JPH0735391A - 空気調和機の制御装置 - Google Patents
空気調和機の制御装置Info
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- JPH0735391A JPH0735391A JP5178751A JP17875193A JPH0735391A JP H0735391 A JPH0735391 A JP H0735391A JP 5178751 A JP5178751 A JP 5178751A JP 17875193 A JP17875193 A JP 17875193A JP H0735391 A JPH0735391 A JP H0735391A
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- compressor
- heat exchanger
- indoor
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 室内機のファン風量を弱又は微で運転時、所
定時間経過した後の温度上昇が所定値に達しないとき
は、運転周波数制限を解除して、室温が速やかに設定温
度に到達するように制御することが可能な制御装置を提
供することを目的とする。 【構成】 暖房運転時の空調負荷に応じて圧縮機11の
運転周波数を制御するインバータ部10を備えた空気調
和機の制御装置において、室内熱交換器温度を検出する
室内熱交換器用温度センサ2と、室外熱交換器温度を検
出する室外熱交換器用温度センサ9と、圧縮機11の運
転周波数を制御する制御手段とを設け、前記温度センサ
2及び9の温度が所定値以下であり、前記制御手段での
圧縮機11の運転が周波数制限内の許容最大運転周波数
で所定期間以上継続した場合、周波数制限を解除して圧
縮機11を運転するものである。
定時間経過した後の温度上昇が所定値に達しないとき
は、運転周波数制限を解除して、室温が速やかに設定温
度に到達するように制御することが可能な制御装置を提
供することを目的とする。 【構成】 暖房運転時の空調負荷に応じて圧縮機11の
運転周波数を制御するインバータ部10を備えた空気調
和機の制御装置において、室内熱交換器温度を検出する
室内熱交換器用温度センサ2と、室外熱交換器温度を検
出する室外熱交換器用温度センサ9と、圧縮機11の運
転周波数を制御する制御手段とを設け、前記温度センサ
2及び9の温度が所定値以下であり、前記制御手段での
圧縮機11の運転が周波数制限内の許容最大運転周波数
で所定期間以上継続した場合、周波数制限を解除して圧
縮機11を運転するものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、インバータを備えた空
気調和機の制御装置に関する。空気調和機は、室内機の
ファン風量をリモコンにより強、弱、微などに段階的に
切り換えられるようになっており、近年においては空気
調和機の運転音を下げるため、室内機のファンモ−タの
回転数を低く設定するようになってきている。
気調和機の制御装置に関する。空気調和機は、室内機の
ファン風量をリモコンにより強、弱、微などに段階的に
切り換えられるようになっており、近年においては空気
調和機の運転音を下げるため、室内機のファンモ−タの
回転数を低く設定するようになってきている。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の空気調和機のブロック図
であり、図4は、従来の空気調和機の暖房運転の制御を
示すフロー図であり、図5は、圧縮機の運転周波数のコ
ードを示す説明図である。以下、図3、図4及び図5を
用いて従来例について説明する。ステップS1にて、操
作部5を用いて操作した室内ファンモータ3の設定風量
が弱又は微か室内機制御部21で判定し、弱でも微でも
ない場合はステップS5にて、室内機制御部21は操作
部5を用いて温度設定部6に設定した希望の室温と、室
内センサ4で検出した室温との差に応じて、図5に示す
0からE迄のHコード信号を選択して制御信号として出
力し室外機制御部28に入力して、室外機制御部28は
入力されたHコード信号に応じた運転周波数となるよう
にインバータ部10を制御して、圧縮機11がいわゆる
通常周波数運転状態となるようにしていた。
であり、図4は、従来の空気調和機の暖房運転の制御を
示すフロー図であり、図5は、圧縮機の運転周波数のコ
