JPH09512217A - 窓付包装体及びその製造方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 各包装体形状（３６ａ、ｂ、ｃ等）の窓域（３４）以外に、それを構成するエンドレス状の紙状材料（１２）の接着面（１８）に接着部（１４）で接着剤を塗布被覆し、これを直線的に搬送する。このエンドレス状紙類は、各窓域の窓打抜部位（５０）で窓開孔（５４）を切り抜く同期窓打抜部（４４）・へ送られる。続いて、接着面が透明樹脂フィルム（５８）に接合され、端部（３２）がエンドレス複合体（１０）から切除されて、フレキシブルな窓付き成形・充填・密封体（７０）が作成される。

Description

【発明の詳細な説明】 窓付包装体及びその製造方法背景技術 本発明は、腐敗性や非腐敗性の物品を収容する窓付包装体に関し、特に、例え ばアルパックの成形・充填・密封装置（ALLPAC F/F/S）やバーテルト機（BARTET ）などの成形・充填・密封装置により、窓付け成形・充填・密封される包装体や 容器を製造するために使われるエンドレス形状の複合体を製造ずる方法に関する 。 成形・充填・密封装置には、茶などの小売り商品の個別容器を自動的に製造す るため、エンドレス形状の紙状材料とばら商品とが供給される。この場合、一例 としてエンドレスの紙状材料は、紙とその片面に積層された押出ポリエチレンの 複合体で形成される。成形・充填・密封装置は、このエンドレス複合体を受け取 って個別の包装体パターンに切断し、ポリエチレン層の端部を重ねて包装体パタ ーンを容器状包装体に折り曲げて、その中にばら商品を詰め込み、ポリエチレン の端部を加熱密封する。このようにして、成形・充填・密封装置により商品の充 填された包装体が完成し、装置の排出部へ搬送される。 しかし上記の方法で製造される一般的な容器状包装体には、中の商品を目視す るための窓部が装備されないという問題がある。ほとんどの場合、包装体の外面 は紙であり、その表面には販売表示が印刷され、包装体の内面はポリエチレンな どの樹脂であり、その中に商品が充填され端部にシームが形成されている。紙は 、普通不透明である。紙に代えて紙状の透明材料を使い、その所望部位のみを不 透明にすることも可能ではあるが、そのような透明材料や加工には経費がかかり 、市場の要求に応えられるとも限らない。従来のように、ポリエチレンを押出被 膜する前段階で紙積層材に窓を切り抜いた場合は、溶融ポリエチレンが窓の開孔 部を通過して装置を汚したりする問題がある。同様に、ポリエチレンは紙に接着 するため、溶けたポリエチレンを紙に付着させた後で窓を形成することは不可能 である。 そこで本発明は、腐敗性や非腐敗性物品を収容する窓付包装体を製造するため に用いるエンドレス形状体を作成する方法を提供することを目的とする。 また、小売商品の窓付容器を作成して充填するため、成形・允填・密封装置に おいて利用できるエンドレス形状体を製造する方法及び装置を提供することも本 発明の目的である。 同時に、本発明のさらに別の目的は、販売用表示の印刷されたエンドレス形状 体を利用して成形・充填・密封される包装体を製造する方法及び装置を提供する ことも本発明の目的である。発明の開示 本発明の主旨による窓付き成形・充填・密封された包装体を作成する方法及び 装置は以下の構成を備える。すなわち、各包装体形状の窓域以外ほぼ全てにおい て、それを構成するエンドレス状の紙あるいは紙状材料の片面に感圧接着剤を塗 布被覆し、これを接着部まで直線的に搬送する。次に、このエンドレス状紙類を 、各窓域の窓打抜部位を切り抜く同期窓打抜部へ送る。続いて、窓打抜部位が切 り抜かれた窓域の備わった接着面側を、ほぼ全て被覆する加熱密封可能なエンド レス状の透明樹脂フィルムに接合する接合部・へエンドレス状紙類が搬送される 。実施例では、窓打抜部位は楕円形状であって、その長軸は、エンドレス状紙類 の長軸方向に対して斜めに位置している。このように本発明の方法によると、複 合材料体から、成形・充填・密封装置により、各包装体形状が分断され、樹脂フ ィルムの端部同士が加熱密封されて、個別の包装体が製造される。