
晶性のプロピレン単独重合体の他に、プロピレン成分を
主成分とする結晶性のプロピレン・α−オレフィンラン
ダム共重合体、たとえばエチレン含有率が0.1ないし
5モル%のプロピレン・エチレンランダム共重合体、エ
チレン含有率が0.1ないし4モル%及び1−ブテン含
有率が0.1ないし5モル%のプロピレン・エチレン・
1−ブテンランダム共重合体、1〜ブテン含有率が0.
1ないし5モル%のプロピレン・1−ブテンランダム共
重合体などを例示することができる。該結晶性ポリプロ
ピレンの135℃のデカリン中で測定した極限粘度〔ワ
〕は通常は1.5ないし4cjl/g、好ましくは1.
7ないし3 、5 di/gの範囲しこあり、そのX線
回折法により測定された結晶化度は通常は50ないし7
0%、好ましくは55ないし70%の範囲である。該結
晶性プロピレンからなる基材層は無延伸状態であっても
、−紬もしくは二軸に延伸された状態にあってもよい。
本発明の結晶性プロピレンランダム共重合体組成物を前
記結晶性ポリプロピレンからなる基材層の片面もしくは
両面に積層させ、ポリプロピレン複合積層体を製造する
方法としてたとえば次の方法を例示することができる。
記結晶性ポリプロピレンからなる基材層の片面もしくは
両面に積層させ、ポリプロピレン複合積層体を製造する
方法としてたとえば次の方法を例示することができる。
(1)結晶性ポリプロピレンからなる基材と該結晶性プ
ロピレンランダム共重合体組成物とを共押出しすること
によって積層させ、必要に応じてさらに縦軸延伸及び/
又は横軸延伸を別々にある結晶性ポリプロピレン基材の
表面上に該結晶性プロピレンランダム共重合体組成物を
溶融状態で押出して積層させ、基材が無延伸状態である
場合にはさらに必要に応じて一軸延伸あるいは二軸延伸
を施す方法。また、基材が一軸延伸状態である場合には
、同様に押出して積層させた後に、必要に応じて基材と
同方向又は交叉方向にさらlこ延伸を施す方法。
ロピレンランダム共重合体組成物とを共押出しすること
によって積層させ、必要に応じてさらに縦軸延伸及び/
又は横軸延伸を別々にある結晶性ポリプロピレン基材の
表面上に該結晶性プロピレンランダム共重合体組成物を
溶融状態で押出して積層させ、基材が無延伸状態である
場合にはさらに必要に応じて一軸延伸あるいは二軸延伸
を施す方法。また、基材が一軸延伸状態である場合には
、同様に押出して積層させた後に、必要に応じて基材と
同方向又は交叉方向にさらlこ延伸を施す方法。
(3)結晶性ポリプロピレンからなる基材の表面上に該
結晶性プロピレンランダム共重合体組成物のフィルムを
接着剤によって積層させる方法。
結晶性プロピレンランダム共重合体組成物のフィルムを
接着剤によって積層させる方法。
本発明の結晶性プロピレンランダム共重合体を結晶性プ
ロピレンからなる基材の片面もしくは両面に積層させる
ことによって形成されるポリプロピレン複合積層体の形
状はいかなるものであってもよく、積層フィルム、積層
シート、積層包装袋、積層容器、その他のヒートシール
性を付与する成形体などを例示することができる。
ロピレンからなる基材の片面もしくは両面に積層させる
ことによって形成されるポリプロピレン複合積層体の形
状はいかなるものであってもよく、積層フィルム、積層
シート、積層包装袋、積層容器、その他のヒートシール
性を付与する成形体などを例示することができる。
該プロピレン複合積層体を構成する結晶性ポリプロピレ
ンからなる基材層は、前述の積層方法の例示から明らか
なように、無延伸状態、−紬に延伸された状態又は二軸
に延伸された状態のいずれであってもよく、また該結晶
性プロピレンランダム共重合体からなる層も同様に無延
伸状態、−紬に延伸された状態又は二軸に延伸された状
態のいずれであってもよい。また、該ポリプロピレン複
合積層体の結晶性ポリプロピレンからなる基材層と該結
晶性プロピレンラングム共重合体からなる層とは前記状
態のいずれの組合わせから構成されていてもよい。
ンからなる基材層は、前述の積層方法の例示から明らか
なように、無延伸状態、−紬に延伸された状態又は二軸
に延伸された状態のいずれであってもよく、また該結晶
性プロピレンランダム共重合体からなる層も同様に無延
伸状態、−紬に延伸された状態又は二軸に延伸された状
態のいずれであってもよい。また、該ポリプロピレン複
