JPH06509766A - 回転翼航空機用ピッチ制御システムにおける動力学的短縮効果の補正装置および方法 - Google Patents

回転翼航空機用ピッチ制御システムにおける動力学的短縮効果の補正装置および方法

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JPH06509766A
JPH06509766A JP5503787A JP50378793A JPH06509766A JP H06509766 A JPH06509766 A JP H06509766A JP 5503787 A JP5503787 A JP 5503787A JP 50378793 A JP50378793 A JP 50378793A JP H06509766 A JPH06509766 A JP H06509766A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるため要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 回転翼航空機用ピッチ制御システム における動力学的前方短縮効果の補正 発明の背景 産業上の利用分野 本発明は、ロータがその中で回転する空気流に対するロータブレードの角度関係 に従って可変の大きさの空力スラストをつくりだすヘリコプタ−のロータ用のピ ッチ制御システムに関する。本発明は、更に詳細には、ピッチ制御力をロータハ ブが支持するピッチシャフトに伝達するように作動するロッド端軸受の使用寿命 を伸ばすことに関する。
従来技術の説明 ヘリコプタ−のロータハブは、ロータシャフトに駆動的に連結され、ハブ−ロー タシャフト組立体は、ロータシャフトの軸線を中心として回転するように取り付 けられている。ロータハブは、各ロータブレードを夫々が支持する幾つかのロー タアームを有し、各ロータアームは、ロータ軸線を中心として角度的に間隔を隔 てられており且つロータ軸線からピッチ軸線に沿って半径方向に延びている。各 ロータアームは、関連したピッチ軸線と同心のピッチシャフトを支持する。ブレ ードは、制御システムから伝達されたピッチ制御力に従ってピッチ軸線を中心と して移動する。
各ピッチシャフトは、ピッチ制御システムによる賦勢に応じてロータ軸線に沿っ て移動する軸線方向に移動自在の回転する駆動シザースに取り付けられたピッチ リンク即ちピッチ制御ロッドにピッチ軸線からずらされた位置で連結されている 。ピッチリンクの駆動シザース及びピッチシャフトへの連結は、各ピッチリンク の他端で支持されたロッド端軸受の形態のユニバーサルジヨイントによって行わ れる。
各ピッチアーム及びピッチシャフトは、ロータシャフトに垂直な平面に関して傾 斜しており、従って、駆動シザースに連結された各ピッチリンクの端部は、ロー タ軸線に沿って移動するが、他端は傾斜したピッチ軸線を中心として移動する。
ユニバーサルジヨイントは、ピッチリンクが制御システムからピッチシャフトに 力を伝達するとき、各ロッド端軸受と一体の球面上を回転することによって、異 なる軸線を中心としたピッチリンクの各端部の移動を吸収する。ロータの回転に より生じた遠心力がロッド端軸受の構成要素間に接触力を連続的に生じる。これ らの力は、ピッチ制御力が駆動シザースからピッチシャフトに伝達されるとき、 軸受に作動中に作用する力を大きくするため、ピッチリンクに設けられたロッド 端軸受の使用寿命を短くするように作用する。
