JPH06158924A - ステアリングロック装置 - Google Patents

ステアリングロック装置

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Publication number
JPH06158924A
JPH06158924A JP31493992A JP31493992A JPH06158924A JP H06158924 A JPH06158924 A JP H06158924A JP 31493992 A JP31493992 A JP 31493992A JP 31493992 A JP31493992 A JP 31493992A JP H06158924 A JPH06158924 A JP H06158924A
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JP
Japan
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lock
steering shaft
lock bar
stopper
guide portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP31493992A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuaki Nagae
和明 長江
Minoru Morikawa
実 森川
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Tokai Rika Co Ltd
Original Assignee
Tokai Rika Co Ltd
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R25/00Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles
    • B60R25/01Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens
    • B60R25/02Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the steering mechanism
    • B60R25/021Fittings or systems for preventing or indicating unauthorised use or theft of vehicles operating on vehicle systems or fittings, e.g. on doors, seats or windscreens operating on the steering mechanism restraining movement of the steering column or steering wheel hub, e.g. restraining means controlled by ignition switch
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T70/00Locks
    • Y10T70/50Special application
    • Y10T70/5611For control and machine elements
    • Y10T70/5646Rotary shaft
    • Y10T70/565Locked stationary
    • Y10T70/5655Housing-carried lock
    • Y10T70/5664Latching bolt
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T70/00Locks
    • Y10T70/50Special application
    • Y10T70/5889For automotive vehicles
    • Y10T70/5956Steering mechanism with switch

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ステアリングロック装置において、ロックス
トッパーとロックバーとの係合が外れた場合での、ステ
アリングシャフトの偶発的なロックを防止する。 【構成】 係合部11aを介してロックストッパー6に
係合したロックバー11にピン12を設け、このピン1
2とガイド部4の段部4cとの間に圧縮コイルばね13
を配設する。圧縮コイルばね13のばね力は、ロックス
トッパー6を矢印B方向へ付勢するばね部材8のばね力
より小さく設定している。自動車の急制動等に伴い、ガ
イド部4に膝等が当たってガイド部4が溝部15を起点
