JPS5814545B2 - 金庫用電子符号錠 - Google Patents

金庫用電子符号錠

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JPS5814545B2
JPS5814545B2 JP10158477A JP10158477A JPS5814545B2 JP S5814545 B2 JPS5814545 B2 JP S5814545B2 JP 10158477 A JP10158477 A JP 10158477A JP 10158477 A JP10158477 A JP 10158477A JP S5814545 B2 JPS5814545 B2 JP S5814545B2
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、押釦スイッチの押圧により解錠符号を入力し
、正しい解錠符号が入力されたときに解錠されるように
なした金庫用電子符号錠に関する。
電子符号錠を有する金庫の安全性を高める方法として、
偶然に解錠符号が一致して解錠する確率を低くするだめ
に解錠符号の桁数を多くする方法が考えられる。
この安全性を更に高めるには、1種類の解錠符号で解錠
するのではなく、2種類の相異なる解錠符号を用いて初
めて解錠し得るようにすればよぃ。
この場合、2種類の解錠符号を1人の管理人が暗記して
いるのではなく、2人の管理人に互に異なる別々の解錠
符号を暗記させしかも別個に解錠操作させることが、防
犯上から望ましいことである。
そこで本発明は、相異なる2つの正しい解錠符号を入力
したときに初めて解錠信号を発する金庫用電子符号錠を
提案するものである。
また本発明は、解錠符号入力部及び解錠符号の照合を行
なう回路等2つの解錠符号を用いて解錠操作する際共通
となる部材を共用して装置を簡略化し乍らも、相異なる
2つの解錠符号による解錠操作を有効に実行し得る電子
符号錠を提案するものである。
更には、相異なる2つの解錠符号の両者または一方が一
致したときに解錠信号を発するように必要に応じて切換
え出来る電子符号錠を提案するものである。
以下、添付図面に示す本発明の実施例に従って本発明を
詳述する。
なお図中、同一機能を有する部材については同一符号で
示してある。
まず、本発明符号錠では、AとBとの2人の管理人が互
に異なる8桁のA解錠符号と8桁のB解錠符号とをそれ
ぞれ用いて解錠操作を行なう。
そしてA,B両管理人の解錠符号が予め設定しておいた
解錠符号とそれぞれ一致した場合若しくは、どちらか一
方が一致した場合に解錠信号が発生するようになってい
る。
第1図は、本発明符号錠に用いる解錠符号照合回路の一
例をその周辺回路と共に示すブロック図である。
第2図は、本発明符号錠の一実施例を示すブロック図で
ある。
第3図、第4図は、それぞれ本発明符号錠の他の実施例
を示すブロック図である。
第5図は、AND方式とOR方式との切換部分を付加し
た場合のブロック図である。
第6図は、AND方式とOR方式との切換を別の構成に
より行なった場合の本発明符号錠の一部を示す回路図で
ある。
まず、第1図に示すブロック図について説明する。
IIAは、A解錠符号を用いて解錠操作する際に、A解
錠符号に対する設定解錠符号についての照合動作を行な
わせる回路であり、Aチャンネル選択回路と呼ぶ。
11Bは、B解錠符号を用いて解錠操作する際に、B解
錠符号に対する設定解錠符号についての照合動作を行な
わせる回路であり、Bチャンネル選択回路と呼ぶ。
Aチャンネル選択回路とBチャンネル選択回路とでチャ
ンネル設定回路を構成する。
20は、金庫室の外部に設けられ、1,2,…,9,0
の符号を発生させるだめの10個の押釦スイッチを有し
、このスイッチに対応する10本の出力リードを含む解
錠符号入力部である。
30は、予め設定したA解錠符号またはB解錠符号の一
方と解錠符号入力部20に入力した解錠符号とが一致し
たときに一致したことを示す信号を出力する解錠符号照
合回路である。
またこの解錠符号照合回路30は、A解錠符号設定回路
311A,312A,…,318Aと、B解錠符号設定