発明の概要 本発明の一つの特徴に関し、本発明は、可変ピッチに適合したロータブレードを 支持するヘリコプタ−のロータの、ロータの構成要素に作用する遠心力の存在を 補正するための装置において、 ロータ軸線を中心として角度的に間隔を隔てられ、ロータ軸線から半径方向外方 にピッチ軸線に沿って延び、夫々のピッチ軸線を中心として移動自在に取り付け られ、前記ピッチ軸線から横方向に及びロータ軸線から半径方向に食い違ワた取 り付は体を有するピッチシャフトと、ロータ軸線を中心として回転し且つ前記軸 線に沿って移動するように取り付けられたピッチビームと、ピッチビームにしっ かりと連結された第1端部を各々有し、ユニバーサルジヨイントを第2端部に有 し、前記ユニバーサルジヨイントによって各ピッチシャフトの取り付は体に連結 された撓み手段とを有し、各ユニバーサルジヨイントの半径方向位置が、ピッチ ビームの軸線方向移動に応じて各ピッチシャフトの角度位置を夫々のピッチ軸線 を中心として変化させるため、夫々のピッチシャフトへの連結を行うため、夫々 のピッチシャフトへの連結前に予め決定された半径方向距離ずらしである、装置 を提供する。
本発明は、動力学的前方短縮(kinemaNc f’oreshorten− ing)により引き起こされ、ブレードのピッチを変化させる力をピッチシャフ トに伝達するロッド端軸受の使用寿命に作用する悪影響と関連した従来技術の問 題点を解決できる。これらの問題点は、ロータ軸線に対して垂直な平面に関する ロータのピッチシャフトの傾斜による撓み部材(f’ Iexure)の動力学 的前方短縮と関連している。
本発明は、遠心力場内での作動により生じた軸受力とほぼ等しく且つ反対向きの 力を軸受に予め加えることによってロッド端軸受の使用寿命を伸ばすことができ る。
本発明は、回転する制御リングの軸線方向移動を伝達し、この軸線方向移動を各 ピッチシャフト上に支持されたブレードのピッチ移動に変換する、ロッド端軸受 を各ピッチリンクの各端に一つづつ二つ設けられた従来のピッチリンクをなくす ことができる。その代わりに、本発明のロータでは、ピッチビーム及びピッチビ ームから各ピッチシャフトまで延びる撓み部材を含む独特の組立体が軸線方向移 動をピッチ移動に変換する。
本発明を適用したヘリコプタ−のロータは、好ましくは、ロータハブと隣接して 回転するピッチビーム及びピッチビームを各ピッチシャフトに連結する撓み部材 を含む。各撓み部材の軸受(flexure bearlng)は、ロッド端に 配置されるのがよく、撓み部材と一体に形成されたラグ、ラグに装着された球形 軸受ハウジング、及び球形軸受からなる。
撓み部材の軸受、撓み部材、及びピッチアームに作用する遠心力は、動力学的前 方短縮によって撓み部材の軸受のこれらの構成要素間に生じる力の他に、軸受と 軸受ハウジングとの間に力を作りだす可能性がある。撓み部材の軸受の構成要素 に作用するこれらの力の存在は、軸受の寿命に悪影響を及ぼす。
これらの力及び撓み部材の軸受の使用寿命を短くするこれらの力の効果を補正す るため、各撓み部材を設置中に湾曲させて、力場内での作動により撓み部材の軸 受に生じる荷重と大きさが同じで向きが反対の荷重を撓み部材の軸受に作用させ る。撓み部材には、撓み部材の一端をピッチビームに固定し、撓み部材の軸受が その自由位置に対して半径方向内方にずらされるように撓み部材を曲げることに よって、設置中に荷重が予め加えられるのがよい。その後、ロータが回転して力 場が生じると、撓み部材の設置中及びピッチアームへの撓み部材の軸受の取り付 は中に撓み部材の軸受の構成要素間に生じた予荷重の解放により、撓み部材の軸 受の構成要素を互いに接触するように押圧する力の効果が減少する。
図面の簡単な説明 第1図は、回転軸線、ピッチ軸線、及びロータ軸線に垂直な平面をロータの半径 に沿って見た、回転軸線、ピッチ軸線、及びロータ軸線に垂直な平面間の角度関 係を示す概略図である。この図は、ピッチシャフトからロータの中心に向かって 半径方向に見たピッチシャフトの端面図を含む。
第2図は、ロータハブ、ロータブレード、及びロータ組立体用ピッチ制御装置の 斜視図である。これらの構成要素は、組み立て順序及び構成要素間の取り付けの 性質を強調するため、互いに間隔を隔てて示しである。
