JPH083002B2 - フィルム形成組成物から製造した防曇性フィルム - Google Patents

フィルム形成組成物から製造した防曇性フィルム

Info

Publication number
JPH083002B2
JPH083002B2 JP62179248A JP17924887A JPH083002B2 JP H083002 B2 JPH083002 B2 JP H083002B2 JP 62179248 A JP62179248 A JP 62179248A JP 17924887 A JP17924887 A JP 17924887A JP H083002 B2 JPH083002 B2 JP H083002B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
ethylene
polymer
formula
weight
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP62179248A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6335640A (ja
Inventor
フランシス ブライト ポール
フランツ レーダー ハーバート
Original Assignee
ザ ダウ ケミカル カンパニ−
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ザ ダウ ケミカル カンパニ− filed Critical ザ ダウ ケミカル カンパニ−
Publication of JPS6335640A publication Critical patent/JPS6335640A/ja
Publication of JPH083002B2 publication Critical patent/JPH083002B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08KUse of inorganic or non-macromolecular organic substances as compounding ingredients
    • C08K5/00Use of organic ingredients
    • C08K5/04Oxygen-containing compounds
    • C08K5/06Ethers; Acetals; Ketals; Ortho-esters

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Manufacture Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Materials Applied To Surfaces To Minimize Adherence Of Mist Or Water (AREA)
  • Surface Treatment Of Glass (AREA)
  • Treatments Of Macromolecular Shaped Articles (AREA)
  • Paints Or Removers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はエチレン重合体および防曇剤を含んでなる新
規なフィルム形成組成物、これらのフィルム形成組成物
の製造方法およびこれらのフィルム形成組成物から製造
された防曇性フィルムに関する。
ポリエチレンフィルムは水蒸気透過に対する高い抵抗
性によって特徴付けられている。この性質はこれらのフ
ィルムで湿った食品を包装するのにとりわけ好都合であ
る。なぜならば、食品の含水率が長期間にわたって実質
的に保たれるからである。ポリエチレンフィルムの別の
望ましい性質は、このフィルム中に包装された食品の視
覚的確認を可能にするその透明性にある。しかしなが
ら、湿った食品、例えば、肉または野菜からしばしば十
分量の水が蒸発してフィルム上で凝縮する。この凝縮
は、包装の内部がフィルムの内面に曇りを生じさせるの
に十分な程水分を含んでおりそれによって包装された食
品の視覚的確認を妨げる場合にとりわけやっかいなもの
となる。
従って、ポリエチレンフィルムの曇りを防止するため
