JPH0911008A - 穿孔及び/又は打撃を行う工具機械に用いられる工具ホルダ及び工具、並びに穿孔及び/又は打撃を行う工具機械 - Google Patents

穿孔及び/又は打撃を行う工具機械に用いられる工具ホルダ及び工具、並びに穿孔及び/又は打撃を行う工具機械

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JPH0911008A
JPH0911008A JP8157086A JP15708696A JPH0911008A JP H0911008 A JPH0911008 A JP H0911008A JP 8157086 A JP8157086 A JP 8157086A JP 15708696 A JP15708696 A JP 15708696A JP H0911008 A JPH0911008 A JP H0911008A
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shank
locking
striking
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JP8157086A
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Manfred Buck
ブーク マンフレート
Siegfried Fehrle
フェールレ ズィークフリート
Bernd Koelle
ケレ ベルント
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Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
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Publication date
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    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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    • B23B31/00Chucks; Expansion mandrels; Adaptations thereof for remote control
    • B23B31/02Chucks
    • B23B31/10Chucks characterised by the retaining or gripping devices or their immediate operating means
    • B23B31/107Retention by laterally-acting detents, e.g. pins, screws, wedges; Retention by loose elements, e.g. balls
    • B23B31/1071Retention by balls
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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gripping On Spindles (AREA)
  • Drilling Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単且つ正確に製造可能な工具ホルダを提供
する。 【解決手段】 差込みシャンク24を回転連行するため
の手段20として、円錐部5に対して工具側で前置又は
後置された区分6が位置決め開口4aに設けられてお
り、該区分が、工具ホルダの長手方向軸線30に対して
軸平行に延びていて且つ多角形孔6aとして形成されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、穿孔及び/又は打
撃を行う工具に用いられる工具ホルダであって、駆動ス
ピンドルが設けられており、駆動スピンドルに、穿孔及
び/又は打撃を行う工具の差込みシャンクのための位置
決め開口が形成されており、該位置決め開口が、部分的
に、外方に向けて拡大した円錐部として形成されてお
り、少なくとも1つのロック体が、前記位置決め開口に
嵌め込まれる差込みシャンクを軸方向でロックするため
に設けられており、前記位置決め開口に嵌め込まれる差
込みシャンクを回転連行するための手段が設けられてい
る形式のものに関する。
【0002】更に本発明は、上記工具ホルダに嵌め込ま
れる差込みシャンクを有する工具であって、シャンク端
部に向けて先細りになった差し込み用の円錐部が設けら
れており、該円錐部に、少なくとも1つのロック範囲
が、対応する工具ホルダの少なくとも1つのロック部材
に係合するために設けられている形式のものに関する。
【0003】更に本発明は、穿孔及び/又は打撃を行う
