JPH1029749A - シート体のカール矯正方法および装置 - Google Patents
シート体のカール矯正方法および装置Info
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- JPH1029749A JPH1029749A JP18641096A JP18641096A JPH1029749A JP H1029749 A JPH1029749 A JP H1029749A JP 18641096 A JP18641096 A JP 18641096A JP 18641096 A JP18641096 A JP 18641096A JP H1029749 A JPH1029749 A JP H1029749A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】待機時間の変動にも容易に対応し、長尺状シー
ト体のカールを簡単な構成で確実に矯正するとともに、
迅速な再起動を可能にする。 【解決手段】ロール状に巻回された長尺状当てボール1
8aが配置される当てボール供給機構40と、この当て
ボール供給機構40から前記長尺状当てボール18aを
巻き戻して切断機構42に送り出す搬送機構44と、前
記当てボール供給機構40と前記切断機構42の間に配
置され、該長尺状当てボール18aのカールを矯正する
矯正機構46と、前記切断機構42の下流側に配置さ
れ、搬送路をコンベア48と廃棄部50とに振り分け自
在な切換機構52とを備える。
ト体のカールを簡単な構成で確実に矯正するとともに、
迅速な再起動を可能にする。 【解決手段】ロール状に巻回された長尺状当てボール1
8aが配置される当てボール供給機構40と、この当て
ボール供給機構40から前記長尺状当てボール18aを
巻き戻して切断機構42に送り出す搬送機構44と、前
記当てボール供給機構40と前記切断機構42の間に配
置され、該長尺状当てボール18aのカールを矯正する
矯正機構46と、前記切断機構42の下流側に配置さ
れ、搬送路をコンベア48と廃棄部50とに振り分け自
在な切換機構52とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ロール状に巻回さ
れている長尺シート体のカールを矯正するためのシート
体のカール矯正方法および装置に関する。
れている長尺シート体のカールを矯正するためのシート
体のカール矯正方法および装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、ロール状に巻回された長尺な紙
(長尺シート体)を巻き戻して所定の寸法に切断するこ
とにより、種々の用紙を形成する作業が広く行われてい
る。ところが、この種の作業では、長尺な紙がロール状
に巻回されているため、切断された用紙にカール(巻
癖)が存在している場合が多い。
(長尺シート体)を巻き戻して所定の寸法に切断するこ
とにより、種々の用紙を形成する作業が広く行われてい
る。ところが、この種の作業では、長尺な紙がロール状
に巻回されているため、切断された用紙にカール(巻
癖)が存在している場合が多い。
【0003】そこで、従来より、長尺シート体のカール
を矯正するために、種々の提案がなされている。例え
ば、特開平3−259856号公報に開示されているよ
うに、デカールシャフトの位置が調整可能な装置におい
て、稼動時と待機時とで紙に対する前記デカールシャフ
トの押し付け力を変化させることにより、待機中の前記
紙に逆方向のカールが発生することを軽減させるもの
(以下、従来例1という)や、特開平4−179666
号公報に開示されているように、受信終了後に第1ロー
ラが逆転して紙の始端をしごく箇所(湾曲部)よりも上
流側に引き戻すことにより、待機時に前記紙に巻癖が生
ずることを阻止するもの(以下、従来例2という)等が
知られている。
を矯正するために、種々の提案がなされている。例え
ば、特開平3−259856号公報に開示されているよ
うに、デカールシャフトの位置が調整可能な装置におい
て、稼動時と待機時とで紙に対する前記デカールシャフ
トの押し付け力を変化させることにより、待機中の前記
紙に逆方向のカールが発生することを軽減させるもの
(以下、従来例1という)や、特開平4−179666
号公報に開示されているように、受信終了後に第1ロー
ラが逆転して紙の始端をしごく箇所(湾曲部)よりも上
流側に引き戻すことにより、待機時に前記紙に巻癖が生
ずることを阻止するもの(以下、従来例2という)等が
知られている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来例1では、待機中にデカールシャフトが紙に押し付
けられているため、待機時間が長くなると、このデカー
ルシャフトの押し付け力を介し逆方向のカールが発生し
てしまうという問題が指摘されている。このため、待機
中にデカールシャフトを紙から完全に退避させることが
考えられるが、このデカールシャフトのストロークが長
尺化し、コストアップになるとともに、動作に時間がか
かってしまう。さらに、矯正部であるデカールシャフト
の下流側のパスローラに接している部分に接触形状に沿
ったカールが発生し易く、この部分の矯正が不可能とな
ってしまう。
従来例1では、待機中にデカールシャフトが紙に押し付
けられているため、待機時間が長くなると、このデカー
ルシャフトの押し付け力を介し逆方向のカールが発生し
てしまうという問題が指摘されている。このため、待機
