JPS5855890B2 - タイルブロックの製造法 - Google Patents

タイルブロックの製造法

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JPS5855890B2
JPS5855890B2 JP7514777A JP7514777A JPS5855890B2 JP S5855890 B2 JPS5855890 B2 JP S5855890B2 JP 7514777 A JP7514777 A JP 7514777A JP 7514777 A JP7514777 A JP 7514777A JP S5855890 B2 JPS5855890 B2 JP S5855890B2
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JP
Japan
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tile
tiles
sheet
mortar
hydraulic
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Expired
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JP7514777A
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JPS5410321A (en
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孝平 佐久間
浩 森田
和洋 川口
修 樋沢
登 鈴木
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Lion Corp
Original Assignee
Lion Corp
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Publication date
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Publication of JPS5410321A publication Critical patent/JPS5410321A/ja
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  • Laminated Bodies (AREA)
  • Aftertreatments Of Artificial And Natural Stones (AREA)
  • Producing Shaped Articles From Materials (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、タイルをシートに貼付け、モルタルを流し込
んだ後に上記シートをタイルから剥離するタイルブロッ
クの製造法の改良に関する。
建設工事にタイルを使用する場合、現場でタイルを貼付
ける方法と、予めモルタルの表面にタイルを貼付けたタ
イルブロックを製造し、これを現場でブロック積みする
方法とがあり、現場でタイルを貼付ける方法については
改良法を既に提案した。
後者の方法で使用されるタイルブロックは、従来、シー
ト上に両面粘着テープまたは酢酸ビニル系エマルジョン
等のビニル系接着剤を塗布してタイルを貼付け、モルタ
ルを流し込んで固化させた後、タイルからシートを剥離
して製造されていた。
両面粘着テープを用いる方法は、モルタルを流し込む際
にタイルが移動したり、目地の部分に侵入したモルタル
がタイルの表面を汚損する欠点カアル。
また、酢酸ビニル系エマルジョン等のビニル系接着剤を
用いる方法は、接着剤の固化に時間を要し、タイルから
シートを剥離し難く、!た剥離する際にタイルがモルタ
ルから剥落することがある等の欠点がある。
本発明者らは、モルタルを流し込む際にはタイルとシー
トが強固に固着し、モルタル固化後にシートがタイルか
ら容易に剥離できるタイルブロックの製造法を研究した
結果、本発明を完成した。
即ち、本発明は、シート片面ポリイソシアネートと平均
分子量400〜10. OOOのポリオールとの反応物
により得られるに水硬性インシアネート系化合物からな
る固着剤層を形成してタイルを貼付けた後、水硬性イソ
シアネート系化合物を硬化させ、該タイルの上部にモル
タルを流し込んで固化させ、次いで該シートを該タイル
から剥離するタイルブロックの製造法である。
本発明に従えば、固着剤として水硬性イソシアネート系
化合物を用いることにより、シートにタイルを固着させ
た状態では硬化した固着剤の接着力が強固なため、モル
タルを流し込む際にタイルが移動することがなく、シか
もタイルの目地部に固着剤の盛り上がりがあるため、目
地部が美麗に仕上り、一方、モルタルが固化した後、タ
イルブロックからシートを剥離する際は、モルタルから
移行するアルカリ成分によって硬化した固着剤が分解し
て接着力が低下するので、容易に剥離でき、タイルの剥
落を生じることもない。
本発明に釦いて固着剤として使用する水硬性イソシアネ
ート系化合物は、常温で水あるいは大気中の水分と迅速
に反応して硬化する性質を有するものであり、ポリイソ
シアネートとポリオールとの反応により得られる末端が
インシアネート基のウレタンプレポリマーである。
水硬性イソシアネート系化合物の原料のポリイソシアネ
ートにはトリレンジイソシアネート、トリレンジイソシ
アネート蒸留残査物、ジフェニルメタンジイソシアネー
ト、ポリメチレンポリフェニルポリイソシアネート、キ
シリレンジイソシアネート、1,5−ナフチレンジイソ
シアネート等の芳香族ポリイソシアネート、ヘキサメチ
レンジインシアネート等の脂肪族ポリイソシアネート釦
よび水添トリレンジイソシアネート、水添ジフェニルメ
タンジイソシアネート等の脂環族ポリイソシアネートが
挙げられる。
経済性や入手の容易さからトリレンジイソシアネート、
ジフェニルメタンジイソシアネート、ポリメチレンポリ
フェニルポリイソシアネートおよびヘキサメチレンジイ
ソシアネートが好渣しい。
水硬性イソシアネート系化合物の原料のポリオールには
、平均分子量400〜1ooooのポリアルキレングリ
コール、多価アルコールの酸化アルキレン付加物、等の
ポリエーテルポリオール釦よびアジピン酸やフタル酸な
どの多価カルボン酸のエチレンクリコール、フロピレン
ゲリコール、ジエチレングリコール、1,4−ブタンジ
