JPH09151370A - 混合冷媒およびこれを用いる冷却装置 - Google Patents

混合冷媒およびこれを用いる冷却装置

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JPH09151370A
JPH09151370A JP7312763A JP31276395A JPH09151370A JP H09151370 A JPH09151370 A JP H09151370A JP 7312763 A JP7312763 A JP 7312763A JP 31276395 A JP31276395 A JP 31276395A JP H09151370 A JPH09151370 A JP H09151370A
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hfc
mixed refrigerant
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refrigerant
mixed
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JP7312763A
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Masato Fukushima
正人 福島
Yukio Otoshi
幸男 大歳
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AGC Inc
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Asahi Glass Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】冷媒性能に優れ、従来の冷却装置を大きな変更
なしに使用でき、装置からの漏洩時において常に不燃性
を有し、さらに長期使用に際しても大幅な性能変化を生
じない混合冷媒を提供する。 【解決手段】ジフルオロメタン47重量ジフルオロメタ
ン47〜48重量%とペンタフルオロエタン53〜52
重量%からなる混合冷媒。この混合冷媒、ゼオライト系
乾燥剤およびこの混合冷媒と相互に溶解する潤滑油を用
いる冷却装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は空調機、冷凍機、ヒ
ートポンプ装置などの冷却装置に使用される混合冷媒お
よびその混合冷媒を用いた冷却装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、クロロフルオロカーボン(以下、
CFCという)の影響によるオゾン層破壊の環境問題が
注目されており1995年末の全廃が決定している。ま
た、オゾン層破壊に対する影響の少ないヒドロクロロフ
ルオロカーボン(以下、HCFCという)についても、
2030年末の全廃が決定している。そこで、これらC
FCおよびHCFCの代替物を早期に開発することが要
望されている。特に、空調機にて使用されているジフル
オロクロロメタン(以下、HCFC−22という)を代
替し得る媒体の開発が急務である。
【0003】特公平6−55942には、60重量%以
下のジフルオロメタン(以下、HFC−32という)、
85重量%以下のペンタフルオロエタン(以下、HFC
−125という)および15〜80重量%以下のテトラ
フルオロエタン(以下、HFC−134aという)の3
種混合冷媒が開示されている。特に、HFC−32/H
FC−125/HFC−134a=23/25/52重
量%より構成される混合冷媒は、HCFC−22と同等
の冷凍能力および成績係数が得られることより、HCF
C−22代替冷媒として検討が進んでいる。
【0004】その他のHCFC−22代替冷媒には、H
FC−32と1, 1, 1−トリフルオロエタンの混合冷
媒(特開平5−70769)、1〜50重量%のHFC
−125と50〜99重量%のHFC−32からなる共
沸様混合冷媒(特公平6−914)、および55〜90
重量%のHFC−125と10〜45重量%のHFC−
32よりなる共沸様混合冷媒(USP5403504)
などが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】特公平6−55942