第3図は、ピッチシャフトの上方から見た撓み部材の概略図である。
第4A図及び第4B図は、ローツノ1ブ、上ピッチ制御装置、下制御装置、及び ピッチ作動システムの直径面を通る断面図である。
第5図は、撓み部材の軸受に荷重を予め加えるため、撓み部材にその設置中に加 えられる構造的変位を示す、第3図の側面図である。
第6図は、撓み部材の軸受及びピッチアームを通る部分断面概略図である。
実施例 先ず最初に第2図の概略図を参照すると、組立体は、角度をなして間隔を隔てら れた八つのロータアーム12を持つロータハブ10を有し、ロータアームは、軸 線から外方に延び且つロータ軸線A−Aに垂直な平面に関して約2″傾いている 。従って、各ロータアームのピ・ソチ軸線Bは、ロータ軸線に関して僅かな円錐 角を形成するように傾斜している。各ロータブレード14は、ロータハブから半 径方向に延びるロータアーム上に支持されている。
ハブの各アームは、軸線Bを中心としてピッチを変化させるため、ピッチシャフ ト16をハブのアームの内面とピッチシャフトの外面との間に配置された内側及 び外側の乾式軸受18.20上で回転自在に支持する。各ロータブレードは、ブ レードの内端に配置されたラグ24及びピッチシャフトの外端からブレードの端 部に向がって延びるラグ26を貫通するブレード保持ボルト22でピッチシャフ トに取り付けられている。一つのタイバー28がハブの各アーム内に配置され、 このタイバーは、内側タイバーピン及びナツト34.36でロータハブに連結さ れた内側ラグ30及び外側タイバーピン4o及びナツトでピッチシャフトに連結 された外側ラグを持っている。タイバーは、ピン34及び4oの周りに何回も巻 き付けて細長いスプールを形成し、ウレタン又はエポキシに封入した約0.76 2mm(0,030インチ)の直径を持つ細い鋼線でできている。適当なタイバ ー組立体は、ペンシルバニア州エリ−のロード社から入手できる。
タイバーは、ハブとピッチシャフトとの間に軸線方向力及び捩じり連続性を提供 するが、この形態での鋼線製スプール即ち鋼線束の捩じり剛性が本質的に低いた め、タイバーは、ハブとピッチシャフトとの間で捩じり変化が容易に起こるよう にする。
各ピッチシャフト16は、ロータブレードの前縁と隣接して配置された′ラグ4 2を有し、このラグは、ピッチ軸線Bから短い距離食い違った取り付は穴44を 有し、この穴は、撓み部材48の端部で支持された球形軸受又はロッド端の形態 のユニバーサルジヨイントにボルトで機械的に取り付けるのに適している。ユニ バーサルジヨイントは、撓み部材に作用する曲げモーメントに対してほとんど又 は全く抵抗しない。その代わりに、ユニバーサルジヨイントは、撓み部材とピッ チシャフトとの間で、力だけを、主に、制御シャフト64の作動によりピッチビ ーム54が上下するときピッチシャフトをそのピッチ軸線を中心に移動させる方 向の力を伝達する。
各撓み部材は、球形軸受84からピッチビーム96まで延びる比較的薄いウェブ を有する。撓み部材のウェブは、その幅方向では(即ちロータ軸線を中心とした 回転方向で)曲げに対する可撓性が比較的小さく、その厚さ方向では(即ち半径 方向では)曲げに対する可撓性が比較的大きい。好ましくは、撓み部材及びピッ チビームは、チタニウム、又はアルミニウム、又は他の適当な金属でできた鍛造 品又は射出成形品でできている。変形例では、ピッチビームは、グラファイトフ ァイバ強化エポキシ樹脂でできているのがよい。
各撓み部材の上端即ちユニバーサルジヨイントとは反対側の端部には、厚いフラ ンジ50が形成されており、このフランジは、ピッチビーム54上に支持された 対応するフランジ52に多数のボルト取り付は体で連結されている。
