JPH07248141A - 空気調和機の制御装置 - Google Patents
空気調和機の制御装置Info
- Publication number
- JPH07248141A JPH07248141A JP6041434A JP4143494A JPH07248141A JP H07248141 A JPH07248141 A JP H07248141A JP 6041434 A JP6041434 A JP 6041434A JP 4143494 A JP4143494 A JP 4143494A JP H07248141 A JPH07248141 A JP H07248141A
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- Japan
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- compressor
- fan
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 外気温度が比較的低い環境下の冷房運転時
に、除湿性能を落とす事なく、快適な制御を行う空気調
和機の制御装置を提供することを目的とする。 【構成】 圧縮機1,四方弁2,室外熱交換器3,減圧
手段4,室内熱交換器5に順次連結し、室外熱交換器の
ファン6と、室内熱交換器のファン7を備える空気調和
機において、入出力手段11と、運転周波数検出手段1
2と、目標温度設定手段13と、モード判断手段14
と、モード切り換え手段15と、運転周波数設定手段1
6と、圧縮機駆動手段17と、室内ファン回転数設定手
段18と、室内ファン駆動手段19と、室外ファン駆動
手段20と、制御部21とで構成し、目標温度が設定温
度より高めの冷房運転モードとし、目標温度に到達し、
運転周波数が所定の周波数以下になるに、目標温度が設
定温度の除湿運転モードに切り換えるよう制御してい
る。
に、除湿性能を落とす事なく、快適な制御を行う空気調
和機の制御装置を提供することを目的とする。 【構成】 圧縮機1,四方弁2,室外熱交換器3,減圧
手段4,室内熱交換器5に順次連結し、室外熱交換器の
ファン6と、室内熱交換器のファン7を備える空気調和
機において、入出力手段11と、運転周波数検出手段1
2と、目標温度設定手段13と、モード判断手段14
と、モード切り換え手段15と、運転周波数設定手段1
6と、圧縮機駆動手段17と、室内ファン回転数設定手
段18と、室内ファン駆動手段19と、室外ファン駆動
手段20と、制御部21とで構成し、目標温度が設定温
度より高めの冷房運転モードとし、目標温度に到達し、
運転周波数が所定の周波数以下になるに、目標温度が設
定温度の除湿運転モードに切り換えるよう制御してい
る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、除湿運転機能を有する
空気調和機の制御装置に関する。
空気調和機の制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、圧縮機1、四方弁2、室外熱交換
器3、減圧手段4、室内機の室内熱交換器5を順次連結
し、室外熱交換器3にファン6を、室内熱交換器5には
ファン7を備える空気調和機の制御装置は、図5に示す
ように、前記室内機と入出力情報や温度等のデータ等を
やりとりする入出力手段11と、前記入出力手段11よ
りの設定温度と室内温度データの偏差に基づき運転周波
数を可変する運転周波数設定手段16と、該運転周波数
にてインバータ駆動する圧縮機駆動手段17と、前記室
外熱交換器3のファン6を駆動する室外ファン駆動手段
20と、前記室内熱交換機5のファン7の回転数を切り
換える回転数切換手段18と、該切換える回転数でファ
ン7を駆動する室内ファン駆動手段19と、各手段を制
御する制御部21とで構成し、冷房または暖房運転モー
ドでは、設定温度と室内温度データの偏差に応じて、圧
縮機1の運転周波数を可変し、圧縮機の能力を可変する
ようにし、また、前記室内機のファンの回転数はユーザ
の切り換え設定する値(強,中,弱等)に設定して冷風
または温風がある程度遠くまでとどくように制御してい
た。また、除湿運転モードでは、前記圧縮機1の運転周
波数を所定の低い周波数以下に、また、前記室内機のフ
ァンの回転数を冷房または暖房運転モード時より低く設