中にデカールシャフトを紙から完全に退避させることが
考えられるが、このデカールシャフトのストロークが長
尺化し、コストアップになるとともに、動作に時間がか
かってしまう。さらに、矯正部であるデカールシャフト
の下流側のパスローラに接している部分に接触形状に沿
ったカールが発生し易く、この部分の矯正が不可能とな
ってしまう。
【0005】また、上記の従来例2では、紙を一旦引き
戻すため、再起動時に前記紙のフィードを最初から行わ
なければならず、再フィードの動作に時間を要してしま
うという問題がある。しかも、第1ローラを正逆両方向
に回転可能なモータの他、紙の先端を再フィードさせる
装置も必要になるため、コストアップの要因となってし
まう。
戻すため、再起動時に前記紙のフィードを最初から行わ
なければならず、再フィードの動作に時間を要してしま
うという問題がある。しかも、第1ローラを正逆両方向
に回転可能なモータの他、紙の先端を再フィードさせる
装置も必要になるため、コストアップの要因となってし
まう。
【0006】本発明は、この種の問題を解決するもので
あり、待機時間の変動にも容易に対応することができ、
長尺状シート体のカールを簡単な構成で確実に矯正する
とともに、迅速な再起動が可能なシート体のカール矯正
方法および装置を提供することを目的とする。
あり、待機時間の変動にも容易に対応することができ、
長尺状シート体のカールを簡単な構成で確実に矯正する
とともに、迅速な再起動が可能なシート体のカール矯正
方法および装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の課題を解決するた
めに、本発明は、ロール状に巻回されている長尺シート
体の待機時間が、第1の所定時間を越えた際、矯正部材
を一定距離だけ退避させて前記長尺シート体への押し付
け力を減少させ、該長尺シート体に逆方向のカールが発
生することを阻止する。
めに、本発明は、ロール状に巻回されている長尺シート
体の待機時間が、第1の所定時間を越えた際、矯正部材
を一定距離だけ退避させて前記長尺シート体への押し付
け力を減少させ、該長尺シート体に逆方向のカールが発
生することを阻止する。
【0008】次いで、待機時間が、第1の所定時間より
も長い第2の所定時間を越えた際、長尺シート体を一定
長さ(ローラ等に接触している長さ分)だけ切断機構側
に送り出し、不要部分を切断および除去する。これによ
り、再起動が即座に開始されるとともに、長尺シート体
の同一部分がローラ等に長時間にわたって常時接触する
ことを阻止してカールのない高品質なシート体を供給す
ることができる。
も長い第2の所定時間を越えた際、長尺シート体を一定
長さ(ローラ等に接触している長さ分)だけ切断機構側
に送り出し、不要部分を切断および除去する。これによ
り、再起動が即座に開始されるとともに、長尺シート体
の同一部分がローラ等に長時間にわたって常時接触する
ことを阻止してカールのない高品質なシート体を供給す
ることができる。
【0009】さらに、待機時間が、第2の所定時間より
も長い第3の所定時間を越えた際、長尺シート体の巻き
戻されている部分全長、すなわちシート体供給機構から
切断機構に至る部分全長を、前記切断機構に送り出して
切断および除去する。従って、搬送機構等を構成するロ
ーラ等に長時間にわたって接してカールが発生し易い部
分が確実に除去されるとともに、再起動が効率的に遂行
される。
も長い第3の所定時間を越えた際、長尺シート体の巻き
戻されている部分全長、すなわちシート体供給機構から
切断機構に至る部分全長を、前記切断機構に送り出して
切断および除去する。従って、搬送機構等を構成するロ
ーラ等に長時間にわたって接してカールが発生し易い部
分が確実に除去されるとともに、再起動が効率的に遂行
される。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の実施形態に係る
シート体のカール矯正方法を実施するためのカール矯正
装置10を組み込むフイルム加工システム12の概略斜
視説明図である。
シート体のカール矯正方法を実施するためのカール矯正
装置10を組み込むフイルム加工システム12の概略斜
視説明図である。
【0011】フイルム加工システム12は、長尺状フイ
ルム14を原反幅で所定の長さ毎に切断する大判切断機
構16と、この大判切断機構16により切断された大判
シート14aをカール矯正装置10から供給される当て
ボール18を上下に配して所定の枚数ずつ重畳する集積
機構20と、前記大判シート14aと前記当てボール1
8とが積層されて得られた大判シート束22を断裁前に
揃える揃え機構24と、前記揃えられた大判シート束2
2を所定の寸法に断裁する断裁機構26と、前記断裁さ
れた小判シート束28を上包材30および下包材32に
一括して包み込んだ後、前記上包材30、下包材32を
各小判シート束28毎にシールおよび切断して内装品3
4を得る内装機構36とを備える。
ルム14を原反幅で所定の長さ毎に切断する大判切断機
構16と、この大判切断機構16により切断された大判
シート14aをカール矯正装置10から供給される当て
ボール18を上下に配して所定の枚数ずつ重畳する集積
機構20と、前記大判シート14aと前記当てボール1
8とが積層されて得られた大判シート束22を断裁前に
揃える揃え機構24と、前記揃えられた大判シート束2
2を所定の寸法に断裁する断裁機構26と、前記断裁さ
れた小判シート束28を上包材30および下包材32に
一括して包み込んだ後、前記上包材30、下包材32を