工具に用いられる工具ホルダであって、駆動スピンドル
が設けられており、該駆動スピンドルに、工具の差込み
シャンクを嵌め込むための位置決め開口が設けられてお
り、差込みシャンクを軸方向で及び/又は相対回動不能
に前記位置決め開口においてロックするために少なくと
も1つのロック部材が設けられており、この少なくとも
1つのロック部材の、半径方向で内側に位置する端部
が、駆動スピンドルに設けられた貫通孔を通して前記位
置決め開口に係合することができ、前記ロック部材の、
半径方向で外側の端部が、駆動スピンドルの外側に配置
されたロックスリーブによって保持される形式のものに
関する。
【0004】更に本発明は、穿孔及び/又は打撃を行う
工具機械に関する。
【0005】
【従来の技術】工具の差込みシャンクのための位置決め
開口の内部に回転連行のための軸方向の連行条片が設け
られており、且つこれらの回転連行条片が、工具が工具
ホルダに嵌め込まれている場合に、差込みシャンクに設
けられた対応する連行溝に係合するようになっているよ
うな工具を有する工具ホルダは、欧州特許出願公開第1
75088号明細書から公知である。
【0006】機械側の装着部は、連行条片のために、比
較的手間のかかる製造方法、例えば鍛造、冷間プレス、
ロータリスエージングによって製造しなけらばならな
い。機械側のセンタリング円錐部は、面倒な後加工をし
なければならない。工具側のセンタリング円錐部は、た
しかに、例えば旋削又は研削によって加工可能である。
しかし加工したい面と前成形された面との間には、不整
合(ずれ)が生じる場合がある。これにより、工具が工
具装着部に不正確に嵌合してしまう。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、冒頭
で述べた形式の工具ホルダ若しくは工具を改良して、従
来技術における欠点を取り除いて、簡単且つ正確に製造
可能なものを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の工具ホルダの構成では、回転連行のための手
段として、円錐部に対して工具側で前置又は後置された
区分が位置決め開口に設けられており、該区分が、工具
ホルダの長手方向軸線に対して軸平行に延びていて且つ
多角形孔として形成されているようにした。
【0009】上記課題を解決するために本発明の工具の
構成では、円錐部の前若しくは後ろに、長手方向軸線に
対して軸平行な連行範囲が配置されており、該連行範囲
が、差込みシャンクを回転連行するために多角形に形成
されているようにした。
【0010】
【発明の効果】これに対して請求項第1項に記載の工具
ホルダ若しくは請求項第5項に記載の工具は、より簡単
且つ正確に製造することができるという利点を有してい
る。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の別の構成の工具
ホルダによれば、少なくとも1つのロック部材の両端部
が隆起状若しくは球形に成形されており、これらの端部
が、これらの端部よりも細い横断面を有するウェブを介
して互いに結合されているようにした。
【0012】
【発明の効果】このような構成の工具ホルダによれば、
少ない構成部材から構成され、確実に機能する自動式ロ
ック部の構成が得られた。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を図
面につき詳しく説明する。
【0014】図1には、特にダイヤモンド工具を用いた
心残し穿孔のための伝動装置ケーシングが符号1で示さ
れている。伝動装置ケーシング1からは、駆動スピンド
ル3が突出している。駆動スピンドル3は、伝動装置ケ
ーシング1に対して回転可能に例えば軸受け2に支承さ
れていて、穿孔装置の駆動モータ(図示せず)を用いて
回転駆動可能である。
【0015】駆動スピンドル3は中央の孔4を、洗浄媒
体若しくは冷却媒体を供給するため又は打撃装置のハン
マ部材(図示せず)を収容するために有している。孔4
は工具側の端部に向かって位置決め開口4aまで拡大し
て延びている。位置決め開口4aは、挿入したい工具2
3のための工具ホルダの一部である。
【0016】位置決め開口4aは駆動スピンドル3の工
具側端部に向けて拡大する円錐部5を有している。円錐
部5は、工具23をセンタリングするために役立つ。円
錐角度は、この場合、セルフロックが生じない大きさで
ある。
【0017】位置決め開口4aの、円錐部5に対して工
具側に前置された区分6では、位置決め開口4aは工具
23を回転連行するために形成されている。この区分6
は駆動スピンドル3の長手方向軸線30に対して軸平行
であり、多角形孔6aを有している。多角形孔6aは、
例えば多角形成形部又はスプライン軸成形部として形成
することができる。有利には多角形孔6aは、図2に示
したように、面取りされた角隅32を備えた仮想六角形
の基本成形部31である。
【0018】機械側では、位置決め開口4aにおいて円