ピッチビーム54は、ロータ軸線から半径方向に延びるアーム56を有する。ピ ッチビーム及び回転する制御シャフト64は、軸線A−Aを中心として回転する ように、及び制御シャフト64の外端に配置され、ピッチビームナツト58及び ワッシャ60で固定されたテーバロック及びキー装置128によって軸線A−A に沿って移動するように互いに連結されている。ピッチビームのアーム56の半 径方向周囲には、フランジ66.68がリング69のところで終端するアームの 前側及び後側に、各ロータアーム、ブレード、及び撓み部材について一つづつ八 つの取り付はフランジ52が配置されている。各取付はフランジ52は、ロータ 中央から外方に延び且っロータ軸線を中心として角度的に間隔を隔てられた位置 にあるフランジを連結する半径方向に差し向けられたウェブ70の外側端に配置 されている。ピッチビームのアームは、テーパ孔74が形成された中央ハブ72 のところで接合されている。テーパ孔は、制御シャフト64の端にあるこれと噛 み合うテーパ而76を受入れる。キー128がピッチビーム及び回転する制御シ ャフトを相対的に回転しないように固定する。
上下制御装置及びピッチ作動システムの詳細を第4A図及び第4B図に示す。ロ ータシャフト78は、スプライン98でロータハブ10に駆動連結され、ギアボ ックスハウジング102上に支持されたタンデムローラスラスト軸受100によ って回転自在に支持されている。ロータシャフトは、駆動シャフトを介してエン ジンのシャフトに駆動連結されている。ハブの中央開口部に形成された円錐形表 面とロータシャフトの外面との間に配置されたテーバ状リング104は、リング 104と接触した菊ナツト106とロータシャフトの外側端上に設けられたねじ 山とを係合させることによって所定位置に装着される。ギアボックスに設けられ た運動用シール108は、汚れた液圧流体又は汚染物が通過しないようにするた め、ロータシャフトの外面と接触している。ロータシャフトにボルト止めされた 傘歯車110は1.ギアボックス内に配置され且つエンジンによって駆動される シャフトに回転自在に支持された傘歯車112と噛み合っている。ギアボックス 及びロータシャフトに関するタンデム軸受の位置は、終端ナツト116をシャフ トの端部のねじ山と係合させたときに軸受をロータシャフトの肩部114と強制 的に接触させることによって決定される。ロータシャフト78のボア内には、回 転する制御シャフト64、定置の非回転制御シャフト118、軸受ブロックチュ ーブ120、シャフト案内体124、及び押し引きアクチュエータ126が配置 されている。回転する制御シャフトは、制御シャフト118の肩部132と制御 シャフト64の肩部134との間に配置されたタンデムボール軸受130によっ て、定置の制御シャフトに関して回転自在に支持されている。
ボール軸受けの外レースは、軸受ロックナツト136と回転する制御シャフト6 4の内面に設けられたねじ山との間の係合によって外レースと当たった状態に保 持された軸受ロックチューブの端部によって、肩部134と接触した状態に保持 されている。
ボール軸受の内レースは、軸受ロックナツト136と定置の制御シャフトの外側 端に設けられたねじ山との係合によって内レースに当たった状態に保持された軸 受ロックナツト136及びワッシャ138によって、肩部132と接触した状態 に保持される。軸受140は、ロータシャフトの内側端で制御シャフト64をロ ータシャフトに関して回転自在に支持し、軸受142は、ロータシャフトの外側 端で制御シャフト64をロータシャフトに関して回転自在に支持する。
下端即ち内側端が回転しないように且つ移動しないように機械的に固定されたシ ャフト案内体124の内面には、案内体の長さに沿って延びる軸線方向に差し向 けられたスプライン144が形成されている。シャフト案内体のスプラインは、 制御シャフト118の外面に形成された短いスプライン146と係合する。互い に噛み合うこれらのスプラインにより、定置の制御シャフトが回転しないように し、ロータのスラストを変化させる必要に従ってアクチュエータ126を延ばし たり引っ込めたりするときのシャフト案内体内での制御シャフトの軸線方向移動 を案内する。アクチュエータ126は、ピストン又はアームが制御シャフト12 4に連結されだ液圧シリンダであり、シリンダを加圧したり減圧したりすること によって制御シャフトを伸ばしたり引っ込めたりするようになっている。