各小判シート束28毎にシールおよび切断して内装品3
4を得る内装機構36とを備える。
【0012】図1および図2に示すように、カール矯正
装置10は、ロール状に巻回された長尺状当てボール
(長尺シート体)18aが配置される当てボール供給機
構40と、この当てボール供給機構40から前記長尺状
当てボール18aを巻き戻して切断機構42に送り出す
搬送機構44と、前記当てボール供給機構40と前記切
断機構42の間に配置されて該長尺状当てボール18a
のカールを矯正する矯正機構46と、前記切断機構42
の下流側(矢印X方向)に配置され切断された当てボー
ル18をコンベア(次段の工程)48と廃棄部50とに
振り分けて搬送自在な切換機構52とを備える。
装置10は、ロール状に巻回された長尺状当てボール
(長尺シート体)18aが配置される当てボール供給機
構40と、この当てボール供給機構40から前記長尺状
当てボール18aを巻き戻して切断機構42に送り出す
搬送機構44と、前記当てボール供給機構40と前記切
断機構42の間に配置されて該長尺状当てボール18a
のカールを矯正する矯正機構46と、前記切断機構42
の下流側(矢印X方向)に配置され切断された当てボー
ル18をコンベア(次段の工程)48と廃棄部50とに
振り分けて搬送自在な切換機構52とを備える。
【0013】図2に示すように、当てボール供給機構4
0は、長尺状当てボール18aの巻き戻し終端部と新た
に前記当てボール供給機構40に配置される長尺状当て
ボール18aの巻き戻し先端部とを接合するための接合
部56を備える。
0は、長尺状当てボール18aの巻き戻し終端部と新た
に前記当てボール供給機構40に配置される長尺状当て
ボール18aの巻き戻し先端部とを接合するための接合
部56を備える。
【0014】搬送機構44は、複数の巻き戻しローラ5
8と、フィードローラ60およびこのフィードローラ6
0に摺接自在なニップローラ62と、切断機構42に近
接するニップローラ対64とを備える。フィードローラ
60は、図示しない駆動源を介して矢印A方向に回転自
在であり、ニップローラ62は、図示しないシリンダ等
に支持されて昇降自在である。
8と、フィードローラ60およびこのフィードローラ6
0に摺接自在なニップローラ62と、切断機構42に近
接するニップローラ対64とを備える。フィードローラ
60は、図示しない駆動源を介して矢印A方向に回転自
在であり、ニップローラ62は、図示しないシリンダ等
に支持されて昇降自在である。
【0015】図2および図3に示すように、フィードロ
ーラ60の上流側に近接してスリッタ74が配置され
る。このスリッタ74は、長尺状当てボール18aの幅
方向両端部に配置されるそれぞれ対をなすスリッタ上刃
76aとスリッタ下刃76bとを備え、このスリッタ上
刃76aとこのスリッタ下刃76bにより切断された耳
部18bを裁断するための耳カッタ78が、前記スリッ
タ74の下方に配置されている。
ーラ60の上流側に近接してスリッタ74が配置され
る。このスリッタ74は、長尺状当てボール18aの幅
方向両端部に配置されるそれぞれ対をなすスリッタ上刃
76aとスリッタ下刃76bとを備え、このスリッタ上
刃76aとこのスリッタ下刃76bにより切断された耳
部18bを裁断するための耳カッタ78が、前記スリッ
タ74の下方に配置されている。
【0016】図3に示すように、矯正機構46は、長尺
状当てボール18aに押し付けられるデカーラバー(矯
正部材)80と、このデカーラバー80を2つの巻き戻
しローラ58の間で前記長尺状当てボール18aに対し
そのカール方向とは逆方向(矢印B方向)に進退させる
制御部79とを備える。
状当てボール18aに押し付けられるデカーラバー(矯
正部材)80と、このデカーラバー80を2つの巻き戻
しローラ58の間で前記長尺状当てボール18aに対し
そのカール方向とは逆方向(矢印B方向)に進退させる
制御部79とを備える。
【0017】図4に示すように、制御部79は、プログ
ラマブルコントローラ(以下、PCという)82を備え
る。PC82の入力側には、長尺状当てボール18aの
原反径を入力する第1入力部81aと、デカーラ制御パ
ターン(後述する)を入力するタッチパネル等の第2入
力部81bとが接続されるとともに、このPC82の出
力側には、位置決めユニット83が接続される。この位
置決めユニット83は、インバータ84を介してモータ
85に接続されており、このモータ85がデカーラバー
80を矢印B方向に駆動する。
ラマブルコントローラ(以下、PCという)82を備え
る。PC82の入力側には、長尺状当てボール18aの
原反径を入力する第1入力部81aと、デカーラ制御パ
ターン(後述する)を入力するタッチパネル等の第2入
力部81bとが接続されるとともに、このPC82の出
力側には、位置決めユニット83が接続される。この位
置決めユニット83は、インバータ84を介してモータ
85に接続されており、このモータ85がデカーラバー
80を矢印B方向に駆動する。
【0018】図2および図3に示すように、切断機構4
2は、長尺状当てボール18aの搬送方向(矢印X方
向)に交差する矢印Y方向に延在して配置される固定刃
86aと、この固定刃86aの上方に昇降自在に配置さ
れる可動刃86bとを備える。
2は、長尺状当てボール18aの搬送方向(矢印X方
向)に交差する矢印Y方向に延在して配置される固定刃
86aと、この固定刃86aの上方に昇降自在に配置さ
れる可動刃86bとを備える。
【0019】切換機構52は、図3に示すように、ニッ
