JPH11621A - 穀粒色彩選別方法及び装置 - Google Patents

穀粒色彩選別方法及び装置

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JPH11621A
JPH11621A JP17297897A JP17297897A JPH11621A JP H11621 A JPH11621 A JP H11621A JP 17297897 A JP17297897 A JP 17297897A JP 17297897 A JP17297897 A JP 17297897A JP H11621 A JPH11621 A JP H11621A
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grains
grain
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wavelength ranges
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JP17297897A
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Satoru Satake
覺 佐竹
Takafumi Ito
隆文 伊藤
Norimasa Ikeda
憲政 池田
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Satake Engineering Co Ltd
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Satake Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 良品と色彩が異なる着色粒、良品と同色もし
くは透明の異物及び粉状粒を良品と識別し、一度に良品
から選別除去する。 【構成】 異なる2波長域の光を穀粒に照射するととも
に、該穀粒からの前記2波長域の光量を検出し、良品と
色彩が異なる穀粒及び異物を識別して選別除去する一
方、良品と同色もしくは透明な異物を識別して選別除去
する穀粒色彩選別方法において、前記穀粒に前記2波長
域以外の波長域を有する第3の光を照射するとともに、
前記穀粒からの前記第3の光の透過光量を検出し、良品
と内部性質の異なる穀粒を選別除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、穀粒、特に米粒中
に混入する異物叉は不良品を光学的手段を用いて選別除
去する穀粒色彩選別方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、異なる2波長域の光を用いて、良
品と色の異なる着色粒と、良品と同色もしくは透明の異
物(ガラス片、プラスチック片、金属片、陶器片、磁器
片など)とを良品から選別除去する色彩選別装置として
は、本出願人が提案した例えば特開平8−229517
号公報に開示された穀粒色彩選別装置があり、以下図5
を参照しながら説明する。
【0003】穀粒流路50の両側方には、所定の検出範
囲を通過する穀粒に光を照射する照明手段51と、穀粒
からの反射光を受光する光学検出手段52と、バックグ
ラウンド53とからなる光学検出部54A,54Bが対
設されており、照明手段51は、可視光域を有する蛍光
管55と近赤外光域を有するハロゲンランプ56とから
構成され、光学検出手段52は、レンズ57、ダイクロ
イックミラー58、光学フィルタ59,60及び受光セ
ンサ61,62から構成されている。また、光学フィル
タ59及び受光センサ61は可視光域に適したものであ
り、光学フィルタ60及び受光センサ62は近赤外光域
に適したものである。
【0004】そして、供給シュート63からの穀粒に照
明手段51から光を照射し、受光センサ61の受光信号
により着色粒を識別し、ノズル64からの空気流により
着色粒は除去されるとともに、受光センサ62の受光信
号により異物を識別し、ノズル64からの空気流により
異物は除去される。
【0005】米粒にはその内部が粉状質である粉状粒
(米粒が玄米である場合には未熟粒の1つであり、白米
である場合には一般に「しらた」と呼ばれる)がある。
粉状粒はその外観が良品と同等の色を有しているととも
に、表層部が良品と同等の成分を有しているものの、内
部が粉状質であって白色不透明部を有しているため見た