定するように制御していた。しかるに、外気温度が比較
的低い環境下等比較的空調負荷が軽い場合の冷房運転で
は、圧縮機の運転周波数が低い状態で長時間運転した
り、圧縮機の断続動作を頻繁に繰り返す運転を行ったり
しているにも係わらず、冷房運転では室内機のファンの
回転数をある程度高くしているため、室内熱交換機の除
湿性能が著しく悪化し、室内湿度の異常上昇や、異常変
動が起こり、快適性を損なう問題があった。また、室内
湿度の異常上昇や、異常変動を防ぐために、最初から除
湿運転に設定した場合は、室内機のファンの回転数およ
び圧縮機の運転周波数が低いため、目標温度になかなか
到達しないという問題があった。
器3、減圧手段4、室内機の室内熱交換器5を順次連結
し、室外熱交換器3にファン6を、室内熱交換器5には
ファン7を備える空気調和機の制御装置は、図5に示す
ように、前記室内機と入出力情報や温度等のデータ等を
やりとりする入出力手段11と、前記入出力手段11よ
りの設定温度と室内温度データの偏差に基づき運転周波
数を可変する運転周波数設定手段16と、該運転周波数
にてインバータ駆動する圧縮機駆動手段17と、前記室
外熱交換器3のファン6を駆動する室外ファン駆動手段
20と、前記室内熱交換機5のファン7の回転数を切り
換える回転数切換手段18と、該切換える回転数でファ
ン7を駆動する室内ファン駆動手段19と、各手段を制
御する制御部21とで構成し、冷房または暖房運転モー
ドでは、設定温度と室内温度データの偏差に応じて、圧
縮機1の運転周波数を可変し、圧縮機の能力を可変する
ようにし、また、前記室内機のファンの回転数はユーザ
の切り換え設定する値(強,中,弱等)に設定して冷風
または温風がある程度遠くまでとどくように制御してい
た。また、除湿運転モードでは、前記圧縮機1の運転周
波数を所定の低い周波数以下に、また、前記室内機のフ
ァンの回転数を冷房または暖房運転モード時より低く設
定するように制御していた。しかるに、外気温度が比較
的低い環境下等比較的空調負荷が軽い場合の冷房運転で
は、圧縮機の運転周波数が低い状態で長時間運転した
り、圧縮機の断続動作を頻繁に繰り返す運転を行ったり
しているにも係わらず、冷房運転では室内機のファンの
回転数をある程度高くしているため、室内熱交換機の除
湿性能が著しく悪化し、室内湿度の異常上昇や、異常変
動が起こり、快適性を損なう問題があった。また、室内
湿度の異常上昇や、異常変動を防ぐために、最初から除
湿運転に設定した場合は、室内機のファンの回転数およ
び圧縮機の運転周波数が低いため、目標温度になかなか
到達しないという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は異常述べた問
題を解決し、外気温度が比較的低い環境下等比較的空調
負荷が軽い場合の冷房運転時でも、室内熱交換機の除湿
性能を落とすことなく、室内湿度の異常上昇や、異常変
動を防ぐことにより、快適性を損なうことのない空気調
和機の制御装置を提供することを目的としている。
題を解決し、外気温度が比較的低い環境下等比較的空調
負荷が軽い場合の冷房運転時でも、室内熱交換機の除湿
性能を落とすことなく、室内湿度の異常上昇や、異常変
動を防ぐことにより、快適性を損なうことのない空気調
和機の制御装置を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述の課題を
解決するため、圧縮機1からの吐出冷媒を四方弁2,室
外熱交換器3等を経て、減圧手段4により、室内機の室
内熱交換器5に供給し、室外熱交換器3にファン6を、
室内熱交換器5にはファン7を備える空気調和機におい
て、前記室内機と入出力情報や温度等のデータ等をやり
とりする入出力手段11と、前記圧縮機の運転周波数を
検出する周波数検出手段12と、前記入出力手段11よ
りの設定温度,周波数検出手段12よりの運転周波数等
に基づき目標温度を設定する目標温度設定手段13と、
周波数検出手段12よりの運転周波数と入出力手段より
の室内温度データをもとに運転モードを判断するモード
判断手段14と、該判断結果によりモードを切り換える
モード切り換え手段15と、前記圧縮機の運転周波数を
設定する周波数設定手段16と、該周波数に圧縮機を駆
動する圧縮機駆動手段17と、前記室内機のファン7の
回転数を設定する回転数設定手段18と、該設定する回