回路311B,312B,…,318Bと、A解錠照合
ゲート321A,322A,…,328Aと、B解錠照
合ゲート321B,322B,…,328Bと、解錠桁
331,332,…,338を有する解錠桁送り部33
とを含む。
ただし、解錠桁送り部33は、シフト・レジスタで構成
するのが好ましい。
個々のA解錠符号設定回路311A,312A,…,3
18Aは、入力された解錠符号に関する信号を解錠符号
入力部20の10本の出力線から受けとり、その10本
の出力線のうち設定A解錠符号に対応する1本とA解錠
照合ゲート321A,322A,…,328Aとを接続
する。
A解錠照合ゲート321A,322A,…,328Aは
、Aチャンネル選択回路11Aの出力を受けると開くゲ
ートであり、対応するA解錠符号設定回路311A,3
12A.…,318Aからの信号を解錠桁送り部33の
解錠桁331,332,…,338へ送る。
個々のB解錠符号設定回路311B,312B,…,3
18Bは、入力された解錠符号に関する信号を解錠符号
入力部20010本の出力線から受けとり、その10本
の出力線のうち設定B解錠符号に対応する1本とB解錠
照合ゲー}321B2322B,…,328Bとを接続
する。
B解錠照合ゲー}321B,322B,…,328Bは
、Bチャンネル選択回路11Bの出力を受けると開くゲ
ートであり、対応するB解錠符号設定回路311B,3
12B,…,318Bからの信号を解錠桁送り部33の
解錠桁331,332,…,338へ送る。
解錠桁331が信号を受けると次の解錠桁332に桁上
げされ、その後解錠桁332が信号を受けると次の解錠
桁333に桁上げされ、この動作を順次繰り返して最後
に解錠桁338が信号を受けると、解錠桁送り部33が
入力された解錠符号と設定された解錠符号の一致したこ
とを示す信号を出力する。
解錠桁送り部33が信号を出力すると、すなわち解錠符
号照合回路30が出力を発すると、A解錠符号またはB
解錠符号の照合過程が終了し、照合結果が一致していた
ことになる。
このように、解錠符号照合回路30は、入力した解錠符
号が予め設定したA解錠符号かまたはB解錠符号の対応
する一方と一致した場合に一致したことを示す信号を出
力するものである。
次に、第2図に示す実施例について説明する。
Aチャンネル選択回路11Aと、Bチャンネル選択回路
11Bと、解錠符号入力部20と、解錠符号照合回路3
0との関係は、第1図示実施例の場合と同様である。
A解僻ゲー}40Aは、Aチャンネル選択同路11Aの
出力を受けると開き、解錠符号照合回路30からの信号
を通過させる。
またB解錠ゲー}40Bは、Bチャンネル選択回路11
Bの出力を受けると開き、解錠符号照合回路30からの
信号を通過させる。
A信号保持回路50Aは、A解錠ゲート40AからのA
信号を受け、そのA信号に相応する信号を一定時間出力
し続ける回路である。
またB信号保持回路50Bは、B解錠ゲー}40Bから
のB信号を受け、そのB信号に相応する信号を一定時間
出力し続ける回路であるーただし、A信号又はB信号は
、それぞれ、A解錠符号について照合一致がなかったこ
と、又はB解錠符号について照合一致がなかったことを
示す。
信号保持回路50は、A信号保持回路50AとB信号保
持回路50Bとを包括したものであるが、A解錠ゲート
40AまたはB解錠ゲート40Bの少なくとも一方から
の信号、つまりA信号またはB信号のどちらかを保持す
れば足りる。
すなわちA解錠符号を先に入力操作し、B解錠符号を後
に入力操作する場合は、A解錠ゲート40AのA信号を
B解錠符号の入力操作か終了するまで保持すればよく、
B解錠ゲート40BからのB信号を保持しなくともよい
終段ゲート60は、A信号及びB信号を共に受けると解
錠信号を発するものであり、論理的にはANDゲートで
ある。
ただし、そのANDゲートと並列にORゲートを設け、
ANDゲートの出力とORゲ一トの出力とを切換えて解
錠信号を出力するようにすれば、2つの解錠符号の両方
またはどちらか一方が照合一致した時に解錠信号を発す
るように切換えることができる。