目が悪く、しかも炊飯した場合には食味も劣るため、通
常、着色粒や前記異物とともに不良品として米粒中から
選別除去されている。
【0006】そして、上記装置を用いて粉状粒を選別除
去する場合には、前述したように粉状粒はその外観及び
表層部が良品と同じであり反射光量に良品との差はな
く、着色粒や異物として選別除去することができないた
め、あらかじめ米粒中から着色粒と異物を除去した後、
例えば光学検出部54Bの可視光域を有する蛍光管55
を消して、着色粒と異物とを除去した後の米粒を選別装
置に再度供給し、光学検出部54Bの受光センサ61で
米粒からの透過光のみを受光し、その受光量により良品
と粉状粒とを識別して良品から粉状粒を選別除去してい
る。
【0007】ところで、上記装置を用いて一度に全ての
不良品を選別除去する方法として、光学検出部54Bの
ハロゲンランプ56,56を消し、光学検出部54Aに
おいて可視光の反射光量と近赤外光の反射光量とを検出
するとともに、光学検出部54Bにおいて可視光の反射
光量と近赤外光の透過光量とを検出することが考えられ
るが、この場合、光学検出部54Bのバックグラウンド
53への近赤外光の照射が不十分となり、良品と同色叉
は透明な異物の選別に不具合が生じるという問題点があ
った。
【0008】このように、上記装置においてはあらかじ
め着色粒と異物とを除去した後、再度米粒を供給して粉
状粒を選別除去しなければ確実に良品と不良品とを選別
することはできない。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上のような
問題点にかんがみ、良品と色彩が異なる着色粒、良品と
同色もしくは透明の異物及び粉状粒を1回の処理で良品
と識別し、しかも確実に良品から不良品を選別除去でき
る穀粒色彩選別方法及び装置を提供することを技術的課
題とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本発明の穀粒色彩選別方法は、異なる2波長域の光を穀
粒に照射するとともに、該穀粒からの前記2波長域の光
量を検出し、良品と色彩が異なる穀粒及び異物を識別し
て選別除去する一方、良品と同色もしくは透明な異物を
識別して選別除去する穀粒色彩選別方法において、前記
穀粒に前記2波長域以外の波長域を有する第3の光を照
射するとともに、前記穀粒からの前記第3の光の透過光
量を検出し、良品と内部性質の異なる穀粒を選別除去す
る、という技術的手段を講じた。
【0011】また、本発明の穀粒色彩選別装置は、所定
の穀粒流路内に穀粒を案内するためのシュートを設け、
該シュートからの穀粒に異なる2波長域の光を照射する
照明部と、前記穀粒からの前記2波長域の光量を検出す
る受光部とからなる光学検出手段を前記穀粒流路の両側
方に対設し、前記受光部と連絡した制御部からの信号に
より作動するエジェクタを前記穀粒流路内に臨設した穀
粒色彩選別装置において、一方の前記光学検出手段の照
明部を、前記異なる2波長域の光を照射するとともに該
2波長域以外の第三の波長域の光を照射する照明部に形
成し、他方の前記光学検出手段の受光部を、前記2波長
域の一方の光量と前記第三の波長域の光量とを検出する
受光部に形成する、という技術的手段を講じた。
【0012】前記2波長域の光を、可視光と近赤外光と
するとよい。
【0013】前記2波長域の光を、前記可視光の任意波
長域の光と近赤外光とするとともに、前記第三の波長域
の光を前記任意波長域以外の可視光とするとよい。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面を
参照しながら説明する。図1において、フレーム1内の
一側上部に原料タンク2を設け、原料タンク2の下端は
振動供給樋3であって、バイブレータなどからなる振動
発生装置4上に載置される。そして、振動供給樋3は、
傾斜して設けたシュート5に接続してある。すなわち、
横断面をV字型となしたシュート5の上端は、振動供給
樋3の樋端に近接して設けられ、その下端は一対の光学
検出部6A,6Bの間に臨ませ、さらに、シュート5の
下方には、シュート5の下端から落下する米粒を受ける
べき筒状の受樋7を設け、受樋7の下端には良品を排出
する搬送手段13を連絡する。また、シュート5の下端
から受樋7内に落下する間の検出範囲F付近には、検出
範囲Fを落下する米粒中から不良品と異物とを除去する
ため、エジェクターバルブ8のノズル口を配設する。エ