に破損し、ロックストッパー6とロックバー11との係
合が外れた場合、圧縮コイルばね13のばね力が有効化
され、ロックバー11の他端部11bがステアリングシ
ャフト3側へ突出することを防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ロックボデーのガイド
部に沿って移動するロックバーがステアリングシャフト
側に突出してステアリングシャフトをロックする構成の
ステアリングロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のステアリングロック装置は、次の
ような構成となっている。ステアリングロック装置のロ
ックボデーは、自動車のステアリングコラム部分に取り
付けられるようになっていて、キーによって回動操作さ
れるキーシリンダを収納する筒状の本体部と、この本体
部からステアリングシャフト側へ向けて突設された筒状
のガイド部とを一体に有している。
【0003】上記キーシリンダの後方には該キーシリン
ダによって回動されるカム部材を設け、上記ガイド部
に、カム部材を囲繞する枠状をなすと共にばねによりス
テアリングシャフト側へ付勢されたロックストッパー
と、一端部がロックストッパーに係合したロックバーと
を移動可能に設けている。
【0004】而して、キーシリンダが施錠状態になされ
た状態では、ロックバーの先端部がステアリングシャフ
ト側へ突出してそのステアリングシャフトを回動不能に
ロックし、キーシリンダがキーにより施錠状態から作動
状態になされることに応じて、カム部材によりロックス
トッパー及びロックバーをばねの付勢力に抗してステア
リングシャフト側とは反対方向へ移動させてステアリン
グシャフトに対するロックバーの係合を解除するように
なっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の構成
において、自動車の走行中に自動車が急制動したような
場合、運転者の膝がロックボデーのガイド部部分に強く
当たって大きな衝撃を受けることがある。
【0006】そこで、近年、このように運転者の膝がロ
ックボデーのガイド部部分に当たった場合に、その衝撃
力を緩和するための対策が検討されている。その対策の
一つとして、例えばロックボデーのガイド部を、これが
一定以上の衝撃力を受けた時に破損する構成とし、ガイ
ド部が破損することで膝に加わる衝撃力を緩和するよう
にすることが考えられている。
【0007】ところが、このようにガイド部が破損する
構成とした場合には、そのガイド部の破損に伴いガイド
部内のロックストッパーとロックバーとの係合が外れ
て、ロックバーがステアリングシャフト側へ突出して偶
発的にステアリングシャフトがロックされることが考え
られる。
【0008】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、ロックストッパーとロックバーとの
係合が外れた場合での、ステアリングシャフトの偶発的
なロックを防止できるステアリングロック装置を提供す
るにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の目的を
達成するために、キーによって回動操作されるキーシリ
ンダを収納する筒状の本体部を有すると共に、この本体
部からステアリングシャフト側へ向けて突設された筒状
のガイド部を有したロックボデーと、前記キーシリンダ
の後方に該キーシリンダにより回動されるように設けら
れたカム部材と、前記ガイド部に沿って移動可能に設け
られ、付勢手段によりステアリングシャフト側へ付勢さ
れると共に前記カム部材の回動に応じて移動されるロッ
クストッパーと、一端部がこのロックストッパーに係合
して前記ガイド部にロックストッパーと一体的に移動す
るように設けられ、前記キーシリンダが施錠状態になさ
れたときに他端部が前記ガイド部からステアリングシャ
フト方向へ突出してそのステアリングシャフトをロック
するロックバーとを具備し、前記キーシリンダが施錠状
態から作動状態へ回動操作されることに応じて前記カム
部材によりロックストッパー及びロックバーを前記付勢
手段の付勢力に抗してステアリングシャフト側とは反対
方向へ移動させてステアリングシャフトに対するロック
バーの係合を解除するようにしてなるステアリングロッ
ク装置において、前記キーシリンダが作動状態になされ
た状態で前記ロックストッパーとロックバーとの係合が
外れたときに、前記ガイド部と協働してロックバーがス
テアリングシャフト方向へ突出することを規制する規制
手段を設けたことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】自動車の急制動等に伴い、ロックボデーのガイ
ド部が破損してロックストッパーとロックバーとの係合
が外れた場合、規制手段によりロックバーがステアリン
グシャフト方向へ突出することを規制するので、ステア