転数にファン7を駆動するファン駆動手段19と、前記
室外熱交換機のファン6を駆動するファン駆動手段20
と、各手段を制御する制御部21とで構成し、室内機よ
りの入力情報により冷房運転を開始するに、目標温度が
室内機より入力される設定温度より高めの冷房運転モー
ドとし、目標温度に到達し、圧縮機の運転周波数が所定
の周波数以下になるに、目標温度が設定温度の除湿運転
モードに切り換え、また除湿運転中に目標温度より所定
の温度を越えるに、再度、目標温度が室内機より入力さ
れる設定温度より高めの冷房運転モードに切り換えるよ
う制御するようにしている。
解決するため、圧縮機1からの吐出冷媒を四方弁2,室
外熱交換器3等を経て、減圧手段4により、室内機の室
内熱交換器5に供給し、室外熱交換器3にファン6を、
室内熱交換器5にはファン7を備える空気調和機におい
て、前記室内機と入出力情報や温度等のデータ等をやり
とりする入出力手段11と、前記圧縮機の運転周波数を
検出する周波数検出手段12と、前記入出力手段11よ
りの設定温度,周波数検出手段12よりの運転周波数等
に基づき目標温度を設定する目標温度設定手段13と、
周波数検出手段12よりの運転周波数と入出力手段より
の室内温度データをもとに運転モードを判断するモード
判断手段14と、該判断結果によりモードを切り換える
モード切り換え手段15と、前記圧縮機の運転周波数を
設定する周波数設定手段16と、該周波数に圧縮機を駆
動する圧縮機駆動手段17と、前記室内機のファン7の
回転数を設定する回転数設定手段18と、該設定する回
転数にファン7を駆動するファン駆動手段19と、前記
室外熱交換機のファン6を駆動するファン駆動手段20
と、各手段を制御する制御部21とで構成し、室内機よ
りの入力情報により冷房運転を開始するに、目標温度が
室内機より入力される設定温度より高めの冷房運転モー
ドとし、目標温度に到達し、圧縮機の運転周波数が所定
の周波数以下になるに、目標温度が設定温度の除湿運転
モードに切り換え、また除湿運転中に目標温度より所定
の温度を越えるに、再度、目標温度が室内機より入力さ
れる設定温度より高めの冷房運転モードに切り換えるよ
う制御するようにしている。
【0005】
【作用】以上の構成にしたので、室内機よりの入力情報
により冷房運転を開始するに、目標温度が入力された設
定温度より高めの冷房運転モードとし、目標温度と室温
との差の大きさにより圧縮機の運転周波数を制御し、目
標温度に到達し、圧縮機の運転周波数が所定の周波数以
下になるに、目標温度が設定温度の除湿運転モードに切
り換え、圧縮機の運転周波数を所定の低い周波数以下
に、また、前記室内機のファンを冷房運転モード時より
低く回転するように制御し、また除湿運転中に目標温度
より所定の温度を越えるに、再度、目標温度が入力され
た設定温度より高めの冷房運転モードに切り換えるよう
制御している。
により冷房運転を開始するに、目標温度が入力された設
定温度より高めの冷房運転モードとし、目標温度と室温
との差の大きさにより圧縮機の運転周波数を制御し、目
標温度に到達し、圧縮機の運転周波数が所定の周波数以
下になるに、目標温度が設定温度の除湿運転モードに切
り換え、圧縮機の運転周波数を所定の低い周波数以下
に、また、前記室内機のファンを冷房運転モード時より
低く回転するように制御し、また除湿運転中に目標温度
より所定の温度を越えるに、再度、目標温度が入力され
た設定温度より高めの冷房運転モードに切り換えるよう
制御している。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による空気調和
機の制御装置の実施例を詳細に説明する。図1は本発明
による空気調和機の制御装置の一実施例を示す制御ブロ
ック図であり、図2は空気調和機の冷凍サイクルを示し
ている。まず、図2の冷凍サイクル等を説明する。1は
インバータ駆動される圧縮機である。2は、四方弁で、
圧縮される冷媒の通流方向を制御し、暖房運転時は室外
熱交換器3へ、冷房運転時は室内熱交換器5へ圧縮する
冷媒を送出している。室外熱交換器3は、冷媒ガスの熱
を空気中に放熱または、空気中の熱を冷媒に吸熱してい
る。4は減圧手段で、圧縮される冷媒を減圧する細い管
を形成し、室内熱交換器5に循環する冷媒の流量を制限
している。室内熱交換器5は、空気中の熱を冷媒に吸熱
または、冷媒の熱を室内の空気中に放熱している。6は
