JPH09290003A - 使い捨ておむつ - Google Patents
使い捨ておむつInfo
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- JPH09290003A JPH09290003A JP8329990A JP32999096A JPH09290003A JP H09290003 A JPH09290003 A JP H09290003A JP 8329990 A JP8329990 A JP 8329990A JP 32999096 A JP32999096 A JP 32999096A JP H09290003 A JPH09290003 A JP H09290003A
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Abstract
折り返す必要がなくそのまま装着でき、装着性が良好と
なる。腹側および背側にはウエストベルトが触れること
がなく、通気性があり、装着感が良くなる。 【解決手段】 おむつ本体1は通気性透液性表面シート
と通気性不透液性裏面シートとの間に封入された液吸収
体4とにて構成する。表面シート2の両側に長手方向に
沿って弾性体を有するウエストベルト15を配設し、各ウ
エストベルト15の両端を本体1の両端縁に止着する。お
むつ本体1の幅方向の両側脚回り部5に弾性を有するレ
ッグギャザー部8を形成する。ウエストベルト15の両端
部はおむつ本体1の長手方向の両端部に本体1の幅方向
中心側より両側脚回り部5に向って傾斜状に結合する。
両側脚回り部5は両端部のウエストベルト15の結合部間
の両側部を切り欠いて形成する。
Description
或いは失禁用などのパンツ形の使い捨ておむつに関す
る。
特開平4−109943号公報に記載されているよう
に、腹側領域と背側領域との両側端をそれぞれウエスト
ベルトにて互いに接合して左右にレッグ開口部を、及び
上部にウエスト開口部をそれぞれ形成したパンツ形の使
い捨ておむつが知られている。
と不透液性裏面シートとの間に液吸収体を封入したおむ
つ本体を構成し、このおむつ本体の幅方向の両側の脚回
り部に弾性体を有するレッグギャザーを形成し、このお
むつ本体の不透液性裏面シートの両側にそれぞれ長手方
向に沿って弾性を有するウエストベルトを配設し、この
ウエストベルトの両端をこのおむつ本体の両端縁にそれ
ぞれ止着した構造が採られている。
943号公報に記載されたパンツ形おむつ本体は、両側
の脚回り部は中間部のみを切り欠いてレッグ開口部を形
成するようにしたため、腰部を広く覆ってレッグ開口部
が大腿付け根部で締め付ける形状にし、排泄物の漏れを
防ぐ機能をもたせているが、レッグ開口部が狭く、身体
を覆う部分が多くなるため、対象とする適応サイズの範
囲も狭く、装着した場合の運動の妨げとなり易く、ま
た、身体を覆う部分が多いために着脱が困難であり、さ
らに、使用材料も多く、材料コストが高くなる問題があ
る。
裏面シートの両側にウエストベルトを配設したため、肌
の腹側領域および背側領域にはウエストベルトが触れる
ことがなく、不透液性裏面シートより肌触りの良好な透
液性表面シートが触れるので着装感が良いが、使用に際
してはウエストベルトを折り返さなくてはならず、装着
時にウエストベルトを折り返すことなくそのまま装着す
ると、肌側に不透液性裏面シートが位置し、排泄液が吸
収されなくなる問題がある。
エストベルトの長手方向に沿って互いに対向する内側縁
が近接されているため、腰回り全面にウエストベルトの
弾性力が作用し、腹部に圧迫感が生じるとともにおむつ
本体には腹部および背部に触れる部分にウエストベルト
の弾性力で皺が生じ装着感が悪い問題がある。
体の裏面シートの不透液性シートが裏面全体に存在し、
肌の腹側領域および背側領域部分に対応する部分にも通
気性がなく、おむつの装着によって蒸れる問題があっ
た。
の付いた形では、腹側と背側とを反対に装着すると運動
性に劣り、装着の際に前後の確認を必要とする問題を有
していた。そこで、ラベル、テープ、印刷或いは色付き
ミシン糸などの前側識別標識を設けておむつ本体の前側
が識別標識を取り付けなくてはならず、コストアップと
なる問題を有している。
で、レッグ開口部を広げることにより、適応サイズの範
囲を広くでき、また、運動性に優れ、着脱も容易で材料
コストを安価に得られる使い捨ておむつを提供するもの
である。
す必要がなくそのまま装着でき、装着性が良好で、肌の
腹側領域および背側領域にはウエストベルトが触れるこ