第2図示実施例の動作について説明する。
まずA管理人がA解錠符号を用いて解錠操作する場合は
、Aチャンネル選択回路11Aを作動すると、本発明電
子符号錠のA解錠符号用の部材に関する部分が作動状態
となり、しかもA解錠ゲー゛40Aのゲートが開く。
次に解錠符号入力部20から正しいA解錠符号を入力す
ると、解錠符号照合回路30が入力解錠符号の正しいこ
とを示す信号を出力し、A解錠ゲー}40AからのA信
号がA信号保持回路50Aに送られ、該A信号保持回路
50Aは、終段ゲート60の一方の入力にA信号を供給
し続ける。
ここで解錠符号照合回路30が前記信号を出力しても、
B解錠ゲート40Bは、開かれていす、従ってB信号を
出力しない。
次にB管理人がB解錠符号を用いて解錠操作する場合は
、チャンネル設定回路でBチャンネルを設定し、つまり
Aチャンネル選択回路11Aの作動をBチャンネル選択
回路11Bの作動に切換える。
すると、本発明電子符号錠のB解錠符号用の部材に関す
る部分が作動状態となり、しかもB解錠ゲー}40Bの
ゲートが開く。
次に解錠符号入力部20から正しいB解錠符号を入力す
ると、解錠符号照合回路30がA解錠符号の場合と同様
に信号を出力し、B解錠ゲー}40BからのB信号が終
段ゲート60のもう1つの入力に印加される。
ここで、A信号も終段ゲート60に印加されているので
、終段ゲート60は解錠信号を発する。
この解錠信号は、増幅され図示しないソレノイド等に電
流を流して、図示しない閂装置を施錠状態から解錠状態
に移行させる働きをする。
更に、金庫扉の開閉を行なうモータ等の電動部材をこの
解錠信号によって駆動することとすれば、電子符号錠の
遠隔操作性と相俟って極めて便利なものとなる。
また信号保持回路50の信号保持時間を一定にしてある
ので、この一定時間経過後は、たとえ2人目の管理人が
正しい解錠符号を入力したとしても解錠信号は発生しな
いだめ、安全性が充分に確保される。
次に、第3図に示す本発明電子符号錠の実施例について
説明する。
第3図示実施例は、第2図示実施例における信号保持回
路50を別の態様で構成したことを除いて第2図示実施
例とほぼ同じである。
保持時間制御回路52は、Aチャンネル選択回路11A
またはBチャンネル選択回路11Bの出力を受け、この
出力を受けている間及びこの出力を受けなくなって後一
定時間継続して出力信号を発する回路である。
そして保持時間制御回路52における出力信号の継続発
生時間は、外部から調整出来るようになっている。
A信号ゲート回路51Aは、保持時間制御回路52から
の出力信号を受けている間にA解錠ゲー}40Aからの
A信号を受けると、A信号に相応する信号を出力ししか
もその後A解錠ゲート40AからのA信号を遮断されて
も保持時間制御回路52からの出力信号を受けている限
リ終段ゲート60に前記A信号に相応する信号を送り続
ける回路である。
B信号ゲート回路51Bは、保持時間制御回路52から
の出力信号を受けている間にB解錠ゲート40Bからの
B信号を受けると、B信号に相応する信号を出力し、し
かもその後B解錠ゲート40BからのB信号を遮断され
ても保持時間制御回路52からの出力信号を受けている
限り終段ゲート60に前記B信号に相応する信号を送り
続ける回路である。
第3図示実施例の動作についで考案する。
捷ずA管理人による正しいA解錠符号の入力操作が終了
すると、A解錠ゲート40AからA信号が発生する。
また保持時間制御回路52は、この場合Aチャンネル選
択回路11Aの出力を受けることによって出力信号をA
信号ゲート回路51A及びB信号ゲート回路51Bに供
給する。
この結果、A信号ゲート回路51Aぱ、終段ケート60
にA信号に相応する信号を送り出す。
次にB管理人がB解錠符号を用いて解錠操作を行なうた
めに、Aチャンネル選択回路11Aの作動を停止し、B
チャンネル選択回路11Bを作動させる。
この切換に際して保持時間制御回路52は、その入力信
号が一時跡絶えた場合でも一定の短時間の間その出力信
号を継続して発生するようにしてある。
よって、A解錠ゲー}40AからA信号が発せられなく
なった後前記短時間の間にBチャンネル選択回路11B