ジェクターバルブ8はエヤー管9を介して図外のコンプ
レッサーに接続してあり、エジャクターバルブ8の下方
には不良品排出口10を設け、不良品排出口10には不
良品を排出する搬送手段14を連絡する。そして、フレ
ーム1の上部には制御部としてのコントロールボックス
11及び操作パネル12を設ける。
【0015】図2は穀粒色彩選別装置の要部拡大図であ
り、以下、光学検出部6について説明する。
【0016】光学検出部6は、所定の検出範囲Fを落下
する米粒に光を照射する照明部15A,15Bと、米粒
からの光量を受光する受光部18A,18Bと、バック
グラウンド19A〜19Dとから構成され、検出範囲F
を挟んで対向して設けられている。
【0017】そして、光学検出部6Aの照明部15A
は、青色光域と赤色光域の波長を有する複数の蛍光管1
6A,16B,16Cと、近赤外光域を有するハロゲン
電球17とで構成され、光学検出部6Bの照明部15B
は、青色光域の波長を有する複数の蛍光管20A,20
B,20Cと、近赤外光域の波長を有するハロゲン電球
21とで構成されている。
【0018】また、光学検出部6Aの受光部18Aは2
つの受光手段25A,25Bにより構成されており、受
光手段25Aは、集光レンズ24と、青色フィルター2
2と、この青色フィルター22を通過した光の光量を検
出して検出信号を出力するセンサー23とを備え、受光
手段25Bは、集光レンズ26と、近赤外線フィルター
27と、この近赤外線フィルター27を通過した光の光
量を検出して検出信号を出力するセンサー28とを備え
ている。
【0019】光学検出部6Bの受光部18Bは2つの受
光手段29A,29Bにより構成されており、受光手段
29Aは、集光レンズ30と、青色フィルター31と、
この青色フィルター31を通過した光の光量を検出して
検出信号を出力するセンサー32とを備え、受光手段2
9Bは、集光レンズ33と、赤色フィルター34と、こ
の赤色フィルター34を通過した光の光量を検出して検
出信号を出力するセンサー35とを備えている。
【0020】なお、青色フィルター22,31として
は、波長域が例えば400〜550nmの範囲のフィル
ターを適宜選択すればよく、赤色フィルター34として
は波長域が600〜1100nmのフィルターを、近赤
外線フィルター27としては波長域が1400〜160
0nmのフィルターを適宜選択すればよい。
【0021】図3は本装置の制御回路を示すブロック図
であり、センサー23,28,32,35の検出信号
は、ORゲート、増幅器、比較器及び演算回路等からな
る信号処理手段36に連絡される。信号処理手段36か
ら出力された除去信号37はエジェクターバルブ8に連
絡され、ノズル口より空気を噴出して不良品及び異物の
除去が行われる。
【0022】次に上記構成における作用について説明す
る。操作パネル12に設けたスイッチをONし、図外の
バケットエレベータのシュートパイプから原料タンク2
内に米粒を投入し、振動供給樋3を駆動すると米粒はそ
の樋端からシュート5内に落下し、順次、シュート5の
樋床を滑流するとともにシュート5下端から検出範囲F
に移送される。
【0023】検出範囲に供給された米粒は照明部15
A,15Bにより照明され、米粒からの光が各々の受光
手段25,29に入射される。蛍光管16からの青色域
の光は、米粒からの反射光としてレンズ24及び青色フ
ィルター22を通ってセンサー23に受光されるととも
に、蛍光管16からの赤色光域の光は、米粒からの透過
光としてレンズ33及び赤色フィルター34を通ってセ
ンサー35に受光される。
【0024】また、ハロゲン電球17からの近赤外光
は、米粒からの反射光としてレンズ26及び近赤外線フ
ィルター27を通ってセンサー28に受光され、蛍光管
20からの青色域の光は、米粒からの反射光としてレン
ズ30及び青色フィルター31を通ってセンサー32に
受光される。
【0025】センサー23,28,32,35は常時、
蛍光管20、ハロゲン電球21、蛍光管16及び蛍光管
16により照明され良品と同じ明るさに調整されたバッ
クグラウンド19C,19D,19A,19Bも監視し
ている。図4は各センサー28,23,32,35及び
除去信号37の出力波形であるが、センサー23,32
の波形は、検出範囲Fに良品が通過すると信号の変化が
小さいが、着色粒、黒色の石等の可視光域の反射光で識
別できる粒子が通過すると大きく明暗の差が感知され
る。
【0026】また、前記センサー23,32の信号に変