ードを示す説明図である。以下、図3、図4及び図5を
用いて従来例について説明する。ステップS1にて、操
作部5を用いて操作した室内ファンモータ3の設定風量
が弱又は微か室内機制御部21で判定し、弱でも微でも
ない場合はステップS5にて、室内機制御部21は操作
部5を用いて温度設定部6に設定した希望の室温と、室
内センサ4で検出した室温との差に応じて、図5に示す
0からE迄のHコード信号を選択して制御信号として出
力し室外機制御部28に入力して、室外機制御部28は
入力されたHコード信号に応じた運転周波数となるよう
にインバータ部10を制御して、圧縮機11がいわゆる
通常周波数運転状態となるようにしていた。
【0003】空調負荷が軽い場合、すなわち温度設定部
6に設定した希望の室温と、室内センサ4で検出した室
温との差が少ない場合、あるいは、室内ファンモータ3
の設定風量が弱又は微である場合は、ステップS2に
て、室内機制御部21は操作部5を用いて温度設定部6
に設定した希望の室温と、室内センサ4で検出した室温
との差に応じて、図5に示す0から6迄のHコード信号
を選択して制御信号として出力し室外機制御部28に入
力して、室外機制御部28はインバータ部10を制御し
て周波数制限運転を行うようにしていた。
6に設定した希望の室温と、室内センサ4で検出した室
温との差が少ない場合、あるいは、室内ファンモータ3
の設定風量が弱又は微である場合は、ステップS2に
て、室内機制御部21は操作部5を用いて温度設定部6
に設定した希望の室温と、室内センサ4で検出した室温
との差に応じて、図5に示す0から6迄のHコード信号
を選択して制御信号として出力し室外機制御部28に入
力して、室外機制御部28はインバータ部10を制御し
て周波数制限運転を行うようにしていた。
【0004】ステップS3にて、操作部5を用いて温度
設定部6に設定した室温と室温センサ4での検出温度を
室内機制御部21で比較し、室温が設定温度になったか
判定し、設定温度になっていない場合、ステップS2に
戻りHコード6以下の周波数制限運転を行うようにし、
設定温度になっている場合は、ステップS4にて、室内
機制御部21から制御信号を出力し室外機制御部28に
入力して、室外機制御部28はインバータ部10を制御
して運転周波数を下限、例えばHコード1に下げ、ある
いは運転を休止するようにし、以下ステップS3に戻り
室温が設定温度になったか判定するようにし、ステップ
S3以降の手順を繰り返すようにしていた。このよう
に、空調負荷が軽い場合、すなわち温度設定部6に設定
した希望の室温と、室内センサ4で検出した室温との差
が少ない場合、あるいは、室内ファンモータ3の設定風
量が弱又は微である場合は、過負荷状態において圧縮機
11の高圧圧力が上昇し過ぎるのを抑えるために、圧縮
機11の運転周波数を制限するようにしていた。
設定部6に設定した室温と室温センサ4での検出温度を
室内機制御部21で比較し、室温が設定温度になったか
判定し、設定温度になっていない場合、ステップS2に
戻りHコード6以下の周波数制限運転を行うようにし、
設定温度になっている場合は、ステップS4にて、室内
機制御部21から制御信号を出力し室外機制御部28に
入力して、室外機制御部28はインバータ部10を制御
して運転周波数を下限、例えばHコード1に下げ、ある
いは運転を休止するようにし、以下ステップS3に戻り
室温が設定温度になったか判定するようにし、ステップ
S3以降の手順を繰り返すようにしていた。このよう
に、空調負荷が軽い場合、すなわち温度設定部6に設定
した希望の室温と、室内センサ4で検出した室温との差
が少ない場合、あるいは、室内ファンモータ3の設定風
量が弱又は微である場合は、過負荷状態において圧縮機
11の高圧圧力が上昇し過ぎるのを抑えるために、圧縮
機11の運転周波数を制限するようにしていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従って、室内ファンモ
ータ3の設定風量が弱又は微に設定された場合は圧縮機
11は周波数制限運転状態となるため、外気温度が低い
場合は、空調能力が不足気味となり、室温が設定温度に
到達するのに時間がかかり過ぎるといった問題点があっ
た。本発明は、室内機のファン風量を弱又は微に設定し
た場合においても、所定時間経過した後の温度上昇が所
定値に達しないときは、運転周波数制限を解除して、室
温が速やかに設定温度に到達するように制御することが
可能な制御装置を提供することを目的とする。