を作動させる限り、A信号ゲート回路5iAは、継続し
て終段ゲート60にA信号に相応する信号を送り続ける
そして正しいB解錠符号によるB解錠操作が終了すると
B解錠ゲー}40BがB信号を出力し、B信号ゲート回
路51Bは、保持時間制御回路52からの出力信号を受
けてB信号に相応する信号を継続して終段ゲート60に
送り続ける。
A信号に相応する信号とB信号に相応する信号とを終段
ゲート60が受けると解錠信号を発する。
このようにしてB管理人の解錠操作が終了するとB管理
人は、Bチャンネル選択回路11Bの作動を停止する。
すると短時間経過後保持時間制御回路52からの出力信
号の発生が停止し、A信号ゲート回路51AからのA信
号に相応する信号もB信号ゲート回路51BからのB信
号に相応する信号も彰段ゲート60に供給されなくなり
、終段ゲート60ぱ解錠信号を出力しなくなる。
次に第4図に示す実施例について説明する。
第4図示実施例は、第3図示実施例に対し、Aチャンネ
ル選択回路11A及びBチャンネル選択回路11Bの後
段にそれらの作動状態を示す信号をロックするインター
ロック回路12を付設したものである。
このインターロック回路12は、Aチャンネル選択回路
11A及びBチャンネル選択回路11Bの一方を作動し
た後一定時間その信号状態を維持し、その間たとえ他方
のチャンネル選択回路を操作しても該信号状態が変更さ
れないようになっている。
このため、一旦開始した解錠操作は、チャンネル選択回
路の誤操作によって乱されることがない。
次に第5図に示す実施例について説明する。
A解錠符号とB解錠符号とがそれぞれ共に照合一致した
場合にのみ解錠信号を発する方式をAND方式といい、
A解錠符号とB解錠符号とのうちどちらか一方が照合し
た場合に解錠信号を発する方式をOR方式と呼ぶことに
する。
第5図は、この両方式の切換回路の一実施例を示してい
る。
ただし、第5図における終段ゲート60は、論理的には
AND機能しか果さないものとする。
切換えのだめの単極双投の第1スイッチγ1を、解錠符
号照合回路30とA解錠ゲー}40A及びB解錠ゲート
40Bとの間に設け、その共通極を解錠符号照合回路3
0の出力に接続し、一方の端子、つまりD端子をA解錠
ゲート40Aの入力とB解錠ゲート40Bの入力との接
続点と接続してある。
また、切換のための第2スイッチ72の一方の端子、つ
まりD端子を終段ゲート60の出力と接続し、残りの端
子であるS端子を第1スイッチ71の残りの端子である
S端子と接続し、その共通極から解錠信号が後段の回路
、装置等に出力されるようにしてある。
丑だ、解錠符号照合回路30の出力と終段ゲート60の
出力との極性が異なる場合には、第1スイッチ71のS
端子と第2スイッチ72のS端子の間にインバータγ3
を挿入するとよい。
ここで、第1スイッチ71及び第2スイッチ72は連動
するようになっており、一方の共通極がS端子若しくけ
、D端子に接続すると他方の共通極もそれぞれS端子若
しくは、D端子に接続するようになっている。
そしてAND方式で操作しだい場合には第1スイッチ7
1及び第2スイッチ72を共にD端子に切換え、OR方
式で操作したい場合には第1スイッチ71及び第2スイ
ッチ72を共にS端子に切換えればよい。
第5図は、OR方式を採用した場合を示している。
次に、AND方式とOR方式の切換の別の実施例を示す
第6図について説明する。
第6図は、第4図におけるA信号ゲート回路51AとB
信号ゲート回路51Bと終段ゲートとをより具体的に示
した図である。
終段ゲート60は、2つの入力を並列して受けるNAN
Dゲート601及ひNORゲート602と、この両ゲー
トの出力信号を切換える単極双投のスイッチ74とを有
する,つまり、スイッチ74の一方の端子をNANDゲ
ート601の出力と接続し、他方の端子をNORゲート
602の出力と接続してある。
そして、スイッチ74の共通極から解錠信号をと9出す
ここで、AND方式で作動させたい場合には、スイッチ
74をNANDゲート601と接続すればよく、OR方
式で作動させたい場合にはNORゲート602と接続す