図面の簡単な説明 本発明は、以下の図面の実施例に基づいて詳細に説明される。本発明の記述内 容や特徴は、単独でも組み合わせても適宜利用できるものである 本発明の目的 や特徴、長所は、後述の実施例の説明から一層明白になろう。なお、各図面では 、同様の構成部品には同じ番号が付けてある。また、各図面は、本発明の要旨を 的 確に図示するためのものであって、必ずしもスケールは一致していない。 第１図は、適宜必要な材料を使って本発明の方法を実行するための装置を示す 概略側面図である。第２Ａないし２Ｃ図は、第１図の装置で実行される製造各段 階における、エンドレス状紙類の接着側面の平面図である。第２Ｄ図は、第１図 の装置により製造されたエンドレス状複合体の平面図である。第３図は、第１図 の装置で実行される一工程において、エンドレス状紙類に感圧接着剤を塗布する グラビア印刷ドラムとブレードの概略斜視図である。第４図は、第１図の装置に より製造されたエンドレス複合体を用いて完成した包装体を一部分示す斜視図で ある。第５図は、第４図におけるＶ−Ｖ線の断面図である。第６図は、本発明の 方法を部分的に使って、エンドレス状紙類を窓付き成形・充填・密封包装体に加 工する順序を概略示すフローチャートである。発明を実施するための最良の形態 腐敗性や非腐敗性の物品を収容するフレキシブルで窓付き成形・充填・密封さ れた包装体を製造する際に用いるエンドレス複合体１０は、以下の方法（全体の 順序は第６図を参照）によって作成される。フレキシブルでほぼ不透明のエンド レスの紙または紙状材料１２を、最終部分がボスティク８７６８エイなど感圧接 着剤を塗布する接着剤塗布部１４（第１図）である印刷処理部へ直線搬送する本 例では、エンドレス状紙類１２は、印刷面１６と接着面１８を備えている。印刷 面１６は、その上に販売表示が印刷されるように接着面１８よりも平滑で光沢を もつ。印刷処理部には各々、グラビア印刷機が備わっている。第１図は、最終印 刷処理部である接着剤塗布部１４のみ示している。図示しない第１の印刷処理部 では、例えば、印刷面１６に反転印字が行われ、中間の印刷処理部では印刷面に ニス引きを含む多色印刷が行われる。そして最後の印刷処理部である接着剤塗布 部１４で、接着面１８に感圧接着剤が塗布される。ここでは、接着剤塗布部１４ しか図示及び説明しないが、他の印刷処理部（図示しない）も同様の構造で同様 の機能を備える。基本的に、接着剤塗布部１４は、グラビア印刷ドラム２０（詳 細は第３図を参照）と、グラビア掻き取りブレード２２と、印加シリンダー ２４（第１図にのみ図示）と、接着剤供給器２６とから構成されている。 グラビア印刷ドラム２０には、突起端２８と島状の突起３０（本例では３ケ所 あり、そのうち２ケ所のみ図示）が備わっている。各島状突起は、作成される包 装体の窓に対応している。一般のグラビア印刷ドラムは、液体印刷剤（例えば、 インク）を受容する凹部と、液体印刷剤を受容しない凸部とからなる、そして図 示のブレード２２のようなブレードにより、液体印刷剤が突起域から掻き取られ るが、凹部には液体印刷剤が残る。本例の場合、ドラム２０の突起端２８と突起 域３０とはグラビア掻き取りブレード２２によってクリーニング掻き取りされる が、グラビア印刷ドラム２０のその他の表面は連続する凹域となっていて、その 凹域には、エンドレス状紙類１２の接着面１８における端域３２及び窓域３４以 外の全面に塗布される感圧接着剤３１が充填される。 窓域３４の位置に関係して、最終工程で切断除去される端域３２以外のエンド レス状紙類１２は、最後には点線で示す切断線３８で分断される複数の包装体形 状３６ａ、３６ｂ、３６ｃ等からなる。包装体形状３６ａ、３６ｂ、３６ｃ等の それぞれに、少なくとも１つの窓域３４が配置される、、第２Ａないし２Ｄ図及 び第３ないし５図に示すように、本発明のエンドレス複合体から作成される成形 ・充填・密封包装体の窓４０は、フレキシブルなエンドレス状紙類の長軸方向に 斜めに伸びる楕円形である。このような窓４０を形成すると、以後の処理工程に おいて、エンドレス状紙類１２がより安定することが判明している。 