の混合冷媒は、沸点が大きく異なる冷媒より構成された
非共沸混合冷媒である。したがって、熱交換器内での温
度勾配がきわめて大きくなり、効率的に熱交換を行うた
めには、蒸発および凝縮器の設備改造を必要とする欠点
がある。また、非共沸性を有しているため、混合冷媒が
充填された装置から冷媒が漏洩した場合、最初に低沸点
媒体であるHFC−32およびHFC−125が選択的
に漏洩することにより、装置内の組成が変動し、装置性
能の低下を招き好ましくない。また、漏洩箇所、漏洩量
などにより装置内の組成が異なるため、組成を復元する
ことも困難となる。さらには、装置への冷媒充填を実施
する際にも同様の組成変動を生じ、装置性能を管理する
ことが困難である。
【0006】特開平5−70769の混合冷媒は、両成
分ともに燃焼範囲を有するため、使用にあたり注意を要
する。さらに、HFC−32の割合が多くなるほど圧縮
機吐出温度が大きくなる欠点がある。
【0007】特公平6−914のHFC−32の割合が
50〜99重量%の混合冷媒では、圧縮機の吐出ガス温
度が現行冷媒であるHCFC−22以上の値となり、現
行圧縮機の改造が要求され好ましくない。さらに、装置
へ適用された場合には、低沸点媒体であるHFC−32
の存在割合が液相よりも気相が多くなる傾向があり、特
に気相漏洩に着目した場合、特公平6−914の混合冷
媒では、燃焼性を回避することは困難である。
【0008】USP5403504の混合冷媒は、HF
C−32の割合を10〜45重量%としているため、特
公平6−914の混合冷媒にて問題となった冷却装置か
らの漏洩時の燃焼性は回避され、かつ、装置へ適用した
場合の圧縮機吐出ガス温度の増大に起因する問題は改善
されている。しかし、HFC−125はHFC−32に
比し、冷凍能力や成績係数が低いため、USP5403
504の混合冷媒では新たな問題が発生する。
【0009】すなわち、HFC−32の組成が45重量
%以下と少ないため、冷凍能力や成績係数が低下する欠
点がある。また、共沸組成より大きくずれているため、
運転される条件により異なるが、一例としては0. 2℃
〜0. 4℃の熱交換器入口出口温度差が発生する。特
に、HFC−32の割合が約20重量%において極大値
を示し、0. 4℃程度の値を生じる。
【0010】共沸性からのずれは、混合冷媒が充填され
た装置から冷媒が漏洩した場合、最初に低沸点媒体であ
るHFC−32が選択的に漏洩することにより、装置内
の組成が変動し、装置性能の低下を招き好ましくない。
また、漏洩箇所、漏洩量などにより装置内の組成が異な
るため、組成を復元することも困難となる。
【0011】さらには、装置への冷媒充填を実施する際
にも同様の組成変動を生じる可能性が高く、装置性能を
管理することが困難である。HFC−32の45重量%
以下、HFC−125の55重量%以上の混合冷媒にお
いては、冷却装置からの冷媒漏洩時の補充填を繰り返す
ことにより3%以上の性能低下を招く。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題を
解決すべくなされたものであり、HFC−32の47〜
48重量%とHFC−125の53〜52重量%からな
ることを特徴とする混合冷媒である。また本発明は、H
FC−32とHFC−125の混合冷媒、ゼオライト系
乾燥剤およびこの混合冷媒と相溶する潤滑油を用いるこ
とを特徴とする冷却装置である。
【0013】本発明のHFC−32の47〜48重量%
とHFC−125の53〜52重量%からなる混合冷媒
は、オゾン層破壊係数がゼロである点、冷媒性能に優れ
る点、大きな装置改良なしに使用できる点および装置か
らの漏洩時において不燃性とできる点などの利点を併有
する優れたものである。従来のHFC−32とHFC−
125からなる混合冷媒では、このような利点をすべて
満足させえない。
【0014】HFC−32とHFC−125からなる混
合冷媒、ゼオライト系乾燥剤およびこの混合冷媒と相互
に溶解する潤滑油を用いた冷却装置は、長期安定的に運
転できる。この場合の混合冷媒は、HFC−32の47
〜48重量%とHFC−125の53〜52重量%から
なる混合冷媒とすることが特に好ましいが、HFC−3
2の40〜60重量%とHFC−125の40〜60重