リングシャフトが偶発的にロックされるということを防
止できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の第1実施例につき図1ないし
図4を参照して説明する。まず図1及び図2において、
ステアリングロック装置のロックボデー1は、自動車の
ステアリングコラム部分に取り付けられるようになって
いて、紙面と直交する方向に延びる本体部2と、この本
体部2からステアリングシャフト3側へ向けて突設され
た筒状のガイド部4とを一体に有している。
【0012】上記本体部2において、紙面の裏側に相当
する部位に、図示はしないがキーによって回動操作され
る周知構成のキーシリンダが配設されている。また、本
体部2内には、ガイド部4と交差する部分に上記キーシ
リンダのキーロータ(図示せず)と一体に回動されるカ
ム部材5が配設され、さらに、紙面の手前側部位に、カ
ム部材5のシャフトを介して操作されるイグニッション
スイッチ(図示せず)が配設されている。
【0013】上記キーシリンダは、周知のように、キー
ロータが「LOCK」位置に位置され且つキーロータか
らキーが抜き取られた時に施錠状態になされ、キーロー
タがキーにより「LOCK」位置から矢印A方向へ回動
されて「ACC」、「ON」、及び「START」位置
へ回動されることに伴い作動状態となされる。
【0014】この場合、図1はキーロータが「ON」位
置へ回動された状態(キーシリンダは作動状態)を示
し、図2はキーロータが「LOCK」位置へ回動され且
つキーロータからキーが抜き取られた状態(施錠状態)
を示している。
【0015】而して、上記ガイド部4内には、カム部材
5のカム凸部5aを囲繞する第1の枠部6aと、この第
1の枠部6aのステアリングシャフト3側に存する第2
の枠部6bとを一体に有したロックストッパー6が移動
可能に配設されている。
【0016】このロックストッパー6は、これと蓋7と
の間に配設された付勢手段としてのばね部材8によりス
テアリングシャフト3側(矢印B方向)へ付勢されてい
て、カム部材5の回動に応じて矢印B方向及び反矢印B
方向へ移動されるようになっている。
【0017】上記本体部2内にはキーシリンダに沿って
延びるロッキングレバー9が回動可能に設けられてい
る。このロッキングレバー9は、周知のように、キーシ
リンダのキーロータに対するキーの抜き差しに応じて回
動するようになっていて、キーロータへキーを挿入した
状態では、ロックストッパー6の第1の枠部6aに当接
する方向(矢印C方向)へ付勢されていて、キーロータ
が「LOCK」位置へ回動され且つキーロータからキー
が抜かれることに応じて反矢印C方向へ回動される。
【0018】ロックストッパー6における第1の枠部6
aの側部には係合溝10が形成されていて、この係合溝
10に上記ロッキングレバー9が係合することにより、
ロックストッパー6が図1に示すロック解除位置に保持
されるようになっている。
【0019】また、ロックストッパー6における第2の
枠部6bには、図3にも示すように、ロックバー11の
一端部の係合部11aが側方から着脱可能に係合してい
る。このロックバー11は、ガイド部2に沿って延びる
角柱状をなしていて、キーシリンダが施錠状態になされ
た状態(図2の状態)で、他端部11bがステアリング
シャフト3側へ突出してそのステアリングシャフト3に
係合し、ステアリングシャフト3の回動をロックするよ
うになっている。
【0020】ロックバー11における係合部11aの近
傍部位には、ピン12が貫通状態に設けられている(図
4参照)。そして、上記ガイド部4内には径小部4aと
径大部4bとが形成されていて、これら径小部4aと径
大部4bとの間の段部4cと上記ピン12との間に圧縮
コイルばね13が配設されている。この圧縮コイルばね
13のばね力は、上記ばね部材8のばね力よりは小さく
設定されている。
【0021】ここで、圧縮コイルばね13と、ピン12
と、ガイド部4の段部4cとにより、ロックバー11が
ステアリングシャフト3方向(矢印B方向)へ突出する
ことを規制する規制手段14を構成している。
【0022】また、上記ガイド部4の外周部には、ロッ
クストッパー6及びロックバー11が図1に示すロック
解除位置に移動された状態で、ロックストッパー6の第
2の枠部6bとロックバー11の係合部11aとの係合
部分の近傍に位置して溝部15が形成されている。
【0023】次に上記構成の作用を説明する。キーシリ
ンダが施錠状態になされた状態(キーロータが「LOC
K」位置で且つキーロータからキーが抜かれた状態)で
は、ロックストッパー6及びロックバー11がばね部材
8の付勢力により図2に示すロック位置に移動されてい
て、ロックバー11の他端部11bがステアリングシャ
フト3側へ突出してそのステアリングシャフト3をロッ
クしている。
【0024】この図2の状態から、キーロータにキーを
差し込み、キーによりキーロータを矢印A方向へ回動さ