の添加剤を見つけ出すために当業者によって多くの努力
が払われてきた。
ポリ塩化ビニルへの添加剤として多数の防曇剤が示唆
されてきた。例えば、種々のタイプのポリオキシ化合物
が米国特許第4,072,790号に開示された。しかしなが
ら、ポリ塩化ビニル組成物中に防曇剤として用いられる
多くの化合物はエチレン重合体組成物に十分な防曇性を
与えないことが当業者によく知られている。例えば、米
国特許第4,486,552号明細書に記載されている比較例を
参照されたい。
米国特許第3,391,129号明細書において、 下記式(II): 〔上式中、Rは、好ましくは8個の炭素原子を有する
アルキル基でありそしてmは最低8の整数好ましくは約
12〜約13である〕で表わされる化合物をエチレン/酢酸
ビニル共重合体に添加することが示された。ポリエチレ
ン組成物に対する別の添加剤が、ヨーロピアン・プラス
チック・ニューズ(European Plastic News)、1983年
5月、アトラス・ケミカル・インダストリー(Atlas Ch
emical Industry)のジー・ボクニオラ博士(Dr.G.Bogn
iola)によるアンチフォグ・フィルム・フォー・アグリ
カルチュアル・アプリケーションズ(antifog film for
agricultural applications)に示されている。本出願
人が行なった試験は、これらの添加剤の一部が食品包装
用として十分な防曇性を与えないことを示した。
従って、良好な防曇性を有するフィルムを製造するこ
とができる新規なフィルム形成組成物を提供することが
現在でもなお望ましいことである。
従って、本発明の1つの観点は、 A) エチレン重合体および B) 防曇剤 の混合物を含んでなるフィルム形成組成物であって、前
記防曇剤が下記式(I): 〔上式中、nは3〜8の平均数でありそしてpは9ま
たは10である〕で表わされる化合物を含んでなり、そし
て前記エチレン重合体がエチレンと、25重量%までの、
アルケン分子当り3〜12個の炭素原子を有するα,β−
エチレン系不飽和アルケン最低1種の重合体との重合に
よって製造された線状低密度ポリエチレンであることを
特徴とするフィルム形成組成物である。
本発明の別の観点は、上記の線状低密度ポリエチレン
と上記の防曇剤とをブレンドすることによるこのフィル
ム形成組成物の製造方法にある。
本発明のフィルム形成組成物は、曇りに対して極めて
抵抗性のフィルムを製造するのに有効である。
従って、本発明の別の観点は上記のフィルム形成組成
物を用いて製造されたフィルムにある。
本発明のフィルムは、食品でない品目およびとりわけ
食品、例えば、肉、ベーカリー製品、野菜または果実を
包むのにとりわけ有用である。
DE−A−2007219から、防曇剤としてアルキルフェノ
キシポリエトキシエタノールを含有するポレオレフィン
組成物を可塑化し、フィルムを押出し、このフィルムを
放射線処理に付し、フィルムを延伸しそしてこれをコロ
ナ処理に付すことによって熱収縮性のポリオレフィンフ
ィルムを製造することが知られている。DE−A−200721
9の例1および2は、主としてエチレン/酢酸ビニル共
重合体および約4のエチレンオキシ単位を有するノニル
フェノキシポリ(エチレンオキシ)エタノールを含んで
なる混合物を開示している。これらの混合物から製造さ
れたフィルムは、フィルムの表面張力を増大させそして
それによってフィルム表面の曇りを減少させる放射線処
理に付されたが、フィルムの防曇性はもしこのフィルム
をコロナ処理に付さなければ不十分である。DE−A−20
07219の第II表は、4〜12のエチレンオキシ単位を有す
る種種のアルキルフェノキシポリ(エチレンオキシ)エ
タノールのエチレン/酢酸ビニル共重合体への付加を説
明している。もしそこから製造されたフィルムがコロナ
処理に付されなかったならば、フィルムが放射線処理に
付されたものであっても全試料について防曇性は「並か
ら下」である。
DE−A−2007219の第V表は、約4のエチレンオキシ
単位を有するノニルフェノキシポリ(エチレンオキシ)
エタノールの、2つのタイプのエチレン/酢酸ビニル共
重合体への、ポリエチレン単独重合体へのおよびエチレ
ン/アクリル酸共重合体への付加を説明している。そこ
から製造されたフィルムはすべて、表面張力を増大させ