量%からなる混合冷媒、HFC−32の45重量%とH
FC−125の55重量%からなる混合冷媒またはHF
C−32の50重量%とHFC−125の50重量%か
らなる混合冷媒であってもよい。
【0015】本発明の混合冷媒におけるHFC−32お
よびHFC−125は塩素を含有しない低沸点の媒体で
あり、従来のナフテン系、パラフィン系およびアルキル
ベンゼン系潤滑油とは相互に溶解しない。相互溶解性を
有さない潤滑油を用いた場合、圧縮機から持ち出された
潤滑油は、蒸発器などに滞在し、圧縮機内へ戻らないた
め、圧縮機内の潤滑油不足、最終的には圧縮機内の潤滑
不良を生じ、圧縮機の故障の要因となり、長期信頼性が
劣る。
【0016】したがって、本発明の混合冷媒とともに用
いる潤滑油は、エステル油、ポリグリコール油などの含
酸素系合成油およびフッ素系潤滑油などの本発明の混合
冷媒と相互に溶解する潤滑油から選ばれる。潤滑油の混
合冷媒に対する使用割合は特に限定されない。
【0017】エステル油としては、二塩基酸エステル
油、ポリオールエステル油、コンプレックスエステル
油、ポリオール炭酸エステル油などが例示される。
【0018】二塩基酸エステルとしては、グルタル酸、
アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、
セバシン酸などの炭素数5〜10の二塩基酸と、メタノ
ール、エタノール、プロパノール、ブタノール、ペンタ
ノール、ヘキサノール、ヘプタノール、オクタノール、
ノナノール、デカノール、ウンデカノール、ドデカノー
ル、トリデカノール、テトラデカノール、ペンタデカノ
ールなどの直鎖または分枝アルキル基を有する炭素数1
〜15の一価アルコールとのエステルが好ましい。具体
的には、グルタル酸ジトリデシル、アジピン酸ジ(2−
エチルヘキシル)、アジピン酸ジイソデシル、アジピン
酸ジトリデシル、セバシン酸ジ(3−エチルヘキシル)
などが挙げられる。
【0019】ポリオールエステルとしては、ジオールま
たは水酸基を3〜20個有するポリオールと、炭素数6
〜20の脂肪酸とのエステルが好ましい。
【0020】ここで、ジオールとしては、エチレングリ
コール、1,3−プロパンジオール、プロピレングリコ
ール、1,4−ブタンジオール、1,2−ブタンジオー
ル、1,5−ペンタジオール、ネオペンチルグリコー
ル、1,7−ヘプタンジオール、1,12−ドデカンジ
オールなどが挙げられる。
【0021】水酸基を3〜20個有するポリオールとし
ては、トリメチロールエタン、トリメチロールプロパ
ン、トリメチロールブタン、ペンタエリスリトール、グ
リセリン、ソルビトール、ソルビタン、ソルビトールグ
リセリン縮合物などが挙げられる。
【0022】脂肪酸としては、ヘキサン酸、ヘプタン
酸、オクタン酸、ノナン酸、デカン酸、ウンデカン酸、
ドデカン酸、エイコサン酸、オレイン酸などの直鎖また
は分枝のもの、あるいはα炭素原子が4級であるいわゆ
るネオ酸などが挙げられる。
【0023】ポリオールエステルは、遊離の水酸基を有
していてもよい。なお、特に好ましいものは、ネオペン
チルグリコール、トリメチロールエタン、トリメチロー
ルプロパン、トリメチロールブタン、ペンタエリスルト
ールなどのヒンダードアルコールのエステルで、トリメ
チロールプロパントリペラルゴネート、ペンタエリスリ
トール2−エチルヘキサノエート、ペンタエリスリトー
ルテトラペラルゴネートなどが挙げられる。
【0024】コンプレックスエステルとは、脂肪酸およ
び二塩基酸と、一価アルコールおよびポリオールとのエ
ステルであって、これらの脂肪酸、二塩基酸、一価アル
コール、ポリオールとしては、前述のものが同様に使用
できる。
【0025】ポリオール炭酸エステルとは、炭酸とポリ
オールとのエステルであって、ここでいうポリオールと
しては、ジオールを単独重合または共重合したポリグリ
コール、前述のポリオールエステルの説明で例示したも
のと同様のポリオール、またはポリオールにポリグリコ
ールを付加したものなどが使用できる。ジオールとして
は、前述のポリオールエステルの説明で例示したものと
同様のものが使用できる。
【0026】ポリグリコールとしては、ポリアルキレン
グリコール、そのエーテル化合物、およびそれらの変性
化合物などが好ましく使用される。ポリアルキレングリ
コールとしては、エチレンオキシド、プロピレンオキシ