せ、「START」位置まで回動させると、図示しない
イグニッションスイッチがオンされてエンジンが始動さ
れる。この後、キーの回動操作力を解除すると、キーロ
ータは「ON」位置へ自動的に回動されて保持されるよ
うになる。
【0025】このとき、カム部材5のカム凸部5aによ
りロックストッパー6及びロックバー11がばね部材8
の付勢力に抗して反矢印B方向へ移動し、これに伴いス
テアリングシャフト3に対するロックバー11の係合が
解除される。そして、ロックストッパー6の係合溝10
がロッキングレバー9と対応する位置まで移動すると、
図1に示すようにロッキングレバー9が係合溝10に係
合してロックストッパー6及びロックバー11がロック
解除位置に保持される。
【0026】而して、自動車の走行中において、例えば
自動車が急制動して運転者の膝がロックボデー1のガイ
ド部4部分に強く当たった場合、その衝撃力でガイド部
4が外周部の溝部15を起点にして破損し、これに伴い
ロックストッパー6とロックバー11との係合が外れる
ことがある。このとき、ガイド部4部分が破損すること
で、膝への衝撃力が緩和されることになる。
【0027】ところで、このような場合において、ロッ
クストッパー6とロックバー11との係合が外れると、
ロックバー11が矢印B方向へ移動し、他端部11bが
ステアリングシャフト3側へ突出してステアリングシャ
フト3が偶発的にロックされてしまう虞がある。
【0028】しかしながら、本実施例によれば、ガイド
部4部分が破損し、且つロックストッパー6とロックバ
ー11との係合が外れた場合、圧縮コイルばね13のば
ね力が有効化され、ロックバー11の矢印B方向への移
動が阻止されてステアリングシャフト3側へ突出するこ
とが阻止されるから、ステアリングシャフト3が偶発的
にロックされるということを防止できる。
【0029】次に本発明の第2実施例について、図5な
いし図7を参照して説明する。この第2実施例は、ロッ
クストッパー6の第2の枠部6bに2個のばね受部1
6,16を設け、圧縮コイルばね13を、ロックバー1
1側のピン12とそれらばね受部16,16との間に配
設したところが第1実施例とは異なっている。
【0030】この場合、圧縮コイルばね13と、ピン1
2と、ガイド部4の段部4cと、ばね受部16とによ
り、ロックバー11がステアリングシャフト3方向へ突
出することを規制する規制手段17を構成している。
【0031】而して、上記構成において、ガイド部4に
膝などが当たって、ガイド部4が溝部15部分で破損す
ると共に、ロックストッパー6とロックバー11との係
合が外れ、且つばね受部16,16が破損したような場
合、図7に示すように、圧縮コイルばね13のばね力で
ばね受部16,16が段部4cに当接することにより、
ロックバー11の矢印B方向への移動が阻止されてステ
アリングシャフト3側へ突出することが阻止され、これ
に伴いステアリングシャフト3が偶発的にロックされる
ということを防止できる。
【0032】次に本発明の第3実施例について、図8な
いし図10を参照して説明する。この第3実施例では、
ロックバー11における係合部11aの近傍にばね収容
部18を設けると共に、このばね収容部18内にねじり
コイルばね19をピン20を介して配設し、ロックスト
ッパ6の第2の枠部6bに、ねじりコイルばね19の2
本の腕部19a,19aを受ける2個のばね受部21,
21を設けている。また、ガイド部4内には、段部4c
とは別に、係合段部22を形成している。
【0033】この場合、ねじりコイルばね19と、係合
段部22とにより、ロックバー11がステアリングシャ
フト3方向へ突出することを規制する規制手段23を構
成している。
【0034】而して、上記構成において、ガイド部4に
膝などが当たって、ガイド部4が溝部15部分で破損す
ると共に、ロックストッパー6とロックバー11との係
合が外れたような場合、ねじりコイルばね19の腕部1
9a,19aを受けていたばね受部21,21による規
制が解除されることに伴い、その腕部19a,19a
が、図10に二点鎖線で示すように開いて係合段部22
若しくはガイド部4の内周面に係合することにより、ロ
ックバー11の矢印B方向への移動が阻止されてステア
リングシャフト3側へ突出することが阻止され、これに
伴いステアリングシャフト3が偶発的にロックされると
いうことを防止できる。
【0035】次に本発明の第4実施例について、図11
ないし図13を参照して説明する。この第4実施例で
は、上記した第3実施例とは次の点が異なっている。す
なわち、ロックバー11における係合部11aの近傍に
横方向に貫通する貫通孔から成るばね収容部24を設け
ると共に、このばね収容部24内に圧縮コイルばね25
を配設し、ロックストッパー6の2個のばね受部21,
21により圧縮コイルばね25の両端部を受けている。
【0036】この場合、圧縮コイルばね25と、係合段