従ってフィルム表面の曇りを減少させる放射線処理に付
した。フィルムがコロナ処理に付されずそして熱収縮さ
れなかった場合に、エチレン/酢酸ビニル共重合体フィ
ルムおよびポリエチレン単独重合体フィルムは例4の防
曇試験の後透明であるが、エチレン/アクリル酸共重合
体フィルムは曇りを示す。これらの結果は次のことを示
している。すなわち、選ばれた防曇剤が選ばれたタイプ
のエチレン重合体に対して有効であるか否かは予測し得
ない。
従って、式(1)の化合物が、フィルムが放射線処理
に付されなかった場合でさえ線状低密度ポリエチレンか
ら製造されたフィルムに防曇性を与えるのに有効である
こと、および式中のnが3〜8、好ましくは4〜6の平
均数である式(I)の化合物が、式中のnが2もしくは
それ以下または12もしくはそれ以上の平均数である式
(I)の比較化合物よりはるかにすぐれた防曇性を与え
るということは実に驚くべきことである。
「線状低密度ポリエチレン(LLDPE)」とは通常、エ
チレンと、25重量%までの、アルケン分子当り3〜12個
の炭素原子を有するα,β−エチレン系不飽和アルケン
最低1種の重合体との重合によって製造された、押出、
流延、成形または同様の成形加工に適した固体エチレン
重合体をいう。
好ましい線状低密度ポリエチレンは、エチレンが、最
低1種の、アルケン分子当り4〜8個の炭素原子を有す
るα,β−エチレン系不飽和アルケンと重合されたもの
である。
本発明に用いるのに好ましいLLDPE共重合体は、例え
ば、配位触媒、例えば、よく知られているチーグラー、
ナッタまたはフィリップス触媒を用いて製造されたもの
である。これは、低圧、中圧または高圧で製造されたも
のを含んでいる。これらのエチレン重合体は、25重量%
までの、好ましくは5〜20重量%の、さらに好ましくは
5〜10重量%の少なくとも1種のα−オレフィン共単量
体(コモノマー)を含んでいる。このα−オレフィンコ
モノマーは好ましくは、プロピレン、1−ブテン、1−
イソブテン、4−メチル−1−ペンテン、1−ペンテ
ン、1−イソペンテン、1−ヘキセン、1−イソヘキセ
ン、1−ヘプテン、1−イソヘプテン、1−オクテン、
1−イソオクテン、1−ノネン、1−イソノネン、1−
デセンおよび1−イソデセンからなる群より選ばれる。
1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、1−ブテ
ン、プロピレンおよびとりわけ1−オクテンが最も好ま
しいコモノマーである。使用されるコモノマーの量は一
般に、0.89〜0.94g/ccmの低範囲の重合体密度を得るの
に十分なものでなけらばならない。共重合体は一般に高
分子量を有しておりそしてASTM−D−1238コンディショ
ン(E)によって測定した場合約0.1〜約30dg/minの範
囲のメルトインデックス(メルトフロー)を有してい
る。これらのLLDPE重合体は引裂きに対するすぐれた強
度、耐性を有していると当業者に認識されておりそして
裂けまたは破壊に対して良好な耐性を示す。LLDPE重合
体のこの性能は食品包装用途においてそして最もとりわ
け肉の包装において特に重要である。
「線状低密度ポリエチレン」とは、エチレン、1分子
当り3個または4個の炭素原子を有するα−オレフィン
および1分子当り5〜12個の炭素原子を有するα−オレ
フィンの三元共重合体についてもいう。この三元共重合
体は参考までにここで引用するEP−A−00428明細書に
開示されている。エチレンと三元共重合される3個また
は4個の炭素原子を有するα−オレフィンはプロピレン
またはブテン−1である。5〜12個の炭素原子を有する
α−オレフィンの例としては、1−ペンテン、1−ヘキ
セン、4−メチル−1−ペンテン、3−メチル−1−ペ
ンテン、1−ヘプテン、1−オクテン、1−デセンおよ
び1−ドデセンを挙げることができる。その中で1−オ
クテンが好ましい。三元共重合体は好ましくは、90〜9
9.5mol%、より好ましくは92〜99mol%のエチレン、0.2
〜9.8mol%、より好ましくは0.3〜7mol%の3個または
4個の炭素原子を有するα−オレフィン、および0.2〜
9.8mol%、より好ましくは0.3〜7mol%の5〜12個の炭
素原子を有するα−オレフィンから製造する。
本発明の実施に有用である防曇剤中の活性成分は上記
