JPH11100505A - ポリアリーレンサルファイド樹脂組成物 - Google Patents
ポリアリーレンサルファイド樹脂組成物Info
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- JPH11100505A JPH11100505A JP9264576A JP26457697A JPH11100505A JP H11100505 A JPH11100505 A JP H11100505A JP 9264576 A JP9264576 A JP 9264576A JP 26457697 A JP26457697 A JP 26457697A JP H11100505 A JPH11100505 A JP H11100505A
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Abstract
などの金属部を腐食、汚染することがなく、しかも成形
品の機械物性に優れたポリアリーレンサルファイド樹脂
組成物を提供する。 【解決手段】 (A) ポリアリーレンサルファイド樹脂 1
00重量部に対して、(B) 酸化亜鉛ウィスカ0.05〜3重量
部を配合する。
Description
ーレンサルファイド樹脂組成物に関する。更に詳しく
は、成形加工性に優れ、特に成形時において金型などの
金属部を腐食、汚染することがなく、しかも成形品の機
械物性に優れたポリアリーレンサルファイド樹脂組成物
に関する。
ェニレンサルファイド(以下PPSと略す)樹脂に代表
されるポリアリーレンサルファイド(以下PASと略
す)樹脂は、高い耐熱性、機械的物性、耐化学薬品性、
寸法安定性、難燃性を有していることから、電気・電子
機器部品材料、自動車機器部品材料、化学機器部品材料
等に広く使用されている。しかしながら、この樹脂は分
子構造中にイオウ原子を有し、又、製造原料がイオウや
塩素及びナトリウムが如きアルカリ金属を有していて、
樹脂合成時にイオウや塩素、アルカリ金属等を多量に含
有する副生成物が生成されるという欠点を持っていて、
成形時に金型等の金属材を腐食汚染する難点を有し、
又、成形部品材料として使用した時、部品中にインサー
トされる金属や、メッキあるいは蒸着した金属を腐食、
汚染して支障をきたすなどの問題点がある。この問題点
を解決するための手段として、重合したPAS樹脂を酸
や熱水、有機溶剤等で脱イオン処理し、洗浄してこれら
の不純物を500ppm以下、更には200ppm以下に低減するこ
とが提案され、かなり有効ではあるが、PAS樹脂及び
その組成物は成形加工温度が少なくとも 280℃以上で極
めて高いため、これらの不純物を除去精製してもなお、
成形加工時に腐食性のガスを発生し、金属に対する耐食
性が充分でない。この問題点を解決するための技術とし
て、従来から、樹脂に有害物質の補足剤を添加し、腐食
性、不純物の発生を抑制する提案が行われている。例え
ば、炭酸リチウム(特開昭54−162752号公報)、ハイド
ロタルサイト(特開昭61−275353号公報)、炭酸亜鉛、
水酸化亜鉛(特開平2−105857号公報)、硼酸亜鉛(特
開平6−306288号公報)などが挙げられる。しかし、本
発明者らの追試では、ある種の添加剤は金属の腐食防止
にある程度効果が認められるものの、なお充分ではな
く、又、少量の配合で機械的物性の低下を生じる等の問
題が認められた。又、特開平4−164961では特定の酸化
亜鉛を添加した例が示されているが、それでも機械的物
性は充分とは言い難く、更に一層の改善が望まれてい
る。
鑑み、PAS樹脂組成物の成形時の金型やその使用時の