ータ3の設定風量が弱又は微に設定された場合は圧縮機
11は周波数制限運転状態となるため、外気温度が低い
場合は、空調能力が不足気味となり、室温が設定温度に
到達するのに時間がかかり過ぎるといった問題点があっ
た。本発明は、室内機のファン風量を弱又は微に設定し
た場合においても、所定時間経過した後の温度上昇が所
定値に達しないときは、運転周波数制限を解除して、室
温が速やかに設定温度に到達するように制御することが
可能な制御装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の空気調和機の制
御装置は、暖房運転時の空調負荷に応じて圧縮機の運転
周波数を制御するインバータを備えた空気調和機の制御
装置において、室外熱交換器温度を検出する第1の温度
検出手段と、室内熱交換器温度を検出する第2の温度検
出手段と、圧縮機の運転周波数を制御する制御手段とを
設け、前記第1及び第2の温度検出手段の温度が所定値
以下であり、前記制御手段での圧縮機の運転が周波数制
限内の許容最大運転周波数で所定期間以上継続した場
合、周波数制限を解除して運転することを特徴とするも
のである。
御装置は、暖房運転時の空調負荷に応じて圧縮機の運転
周波数を制御するインバータを備えた空気調和機の制御
装置において、室外熱交換器温度を検出する第1の温度
検出手段と、室内熱交換器温度を検出する第2の温度検
出手段と、圧縮機の運転周波数を制御する制御手段とを
設け、前記第1及び第2の温度検出手段の温度が所定値
以下であり、前記制御手段での圧縮機の運転が周波数制
限内の許容最大運転周波数で所定期間以上継続した場
合、周波数制限を解除して運転することを特徴とするも
のである。
【0007】
【作用】本発明は上記した構成により、圧縮機の運転周
波数を制御する制御手段で、圧縮機の運転を周波数制限
内の許容最大運転周波数、図5において、Hコード6で
所定期間以上継続して行い、室外熱交換器温度を検出す
る第1の温度検出手段と、室内熱交換器温度を検出する
第2の温度検出手段とで検出した値が所定値を超えない
場合、空調能力が不足となっていると判断し周波数制限
を解除して、図5において、Hコード7からE迄の内い
ずれかの選択状態で運転するようにしており、室温が速
やかに設定温度に到達するように圧縮機を制御すること
が可能となる。
波数を制御する制御手段で、圧縮機の運転を周波数制限
内の許容最大運転周波数、図5において、Hコード6で
所定期間以上継続して行い、室外熱交換器温度を検出す
る第1の温度検出手段と、室内熱交換器温度を検出する
第2の温度検出手段とで検出した値が所定値を超えない
場合、空調能力が不足となっていると判断し周波数制限
を解除して、図5において、Hコード7からE迄の内い
ずれかの選択状態で運転するようにしており、室温が速
やかに設定温度に到達するように圧縮機を制御すること
が可能となる。
【0008】
【実施例】図1は、本発明の空気調和機の制御装置の一
実施例を示す、ブロック図であり、図中、図3で示した
ものと同一のものは同一の記号で示している。操作部5
を操作することにより、操作信号を室内機制御部1に入
力し、室内機制御部1は入力された操作信号による命令
を実行し、例えば、室内ファンモータ3を強、弱、微な
どに段階的に切り換えるようにし、温度設定部6に希望
の室温を設定できるようにしている。室内機制御部1に
は、室内熱交換器温度を検出する室内熱交換器用温度セ
ンサ2及び室温センサ4が接続されており、さらに、室
外機制御部8には室外熱交換器温度を検出する室外熱交
換器用温度センサ9が接続されており、室外熱交換器用
温度センサ9で検出した検出信号を室外機制御部8を介
して室内機制御部1に入力し、室内機制御部1は室内熱
交換器用温度センサ2及び室温センサ4から入力される
検出信号と、温度設定部6から入力される設定信号によ
り、これらを比較し制御信号を室外機制御部8に入力す
る。室外機制御部8はインバータ部10を介して圧縮機
11と接続されており、入力される制御信号に応じてイ
ンバータ部10の周波数を変化させて、圧縮機11の運
転周波数を変える。
実施例を示す、ブロック図であり、図中、図3で示した
ものと同一のものは同一の記号で示している。操作部5
を操作することにより、操作信号を室内機制御部1に入
力し、室内機制御部1は入力された操作信号による命令
を実行し、例えば、室内ファンモータ3を強、弱、微な
どに段階的に切り換えるようにし、温度設定部6に希望