とがなく、着装感が良く使い捨ておむつを提供するもの
である。
く、また、肌の腹側領域および背側領域部分に対応する
部分に通気性をもたせ、おむつの装着によって蒸れるこ
とがない使い捨ておむつを提供するものである。
の際に前後の確認が容易にできる標識表示が安価にでき
るおむつ本体を提供するものである。
使い捨ておむつは、透液性表面シート、不透液性裏面シ
ート、この透液性表面シートと不透液性裏面シートとの
間に封入された液吸収体とにて構成されかつ幅方向の両
側脚回り部に弾性を有するレッグギャザー部を形成した
おむつ本体と、このおむつ本体の透液性表面シートの両
側にそれぞれ長手方向に沿って配設され両端をこのおむ
つ本体の両端縁にそれぞれ止着した弾性体を有するウエ
ストベルトとを備え、前記ウエストベルトの両端部を前
記おむつ本体の長手方向の両端部にこのおむつ本体の幅
方向中心側より両側脚回り部に向って傾斜状に結合し、
前記おむつ本体の両側脚回り部は、このおむつ本体の両
端部のウエストベルトの結合部間の両側部を切り欠いて
形成したものである。
のおむつ本体の両端部のウエストベルトの結合部間の両
側部を切り欠いて形成したため、レッグ開口部が大きく
なり、適応サイズの範囲を広くでき、装着時の運動性を
高めることができる。
は、請求項1に記載の使い捨ておむつにおいて、おむつ
本体の両端両側部は、このおむつ本体の両側に配設した
両側ウエストベルトの両端傾斜状の結合部に沿った傾斜
縁としたものである。
8角形状となり、ウエストベルトを左右に開くことによ
りそのまま簡単に装着できる。
は、請求項1または2に記載の使い捨ておむつにおい
て、おむつ本体の透液性表面シートの両側に配設した両
側ウエストベルトは本体の幅方向の長さの2分の1以下
とし、この両側ウエストベルト間に間隙を形成したもの
である。
にはウエストベルトの弾性力が直接作用することがな
く、腹部に圧迫感が生じることがないとともにおむつ本
体には腹部および背部に触れる部分にウエストベルトの
弾性力で皺が生じることがなく装着感が良好になる。
は、請求項1ないし3のいずれかに記載の使い捨ておむ
つにおいて、透液性表面シートおよび不透液性裏面シー
トはそれぞれ通気性を有し、この透液性表面シートと不
透液性裏面シートとの間に封入された液吸収体は前記透
液性表面シートと不透液性裏面シートの長手方向の長さ
より短かい寸法に形成し、この透液性表面シートと不透
液性裏面シートとの間に封入された液吸収体の長手方向
の両端位置を前記透液性表面シートと不透液性裏面シー
トとの両端縁より離間した位置とし、おむつ本体の両端
部に通気性部を形成したものである。
れる部分には通気性が保持され、肌が蒸れることがな
い。
は、請求項1ないし4のいずれかに記載の使い捨ておむ
つにおいて、不透液性裏面シートと液吸収体との間に不
透液性フィルムを設けたものである。
漏洩が不透液性フィルムにより確実に防止される。
は、請求項1ないし5のいずれかに記載の使い捨ておむ
つにおいて、おむつ本体の両側に配設した両側ウエスト
ベルトの両端結合部にて、このウエストベルトの両端部
とレッグギャザー部の両端部とを対向させたものであ
る。
ッグギャザー部の両端部とが対向するため、レッグ開口
部を広くしても、レッグ開口部とウエスト開口部に一連
の弾性力が作用し、両脚回りが大腿根け根部に密着さ
れ、排泄物の漏れが確実に防止され、より適応サイズの
範囲を広げることができる。
は、請求項1ないし6のいずれかに記載の使い捨ておむ
つにおいて、おむつ本体の透液性表面シート側の両側に
不透液性袋シートにて互いに対向する内側縁を開口した
袋部を形成したものである。
より排泄物は横漏れすることがない。
は、請求項4に記載の使い捨ておむつにおいて、おむつ
本体の両端部に形成した通気性部は、このおむつ本体の
両端縁からそれぞれ80mm〜150mmの範囲で内端側の
幅寸法は160mm〜250mmの台形状としたものであ
る。
れる部分の通気性部は80mm〜150mmの範囲で幅寸法
は160mm〜250mmの台形状となっているため、排泄
液が漏れることなく液吸収体に吸収されるとともに、腹
部および背部が蒸れることがない。
は、請求項1ないし8のいずれかに記載の使い捨ておむ
つにおいて、ウエストベルトの弾性体の伸張率を250
%〜600%としたものである。
が高いので、レッグ開口部とウエスト開口部を大きくで
き、体型が異なっても身体に密着し、適応サイズの範囲
を広くでき、一種類のおむつでJIS衣料サイズのS,
M,Lとして使用できる。