角度をなして間隔を隔てられた八つの撓み部材48は、ピッチビーム54及びロ ータハブ10を、ロータ軸線A−Aを中心として回転するように、ピッチシャフ トのラグ42への連結部及び取り付はフランジ52への連結部を介して連結する 。
作動では、アクチュエータ126は、ロータのスラストを変化させるようになっ たパイロット制御又は自動制御に応じて延びたり引っ込んだりする。アクチュエ ータが制御シャフト118を上昇するとき、シャフトは、案内体のスプラインに よって案内されて軸線方向に移動する。軸受130のレースと制御シャフト78 及び118の肩部との間の接触により、回転する制御シャフト78及びピッチビ ーム54をロータハブ及びブレードに対してユニットとして上昇させる。この作 用により、ピッチシャフトのラグ42を上方に移動し、これによってピッチシャ フトをピッチ軸線を中心として枢動させ、ロータブレードのピッチを増大させ、 テールロータが発生するスラストを増大させる。
エンジンからのトルクは、互いに噛み合う傘歯車110.112のところでロー タシャフトに伝えられる。
ロータハブ、ピッチシャフト、及びブレードは、スプライン連結部98を介して ロータシャフトによって駆動される。撓み部材48は、ユニバーサルジヨイント 46が配置されたピッチシャフトでの連結部により、ロータ軸線を中心に回転駆 動される。撓み部材は、各撓み部材の端部に配置されたボルト止め取り付は体5 2を介してピッチビームをロータ軸線を中心として回転駆動する。撓み部材は、 ロータ軸線に対して周方向で比較的剛性であり、ロータ軸線に垂直な方向、即ち 半径方向で比較的可撓性である。
第1図は、ロータ軸線、ピッチ軸線、及びロータ軸線に対して垂直な水平方向平 面150間の角度関係を示す、ピッチ軸線に沿った側方からの概略図である。こ の図の右側には、ピッチ運動の範囲の限度を示す、ロータ中央に向かって半径方 向内方に見たピッチシャフトの端面図が示しである。第1図及び第3図には、平 面150に関するピッチ軸線Bの傾斜による前方短縮効果が示しである。
第1図は、ピッチビームを上下させることによって行われるピッチ軸線を中心と したピッチシャフト16の移動の角度範囲を示す。ピッチシャフトの各ラグ42 に設けられた取り付は孔44の中心は、ピッチビームを上げると、ピッチシャフ トを中心として反時計周り方向に約40″回転し、リグ位置である基準位置から ピッチビームを下げると時計周り方向に約40@回転する。ロータをリグ位置に 設定すると、各ロータブレードの平均値平面は、対応するピッチ軸線及びロータ 中心を含む平面に関して約15°傾斜している。
各撓み部材48が支持するユニバーサルジヨイント46は、取り付は孔44の中 心と整合している。しかしながら、ピッチビーム及びピッチビームに取り付けら れた撓み部材の端部は、ロータ軸線A−Aに沿って軸線方向に移動するが、ユニ バーサルジヨイント46はピッチ軸線を中心として枢動するように拘束されてい る。ピッチ軸線はロータ軸線に対して垂直でなく、平面150に関して約2°傾 斜している。この傾斜により、撓み部材の軸受は、ピッチシャフトの移動時に半 径方向に移動される。