式(I)によって表わされている。式(I)中のノニル
基またはデシル基とポリエトキシエタノール基とは好ま
しくはパラ位で存在している。平均して、nは3から、
好ましくは4から8まで、好ましくは7まで、より好ま
しくは6までである。最も好ましくは、nは平均して約
5である。好ましくは、pは9である。
本発明のフィルム形成組成物は全エチレン重合体重量
を基準にして好ましくは0.1%から、より好ましくは0.4
%から好ましくは1.0%まで、より好ましくは0.8%まで
の量の式(I)の化合物を含んでいる。種々の上記式
(I)の化合物の混合物も有用であるが、混合物の全重
量は好ましくは上記した範囲にある。
多量、例えば、6重量%またはそれ以上の量の式
(I)の化合物を含む防曇剤とエチレン重合体との混合
物を、防曇剤を含まないエチレン重合体と組合せて用い
て、最適濃度の式(I)の化合物を有するフィルム形成
組成物を製造する。
エチレン重合体中への防曇剤の混合は、ドライブレン
ドによって、または常用の技法、例えば、タンブルブレ
ンド、ロール練り、バンバリー式ミキサー中での混合ま
たは押出機バレル中での混合によって溶融重合体中に防
曇剤を混合することによって実施することができる。
他の添加剤、例えば、着色剤、スリップ剤、酸化防止
剤または充填剤を、本発明のフィルム形成組成物に添加
してもよい。本防曇剤は任意の必要に応じた添加剤とプ
レブレンドし、次いでこのブレンドを重合体に添加する
こともできる。容易に質のバッチ間制御を行なうため
に、好ましくはオレフィン重合体/防曇剤ブレンドの濃
マスターバッチを用い、引き続いてこれを部分として追
加量(通常は主要部)のエチレン重合体にブレンドして
最終的な望ましい配合物を達成することができる。マス
ターバッチ中のオレフィン重合体は、マスターバッチが
添加されるエチレン重合体と同じであっても異なってい
てもよい。このようなポリオレフィンは、本発明のフィ
ルム形成組成物の所望の性質に有意な影響を及ぼさない
限りにおいていかなる量で用いてもよい。
マスターバッチまたは適当な添加剤に、新たに調製し
たエチレン重合体中に、該エチレン重合体が重合容器ま
たは重合装置を出てまだ溶融状態にある間に注入するこ
とができる。
本発明のフィルム形成組成物は、エチレン重合体のフ
ィルム、例えば、キャストフィルムおよびインフレート
フィルムの公知の製造方法に従ってフィルムに成形加工
することができる。本発明のフィルム形成組成物は多層
フィルムの同時押出にも適している。本発明のフィルム
は好ましくは架橋されておらずそして好ましくは放射線
処理に付されなかったものである。
以下の例は本発明を説明するものであるが本発明の範
囲を限定するものではない。すべての部は特に断らない
限り重量部である。メルトインデックスはASTMD−123
8、コンディションEに従って測定されたものである。
例1および2および比較例AおよびB 上記式(I)の下記化合物を防曇剤としてこれらの例
において使用する。
例1: 平均数 n=5 例2: 平均数 n=7.5 比較例A: 平均数 n=2 比較例B: 平均数 n=12 式(I)の化合物はすべての場合パラ置換体でありそ
してpはすべての場合9である。
エチレン/1−オクテン共重合体の重量を基準にして6
%の防曇剤を、バス社(Buss)製コニーダーを用いてエ
チレン/1−オクテン共重合体と混合する。エチレン/1−
オクテン共重合体は表示的には(nominally)6〜9重
量%のオクテンを含んでおりそして6.9dg/min.のメルト
インデックスおよび0.919g/ccの密度を有している。重
合体溶融温度は130〜140℃である。この重合体混合物を
ペレット化してマスターバッチを与える。マスターバッ
チの顆粒を、上記したエチレン/1−オクテン共重合体の
顆粒と、1:9のマスターバッチ:エチレン/1−オクテン
共重合体の重量比でタンブルブレンドする(得られるエ
チレン/1−オクテン共重合体中防曇剤の濃度は6000ppm
である)。約15マイクロメーター厚のフィルムを、約23
0℃の溶融温度においてフラットダイキャストフィルム
ライン上で製造する。
比較例C フィルムを、同じエチレン/1−オクテン共重合体を用
いて例1と同じ条件下に、しかしながら防曇剤を添加し
ないで製造する。
例3 例1について記載したと同様にして、6000ppmの例1