合積層体の結晶性ポリプロピレンからなる基材層と該結
晶性プロピレンラングム共重合体からなる層とは前記状
態のいずれの組合わせから構成されていてもよい。
該ポリプロピレン複合積層体を構成する結晶性ポリプロ
ピレンからなる基材層の厚さは任意であり、特に限定さ
4ないが、該結晶性プロピレンランダム共重合体組成物
からなるヒートシール層の厚さは一般に0.1ないし5
0μ、好ましくは0゜5ないし30μの範囲である。該
ポリプロピレン複合積層体が複合積層フィルム又は複合
82層シートである場合には、結晶性ポリプロピレンか
らなる基材層の厚さは5ないし200μ、好ましくは1
0ないし70μの範囲にあり、該結晶性プロピレンラン
ダム共重)体組成物からなるヒートシール層の厚さは通
常は0.1ないし50μ、好ましくは0.5ないし30
μの範囲である。
ピレンからなる基材層の厚さは任意であり、特に限定さ
4ないが、該結晶性プロピレンランダム共重合体組成物
からなるヒートシール層の厚さは一般に0.1ないし5
0μ、好ましくは0゜5ないし30μの範囲である。該
ポリプロピレン複合積層体が複合積層フィルム又は複合
82層シートである場合には、結晶性ポリプロピレンか
らなる基材層の厚さは5ないし200μ、好ましくは1
0ないし70μの範囲にあり、該結晶性プロピレンラン
ダム共重)体組成物からなるヒートシール層の厚さは通
常は0.1ないし50μ、好ましくは0.5ないし30
μの範囲である。
〔発明の効果〕
本発明の結晶性プロピレンランダム共重合体組成からな
る層を結晶性ポリプロピレンからなる基材の片面もしく
は両面上に積層することによって形成されるポリプロピ
レン複合積層体は、低温におけるヒートシール性及びヒ
ートシール強度に優れかつヒートシール可能温度領域が
改善されたものであり、しかも耐スクラッチ性、耐ブロ
ッキング性に優れている。従って、該ポリプロピレン複
合積層体は、このような特性を利用して食品包装、衣類
包装などの日用品、雑貨類の包装に適している。
る層を結晶性ポリプロピレンからなる基材の片面もしく
は両面上に積層することによって形成されるポリプロピ
レン複合積層体は、低温におけるヒートシール性及びヒ
ートシール強度に優れかつヒートシール可能温度領域が
改善されたものであり、しかも耐スクラッチ性、耐ブロ
ッキング性に優れている。従って、該ポリプロピレン複
合積層体は、このような特性を利用して食品包装、衣類
包装などの日用品、雑貨類の包装に適している。
次に、本発明を実施例によって具体的に説明する。なお
、実施例において、各評価項目は次の方法に従って評価
した。
、実施例において、各評価項目は次の方法に従って評価
した。
(1) ヒートシール強度
ボリブひピレン複合フィルムの結晶性プロピレンランダ
ム共重合体組成物が積層されている面同志を重ね合わせ
、各温度で2 kg/cm2の圧力で1秒間中511I
I11のシールバーでヒートシールした後、放冷した。
ム共重合体組成物が積層されている面同志を重ね合わせ
、各温度で2 kg/cm2の圧力で1秒間中511I
I11のシールバーでヒートシールした後、放冷した。
この試料から15關巾の試験片を切り取り、クロスヘッ
ドスピード200 m1II/a+inでヒートシール
部を剥離した際の強度を示した。また、該ポリプロピレ
ン複合フィルムを50℃の空気雰囲気のもとに1週間放
置した後に、上記方法により測定した値を熱処理後のヒ
ートシール強度とした。
ドスピード200 m1II/a+inでヒートシール
部を剥離した際の強度を示した。また、該ポリプロピレ
ン複合フィルムを50℃の空気雰囲気のもとに1週間放
置した後に、上記方法により測定した値を熱処理後のヒ
ートシール強度とした。
(2)耐スクラッチ性
ポリプロピレン複合フィルムの結晶性プロピレンランダ
ム共重合体組成物が積層されている面同志を重ね合わせ
、5kgの鉄ブロックを荷重として15回こすり合わせ
た後、試料のikO度を(1)の方法で測定し、こすり
合わせる前の試料の曇り度との差(Δ曇り度)を求めて
判定した。
ム共重合体組成物が積層されている面同志を重ね合わせ
、5kgの鉄ブロックを荷重として15回こすり合わせ
た後、試料のikO度を(1)の方法で測定し、こすり
合わせる前の試料の曇り度との差(Δ曇り度)を求めて
判定した。
(3)耐ブロッキング性
ASTMD1893に準じて評価した。ポリプロピレン