錐部5の後ろに環状の切欠8が設けられている。切欠8
には、シール部材7が嵌め込まれている。シール部材7
は円錐部5を洗浄媒体若しくは冷却媒体の進入に対して
シールする。更に、シール部材7の弾性ひいては戻し力
によって、円錐部5に保持された工具23の解放が容易
になる。
【0019】工具23を脱落防止して軸方向でロックす
るためには、少なくとも1つの、有利には2つ又は3つ
のロック部材9が設けられている。ロック部材9はそれ
ぞれ貫通孔12に配置されている。貫通孔12は、駆動
スピンドル3を半径方向で長手方向軸線30に対して斜
めに貫通している。ロック部材9の、半径方向内側に位
置する端部10は、それぞれ対応する貫通孔12に案内
されていて、半径方向で位置決め開口4aに係合するこ
とができる。ロック部材9の、半径方向外側に位置する
端部11は、それぞれ貫通孔12の延長部で駆動スピン
ドル3に形成された開いた長手方向の溝13に軸方向で
移動可能に支承されている。ロック部材9の端部11
は、駆動スピンドル3を取り囲む、軸方向摺動可能なロ
ックスリーブ15によって前記溝13において保持され
る。
【0020】ロック部材9の両端部10,11は隆起状
に若しくは球状に形成されている。両端部10,11の
間に位置するウェブ9aはこれに比べて細く形成されて
いる。全体的にロック部材9はバーベル状の形状を有し
ている。別の実施例では、ロック部材9は、位置決め開
口9の接線上に配置された、ウェブを介して互いに結合
された2つの平行ピンから形成されていてもよい。
【0021】ロック部材9の外側の端部11はロックス
リーブ15のポケット14に形状接続的に突入してい
る。このことにより、ロックスリーブ15を軸方向で摺
動させると、端部11は他方の端部10が貫通孔12に
嵌合するように、溝13の内部で移動することができ
る。両端部10,11よりも細い横断面を有するウェブ
9aに基づいて、ロック部材9は対応して傾くことがで
きる。図1には、工具ホルダはロック解除位置で示され
ている。
【0022】ロックスリーブ15は、ばね17によって
ロック位置の方向に負荷されている。機械側では、ばね
17が支持ディスク18に支持されている。支持ディス
ク18は、確保リング19を用いて駆動スピンドル3に
保持される。ロックスリーブ15は、操作スリーブ16
を介してばね17の力に抗して摺動可能である。軸方向
前側に向けて、ロックスリーブ15は操作スリーブ16
を介して保護キャップ21で支持することができる。保
護キャップ21は、工具23の方向でスナップリング2
2によって確保されている。
【0023】図3には、工具23の差込みシャンク24
が詳しく示されている。センタリング範囲25は、前記
円錐部5に対応する円錐部25aとして形成されてい
る。センタリング範囲25は、位置決め開口4aにおい
て工具23をセンタリングして嵌合させるために働く。
その後ろに、工具23を回転連行するための連行範囲2
6が設けられている。連行範囲26は、位置決め開口4
aにおける区分6に対応していて、多角形部26aとし
て形成されている(図4参照)。多角形孔6aは、多角
形部26aと協働して、工具23を回転連行するための
手段20を形成している。更に、ロック範囲29が図示
されている。ロック範囲29は、環状溝として形成され
た切欠き29aを有している。工具23は図3に破線で
示した洗浄媒体若しくは冷却媒体のための流体通路34
を有している。
【0024】工具23の、工具ホルダにおけるロック
は、次のように行われる。差込みシャンク24が位置決
め開口4aに押し込まれて、シャンク端部27が、ロッ
ク部材9の、位置決め開口4aに突入した端部10に当
接する。更に押し込むことによって、前記端部10が貫
通孔12の内部に押圧される。この場合、ロック部材9
の他方の端部11がロックスリーブ15をばね17の力
に抗して押圧するので、ロックスリーブ15は軸方向で
変位することができる。
【0025】差込みシャンク24が十分な距離だけ位置
決め開口4a内に案内されると、ロック部材9は切欠き
29aにスナップインすることができる。貫通孔12に
はこの場合、切欠き29aの機械側の縁部に設けられた
傾斜部28と協働して円錐部5と円錐部25aとを互い
に当接させる、機械に向かった方向の合力を生ぜしめる
程度に傾斜がつけられている。
【0026】図5には、差込みシャンク24が、位置決
め開口4aにおいてロックされた位置で示されている。
ロック部材9の端部10は切欠き29aに係合してい
る。ロックスリーブ15はロック位置に位置している。
シャンク端部27はシール部材7に当接し、シール部材
7を弾性変形させる。
【0027】工具23を駆動スピンドル3から解放する
ためには、ロックスリーブ15を備えた操作スリーブ1
6が後方に向けてばね17に抗して摺動させられる(図
1参照)。これにより、ロック部材9の端部10は貫通
孔12の内部に引き戻される。工具23はこの時点で位
置決め開口4aから取り出すことができる。
【0028】図6には、差込みシャンク24の有利な別