の室温を設定できるようにしている。室内機制御部1に
は、室内熱交換器温度を検出する室内熱交換器用温度セ
ンサ2及び室温センサ4が接続されており、さらに、室
外機制御部8には室外熱交換器温度を検出する室外熱交
換器用温度センサ9が接続されており、室外熱交換器用
温度センサ9で検出した検出信号を室外機制御部8を介
して室内機制御部1に入力し、室内機制御部1は室内熱
交換器用温度センサ2及び室温センサ4から入力される
検出信号と、温度設定部6から入力される設定信号によ
り、これらを比較し制御信号を室外機制御部8に入力す
る。室外機制御部8はインバータ部10を介して圧縮機
11と接続されており、入力される制御信号に応じてイ
ンバータ部10の周波数を変化させて、圧縮機11の運
転周波数を変える。
【0009】図2は、本発明の空気調和機の制御装置の
暖房運転の制御を示すフロー図である。ステップS1に
て、設定風量が弱又は微か室内機制御部1で判定し、弱
でも微でもない場合はステップS9にて、室内機制御部
1は操作部5を用いて温度設定部6に設定した希望の室
温と、室内センサ4で検出した室温との差に応じて、図
5に示す0からE迄のHコード信号を選択して制御信号
として出力し室外機制御部8に入力して、室外機制御部
8は入力されたHコード信号に応じた運転周波数となる
ようにインバータ部10を制御して、圧縮機11がいわ
ゆる通常周波数運転状態となるようにする。弱又は微で
ある場合は、ステップS2にて、室内機制御部1は操作
部5を用いて温度設定部6に設定した希望の室温と、室
内センサ4で検出した室温との差に応じて、図5に示す
0から6迄のHコード信号を選択して制御信号として出
力し室外機制御部8に入力して、室外機制御部8はイン
バータ部10を制御して周波数制限運転を行うようにし
て、過負荷状態になった場合に圧縮機11の高圧圧力が
高くなり過ぎないように圧縮機11の運転を抑えた状態
にする。
暖房運転の制御を示すフロー図である。ステップS1に
て、設定風量が弱又は微か室内機制御部1で判定し、弱
でも微でもない場合はステップS9にて、室内機制御部
1は操作部5を用いて温度設定部6に設定した希望の室
温と、室内センサ4で検出した室温との差に応じて、図
5に示す0からE迄のHコード信号を選択して制御信号
として出力し室外機制御部8に入力して、室外機制御部
8は入力されたHコード信号に応じた運転周波数となる
ようにインバータ部10を制御して、圧縮機11がいわ
ゆる通常周波数運転状態となるようにする。弱又は微で
ある場合は、ステップS2にて、室内機制御部1は操作
部5を用いて温度設定部6に設定した希望の室温と、室
内センサ4で検出した室温との差に応じて、図5に示す
0から6迄のHコード信号を選択して制御信号として出
力し室外機制御部8に入力して、室外機制御部8はイン
バータ部10を制御して周波数制限運転を行うようにし
て、過負荷状態になった場合に圧縮機11の高圧圧力が
高くなり過ぎないように圧縮機11の運転を抑えた状態
にする。
【0010】外気温度が低く、従って室温と温度設定部
6に設定した希望の室温との差が大きい場合、圧縮機1
1は周波数制限内の許容最大運転周波数、図5のHコー
ド6で運転されるが、ステップS3にて、室外機制御部
8に備えられたカウンタ7で周波数制限内の許容最大運
転周波数での運転が所定期間、例えば20分を超えたか
カウントし、超えていない場合はステップS2に戻り、
周波数制限運転Hコード6以下を継続する。超えている
場合はステップS4に移行し、室外熱交換器用温度セン
サ9で検出した検出信号を室外機制御部8を介して室内
機制御部1に入力し、予め温度設定部6に設定されて基
準温度と比較し、B(例えば−2°C)未満か判定し、
Bを超えていた場合はステップS2に戻り、周波数制限
運転Hコード6以下を継続する。
6に設定した希望の室温との差が大きい場合、圧縮機1
1は周波数制限内の許容最大運転周波数、図5のHコー
ド6で運転されるが、ステップS3にて、室外機制御部
8に備えられたカウンタ7で周波数制限内の許容最大運
転周波数での運転が所定期間、例えば20分を超えたか
カウントし、超えていない場合はステップS2に戻り、
周波数制限運転Hコード6以下を継続する。超えている
場合はステップS4に移行し、室外熱交換器用温度セン
サ9で検出した検出信号を室外機制御部8を介して室内
機制御部1に入力し、予め温度設定部6に設定されて基
準温度と比較し、B(例えば−2°C)未満か判定し、
Bを超えていた場合はステップS2に戻り、周波数制限