プローラ対88を備え、このニップローラ対88が揺動
部材90に装着される。揺動部材90は、支点92を中
心に揺動自在であり、この上部側には、シリンダ94か
ら延在するロッド96が係合する。
プローラ対88を備え、このニップローラ対88が揺動
部材90に装着される。揺動部材90は、支点92を中
心に揺動自在であり、この上部側には、シリンダ94か
ら延在するロッド96が係合する。
【0020】コンベア48の下流側には、揃えステーシ
ョン98が設けられ、この揃えステーション98で揃え
られた当てボール18は、搬送部材100を介して矢印
Y方向に搬送され、集積機構20に送られる。
ョン98が設けられ、この揃えステーション98で揃え
られた当てボール18は、搬送部材100を介して矢印
Y方向に搬送され、集積機構20に送られる。
【0021】図1に示すように、長尺状フイルム14
は、フイルム供給部102にロール状に巻回されてお
り、このフイルム供給部102と大判切断機構16との
間に複数の巻き戻しローラ104が配設される。大判切
断機構16は、切断刃106を備えており、この切断刃
106で切断される大判シート14aは、集積機構20
に対して所定の枚数ずつオーバーラップして搬送され
る。揃え機構24は、大判シート束22の互いに直交す
る側部を押圧してこの大判シート束22を備えるととも
に、前記大判シート束22内のエアを吸引するための真
空チャンバ108を有する。
は、フイルム供給部102にロール状に巻回されてお
り、このフイルム供給部102と大判切断機構16との
間に複数の巻き戻しローラ104が配設される。大判切
断機構16は、切断刃106を備えており、この切断刃
106で切断される大判シート14aは、集積機構20
に対して所定の枚数ずつオーバーラップして搬送され
る。揃え機構24は、大判シート束22の互いに直交す
る側部を押圧してこの大判シート束22を備えるととも
に、前記大判シート束22内のエアを吸引するための真
空チャンバ108を有する。
【0022】断裁機構26は、大判シート束22を幅方
向に断裁する幅断裁機110と、この幅断裁機110に
より中断ちされた中判シート束28aを縦方向に断裁す
るピッチ断裁機112とを備える。内装機構36は、ピ
ッチ断裁機112により断裁された小判シート束28を
上包材30と下包材32との間に一括して包み込んだ
後、この上包材30とこの下包材32を切断およびシー
ルするクロスシーラー114と、このクロスシーラー1
14の下流側に配置され、複数のカッタ116を備えた
サイドシーラー118とを備える。
向に断裁する幅断裁機110と、この幅断裁機110に
より中断ちされた中判シート束28aを縦方向に断裁す
るピッチ断裁機112とを備える。内装機構36は、ピ
ッチ断裁機112により断裁された小判シート束28を
上包材30と下包材32との間に一括して包み込んだ
後、この上包材30とこの下包材32を切断およびシー
ルするクロスシーラー114と、このクロスシーラー1
14の下流側に配置され、複数のカッタ116を備えた
サイドシーラー118とを備える。
【0023】このように構成されるカール矯正装置10
の動作について、本実施形態に係るカール矯正方法との
関連で、図6に示すフローチャートに基づいて以下に説
明する。
の動作について、本実施形態に係るカール矯正方法との
関連で、図6に示すフローチャートに基づいて以下に説
明する。
【0024】先ず、PC82には、第1入力部81aを
介して長尺状当てボール18aの原反径が入力されると
ともに、第2入力部81bを介してこの長尺状当てボー
ル18aの経時に基づいたデカーラ制御パターンが入力
される。
介して長尺状当てボール18aの原反径が入力されると
ともに、第2入力部81bを介してこの長尺状当てボー
ル18aの経時に基づいたデカーラ制御パターンが入力
される。
【0025】すなわち、長尺状当てボール18aは、製
造後の経時変化によってカールが強くなるため、経時期
間に基づいて複数のデカーラ制御パターンの中から任意
のデカーラ制御パターンが選択される。このデカーラ制
御パターンは、長尺状当てボール18aの原反径X(m
m)とデカーラバー80の矢印B方向への移動量(デカ
ーラバー押込み量)Y(mm)とを含む制御式 Y=a+bX+cX2 を有する。ここで、定数a、b、cは経時時間および原
反径に基づいて予め設定されている。
造後の経時変化によってカールが強くなるため、経時期
間に基づいて複数のデカーラ制御パターンの中から任意
のデカーラ制御パターンが選択される。このデカーラ制
御パターンは、長尺状当てボール18aの原反径X(m
m)とデカーラバー80の矢印B方向への移動量(デカ
ーラバー押込み量)Y(mm)とを含む制御式 Y=a+bX+cX2 を有する。ここで、定数a、b、cは経時時間および原
反径に基づいて予め設定されている。
【0026】また、長尺状当てボール18aの原反径が
300mm以下になると、急激にカールが強くなる。こ
のため、原反径が850mm〜300mmの場合と30
0mm未満の場合とで、デカーラ制御パターンが自動的
に切り換わるように制御される(図5参照)。
300mm以下になると、急激にカールが強くなる。こ
のため、原反径が850mm〜300mmの場合と30
0mm未満の場合とで、デカーラ制御パターンが自動的
に切り換わるように制御される(図5参照)。
【0027】そこで、PC82から位置決めユニット8
3に位置データおよび動作指令が出力されると、インバ
ータ84を介してモータ85が駆動される。このため、