の実施例が示されている。図3に示した差込みシャンク
24との唯一の違いは、付加的に円錐部25aの範囲に
少なくとも1つの連行溝35が設けられていることであ
る。従って差込みシャンク24は選択的に、対応する連
行条片を有する市販の別の工具ホルダに差し込み可能で
ある。
【0029】本発明は、図示の実施例に制限されない。
従って、貫通孔12を駆動スピンドル3において周方向
で斜めに内方に向けて配置し、これに対応してロックス
リーブ13を回転可能に形成することも考えられる。ね
じりばねとして形成されたばね17と協働して、回転ロ
ック機構を有する工具ホルダを形成することもできる。
環状溝の代わりに、複数の凹部を差込みシャンク24に
設けてもよい。回転連行のための手段20は、円錐部5
若しくはセンタリング範囲25の両側に形成することも
できる。即ち、機械側で位置決め開口4aに形成し、端
部側で差込みシャンク24に形成してもよい。しかし製
造を容易にするために、この円錐形のセンタリング面
(即ち円錐部5、センタリング範囲25)の外側に前記
手段20を配置することが重要である。ロック範囲29
と貫通孔12とは、必ずしも円錐部5の範囲若しくはセ
ンタリング範囲25に配置されていなくてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による工具ホルダの縦断面図である。
【図2】図1のII−II線に沿った横断面図である。
【図3】本発明による工具の差込みシャンクを示す図で
ある。
【図4】図3のIV−IV線に沿った断面図である。
【図5】工具シャンクが嵌め込まれた工具ホルダの断面
図である。
【図6】差込みシャンクの斜視図である。
【符号の説明】
1 伝動装置ケーシング、 2 軸受け、 3 駆動ス
ピンドル、 4 孔、4a 位置決め開口、 5 円錐
部、 6 区分、 6a 多角形孔、 7シール部材、
8 切欠、 9 ロック部材、 9a ウェブ、 1
0 端部、11 端部、 12 貫通孔、 13 溝、
14 ポケット、 15 ロックスリーブ、 16
操作スリーブ、 17 ばね、 18 支持ディスク、
19 確保リング、 20 回転連行するための手段、
21 保護キャップ、22 スナップリング、 23
工具、 24 差込みシャンク、 25 センタリン
グ範囲、 25a 円錐部、 26 連行範囲、 26
a 多角形部、27 シャンク端部、 28 傾斜部、
29 ロック範囲、 29a 切欠、 30 長手方
向軸線、 31 基本成形部、 32 角隅、 34
流体通路、 35 連行溝
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ズィークフリート フェールレ ドイツ連邦共和国 ラインフェルデン−エ ヒターディンゲン モルトケシュトラーセ 42 (72)発明者 ベルント ケレ ドイツ連邦共和国 ミューラッカー ベル リーナー リング 59

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穿孔及び/又は打撃を行う工具に用いら
    れる工具ホルダであって、駆動スピンドル(3)が設け
    られており、駆動スピンドル(3)に、穿孔及び/又は
    打撃を行う工具(23)の差込みシャンク(24)のた
    めの位置決め開口(4a)が形成されており、該位置決
    め開口(4a)が、部分的に、外方に向けて拡大した円
    錐部(5)として形成されており、少なくとも1つのロ
    ック体(9)が、前記位置決め開口(4a)に嵌め込ま
    れる差込みシャンク(24)を軸方向でロックするため
    に設けられており、前記位置決め開口(4a)に嵌め込
    まれる差込みシャンク(24)を回転連行するための手
    段(20)が設けられている形式のものにおいて、回転
    連行のための手段(20)として、前記円錐部(5)に
    対して工具側で前置又は後置された区分(6)が前記位
    置決め開口(4a)に設けられており、該区分(6)
    が、工具ホルダの長手方向軸線(30)に対して軸平行
    に延びていて且つ多角形孔(6a)として形成されてい
    ることを特徴とする、穿孔及び/又は打撃を行う工具に
    用いられる工具ホルダ。
  2. 【請求項2】 前記軸平行な区分(6)が、平らに面取
    りされた角隅(32)を有する六角形の基本成形部(3
    1)を有している、請求項1記載の工具ホルダ。
  3. 【請求項3】 前記軸平行な区分(6)がスプライン軸
    ・内歯列を支持している、請求項1記載の工具ホルダ。
  4. 【請求項4】 前記駆動スピンドル(3)が、冷却媒体
    若しくは洗浄媒体のために中央の孔(4)を有してお
    り、前記位置決め開口(4a)の機械側の端部に、シー
    ル部材(7)を有する切欠(8)が配置されており、前
    記シール部材(7)が、前記位置決め開口(4a)に嵌
    め込まれる差込みシャンク(24)のシャンク端部(2