金属に対する腐食、汚染性を改善し、比較的多量の腐食
抑制剤を用いても引張強伸度、衝撃強度、靭性等の機械
的物性に対する悪影響がなく、優れた耐金属腐食性と機
械的物性を兼備したPAS樹脂組成物を提供することを
目的とする。
達成すべく鋭意研究を重ねた結果、PAS樹脂に対し、
特定の酸化亜鉛を配合することにより、金属に対する腐
食、汚染性を著しく改善するとともに、かかる腐食抑制
剤による機械物性に対する悪影響が解消され、優れた機
械物性を維持し、両特性を兼備することを見出し、本発
明を完成するに至った。即ち本発明は、(A) ポリアリー
レンサルファイド樹脂 100重量部に対して、(B) 酸化亜
鉛ウィスカ0.05〜3重量部を基本的な構成成分として配
合し溶融混練してなるポリアリーレンサルファイド樹脂
組成物である。
細に説明する。本発明の組成物における(A) 成分として
のPAS樹脂は、繰返し単位として-(Ar-S)-(ただしAr
はアリーレン基)で主として構成されたものである。ア
リーレン基としては、例えば、p−フェニレン基、m−
フェニレン基、o−フェニレン基、置換フェニレン基、
p,p'−ジフェニレンスルフォン基、p,p'−ビフェニレン
基、p'p'−ジフェニレンエーテル基、p,p'−ジフェニレ
ンカルボニル基、ナフタレン基などが使用できる。この
場合、前記のアリーレン基から構成されるアリーレンサ
ルファイド基の中で、同一の繰返し単位を用いたポリマ
ー、すなわちホモポリマーの他に、組成物の加工性とい
う点から、異種繰返し単位を含んだコポリマーが好まし
い場合もある。ホモポリマーとしては、アリーレン基と
してp−フェニレン基を用いた、p−フェニレンサルフ
ァイド基を繰返し単位とするものが特に好ましく用いら
れる。又、コポリマーとしては、前記のアリーレン基か
らなるアリーレンサルファイド基の中で、相異なる2種
以上の組み合わせが使用できるが、中でもp−フェニレ
ンサルファイド基とm−フェニレンサルファイド基を含
む組み合わせが特に好ましく用いられる。この中で、p
−フェニレンサルファイド基を70モル%以上、好ましく
は80モル%以上含むものが、耐熱性、成形性、機械的特
性等の物性上の点から適当である。又、これらのPAS
樹脂の中で、2官能性ハロゲン芳香族化合物を主体とす
るモノマーから縮重合によって得られる実質的に直鎖状
構造の高分子量ポリマーが、特に好ましく使用できる
が、直鎖状構造のPAS樹脂以外にも、縮重合させると
きに、3個以上のハロゲン置換基を有するポリハロ芳香
族化合物等のモノマーを少量用いて、部分的に分岐構造
または架橋構造を形成させたポリマーも使用できるし、
低分子量の直鎖状構造ポリマーを酸素又は酸化剤存在
下、高温で加熱して、酸化架橋又は熱架橋により溶融粘
度を上昇させ、成形加工性を改良したポリマーも使用可
能である。又、(A) 成分のPAS樹脂は、前記直鎖状P
AS(310℃、ズリ速度 1200sec-1における粘度が10〜30
0 Pa・s)を主体とし、その一部(1〜30重量%、好まし
くは2〜25重量%)が、比較的高粘度(300〜3000Pa・s
、好ましくは 500〜2000Pa・s)の分岐又は架橋PAS
樹脂との混合系も好適である。又、本発明に用いるPA
S樹脂は重合後、酸洗浄、熱水洗浄、有機溶剤洗浄(或
いはこれらの組合せ)等の脱イオン処理を行って副生不
純物等を除去精製することによって、塩素含有量及びア
ルカリ金属含有量を夫々500ppm以下、好ましくは300ppm
以下にしたものが好ましい。
酸化亜鉛ウィスカは、顕微鏡法によって測定した針状部
での平均繊維径(短径)が 0.1〜5μm 、平均繊維長