ればよい。
本発明は、上記の如くであるから次の効果を有する。
相異なる2つの解錠符号を2人に管理させ、別別に解錠
操作を行なわせることが出来るので、内部犯行により金
庫の破られる可能性が激減する。
また、必要に応じてAND方式とOR方式とを自由に変
更出来るので便利である。
更に、相異なる2つの解錠符号のそれぞれの照合操作を
行ない乍らも、解錠操作を時系列的に行なわせることに
より回路を一部共通化し、この故に、電子符号錠全体を
安価且つ簡略に構成し得る。
また、インターロック回路があるため、A管理人・B管
理人の各解錠操作が、チャンネル選択回路の誤操作によ
っても妨害を受けない。
この外、信号保持回路の保持時間を短時間に設定してお
けば、一方の管理人が解錠操作を行なったことを忘れ、
長時間経過後に他方の管理人解錠操作をして解錠してし
捷うという弊害を有効に防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明電子符号錠に用いる解錠符号照合回路
の一例をその周辺回路と共に示すブロック図、第2図は
、本発明符号錠の一実施例を示すブロック図、第3図及
び第4図はそれぞれ本発明符号錠の他の実施例を示すブ
ロック図、第5図は、AND方式とOR方式との切換を
行なう部材を付加した構成を示すブロック図、第6図は
、AND方式とOR方式との切換の別の実施例を示す回
路図である, 11A…Aチャンネル選択回路、11B…Bチャンネル
選択回路、12…インターロック回路、20…解錠符号
入力部、30…解錠符号照合回路、40A…A解錠ゲー
ト、40B…B解錠ゲート、50…信号保持回路、50
A…A信号保持回路、50B…B信号保持回路、51A
…A信号ゲート回路、51B…B信号ゲート回路、52
…保持時間制御回路、60…終段ゲート、71…第1ス
イッチ、72…第2スイッチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 A解錠符号とB解錠符号との異なる2つの解錠符号
    を印加して解錠信号を発生させる電子符号錠において、
    A解錠符号による解錠操作時にA解錠符号に関連する部
    材を作動させるAチャンネル選択回路と、B解錠符号に
    よる解錠操作時にB解錠符号に関連する部材を作動させ
    るBチャンネル選択回路と、外部操作により解錠符号を
    入力する解錠符号入力部と、解錠符号入力部から入力さ
    れた解錠符号と予め設定した2つの解錠符号の内の対応
    する一方とが一致したときに出力を発する解錠符号照合
    回路と、Aチャンネル選択回路の規制下に解錠符号照合
    回路の出力を受けるとA信号を発生するA解錠ゲートと
    、Bチャンネル選択回路の規制下に解錠符号照合回路の
    出力を受けるとB信号を発生するB解錠ゲートと、A信
    号とB信号とのうち少なくとも一方を一定時間保持し出
    力し続ける信号保持回路と、A信号とB信号との少なく
    ともどちらかの信号を受けると解錠信号を発する終段ゲ
    ートとから成ることを特徴とする金庫用電子符号錠。 2 前記終段ゲートが、論理積ゲートから成り、A信号
    とB信号の両方を受けて解錠信号を発することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項に記載の金庫用電子符号錠。 3 前記終段ゲートが、2つの入力を並列して受ける論
    理積ゲート及び論理和ゲートと、一方の端子を該論理積
    ゲートの出力に接続し、他方の端子を該論理和ゲートの
    出力に接続し、共通極から解錠符号を出力するスイッチ
    部材とから成ることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の金庫用電子符号錠。 4 信号保持回路が、A信号を一定時間保持し出力を発
    生し続けるA信号保持回路とB信号を一定時間保持し出
    力を発生し続けるB信号保持回路とのうち少なくとも1
    つを含むことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第
