JPH0671801U - 自動車用インサイドドアハンドル装置 - Google Patents
自動車用インサイドドアハンドル装置Info
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- JPH0671801U JPH0671801U JP1208993U JP1208993U JPH0671801U JP H0671801 U JPH0671801 U JP H0671801U JP 1208993 U JP1208993 U JP 1208993U JP 1208993 U JP1208993 U JP 1208993U JP H0671801 U JPH0671801 U JP H0671801U
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 自動車用インサイドドアハンドル装置の部品
数を減少しかつドアパネルへの装着を容易にする。 【構成】 この自動車用インサイドドアハンドル装置1
0では、弾性を有する舌片15をドアパネル2又はベー
ス11の一方に一体に形成し、舌片15に当接しかつベ
ース11の係止部13をドアパネル2の孔に係止する方
向に対して逆の方向にベース11が移動することを阻止
するストッパ部16をドアパネル2又はベース11の他
方に一体に形成する。ベース11を一方向に移動させ
て、ベース11の一対の係止部13をドアパネル2に形
成した係止孔14に係止する。ドアパネル2又はベース
11の一方に形成した弾性を有する舌片15をドアパネ
ル2又はベース11の他方に形成したストッパ部16に
自動的に当接させて、ベース11をドアパネル2に容易
にかつ移動不能に固定することができる。
数を減少しかつドアパネルへの装着を容易にする。 【構成】 この自動車用インサイドドアハンドル装置1
0では、弾性を有する舌片15をドアパネル2又はベー
ス11の一方に一体に形成し、舌片15に当接しかつベ
ース11の係止部13をドアパネル2の孔に係止する方
向に対して逆の方向にベース11が移動することを阻止
するストッパ部16をドアパネル2又はベース11の他
方に一体に形成する。ベース11を一方向に移動させ
て、ベース11の一対の係止部13をドアパネル2に形
成した係止孔14に係止する。ドアパネル2又はベース
11の一方に形成した弾性を有する舌片15をドアパネ
ル2又はベース11の他方に形成したストッパ部16に
自動的に当接させて、ベース11をドアパネル2に容易
にかつ移動不能に固定することができる。
Description
【0001】
この考案はハンドル装置、特に簡素な外形形状を有しかつドアパネルからの脱 落を完全に防止できる自動車用インサイドドアハンドル装置に関連する。
【0002】
例えば、実公平1−45309号公報には車両用ハンドル装置の取付け構造が 開示されている。この取付け構造ではベゼルに一体に形成した係合片をドアパネ ルに形成した係合孔に係止するとともに、ねじでベゼルをドアパネルに固定して いる。また、実公平4−4449号公報にはハンドルカバ−に形成した突起をベ −スに係止し、ベ−スに設けた突起をインナパネルに係止するとともに、ハンド ルカバ−を内側パネルの開口部に固定した構造が開示されている。
【0003】 更に、特公昭59−14144号にはハンドル支持ケ−スに位置決め突起と係 止突起とを設けてハンドル支持ケ−スを取付けパネルに固定する構造を示す。
【0004】 また、実開平4−72168号公報には、自動車のドアパネルに形成された係 止孔にベ−スの係止部を係止し、ベ−スにエスカッションを嵌着すると共に、エ スカッションに設けた係止部をドアパネルに形成した係止孔に係止することによ りベ−スの係止部の脱落を阻止した自動車用インサイドドアハンドル装置が開示 されている。この自動車用インサイドドアハンドル装置を図10について、説明 すると、組立ての際に、自動車のドアパネル2に形成された係止孔2a、2bにベ −ス1の係止部1a、1bを係止する。ベ−ス1に嵌着されるエスカッション3に 設けた係止部3aをドアパネル2に形成した係止孔2dに係止することによりベ− ス1の係止部の脱落を阻止する。エスカッション3の係止部3aをドアパネル2 に形成した係止孔2dに確実に係止することによりベ−ス1の係止部1a、1bの 脱落を阻止するので、組立て及び取外しが容易であり、またベ−ス1がドアパネ ル2から脱落することはない。
【0005】
しかしながら、従来の自動車用インサイドドアハンドル装置ではベースとエス カッションとの共同作用によりドアパネルに固定するか又はねじを使用して固定 していた。このため、部品数が増加しかつドアパネルへの取り付けにも相当の作 業工程を必要とした。
【0006】 この考案はエスカッション及びねじを使用せずにベースを容易にドアパネルに 取り付けられる自動車用インサイドドアハンドル装置を提供することを目的とす る。
【0007】
この考案による自動車用インサイドドアハンドル装置は、ベースと、ベースに 対して回転可能に取り付けられかつドアロック装置に作動連結されるハンドル本 体とを備えている。ベースに一体に形成した一対の係止部をドアパネルに形成し た係止孔に係止することによりベースを自動車のドアパネルに固定する。この自 動車用インサイドドアハンドル装置では、弾性を有する舌片をドアパネル又はベ ースの一方に一体に形成し、前記舌片に当接しかつベースの係止部をドアパネル の孔に係止する方向に対して逆の方向にベースが移動することを阻止するストッ パ部をドアパネル又はベースの他方に一体に形成する。この考案の実施例では、 ドアパネルに一体に形成した弾性を有する舌片に当接しかつベースの係止部をド アパネルの孔に係止する方向に対して逆の方向にベースが移動することを阻止す るストッパ部をベースに一体に形成する。また、この考案の他の実施例では、弾 性を有する舌片をベースの底部に一体に形成し、前記舌片に当接しかつベースの 係止部をドアパネルの孔に係止する方向に対して逆の方向にベースが移動するこ とを阻止するストッパ部をドアパネルに一体に形成する。
【0008】
ベースを一方向に移動させて、ベースの一対の係止部をドアパネルに形成した 係止孔に係止する。この操作と同時に、ドアパネル又はベースの一方に形成した 弾性を有する舌片をドアパネル又はベースの他方に形成したストッパ部に自動的 に当接させて、ベースをドアパネルに容易にかつ移動不能に固定することができ る。
【0009】
以下、この考案による自動車用インサイドドアハンドル装置の実施例を図1〜 図9について説明する。