室外ファンで室外熱交換器3へ空気を送っている。7は
室内ファンで、室内熱交換器5へ空気を送っている。
機の制御装置の実施例を詳細に説明する。図1は本発明
による空気調和機の制御装置の一実施例を示す制御ブロ
ック図であり、図2は空気調和機の冷凍サイクルを示し
ている。まず、図2の冷凍サイクル等を説明する。1は
インバータ駆動される圧縮機である。2は、四方弁で、
圧縮される冷媒の通流方向を制御し、暖房運転時は室外
熱交換器3へ、冷房運転時は室内熱交換器5へ圧縮する
冷媒を送出している。室外熱交換器3は、冷媒ガスの熱
を空気中に放熱または、空気中の熱を冷媒に吸熱してい
る。4は減圧手段で、圧縮される冷媒を減圧する細い管
を形成し、室内熱交換器5に循環する冷媒の流量を制限
している。室内熱交換器5は、空気中の熱を冷媒に吸熱
または、冷媒の熱を室内の空気中に放熱している。6は
室外ファンで室外熱交換器3へ空気を送っている。7は
室内ファンで、室内熱交換器5へ空気を送っている。
【0007】次に、以上の冷凍サイクルにおいて、以下
図1の空気調和機の制御装置について説明する。11は
入出力手段で、室内機との設定情報,室内温度データ等
の情報交換を行っている。12は運転周波数検出手段
で、圧縮機1の運転周波数を検出している。13は目標
温度設定手段で、入出力手段11より入力される設定温
度と、運転周波数検出手段12よりの運転周波数とをも
とに、実際に運転する目標温度を設定している。14は
運転モード判断手段で、前記入出力手段11より入力さ
れる室内温度データと、設定温度と室内温度データの差
と、運転周波数検出手段12よりの運転周波数とをもと
に、運転モードを判断している。15はモード切り換え
手段で、前記運転モード判断手段14で判断する運転モ
ードに切り換えている。16は運転周波数設定手段で、
設定温度と室内温度データの差をもとに前記圧縮機1の
運転周波数を設定している。17は圧縮機駆動手段で、
圧縮機1を前記運転周波数設定手段で設定する運転周波
数で駆動している。18は室内ファン回転数切り換え手
段で、入出力手段11より入力される送風量設定情報と
運転モード判断手段14で判断する運転モードをもと
に、ファンの回転数を切り換えている。19は室内ファ
ン駆動手段で、前記切り換えられる回転数でファンを駆
動している。20は室外ファン駆動手段で、室外ファン
6を駆動している。21は制御部で、各手段を制御して
いる。
図1の空気調和機の制御装置について説明する。11は
入出力手段で、室内機との設定情報,室内温度データ等
の情報交換を行っている。12は運転周波数検出手段
で、圧縮機1の運転周波数を検出している。13は目標
温度設定手段で、入出力手段11より入力される設定温
度と、運転周波数検出手段12よりの運転周波数とをも
とに、実際に運転する目標温度を設定している。14は
運転モード判断手段で、前記入出力手段11より入力さ
れる室内温度データと、設定温度と室内温度データの差
と、運転周波数検出手段12よりの運転周波数とをもと
に、運転モードを判断している。15はモード切り換え
手段で、前記運転モード判断手段14で判断する運転モ
ードに切り換えている。16は運転周波数設定手段で、
設定温度と室内温度データの差をもとに前記圧縮機1の
運転周波数を設定している。17は圧縮機駆動手段で、
圧縮機1を前記運転周波数設定手段で設定する運転周波
数で駆動している。18は室内ファン回転数切り換え手
段で、入出力手段11より入力される送風量設定情報と
運転モード判断手段14で判断する運転モードをもと
に、ファンの回転数を切り換えている。19は室内ファ
ン駆動手段で、前記切り換えられる回転数でファンを駆
動している。20は室外ファン駆動手段で、室外ファン
6を駆動している。21は制御部で、各手段を制御して
いる。
【0008】以上の構成において、つぎに、動作を説明
する。図3は冷房運転開始から設定目標温度に到達する
までの室温,圧縮機の運転周波数,室内ファンの回転数
の変化を示すグラフである。今、運転モードと目標設定
温度Tsが入出力手段より入力されると、図4に示す動
作説明用フローチャートのように、順次動作する。時間
t0に冷房運転を開始すると、ステップ1(ST1)で
は、目標温度Tmを設定温度Ts+αに設定し、該目標
温度Tmと室内温度データTrの差(Tm−Tr)の大
きさが小さくなるに従って運転周波数fcを低くしてい
る。ステップ2(ST2)では、前記室温Trを監視