    3項のいずれか1つに記載の金庫用電子符号錠。 5 信号保持回路が、Aチャンネル選択回路の出力まだ
    はBチャンネル選択回路の出力を受けた後一定時間出力
    を発する保持時間制御回路と、保持時間制御回路の出力
    を受けている限り一旦A信号を受けると出力を発し続け
    るA信号ゲート回路と、保持時間制御回路の出力を受け
    ている限り一旦B信号を受けると出力を発し続けるB信
    号ゲート回路とを含むことを特徴とする特許請求の範囲
    第1項乃至第3項のいずれか1つに記載の金庫用電子符
    号錠。 6 Aチャンネル選択回路及びBチャンネル選択回路の
    作動を示す信号をロックするインターロック回路を有す
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第5項の
    いずれか1つに記載の金庫用電子符号錠。 7 解錠信号によって始動される金庫扉開扉用の電動部
    材を具備することを特徴とする特許請求の範囲第1項乃
    至第6項のいずれか1つに記載の金庫用電子符号錠。 8 A解錠符号とB解錠符号との異なる2つの解錠符号
    を印加して解錠信号を発生させる電子符号錠において、
    A解錠符号による解錠操作時にA解錠符号に関連する部
    材を作動させるAチャンネル選択回路と、B解錠符号に
    よる解錠操作時にB解錠符号に関連する部材を作動させ
    るBチャンネル選択回路と、外部操作により解錠符号を
    入力する解錠符号入力部と、解錠符号入力部から入力さ
    れた解錠符号と予め設定した2つの解錠符号の内の対応
    する一方とが一致したときに出力を発する解錠符号照合
    回路と、Aチャンネル選択回路の規制下に解錠符号照合
    回路の出力を受けるとA信号を発生するA解錠ゲートと
    、Bチャンネル選択回路の規制下に解錠符号照合回路の
    出力を受けるとB信号を発生するB解錠ゲートと、A信
    号とB信号とのうち少なくとも一方を一定時間保持し出
    力し続ける信号保持回路と、A信号とB信号とを受ける
    と出力信号を発する終段ゲートと、共通極を解錠符号照
    合回路の出力に接続し、少なくとも2個の端子の内の1
    つの端子をA解錠ゲートの入力とB解錠ゲートの入力と
    の接続点に接続した第1スイッチと、少なくとも2個の
    端子の内の1つの端子を終段ゲートの出力に接続し、別
    の端子を第1スイッチの別の端子に接続し、共通極から
    解錠信号をとり出す第2スイッチとから成ることを特徴
    とする金庫用電子符号錠。 9 信号保持回路が、A信号を一定時間保持し出力を発
    生し続けるA信号保持回路とB信号を一定時間保持し出
    力を発生し続けるB信号保持回路とのうち少なくとも1
    つを含むことを特徴とする特許請求の範囲第8項に記載
    の金庫用電子符号錠。 10 信号保持回路が、Aチャンネル選択回路の出力ま
    たはBチャンネル選択回路の出力を受けた後一定時間出
    力を発する保持時間制御回路と、保持時間制御回路の出
    力を受けている限り一旦A信号を受けると出力を発し続
    けるA信号ゲート回路と、保持時間制御回路の出力を受
    けている限り一旦B信号を受けると出力を発し続けるB
    信号ゲート回路とを含むことを特徴とする特詐請求の範
    囲第8項に記載の金庫用電子符号錠。 11 Aチャンネル選択回路及びBチャンネル選択回路
    の作動を示す信号をロックするインターロック回路を有
    することを特徴とする特許請求の範囲第8項乃至第10
    項のいずれか1つに記載の金庫用電子符号錠。 12 解錠信号によって始動される金庫扉開扉用の電動
    部材を具備することを特徴とする特許請求の範囲第8項
    乃至第11項のいずれか1つに記載の金庫用電子符号錠
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