デカーラバー80は、矢印B方向に所定の位置まで移動
して当てボール供給機構40から巻き戻される長尺状当
てボール18aにそのカール方向とは逆方向に押し付け
られる。
3に位置データおよび動作指令が出力されると、インバ
ータ84を介してモータ85が駆動される。このため、
デカーラバー80は、矢印B方向に所定の位置まで移動
して当てボール供給機構40から巻き戻される長尺状当
てボール18aにそのカール方向とは逆方向に押し付け
られる。
【0028】次いで、カール矯正装置10の運転が開始
されて、切断機構42を構成する可動刃86bと固定刃
86aの共働作用下に長尺状当てボール18aが原反幅
で所定の長さに切断され、当てボール18が形成される
(図6中、ステップS1)。
されて、切断機構42を構成する可動刃86bと固定刃
86aの共働作用下に長尺状当てボール18aが原反幅
で所定の長さに切断され、当てボール18が形成される
(図6中、ステップS1)。
【0029】そして、ステップS2に進んで当てボール
要求信号が導入されると(ステップS2中、「YE
S」)、ステップS1に戻って搬送機構44の駆動作用
下に長尺状当てボール18aが切断機構42側に所定の
ピッチで送られ、この切断機構42を介して所定の長さ
の当てボール18が切断形成される。
要求信号が導入されると(ステップS2中、「YE
S」)、ステップS1に戻って搬送機構44の駆動作用
下に長尺状当てボール18aが切断機構42側に所定の
ピッチで送られ、この切断機構42を介して所定の長さ
の当てボール18が切断形成される。
【0030】一方、ステップS2で、当てボール要求信
号がなかった場合(ステップS2中、NO」)、ステッ
プS3に進み、長尺状当てボール18aの巻き戻し動作
が停止されている待機時間が、第1の所定時間(60
秒)を越えたか否かが判断される。ここで、待機時間が
60秒を越えていると(ステップS3中、「YE
S」)、ステップS4に進んでデカーラバー80が一定
距離、例えば、10mmだけ矢印B方向と逆方向に退避
され、このデカーラバー80による長尺状当てボール1
8aへの押圧力が減少される。
号がなかった場合(ステップS2中、NO」)、ステッ
プS3に進み、長尺状当てボール18aの巻き戻し動作
が停止されている待機時間が、第1の所定時間(60
秒)を越えたか否かが判断される。ここで、待機時間が
60秒を越えていると(ステップS3中、「YE
S」)、ステップS4に進んでデカーラバー80が一定
距離、例えば、10mmだけ矢印B方向と逆方向に退避
され、このデカーラバー80による長尺状当てボール1
8aへの押圧力が減少される。
【0031】待機時間が60秒を越えることにより、デ
カーラバー80の押し付け力を介して長尺状当てボール
18aにその巻癖によるカール方向とは逆方向のカール
が発生することを阻止することができる。
カーラバー80の押し付け力を介して長尺状当てボール
18aにその巻癖によるカール方向とは逆方向のカール
が発生することを阻止することができる。
【0032】さらに、ステップS5およびステップS6
に進んで、待機時間が第1の所定時間(60秒)よりも
長い第2の所定時間(5分)を越えたか否かが判断され
る。ここで、待機時間が5分を越えていると(ステップ
S6中、「YES」)、制御部79の作用下にデカーラ
バー80が所定の待機位置に復帰するとともに、切換機
構52が駆動される。
に進んで、待機時間が第1の所定時間(60秒)よりも
長い第2の所定時間(5分)を越えたか否かが判断され
る。ここで、待機時間が5分を越えていると(ステップ
S6中、「YES」)、制御部79の作用下にデカーラ
バー80が所定の待機位置に復帰するとともに、切換機
構52が駆動される。
【0033】すなわち、図3に示すように、切換機構5
2を構成するシリンダ94の作用下にロッド96が矢印
C方向に変位すると、このロッド96に係着されている
揺動部材90が、支点92を中心に矢印D方向に揺動す
る。このため、ニップローラ対88は、当てボール18
の搬送路上から上方に移動し、廃棄部50に至る排出ゲ
ート120が開放される(ステップS7)。
2を構成するシリンダ94の作用下にロッド96が矢印
C方向に変位すると、このロッド96に係着されている
揺動部材90が、支点92を中心に矢印D方向に揺動す
る。このため、ニップローラ対88は、当てボール18
の搬送路上から上方に移動し、廃棄部50に至る排出ゲ
ート120が開放される(ステップS7)。
【0034】次に、フィードローラ60が矢印A方向に
回転駆動され、長尺状当てボール18aが必要最小距
離、例えば、200mmだけ矢印X方向にフィードされ
る(ステップS8)。この必要最小距離は、長尺状当て
ボール18aと巻き戻しローラ58等の最大接触長さ分
に対応しており、待機時間を越える毎に、前記長尺状当
てボール18aが前記必要最小距離だけフィードされ
る。これにより長尺状当てボール18aは、第2の所定
時間(5分)を越えてさらに同一部分が巻き戻しローラ
58等に接触し続けることがなく、前記巻き戻しローラ
58の接触形状に沿ったカールが発生することを阻止で
きる。
回転駆動され、長尺状当てボール18aが必要最小距
離、例えば、200mmだけ矢印X方向にフィードされ
る(ステップS8)。この必要最小距離は、長尺状当て
ボール18aと巻き戻しローラ58等の最大接触長さ分
に対応しており、待機時間を越える毎に、前記長尺状当
てボール18aが前記必要最小距離だけフィードされ
る。これにより長尺状当てボール18aは、第2の所定
時間(5分)を越えてさらに同一部分が巻き戻しローラ