どんな場合でも、ひとたびエンドレス状紙類１２の接着面１８に印刷ドラム２ ０で接着剤が塗布されると、接着剤塗布部１４内のエンドレス状紙類１２面上の 接着剤を加熱する硬化器４２を通過するよう案内されるため、エンドレス状紙類 １２は粘着性に変わり、フィルムとの接合に備えられる。エンドレス状紙類１２ は接着剤塗布部から排出されると、粘着性の接着剤がローラに付着しないようフ ッ素樹脂で被膜されたローラＡないしＥで案内される。 次に、エンドレス状紙類１２は、包装体形状３６ａ、３６ｂ、３６ｃ等のそれ ぞれの表面の接着剤の塗布されていない窓域３４に窓開孔５０を切り抜くため、 ドラム金台４８と協同する回転式の「押潰切断」または「打抜切断」金型４６を 備えた窓打抜部４４へ案内される。この場合、印刷ドラム２０の回転はリンク５ ２により、回転金型４６の回転動作に同期され、各接着剤非塗布の窓域３４で窓 開孔５０を形成するために金型４６が確実に窓を打ち抜くことになる。この工程 は第２Ｂ及び２Ｃ図において、窓打抜域５４が第２Ｂ図の点線、窓開孔５０が第 ２Ｃ図の実線で描かれていて、両方共に接着剤非塗布窓域３４内に位置している 。 続いて、エンドレス状紙類１２は、フィルムローラ６０から供給ざれる延伸ポ リエチレンやポリプロビレン製の透明の加熱密封フィルム５８と共に押圧される 積層部５６に搬送される。ここで、エンドレスの密封可能フィルム５８は、後で 切断除去される端部３２を除いたエンドレス状紙類１２と、少なくとも同じ幅を もっている。エンドレス状紙類１２の接着面１８とエンドレスの加熱密封フィル ム５８とは、互いにバイアス関係にある２本のローラ６２及び６４の間で、相対 向して押圧される。加熱密封フィルム５８は、感圧接着剤に接触ずる面側にコロ ナ処理がなされている。そのため、加熱密封フィルム５８のコロナ処理面がエン ドレス状紙類１２の接着面１８上の接着剤に対して強く押圧されると、互いに接 着して、未加工のエンドレスの複合体６６を形成する。加熱密封フィルム５８が 、接着面１８上の接着剤ほぼ全部を覆えるよう、エンドレス状紙類１２の中央に 位置されるのは自然であるが、切断除去される端部３２を覆う必要はない。 端部３２が付いたままの状態である未加工のエンドレス複合体６６は、次にス リッター部６８へ送られて、端部３２が切り離されて複数の包装体形状が隣接配 列されたエンドレスの複合体１０に成形される。 エンドレス複合体１０を成形・充填・密封装置６９に直接搬送して、包装体７ ０（第４及び５図）を成形し、その包装体に商品を充填し、最後に包装体７１を 密封することも可能である。その場合、成形・充填・密封装置は、従来のエンド レス材料を処理するのと同じ方法でエンドレスの複合体１０の処理を行う。つま り、切断線３８に沿って個別の包装体形状３６ａ、３６ｂ、３６ｃ等に切り離し て、折曲線７２、７４、７６に沿って個別の包装体形状を折り曲げて、加熱密封 フィルム５８を加熱密封面の側端７８で互いに加熱密封して形成された袋に商品 を充填し、最後に、加熱密封フィルム５８の加熱密封面を個別包装体形状の上端 ８０で加熱密封することによって、窓４０を各々備えた包装体７１に商品を封入 するのである。 上記は好適実施例を基に記述説明されているが、本発明の精神や範囲を逸脱し なければ、様々な形態や細部の変更が可能なのは、当業者にとって明白である。 一例として、スリッター部６８等の処理部は単体フレームに取り付ける必要ない 。そのため、例えばスリッター工程を、他の処理工程とは違う時間に行うことも 可能である。 また、本発明によって作成されるエンドレス複合体が、腐敗性や非腐敗性物品 を収容するフレキシブルな窓付き成形・充填・密封包装体を製造するのに利用で きることも当業者には理解できよう。その場合、包装体端部を加熱密封するため 約３２５°Ｆで加熱するようなバーテルト機等の成形・充填・密封装置で、その ような包装体を製造できる。本方法で作成されたエンドレス複合体は、同温度で 密封可能である。同様に、本発明の方法で作成されたエンドレス複合体は、成形 ・充填・密封装置で操作可能な「永久折目」特性を備える。。さらに、成形・充 填・密封装置で作成された包装体には、小売用棚上に包装体が支えなしに直立で きるようなガぜット部８２（第５図）を備えることもできる。 