(長径) が2〜100 μm であり、かつ平均アスペクト比
が5以上であるものが好ましい。市販品の中には三次元
的にテトラポット形状をした酸化亜鉛があり、前述の形
状を有するウィスカとして好適な化合物の一つである
が、これに限定されるものではない。上記(B) 成分の配
合量はポリアリーレンサルファイド樹脂 100重量部に対
して、0.05〜3重量部であり、好ましくは 0.1〜1重量
部である。0.05重量部では、金属に対する腐食性の防止
効果・汚染性の抑制効果が充分ではない。又、3重量部
を超えると(B) 成分を配合しない場合と同等の機械的物
性を保持することができなくなる。更に、(B) 成分の酸
化亜鉛ウィスカの表面を予めエポキシアルコキシシラン
及び/又はアミノアルコキシシランで処理することが、
分散性及び機械的物性の保持の点から好ましい。エポキ
シアルコキシシランとしては、1分子中にエポキシ基を
1個以上有し、アルコキシ基を2個あるいは3個有する
シラン化合物であればいずれのものでも有効で、例えば
γ−グリシドキシプロピルトリメトキシシラン、γ−グ
リシドキシプロピルトリエトキシシランなどが挙げられ
る。アミノアルコキシシランとしては、1分子中にアミ
ノ基を1個以上有し、アルコキシ基を2個あるいは3個
有するシラン化合物であればいずれのものでも有効で、
例えばγ−アミノプロピルトリメトキシシラン、γ−ア
ミノプロピルトリエトキシシラン、N−(β−アミノエ
チル)−γ−アミノプロピルトリメトキシシランなどが
挙げられる。これらのアルコキシシランの配合量は、
(B) 成分の酸化亜鉛ウィスカに対し0.05〜5重量%が好
ましい。
は次亜燐酸又はそれらの塩を配合すると、長期耐湿熱性
を向上させることができ、好ましい。ここで用いられる
(C) 燐酸或いは次亜燐酸又はそれらの塩としては、例え
ば第1燐酸、次亜燐酸、第1燐酸カルシウム、第1燐酸
ナトリウム、次亜燐酸カルシウム、次亜燐酸亜鉛、次亜
燐酸マグネシウム、次亜燐酸ナトリウム等の亜鉛、アル
カリ金属又はアルカリ土類金属の塩類から選ばれた少な
くとも1種又は2種以上が挙げられ、好ましくは次亜燐
酸カルシウム、次亜燐酸マグネシウム、次亜燐酸亜鉛で
ある。上記(C) 成分の配合量は、(A) ポリアリーレンサ
ルファイド樹脂100重量部に対し、0.05〜2重量部であ
り、好ましくは0.1 〜1重量部である。過少であると目
的とする長期耐湿熱性に対する改善効果が得られず、
又、過大であると成形中のガス発生等の問題があり好ま
しくない。上記(C) 成分を(B) 成分と共存させることに
より、意外にも(B) 成分の有する金属に対する腐食性の
防止効果・汚染性の抑制効果を阻害することなく、両者
の相互作用により、長期耐湿熱性が改善されることが確
認された。特に(C) 成分はそのまま配合しても有効であ
るが、後述の(D) 成分である無機又は有機充填材にその
一部又は全部を予め付着させて、これを他の成分に配合
する方法も有効である。(C) 成分を付着させる方法に関
しては特に制限はなく、例えば上記化合物を含む溶液を
充填材にスプレーして付着させてもよく、ガラス繊維等
の場合にはロールコーターを用いて繊維に上記溶液を塗
布することにより付着させてもよい。また、一般的にガ
ラス繊維等の表面処理剤として使用されるエポキシ樹
脂、ウレタン樹脂系の収束剤あるいはアミノシラン、エ
ポキシシラン等のカップリング剤と共に処理することも
可能である。
機充填材は、必ずしも必須とされる成分ではないが、機
械的強度、耐熱性、寸法安定性(そり、変形)、電気的
性質等の性能に優れた成形品を得るためには配合するこ