58等に接触し続けることがなく、前記巻き戻しローラ
58の接触形状に沿ったカールが発生することを阻止で
きる。
【0035】ステップS9に進み、切断機構42を介し
て長尺状当てボール18aの先端側が切断されると、こ
の切断部分が排出ゲート120から廃棄部50側(図2
中、矢印Z方向)に廃棄される。切断部分が除去された
後、切換機構52を構成するシリンダ94が駆動され、
ニップローラ対88が当てボール18の搬送路上に配置
されて排出ゲート120が閉じられる(ステップS1
0)。
て長尺状当てボール18aの先端側が切断されると、こ
の切断部分が排出ゲート120から廃棄部50側(図2
中、矢印Z方向)に廃棄される。切断部分が除去された
後、切換機構52を構成するシリンダ94が駆動され、
ニップローラ対88が当てボール18の搬送路上に配置
されて排出ゲート120が閉じられる(ステップS1
0)。
【0036】このように、待機時間が第1の所定時間
(60秒)よりも長い第2の所定時間(5分)を越えた
とき、長尺状当てボール18aが必要最小距離(200
mm)だけ切断機構42側に送り出され、その先端部が
前記切断機構42で切断されて廃棄部50側に排出除去
される。従って、ステップS11からステップS2に戻
って当てボール要求信号が出されると、再起動が即座に
開始されて当てボール18の切断作業が迅速かつ効率的
に遂行される。しかも、巻き戻しローラ58等の接触形
状に沿ったカールが形成されることを阻止でき、高品質
な当てボール18を確実に供給し得るという効果があ
る。しかも、カール矯正装置10は、切換機構52を備
えるだけでよく、このカール矯正装置10を経済的に製
造することができる。
(60秒)よりも長い第2の所定時間(5分)を越えた
とき、長尺状当てボール18aが必要最小距離(200
mm)だけ切断機構42側に送り出され、その先端部が
前記切断機構42で切断されて廃棄部50側に排出除去
される。従って、ステップS11からステップS2に戻
って当てボール要求信号が出されると、再起動が即座に
開始されて当てボール18の切断作業が迅速かつ効率的
に遂行される。しかも、巻き戻しローラ58等の接触形
状に沿ったカールが形成されることを阻止でき、高品質
な当てボール18を確実に供給し得るという効果があ
る。しかも、カール矯正装置10は、切換機構52を備
えるだけでよく、このカール矯正装置10を経済的に製
造することができる。
【0037】ステップS11でNが12回以上となり、
待機時間が第3の所定時間(60分)を越えると(ステ
ップ11中、「YES」)、新たに当てボール要求信号
が導出されるまで待機状態が維持される(ステップS1
2およびステップS13)。そして、当てボール要求信
号が送給されると(ステップS13中、「YES」)、
デカーラバー80が所定の待機位置に復帰するととも
に、切換機構52を介して排出ゲート120が開かれる
(ステップS14)。
待機時間が第3の所定時間(60分)を越えると(ステ
ップ11中、「YES」)、新たに当てボール要求信号
が導出されるまで待機状態が維持される(ステップS1
2およびステップS13)。そして、当てボール要求信
号が送給されると(ステップS13中、「YES」)、
デカーラバー80が所定の待機位置に復帰するととも
に、切換機構52を介して排出ゲート120が開かれる
(ステップS14)。
【0038】上記のように、待機時間が第2の所定時間
(5分)よりも長い第3の所定時間(60分)を越える
と、長尺状当てボール18aは、当てボール供給機構4
0から巻き戻されている部分全長、すなわち、この当て
ボール供給機構40から切断機構42に至る部分全長
(例えば、5.5m)が前記切断機構42側に送り出さ
れる。次いで、送り出された部分全長が切断機構42に
より切断され、廃棄部50に廃棄される(ステップS1
6)。
(5分)よりも長い第3の所定時間(60分)を越える
と、長尺状当てボール18aは、当てボール供給機構4
0から巻き戻されている部分全長、すなわち、この当て
ボール供給機構40から切断機構42に至る部分全長
(例えば、5.5m)が前記切断機構42側に送り出さ
れる。次いで、送り出された部分全長が切断機構42に
より切断され、廃棄部50に廃棄される(ステップS1
6)。
【0039】そして、ステップS17に進んで、切換機
構52の駆動作用下に排出ゲート120が閉じられる。
その後、当てボール18の要求が終了するまで、上記の
各工程に従って当てボール18の切断作業が遂行される
(ステップS18)。
構52の駆動作用下に排出ゲート120が閉じられる。
その後、当てボール18の要求が終了するまで、上記の
各工程に従って当てボール18の切断作業が遂行される
(ステップS18)。
【0040】このように、待機時間が第2の所定時間
(5分)よりも長い第3の所定時間(60分)を越えた
とき、当てボール供給機構40から切断機構42に至る
まで巻き戻されている部分全長を切断除去している。す
なわち、待機時間が非常に長くなると、長尺状当てボー
ル18aを必要最小距離ずつフィードしても、大量の切
断ロスが発生してしまう。
(5分)よりも長い第3の所定時間(60分)を越えた
とき、当てボール供給機構40から切断機構42に至る
まで巻き戻されている部分全長を切断除去している。す
なわち、待機時間が非常に長くなると、長尺状当てボー
ル18aを必要最小距離ずつフィードしても、大量の切
断ロスが発生してしまう。
【0041】このため、待機時間が長時間にわたった際