化が生じない場合であっても、ガラス片、プラスチック
片、白い石等の近赤外域の反射光で識別できる異物が検
出範囲Fを通過した場合には、センサー28の波形は大
きく明暗の差を感知する。
【0027】更に、前記各センサー23,32,28の
信号に変化が生じない場合であっても、米粒中には、米
粒であって良品と同等の色を有しており、内部に粉状質
を有している粉状粒が混入している。センサー35の波
形は、検出範囲Fに良品が通過すると信号の変化は小さ
いが、透過光で検出できる粉状粒が通過すると大きく明
暗の差が感知される。
【0028】各センサーー23,28,32,35の信
号出力は、信号処理手段36に連絡され、この信号処理
手段36において増幅、比較及び演算処理が行われ、除
去信号37が出力される。除去信号37はエジェクター
バルブ8を作動し、ノズル口から圧縮空気が噴射され
る。そして、圧縮空気は、着色粒、良品と同色もしくは
透明の異物及び粉状粒を良品中から吹き飛ばし、吹き飛
ばされた着色粒、異物及び粉状粒は不良品排出口10か
ら搬送手段14へ移送され機外へ排出され、良品は受樋
7を通って搬送手段13により回収される。
【0029】ハロゲン電球21と検出範囲Fとの間に仕
切板38を設けてもよく、この場合、ハロゲン電球21
からの光は直接検出範囲に照射されることなく、バック
グラウンド19Dを照明する。
【0030】上記実施の形態においては、蛍光灯16を
青色光域と赤色光域の波長を有する蛍光管に形成してい
るが、例えば、蛍光管16Aを赤色光域の波長を有する
蛍光間に形成し、蛍光管16B,Cを青色光域の波長を
有する蛍光管に形成してもよく、蛍光管16Aからの赤
色光は、米粒からの透過光としてセンサー35により受
光され、蛍光管16B,16Cからの青色光は、米粒か
らの反射光としてセンサー23により受光され、ハロゲ
ン電球17からの近赤外光は、米粒からの反射光として
センサー28に受光され、粉状粒は着色粒及び異物とと
もに除去可能である。この構成においては、光学検出手
段6Bの蛍光管20Aを消灯する場合もある。
【0031】また、光学検出手段6Aの蛍光管16を全
て青色光域の波長を有する蛍光管に形成するとともに、
受光手段29Bを受光手段25Bと同様の構成とし、バ
ックグラウンド19Bをバックグラウンド19Dと同様
の構成とし、更に、光学検出手段6A,6Bの一方に赤
色光域の波長を有する光源を設け、光学検出手段6A,
6Bの他方に赤色光の受光手段及びバックグラウンドを
設けた構成とした場合であっても、青色光の反射光量、
近赤外光の反射光量及び赤色光の透過光量を同時に受光
することができ、良品と色彩が異なる着色粒、良品と同
色もしくは透明の異物及び粉状粒を1回の処理で良品と
識別し、1度に良品から選別除去できる。
【0032】なお、上記実施の形態においては、良品と
着色粒との識別のために青色光を用い、良品と粉状粒と
の識別のために赤色光を用いているが、良品と着色粒と
の識別に用いる光は可視光であればよく、良品と粉状粒
との識別に用いる光は、良品と着色粒との識別に用いる
光及び、良品と異物との識別に用いる光以外の光であれ
ばよい。なお、赤色光域の波長の光源としては、蛍光管
ではなく760〜800nmの波長域を有するスリット
レーザー光源でもよい。
【0033】
【発明の効果】異なる2波長域の光を穀粒に照射すると
ともに、該穀粒からの前記2波長域の光量を検出し、良
品と色彩が異なる穀粒及び異物を識別して選別除去する
一方、良品と同色もしくは透明な異物を識別して選別除
去する穀粒色彩選別方法において、前記穀粒に前記2波
長域以外の波長域を有する第3の光を照射するととも
に、前記穀粒からの前記第3の光の透過光量を検出し、
良品と内部性質の異なる穀粒を選別除去することによ
り、内部に白色不透明部を有する粉状粒を識別して除去
することができるため、良品と色彩が異なる穀粒及び異
物、良品と同色もしくは透明な異物及び粉状粒を1回の
処理で良品と識別し、1度に良品から選別除去すること
ができる。
【0034】所定の穀粒流路内に穀粒を案内するための
シュートを設け、該シュートからの穀粒に異なる2波長
域の光を照射する照明部と、前記穀粒からの前記2波長
域の光量を検出する受光部とからなる光学検出手段を前
記穀粒流路の両側方に対設し、前記受光部と連絡した制
御部からの信号により作動するエジェクタを前記穀粒流
路内に臨設した穀粒色彩選別装置において、一方の前記
光学検出手段の照明部を、前記異なる2波長域の光を照