複合フィルムを中10cm、[さ15c+++に切り出
し、結晶性プロピレンランダム共重合体組成物が積層さ
れている面同志を重ね合わせ、2枚の〃う又板ではさみ
10kgの荷重を乗せ、50℃のエアーオーブン中に放
置する。1日後および値とした。
複合フィルムを中10cm、[さ15c+++に切り出
し、結晶性プロピレンランダム共重合体組成物が積層さ
れている面同志を重ね合わせ、2枚の〃う又板ではさみ
10kgの荷重を乗せ、50℃のエアーオーブン中に放
置する。1日後および値とした。
(4) 曇り度
ASTMD1003に準じて製膜したフィルムの50℃
エアーオーブン中でのニーソング前とエージング1日後
、7日後の曇り度を測定した。
エアーオーブン中でのニーソング前とエージング1日後
、7日後の曇り度を測定した。
(5)スリップ性
ASTMD1894に準じて製膜したフィルムの50℃
エアーオーブン中でのエージング前とニーソング1日後
、7日後の静摩擦係数及び動摩擦係数を測定した。
エアーオーブン中でのエージング前とニーソング1日後
、7日後の静摩擦係数及び動摩擦係数を測定した。
本発明の実施例及び比較例で使用した1−ブテン系ラン
ダム共重合体を調製法を参考例1ないし参考例11に示
し、その結果得られた1−ブテン系ランダム共重合体を
表1にまとめて示した。
ダム共重合体を調製法を参考例1ないし参考例11に示
し、その結果得られた1−ブテン系ランダム共重合体を
表1にまとめて示した。
また、本発明の実施例及び比較例において、基材層とし
て使用した結晶性ポリプロピレン及び結晶性プロピレン
ランダム共重合体組成物中に配合される結晶性プロピレ
ンランダム共重合体に)の性状を表2に示した。
て使用した結晶性ポリプロピレン及び結晶性プロピレン
ランダム共重合体組成物中に配合される結晶性プロピレ
ンランダム共重合体に)の性状を表2に示した。
参考例 1
〈チタン触媒成分(a)の調製〉
無水塩化マグネシウム 4.76g(50mmol)、
デカン25m1お上り2−エチルへキシルアルコール2
3.4m1(150mmol)を130℃で2時間加熱
反応を行い均一溶液とした後、この溶液中に無水7タル
酸1.11g(7,5mmol)を添加し、130℃に
て更に1時間攪拌混合を行い、無水7タル酸を該均一溶
液に溶解させる。この様にして得られた均一溶液を室温
に冷却した後、−20℃に保持された四塩化チタン20
0m1(1、8mol)中に1時間に渡って全量滴下装
入する。装入終了後、この混合液の温度を4時間かけて
110’Cに昇温し、110℃に達したところでジイソ
ブチル7タレー) 2.68m1(12,5mwol)
を添加しこれにより2時間同温度にて攪拌下保持する。
デカン25m1お上り2−エチルへキシルアルコール2
3.4m1(150mmol)を130℃で2時間加熱
反応を行い均一溶液とした後、この溶液中に無水7タル
酸1.11g(7,5mmol)を添加し、130℃に
て更に1時間攪拌混合を行い、無水7タル酸を該均一溶
液に溶解させる。この様にして得られた均一溶液を室温
に冷却した後、−20℃に保持された四塩化チタン20
0m1(1、8mol)中に1時間に渡って全量滴下装
入する。装入終了後、この混合液の温度を4時間かけて
110’Cに昇温し、110℃に達したところでジイソ
ブチル7タレー) 2.68m1(12,5mwol)
を添加しこれにより2時間同温度にて攪拌下保持する。
2時間の反応終了後熱濾過にて固体部を採取し、この固
体部を200mlのT i Cl <にて再懸濁させた
後、再び110℃で2時間、加熱反応を行う。反応終了
後、。再び熱濾過にて固体部を採取し、110℃デカン
及びヘキサンにて、洗液中に遊離のチタン化合物が検出
されなくなる迄充分洗浄する6以上の製造方法にて調製
されたチタン触媒成分(a)はヘキサンスラリーとして
保存するが、このうち一部を触媒組成を調べる目的で乾
燥する。この様にして得られたチタン触媒成分(a)の
組成はチタン3.1重量%、塩素56.0重量%、マグ
ネシウム17.0重量%およびジイソブチル7タレー)
20.9重量%であった。
体部を200mlのT i Cl <にて再懸濁させた
後、再び110℃で2時間、加熱反応を行う。反応終了
後、。再び熱濾過にて固体部を採取し、110℃デカン
及びヘキサンにて、洗液中に遊離のチタン化合物が検出