の防曇剤と、1.0dg/min.のメルトインデックスおよび0.
920g/ccの密度を有するエチレン/1−オクテン共重合体
との混合物を調製する。1−オクテンの含有量は例1と
同じである。防曇剤の量はエチレン/1−オクテン重合体
重量を基準にしている。この混合物を、230℃の溶融温
度においてチューブラインフレートフィルムライン上で
フィルムに成形加工する。インフレートフィルムの厚さ
は約20マイクロメートルである。
防曇性試験法 この方法は、食品表面との接触による食品ラップフイ
ルムの磨耗を模倣し、磨耗後でさえ防曇剤を保持してい
ることができるフィルム表面の能力を試験するものであ
る。熱湯で湿らせたペーパータオルをプラスチックコッ
プ中に入れ、例1,2または3または比較例A,BまたはCに
従って製造したフィルムの試料をカップの上部をおおっ
て伸ばしその位置に固定する。このコップを逆さにし
て、ペーパータオルおよび水がフィルムの表面を磨耗し
洗浄するように10秒間振る。このコップをひっくり返し
て元の上下関係に戻して冷蔵庫に入れ時間間隔をおいて
観察してフィルムの曇り度を評価する。曇り度を以下の
ように評価する。
曇り多い 5 中程度の曇り 4 斑点状の曇り 3 数滴の大きな水滴 2 透明、水滴なし 1 例1〜3は、フィルムの防曇剤の作用が認められるよ
うになるまでの時間が十分に短いことを示している。比
較例AおよびBに従って製造されたフィルムは比較例C
に従って製造されたフィルムよりわずかに向上があった
ことを示しているが、この向上は多くの用途に対して不
十分なものである。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】a)エチレンと、25重量%までの、アルケ
    ン分子当り3〜12個の炭素原子を有するα,β−エチレ
    ン系不飽和アルケン最低1種の重合体との重合によって
    製造された線状低密度ポリエチレンおよび b)下記式(I): 〔上式中、nは3〜8の平均数でありそしてpは9また
    は10である〕で表わされる化合物を含んでいる防曇剤 の混合物を含んでなるフィルム形成組成物から製造した
    フィルム。
  2. 【請求項2】前記線状低密度ポリエチレンが、全重合体
    重量を基準にして25%までの1−オクテン、1−ヘキセ
    ン、4−メチル−1−ペンテン、1−ブテン、プロピレ
    ンまたはそれらのブレンドとエチレンとの重合によって
    製造されたものであり、前記重合体が0.89〜0.94g/ccm
    の密度を有している、特許請求の範囲第1項記載のフィ
    ルム。
  3. 【請求項3】前記線状低密度ポリエチレンが、全重合体
    重量を基準にして25%までの1−オクテンとエチレンと
    の重合によって製造されたものであり、前記重合体が0.
    89〜0.94g/ccmの密度を有している、特許請求の範囲第
    1項記載のフィルム。
  4. 【請求項4】前記アルケン分子当り3〜12個の炭素原子
    を有するα,β−エチレン系不飽和アルケンの量が重合
    体の5〜20重量%である、特許請求の範囲第1項記載の
    フィルム。
  5. 【請求項5】前記式(I)の化合物のnが4〜6の平均
    数である、特許請求の範囲第1項記載のフィルム。
  6. 【請求項6】前記式(I)の化合物がパラ置換体であ
    る、特許請求の範囲第1項記載のフィルム。
  7. 【請求項7】エチレン重合体の全重量を基準にして0.4
    〜0.8%の式(I)の化合物を含んでいる、特許請求の
    範囲第1項記載のフィルム。
JP62179248A 1986-07-23 1987-07-20 フィルム形成組成物から製造した防曇性フィルム Expired - Fee Related JPH083002B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
CH2951/86-0 1986-07-23
CH295186 1986-07-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6335640A JPS6335640A (ja) 1988-02-16
JPH083002B2 true JPH083002B2 (ja) 1996-01-17