は、請求項1ないし9のいずれかに記載の使い捨ておむ
つにおいて、ウエストベルトの長さはおむつ本体の長手
方向の長さと略同一長さとし、幅方向の長さは20mm以
上でおむつ本体の幅方向の長さの2分の1以下としたも
のである。
時に幅方向に丸まることがなく、装着時のはき心地を損
なうことがない。
は、請求項1ないし10のいずれかに記載の使い捨てお
むつにおいて、ウエストベルトの弾性体の幅を0.5mm
以上でウエストベルトの幅以下としたものである。
0.5mm以上としたため、弾性体の本数を少なくでき
る。
は、請求項1ないし請求項11のいずれかに記載の使い
捨ておむつにおいて、おむつ本体は、長手方向中央を中
心として対称としたものである。
として対称とした前後対称形としたため、腹側と背側と
が同一となり、装着時に前後を確認する必要がなく、装
着性が良好となる。
は、請求項1ないし請求項11のいずれかに記載の使い
捨ておむつにおいて、おむつ本体の両側脚回り部は、前
側を深く切り欠き形成したものである。
付け根部で強く締め付けることがなく、おむつの装着状
態で腹部および背部に違和感が生じない。
は、請求項13に記載の使い捨ておむつにおいて、おむ
つ本体は、両側ウエストベルトを結合した両端結合部の
先端間を結ぶ一方の端縁の中央部に凹弧状部を形成する
とともに他方の端縁の中央部に凸弧状部を突設したもの
である。
体の透液性表面シートと不透液性裏面シートとの裁断時
に一貫した製造工程でおむつ本体と一体に形成でき、装
着の際に前後の確認が容易で、別部材を取り付ける必要
もなく、安価に製造できる。
は、請求項14に記載の使い捨ておむつにおいて、おむ
つ本体の前端縁の中央部に凹弧状部を形成するとともに
後端縁の中央部に凸弧状部を突設したものである。
した凹弧状部は前側標識となるとともに、凹弧状部によ
り広がりが生じ、脚回り部分の圧迫感が緩和され、運動
性が良好になる。
は、請求項14に記載の使い捨ておむつにおいて、両側
ウエストベルトを結合した両端結合部の先端間を結ぶ両
端縁の幅は20mm〜50mmとし、一方の端縁の中央部に
形成した凹弧状部の幅を20mm〜50mmとするとともに
深さを20mm〜50mmとし、他方の端縁の中央部に形成
した凸弧状部の幅を20mm〜50mmとするとともに突出
高さを20mm〜50mmとしたものである。
縁中央部の凹弧状部と他方の端縁の中央部の凸弧状部は
邪魔にならない大きさの標識表示として確認し易くな
る。
の形態を図1ないし図5に基づいて説明する。
つ本体で、このおむつ本体1は着用者の肌に接する面と
なる肌触りのよい織布、不織布、多孔性フィルムなどの
透液性表面シート2と、樹脂性フィルムなどの不透液性
裏面シート3及びこの透液性表面シート2と不透液性裏
面シート3との間に配設されパルプを主材として高分子
吸水ポリマーを含む物質などの液吸収体4とを積層して
構成されている。
性裏面シート3との周縁部を接着または融着などで結合
され、この透液性表面シート2と不透液性裏面シート3
との間に前記液吸収体4が封入されている。
部はこのおむつ本体1の幅方向の中央部に直線状両端縁
部を形成し、この両端縁部1aの両端より左右対称に両側
に向って35°〜55°に傾斜した傾斜縁6に形成されて略
8角形状となっている。
部は前記傾斜縁6の端部間をこのおむつ本体1の長手方
向の中央部から対称に切り欠いて幅狭部としておむつ本
体1の両側縁の中間部を脚回り部5に形成している。
り部5にこの両側脚回り部5の外側縁に沿って1本以上
のゴムなどの弾性体7を伸張させて縫着するなどして取
り付けることにより弾性を有するレッグギャザー部8が
形成されている。
の透液性表面シート2の両側には不透液性袋シート9が
それぞれ積層配設され、この両不透液性袋シート9の両
端部および外縁部は透液性表面シート2に接着または融
着などにより接合されて排泄物の横漏れを防止する袋部
10が左右にそれぞれ形成されている。この袋部10は互い
に対向する内側縁を開口したこの袋部10の開口縁となる
左右不透液性袋シート9の内縁に沿って伸張したゴムな
どの弾性体11が縫着などにより取り付けられギャザー部
8が形成されている。
央を中心として対称とするとともに幅方向中央を中心と
して対称に形成され、さらに、前記液吸収体4も長手方
向中央を中心として対称とするとともに幅方向中央を中
心として対称に形成し、図4に示すように長手方向中央
部を幅狭部17に形成する。
するウエストベルトで、このウエストベルト15は前記お
むつ本体1の透液性表面シート2の両側にそれぞれ長手