されなくなる迄充分洗浄する6以上の製造方法にて調製
されたチタン触媒成分(a)はヘキサンスラリーとして
保存するが、このうち一部を触媒組成を調べる目的で乾
燥する。この様にして得られたチタン触媒成分(a)の
組成はチタン3.1重量%、塩素56.0重量%、マグ
ネシウム17.0重量%およびジイソブチル7タレー)
20.9重量%であった。
くll 合〉
2001のSUS製反応釜へ、1時間当り691の液状
1−ブテン、311の4−メチル−1−ペンテン(以下
4MPと略す)、100n+mlのトリエチルアルミニ
ウム、10mmolのビニルトリエトキシシラン、チタ
ン原子に換算して0.5mmolのチタン触媒成分(a
)を連続的に装入し、気相中の水素分圧を1 、5 k
g/cm2に保ち、重合温度を70℃に保った。
1−ブテン、311の4−メチル−1−ペンテン(以下
4MPと略す)、100n+mlのトリエチルアルミニ
ウム、10mmolのビニルトリエトキシシラン、チタ
ン原子に換算して0.5mmolのチタン触媒成分(a
)を連続的に装入し、気相中の水素分圧を1 、5 k
g/cm2に保ち、重合温度を70℃に保った。
反応釜の液量が1001になる様、重合液を連続的に抜
き出し、少量のメタ/−ルで重合を停止し、未反応のモ
ノマーを除去した。1時間当り8゜5kgの共重合体が
得られた。結果を表1に示した。
き出し、少量のメタ/−ルで重合を停止し、未反応のモ
ノマーを除去した。1時間当り8゜5kgの共重合体が
得られた。結果を表1に示した。
参考例 2−4
1−ブテンと4MPの装入量を表1に記載した量に変更
し、水素分圧を適宜変更し、で、参考例1と同様に合し
た。結果を表1に示した。
し、水素分圧を適宜変更し、で、参考例1と同様に合し
た。結果を表1に示した。
参考例 5
1時間当り、841の1−ブテンと161の1−ヘキセ
ンを使用して、参考例1と同様に重合した。
ンを使用して、参考例1と同様に重合した。
結果を表1に示した。
参考例 6
1時間当り、841の1−ブテンと161の1−オクテ
ンを使用して、参考例1と同様に重合した。
ンを使用して、参考例1と同様に重合した。
結果を表1に示した。
参考例 7.8
1−ブテンと4MPの装入量を表1に記載した量に変更
し、水素分圧を適宜変更して参考例1と同様に重合(、
た。結果を表1に示した。
し、水素分圧を適宜変更して参考例1と同様に重合(、
た。結果を表1に示した。
参考例 9
2001の反応釜へ、1時間当り751の液体1−ブテ
ン、251)4 MP、 200mmolツノエチル
アルミニウムクロリド、1001110101の三塩化
チタン(東邦チタニウム社、TAC−131)を連続的
に装入し、水素の気相分圧を2.5kg/cm2に保ち
、重合温度を70℃に保った。反応釜の液量が1001
になる様に連続的に抜き出し、1時間当り101の〆り
/−ルを添加し、次いで水洗し、未反応モノマーを除去
した。1時間当り6.8kgの共重合体が得られた。結
果を表1に示した。
ン、251)4 MP、 200mmolツノエチル
アルミニウムクロリド、1001110101の三塩化
チタン(東邦チタニウム社、TAC−131)を連続的
に装入し、水素の気相分圧を2.5kg/cm2に保ち
、重合温度を70℃に保った。反応釜の液量が1001
になる様に連続的に抜き出し、1時間当り101の〆り
/−ルを添加し、次いで水洗し、未反応モノマーを除去
した。1時間当り6.8kgの共重合体が得られた。結
果を表1に示した。
参考例 10.11
表1記載のコモ/マーを使用し、表1記載の量の1−ブ
テンとコモ777を装入し、水素分圧を適宜変更して、
参考例9と同様に重合した。結果を表1に示した。
テンとコモ777を装入し、水素分圧を適宜変更して、
参考例9と同様に重合した。結果を表1に示した。
実施例1〜9 比較例1〜9
表3に示した結晶性プロピレンランダム共重合体(i)
のペレット及び1−ブテン系ランダム共爪合体(目)の
ベレットを表3に記載の割合でヘンシェルミキサーで1
分間混合した後、この混合物を溶融押出機中で溶融混練
することにより、結晶性プロピレンランダム共重合体組
成物の溶融物を形成させた。この組成物を樹脂温度24
0℃で二層フィルム用グイに供給した。一方、別の押出
機で表3に示した基材層となる結晶性ポリプロピレンを
溶融し、樹脂温度240℃で前記二層フィルム用グイに