Family

ID=4245312

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62179248A Expired - Fee Related JPH083002B2 (ja) 1986-07-23 1987-07-20 フィルム形成組成物から製造した防曇性フィルム

Country Status (9)

Country Link
US (1) US4835194A (ja)
EP (1) EP0254236B1 (ja)
JP (1) JPH083002B2 (ja)
AT (1) ATE60069T1 (ja)
CA (1) CA1299314C (ja)
DE (1) DE3767395D1 (ja)
ES (1) ES2019909B3 (ja)
FI (1) FI92492C (ja)
GR (1) GR3001552T3 (ja)

Families Citing this family (21)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CA1290507C (en) * 1986-07-26 1991-10-15 Kurasawa Optical Industry Co. Ltd. Anti-fogging material
CA2003882C (en) * 1988-12-19 1997-01-07 Edwin Rogers Smith Heat shrinkable very low density polyethylene terpolymer film
US5272236A (en) * 1991-10-15 1993-12-21 The Dow Chemical Company Elastic substantially linear olefin polymers
US5525695A (en) * 1991-10-15 1996-06-11 The Dow Chemical Company Elastic linear interpolymers
US6194532B1 (en) 1991-10-15 2001-02-27 The Dow Chemical Company Elastic fibers
US6448355B1 (en) * 1991-10-15 2002-09-10 The Dow Chemical Company Elastic fibers, fabrics and articles fabricated therefrom
US5451460A (en) * 1992-01-29 1995-09-19 Mobil Oil Corp. Plastic films with surface anti-fog properties
US6068864A (en) * 1996-07-12 2000-05-30 Kraft Foods, Inc. Method of imparting resistance to moisture and texture degradation to a baked product
US5877254A (en) * 1996-07-22 1999-03-02 Film Specialties, Inc. Scratch-resistant anti-fog coating composition incorporating isocyanate-reactive surfactants
US6046254A (en) * 1997-03-27 2000-04-04 E. I. Du Pont De Nemours And Company Antifog composition for polyolefin packaging films
US6015617A (en) * 1997-06-20 2000-01-18 The Dow Chemical Company Ethylene polymer having improving sealing performance and articles fabricated from the same
EP0982362A4 (en) 1998-03-10 2002-03-06 Mitsui Chemicals Inc COMPOSITION OF ETHYLENE COPOLYMER AND USE THEREOF
AU2476600A (en) 1998-12-08 2000-06-26 Dow Chemical Company, The Mel-bondable polypropylene/ethylene polymer fiber and composition for making thesame
US6649750B1 (en) * 2000-01-05 2003-11-18 Isis Pharmaceuticals, Inc. Process for the preparation of oligonucleotide compounds
US6482532B1 (en) 2000-06-07 2002-11-19 Dow Global Technologies Inc. Easy tear non-halogenic food wrap
US7703456B2 (en) * 2003-12-18 2010-04-27 Kimberly-Clark Worldwide, Inc. Facemasks containing an anti-fog / anti-glare composition
AU2005307756A1 (en) * 2004-11-16 2006-05-26 E.I. Dupont De Nemours And Company Heat sealable antifog film materials
EP1814730A1 (en) * 2004-11-16 2007-08-08 E.I. Dupont De Nemours And Company Heat sealable lidding materialwith anti fog
CA2625385A1 (en) * 2007-04-04 2008-10-04 Nova Chemicals Corporation Produce packaging
EP2821221A1 (de) 2013-07-04 2015-01-07 PetroplastVinora AG Peelfähige Folie
US10682834B2 (en) * 2017-03-31 2020-06-16 Toray Plastics (America), Inc. Antifog polyester lidding film for CPET trays