【0010】 この考案による自動車用インサイドドアハンドル装置10は、図1〜図5に示 すように、ベース11と、シャフト17によりベース11に対して回転可能に取 り付けられたハンドル本体12とを備えている。ベース11はポリアセタール、 ポリカーボネート等の樹脂又は亜鉛ダイカスト等の金属により形成される。ハン ドル本体12は図示しないロッドにより公知のようにドアロック装置に作動連結 される。ベース11の底面には一対の第1の係止部13と、ストッパ部16と、 一対の第2の係止部20とが一体に形成されている。また、ドアパネル2には係 止孔2a、2b及び弾性を有する舌片15が一体に形成されている。ベース11を 一方向に移動させて、ベース11の第1の係止部13及び第2の係止部20をそ れぞれドアパネル2に形成した係止孔14、19に係止する。この操作と同時に 、ドアパネル2又はベース11の一方に形成した弾性を有する舌片15をドアパ ネル2又はベース11の他方に形成したストッパ部16に自動的に当接させて、 ベース11をドアパネル2に容易にかつ移動不能に固定することができる。ベー ス11に形成されたストッパ部16はベース11の係止部13をドアパネル2の 係止孔2a、2bに係止する方向に対して逆の方向にベース11が移動することを 阻止する。
【0011】 図6〜図9は舌片15をベース11の底部11aに形成し、ストッパ部16を ドアパネル2に形成したこの考案の他の実施例を示す。本実施例では、ベース1 1は前記樹脂により形成される。舌片15はベース11に一体に形成されかつ自 身の弾性により弾性変形可能である。舌片15の先端に設けられた突起18は孔 状に形成されたストッパ部16に係止され、ベース11の移動を阻止する。
【0012】
前記のように、この考案ではエスカッション及びねじを使用せずに自動車用イ ンサイドドアハンドル装置のベースを容易かつ確実にドアパネルに取り付けるこ とができる。
【図1】 この考案による自動車用インサイドドアハン
ドル装置の断面図
ドル装置の断面図
【図2】 この底面図
【図3】 この平面図
【図4】 ドアパネルの正面図
【図5】 エスカッションの底部を示す部分断面図
【図6】 この考案による自動車用インサイドドアハン
ドル装置の他の実施例を示す断面図
ドル装置の他の実施例を示す断面図
【図7】 この底面図
【図8】 この平面図
【図9】 ドアパネルの正面図
【図10】 従来の自動車用インサイドドアハンドル装
置の断面図
置の断面図
10・・自動車用インサイドドアハンドル装置、11・
・ベース、12・・ハンドル本体、13・・係止部、1
4・・係止孔、15・・舌片、16・・ストッパ部、1
8・・突起、
・ベース、12・・ハンドル本体、13・・係止部、1
4・・係止孔、15・・舌片、16・・ストッパ部、1
8・・突起、
Claims (3)
- 【請求項1】 ベースと、ベースに対して回転可能に取
り付けられかつドアロック装置に作動連結されるハンド
ル本体とを備え、ベースに一体に形成した一対の係止部
をドアパネルに形成した係止孔に係止することによりベ
ースを自動車のドアパネルに固定した自動車用インサイ
ドドアハンドル装置において、 弾性を有する舌片をドアパネル又はベースの一方に一体
に形成し、前記舌片に当接しかつベースの係止部をドア
パネルの孔に係止する方向に対して逆の方向にベースが
移動することを阻止するストッパ部をドアパネル又はベ
ースの他方に一体に形成したことを特徴とする自動車用
インサイドドアハンドル装置。 - 【請求項2】 ドアパネルに一体に形成した弾性を有す
る舌片に当接しかつベースの係止部をドアパネルの孔に
係止する方向に対して逆の方向にベースが移動すること
を阻止するストッパ部をベースに一体に形成した「請求
項1」に記載の自動車用インサイドドアハンドル装置。 - 【請求項3】 弾性を有する舌片をベースの底部に一体
に形成し、前記舌片に当接しかつベースの係止部をドア
パネルの孔に係止する方向に対して逆の方向にベースが
移動することを阻止するストッパ部をドアパネルに一体
に形成した「請求項1」に記載の自動車用インサイドド
アハンドル装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993012089U JP2602995Y2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 自動車用インサイドドアハンドル装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993012089U JP2602995Y2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 自動車用インサイドドアハンドル装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0671801U true JPH0671801U (ja) | 1994-10-07 |
JP2602995Y2 JP2602995Y2 (ja) | 2000-02-07 |
Family
ID=11795853
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993012089U Expired - Fee Related JP2602995Y2 (ja) | 1993-03-18 | 1993-03-18 | 自動車用インサイドドアハンドル装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2602995Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006097230A (ja) * | 2004-09-28 | 2006-04-13 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両用ドアハンドル装置 |
-
1993
- 1993-03-18 JP JP1993012089U patent/JP2602995Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006097230A (ja) * | 2004-09-28 | 2006-04-13 | Aisin Seiki Co Ltd | 車両用ドアハンドル装置 |
JP4670294B2 (ja) * | 2004-09-28 | 2011-04-13 | アイシン精機株式会社 | 車両用ドアハンドル装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2602995Y2 (ja) | 2000-02-07 |
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