運転Hコード6以下を継続する。
【0011】Bを超えていない場合はステップS5に移
行し、室内熱交換器用温度センサ2で検出した検出信号
を室内機制御部1に入力し、予め温度設定部6に設定さ
れて基準温度と比較し、C(例えば40°C)未満か判
定し、Cを超えていた場合はステップS2に戻り、周波
数制限運転Hコード6以下を継続する。Cを超えていな
い場合はステップS6に移行し、室内機制御部1は温度
設定部6に設定された希望の室温と、室内センサ4で検
出した室温との差に応じて、図5に示す7からE迄のH
コード信号を選択して制御信号として出力し室外機制御
部8に入力して、室外機制御部8は入力されたHコード
信号に応じた運転周波数となるようにインバータ部10
を制御して、圧縮機11が通常周波数運転状態となるよ
うにする。
行し、室内熱交換器用温度センサ2で検出した検出信号
を室内機制御部1に入力し、予め温度設定部6に設定さ
れて基準温度と比較し、C(例えば40°C)未満か判
定し、Cを超えていた場合はステップS2に戻り、周波
数制限運転Hコード6以下を継続する。Cを超えていな
い場合はステップS6に移行し、室内機制御部1は温度
設定部6に設定された希望の室温と、室内センサ4で検
出した室温との差に応じて、図5に示す7からE迄のH
コード信号を選択して制御信号として出力し室外機制御
部8に入力して、室外機制御部8は入力されたHコード
信号に応じた運転周波数となるようにインバータ部10
を制御して、圧縮機11が通常周波数運転状態となるよ
うにする。
【0012】さらに、ステップS7にて、室外熱交換器
用温度センサ9で検出した検出信号を室外機制御部8を
介して室内機制御部1に入力し、予め温度設定部6に設
定されて基準温度と比較し、D(例えば4°C)以上か
判定し、D以上の場合はステップS2に戻り、周波数制
限運転Hコード6以下を行うようにし、D未満の場合は
ステップS8に移行し、室内熱交換器用温度センサ2で
検出した検出信号を室内機制御部1に入力し、予め温度
設定部6に設定されて基準温度と比較し、E(例えば5
6°C)以上か判定し、E以上の場合はステップS2に
戻り、周波数制限運転Hコード6以下を行うようにし、
E未満の場合は圧縮機11を継続的に通常運転周波数で
運転し、ステップS7に戻り、ステップS7以降の手順
を繰り返す。
用温度センサ9で検出した検出信号を室外機制御部8を
介して室内機制御部1に入力し、予め温度設定部6に設
定されて基準温度と比較し、D(例えば4°C)以上か
判定し、D以上の場合はステップS2に戻り、周波数制
限運転Hコード6以下を行うようにし、D未満の場合は
ステップS8に移行し、室内熱交換器用温度センサ2で
検出した検出信号を室内機制御部1に入力し、予め温度
設定部6に設定されて基準温度と比較し、E(例えば5
6°C)以上か判定し、E以上の場合はステップS2に
戻り、周波数制限運転Hコード6以下を行うようにし、
E未満の場合は圧縮機11を継続的に通常運転周波数で
運転し、ステップS7に戻り、ステップS7以降の手順
を繰り返す。
【0013】従って、空気調和機を暖房運転する場合
で、室内機のファン風量が弱又は微に設定されており、
空調負荷が軽くなっている場合、周波数制限内の許容最
大運転周波数Hコード6で圧縮機11を所定期間運転
し、室外熱交換器及び室内熱交換器の温度が所定値に満
たない場合空調能力が不足していると判断し、周波数制
限を解除してHコード7以上で圧縮機11を運転できる
ようにしているため、室温が速やかに設定温度に到達す
るように制御することが可能となる。また、室外熱交換
器及び室内熱交換器の温度が所定値に達した場合、周波
数制限運転Hコード6以下となるようにしているため、
過負荷状態における圧縮機11の高圧圧力の上昇を抑え
ることができ、空調負荷に応じて周波数制限運転をした
り、解除したりすることができるため、空気調和機の空
調能力を充分に発揮させることが可能となる。
で、室内機のファン風量が弱又は微に設定されており、
空調負荷が軽くなっている場合、周波数制限内の許容最
大運転周波数Hコード6で圧縮機11を所定期間運転
し、室外熱交換器及び室内熱交換器の温度が所定値に満
たない場合空調能力が不足していると判断し、周波数制
限を解除してHコード7以上で圧縮機11を運転できる
ようにしているため、室温が速やかに設定温度に到達す
るように制御することが可能となる。また、室外熱交換
器及び室内熱交換器の温度が所定値に達した場合、周波