供給し、前記結晶性プロピレンラングム共重合体組成物
及び基材層用結晶性ポリプロピレンを共押畠しを行い、
該結晶性ポリプロピレンからなる基材層(40μ)と該
結晶性プロピレンランダム共重合体からなる層(10μ
)から形成された複合フィルムを得た。このポリプロピ
レン複合フィルムの性能評価結果を表3に示した。
のペレット及び1−ブテン系ランダム共爪合体(目)の
ベレットを表3に記載の割合でヘンシェルミキサーで1
分間混合した後、この混合物を溶融押出機中で溶融混練
することにより、結晶性プロピレンランダム共重合体組
成物の溶融物を形成させた。この組成物を樹脂温度24
0℃で二層フィルム用グイに供給した。一方、別の押出
機で表3に示した基材層となる結晶性ポリプロピレンを
溶融し、樹脂温度240℃で前記二層フィルム用グイに
供給し、前記結晶性プロピレンラングム共重合体組成物
及び基材層用結晶性ポリプロピレンを共押畠しを行い、
該結晶性ポリプロピレンからなる基材層(40μ)と該
結晶性プロピレンランダム共重合体からなる層(10μ
)から形成された複合フィルムを得た。このポリプロピ
レン複合フィルムの性能評価結果を表3に示した。
実施例 10〜12 比較例 10
表2及び表3に示した基材結晶性ポリプロピレンを押出
機で溶融後、樹脂温度270℃でTグイより押出し、シ
ート状に冷却固化させ、ついで加熱ロールを通すことに
より、延伸倍率が5倍になるように縦軸方向に延伸し、
結晶性ポリプロピレンの一軸シートを形成させた。この
結晶性ポリプロピレンの一軸延伸シートの片面上に、別
の押出機で溶融混練した表3記載の結晶性プロピレンラ
ンダム共重合体組成物を溶融状態で別のTグイで樹脂温
度250℃で押出した溶融フィルムを積層し、この複合
シートを連続的に加熱したテンター内を通し、横方向に
延伸倍率が10倍になるように延伸することにより、結
晶性ポリプロピレンからなる基材層(30μ)及び該結
晶性プロピレンランダム共重合体からなる層(5μ)が
積層され、かつ結晶性ポリプロピレン基材層が二軸に延
伸され、該結晶性プロピレンランダム共重合体組成物か
らなる層が一軸に延伸された状態のポリプロピレン複合
フィルムを得た。このポリプロピレン複合フィルムの性
能評価結果を表3に示した。
機で溶融後、樹脂温度270℃でTグイより押出し、シ
ート状に冷却固化させ、ついで加熱ロールを通すことに
より、延伸倍率が5倍になるように縦軸方向に延伸し、
結晶性ポリプロピレンの一軸シートを形成させた。この
結晶性ポリプロピレンの一軸延伸シートの片面上に、別
の押出機で溶融混練した表3記載の結晶性プロピレンラ
ンダム共重合体組成物を溶融状態で別のTグイで樹脂温
度250℃で押出した溶融フィルムを積層し、この複合
シートを連続的に加熱したテンター内を通し、横方向に
延伸倍率が10倍になるように延伸することにより、結
晶性ポリプロピレンからなる基材層(30μ)及び該結
晶性プロピレンランダム共重合体からなる層(5μ)が
積層され、かつ結晶性ポリプロピレン基材層が二軸に延
伸され、該結晶性プロピレンランダム共重合体組成物か
らなる層が一軸に延伸された状態のポリプロピレン複合
フィルムを得た。このポリプロピレン複合フィルムの性
能評価結果を表3に示した。
Claims (1)
- (1)(i)プロピレン及びプロピレン以外のα−オレ
フィンからなりかつプロピレン主成分とする結晶性プロ
ピレンランダム共重合体、 及び (ii)1−ブテン成分及び炭素原子数が5以上のα−
オレフィン成分からなる1−ブテン系ランダム共重合体
であり、かつ下記項目、 (A)組成が、1−ブテン成分が50ないし99モル%
及び該α−オレフィン成分が1ないし50モル%の範囲
にあること、 (B)デカリン中で135℃で測定した極限粘度〔η〕
が0.5ないし6dl/gの範囲にあること、(C)示
差走査型熱量計によって測定した融点〔Tm〕が30な
いし120℃の範囲にあること、(D)X線回折法によ
って測定した結晶化度が5ないし60%の範囲にあるこ
と、 (E)沸騰酢酸メチルへの可溶分量〔W_1重量%〕が
2重量%以下の範囲にあること、 (F)10℃におけるアセトン・n−デカン混合溶媒(
容量比1/1)への可溶分量〔W_2重量%〕が5×〔
η〕^−^1^.^2重量%未満の範囲にあること、を
充足する1−ブテン系ランダム共重合体、を含有するこ