ピッチビームを最大にまで上げると、点44は点152まで回転し、リグ位置が 44のところにある場合のその半径方向位置から半径方向内方に距離156だけ 移動する。ピッチビームを最大にまで下げると、点44は点154まで回転し、 リグ位置にある場合のその半径方向位置から半径方向内方に距離158移動する 。ピッチシャフトの時計廻り方向移動量と反時計廻り方向移動量とが同じである 場合には、距離156と158とは等しい。例示の実施例では、ピッチ軸線から 撓み部材の軸受の中心までの距離は約39.37■s(1,55インチ)であり 、距離156及び158は1.372■I(0,054インチ)に等しい。この 距離は、撓み部材の動力学的前方短縮効果と関連している。第3図は、対応する ピッチ軸線を中心としたピッチシャフトの移動及びピッチ軸線の傾斜による撓み 部材の軸受の潜在的半径方向移動範囲を示す、第1図を上方から見た図である。
第6図に示すように、各撓み部材の軸受46は、撓み部材と一体に形成されたラ グ166を有するロッド端に配置され、ラグ166内に嵌まった球形軸受ハウジ ング168及び球形軸受164を有する。対応するピッチ軸線を中心としたピッ チシャフトの移動による撓み部材の軸受の潜在的な半径方向移動を仮想線170 .172で示す。ピッチビーム及び撓み部材を上げると、撓み部材の軸受は、拘 束されていない場合には、線170が示すように半径方向外方に移動する。ピッ チビーム及び撓み部材を下げると、撓み部材の軸受は、拘束されていない場合に は、線172が示すように半径方向内方に移動する。軸受164の面とラグ42 の内面との間の接触が、撓み部材の軸受のこれらの潜在的な移動を拘束するが、 この拘束は、軸受164と軸受ハウジング168との間に半径方向荷重をつくり だす。
撓み部材の軸受、撓み部材、ピッチアームに作用する遠心力は、動力学的前方短 縮による撓み部材の軸受の構成要素間の力の他に軸受164と軸受ハウジング1 68との間に力をつくりだす可能性がある。撓み部材、ピッチシャフト、及びピ ッチビームは、ロータ中心を中心としたそれらの回転によりつくりだされた遠心 力場で作動する。この力場により、重量、及び軸受ハウジング168及び撓み部 材の隣接部分上でつくりだされた力場における半径方向位置による半径方向外方 に差し向けられた力が球形軸受164に伝達される。これらの荷重は、球形軸受 とラグ42との間の接触により反作用を受ける。
この反作用は、軸受164と軸受ハウジング168との間に別の半径方向に差し 向けられた荷重をつくりだす。
撓み部材の軸受の構成要素にこれらの力が作用することは、軸受の寿命に悪影響 を及ぼす。
これらの力及びこれらの力が撓み部材の軸受に及ぼす、軸受の使用寿命を短くす る効果を補正するため、力場内での撓み部材の軸受の作動により撓み部材の軸受 に発生する荷重と大きさが同じで向きが反対の荷重をつくりだしてこれを撓み部 材の軸受46に作用させるように各撓み部材を設置中に湾曲させる。撓み部材に は、撓み部材の一端をピッチビームに固定し、撓み部材の軸受がその自由位置に 対して半径方向内方に約1.880+s(0,074インチ)だけずれているよ うに撓み部材48を曲げることによって、設置中に荷重が予め加えられる。第5 図は、荷重を予め加えることによる湾曲176を示す。このように湾曲させると 、各撓み部材の軸受をピッチアームのラグ42間に配置し、取り付番ナボルト1 60をラグ孔44及び球形軸受164を通る孔162に通し、ナツト174をボ ルトに締めつける。このように荷重を予め加えることにより、軸受164をハウ ジングに関して外方に押圧する傾向を持つ力を軸受164と軸受ハウジング16 8との間に発生する。その後、ロータが回転して力場がつくりだされると、撓み 部材の取り付は及び撓み部材の軸受のピッチアームへの取り付は中に撓み部材の 軸受に構成要素間に作用させた予荷重が緩和されるため、撓み部材の軸受の構成 要素を押圧して互いに接触させる力の効果が減少する。
当業者には多くの変形及び変更が明らかである。本発明は、本願に例示し且つ説 明した較正及び作動だ1す1こ限定されるものではなく、請求の範囲の真の精神 及び範囲内の本発明の全ての特徴、利点、及び等何物を含もうとするものである 。