方向に沿って配設されている。このウエストベルト15の
長さはおむつ本体1の長手方向の長さと略同一長さと
し、幅方向の長さは20mm以上でおむつ本体1の幅方向
の長さの2分の1以下となり、この両側ウエストベルト
間に間隙が形成されている。
は複数本の伸張されたゴムなどの弾性体16が長手方向に
縫着などにより取り付けられている。この弾性体16は幅
が0.5mm以上でウエストベルト15の幅以下となってい
る。
前記おむつ本体1の両端縁部1aの両端より左右対称に両
側に向って35°〜55°に傾斜した傾斜縁6を有する略8
角形状両端縁の傾斜縁6に沿ってそれぞれ止着され、こ
のおむつ本体1の両端部はこのおむつ本体1の両側に配
設した両側ウエストベルト15の両端結合部に沿った形状
となって、この両側ウエストベルト15間には図3に示す
ように間隙L1 が形成されている。この両側ウエストベ
ルト15はおむつ本体1の両端結合部にて、このウエスト
ベルト15の両端部と前記レッグギャザー部8の両端部と
が対向され、このウエストベルト15の両端部の弾性体16
と前記レッグギャザー部8の弾性体11とが一体的に伸縮
されるようになっている。
伸張率は250%〜600%、好ましくは500%〜6
00%とする。
側にウエストベルト15を配設して両端部をおむつ本体1
に結合したので、両ウエストベルト15を把握するのみで
図1に示すように、おむつ本体1が透液性表面シート2
面を内側にして略U字状に屈曲され、両端のウエストベ
ルト15がおむつ本体1の両端部を結んで左右にレッグ開
口部20が形成されるとともに上側にウエスト開口部21が
開口されたパンツ形となり、しかも、おむつ本体1の両
端部は、図5に示すように両側ウエストベルト15の両端
結合部に沿った形状の略8角形状となり、両側ウエスト
ベルト15を左右に開くことによりそのまま装着できる。
として対称とした前後対称形としたため、腹側と背側と
が同一となり、装着時に前後を確認する必要がなく、装
着性が良好となる。
は、このおむつ本体1の両端部のウエストベルト15の結
合部間の両側部を切り欠いて形成したため、左右のレッ
グ開口部20が大きくなり、おむつ本体1のレッグ開口部
20が大腿付け根部で強く締め付けることがなく、適応サ
イズの範囲を広くでき、装着時の運動性を高めることが
できる。
ストベルト15間に図4に示すように、間隔L1 が形成さ
れているため、装着した状態では、肌の腹部および背部
には透液性表面シート2が触れ、腹部および背部に直接
にウエストベルト15の弾性力が直接作用することがな
く、腹部に圧迫感が生じるとともにおむつ本体1には腹
部および背部に触れる部分にウエストベルト15の弾性力
で皺が生じることがなく装着感が良好になる。
ッグギャザー部8の両端部とが対向するため、レッグ開
口部20を広くしても、レッグ開口部20とウエスト開口部
21とにウエストベルト15の弾性体16とレッグギャザー部
8の弾性体11の弾性が一連に作用し、両側脚回り部5が
大腿根け根部に密着され、特に、おむつ本体1のレッグ
開口部20が大腿付け根部で強く締め付けることのないよ
うにおむつ本体1の両端部のウエストベルト15の結合部
間の両側部を切り欠いて左右のレッグ開口部20を大きく
しても、排泄液の漏れが確実に防止される。
張率を250%〜600%としたため、ウエストベルト
15の弾性体の伸張率が高いので、レッグ開口部20とウエ
スト開口部21を大きくしても、体型が異なっても身体に
密着し、適応サイズの範囲を広くでき、一種類のおむつ
でJIS衣料サイズのS,M,Lとして使用できる。
体1の長手方向の長さと略同一長さとし、幅方向の長さ
は20mm以上で幅方向の長さの2分の1以下としたの
で、ウエストベルト15は幅が広く、装着時に幅方向に丸
まることがなく、装着時のはき心地を損なうことがな
い。
0.5mm以上でウエストベルトの幅以下としたため、弾
性体の本数を少なくできる。
側の両側に不透液性袋シート9にて形成した袋部10によ
り排泄液は横漏れすることがない。
と液吸収体4の幅狭部17は、モニタリングにより検討し
た結果、長手方向中央より前後に偏位させた場合より、
中央部に位置させることが装着時の外観およびフィット
性が良好であった。
ウエストベルト15の幅方向の長さは20mm以上でおむつ
本体の幅方向の長さの2分の1以下としたが、図6に示
すように、左右のウエストベルト15の幅方向の長さをお
むつ本体1の幅方向の長さの2分の1として、おむつ本
体の形状を略6角形状とすることもできる。