し、該室温がTmになるまで冷房運転モードで運転して
いる。時間t1でTr=Tmになるとステップ3(ST
3)に移行し、圧縮機の運転周波数fを監視し、運転周
波数fが所定の周波数fc以下になるまで冷房運転モー
ドで運転している。時間t2でf<fcとなるとステッ
プ4(ST4)に移行し、目標温度Tmを本来の設定温
度Tsとし、圧縮機の運転周波数fを所定の低い周波数
以下で制御し、ファン7を所定の低い回転数Ndに切り
換えたドライ運転に切り換えている。ステップ5(ST
5)では室温Trを監視して、目標温度Tm、すなわち
設定温度Tsより3℃以上になるとステップ1(ST
1)の冷房運転に切り換えるようにし、これを繰り返す
ようにしている。
する。図3は冷房運転開始から設定目標温度に到達する
までの室温,圧縮機の運転周波数,室内ファンの回転数
の変化を示すグラフである。今、運転モードと目標設定
温度Tsが入出力手段より入力されると、図4に示す動
作説明用フローチャートのように、順次動作する。時間
t0に冷房運転を開始すると、ステップ1(ST1)で
は、目標温度Tmを設定温度Ts+αに設定し、該目標
温度Tmと室内温度データTrの差(Tm−Tr)の大
きさが小さくなるに従って運転周波数fcを低くしてい
る。ステップ2(ST2)では、前記室温Trを監視
し、該室温がTmになるまで冷房運転モードで運転して
いる。時間t1でTr=Tmになるとステップ3(ST
3)に移行し、圧縮機の運転周波数fを監視し、運転周
波数fが所定の周波数fc以下になるまで冷房運転モー
ドで運転している。時間t2でf<fcとなるとステッ
プ4(ST4)に移行し、目標温度Tmを本来の設定温
度Tsとし、圧縮機の運転周波数fを所定の低い周波数
以下で制御し、ファン7を所定の低い回転数Ndに切り
換えたドライ運転に切り換えている。ステップ5(ST
5)では室温Trを監視して、目標温度Tm、すなわち
設定温度Tsより3℃以上になるとステップ1(ST
1)の冷房運転に切り換えるようにし、これを繰り返す
ようにしている。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による空気
調和機の制御装置によれば、目標温度が入力された設定
温度より高めの冷房運転モードとし、目標温度と室温と
の差の大きさにより圧縮機の運転周波数を制御し、目標
温度に到達し、圧縮機の運転周波数が所定の周波数以下
になるに、目標温度が設定温度に等しい除湿運転モード
に切り換え、圧縮機の運転周波数を所定の低い周波数以
下に、また、前記室内機のファンを冷房運転モード時よ
り低く回転するように制御するので圧縮機の運転周波数
が低いときに室内機のファンの回転数を高くして除湿能
力を悪化することのない快適な制御が実現できる。、ま
た除湿運転中に目標温度より所定の温度を越えるに、再
度、目標温度を入力された設定温度より高めに設定した
冷房運転モードに切り換えるように制御し、不快感を与
えることのない快適な制御が実現できる。
調和機の制御装置によれば、目標温度が入力された設定
温度より高めの冷房運転モードとし、目標温度と室温と
の差の大きさにより圧縮機の運転周波数を制御し、目標
温度に到達し、圧縮機の運転周波数が所定の周波数以下
になるに、目標温度が設定温度に等しい除湿運転モード
に切り換え、圧縮機の運転周波数を所定の低い周波数以
下に、また、前記室内機のファンを冷房運転モード時よ
り低く回転するように制御するので圧縮機の運転周波数
が低いときに室内機のファンの回転数を高くして除湿能
力を悪化することのない快適な制御が実現できる。、ま
た除湿運転中に目標温度より所定の温度を越えるに、再
度、目標温度を入力された設定温度より高めに設定した
冷房運転モードに切り換えるように制御し、不快感を与
えることのない快適な制御が実現できる。
【図1】本発明による空気調和機の制御装置の一実施例
を示す制御ブロック図である。
を示す制御ブロック図である。
【図2】本発明による空気調和機の冷凍サイクルを示す
図である。
図である。
【図3】本発明による空気調和機の制御装置の室温,圧
縮機の運転周波数,室内ファンの回転数の変化を示すグ
ラフである。
縮機の運転周波数,室内ファンの回転数の変化を示すグ
ラフである。
【図4】本発明による空気調和機の制御装置の動作説明
用フローチャート図である。
用フローチャート図である。