特表千6−509766 (8) 戸0万ヲ÷ F0謂ヲ± F−冨5 補正書の翻訳文提出書(特許法第184条の8)−ζ1・ 1.) 平成 6 年 1 月 27日

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.可変ピッチに適合したロータブレードを支持するためのヘリコプターのロー タの、ロータの構成要素に作用する遠心力の存在を補正するための装置において 、ロータ軸線を中心として角度的に間隔を隔てられ、ロータ軸線から半径方向外 方にピッチ軸線に沿って延び、夫々のピッチ軸線を中心として移動自在に取り付 けられ、前記ピッチ軸線から横方向に及びロータ軸線から半径方向に食い違った 取り付け体を有するピッチシャフトと、ロータ軸線を中心として回転し且つ前記 軸線に沿って移動するように取り付けられたピッチビームと、ピッチビームにし っかりと連結された第1端部を各々有し、ユニバーサルジョイントを第2端部に 有し、前記ユニバーサルジョイントによって各ピッチシャフトの取り付け体に連 結された撓み手段とを有し、各ユニバーサルジョイントの半径方向位置が、ピッ チビームの軸線方向移動に応じて各ピッチシャフトの角度位置を夫々のピッチ軸 線を中心として変化させるため、夫々のピッチシャフトヘの連結を行うため、夫 々のピッチシャフトヘの連結前に予め決定された半径方向距離ずらしてある、装 置。
  2. 2.各取り付け体は、 ピッチシャフト上に形成され、ピッチ軸線から半径方向に延び、取り付け孔が各 々を貫通して形成され、ユニバーサルジョイントを間に受入れるため互いに間隔 を隔てられた対をなしたラグと、 ラグ対の取り付け孔に各々配置された各ユニバーサルジョイントを夫々のラグ対 に連結するボルトとを有する、請求項1に記載の装置。
  3. 3.各取り付け体は、 ピッチシャフト上に形成され、ピッチ軸線から半径方向に延び、取り付け孔が各 々を貫通して形成され、ユニバーサルジョイントを間に受入れるため互いに間隔 を隔てられた対をなしたラグを有し、 各撓み手段は、 各撓み手段の第2端部に配置された、貫通孔を持つラグと、 ラグの孔内に配置された球形軸受ハウジングと、球形軸受ハウジング内に配置さ れた球形軸受とを有し、該球形軸受は、ラグの取り付け孔と整合した、球形軸受 を貫通した取り付け孔を有し、この孔は、撓み手段をピッチシャフトに連結する ため、連結体を受入れるようになっている、請求項1に記載の装置。
  4. 4.ロータブレードを更に有し、各ロータブレードは、ピッチシャフトにピッチ シャフトの半径方向外端で連結され、夫々のピッチ軸線に沿って半径方向に延び 、ブレードのピッチは、夫々のピッチシャフトが夫々のピッチ軸線を中心として 移動するに従って変化する、請求項1乃至3のうちのいずれか一項に記載の装置 。
  5. 5.撓み手段は、 ロータ軸線を中心として互いに角度的に間隔を隔てられた撓み部材を有し、夫々 のピッチシャフトの取り付け体と整合した各撓み手段は、ピッチビームから夫々 のピッチシャフトに向かって延び且つ第1端部と第2端部とを連結するウェブを 有し、該ウェブは、ロータ軸線に関して実質的に接線方向での曲げについて比較 的剛性であり、ロータ軸線に関して実質的に半径方向での曲げについて比較的可 撓性である、請求項1乃至4のうちのいずれか一項に記載の装置。
  6. 6.撓み手段は、ロータ軸線を中心として互いに角度的に間隔を隔てられたスト ラットを有し、各ストラットは、 ピッチビームとピッチシャフトとの間を延び、ロータ軸線に関して実質的に接線 方向での曲げ剛性が比較的高く、ロータ軸線に関して実質的に半径方向での曲げ 剛性が比較的低いウェブと、 ウェブの第1端部に配置され、ピッチビームにしっかりと連結された取り付けフ ランジと、 前記第1端部とは反対側のウェブの第2端部に配置された球形ロッド端軸受とを 有する、請求項1に記載の装置。