ドなどの炭素数2〜4のアルキレンオキシドを水や水酸
化アルカリを開始剤として重合させる方法などにより得
られる。また、ポリアルキレングリコールの水酸基をエ
ーテル化したものも使用できる。
【0027】このポリアルキレングリコール中のオキシ
アルキレン単位は、1分子中において同一でもよく、2
種以上のオキシアルキレン単位が含まれていてもよい。
1分子中に少なくともオキシプロピレン単位が含まれる
ことが好ましい。
【0028】フッ素系潤滑油としては、パラフィン系、
ナフテン系などの鉱物油やポリα−オレフィン、アルキ
ルベンゼン、アルキルナフタレンなどの合成油の水素原
子をフッ素原子にて置き換えた化合物、パーフルオロポ
リエーテル油およびフッ素化シリコーン油などが例示さ
れる。
【0029】これらの各種潤滑油は、1種のみの使用も
でき、2種以上の混合使用もできる。なお、本発明にお
ける潤滑油の動粘度は、100℃において2〜150c
St、好ましくは4〜100cStである。
【0030】さらに、必要に応じてジクロロジフルオロ
メタン(以下、CFC−12という)、HCFC−22
などの塩素含有冷媒用潤滑油として使用されている鉱物
油や合成油などを混合使用してもよい。鉱物油として
は、たとえば、原油を常圧蒸留または減圧蒸留して得ら
れた潤滑油留分を、溶剤脱れき、溶剤抽出、水素化分
解、溶剤脱ろう、接触脱ろう、水素化精製、白土処理な
どの精製処理を適宜組み合わせて精製したパラフィン
系、ナフテン系などの潤滑油が使用できる。また、合成
油としては、たとえば、ポリα−オレフィン、アルキル
ベンゼン、アルキルナフタレン、またはこれらの2種以
上の混合物などを使用できる。
【0031】本発明の混合冷媒は、特にHCFC−22
の代替冷媒として優れるため、HCFC−22の大きな
用途であるビルなど空調装置に使用される機会が多く、
装置内に水分を呼び込む問題がある。上記エステル油な
どは従来の鉱物系潤滑油などと比較すると吸湿性がきわ
めて高く、加水分解反応を生じ、潤滑油としての特性が
低下し、圧縮機の長期信頼性を損なう大きな原因とな
る。したがって、潤滑油の加水分解性を抑えるために
は、装置内の水分濃度を抑制する必要がある。
【0032】装置内の水分濃度を抑制する方法として
は、シリカゲル、活性アルミナ、ゼオライトなどの乾燥
剤の使用が考えられるが、本発明においては乾燥剤と混
合冷媒との化学反応性、乾燥剤の吸湿能力より乾燥剤と
してゼオライト系乾燥剤を採用する。
【0033】従来の鉱物系潤滑油に比し、吸湿量の高い
潤滑油の使用に際しては、吸湿能力の優れたM2/n O・
Al23 ・xSiO2 ・yH2 Oで表される化合物を
主成分とするゼオライト系乾燥剤が好ましい。ここで、
MはNa、Kなどの1族の元素またはCaなどの2族の
元素、nはMの原子価、x、yは結晶構造にて定まる値
を表す。このMを変化させることにより吸着孔径を変化
させうる。
【0034】HFC−125の分子径は4.2Åと比較
的大きく、HFC−32の分子径は3.3ÅとHFC−
125よりも1Å小さな値を有する。したがって、従来
の冷媒であるCFC−12(分子径4.4Å)、HCF
C−22(分子径3.8Å)またはHFC−134a
(分子径4.2Å)に対して使用されていたゼオライト
系乾燥剤を用いた場合、乾燥剤の吸着孔径がHFC−3
2の分子径よりも大きいため、乾燥剤中にHFC−32
が吸着され、その結果、乾燥剤とHFC−32の化学反
応に起因する不凝縮性気体の生成や、乾燥剤の強度の低
下、吸着能力の低下などの好ましくない現象を生じるこ
ととなる。
【0035】したがって、HFC−32を含有する本発
明における混合冷媒に対しては、吸着孔径の小さいゼオ
ライト系乾燥剤を用いるのが好ましい。特に、3A型ゼ
オライト系乾燥剤が好ましい。
【0036】ゼオライト系乾燥剤の大きさは、小さすぎ
ると冷却装置の弁や配管細部への詰まりの原因となり、
大きすぎると乾燥能力が低下するため、約0.5〜5m
mが好ましい。形状は、粒状または円筒状のものが好ま
しい。粉末状のゼオライトをベントナイトなどの結合剤
で固めることにより任意の形状とすることができる。ゼ
オライト系乾燥剤を主体とするかぎり、シリカゲルや活
性アルミナなどの他の乾燥剤を併用してもよい。
【0037】HFC−32とHFC−125からなる混