とを特徴とする結晶性プロピレンランダム共重合体組成
物。
Priority Applications (11)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22895284A JPS61108646A (ja) | 1984-11-01 | 1984-11-01 | 結晶性プロピレンランダム共重合体組成物 |
US06/792,595 US4642269A (en) | 1984-11-01 | 1985-10-29 | Crystalline random propylene copolymer composition and composite laminate comprising said composition |
CA000494343A CA1282519C (en) | 1984-11-01 | 1985-10-31 | Crystalline random propylene copolymer composition and composite laminate comprising said composition |
FI854282A FI854282A (fi) | 1984-11-01 | 1985-10-31 | Kristallin kopolymerkomposition bestaoende av slumpmaessigt polymeriserad propylen och kompositlaminat innehaollande naemnda komposition. |
ZA858368A ZA858368B (en) | 1984-11-01 | 1985-10-31 | Crystalline random propylene copolymer composition and composite laminate comprising said composition |
DK501885A DK501885A (da) | 1984-11-01 | 1985-10-31 | Krystallinsk statistisk propylencopolymer og laminat indeholdende en saadan polymer |
AT85307908T ATE35822T1 (de) | 1984-11-01 | 1985-10-31 | Waermeschweissbares kunststofflaminat. |
DE8585307908T DE3563854D1 (en) | 1984-11-01 | 1985-10-31 | Heat-sealable plastics laminate |
EP85307908A EP0181159B1 (en) | 1984-11-01 | 1985-10-31 | Heat-sealable plastics laminate |
BR8505466A BR8505466A (pt) | 1984-11-01 | 1985-11-01 | Composicao de copolimero de propileno randomico cristalino e laminado composito de polipropileno |
NO854376A NO854376L (no) | 1984-11-01 | 1985-11-01 | Propylenkopolymerblanding. |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22895284A JPS61108646A (ja) | 1984-11-01 | 1984-11-01 | 結晶性プロピレンランダム共重合体組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61108646A true JPS61108646A (ja) | 1986-05-27 |
JPH0124817B2 JPH0124817B2 (ja) | 1989-05-15 |
Family
ID=16884426