す使い捨ておむつでは、おむつ本体1に取り付けた両側
ウエストベルト15間に図4に示す間隔L1 が形成されて
いるため、装着した状態では、肌の腹部および背部には
透液性表面シート2が触れめ部分が大きく装着感が良好
となるが、図6に示す構造でも、肌の腹部および背部の
大部分には透液性表面シート2が触れ、腹部および背部
に直接にウエストベルト15の弾性力が直接作用すること
がなく、腹部に圧迫感が生じるとともにおむつ本体1に
は腹部および背部に触れる部分にウエストベルト15の弾
性力で皺が生じることがなく装着感が良好になる。
1の透液性表面シート2と不透液性裏面シート3との間
に液吸収体4を挟み込んだ構成としたが、さらに、おむ
つ本体1の不透液性裏面シート3と液吸収体4との間に
この液吸収体4と略同一の大きさの不透液性フィルムを
介在させ、液吸収体4の周囲に漏れた排泄液の漏洩を確
実に防止することもできる。
を図7および図8に基づいて説明する。なお、前記実施
の形態と同一構造部分は同一符号で示して説明を省略す
る。
着用者の肌に接する面となる肌触りのよい通気性を有す
る織布、不織布、多孔性フィルムなどの透液性表面シー
ト2と、通気性を有する例えば、樹脂性フィルムなどの
不透液性裏面シート3及びこの透液性表面シート2と不
透液性裏面シート3との間に配設されパルプを主材とし
て高分子吸水ポリマーを含む物質などの液吸収体4とを
積層して構成されている。なお、不透液性裏面シート3
と液吸収体4との間にこの液吸収体4の周囲に漏れた排
泄液の漏洩を防止する不透液性フィルム30を介在させ
る。
性裏面シート3との周縁部を接着または融着などで結合
され、この透液性表面シート2と不透液性裏面シート3
との間に前記液吸収体4と不透液性フィルム30とが封入
されている。
側に幅狭部17を形成する。
部はこのおむつ本体1の幅方向の中央部に直線状両端縁
部を形成し、この両端縁部1aの両端より左右対称に両側
に向って35°〜55°に傾斜した傾斜縁6に形成されて略
8角形状となっている。
透液性裏面シート3はそれぞれ通気性を有し、この透液
性表面シート2と不透液性裏面シート3との間に封入さ
れた液吸収体4は前記透液性表面シート2と不透液性裏
面シート3の長手方向の長さより短かい寸法に形成し、
この透液性表面シート2と不透液性裏面シート3との間
に封入された液吸収体4の長手方向の両端位置を前記透
液性表面シート2と不透液性裏面シート3との両端縁よ
り離間した位置とし、おむつ本体1の両端部の腹部およ
び背部に触れる部分には通気性を保持する通気性部31を
形成する。
部は前記傾斜縁6の端部間をこのおむつ本体1の長手方
向の略中央部から前側を深く切り欠いて幅狭部としてお
むつ本体1の両側縁の中間部を脚回り部5に形成してい
る。この両側脚回り部5にこの両側脚回り部5の外側縁
に沿って1本以上のゴムなどの弾性体7を伸張させて縫
着するなどして取り付けることにより弾性を有するレッ
グギャザー部8を形成する。
前部の標識表示となる凹弧状部32を形成するとともに後
側端縁の中央部に後部の標識表示となる凸弧状部33を突
設する。
両端結合部の先端間を結ぶ両端縁の幅は20mm〜50mm
とし、一方の端縁の中央部に形成した凹弧状部の幅を2
0mm〜50mmとするとともに深さを20mm〜50mmと
し、他方の端縁の中央部に形成した凸弧状部の幅を20
mm〜50mmをとするとともに突出高さを20mm〜50mm
とる。
ト2の両側には不透液性袋シート9がそれぞれ積層配設
され、この両不透液性袋シート9の両端部および外縁部
は透液性表面シート2に接着または融着などにより接合
されて排泄物の横漏れを防止する袋部10が左右にそれぞ
れ形成されている。この袋部10は互いに対向する内側縁
を開口したこの袋部10の開口縁となる左右不透液性袋シ
ート9の内縁に沿って伸張したゴムなどの弾性体11が縫
着などにより取り付けられギャザー部12が形成されてい
る。
が前記おむつ本体1の透液性表面シート2の両側にそれ
ぞれ長手方向に沿って配設され、このウエストベルト15
の長さはおむつ本体1の長手方向の長さと略同一長さと
し、幅方向の長さは20mm以上でおむつ本体1の幅方向
の長さの2分の1以下となり、この両側ウエストベルト
間に間隙L1 が形成されている。複数本の伸張されたゴ
ムなどの弾性体16が長手方向に縫着などにより取り付け
られ、また、このウエストベルト15には1本または複数
本の伸張されたゴムなどの弾性体16が長手方向に縫着な
どにより取り付けられている。この弾性体16は幅が0.
5mm以上でウエストベルト15の幅以下となっている。
体1の両端結合部にて、このウエストベルト15の両端部
と前記レッグギャザー部8の両端部とが対向され、この
ウエストベルト15の両端部の弾性体16と前記レッグギャ
ザー部8の弾性体11とが一体的に伸縮されるようになっ
ている。
伸張率は250%〜600%、好ましくは500%〜6
00%とする。
握すると、おむつ本体1が透液性表面シート2面を内側
にして略U字状に屈曲され、両端のウエストベルト15が
おむつ本体1の両端部を結んで左右にレッグ開口部20が
形成されるとともに上側にウエスト開口部21が開口され
たパンツ形となり、両側ウエストベルト15を左右に開く
ことによりそのまま装着できる。
凹弧状部32が前側標識となり、装着時に前後の確認が容
易となり、前後のはき違いがなく装着性が良好となる。
また、おむつ本体1の前側には凹弧状部により広がりが
生じ、脚回り部分の圧迫感が解消され、運動性が良好に
なる。装着時に前後を確認する必要がなく、装着性が良
好となる。
凸弧状部33の標識表示はおむつ本体の透液性表面シート
2と不透液性裏面シート3との裁断時に一貫した製造工
程でおむつ本体1と一体に形成でき、材料生地に無駄が
生じることなく、安価に製造できる。
は、前側を深く切り欠いて形成したため、左右のレッグ
開口部20が広くなるとともに前側が深く形成され、おむ
つ本体1のレッグ開口部20が大腿付け根部で強く締め付
けることがなく、おむつの装着状態で腹部および背部に
違和感が生じない、適応サイズの範囲を広くでき、装着
時の運動性を高めることができる。
ストベルト15間に間隔L1 が形成され、装着した状態で
は、肌の腹部および背部には透液性表面シート2が触
れ、腹部および背部に直接にウエストベルト15の弾性力
が直接作用することがなく、腹部に圧迫感が生じるとと
もにおむつ本体1には腹部および背部に触れる部分にウ
エストベルト15の弾性力で皺が生じることがなく装着感
が良好になる。
ッグギャザー部8の両端部とが対向するため、レッグ開
口部20を広くしても、レッグ開口部20とウエスト開口部
21とにウエストベルト15の弾性体16とレッグギャザー部
8の弾性体11の伸縮力が一連に作用し、両側脚回り部5
が大腿根け根部に密着され、特に、おむつ本体1のレッ
グ開口部20が大腿付け根部で強く締め付けることのない
ようにおむつ本体1の両端部のウエストベルト15の結合
部間の両側部を切り欠いて左右のレッグ開口部20を大き
くしても、排泄液の漏れが確実に防止される。
張率を250%〜600%としたため、ウエストベルト
15の弾性体の伸張率が高く、レッグ開口部20とウエスト
開口部21を大きくしても、適応サイズの範囲を広くで
き、一種類のおむつでJIS衣料サイズのS,M,Lと
して使用できる。
体1の長手方向の長さと略同一長さとし、幅方向の長さ
は20mm以上で幅方向の長さの2分の1以下としたの
で、ウエストベルト15は幅が広く、装着時に幅方向に丸
まることがなく、装着時のはき心地を損なうことがな
い。
0.5mm以上でウエストベルト15の幅以下としたため、
弾性体16の本数を少なくできる。
側の両側に不透液性袋シート9にて形成した袋部10によ
り排泄液は横漏れすることがない。
ウエストベルト15の幅方向の長さは20mm以上でおむつ
本体の幅方向の長さの2分の1以下としたが、この実施
の形態でも、図6に示すように、左右のウエストベルト
15の幅方向の長さをおむつ本体1の幅方向の長さの2分
の1として、おむつ本体の形状を略6角形状とすること
もできる。
1の透液性表面シート2と不透液性裏面シート3との間
に液吸収体4を挟み込み、さらに、おむつ本体1の不透
液性裏面シート3と液吸収体4との間にこの液吸収体4
と略同一の大きさの不透液性フィルム31を介在させた構
成としたが、不透液性フィルム31を省略することもでき
る。
寸法などは次のとおりである。
0.1〜2mm、好ましくは0.22mmの不織布を1〜3
枚、好ましくは2枚を重ねて形成する。不透液性裏面シ
ート3は厚さ5〜50μm、好ましくは20μmのポリ
エチレン樹脂フィルムにて形成する。
さを450〜1000mm、好ましくは700mm、幅方向
の長さを250〜600mm、好ましくは300mm、長手
方向中央部の幅寸法を180〜300mm、好ましくは2
60mm、両側脚回り部5の長さ方向の寸法300〜50
0mm、好ましくは450mmである。
好ましくは10mm、長手方向の長さを400〜900m
m、好ましくは490mm、幅方向の寸法を100〜50
0mm、好ましくは180mm、長手方向中間部の幅狭部17
の幅寸法を80〜230mm、好ましくは150mmとし、
また、ウエストベルト15の幅は20〜300mm、好まし
くは140mm、弾性体16の本数は1〜30本、好ましく
は8本、弾性体16の幅寸法は0.1〜300mm、好まし
くは0.3mmである。
い捨ておむつについて、次の仕様のおむつによってウエ
ストサイズの適応性およびおむつ機能、使用感などにつ
いてモニタリングを行った。
22mmの不織布を1枚の透液性表面シート2と、厚さ2
0μmのポリエチレン樹脂フィルムの不透液性裏面シー
ト3及びこの透液性表面シート2と不透液性裏面シート
3との間に封入されたパルプと高吸収ポリマーで構成し
た液吸収体4とからなるおむつ本体1の長手方向の長さ
を700mm、幅方向の長さを300mm、長手方向中央部
の幅寸法を260mm、両側脚回り部5の長さ方向の寸法
420mm、液吸収体4は、厚みを10mm、長手方向の長
さを490mm、幅方向の寸法を180mm、長手方向中間
部の幅狭部17の幅寸法を150mmとし、また、ウエスト
ベルト15の幅は140mm、弾性体16の本数は8本、弾性
体16の幅寸法は3.2mm、その伸張率を300%とし
た。
子8名、計21名で行った。
の最小サイズが60cm、最大サイズが120cm となり、1サ
イズでJIS衣料サイズS,M,Lの各サイズに適合す
ることが明らかになった。
とおりで、中位以上の評価が70%を達成していることが
判った。
ストベルト15を結合した両端結合部の先端間を結ぶ両端
縁の幅は20mm〜50mm、好ましくは30mmとし、前部
端縁の中央部に形成した凹弧状部の幅を20mm〜50m
m、好ましくは30mmとするとともに深さを20mm〜5
0mm、好ましくは30mmとし、後部端縁の中央部に形成
した凸弧状部の幅を20mm〜50mm、好ましくは30mm
とし、突出高さを20mm〜50mm、好ましくは30mmと
する。
本体の両側脚回り部は、レッグ開口部が大きくなり、適
応サイズの範囲を広くでき、装着時の運動性を高めるこ
とができる。
体の両端両側部は、このおむつ本体の両側に配設した両
側ウエストベルトの両端傾斜状の結合部に沿った傾斜縁
としたため、おむつ本体は、略6角形状または8角形状
となり、ウエストベルトを左右に開くことによりそのま
ま簡単に装着できる。
体の両側ウエストベルト間に間隙を形成したため、肌の
腹部および背部に触れる部分にはウエストベルトの弾性
力が直接作用することがなく、腹部に圧迫感が生じるこ
となく、おむつ本体には腹部および背部に触れる部分に
ウエストベルトの伸縮力で皺が生じることがなく装着感
が良好になる。
面シートおよび不透液性裏面シートはそれぞれ通気性を
有し、おむつ本体の両端部に通気性部を形成したため、
おむつ本体の腹部および背部に触れる部分には通気性が
保持され、肌が蒸れることがない。
の周囲に漏れた排泄液の漏洩が不透液性フィルムにより
確実に防止される。
ベルトの両端部とレッグギャザー部の両端部とが対向す
るため、レッグ開口部を広くしても、レッグ開口部とウ
エスト開口部に一連の弾性力が作用し、両脚回りが大腿
根け根部に密着され、排泄物の漏れが確実に防止され、
より適応サイズの範囲を広げることができる。
体の透液性表面シート側の両側に不透液性袋シートにて
袋部を形成することにより、排泄物は横漏れすることが
ない。
は、おむつ本体の腹部および背部に触れる部分の通気性
部は80mm〜150mmの範囲で幅寸法は160mm〜25
0mmの台形状となっているため、排泄液が漏れることな
く液吸収体に吸収されるとともに、腹部および背部が蒸
れることがない。
ベルトの弾性体の伸張率を250%〜600%とするこ
とにより、ウエストベルトの弾性体の伸張率が高くな
り、レッグ開口部とウエスト開口部を大きくでき、体型
が異なっても身体に密着し、適応サイズの範囲を広くで
き、一種類のおむつでJIS衣料サイズのS,M,Lと
して使用できる。
トベルトの長さはおむつ本体の長手方向の長さと略同一
長さとし、幅方向の長さは20mm以上で幅方向の長さの
2分の1以下とすることにより、ウエストベルトは幅が
広く、装着時に幅方向に丸まることがなく、装着時のは
き心地を損なうことがない。
トベルトの弾性体の幅を0.5mm以上としたため、弾性
体の本数を少なくできる。
本体は長手方向中央を中心として対称とした前後対称形
とすることにより、腹側と背側とが同一となり、装着時
に前後を確認する必要がなく、装着性が良好となる。
本体の両側脚回り部は、前側を深く切り欠き形成するこ
とにより、おむつ本体のレッグ開口部が大腿付け根部で
強く締め付けることがなく、おむつの装着状態で腹部お
よび背部に違和感が生じない。
本体は、両端結合部の先端間を結ぶ一方の端縁の中央部
に形成した凹弧状部と他方の端縁の中央部に突設した凸
弧状部とにより、おむつ前部の標識表示がおむつ本体の
透液性表面シートと不透液性裏面シートとの裁断時に一
貫した製造工程でおむつ本体と一体に形成でき、装着の
際に前後の確認が容易で、別部材を取り付ける必要もな
く、安価に製造できる。
本体の前端縁の中央部に凹弧状部を形成するとともに後
端縁の中央部に凸弧状部を突設することにより、おむつ
本体の腹部側の端縁に形成した凹弧状部は前側標識とな
るとともに、凹弧状部により広がりが生じ、脚回り部分
の圧迫感が緩和され、運動性が良好になる。
本体の両端縁の幅は20mm〜50mmとし、凹弧状部の幅
を20mm〜50mmとするとともに深さを20mm〜50mm
とし、凸弧状部の幅を20mm〜50mmとするとともに突
出高さを20mm〜50mmとすることにより、おむつ本体