合冷媒に対する、ゼオライト系乾燥剤の使用割合は、特
に限定されない。
【0038】本発明は、低温〜中温、高温分野の空調、
冷凍および冷蔵を目的とした冷凍サイクルに応用する場
合に有効であるが、ランキンサイクル用、またはその他
各種熱回収に対しても有効である。
【0039】本発明における混合冷媒は熱安定性が優れ
ており、通常の使用条件においては安定剤を必要としな
いが、過酷な使用条件のため熱安定性の向上が必要な場
合には、以下に例示する安定剤を混合冷媒100重量部
に対して0.01〜5重量部程度添加できる。
【0040】プロピレンオキシド、1,2−ブチレンオ
キシド、グリシドールなどのエポキシド類、ジメチルホ
スファイト、ジイソプロピルホスファイト、ジフェニル
ホスファイトなどのホスファイト類、トリラウリルトリ
チオフォスファイトなどのチオフォスファイト類、トリ
フェニルホスフィンスルフィド、トリメチルホスフィン
スルフィドなどのホスフィンスルフィド類、ホウ酸、ホ
ウ酸トリエチル、ホウ酸トリフェニル、フェニルボロン
酸、ジフェニルボロン酸などのホウ素化合物、2,6−
ジ−t−ブチル−p−クレゾールなどのフェノール類、
ニトロメタン、ニトロエタンなどのニトロアルカン類、
アクリル酸メチル、アクリル酸エチルなどのアクリル酸
エステル類、その他ジオキサン、tert−ブタノール、ペ
ンタエリスリトール、パライソプロペニルトルエンな
ど。
【0041】また、潤滑油に対する極圧添加剤、増粘剤
などの添加剤や腐食防止剤、酸化防止剤、染料など添加
剤を、本発明の目的を損なわない範囲で併用できる。
【0042】また、本発明における混合冷媒に対して、
トリフルオロエタン、HFC−134aなどのHFC−
32やHFC−125以外のヒドロフルオロカーボン
類、ジメチルエーテル、ペンタフルオロエーテル、パー
フルオロジメチルエーテルなどのエーテル類、パーフル
オロエチルアミン、パーフルオロジメチルアミンなどの
アミン類、プロパン、ブタンなどの炭化水素類、パーフ
ルオロエタン、パーフルオロプロパンなどのパーフルオ
ロ化合物などの化合物を混合使用できる。
【0043】
【実施例】以下の例で、例1〜5および例9〜10は実
施例を、例6〜8および例11〜12は比較例を表す。
【0044】[例1]HFC−32およびHFC−12
5からなる混合冷媒を充填した空調機において、蒸発器
における冷媒の蒸発温度を0℃、凝縮器における冷媒の
凝縮温度を50℃、圧縮機入口の過熱度を11℃、膨張
弁入口の過冷却度を0℃として運転を行った。冷凍機油
としてはポリエステル油を使用した。結果を成績係数
(COP)、冷凍能力、圧縮機吐出ガス温度、凝縮器温
度勾配について図1〜8に示す。
【0045】図1〜8に示したように、HFC−32お
よびHFC−125からなる混合冷媒中のHFC−32
の割合(以下、HFC−32濃度という)が増加すると
ともに、目的とする成績係数(COP)[−]および冷
凍能力[kJ/m3 ]が増加している。しかし、HFC
−32濃度が増加すると、圧縮機吐出ガス温度が上昇し
好ましくない。
【0046】また、凝縮器入口出口温度差は、混合冷媒
の共沸性を表し、この値が小さいほど、高い共沸性を有
する。従来用いられていたHCFC−22と同様の取扱
いができ、大幅な機器改良や取扱い上の不具合を招くお
それがない。この観点からはHFC−32濃度が高い方
が好ましいことが理解される。
【0047】本発明の混合冷媒は、圧縮機吐出ガス温度
が84℃以下であり、従来のHCFC−22にて得られ
る圧縮機吐出ガス温度84℃と同等もしくは以下であ
り、HCFC−22用の既存装置を使用できる。一方、
HFC−32濃度が50重量%以上の領域ではHCFC
−22の圧縮機吐出ガス温度を超えており、既存装置の
改良や設計変更が必要となる。
【0048】また、本発明の混合冷媒は、凝縮器入口出
口温度差が約0.2℃ときわめて小さく、実質的に共沸
混合冷媒、換言すると従来のHCFC−22と同様の取
扱いができ、HCFC−22用の既存装置を使用でき
る。
【0049】一方、HFC−32濃度が45重量%以下
の領域では、凝縮器入口出口温度差が0.22℃を超え
ており、特に、HFC−32濃度が20重量%において
は0.4℃もの温度差が生じており、煩雑な非共沸混合
冷媒としての取扱いが不可欠となる。換言すると、漏洩