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22895284A Granted JPS61108646A (ja) | 1984-11-01 | 1984-11-01 | 結晶性プロピレンランダム共重合体組成物 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61108646A (ja) |
ZA (1) | ZA858368B (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6460645A (en) * | 1987-08-29 | 1989-03-07 | Idemitsu Petrochemical Co | Olefin copolymer composition |
WO2002079321A1 (fr) * | 2001-03-29 | 2002-10-10 | Idemitsu Petrochemical Co., Ltd. | Composition de resine de polyolefine, film, et structure multicouche |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58138710A (ja) * | 1982-02-12 | 1983-08-17 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | オレフイン系重合体の製造方法 |
JPS5933307A (ja) * | 1982-08-20 | 1984-02-23 | Japan Synthetic Rubber Co Ltd | エラストマ−の分離方法 |
JPS5941651A (ja) * | 1982-09-02 | 1984-03-07 | Mazda Motor Corp | エンジンの燃料改質装置 |
-
1984
- 1984-11-01 JP JP22895284A patent/JPS61108646A/ja active Granted
-
1985
- 1985-10-31 ZA ZA858368A patent/ZA858368B/xx unknown
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58138710A (ja) * | 1982-02-12 | 1983-08-17 | Mitsui Petrochem Ind Ltd | オレフイン系重合体の製造方法 |
JPS5933307A (ja) * | 1982-08-20 | 1984-02-23 | Japan Synthetic Rubber Co Ltd | エラストマ−の分離方法 |
JPS5941651A (ja) * | 1982-09-02 | 1984-03-07 | Mazda Motor Corp | エンジンの燃料改質装置 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6460645A (en) * | 1987-08-29 | 1989-03-07 | Idemitsu Petrochemical Co | Olefin copolymer composition |
WO2002079321A1 (fr) * | 2001-03-29 | 2002-10-10 | Idemitsu Petrochemical Co., Ltd. | Composition de resine de polyolefine, film, et structure multicouche |
US6913834B2 (en) | 2001-03-29 | 2005-07-05 | Idemitsu Kosan Co., Ltd. | Polyolefin resin composition, film, and multilayer structure |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0124817B2 (ja) | 1989-05-15 |
ZA858368B (en) | 1986-06-25 |
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LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |