JPS5964722A - 銅含有硫化物から湿式冶金法により金属を回収する方法 - Google Patents

銅含有硫化物から湿式冶金法により金属を回収する方法

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JPS5964722A
JPS5964722A JP58144510A JP14451083A JPS5964722A JP S5964722 A JPS5964722 A JP S5964722A JP 58144510 A JP58144510 A JP 58144510A JP 14451083 A JP14451083 A JP 14451083A JP S5964722 A JPS5964722 A JP S5964722A
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BUROOKUN HIRU ASOSHIEITETSUDO SUMERUTAAZU Pty LTD ZA
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は銅含有硫化物の湿式冶金法に保シ、特にその
溶出法(抽出法)に関する。
銅含有硫化物から有益金属成分を回収することが従来乾
式(加熱)法によっておこなわれているが、環境上およ
び経済的見地から問題があったO たとえば、(I)亜硫酸ガスその他硫黄化合物の放出;
 (Ii)小規模でおこなう場合の費用の増大;01D
銅以外の塩基性金属の回収の困難などである。
湿式冶金法も従来、試みられてきたが、工業化は極めて
限られていた。その方法の例を挙げると以下の通シであ
る。
(1)硫化物を塩化第二銅/塩酸で溶出し塩化第一銅と
硫黄を生成させる方法である。この塩化第一銅はついで
電解抽出処理され(たとえば、Hoepner法又は@
CLEAR”法(Duval Corp、社))、水素
で還元され(たとえば、”CYMET ”法(Cypr
us M、 P、 Corp、社))又は酸化して塩化
第二銅とし、電解抽出(たとえはオーストンリヤ特許A
 489,650 、 ” MINIMET ’法)の
ために、溶媒抽出によシ硫酸塩溶液へ移す方法であシ、
シたがって、溶出法において2つの別々の工程が利用さ
れる。
(11)塩化第二銅システムと同様に塩化第2鉄で銅を
回収する方法(たとえば米国鉱山局R,I。
8007(1975)、又は米国特許第3,798,0
26 )。
0ゆ Arbiter法の如きアンモニア溶出法。
るり 高温、高圧で硫酸塩溶液中で酸化圧力溶出をおこ
なう方法(5herritt −Com1eo 、 L
urgi−Mi ttenberg 、およびCom1
eo法)。
(Vl  高温、高圧で塩化物溶液中で酸化圧力溶出を
おこなう方法(米国鉱山局、R,1,8290゜197
8年)。
乾式冶金法を含むハイブリッド法、たとえば還元ロース
テング、塩素化ローステング又は酸化ローステングをお
こないついで溶出をおこなう方法(たとえば米国鉱山局
R,1,1996(1975)、R,1,8067(1
975))も開発されている。
しかし、従来の方法は種々の問題があるため、工業的に
広く実施されることがなかった。
湿式冶金法単独の場合、回収率が悪く、回収製品純度も
低く、薬品消費率も高いなどの問題があった。それに加
えて使用水逍、伸設費用の増大、後処理に適した残渣の
生成の問題などがあったO 特に、塩化物溶液湿式冶金法においては溶液中の酸度を
維持させ、また、第一銅イオンを維持させるための錯体
化のため比較的に高い塩化物レベルを保持させる必要が
あった。しかし、高い塩化物レベルは反応剤の損失、溶
媒抽出回路における洗浄、この回路での実際の化学的挙
動など全体としての欠点がこの塩化物のレベルの高さに
よシ生じていた。さらに、この湿式冶金法は溶出工程を
高温高圧でおこなう必要があった。
本発明は上記事情に鉦みてなされたものであって、銅含
有硫化物を化学的に処理し、銅その他金属の回収を効率
的におこない得る方法を、塩化物含有溶液中で、かつゆ
るやかな圧力、温度でおこない得ることを見出したもの
である。
すなわち、この発明は銅含有硫化物から湿式冶金法によ
り金属を回収する方法であって、塩化物を3モル/を以
下の濃度含む溶液中で酸素の注入をしつつ上記銅含有硫
化物を処理することを特徴とする方法を提供するもので
ある。
さらに本発明は上記湿式冶金法において、溶出工程を含
む方法を提供するものである。すなわち、溶出工程にお
ける固形残渣から銅含有溶液を分離し、金属成分を有機
溶液中に部分的に移し、ついで酸性硫酸塩溶液と接触さ
せ、該金属成分を該硫酸塩溶液中に部分的に移し、得ら
れた金属含有硫酸塩溶液を電気分解して目的とする金属
を回収することを特徴とする方法を提供するものである
この回収された金属成分は銅のみ、又は亜鉛を含むもの
であってもよい(もし、それが硫化物に含まれているな
らば)。
この溶液からの特定の金属の回収はその金属の濃度、回
収する経済性を考慮してなされる。
本発明によれば銅は酸化され、よシ答易に溶解し得る第
二銅イオンの状態で溶液中に溶出され、ついで上述の如
き通常の溶媒抽出法に硫酸塩溶液に移される。これによ
って溶出溶液を再生させ、これが反応器に戻される。C
u  の高溶解性によシ溶液中に銅を維持させるのに必
要な高濃度のCt−の必要性を回避し得る。前述の如く
、高濃度の塩化物の存在は湿式冶金法にとって、反応剤
の損失、溶媒抽出回路中の洗浄、化学的挙動等に関して
問題があυ、全体として好ましくない。
Cu”−+および多少のCt−の存在下での溶出反応は
以下の如くしておこなわれる。
(Cu  8 ) + 2 I(” +11202 →
Cu+++ H2O+ S’  (1)ここで(Cu−
8)は銅含有硫化物を意味する。
この反応(1)で必要な水素イオンは酸度をpi(4以
下、最も好ましくはPH1〜2に維持することによシ供
給される。なお、この−1は0.5以下でないことが好
ましい。このPIIは溶出工程において臨界的なもので
ないがpi4が低すぎると、のちの湿式冶金法の段階に
おいて好ましくない。
この溶液中のCu++レベルは特に制限はなく、実際に
選ばれた濃度はのちの工程において最適化される。
この溶出工程を比較的低い酸度でおこなうことができる
ということはHClの如く強酸の溶液の再生が必要でな
く、溶媒抽出から戻された銅離脱流が所望のP+rを保
持するのに十分な酸性を有していることである。したが
って酸添加は残渣による捕捉および脈石物質との反応に
よる回路からの損失を補うときだけに限られる。また、
この酸添加は酸が吸収されたときに酸性を保持するため
、硫酸の形でおこなうことがHClの使用よシ好ましい
ことが見出された。
ある硫化物の場合、たとえば銅/鉛/亜鉛濃縮物、銅/
鉛マットの場合、塩化物レベルは15 Vt程度の低い
値でよく、酸性の多くは硫酸で供給される。
本発明の好ましい態様として、水素イオン源として硫酸
が用いられる。この硫酸塩イオンの存在は経済的利点の
ほか、のちの抽出工程において、抽出剤の抽出効果を向
上させる利点を有する。しかし、塩化物イオンを安価な
硫酸塩イオンで完全に置換することはできない。この硫
酸塩イオンと塩化物イオンの相対比は出発物質に依存す
る。たとえば塩化物ケ50〜100抗含む溶液中に硫酸
塩を4 Vt以上含む場合は銅濃縮物の溶出速度が遅く
なる。ところで、他の濃縮物、たとえば、銅/鉛マット
又はCu/P b/Z n錯体濃縮物の場合は硫酸塩を
たとえば70 f/Lの多量、塩化物を20 V′tの
少量含む溶液の場合でも溶出をおこなうことができる。
システム中の損失により減少したr=出赦中の塩化物イ
オン濃度を維持するため、塩化物イオンを安価な金属塩
、たとえば塩化ナトリウムの形で添加することが好まし
い。沼出液への硫酸および金属塩化物の添加は該溶液か
らの各化学成分の損失の大きさによって左右烙れる。硫
酸塩の損失が小さく、溶液からのナトリウム、その他金
属塩中の他金属の滲出が不十分な場合、塩化物および水
素イオンを維持補給するための反応剤の添加はその少な
くとも一部として塩酸によってもよい。
本発明の浴出法は主として銅を抽出させるためのもので
あシ、90%の銅を抽出し得ることが見出された。他金
篇については実際の溶液の状態に依存する。塩基性金属
のうち、鉛、亜鉛は鉄と同様におかされる。存在する亜
鉛の90−以上を抽出することができ、たとえばNl 
Pb r Ag r Au + Coを含む残渣を銅含
有硫化物から得ることができる。硫黄のほとんどすべて
は元素の形で得られる。
高濃度の鉄は必要でなく、好ましくは回避されるべきで
あシ、この方法のいかなる段階でも添加の必要はない。
本発明の方法の利点の一つは大気圧より25pg1超え
ない圧力でおこなうことができ、大気圧で都合よくおこ
なうことができることである。
なお、よシ高い圧力も当然用い得る。さらにこの適用圧
力における沸点以下の温度でこの方法を実施できる。一
般にその好適温度範囲は85この方法の効率を促進する
ため、硫化物は微粉砕することが好ましい。すなわち、
150μm以下、よシ好ましくは75μm以下の粒径の
ものを用いる。
注入される酸素は溶液中に完全に分散されるべきであり
、これは激しい撹拌によっておこなうことができる。こ
の攪拌は硫化物の固体−液体接触を良好にする利点も有
する。酸素注入は好ましくは連続的にすべきであるが、
この酸素注入が中断しても存在する第二銅イオンが消失
するまで反応は継続される。
この溶出工程は単一の反応容器内でおこなわれることが
好ましいが、2段以上を用いておこなわれる場合、酸素
は各段階において注入されるべきである〇 本発明の溶出方法をベースとして用い、各種硫化物から
目的金属を回収するフローチャートが開発された。これ
らを以下の実施例1〜7に示す。
一般に、この方法の選択は処理される銅含有硫化物中の
銅板外の金属の価値および、場所を考慮しておこなわれ
る。
最初の6つの7四−シートは単一の溶出工程に基づくも
のである。場合によってはフローシート第7に示される
ように2段階回路(亜鉛プラントで用いられる酸/中性
システムに類似する如く)を用いてもよい。その他、分
離した残渣溶出法を用いて鉄含有残渣の高品質化を図っ
てもよい。
実施例1 [B、H,A、S、鉛製錬処理からの銅鉛マット(#L
)の処理〕(第1図参照) 方法 (1)  銅鉛マット(かわ)を75μm以下に粉砕す
る。
(2)  コcv −q 、トを7.5 VtCu” 
、 15 VtCL−。
70 f/l 804−  を含み、pH1,oの溶液
と、85℃で激しい攪拌下および連続的酸素注入下で反
応させる。その結果、37.5 t/L Cu++、 
15VtCf 、 50 y7/1S04″″−1pH
2〜2.5の溶液が得られる。銅の抽出率は99チであ
る。銅鉛マット中の硫化鉛を硫酸鉛へ変換し、溶液中の
硫酸塩レベルを減少させる。■(2So4を添加して、
硫酸塩の損失を補う。
(3)通常の同−液冶金法によシ固体残渣から銅含有溶
液を分離し、銅を有機溶液(たとえば5HELLSQL
 2046に30%(7) AC’0RGAを含むも 
  □の)中に抽出させる。これにより溶液の声は1.
0に減少し、この溶液は溶出工程へ戻される・NaCL
およびH2SO4をこの溶液中に加えて1H+。
cc 、 so4″″−の損失を補う。
(4)  この有機溶液をCu 30 Vt、 H2S
O4180Vt含む酸性硫酸銅に接触させる・3の溶液
K   腎。
よシ銅が取p出され、この有機溶液を溶出溶液から銅を
さらに抽出するため再循環する。
(5)  Cu 50 V′tをCuS O4の形で含
む銅含有硫酸塩溶液I気”解し?#4i1 Lr#el
l収し・    1硫酸塩溶液を工程(4)へ再循環さ
せる。
実施例2 〔銅−鉛一亜鉛濃縮物の処理〕(第2図参照)亜鉛溶媒
抽出工程を加えた以外は上記実施例1と同様に処理した
。この方法の特徴は亜鉛浴部抽出を妨害することを回避
するため溶出工程において鉄の析出をおこなったことで
ある。声2.5とした場合、その選択性は良好であシ、
亜鉛対銅は70:1である。
貴重な金属(Pb 、 Ag 、 So)を鉄から分離
するためこのフローシートを変化させることもできる◎
硫酸塩を再溶出し、のちに針鉄鉱又はソヤロザイト析出
工程を、亜鉛湿式冶金法プラントでおこなわれる方法を
用いて施すことも可能である。
実施例3 〔銅ドロスの処理(1)〕第3図参照 ドロスを抽出した溶液はCu” 15 Vtpcc 2
0 yμ、 5O4−70P/Aを含み、PH=0.5
、温度85〜90℃である。この反応によシ化字組成は
Cu” 40 Vt、 CL−20f/L 。
5o4−40 f−/Lに変化し、最終−は2.5であ
る。
実施例4 〔銅ドロスの処理(2)〕第4図参照 塩化物イオン濃度を30 Vt C1−に保持した以外
は実施例3と同様に処理する。亜鉛は溶媒抽出によシ実
施例2の如く分離除去してもよい。
実施例5 〔清浄鋼濃縮物の処理(1)〕第5図参照溶出工程にお
ける化学条件を変化させたもの〜この場合の溶出は90
℃でC1−40f−/l 。
Cu” 15 Vt、5O4−50VL 1pH0,5
〜1.0の溶液を添加することによシ開始される。この
反応の間、溶液組成はCu” 40 f/L 、 CL
−40Vt 、 5o4−50 Vt % pH1,5
〜2.0に変る。
この溶出からの最終溶液は銅溶液抽出に最も適し、抽出
溶液を再生させる。生成した残渣は必要によシ、硫黄お
よび有益な金属を回収するため、さらに処理し、鉄残渣
を分離破棄することもできる。
実施例6 〔清浄鋼濃縮物の処理(2)〕第6図参照溶出工程の化
学的条件を変化させたもの。
溶出物質を含む溶液はct”−50Vt。
Cu  14 g7/l、 pi(0,5のものである
。反応温度を90〜95℃に保つ。反応にょシ、溶液組
成はCu  37 Vt、 C1−50f/l−、Pk
42.5に変る。
HClおよびNaC1(ただしI(2So4を除く)を
銅溶媒抽出からの溶液に加えその損失を補う。
実施例7 溶出工程は前記実施例と同様であるがpH値を故意に一
足範囲に保持する。FM溶出のpl(を1.2以下とし
、中性溶出の声を2−2.5とする。この中性溶出工程
の声はHCl 、 NaC1、H2SO4を適宜加えて
保持する。これにょシ、酸溶出から直接得られる貴重な
金属副生成物のtデとんどが含まれる鉄無含有残渣が得
られる。この残渣は実施例2〜6の塊状残渣よシ乾式(
加熱〕冶金処理(たとえば鉛製錬装置中で)にょ)適し
ている。
【図面の簡単な説明】
第1〜7図は本発明の方法の実施例に係わるフローシー
トでおる。 出願人代理人  弁理士 鈴 江 武 彦第1図 i T51 第2図 第3図 ・1司 第4図 儒              1 第5図 4司 第6図 Ω司

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)銅含有硫化物から湿式冶金法によ多金属を回収す
    る方法であって、塩化物を3モル/を以下の濃度含む溶
    液中で酸素の注入をしつつ上記銅含有硫化物を処理する
    ことを特徴とする方法。 (2)上記溶液中での処理をゆるやかな加圧下でおこな
    う特許請求の範囲第1項記載の方法。 (3)該加圧が25 pmig以下である特許請求の範
    囲第2項記載の方法。 (4)該圧力が大気圧である特許請求の範囲第3項記載
    の方法。 (5)処理温度が適用圧力下で沸点以下である特許請求
    の範囲第1項ないし第4項のいずれかに記載の方法。 (6)該溶液の酸度をPl(4〜0.5とする特許請求
    の範囲第1項ないし第5項のいずれかに記載の方法。 (7)該溶液の酸度を一■1〜2とする特許請求の範囲
    第6項記載の方法〇 (8)該溶液がCt−を75 F!−/を以下含む特許
    請求の範囲第1項ないし第7項のいずれかに記載の方法
    。 (9)該溶液がCt−を15 Vt含む特許請求の範囲
    第8項記載の方法〇 α() 該溶液が硫酸塩イオンを含む特許請求の範囲第
    1項ないし第9項のいずれかに記載の方法O αや 硫酸塩イオンを硫酸の形で添加された特許請求の
    範囲第10項記載の方法。 (6)銅含有硫化物が微粒状である特許請求の範囲第1
    項ないし第11項のいずれかに記載の方法。 α] 溶液を激しく攪拌する特許請求の範囲第1項ない
    し第12項のいずれかに記載の方法。 α4 酸素注入を連続的におこなう特許請求の範囲第1
    項ないし第13項のいずれかに記載の方法。 05  該処理を単一反応容器内でおこなう特許請求の
    範囲第1項ないし第14項のいずれかに記載の方法。 OQ  溶出工程をさらに含む特許6t″4求の範囲第
    1項ないし第15項のいずれかに記載の方法。 α力 溶出工程における固形残渣から銅含有溶液を分離
    し、金属成分を有機溶液中に部分的に移し、ついで酸性
    硫酸塩溶液と接触させ、該金属成分を該硫酸塩溶液中に
    部分的に移し、+:iられ牟金属含有硫酸塩溶液を電気
    分解して目的とする金属を回収することを特徴とする特
    許請求の範囲第16項記載の方法。 (I峠  金属成分が錦を含む特許請求の範囲第17項
    記載の方法。 0リ 金属成分が亜鉛を含む特許請求の範囲第17又は
    18項記載の方法。
JP58144510A 1982-08-10 1983-08-09 銅含有硫化物から湿式冶金法により金属を回収する方法 Pending JPS5964722A (ja)

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