  7. 7.ロータブレードを可変のリフトをつくりだすように支持するようになったヘ リコプターのロータの、ピッチ軸線を中心としたロータブレードのピッチを変化 させるためのシステムの構成要素の動力学的前方短縮効果を補正するための装置 において、 ロータ軸線を中心として角度的に間隔を隔てられ、ロータ軸線に対して垂直な平 面に関して傾斜したピッチ軸線に沿ってロータ軸線から半径方向外方に延び、各 々が夫々のピッチ軸線を中心として動くように支持されており、ピッチ軸線から 横方向に食い違った取り付け体を有する、ピッチシャフトと、 ロータ軸線を中心として回転し且つ前記軸線に沿って移動するように取り付けら れたピッチビームと、ピッチビームにしっかりと連結された第1端部と、第2端 部で支持され、各ピッチシャフトの取り付け体に連結されたユニバーサルジョイ ントとを各々有する撓み手段とを有し、各ユニバーサルジョイントの半径方向位 置は、ピッチビームの軸線方向移動に応じて各ピッチシャフトの角度位置を夫々 のピッチ軸線を中心として変化させるため、夫々のピッチシャフトヘの連結を行 うため、夫々のピッチシャフトの取り付け体への連結前の位置から予め決定され た半径方向距離ずらしてある、装置。
  8. 8.撓み手段は、 ロータ軸線を中心として互いに角度的に間隔を隔てられた撓み部材を有し、夫々 のピッチシャフトの取り付け体と整合した各撓み手段は、ピッチビームから夫々 のピッチシャフトに向かって延び且つ第1端部と第2端部とを連結するウェブを 有し、該ウェブは、ロータ軸線に関して実質的に接線方向での曲げについて比較 的剛性であり、ロータ軸線に関して実質的に半径方向での曲げについて比較的可 撓性である、請求項7に記載の装置。
  9. 9.撓み手段は、ロータ軸線を中心として互いに角度的に間隔を隔てられたスト ラットを有し、各ストラットは、 ピッチビームとピッチシャフトとの間を延び、ロータ軸線に関して実質的に接線 方向での曲げ剛性が比較的高く、ロータ軸線に関して実質的に半径方向での曲げ 剛性が比較的低いウェブと、 ウェブの第1端部に配置され、ピッチビームにしっかりと連結された取り付けフ ランジと、 前記第1端部とは反対側のウェブの第2端部に配置された球形ロッド端軸受とを 有する、請求項7に記載の装置。
  10. 10.ヘリコプターのロータであって、ロータ軸線を中心として角度的に間隔を 隔てられ、各々がロータ軸線から半径方向外方にピッチ軸線に沿って延び、夫々 のピッチ軸線を中心として動くように支持されており、前記ピッチ軸線から横方 向に食い違った取り付け体を有する、複数のピッチシャフトと、ロータ軸線を中 心として回転し且つ前記軸線に沿って移動するように取り付けられたピッチビー ムと、第1端部及びユニバーサルジョイントを支持する第2端部を有する撓み手 段とを有するヘリコプターのロータの、各ピッチシャフトの夫々のピッチ軸線を 中心とした角度位置を変化させるためのシステムの構成要素の設置方法において 、 各撓み手段の第1端部をピッチビームにしっかりと連結する工程と、 各撓み手段を曲げることによって、撓み手段のユニバーサルジョイントを、自由 な状態におけるその位置に関して予め決定された距離移動する工程と、各ユニバ ーサルジョイントを夫々のピッチシャフトの取り付け体に連結することによって 夫々の撓み手段を移動させた状態で各ユニバーサルジョイントの位置を固定する 工程とを有する、方法。
  11. 11.各撓み手段を半径方向に曲げることによって各ユニバーサルジョイントを 自由な状態でのその位置に関してロータ軸線に向かって予め決定された半径方向 距離移動する工程を更に有する、請求項10に記載の方法。
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