【図5】従来の空気調和機の制御装置を示す制御ブロッ
ク図である。
ク図である。
1 圧縮機 2 四方弁 3 室外熱交換器 4 減圧手段 5 室内熱交換器 6 室外ファン 7 室内ファン 11 入出力手段 12 運転周波数検出手段 13 目標温度設定手段 14 運転モード判断手段 15 モード切り換え手段 16 運転周波数設定手段 17 圧縮機駆動手段 18 室内ファン回転数切り換え手段 19 室内ファン駆動手段 20 室外ファン駆動手段 21 制御部
Claims (1)
- 【請求項1】 圧縮機からの吐出冷媒を四方弁,室外熱
交換器等を経て、減圧手段により、室内機の室内熱交換
器に供給する空気調和機において、前記室内機と入出力
情報や温度等のデータ等をやりとりする入出力手段と、
前記圧縮機の運転周波数を検出する周波数検出手段と、
前記入出力手段よりの設定温度,周波数検出手段よりの
運転周波数等に基づき目標温度を設定する目標温度設定
手段と、周波数検出手段よりの運転周波数と入出力手段
よりの室内温度データをもとに運転モードを判断するモ
ード判断手段と、該判断結果によりモードを切り換える
モード切り換え手段と、前記圧縮機の運転周波数を設定
する周波数設定手段と、該周波数に圧縮機を駆動する圧
縮機駆動手段と、前記室内機のファンの回転数を設定す
る回転数設定手段と、該設定する回転数にファンを駆動
するファン駆動手段と、各手段を制御する制御部とで構
成し、室内機よりの入力情報により冷房運転を開始する
に、目標温度が室内機より入力される設定温度より高め
の冷房運転モードとし、目標温度に到達し、圧縮機の運
転周波数が所定の周波数以下になるに、目標温度が設定
温度の除湿運転モードに切り換え、また除湿運転中に目
標温度より所定の温度を越えるに、再度、目標温度が室
内機より入力される設定温度より高めの冷房運転モード
に切り換えることを特徴とする空気調和機の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6041434A JPH07248141A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 空気調和機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP6041434A JPH07248141A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 空気調和機の制御装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07248141A true JPH07248141A (ja) | 1995-09-26 |
Family
ID=12608273
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP6041434A Pending JPH07248141A (ja) | 1994-03-11 | 1994-03-11 | 空気調和機の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07248141A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007263396A (ja) * | 2006-03-27 | 2007-10-11 | Corona Corp | 空気調和機 |
US20140165612A1 (en) * | 2012-12-13 | 2014-06-19 | Yi Qu | Controlling air conditioner modes |
CN110715417A (zh) * | 2019-10-29 | 2020-01-21 | 广东美的制冷设备有限公司 | 空调器的控制方法、装置、空调器和电子设备 |
CN111089400A (zh) * | 2018-10-24 | 2020-05-01 | 珠海格力电器股份有限公司 | 确定空调调温结果的方法及系统、空调器 |
-
1994
- 1994-03-11 JP JP6041434A patent/JPH07248141A/ja active Pending
Cited By (9)
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