接着剤をプリンターで塗布すれば、下流側機器に悪影響をもたらすことなく、 後工程でのエンドレス状紙類からの窓打抜域の明り抜きを可能にするような、所 望の接着剤パターンが作成できる。同じく、接着剤塗布部１４と窓打抜部４４と を同期させれば、接着剤の塗布されてない窓域内に窓開孔を確実に形成すること ができる。 エンドレス状紙類の長軸方向に対して斜めに窓開孔５０を切り抜くことにより 、紙状ウェブの安定性をある程度確保できる。その場合、たとえそれに牽引力が 付勢されても、この斜めの窓開孔は、長軸に平行かそれを横切るような同じ大き さの窓ほどは、エンドレス状紙類１２の形状に影響を与えない。。また、そのよ うな斜めの窓は、水平あるいは垂直方向の長孔窓よりも見栄えがよい。 さらに、エンドレス状紙類に予め準備された加熱密封フィルムを積層すること により、成形・充填・密封装置で使われる複合体に、比較的簡単に窓を形成する ことが可能である。 独占所有権や優先権が請求されている本発明の実施例は、下記のとおりである 。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １． 腐敗性や非腐敗性の物品を収容するフレキシブルな窓付き成形・充填・ 密封包装体を構成するエンドレス複合体を作成する方法であって、 印刷表示が印刷される印刷面と接着剤が塗布される接着面とを備え、各々窓域 を備え、かつ、互いに隣接配置される個別の窓付包装体形状をなすエンドレス形 状のフレキシブルで実質的に不透明な紙状材料を、直線的に搬送ずる工程と、 接着剤塗布部で、接着剤が塗布されない個別の包装体形状の各窓域を除いた接 着面全体に、接着剤を塗布する工程と、 その動作が各窓域の位置に同期するようなカッターを備える同期窓切抜部で、 窓開孔をなす窓打抜部位を切り抜く工程と、 端部を備える複数の個別包装体形状に切断してその端部を加熱密封できるよう なエンドレス形状の複合体を形成するため、エンドレス形状のフレキシブルな紙 状材料の接着面にエンドレス形状の透明な加熱密封性フィルムを接着剤で積層す る工程とからなるエンドレス複合体の作成方法。 ２． 前記の接着剤塗布部が、回転式プリンターによって接着剤が塗布される ことを特徴とする請求項１に記載のエンドレス複合体の作成方法。 ３． 前記の接着剤塗布部が、複数のグラビア印刷処理部のうちの１つであっ て、エンドレス状紙類における接着剤塗布面の裏面である印刷面上に印刷する工 程に含まれることを特徴とする請求項２に記載のエンドレス複合体の作成方法。 ４． 前記の加熱密封性フィルムが、延伸ポリプロピレンあるいはポリエチレ ンのいずれかであることを特徴とする請求項３に記載のエンドレス複合体の作成 方法。 ５． 前記の加熱密封性フィルムが、片面だけ加熱密封可能に処理されている ことを特徴とする請求項４に記載のエンドレス複合体の作成方法。 ６． 前記の窓開孔が、楕円形をし、エンドレス状紙類の長軸方向に対して斜 めに伸長していることを特徴とする請求項５に記載のユンドレス複合体の作成方 法。 ７． 前記の窓開孔が、楕円形をし、エンドレス状紙類の長軸方向に対して斜 めに伸長していることを特徴とする請求項４に記載のエンドレス複合体の作成方 法。 ８． 前記の塗布される接着剤が、感圧接着剤であることを特徴とする請求項 １に記載のエンドレス複合体の作成方法。 ９． 前記の窓開孔が、楕円形をし、エンドレス状紙類の長軸方向に対して斜 めに伸長していることを特徴とする請求項１に記載のエンドレス複合体の作成方 法。 １０． 前記の接着剤塗布部が、窓打抜部位の明り抜かれる前に接着剤を塗布 できるようカッターの上流側に位置していることを特徴とずる請求項１に記載の エンドレス複合体の作成方法。 １１． 窓付包装体を作成する方法であって、 印刷表示が印刷される印刷面と接着剤が塗布される接着面とを備え、各々窓域 を備え、かつ、互いに隣接配置される個別の窓付包装体形状をなすエンドレス形 状のフレキシブルで実質的に不透明な紙状材料を、直線的に搬送する工程と、 接着剤塗布部で、接着剤が塗布されない個別の包装体形状の各窓域を除いた接 着面全体に、接着剤を塗布する工程と、 その動作が各窓域の位置に同期するようなカッターを備える同期窓切抜部で、 窓開孔をなす窓打抜部位を切り抜く工程と、 端部を備える複数の個別包装体形状に切断してその端部を加熱密封できるよう なエンドレス形状の複合体を形成するため、エンドレス形状のフレキシブルな紙 状材料の接着面にエンドレス形状の透明な加熱密封可能フィルムを接着剤で積層 する工程と、 エンドレス複合体を、端部を備える個別包装体形状に切断する工程と、 加熱密封性フィルムが個別包装体形状の端部と接触するように、個別包装体形 状を折り込む工程と、 個別包装体形状から形成された袋を充填する工程と、 端部を加熱密封して袋内に物品を封入する工程とからなる窓付包装体の作成方 法。 １２． 前記の窓開孔が、楕円形をし、エンドレス状紙類の長軸方向に対して 斜めに伸長していることを特徴とする請求項１１に記載の窓付包装体の作成方法 １３． 前記の接着剤塗布部が、窓打抜部位の切り抜かれる前に接着剤を塗布 できるようカッターの上流側に位置していることを特徴とする請求項１１に記載 の窓付包装体の作成方法。 １４． 腐敗性や非腐敗性の物品を収容するフレキシブルな窓付き成形・充填 ・密封包装体を構成するエンドレス状の複合体であって、 印刷表示が印刷される印刷面と、印刷面の裏面である接着面とを備え、それぞ れが窓付包装体を作成ずるのに使われる互いに隣接配置された複数の個別の包装 体形状からなり、各個別包装体形状に窓開孔を備えるよう構成されたエンドレス 形状のフレキシブルで実質的に不透明な紙状材料と、 エンドレス状紙類の接着面に接着剤で接着され、その接着面のほぼ全体を覆っ 加熱密封性フィルムとからなり、 前記物品を収容する窓付包装体を製造する成形・充填・密封装置に供給できる ようロール形状に構成されていることを特徴とずるエンドレス複合体。 １５． 前記の窓開孔が、楕円形をし、エンドレス状紙類の長軸方向に対して 斜めに伸長していることを特徴とする請求項１４に記載のエンドレス複合体。 １６． 窓付包装体であって、 印刷表示が印刷される印刷面と接着剤が塗布される接着面とを備え、各々窓域 を備え、かつ、互いに隣接配置される個別の窓付包装体形状をなすエンドレス形 状のフレキシブルで実質的に不透明な紙状材料を、直線的に搬送する工程と、 接着剤塗布部で、接着剤が塗布されない個別の包装体形状の各窓域を除いた接 着面全体に、接着剤を塗布する工程と、 その動作が各窓域の位置に同期するようなカッターを備える同期窓切抜部で、 窓開孔をなす窓打抜部位を切り抜く工程と、 エンドレス形状の複合体を形成するため、エンドレス形状のフレキシブルな紙 状材料の接着面にエンドレス形状の透明な加熱密封可能フィルムを接着剤で積層 する工程と、 エンドレス複合体を、端部を備える個別包装体形状に切断する工程と、 加熱密封性フィルムが個別包装体形状の端部と接触するように、個別包装体形 状を折り込む工程と、 個別包装体形状から形成された袋を充填する工程と、 端部を加熱密封して袋内に物品を封入する工程とからなる方法により作成され ることを特徴とする窓付包装体。 １７． 窓付包装体であって、 印刷表示が印刷される印刷面と接着面とを備え、窓開孔を備えるシート状の実 質的に不透明な紙状材料と、 シート状の実質的に不透明な紙状材料の接着面のほぼ全体に広がる接着剤の層 と、 シート状の実質的に不透明な紙状材料と、接着剤の層と、シート状の透明な加 熱密封性フィルムとからなるシート状の窓付複合体を構成するため、接着剤の層 によりシート状の実質的に不透明な紙状材料の接着面のほぼ全体に接着され、前 記窓開孔に伸長してそれを覆うようなシート状の透明な加熱密封性フィルムとか らなり、 シート状窓付複合体の端部でシート状の透明な加熱密到性フィルムがそれ自体 と接触できるようシート窓付複合体を折り曲げてから、包装体が透明な加熱密封 性フィルムの窓開孔から目視できる物品を保持ずるための内包袋となるよう、端 部でシート状の透明な加熱密封性フィルムをそれ自体に加熱密封したことを特徴 とする窓付包装体。 １８． 前記の窓開孔が、楕円形をし、エンドレス状紙類の長軸方向に対して 斜めに伸長していることを特徴とする請求項１７に記載の窓付包装体。