射するとともに該2波長域以外の第三の波長域の光を照
射する照明部に形成し、他方の前記光学検出手段の受光
部を、前記2波長域の一方の光量と前記第三の波長域の
光量とを検出する受光部に形成することにより、穀粒か
らの第三の波長域の光の透過光量を受光部により検出す
ることができ、良品と内部性質が異なる穀粒を識別する
ことができる。そのため、受光部と連絡した制御部から
の信号により、シュートからの穀粒中に含まれる良品と
色彩が異なる穀粒及び異物、良品と同色もしくは透明の
異物及び粉状粒を1回の処理で良品と識別し、エジェク
タの作動により確実に良品から全ての不良品を選別除去
することができる。
【0035】前記2波長域の光を、可視光と近赤外光と
することにより、可視光の反射光量で良品と異なる色彩
の穀粒及び異物を確実に識別することができ、近赤外光
の反射光量で良品と同色もしくは透明の異物を確実に識
別することができる。
【0036】前記2波長域の光を、前記可視光の任意波
長域の光と近赤外光とするとともに、前記第三の波長域
の光を前記任意波長域以外の可視光とすることにより、
透過光量を受光するセンサーを可視光域に感度が高いセ
ンサーとすることができ、可視光域以外の波長域に感度
が高いセンサーに比べコストを低くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の穀粒色彩選別装置の側断面図である。
【図2】本発明の穀粒色彩選別装置の要部拡大図であ
る。
【図3】本発明の装置の制御回路を示すブロック図であ
る。
【図4】本発明の装置の各構成における出力波形の説明
図である。
【図5】従来の穀粒色彩選別装置の要部拡大図である。
【符号の説明】
1 フレーム 2 原料タンク 3 振動供給樋 4 振動発生装置 5 シュート 6 光学検出部 7 受樋 8 エジェクターバルブ 9 エヤー管 10 不良品排出口 11 コントロールボックス 12 操作パネル 13 搬送手段 14 搬送手段 15 照明部 16 蛍光管 17 ハロゲン電球 18 受光部 19 バックグラウンド 20 蛍光管 21 ハロゲン電球 22 青色フィルター 23 センサー 24 集光レンズ 25 受光手段 26 集光レンズ 27 近赤外線フィルター 28 センサー 29 受光手段 30 集光レンズ 31 青色フィルター 32 センサー 33 集光レンズ 34 赤色フィルター 35 センサー 36 信号処理手段 37 除去信号 38 仕切板

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる2波長域の光を穀粒に照射すると
    ともに、該穀粒からの前記2波長域の光量を検出し、良
    品と色彩が異なる穀粒及び異物を識別して選別除去する
    一方、良品と同色もしくは透明な異物を識別して選別除
    去する穀粒色彩選別方法において、前記穀粒に前記2波
    長域以外の波長域を有する第3の光を照射するととも
    に、前記穀粒からの前記第3の光の透過光量を検出し、
    良品と内部性質の異なる穀粒を選別除去することを特徴
    とする穀粒色彩選別方法。
  2. 【請求項2】 所定の穀粒流路内に穀粒を案内するため
    のシュートを設け、該シュートからの穀粒に異なる2波
    長域の光を照射する照明部と、前記穀粒からの前記2波
    長域の光量を検出する受光部とからなる光学検出手段を
    前記穀粒流路の両側方に対設し、前記受光部と連絡した
    制御部からの信号により作動するエジェクタを前記穀粒
    流路内に臨設した穀粒色彩選別装置において、一方の前
    記光学検出手段の照明部を、前記異なる2波長域の光を
    照射するとともに該2波長域以外の第三の波長域の光を
    照射する照明部に形成し、他方の前記光学検出手段の受
    光部を、前記2波長域の一方の光量と前記第三の波長域
    の光量とを検出する受光部に形成したことを特徴とする
    穀粒色彩選別装置。
  3. 【請求項3】 前記2波長域の光を、可視光と近赤外光
    としてなる請求項2記載の穀粒色彩選別装置。
  4. 【請求項4】 前記2波長域の光を、前記可視光の任意
    波長域の光と近赤外光とするとともに、前記第三の波長
    域の光を前記任意波長域以外の可視光としてなる請求項
    2叉は3記載の穀粒色彩選別装置。
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