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2519013A (en) * 1949-11-17 1950-08-15 Du Pont Polyethylene structures
GB731728A (en) * 1953-01-19 1955-06-15 Ici Ltd Improved polythene compositions and articles thereof
NL296986A (ja) * 1962-08-22
US3541040A (en) * 1968-06-28 1970-11-17 Grace W R & Co Antifog polyolefin film
CA951675A (en) * 1969-02-19 1974-07-23 The Dow Chemical Company Anti-fogging polyolefin film
US3843583A (en) * 1971-11-26 1974-10-22 Dow Chemical Co Reducing heat-seal temperature requirements for coatings prepared from latexes of vinylidene chloride polymers
US3778391A (en) * 1972-02-24 1973-12-11 Allied Chem Process for concentrating aqueous colloidal dispersions of polytetra-fluoroethylene
US4148770A (en) * 1977-02-07 1979-04-10 Standard Oil Company (Indiana) Furniture fabric and coating
JPS58101133A (ja) * 1981-12-09 1983-06-16 Denki Kagaku Kogyo Kk ストレツチフイルム
JPS58152035A (ja) * 1982-03-05 1983-09-09 Idemitsu Petrochem Co Ltd 包装用フイルム
US4486552A (en) * 1983-02-28 1984-12-04 The Dow Chemical Company Fog-resistant olefin polymer films
US4490323A (en) * 1983-03-04 1984-12-25 Union Carbide Australia, Limited Incorporation of liquid additives into polymeric films

Also Published As

Publication number Publication date
CA1299314C (en) 1992-04-21
ES2019909B3 (es) 1991-07-16
US4835194A (en) 1989-05-30
FI873204A0 (fi) 1987-07-21
EP0254236A1 (en) 1988-01-27
FI92492B (fi) 1994-08-15
GR3001552T3 (en) 1992-11-23
FI873204A (fi) 1988-01-24
ATE60069T1 (de) 1991-02-15
FI92492C (fi) 1994-11-25
JPS6335640A (ja) 1988-02-16
EP0254236B1 (en) 1991-01-16
DE3767395D1 (de) 1991-02-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH083002B2 (ja) フィルム形成組成物から製造した防曇性フィルム
EP0102857B1 (fr) Compositions de polypropylène et de copolymères éthylène/alpha-oléfines et leur application à la fabrication de fils mono-orientés
US4311808A (en) Cling film composition of olefin polymer blend
US4500681A (en) Thermoplastic blend of polyolefin, isobutylene-backbone elastomer and ethylene copolymer
US5766772A (en) Anti-fog film, method of packaging products having high moisture content and products thus packaged
JPH06329844A (ja) ポリオレフインブレンド物からの製品の製造方法
JP2009102651A (ja) 改善された遮断性を有する高密度ポリエチレンフィルム
CA1115888A (en) Thermoplastic polyolefin film compositions
JP2766511B2 (ja) 1―ブテンおよびプロピレン重合体組成物
US3458604A (en) Polyethylene compositions
US3322708A (en) Polypropylene compositions
EP0230143B1 (en) Photodegrading agent, photodegradable ethylene polymer compositions and articles produced therefrom
US3644254A (en) Coating compositions
WO1995018845A1 (en) Anti-fog film, method of packaging products having high moisture content and products thus packaged
US3450667A (en) Polymer compositions containing sulfur and process for preparing same
JPH10504854A (ja) ポリケトン線状低密度ポリエチレンブレンド
JP3894822B2 (ja) 樹脂組成物及び延伸成形体
JPS5845976B2 (ja) 収縮包装用ポリプロピレンフイルム
JPH0726075A (ja) オレフィンポリマーを含む組成物及びこの組成物から製造される物品
EP0970143A1 (en) Olefin polymer compositions containing metal carboxylate cross-linking retarders
JPS601244A (ja) オレフイン系重合体組成物
JPH04323244A (ja) 樹脂組成物
JPH03237145A (ja) エチレン重合体組成物
US3407161A (en) Nonblooming wax-polymer compositions
EP0163783A1 (en) Blends of polyethylene and polybutenes

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees