JPH08131337A - 電磁加熱用調理容器及び食器 - Google Patents
電磁加熱用調理容器及び食器Info
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- JPH08131337A JPH08131337A JP27355194A JP27355194A JPH08131337A JP H08131337 A JPH08131337 A JP H08131337A JP 27355194 A JP27355194 A JP 27355194A JP 27355194 A JP27355194 A JP 27355194A JP H08131337 A JPH08131337 A JP H08131337A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 容器本体と積層する層とを組合わせることに
より、熱衝撃抵抗性を向上し、層間剥離を起こしにく
い、機械的曲げ強度が大きくて割れにくい、熱効率のよ
い電磁加熱用調理容器及び食器を提供する。 【構成】 非磁性体からなる容器本体1と、該容器本体
1の内側表面に設けられたセラミック層又はセラミック
と金属の混合層2と、該セラミック層2の表面に設けら
れた内面被覆層3と、前記容器本体の外側に設けられた
低膨脹釉薬の釉薬層4と、該釉薬層4の表面に設けられ
た誘導発熱部5と、該誘導発熱部5の表面に設けられた
外面被覆層6とからなる電磁加熱用調理容器及び食器。
より、熱衝撃抵抗性を向上し、層間剥離を起こしにく
い、機械的曲げ強度が大きくて割れにくい、熱効率のよ
い電磁加熱用調理容器及び食器を提供する。 【構成】 非磁性体からなる容器本体1と、該容器本体
1の内側表面に設けられたセラミック層又はセラミック
と金属の混合層2と、該セラミック層2の表面に設けら
れた内面被覆層3と、前記容器本体の外側に設けられた
低膨脹釉薬の釉薬層4と、該釉薬層4の表面に設けられ
た誘導発熱部5と、該誘導発熱部5の表面に設けられた
外面被覆層6とからなる電磁加熱用調理容器及び食器。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は容器本体が非磁性体から
なる電磁加熱用調理容器で、且つオーブン調理、直火調
理に対応できる調理器及び食器に関する。さらに詳しく
はペタライトとコーディエライトを陶磁器原料とした電
磁加熱用調理容器及び食器に関する。
なる電磁加熱用調理容器で、且つオーブン調理、直火調
理に対応できる調理器及び食器に関する。さらに詳しく
はペタライトとコーディエライトを陶磁器原料とした電
磁加熱用調理容器及び食器に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電磁調理器では加熱コイルか
ら発生する磁界により調理容器に渦電流を発生させて自
己発熱させる加熱方式としたものがある。この電磁調理
器には、通常渦電流が発生する鉄やステンレスといった
金属性のものが多く使用されている。
ら発生する磁界により調理容器に渦電流を発生させて自
己発熱させる加熱方式としたものがある。この電磁調理
器には、通常渦電流が発生する鉄やステンレスといった
金属性のものが多く使用されている。
【0003】ところが、最近では調理容器として、耐熱
ガラス製のものや陶器製のものを使用したいとの要望が
増えている。そこで、これらの非磁性体の調理容器を電
磁調理器に使用し得るようにしたものが提供されてい
る。従来のこの種ものでは、図3に示すように、調理容
器21は非金属性の容器本体22と、この外底面又は内
側底面に導電層23aと保護被覆層23bとからなる加
熱層23を形成し、導電層23aを自己発熱させて内部
の被加熱物を加熱するようにしている。
ガラス製のものや陶器製のものを使用したいとの要望が
増えている。そこで、これらの非磁性体の調理容器を電
磁調理器に使用し得るようにしたものが提供されてい
る。従来のこの種ものでは、図3に示すように、調理容
器21は非金属性の容器本体22と、この外底面又は内
側底面に導電層23aと保護被覆層23bとからなる加
熱層23を形成し、導電層23aを自己発熱させて内部
の被加熱物を加熱するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記従来の
金属被覆した調理容器を使用した場合、容器本体22が
非金属であることから熱伝動が金属に比して1/100
と小さい。さらに誘導加熱においては直火以上に発熱部
表面の急激な温度上昇がおこり、この温度変化及び温度
に耐えることが必要である。ところがこのように熱衝撃
を受けたときの破壊に対する抵抗性を熱衝撃抵抗性とい
うが陶磁器とくに磁器はこの熱衝撃抵抗性が小さく温度
の急変を受けると破片となったり亀裂を生じたりする。
金属被覆した調理容器を使用した場合、容器本体22が
非金属であることから熱伝動が金属に比して1/100
と小さい。さらに誘導加熱においては直火以上に発熱部
表面の急激な温度上昇がおこり、この温度変化及び温度
に耐えることが必要である。ところがこのように熱衝撃
を受けたときの破壊に対する抵抗性を熱衝撃抵抗性とい
うが陶磁器とくに磁器はこの熱衝撃抵抗性が小さく温度
の急変を受けると破片となったり亀裂を生じたりする。
【0005】一般に陶磁器素地では熱衝撃抵抗性は熱膨
張係数できまるので、熱膨張係数が0に近いと熱衝撃抵
抗性が最大になる。さらに同じ組成でも緻密な素地より
多孔質素地の方が熱衝撃抵抗性が大きくなるが、一方多
孔質だと吸水性が大きい。吸水性が大きいと実使用時に
塩分その他を含んだ水分が素地を透して被覆した金属と
陶磁器素地との密着力を阻害し剥離現象につながる。
張係数できまるので、熱膨張係数が0に近いと熱衝撃抵
抗性が最大になる。さらに同じ組成でも緻密な素地より
多孔質素地の方が熱衝撃抵抗性が大きくなるが、一方多
孔質だと吸水性が大きい。吸水性が大きいと実使用時に
塩分その他を含んだ水分が素地を透して被覆した金属と
陶磁器素地との密着力を阻害し剥離現象につながる。
【0006】また陶磁器は機械的曲げ強度が通常250
〜600kg/cm2と小さく割れやすいといった性質
がある。本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、
熱衝撃抵抗性を向上し、層間剥離を起こしにくい、機械
的曲げ強度が大きくて割れにくい、電磁加熱用調理容器
及び食器を提供することを目的とする。
〜600kg/cm2と小さく割れやすいといった性質
がある。本発明は上記問題点に鑑みてなされたもので、
熱衝撃抵抗性を向上し、層間剥離を起こしにくい、機械
的曲げ強度が大きくて割れにくい、電磁加熱用調理容器
及び食器を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の電磁加熱用調理容器及び食器は、非磁性体
からなる容器本体と、該容器本体の内側表面に設けられ
たセラミック層又はセラミックと金属の混合層と、該セ
ラミック層の表面に設けられた内面被覆層と、前記容器
本体の外側に設けられた低膨脹釉薬の釉薬層と、該釉薬
層の表面に設けられた誘導発熱部と、該誘導発熱部の表
面に設けられた外面被覆層とからなることを要旨とす
る。これにより、電磁加熱用調理容器の機械的曲げ強度
を大きくて割れにくし、熱衝撃抵抗性を向上し、層間剥
離を起こしにくい、機械的曲げ強度を大きくできる。
め、本発明の電磁加熱用調理容器及び食器は、非磁性体
からなる容器本体と、該容器本体の内側表面に設けられ
たセラミック層又はセラミックと金属の混合層と、該セ
ラミック層の表面に設けられた内面被覆層と、前記容器
本体の外側に設けられた低膨脹釉薬の釉薬層と、該釉薬
層の表面に設けられた誘導発熱部と、該誘導発熱部の表
面に設けられた外面被覆層とからなることを要旨とす
る。これにより、電磁加熱用調理容器の機械的曲げ強度
を大きくて割れにくし、熱衝撃抵抗性を向上し、層間剥
離を起こしにくい、機械的曲げ強度を大きくできる。
【0008】また電磁加熱用調理容器の前記構成におい
て、セラミック層又はセラミックと金属の混合層を5〜
100μm、前記釉薬層を50〜150μmとすること
が好ましい。
て、セラミック層又はセラミックと金属の混合層を5〜
100μm、前記釉薬層を50〜150μmとすること
が好ましい。
【0009】また前記構成において、誘導発熱部をニッ
ケル250〜400μm又は銅30〜250μmの層厚
とすることが好ましい。また前記構成において、ペタラ
イト系セラミックを容器本体として用いた場合ペタライ
トが30〜70重量部、粘土、コーディエライト、アル
ミナが70〜30重量部の原料から構成、成型された陶
磁器の容器本体であることが好ましい。
ケル250〜400μm又は銅30〜250μmの層厚
とすることが好ましい。また前記構成において、ペタラ
イト系セラミックを容器本体として用いた場合ペタライ
トが30〜70重量部、粘土、コーディエライト、アル
ミナが70〜30重量部の原料から構成、成型された陶
磁器の容器本体であることが好ましい。
【0010】本発明において、容器本体を形成するセラ
ミックスとしては、ペタライトと、コーディエライト
系、ユークリプタイト系、スポンジュメン系、及びアル
ミナなどのセラミックスを使用する。これらの配合とし
ては、ペタライトを30〜70重量部、粘土、コーディ
エライト、アルミナ等70〜30重量部とし、ペタライ
トとコーディエライトは必須配合である。さらに、これ
らに加えてZn等を10〜20重量部加えてもよい。な
おペタライトが30重量部未満では、熱衝撃抵抗性が悪
くなり、急速加熱ができないとともに、層間剥離を起こ
し易くなる。またペタライトが70重量部を越えると、
機械的曲げ強度が大きくできず、成型が非常に困難で実
用的でない。
ミックスとしては、ペタライトと、コーディエライト
系、ユークリプタイト系、スポンジュメン系、及びアル
ミナなどのセラミックスを使用する。これらの配合とし
ては、ペタライトを30〜70重量部、粘土、コーディ
エライト、アルミナ等70〜30重量部とし、ペタライ
トとコーディエライトは必須配合である。さらに、これ
らに加えてZn等を10〜20重量部加えてもよい。な
おペタライトが30重量部未満では、熱衝撃抵抗性が悪
くなり、急速加熱ができないとともに、層間剥離を起こ
し易くなる。またペタライトが70重量部を越えると、
機械的曲げ強度が大きくできず、成型が非常に困難で実
用的でない。
【0011】セラミック層は、容器本体を形成するセラ
ミックスの表面を保護する内面被覆層を熱収縮に起因す
るひび割れや剥離を生じさせないで、調理器具に使用で
きるような離型性塗膜(こげつき防止塗膜)の接着強度
及び硬度アップを得るために設けるものである。容器本
体の熱収縮に起因するひび割れや剥離を生じさせないで
接着強度を得るようにする。その方法の一つとして溶射
法があるが、その場合使用するセラミックスとしては、
アルミナ、チタニア、セラミックス金属などを用い、厚
さは5〜100μmに設ける。溶射のほか、耐熱性の有
機材の塗装などによる膜形成、セラミックコーテング等
の方法により設けてもよい。溶射による場合、厚さが5
μm未満では、内面被覆層が剥離し易く、100μmを
越えると、容器本体とセラミックス溶射層間での剥離が
起こりやすくなる。より好適には10〜30μmであ
る。塗装により設ける場合は、20〜60μmが好適で
ある。
ミックスの表面を保護する内面被覆層を熱収縮に起因す
るひび割れや剥離を生じさせないで、調理器具に使用で
きるような離型性塗膜(こげつき防止塗膜)の接着強度
及び硬度アップを得るために設けるものである。容器本
体の熱収縮に起因するひび割れや剥離を生じさせないで
接着強度を得るようにする。その方法の一つとして溶射
法があるが、その場合使用するセラミックスとしては、
アルミナ、チタニア、セラミックス金属などを用い、厚
さは5〜100μmに設ける。溶射のほか、耐熱性の有
機材の塗装などによる膜形成、セラミックコーテング等
の方法により設けてもよい。溶射による場合、厚さが5
μm未満では、内面被覆層が剥離し易く、100μmを
越えると、容器本体とセラミックス溶射層間での剥離が
起こりやすくなる。より好適には10〜30μmであ
る。塗装により設ける場合は、20〜60μmが好適で
ある。
【0012】内面被覆層は、調理器具に使用できるよう
な強度の保持や焦げ付きを防ぐ等の用途によって厚さを
変える。フッ素樹脂又はシリコーン樹脂等を厚さ10〜
70μmに設ける。厚さが10μm未満では厚さが不足
で、調理器又は食器として使用しても寿命が短すぎるこ
とになる。特に塗装・焼き付けにより設ける場合は厚さ
不足になる恐れがある。厚さが70μmを越えると、セ
ラミックス溶射層との間で剥離が起こりやすくなるとと
もにコスト高となる。
な強度の保持や焦げ付きを防ぐ等の用途によって厚さを
変える。フッ素樹脂又はシリコーン樹脂等を厚さ10〜
70μmに設ける。厚さが10μm未満では厚さが不足
で、調理器又は食器として使用しても寿命が短すぎるこ
とになる。特に塗装・焼き付けにより設ける場合は厚さ
不足になる恐れがある。厚さが70μmを越えると、セ
ラミックス溶射層との間で剥離が起こりやすくなるとと
もにコスト高となる。
【0013】釉薬層は容器本体と誘導発熱部の熱変化を
緩衝するとともに、誘導発熱部を接着するための層であ
る。低膨脹の釉薬を用いて厚さ50〜150μmに設け
る。誘導発熱部は、電磁誘導により発熱させて容器を加
熱するためのものである。導体として用いる金属には
銀、銅、ニッケル、アルミまたはこれらの合金、磁性体
のフェライト系合金等が用いられる。この層の厚さは、
金属により異なるが銀、銅、ニッケル、またはこれらの
合金では10〜700μmに設ける。例えば銀では10
〜30μm、銅では40〜150μm、ニッケルでは2
50〜400μm,フェライトで300〜700μmで
ある。誘導発熱部の形成方法としては、溶射、張り付
け、塗装などにより行う。
緩衝するとともに、誘導発熱部を接着するための層であ
る。低膨脹の釉薬を用いて厚さ50〜150μmに設け
る。誘導発熱部は、電磁誘導により発熱させて容器を加
熱するためのものである。導体として用いる金属には
銀、銅、ニッケル、アルミまたはこれらの合金、磁性体
のフェライト系合金等が用いられる。この層の厚さは、
金属により異なるが銀、銅、ニッケル、またはこれらの
合金では10〜700μmに設ける。例えば銀では10
〜30μm、銅では40〜150μm、ニッケルでは2
50〜400μm,フェライトで300〜700μmで
ある。誘導発熱部の形成方法としては、溶射、張り付
け、塗装などにより行う。
【0014】外面被覆層は誘導発熱部を保護する層で、
セラミックスの厚さを30〜150μmに設ける。層の
形成方法としては、溶射、塗装焼き付けなどにより形成
する。
セラミックスの厚さを30〜150μmに設ける。層の
形成方法としては、溶射、塗装焼き付けなどにより形成
する。
【0015】
【作用】本発明の電磁加熱用調理容器は、非磁性体から
なる容器本体と、該容器本体の内側表面に設けられたセ
ラミック層又はセラミックと金属の混合層と、該セラミ
ック層の表面に設けられた内面被覆層と、前記容器本体
の外側に設けられた低膨脹釉薬の釉薬層と、該釉薬層の
表面に設けられた誘導発熱部と、該誘導発熱部の表面に
設けられた外面被覆層とからなるので、電磁加熱用調理
容器を電磁コイル上に置き、通電すれば電磁誘導によ
り、誘導発熱部は発熱し、容器本体内の料理を迅速に加
熱することができるとともに、火力を弱くして保温でき
る食器としても使用できる。しかもこの電磁加熱用調理
容器及び食器は機械的曲げ強度が大きくて割れにくく、
熱衝撃抵抗性がよく、層間剥離を起こしにくい。
なる容器本体と、該容器本体の内側表面に設けられたセ
ラミック層又はセラミックと金属の混合層と、該セラミ
ック層の表面に設けられた内面被覆層と、前記容器本体
の外側に設けられた低膨脹釉薬の釉薬層と、該釉薬層の
表面に設けられた誘導発熱部と、該誘導発熱部の表面に
設けられた外面被覆層とからなるので、電磁加熱用調理
容器を電磁コイル上に置き、通電すれば電磁誘導によ
り、誘導発熱部は発熱し、容器本体内の料理を迅速に加
熱することができるとともに、火力を弱くして保温でき
る食器としても使用できる。しかもこの電磁加熱用調理
容器及び食器は機械的曲げ強度が大きくて割れにくく、
熱衝撃抵抗性がよく、層間剥離を起こしにくい。
【0016】また前記構成において、前記セラミック層
又はセラミックと金属の混合層を5〜100μm、前記
釉薬層を50〜150μmとしたので、内面被覆層と容
器本体及び誘導発熱部と容器本体間の接着強度を強くで
き、熱膨脹の差を緩衝し、層間剥離を防ぐことができ
る。
又はセラミックと金属の混合層を5〜100μm、前記
釉薬層を50〜150μmとしたので、内面被覆層と容
器本体及び誘導発熱部と容器本体間の接着強度を強くで
き、熱膨脹の差を緩衝し、層間剥離を防ぐことができ
る。
【0017】また前記構成において、誘導発熱部をニッ
ケル250〜400μm又は銅30〜250μmの層厚
としたことが、発熱効率を高め、加熱むらを起こすこと
なく、食料を迅速に加熱することができる。
ケル250〜400μm又は銅30〜250μmの層厚
としたことが、発熱効率を高め、加熱むらを起こすこと
なく、食料を迅速に加熱することができる。
【0018】また前記構成において、ペタライト系セラ
ミックを容器本体として用いた場合ペタライトが30〜
70重量部、粘土、コーディエライト、アルミナが70
〜30重量部の原料から構成、成型された陶磁器の容器
本体であることが、機械的曲げ強度を大きくて割れにく
し、熱衝撃抵抗性を向上し、層間剥離を起こしにくい、
機械的曲げ強度を大きくできる。
ミックを容器本体として用いた場合ペタライトが30〜
70重量部、粘土、コーディエライト、アルミナが70
〜30重量部の原料から構成、成型された陶磁器の容器
本体であることが、機械的曲げ強度を大きくて割れにく
し、熱衝撃抵抗性を向上し、層間剥離を起こしにくい、
機械的曲げ強度を大きくできる。
【0019】
【実施例】以下に、本発明の実施例について図面を参照
しながら説明する。図1(a)(b)は本発明一実施例の電磁
加熱用調理容器を示す断面図である。図において、1は
容器本体で、容器本体1の内面に溶射によりセラミック
層2が設けられ、このセラミック層2の表面に内面被覆
層3が設けられている。また容器本体1の外面には低膨
脹釉薬の釉薬層4が設けられ、この釉薬層4の表面に誘
導発熱部5が設けられ、この誘導発熱部5の表面にセラ
ミック又はその他の耐熱材の外面被覆層6が設けられて
構成されている。
しながら説明する。図1(a)(b)は本発明一実施例の電磁
加熱用調理容器を示す断面図である。図において、1は
容器本体で、容器本体1の内面に溶射によりセラミック
層2が設けられ、このセラミック層2の表面に内面被覆
層3が設けられている。また容器本体1の外面には低膨
脹釉薬の釉薬層4が設けられ、この釉薬層4の表面に誘
導発熱部5が設けられ、この誘導発熱部5の表面にセラ
ミック又はその他の耐熱材の外面被覆層6が設けられて
構成されている。
【0020】容器本体1は、表1に示す組成のペタライ
ト50重量部、表2に示す組成の粘土50重量部からな
る原料から、厚さが5〜8mmに例えば泥漿鋳込みまた
はプレス成型により成型されている。
ト50重量部、表2に示す組成の粘土50重量部からな
る原料から、厚さが5〜8mmに例えば泥漿鋳込みまた
はプレス成型により成型されている。
【0021】
【表1】
【0022】
【表2】
【0023】セラミック層2は、アルミナ、酸化チタン
等の耐熱、高硬度材の塗装焼き付けなどの方法により5
〜50μm程度に設ける。容器本体1の熱膨脹係数とほ
ぼ同一で接着性のよいアルミナを溶射する等により設け
るのが好ましい。このセラミック層2を設ける前に、容
器本体1の表面はサンドブラストする。
等の耐熱、高硬度材の塗装焼き付けなどの方法により5
〜50μm程度に設ける。容器本体1の熱膨脹係数とほ
ぼ同一で接着性のよいアルミナを溶射する等により設け
るのが好ましい。このセラミック層2を設ける前に、容
器本体1の表面はサンドブラストする。
【0024】セラミック層2と容器本体1間に、これら
に接着性と熱膨脹係数の相違が生じた際の緩衝のために
釉薬層を形成してもよい。これにより、セラミック層と
容器本体間の接着強度を強くでき、熱膨脹の差を緩衝
し、層間剥離を防ぐことができる。
に接着性と熱膨脹係数の相違が生じた際の緩衝のために
釉薬層を形成してもよい。これにより、セラミック層と
容器本体間の接着強度を強くでき、熱膨脹の差を緩衝
し、層間剥離を防ぐことができる。
【0025】内面被覆層3は、容器本体1への、即ちセ
ラミック層2への焦げ付き等を防ぐ層で、フッ素樹脂又
はシリコーン樹脂等を厚さ10〜70μmに設ける。こ
こでいうフッ素樹脂とは、四フッ化エチレン樹脂(PT
FE)、四フッ化エチレンー六フッ化エチレン共重合樹
脂(FEP)、四フッ化エチレンーパーフロロアルコキ
シエチレン共重合樹脂(PFA)等のフッ素樹脂および
これらを含有した塗膜をいう。
ラミック層2への焦げ付き等を防ぐ層で、フッ素樹脂又
はシリコーン樹脂等を厚さ10〜70μmに設ける。こ
こでいうフッ素樹脂とは、四フッ化エチレン樹脂(PT
FE)、四フッ化エチレンー六フッ化エチレン共重合樹
脂(FEP)、四フッ化エチレンーパーフロロアルコキ
シエチレン共重合樹脂(PFA)等のフッ素樹脂および
これらを含有した塗膜をいう。
【0026】釉薬層4は容器本体1と誘導発熱部5の熱
変化を緩衝するとともに、誘導発熱部5を接着するため
の層で、厚さ50〜150μmに設ける。釉薬としては
ペタライト釉薬(ぺタライトを主剤)のように、低膨脹
の釉薬を用いる。その理由は、この釉薬層4と容器本体
1との熱膨張係数との差が大、即ち釉薬層4の熱膨張係
数が大きいと、釉薬層4の剥離が生じ、誘導発熱部5が
剥離するおそれがあるからである。
変化を緩衝するとともに、誘導発熱部5を接着するため
の層で、厚さ50〜150μmに設ける。釉薬としては
ペタライト釉薬(ぺタライトを主剤)のように、低膨脹
の釉薬を用いる。その理由は、この釉薬層4と容器本体
1との熱膨張係数との差が大、即ち釉薬層4の熱膨張係
数が大きいと、釉薬層4の剥離が生じ、誘導発熱部5が
剥離するおそれがあるからである。
【0027】誘導発熱部5は、釉薬層4の表面に溶射、
塗装焼き付け、転写等の方法により設ける。厚さは、銀
を溶射する場合には10〜30μm、銅を溶射する場合
には40〜150μm、ニッケル−アルミニウムの混合
金属を溶射する場合には200〜350μm、フェライ
ト系合金を溶射する場合には400〜850μm程度に
設ける。形成方法は、金属、合金の線又は粉末を溶射し
て設けるとか、製膜法により設けるとかの方法でもよ
い。
塗装焼き付け、転写等の方法により設ける。厚さは、銀
を溶射する場合には10〜30μm、銅を溶射する場合
には40〜150μm、ニッケル−アルミニウムの混合
金属を溶射する場合には200〜350μm、フェライ
ト系合金を溶射する場合には400〜850μm程度に
設ける。形成方法は、金属、合金の線又は粉末を溶射し
て設けるとか、製膜法により設けるとかの方法でもよ
い。
【0028】外面被覆層6は、誘導発熱部5の高温に耐
えることができるような耐熱性であり、かつ熱膨脹係数
がほぼ同一で接着性のよいもの、かつ熱膨脹係数が比較
的小さいセラミック塗料等の焼付けが好ましい。
えることができるような耐熱性であり、かつ熱膨脹係数
がほぼ同一で接着性のよいもの、かつ熱膨脹係数が比較
的小さいセラミック塗料等の焼付けが好ましい。
【0029】(実施例1)以下に本発明の電磁加熱用調
理容器の製造方法の第1の実施例を説明する。まず表1
に示すような組成のペタライト50重量部と、表2に示
すような組成の粘土を50重量部とを、混合して泥漿を
形成し、泥漿鋳込みによって図1(a)に示すような調
理器の容器本体1の底の厚さを約8mmに成型した。つ
ぎに700〜800℃で素焼きし、器材変形を矯正しな
がら1180℃で本焼きした。
理容器の製造方法の第1の実施例を説明する。まず表1
に示すような組成のペタライト50重量部と、表2に示
すような組成の粘土を50重量部とを、混合して泥漿を
形成し、泥漿鋳込みによって図1(a)に示すような調
理器の容器本体1の底の厚さを約8mmに成型した。つ
ぎに700〜800℃で素焼きし、器材変形を矯正しな
がら1180℃で本焼きした。
【0030】つぎに釉薬層4を容器本体1の外側に、ペ
タライト系の低膨脹係数釉薬を塗布し、1180℃で焼
き締めを行い約100μm程度設けた。誘導発熱部5は
釉薬層4の表面に銅をプラズマ溶射することにより、厚
さ100μm程度設けた。
タライト系の低膨脹係数釉薬を塗布し、1180℃で焼
き締めを行い約100μm程度設けた。誘導発熱部5は
釉薬層4の表面に銅をプラズマ溶射することにより、厚
さ100μm程度設けた。
【0031】つぎのこの誘導発熱部5の酸化防止と傷つ
き防止を兼ねてセラミック系塗料(朝日化学工業(株)
製 スミセラム P−190)を塗装・乾燥・焼成して
厚さ約50μmのシール兼保護塗膜を設けた。
き防止を兼ねてセラミック系塗料(朝日化学工業(株)
製 スミセラム P−190)を塗装・乾燥・焼成して
厚さ約50μmのシール兼保護塗膜を設けた。
【0032】つぎに図1(b)に示すように,容器本体
1の内面にアルミナ粉末(昭和電工(株)製 K−16
T)をプラズマ溶射により20μm程度溶射して、セラ
ミック層2を設ける。このセラミック層2を設ける前
に、容器本体1の表面はサンドブラスト処理を行い、表
面を粗にして容器本体1とセラミック層2との接着性を
よくしておく。
1の内面にアルミナ粉末(昭和電工(株)製 K−16
T)をプラズマ溶射により20μm程度溶射して、セラ
ミック層2を設ける。このセラミック層2を設ける前
に、容器本体1の表面はサンドブラスト処理を行い、表
面を粗にして容器本体1とセラミック層2との接着性を
よくしておく。
【0033】つぎに内面被覆層3をセラミック層2の内
面に、フッ素樹脂プライマー塗料(ダイキン工業(株)
製 EK1909BKN)を塗装、乾燥後、フッ素樹脂
エナメル塗料(ダイキン工業(株)製 EK4609B
K)を塗装した。これを380℃で焼成することにより
厚さ約30μmの内面被覆層を設けた。このように作成
した調理容器を用いて、目玉焼きを調理したところ、正
常に発熱、加熱され、かつ剥離性がよかった。
面に、フッ素樹脂プライマー塗料(ダイキン工業(株)
製 EK1909BKN)を塗装、乾燥後、フッ素樹脂
エナメル塗料(ダイキン工業(株)製 EK4609B
K)を塗装した。これを380℃で焼成することにより
厚さ約30μmの内面被覆層を設けた。このように作成
した調理容器を用いて、目玉焼きを調理したところ、正
常に発熱、加熱され、かつ剥離性がよかった。
【0034】(実施例2)容器本体1を作製するにあた
り、原料配合でペタライトをそれぞれ20、30、4
0、60、70、80重量部、粘土、コウディエライ
ト、アルミナ等をそれぞれ80、70、60、40、3
0、20重量部について、上記実施例と同様に成型し
て、調理器を作製して、熱衝撃抵抗、吸水量測定、熱変
形などのテストをした。その結果、ペタライトが30〜
70重量部、粘土、コウディエライト、アルミナが70
〜30重量部の陶磁器原料から成型されてなる容器本体
からなる調理器の吸水量が最も少なく、500℃から室
温まで急冷する熱衝撃にも破損せず、本用途に最適であ
ることがわかった。
り、原料配合でペタライトをそれぞれ20、30、4
0、60、70、80重量部、粘土、コウディエライ
ト、アルミナ等をそれぞれ80、70、60、40、3
0、20重量部について、上記実施例と同様に成型し
て、調理器を作製して、熱衝撃抵抗、吸水量測定、熱変
形などのテストをした。その結果、ペタライトが30〜
70重量部、粘土、コウディエライト、アルミナが70
〜30重量部の陶磁器原料から成型されてなる容器本体
からなる調理器の吸水量が最も少なく、500℃から室
温まで急冷する熱衝撃にも破損せず、本用途に最適であ
ることがわかった。
【0035】(実施例3)容器本体1を作製するにあた
り、容器本体の吸水量減少を目的とした焼成温度を決定
するため、焼成温度をそれぞれ800℃、900℃、1
000℃、1050℃、1100℃、1150℃、11
80℃、1200℃、1230℃、1250℃、127
0℃で焼成し、吸水量を測定した。その結果、1180
〜1250℃の吸水量が最も少なく最適であった。
り、容器本体の吸水量減少を目的とした焼成温度を決定
するため、焼成温度をそれぞれ800℃、900℃、1
000℃、1050℃、1100℃、1150℃、11
80℃、1200℃、1230℃、1250℃、127
0℃で焼成し、吸水量を測定した。その結果、1180
〜1250℃の吸水量が最も少なく最適であった。
【0036】(実施例4)誘導発熱部5と釉薬層4との
接着性又はセラミック層2と釉薬層4との接着性と釉薬
層4の厚さとの関係を調べるため、図2に示すように、
容器本体1とセラミック層2との間に釉薬層4を設け
た。これらの各釉薬層4の厚さを0μm、50μm、1
00μm、150μm、200μmと変えて作製した。
その結果、誘導発熱部5との密着性では釉薬層は50〜
150μmでよく密着し、150μmを越えると、加熱
時に器材破壊剥離を起こした。容器本体1とセラミック
層2との密着性では0〜200μm以下で加熱時にも剥
離しなかった。
接着性又はセラミック層2と釉薬層4との接着性と釉薬
層4の厚さとの関係を調べるため、図2に示すように、
容器本体1とセラミック層2との間に釉薬層4を設け
た。これらの各釉薬層4の厚さを0μm、50μm、1
00μm、150μm、200μmと変えて作製した。
その結果、誘導発熱部5との密着性では釉薬層は50〜
150μmでよく密着し、150μmを越えると、加熱
時に器材破壊剥離を起こした。容器本体1とセラミック
層2との密着性では0〜200μm以下で加熱時にも剥
離しなかった。
【0037】
【発明の効果】上記のように本発明によれば、吸水量が
少なく、熱衝撃抵抗性の大きい、層間剥離が起こしにく
い、機械的曲げ強度が大きくて割れにくく、急速に調理
ができる電磁加熱用調理容器をえることができるととも
に保温もできる食器とすることができる。
少なく、熱衝撃抵抗性の大きい、層間剥離が起こしにく
い、機械的曲げ強度が大きくて割れにくく、急速に調理
ができる電磁加熱用調理容器をえることができるととも
に保温もできる食器とすることができる。
【図1】本発明の1実施例の電磁加熱用調理容器(食
器)を示す断面図で、(a)は全体の断面図、(b)は
(a)図のA部の拡大断面図である。
器)を示す断面図で、(a)は全体の断面図、(b)は
(a)図のA部の拡大断面図である。
【図2】本発明の他の例を示す断面図である。
【図3】従来例を説明する断面図で、(a)は全体の断
面図、(b)は(a)図のB部の拡大断面図である。
面図、(b)は(a)図のB部の拡大断面図である。
1 容器本体 2 セラミック層 3 内面被覆層 4 釉薬層 5 誘導発熱部 6 カバーコート層
Claims (4)
- 【請求項1】 非磁性体からなる容器本体と、該容器本
体の内側表面に設けられたセラミック層又はセラミック
と金属の混合層と、該セラミック層の表面に設けられた
内面被覆層と、前記容器本体の外側に設けられた低膨脹
釉薬の釉薬層と、該釉薬層の表面に設けられた誘導発熱
部と、該誘導発熱部の表面に設けられた外面被覆層とか
らなる電磁加熱用調理容器及び食器。 - 【請求項2】 前記セラミック層又はセラミックと金属
の混合層を5〜100μm、前記釉薬層を50〜150
μmとした請求項1に記載の電磁加熱用調理容器及び食
器。 - 【請求項3】 誘導発熱部をニッケル250〜400μ
m又は銅30〜250μmの層厚とした請求項1または
2に記載の電磁加熱用調理容器及び食器。 - 【請求項4】 ペタライト系セラミックを容器本体とし
て用いた場合ペタライトが30〜70重量部、粘土、コ
ーディエライト、アルミナが70〜30重量部の原料か
ら構成、成型された陶磁器の容器本体である請求項1、
2または3のいずれかに記載の電磁加熱用調理容器及び
食器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27355194A JPH08131337A (ja) | 1994-11-08 | 1994-11-08 | 電磁加熱用調理容器及び食器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27355194A JPH08131337A (ja) | 1994-11-08 | 1994-11-08 | 電磁加熱用調理容器及び食器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08131337A true JPH08131337A (ja) | 1996-05-28 |
Family
ID=17529398
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27355194A Pending JPH08131337A (ja) | 1994-11-08 | 1994-11-08 | 電磁加熱用調理容器及び食器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08131337A (ja) |
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11128084A (ja) * | 1997-10-27 | 1999-05-18 | Toyo Tanso Kk | 調理器 |
KR20000060651A (ko) * | 1999-03-18 | 2000-10-16 | 한숙자 | 세라믹 조리용기 및 그 제조방법 |
KR100701624B1 (ko) * | 2005-03-24 | 2007-03-29 | 신명호 | 가열조리기의 용기 제조방법 |
JP2008119035A (ja) * | 2006-11-08 | 2008-05-29 | Soho Sangyo Kk | アルミ製炊飯釜。 |
JP2008188219A (ja) * | 2007-02-05 | 2008-08-21 | Tiger Vacuum Bottle Co Ltd | 電気炊飯器用の内鍋 |
JP2008194111A (ja) * | 2007-02-09 | 2008-08-28 | Tiger Vacuum Bottle Co Ltd | 電気炊飯器用内鍋 |
JP2010147015A (ja) * | 2008-12-22 | 2010-07-01 | Takashi Kishioka | 電磁調理器用発熱ゴトク |
JP2010246591A (ja) * | 2009-04-10 | 2010-11-04 | Tiger Vacuum Bottle Co Ltd | 電磁誘導加熱式電気炊飯器用の内鍋 |
JP2010246597A (ja) * | 2009-04-10 | 2010-11-04 | Tiger Vacuum Bottle Co Ltd | 電磁誘導加熱式電気炊飯器用の内鍋 |
JP2010284192A (ja) * | 2009-06-09 | 2010-12-24 | Tiger Vacuum Bottle Co Ltd | 電磁誘導加熱式電気炊飯器の内鍋 |
JP2011024747A (ja) * | 2009-07-24 | 2011-02-10 | Tiger Vacuum Bottle Co Ltd | 電磁誘導加熱式電気炊飯器用の内鍋 |
JP2015226615A (ja) * | 2014-05-30 | 2015-12-17 | タイガー魔法瓶株式会社 | ホットプレート |
KR101896870B1 (ko) * | 2018-03-23 | 2018-09-10 | (주)세라켐 | 인덕션 레인지용 조리 용기 |
-
1994
- 1994-11-08 JP JP27355194A patent/JPH08131337A/ja active Pending
Cited By (13)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH11128084A (ja) * | 1997-10-27 | 1999-05-18 | Toyo Tanso Kk | 調理器 |
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JP2008194111A (ja) * | 2007-02-09 | 2008-08-28 | Tiger Vacuum Bottle Co Ltd | 電気炊飯器用内鍋 |
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JP2010246597A (ja) * | 2009-04-10 | 2010-11-04 | Tiger Vacuum Bottle Co Ltd | 電磁誘導加熱式電気炊飯器用の内鍋 |
JP2010284192A (ja) * | 2009-06-09 | 2010-12-24 | Tiger Vacuum Bottle Co Ltd | 電磁誘導加熱式電気炊飯器の内鍋 |
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JP2015226615A (ja) * | 2014-05-30 | 2015-12-17 | タイガー魔法瓶株式会社 | ホットプレート |
KR101896870B1 (ko) * | 2018-03-23 | 2018-09-10 | (주)세라켐 | 인덕션 레인지용 조리 용기 |
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