時などの性能変化が大きくなり、性能管理が容易ではな
いという問題がある。さらに、HFC−32濃度が45
重量%以下では、冷媒としての性能(COP、冷凍能
力)が大幅に低下する問題もある。
【0050】[例2]HFC−32、HFC−125お
よび空気からなる混合冷媒の100℃、大気圧下におけ
る燃焼範囲を米国規格ASTM−E681に基づく測定
装置を用い測定した結果を図9に示す。図9より、HF
C−32の燃焼性を抑制するには、HFC−32および
HFC−125からなる混合冷媒中のHFC−125の
割合(以下、HFC−125濃度という)が約34重量
%以上である必要がある。
【0051】したがって、本発明の混合冷媒組成物は、
HFC−32が47重量%〜48重量%、HFC−12
5が53重量%〜52重量%であり、常に不燃性である
といえる。一方、HFC−32濃度が約66重量%以上
の組成物は燃焼性を有し、好ましくない。
【0052】[例3]内容積(冷媒が存在する空間の全
容積)3リットル(L)の空調機へHFC−32および
HFC−125からなる混合冷媒を1kgを充填した。
室温にて静置した後、上部気相部より徐々に漏洩させ、
漏洩ガスをテドラパックへ採取し、その混合冷媒組成を
ガスクロマトグラフィを用い分析した。結果を図10に
示す。
【0053】図10より、漏洩ガス中の可燃性冷媒であ
るHFC−32濃度が最も高くなるのはガス漏洩初期に
見られ、HFC−32濃度50重量%の場合の漏洩ガス
初期組成としてはHFC−32濃度が66重量%を超
え、HFC−125濃度が34重量%を下回っている。
【0054】例2で示したように漏洩ガス組成として常
に不燃性を確保するにはHFC−125濃度として約3
4重量%以上が必要である。すなわち、本発明のHFC
−32濃度が47重量%〜48重量%である混合冷媒組
成物は、漏洩時のHFC−32の濃度上昇を考慮して
も、約64重量%以下であり、常に不燃化が可能といえ
る。一方、HFC−32濃度が50重量%〜99重量
%、HFC−125濃度は50重量%〜1重量%の組成
物は、気相からのガス漏洩を考えた場合、気相部にHF
C−32が濃縮されることにより、漏洩ガス組成の燃焼
性が生じ、好ましくない。
【0055】[例4]空調機からHFC−32およびH
FC−125からなる混合冷媒が漏洩した場合の可燃性
評価および組成復元に伴う空調機性能へ及ぼす影響を試
験にて確認した。内容積3Lの空調機へ混合冷媒を1k
gを充填した空調機において、蒸発器における冷媒の蒸
発温度を0℃、凝縮器における冷媒の凝縮温度を50
℃、圧縮機入口の過熱度を11℃、膨張弁入口の過冷却
度を0℃として運転を行った。
【0056】室温にて静置した後、上部気相部より徐々
に漏洩させ、漏洩初期の混合ガスをテドラパックへ採取
したうえで、200gの混合冷媒を漏洩させた。テドラ
パック内の試料は、ガスクロマトグラフィを用い、HF
C−32およびHFC−125からなる漏洩ガス組成を
測定するとともに、ASTM−E681に基づく燃焼性
測定装置を用い、100℃、大気圧下の条件にて空気と
の混合割合を変化させ燃焼性の有無を測定した。
【0057】200g漏洩させた空調機へは、新たに2
00gの混合冷媒を初期組成で充填する。本操作を3回
繰り返した後に、同一条件にて運転を実施した。その結
果を表1〜2に示す。
【0058】表1〜2より理解されるように、本発明の
混合冷媒組成物(例4〜5)は、いずれの漏洩組成にお
いても燃焼性がなく、補充填を3回繰り返した後の冷媒
性能においても大きな変化を生じないことが理解され
る。
【0059】一方、HFC−32の濃度が本発明組成よ
りも小さい場合(例6〜7)は、例4〜5と同様にいず
れの漏洩組成においても燃焼性がないが、補充填を3回
繰り返した後の冷媒性能において大きな変化を生じてい
ることが理解される。
【0060】一方、HFC−32の濃度が本発明の組成
よりも大きい場合(例8)は、補充填を3回繰り返した
後の冷媒性能(COP、冷凍能力)への影響は小さい
が、初期から補充填2回後の漏洩ガスにおいて燃焼性を
有することが理解される。
【0061】なお、表1〜2中の性能変化率とは初期充
填時の性能に対する補充填3回後の性能の変化を示し、
[◎:1%以下、○:1〜2%、△:2〜3%、×:3
%以上]で評価した。
【0062】[例9]圧縮機、凝縮器、膨張弁、蒸発器