とが好ましく、これには目的に応じて繊維状、粉粒状、
又は板状の充填材又はこれらの混合物が用いられる。
ベスト繊維、カーボン繊維、シリカ繊維、シリカ・アル
ミナ繊維、ジルコニア繊維、窒化硼素繊維、窒化珪素繊
維、硼素繊維、チタン酸カリ繊維等が挙げられるほか、
更にステンレス、アルミニウム、チタン、銅、真鍮等の
金属の繊維状物などの無機質繊維状物質が挙げられる。
特に代表的な繊維状充填材はガラス繊維、カーボン繊
維、又はチタン酸カリ繊維である。尚、芳香族ポリアミ
ド、アクリル樹脂、フッ素樹脂などの高融点の有機質繊
維状物質も使用することができる。一方、粉粒状充填物
としては、カーボンブラック、黒鉛、シリカ、石英粉
末、ガラスビーズ、ガラス粉、珪酸カルシウム、珪酸ア
ルミウニム、カオリン、タルク、クレー、珪藻土、ウォ
ラストナイトの如き珪酸塩、酸化鉄、酸化チタン、アル
ミナの如き金属の酸化物、炭酸カルシウム、炭酸マグネ
シウムの如き金属の炭酸塩、硫酸カルシウム、硫酸バリ
ウムの如き金属の硫酸塩、その他、炭化珪素、窒化珪
素、各種金属粉末が挙げられる。特に代表的なものは、
カーボンブラック、シリカ、ガラスビーズ又はガラス
粉、炭酸カルシウム、タルク等である。又、板状充填材
としては、マイカ、ガラスフレーク、各種の金属箔等が
挙げられる。これらの充填材は、一種又は二種以上併用
することができる。繊維状充填材、特にガラス繊維又は
炭素繊維と、粉粒状又は板状充填材の併用は、特に機械
的強度と寸法精度、電気的性質等を兼備する上で好まし
い組合せである。又、これらの充填材の使用にあたって
は、必要ならば収束剤又は表面処理剤にて表面処理、又
は収束して使用することが望ましい。この処理剤の例を
示せば、エポキシ系化合物、イソシアネート系化合物、
シラン系化合物、チタネート系化合物等の官能性化合物
である。上記(D) 成分の配合量は、組成物全量に対して
1〜75重量%であり、好ましくは3〜70重量%である。
過大の場合は成形作業が困難になるほか、成形品の機械
的強度にも問題が出る。
て、一般に熱可塑性樹脂に添加される公知の物質、すな
わち酸化防止剤や紫外線吸収剤等の安定剤、難燃剤、染
・顔料等の着色剤、潤滑剤および結晶化促進剤、結晶核
剤等も要求性能に応じ適宜添加することができる。
樹脂組成物の調製に用いられる設備と方法により調製す
ることができる。一般的には必要な成分を混合し、1軸
又は2軸の押出機を使用して溶融混練し、押出して成形
用ペレットとすることができる。また、樹脂成分を溶融
押出し、その途中でガラス繊維の如き無機成分を添加配
合するのも好ましい方法の1つである。このようにして
得た材料ペレットは、射出成形、押出し成形、真空成
形、圧縮成形等、一般に公知の熱可塑性樹脂の成形法を
用いて成形することができるが、最も好ましいのは射出
成形である。
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。 実施例1〜14および比較例1〜10 (A) 成分として、実質的に線状のポリフェニレンサルフ
ァイド樹脂(呉羽化学工業(株)製、「フォートロンK
PS」、粘度50Pa・s (310℃、 1200sec-1)100 重量部
に対し、表1〜2に示す如く(B) 成分を加えてヘンシェ
ルミキサーで2分間混合した。更に(C) 、(D) 成分を表
1〜2に示す量で加えてブレンダーで30秒間混合した。
これをシリンダー温度 310℃の押出機で混練し、ポリフ
ェニレンサルファイド樹脂組成物のペレットを作成し
た。このペレットについて金属に対する腐食性、機械特
性及び長期耐湿熱性を測定した。結果を表1〜2に示