に形成される一方の端縁中央部の凹弧状部と他方の端縁
の中央部の凸弧状部は邪魔にならない大きさの標識表示
として確認し易くなる。
装着状態の斜視図である。
た状態の展開正面図である。
る。
の展開正面図である。
の展開正面図である。
Claims (16)
- 【請求項1】 透液性表面シート、不透液性裏面シー
ト、この透液性表面シートと不透液性裏面シートとの間
に封入された液吸収体とにて構成されかつ幅方向の両側
脚回り部に弾性を有するレッグギャザー部を形成したお
むつ本体と、このおむつ本体の透液性表面シートの両側
にそれぞれ長手方向に沿って配設され両端をこのおむつ
本体の両端縁にそれぞれ止着した弾性体を有するウエス
トベルトとを備え、 前記ウエストベルトの両端部を前記おむつ本体の長手方
向の両端部にこのおむつ本体の幅方向中心側より両側脚
回り部に向って傾斜状に結合し、 前記おむつ本体の両側脚回り部は、このおむつ本体の両
端部のウエストベルトの結合部間の両側部を切り欠いて
形成したことを特徴とする使い捨ておむつ。 - 【請求項2】 おむつ本体の両端両側部は、このおむつ
本体の両側に配設した両側ウエストベルトの両端傾斜状
の結合部に沿った傾斜縁としたことを特徴とした請求項
1に記載の使い捨ておむつ。 - 【請求項3】 おむつ本体の透液性表面シートの両側に
配設した両側ウエストベルトは本体の幅方向の長さの2
分の1以下とし、この両側ウエストベルト間に間隙を形
成したことを特徴とする請求項1または2に記載の使い
捨ておむつ。 - 【請求項4】 透液性表面シートおよび不透液性裏面シ
ートはそれぞれ通気性を有し、この透液性表面シートと
不透液性裏面シートとの間に封入された液吸収体は前記
透液性表面シートと不透液性裏面シートの長手方向の長
さより短かい寸法に形成し、この透液性表面シートと不
透液性裏面シートとの間に封入された液吸収体の長手方
向の両端位置を前記透液性表面シートと不透液性裏面シ
ートとの両端縁より離間した位置とし、おむつ本体の両
端部に通気性部を形成したことを特徴とする請求項1な
いし3のいずれかに記載の使い捨ておむつ。 - 【請求項5】 不透液性裏面シートと液吸収体との間に
不透液性フィルムを設けたことを特徴とする請求項1な
いし4のいずれかに記載の使い捨ておむつ。 - 【請求項6】 おむつ本体の両側に配設した両側ウエス
トベルトの両端結合部にて、このウエストベルトの両端
部とレッグギャザー部の両端部とを対向させたことを特
徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の使い捨て
おむつ。 - 【請求項7】 おむつ本体の透液性表面シート側の両側
に不透液性袋シートにて互いに対向する内側縁を開口し
た袋部を形成したことを特徴とした請求項1ないし6の
いずれかに記載の使い捨ておむつ。 - 【請求項8】 おむつ本体の両端部に形成した通気性部
は、このおむつ本体の両端縁からそれぞれ80mm〜15
0mmの範囲で内端側の幅寸法は160mm〜250mmの台
形状としたことを特徴とした請求項4に記載の使い捨て
おむつ。 - 【請求項9】 ウエストベルトの弾性体の伸張率を25
0%〜600%としたことを特徴とした請求項1ないし
8のいずれかに記載の使い捨ておむつ。 - 【請求項10】 ウエストベルトの長さはおむつ本体の
長手方向の長さと略同一長さとし、幅方向の長さは20
mm以上でおむつ本体の幅方向の長さの2分の1以下とし
たことを特徴とした請求項1ないし9のいずれかに記載
の使い捨ておむつ。 - 【請求項11】 ウエストベルトの弾性体の幅を0.5
mm以上でウエストベルトの幅以下としたことを特徴とし
た請求項1ないし10のいずれかに記載の使い捨ておむ
つ。 - 【請求項12】 おむつ本体は、長手方向中央を中心と
して対称としたことを特徴とした請求項1ないし請求項
11のいずれかに記載の使い捨ておむつ。 - 【請求項13】 おむつ本体の両側脚回り部は、前側を
深く切り欠き形成したことを特徴とする請求項1ないし
請求項11のいずれかに記載の使い捨ておむつ。 - 【請求項14】 おむつ本体は、両側ウエストベルトを
結合した両端結合部の先端間を結ぶ一方の端縁の中央部
に凹弧状部を形成するとともに他方の端縁の中央部に凸
弧状部を突設したことを特徴とする請求項13に記載の
使い捨ておむつ。 - 【請求項15】 おむつ本体の前端縁の中央部に凹弧状
部を形成するとともに後端縁の中央部に凸弧状部を突設
したことを特徴とする請求項14に記載の使い捨ておむ
つ。 - 【請求項16】 両側ウエストベルトを結合した両端結
合部の先端間を結ぶ両端縁の幅は20mm〜50mmとし、
一方の端縁の中央部に形成した凹弧状部の幅を20mm〜
50mmとするとともに深さを20mm〜50mmとし、他方
の端縁の中央部に形成した凸弧状部の幅を20mm〜50
mmとするとともに突出高さを20mm〜50mmとしたこと
を特徴とする請求項14に記載の使い捨ておむつ。
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