    7)に対する端面側の軸方向ストッパとして働く、請求
    項1記載の工具ホルダ。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の工具ホルダに嵌め込まれ
    る差込みシャンクを有する工具であって、シャンク端部
    (27)に向けて先細りになった差し込み用の円錐部
    (25a)が設けられており、該円錐部(25a)に、
    少なくとも1つのロック範囲(29)が、対応する工具
    ホルダの少なくとも1つのロック部材(9)に係合する
    ために設けられている形式のものにおいて、前記円錐部
    (25a)の前若しくは後ろに、長手方向軸線(30)
    に対して軸平行な連行範囲(26)が配置されており、
    該連行範囲(26)が、前記差込みシャンク(24)を
    回転連行するために多角形に形成されていることを特徴
    とする、穿孔及び/又は打撃を行う工具機械に用いられ
    る工具。
  6. 【請求項6】 前記連行範囲(26)が、平らに面取り
    された角隅(32)を有する六角形の基本成形部を有し
    ている、請求項5記載の工具。
  7. 【請求項7】 前記連行範囲(26)がスプライン軸・
    外歯列を支持している、請求項5又は6記載の工具。
  8. 【請求項8】 前記ロック範囲(29)が、環状に延び
    る環状溝(29a)として形成されている、請求項5か
    ら7までのいずれか1項記載の工具。
  9. 【請求項9】 前記環状溝(29a)の機械側縁部が傾
    斜部(28)を有している、請求項8記載の工具。
  10. 【請求項10】 差込みシャンク(24)が、工具ホル
    ダの軸方向の回転連行条片が係合するために付加的に、
    前記円錐部(25a)の範囲で少なくとも1つの連行溝
    (35)を有している、請求項5から9までのいずれか
    1項記載の工具。
  11. 【請求項11】 穿孔及び/又は打撃を行う工具に用い
    られる工具ホルダであって、駆動スピンドル(3)が設
    けられており、該駆動スピンドル(3)に、工具(2
    3)の差込みシャンク(24)を嵌め込むための位置決
    め開口(4a)が設けられており、差込みシャンク(2
    4)を軸方向で及び/又は相対回動不能に前記位置決め
    開口(4a)においてロックするために少なくとも1つ
    のロック部材(9)が設けられており、この少なくとも
    1つのロック部材(9)の、半径方向で内側に位置する
    端部(10)が、駆動スピンドル(3)に設けられた貫
    通孔(12)を通して前記位置決め開口(4a)に係合
    することができ、前記ロック部材(9)の、半径方向で
    外側の端部(11)が、駆動スピンドル(3)の外側に
    配置されたロックスリーブ(15)によって保持される
    形式のものにおいて、少なくとも1つのロック部材
    (9)の両端部(10,11)が隆起状若しくは球形に
    成形されており、これらの端部(10,11)が、これ
    らの端部(10,11)よりも細い横断面を有するウェ
    ブ(9a)を介して互いに結合されていることを特徴と
    する、穿孔及び/又は打撃を行う工具機械に用いられる
    工具ホルダ。
  12. 【請求項12】 前記貫通孔(12)が斜めに形成され
    ていて、且つ外側で半径方向に開く溝(13)に通じて
    おり、前記ロック部材(9)の内側の端部(10)が前
    記貫通孔(12)において案内されており、前記ロック
    部材(9)の外側の端部(11)が、一方ではロックス
    リーブ(15)に設けられたポケット(14)に係合し
    ていて、他方では前記溝(13)において移動可能に案
    内されている、請求項11記載の工具ホルダ。
  13. 【請求項13】 前記貫通孔(12)が軸方向で斜めに
    内方に向かって延びており、前記溝(13)が軸方向の
    溝として形成されており、前記ロックスリーブ(15)
    が軸方向で摺動可能である、請求項12記載の工具ホル
    ダ。
  14. 【請求項14】 前記貫通孔(12)が周方向で斜めに
    内方に向けられていて前記溝(13)が周方向で延びて
    おり、前記ロックスリーブ(15)が周方向で回転可能
    である、請求項12記載の工具ホルダ。
  15. 【請求項15】 前記ロックスリーブ(15)が、ばね
    (17)の力によってロック位置の方向に負荷されてい
    る、請求項11から14までのいずれか1項記載の工具
    ホルダ。
  16. 【請求項16】 請求項1から4まで若しくは請求項1
    1から15までのいずれか1項に記載の工具ホルダが設
    けられていることを特徴とする、穿孔及び/又は打撃を
    行う工具機械。
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