にて構成される通常の冷凍機に、新たに蒸発器と圧縮機
の間にサイドグラスを設置し、潤滑油の流動状態を観察
した。冷媒としては、HFC−32濃度48重量%とH
FC−125濃度52重量%からなる混合冷媒を用い、
潤滑油としては、従来のCFC−12、HCFC−22
にて用いられていた鉱物系潤滑油(日本サン石油社製ス
ニソ3GS)を比較例とし、上記混合冷媒と相互に溶解
するエステル油(カストロール社製SW32)を実施例
として用いた。
【0063】スニソ3GSを用いた場合は、サイトグラ
スにて潤滑油の流動状態が観察されないとともに、圧縮
機中の潤滑油が不足することより、連続運転が不可能と
なった。一方、SW32においては、サイトグラスにて
潤滑油の流動状態が観察されるとともに、冷凍機の連続
運転に支障を生じなかった。
【0064】[例10〜12]内容積200ccのSU
S304製耐圧容器を用い、HFC−32濃度48重量
%とHFC−125濃度52重量%からなる混合冷媒と
潤滑油、水分、乾燥剤共存状態における材料適合性を評
価を行った。
【0065】試験は、耐圧容器に上記混合冷媒を50
g、潤滑油50g、ゼオライト系乾燥剤10g、金属材
料(SS−400、Al、Cu)を充填した後、熱風循
環型恒温槽中で140℃の温度条件下で30日間放置
後、冷媒、乾燥剤、潤滑油の性状変化を測定した。潤滑
油としてはエステル油SW32を用い、あらかじめ潤滑
油中の水分濃度を1000ppmに調節したものを用い
た。結果を表3に示す。
【0066】表より、過剰水分存在下においても、例1
0では試験前後での各測定項目における性能変化がな
く、長期安定的に使用可能であることが理解される。一
方、乾燥剤を含まない例11では潤滑油の全酸価上昇
が、例12においては、乾燥剤の強度低下を生じており
好ましくないことが理解される。
【0067】なお、表3中の強度変化率とは初期の乾燥
剤強度に対する試験後の乾燥剤強度の変化を示し、
[◎:10%以下、○:10〜20%、△:20〜30
%、×:50%以上]で評価した。
【0068】
【表1】
【0069】
【表2】
【0070】
【表3】
【0071】
【発明の効果】本発明は、分子構造中に塩素を含まない
混合冷媒であり、特に空調分野に使用されているHCF
C−22代替媒体として優れた性能を有する。この混合
冷媒は、冷媒性能に優れ、従来の冷却装置を大きな変更
なしに使用でき、装置からの漏洩時において常に不燃性
を有し、さらに長期間の使用に際しても大幅な性能変化
を生じない。また、この混合冷媒、ゼオライト系乾燥剤
および混合冷媒と相溶する潤滑油を用いる冷却装置は長
期信頼性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の混合冷媒を充填した空調機のCOPを
示す図。
【図2】本発明の混合冷媒を充填した空調機のCOPを
示す図。
【図3】本発明の混合冷媒を充填した空調機の冷凍能力
を示す図。
【図4】本発明の混合冷媒を充填した空調機の冷凍能力
を示す図。
【図5】本発明の混合冷媒を充填した空調機の吐出ガス
温度を示す図。
【図6】本発明の混合冷媒を充填した空調機の吐出ガス
温度を示す図。
【図7】本発明の混合冷媒を充填した空調機の凝縮器温
度勾配を示す図。
【図8】本発明の混合冷媒を充填した空調機の凝縮器温
度勾配を示す図。
【図9】本発明の混合冷媒の燃焼範囲を示す図。
【図10】本発明の混合冷媒の空調機からの漏洩ガス組
成を示す図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // C10N 30:00 40:30

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ジフルオロメタン47〜48重量%とペン
    タフルオロエタン53〜52重量%からなることを特徴
    とする混合冷媒。
  2. 【請求項2】ジフルオロメタンとペンタフルオロエタン
    からなる混合冷媒、ゼオライト系乾燥剤および前記混合
    冷媒と相溶する潤滑油を用いることを特徴とする冷却装
    置。
  3. 【請求項3】混合冷媒が請求項1の混合冷媒である請求
    項2の冷却装置。
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