オール、16−ヘキサンジオール トリメチロールプロ
パンなどの多価アルコールとのポリエステルポリオール
が挙げられる。
なかでもポリエーテルポリオールが好ましい。
水硬性イソシアネート系化合物として好適なウレタンプ
レポリマーは、ポリオールとポリイソシアネートとを、
水酸基1個に対し、イソシアネート基を若干過剰に好捷
しくは1.1〜4.0個の割合で用いることにより製造
される。
水硬性イソシアネート系化合物を固着剤として用イルに
際し、作業性を高めるためにイソシアネート基に不活性
な溶剤を使用することができる。
これらの溶剤には、メチルエチルケトン、メチルイソブ
チルケトン等のケトン類、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢
酸3−メトキシブチル等のエステル類、ベンゼン、トル
エン、キシレン等ノ芳香族炭化水素、酢酸メチルセロソ
ルブなどが挙げられる。
捷た、水硬性イソシアネート系化合物に無機または有機
の充填剤を添加してもよい。
充填剤の例として、ベントナイト、セルベン(磁器粉)
、メルク、ホワイトカーボン、けいそう土(マイクロセ
ル)、炭酸カルシウム、酸化チタン、アスベスト ツル
カフロック(セルロース)等が挙げられる。
これらの充填剤は水硬性イソシアネート系化合物100
重量部に対し、60重量部1で添加可能である。
充填剤を用いると、タイルが、表面に凹凸を有する場合
、流し込んだモルタルがタイル表面に浸透するのを防ぐ
効果がある。
本発明に用いられるシートには、板紙、合板、プレキャ
ストコンクリートパネル、金属板等が用いられるが、防
水樹脂塗膜を施した特殊紙が、特に好捷しい。
この特殊紙は可撓性を有するので、タイルブロックから
剥離することが容易であり、かつ、反復使用が可能とい
う利点を有している。
モルタルを流し込む際に用いられる型枠は、一般に使用
されている公知のものが用いられる。
次に実施例を挙げて本発明を具体的に説明する。
〔実施例 1〕 酸化エチレン二酸化プロピレン=4:1 (重量比)で平均分子量48000ランダム型ポリアル
キレングリコール88.9重量部とトリレンジイソシア
ネート(24一体80φ)11.1重量部とを60℃で
1時間、次いで90℃で3時間反応させてウレタンプレ
ポリマー〔A〕を得た。
同様にして、ウレタンプレポリマー〔B〕。
〔C:]、CD)、[E:]、CFI)、CG)。
〔H′3督よび(r)を合成した。
次に、ウレタンプレポリマー〔A〕〜〔r〕を固着剤と
して、防水塗膜を施した特殊紙から作った300X30
0mmのシートに塗布し、水を均一に霧吹きした後、直
ちに舗道用磁性タイル9枚を貼り付け、圧縮してウレタ
ンプレポリマーを硬化させた。
タイルとシートとの接着性を調べた後、型枠を用いてタ
イルの表側からモルタルを流し込んだ。
モルタルが固化した後、タイルからシートをヒ剥離し、
タイルと固着剤との剥離を調べた。
その結果を表−1に示す。
な訃、ウレタンプレポリマーCB)および[E)&’k
比較例である。
〔実施例 2〕 ウレタンプレポリマーCA)90重量部とフタル酸ジブ
チル10重量部との混合物を固着剤に用いて、実施例1
と同様にタイルブロックを製造したところ、タイルの剥
落もなく、美麗なタイルブロックが得られた。
〔実施例 3〕 ウレタンプレポリマー[’]60.6重量部と酢酸3−
メトキシブチル19.7重量部とバイゾール5AS−2
95(日本石油化学製919.7重量部との均一混合物
を固着剤に用いてタイルブロックを製造したところ、美
麗なタイルブロックが得られた。
〔実施例 4〕 ウレタンプレポリマー〔G〕/メチルエチルケトン/フ
タル酸ジプチル−70/15/15の混合物70重量部
にベントナイト25重量部とトリスノニルフェニルホス
ファイト5重量部ヲ加エテ得られた固着剤を用いてタイ
ルブロックを製造したところ、タイルのずれも剥落もな
い美麗なタイルブロックが得られた。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 シート片面にポリイソシアネートと平均分子量40
    0〜10000のポリオールとの反応により得られる水
    硬性イソシアネート系化合物からなる固着剤層を形成し
    てタイルを貼付けた後、水硬性イソシアネート系化合物
    を硬化させ、該タイルの上部にモルタルを流し込んで固
    化させ、次いで該シートを該タイルから剥離することを
    特徴とするタイルブロックの製造法。
JP7514777A 1977-06-24 1977-06-24 タイルブロックの製造法 Expired JPS5855890B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP7514777A JPS5855890B2 (ja) 1977-06-24 1977-06-24 タイルブロックの製造法

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JP7514777A JPS5855890B2 (ja) 1977-06-24 1977-06-24 タイルブロックの製造法

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Publication Number Publication Date
JPS5410321A JPS5410321A (en) 1979-01-25
JPS5855890B2 true JPS5855890B2 (ja) 1983-12-12

Family

ID=13567791

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JP7514777A Expired JPS5855890B2 (ja) 1977-06-24 1977-06-24 タイルブロックの製造法

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JP2006256058A (ja) * 2005-03-16 2006-09-28 Tokai Rubber Ind Ltd コンクリート表面に対する模様成形法およびそれに用いる化粧マット

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JPS5410321A (en) 1979-01-25

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