数制限運転Hコード6以下となるようにしているため、
過負荷状態における圧縮機11の高圧圧力の上昇を抑え
ることができ、空調負荷に応じて周波数制限運転をした
り、解除したりすることができるため、空気調和機の空
調能力を充分に発揮させることが可能となる。
【0014】なお、ステップS3において、室内機制御
部1としてマイコンを使用し、カウンタ7を使用する代
わりにマイコンに内蔵させたカウンタを使用するように
し、室外機制御部8から圧縮機11の運転信号を室内機
制御部1に入力して、室内機制御部1で圧縮機11の許
容最大運転周波数での運転期間をカウントするようにし
ても良い。図5は圧縮機の運転周波数のコードを示す一
例であり、Hコードのコード数を増減させ、また運転周
波数の数値に別の値を用いるようにしても良い。
部1としてマイコンを使用し、カウンタ7を使用する代
わりにマイコンに内蔵させたカウンタを使用するように
し、室外機制御部8から圧縮機11の運転信号を室内機
制御部1に入力して、室内機制御部1で圧縮機11の許
容最大運転周波数での運転期間をカウントするようにし
ても良い。図5は圧縮機の運転周波数のコードを示す一
例であり、Hコードのコード数を増減させ、また運転周
波数の数値に別の値を用いるようにしても良い。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
室内機のファン風量を弱又は微に設定した場合におい
て、所定時間経過した後の温度上昇が所定値に達しない
ときは、圧縮機の運転周波数制限を解除して、室温が速
やかに設定温度に到達するようにし、温度上昇が所定値
に達した場合、周波数制限運転をするようにしているた
め、過負荷状態における圧縮機の高圧圧力の上昇を抑え
ることができ、空調負荷に応じて周波数制限運転をした
り、解除したりすることができるため、空気調和機の空
調能力を充分に発揮させることが可能な空気調和機の制
御装置を提供することができる。
室内機のファン風量を弱又は微に設定した場合におい
て、所定時間経過した後の温度上昇が所定値に達しない
ときは、圧縮機の運転周波数制限を解除して、室温が速
やかに設定温度に到達するようにし、温度上昇が所定値
に達した場合、周波数制限運転をするようにしているた
め、過負荷状態における圧縮機の高圧圧力の上昇を抑え
ることができ、空調負荷に応じて周波数制限運転をした
り、解除したりすることができるため、空気調和機の空
調能力を充分に発揮させることが可能な空気調和機の制
御装置を提供することができる。
【図1】本発明の空気調和機の制御装置の一実施例を示
す、ブロック図である。
す、ブロック図である。
【図2】本発明の空気調和機の制御装置の暖房運転の制
御を示すフロー図である。
御を示すフロー図である。
【図3】従来の空気調和機のブロック図である。
【図4】従来の空気調和機の暖房運転の制御を示すフロ
ー図である。
ー図である。
【図5】圧縮機の運転周波数のコードを示す説明図であ
る。
る。
1 室内機制御部 2 室内熱交換器用温度センサ 3 室内ファンモータ 4 室温センサ 5 操作部 6 温度設定部 7 カウンタ 8 室外機制御部 9 室外熱交換器用温度センサ 10 インバータ部 11 圧縮機 21 室内機制御部 28 室外機制御部
Claims (1)
- 【請求項1】 暖房運転時の空調負荷に応じて圧縮機の
運転周波数を制御するインバータを備えた空気調和機の
制御装置において、室外熱交換器温度を検出する第1の
温度検出手段と、室内熱交換器温度を検出する第2の温
度検出手段と、圧縮機の運転周波数を制御する制御手段
とを設け、前記第1及び第2の温度検出手段の温度が所
定値以下であり、前記制御手段での圧縮機の運転が周波
数制限内の許容最大運転周波数で所定期間以上継続した
場合、周波数制限を解除して運転することを特徴とする
空気調和機の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5178751A JPH0735391A (ja) | 1993-07-20 | 1993-07-20 | 空気調和機の制御装置 |
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1993
- 1993-07-20 JP JP5178751A patent/JPH0735391A/ja active Pending
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