には、長尺状当てボール18aの巻き戻されている部分
全長を、切断機構42側に全て送り出して切断し、廃棄
部50に廃棄する。これにより、再起動が効率的に遂行
されるとともに、カールのない高品質な当てボール18
を確実に供給することが可能になる。
には、長尺状当てボール18aの巻き戻されている部分
全長を、切断機構42側に全て送り出して切断し、廃棄
部50に廃棄する。これにより、再起動が効率的に遂行
されるとともに、カールのない高品質な当てボール18
を確実に供給することが可能になる。
【0042】なお、カール矯正装置10により当てボー
ル18を切断供給する際に、スリッタ74により長尺状
当てボール18aの幅寸法が調整され、切断された耳部
18bが耳カッタ78により裁断されて廃棄されてい
る。
ル18を切断供給する際に、スリッタ74により長尺状
当てボール18aの幅寸法が調整され、切断された耳部
18bが耳カッタ78により裁断されて廃棄されてい
る。
【0043】カールが矯正されて切断機構42により切
断形成された当てボール18は、揃えステーション98
で揃えられた後、搬送部材100を介して集積機構20
側に搬送される。
断形成された当てボール18は、揃えステーション98
で揃えられた後、搬送部材100を介して集積機構20
側に搬送される。
【0044】一方、図1に示すように、フイルム供給部
102では、長尺状フイルム14が巻き戻しローラ10
4を介して大判切断機構16側に送り出され、この大判
切断機構16を構成する切断刃106により原反幅で所
定の長さ毎に切断される。これにより、大判シート14
aが連続的に形成され、この大判シート14aが集積機
構20で上下に当てボール18を配して所定の枚数ずつ
積層され、大判シート束22が得られる。
102では、長尺状フイルム14が巻き戻しローラ10
4を介して大判切断機構16側に送り出され、この大判
切断機構16を構成する切断刃106により原反幅で所
定の長さ毎に切断される。これにより、大判シート14
aが連続的に形成され、この大判シート14aが集積機
構20で上下に当てボール18を配して所定の枚数ずつ
積層され、大判シート束22が得られる。
【0045】この大判シート束22は、揃え機構24で
揃え処理が施された後、断裁機構26を構成する幅断裁
機110で幅方向に中断ちされて中判シート束28aが
得られる。中判シート束28aは、ピッチ断裁機112
で所定の寸法毎に断裁されて小判シート束28が得ら
れ、この小判シート束28は、上包材30と下包材32
との間に挿入されて一体的に包み込まれる。そして、ク
ロスシーラー114によって上包材30と下包材32が
一体的に切断およびシールされた後、サイドシーラー1
18を介して各小判シート束28同士の間がシールされ
るとともに、カッタ116でそれぞれのシール部分が切
断され、複数の内装品34が形成される。
揃え処理が施された後、断裁機構26を構成する幅断裁
機110で幅方向に中断ちされて中判シート束28aが
得られる。中判シート束28aは、ピッチ断裁機112
で所定の寸法毎に断裁されて小判シート束28が得ら
れ、この小判シート束28は、上包材30と下包材32
との間に挿入されて一体的に包み込まれる。そして、ク
ロスシーラー114によって上包材30と下包材32が
一体的に切断およびシールされた後、サイドシーラー1
18を介して各小判シート束28同士の間がシールされ
るとともに、カッタ116でそれぞれのシール部分が切
断され、複数の内装品34が形成される。
【0046】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るシート体の
カール矯正方法および装置では、ロール状に巻回されて
いる長尺シート体の待機時間が、第1の所定時間を越え
た際、矯正部材を一定距離だけ退避させて前記長尺シー
ト体への押し付け力を減少させることにより、該長尺シ
ート体に逆方向のカールが発生することを阻止する。
カール矯正方法および装置では、ロール状に巻回されて
いる長尺シート体の待機時間が、第1の所定時間を越え
た際、矯正部材を一定距離だけ退避させて前記長尺シー
ト体への押し付け力を減少させることにより、該長尺シ
ート体に逆方向のカールが発生することを阻止する。
【0047】次いで、待機時間が、第1の所定時間より
も長い第2の所定時間を越えた際、長尺シート体が一定
長さだけ切断機構側に送り出され、切断および除去され
る。これにより、再起動が即座に開始されるとともに、
カールのない高品質なシート体を効率的に供給すること
ができる。しかも、カール矯正装置全体の構造が複雑化
することがなく、製造コストの削減が容易に可能とな
る。
も長い第2の所定時間を越えた際、長尺シート体が一定
長さだけ切断機構側に送り出され、切断および除去され
る。これにより、再起動が即座に開始されるとともに、
カールのない高品質なシート体を効率的に供給すること
ができる。しかも、カール矯正装置全体の構造が複雑化
することがなく、製造コストの削減が容易に可能とな
る。
【図1】本発明の実施形態に係るカール矯正装置を組み
込むフイルム加工システムの概略斜視説明図である。
込むフイルム加工システムの概略斜視説明図である。
【図2】前記カール矯正装置の概略斜視説明図である。
【図3】前記カール矯正装置の側面拡大説明図である。
【図4】前記カール矯正装置を構成する制御部のブロッ
ク図である。
ク図である。
【図5】当てボールの原反径とデカーラ押込み量の関係
を示す図である。
を示す図である。
【図6】本発明の実施形態に係るカール矯正方法を説明
するフローチャートである。
するフローチャートである。
10…カール矯正装置 12…フイルム
加工システム 18…当てボール 18a…長尺状
当てボール 40…当てボール供給機構 42…切断機構 44…搬送機構 46…矯正機構 48…コンベア 50…廃棄部 52…切換機構 58、104…
巻き戻しローラ 60…フィードローラ 80…デカーラ
バー 82…PC 88…ニップロ
ーラ対 90…揺動部材 94…シリンダ
加工システム 18…当てボール 18a…長尺状
当てボール 40…当てボール供給機構 42…切断機構 44…搬送機構 46…矯正機構 48…コンベア 50…廃棄部 52…切換機構 58、104…
巻き戻しローラ 60…フィードローラ 80…デカーラ
バー 82…PC 88…ニップロ
ーラ対 90…揺動部材 94…シリンダ
Claims (3)
- 【請求項1】ロール状に巻回されている長尺シート体を
巻き戻して切断機構に送り出すとともに、前記長尺シー
ト体に矯正部材を押し付けて該長尺シート体のカールを
矯正する工程と、 前記巻き戻し動作が停止されている待機時間が、第1の
所定時間を越えた際、前記矯正部材を一定距離だけ退避
させて該矯正部材による前記長尺シート体への押し付け
力を減少させる工程と、 前記待機時間が、前記第1の所定時間よりも長い第2の
所定時間を越えた際、前記長尺シート体を一定長さだけ
前記切断機構に送り出して切断し、該切断部分を除去す
る工程と、 を有することを特徴とするシート体のカール矯正方法。 - 【請求項2】請求項1記載のカール矯正方法において、 前記待機時間が、前記第2の所定時間よりも長い第3の
所定時間を越えた際、前記長尺シート体の巻き戻されて
いる部分全長を前記切断機構に送り出して切断し、該切
断部分を除去する工程を有することを特徴とするシート
体のカール矯正方法。 - 【請求項3】ロール状に巻回された長尺シート体が配置
されるシート体供給機構と、 前記シート体供給機構から前記長尺シート体を巻き戻し
て切断機構に送り出す搬送機構と、 前記シート体供給機構と前記切断機構の間に配置され、
前記長尺シート体に矯正部材を押し付けて該長尺シート
体のカールを矯正するとともに、前記矯正部材の位置を
種々設定可能な矯正機構と、 前記切断機構の下流側に配置され、切断されたシート体
を次段の工程と廃棄部とに振り分けて搬送自在な切換機
構と、 を備えることを特徴とするシート体のカール矯正装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18641096A JPH1029749A (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | シート体のカール矯正方法および装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18641096A JPH1029749A (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | シート体のカール矯正方法および装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1029749A true JPH1029749A (ja) | 1998-02-03 |
Family
ID=16187937
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18641096A Pending JPH1029749A (ja) | 1996-07-16 | 1996-07-16 | シート体のカール矯正方法および装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1029749A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7713580B2 (en) | 2004-06-22 | 2010-05-11 | Fujifilm Corporation | Image recording medium manufacturing method |
JP2017140788A (ja) * | 2016-02-12 | 2017-08-17 | ブラザー工業株式会社 | 印刷装置 |
CN114084728A (zh) * | 2021-09-28 | 2022-02-25 | 安徽新富新能源科技有限公司 | 一种应用于新能源汽车冷却管贴膜机的输送分切机构 |
-
1996
- 1996-07-16 JP JP18641096A patent/JPH1029749A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7713580B2 (en) | 2004-06-22 | 2010-05-11 | Fujifilm Corporation | Image recording medium manufacturing method |
JP2017140788A (ja) * | 2016-02-12 | 2017-08-17 | ブラザー工業株式会社 | 印刷装置 |
CN114084728A (zh) * | 2021-09-28 | 2022-02-25 | 安徽新富新能源科技有限公司 | 一种应用于新能源汽车冷却管贴膜机的输送分切机构 |
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