す。 実施例15 (D) 成分のガラス繊維に対し、溶剤に溶かした(C) 次亜
燐酸カルシウムの溶液を表2に示す割合となるように塗
布し、充分乾燥して、予め付着させた状態で使用した以
外は前記実施例と同様の条件で組成物を調製し、評価し
た。結果を表2に示す。
のペレットを4g入れ、鉄、クロム、カーボンを主成分
とする金型用材料(SKD−11)の試験片(15×160 ×
2mm)を所定の位置に吊るした。試験管上部に栓をし、
320℃で3時間加熱した後、この試験片を取り出して目
視および顕微鏡により観察して腐食状態を調べ、その腐
食状態の程度により以下の如く相対的な等級付けを行っ
た。 A B C D E ←───────────────→ 腐食性小 腐食性大 〔引張強伸度〕射出成形機でシリンダー温度 320℃、金
型温度 150℃で引張試験片を成形し、その試験片をAS
TM D−638 に準拠し、引張強度と引張伸度を測定し
た。 〔長期耐湿熱性〕射出成形機でシリンダー温度 320℃、
金型温度 150℃で引張試験片を成形し、その試験片を95
℃の熱水中で500 時間処理した後、ASTM D−638
に準拠し、引張強度を測定した。
シシラン処理)、平均繊維径(短径)=0.3 μm 、平均
繊維長(長径)=4μm (B-2) 松下アムテック社製、酸化亜鉛ウィスカ(アミノ
シラン処理)、平均繊維径(短径)=0.3 μm 、平均繊
維長(長径)=4μm (B-3) 松下アムテック社製、酸化亜鉛ウィスカ(無処
理)、平均繊維径(短径)=0.3 μm 、平均繊維長(長
径)=4μm (B-4) 三井金属鉱業社製、酸化亜鉛(乾式法)、平均粒
径=0.7 μm (B-5) 堺化学社製、酸化亜鉛(乾式法)、平均粒径=0.
04μm (B-6) 堺化学社製、酸化亜鉛(湿式法)、平均粒径=0.
02μm(C) 成分 (C-1) 次亜燐酸カルシウム
Claims (7)
- 【請求項1】(A) ポリアリーレンサルファイド樹脂 100
重量部に対して、 (B) 酸化亜鉛ウィスカ0.05〜3重量部を配合してなるこ
とを特徴としてなるポリアリーレンサルファイド樹脂組
成物。 - 【請求項2】更に、(A) ポリアリーレンサルファイド樹
脂 100重量部に対して、(C) 燐酸或いは次亜燐酸又はそ
れらの塩0.05〜2重量部を配合してなる請求項1記載の
ポリアリーレンサルファイド樹脂組成物。 - 【請求項3】(C) 成分が次亜燐酸塩である請求項2記載
のポリアリーレンサルファイド樹脂組成物。 - 【請求項4】更に、(D) 成分として(B) 成分以外の繊維
状充填材、粉粒状又は板状充填材及びそれらの混合物か
ら選ばれた無機又は有機充填材を1〜75重量%(対組成
物全量)配合してなる請求項1〜3の何れか1項記載の
ポリアリーレンサルファイド樹脂組成物。 - 【請求項5】(B) 成分の酸化亜鉛ウィスカの表面が予め
エポキシアルコキシシラン及び/又はアミノアルコキシ
シランで処理されている請求項1〜4の何れか1項記載
のポリアリーレンサルファイド樹脂組成物。 - 【請求項6】(A) ポリアリーレンサルファイド樹脂が、
重合後、脱イオン処理してなる、塩素含有量及びアルカ
リ金属含有量が夫々500ppm以下のポリアリーレンサルフ
ァイド樹脂である請求項1〜5の何れか1項記載のポリ
アリーレンサルファイド樹脂組成物。 - 【請求項7】(D) 成分がガラス繊維又は炭素繊維3〜70
重量%である請求項4〜6の何れか1項記載のポリアリ
ーレンサルファイド樹脂組成物。
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