部22とにより、ロックバー11がステアリングシャフ
ト3方向へ突出することを規制する規制手段26を構成
している。
【0037】而して、上記構成において、ガイド部4に
膝などが当たって、ガイド部4が溝部15部分で破損す
ると共に、ロックストッパー6とロックバー11との係
合が外れたような場合、圧縮コイルばね25の両端部を
受けていたばね受部21,21による規制が解除される
ことに伴い、圧縮コイルばね25が、図13に示すよう
に伸長して係合段部22若しくはガイド部4の内周面に
係合することにより、ロックバー11の矢印B方向への
移動が阻止されてステアリングシャフト3側へ突出する
ことが阻止され、これに伴いステアリングシャフト3が
偶発的にロックされるということを防止できる。
【0038】次に本発明の第5実施例について、図14
及び図15を参照して説明する。この第5実施例では、
ロックバー11における係合部11aの近傍にばね収容
部27を設けると共に、このばね収容部27内にピン2
8を介してねじりコイルばね29を軸方向に向けて配設
し、ロックストッパー6の第2の枠部6bに、ねじりコ
イルばね29の2本の腕部29a,29aの基端部側を
受ける2個のばね受部30,30を設けている。
【0039】この場合、ねじりコイルばね29と、係合
段部22とにより、ロックバー11がステアリングシャ
フト3方向へ突出することを規制する規制手段31を構
成している。
【0040】而して、上記構成において、ガイド部4に
膝などが当たって、ガイド部4が溝部15部分で破損す
ると共に、ロックストッパー6とロックバー11との係
合が外れたような場合、ねじりコイルばね29の腕部2
9a,29aを受けていたばね受部30,30による規
制が解除されることに伴い、その腕部29a,29aが
図14に二点鎖線で示すように開いて、それらの先端部
29b,29bが係合段部22に係合することにより、
ロックバー11の矢印B方向への移動が阻止されてステ
アリングシャフト3側へ突出することが阻止され、これ
に伴いステアリングシャフト3が偶発的にロックされる
ということを防止できる。
【0041】次に本発明の第6実施例について、図16
及び図17を参照して説明する。この第6実施例では、
上記した第5実施例とは次の点が異なっている。すなわ
ち、ねじりコイルばね32は、ばね収容部27内におい
て基端部がステアリングシャフト3側となる状態でピン
28を介して取り付けられ、2本の腕部32a,32a
の先端部32b,32bがロックストッパー6側の2個
のばね受部33,33にて受けられている。
【0042】この場合、ねじりコイルばね32と、係合
段部22とにより、ロックバー11がステアリングシャ
フト3方向へ突出することを規制する規制手段34を構
成している。
【0043】而して、上記構成において、ガイド部4に
膝などが当たって、ガイド部4が溝部15部分で破損す
ると共に、ロックストッパー6とロックバー11との係
合が外れたような場合、ねじりコイルばね32の腕部3
2a,32aを受けていたばね受部33,33による規
制が解除されることに伴い、その腕部32a,32aが
図16に二点鎖線で示すように開いて、それらの先端部
32b,32bが係合段部22に係合することにより、
ロックバー11の矢印B方向への移動が阻止されてステ
アリングシャフト3側へ突出することが阻止され、これ
に伴いステアリングシャフト3が偶発的にロックされる
ということを防止できる。
【0044】次に本発明の第7実施例について、図18
を参照して説明する。この第7実施例では、ロックバー
11の側部に深さの浅いばね取付部35を形成すると共
に、このばね取付部35に、自由状態でくの字状に変形
する板ばね36を、これの上端部を固定するようにして
取り付け、ロックストッパー6の第2の枠部6bには、
その板ばね36を直線状態に保持するばね押え部37を
設けている。
【0045】この場合、板ばね36と、係合段部22と
により、ロックバー11がステアリングシャフト3方向
へ突出することを規制する規制手段38を構成してい
る。
【0046】而して、上記構成において、ガイド部4に
膝などが当たって、ガイド部4が溝部15部分で破損す
ると共に、ロックストッパー6とロックバー11との係
合が外れたような場合、板ばね36の変形を阻止してい
たばね押え部37による規制が解除されることに伴い、
板ばね36の下部36a側が、二点鎖線で示すように外
側へ開いて、その先端部36bが係合段部22に係合す
ることにより、ロックバー11の矢印B方向への移動が
阻止されてステアリングシャフト3側へ突出することが
阻止され、これに伴いステアリングシャフト3が偶発的
にロックされるということを防止できる。
【0047】次に本発明の第8実施例について、図19
及び図20を参照して説明する。この第8実施例では、
ロックバー11の内部に、上下方向に延びるロッド収容
部39を形成すると共に、このロッド収容部39内に略
L字状をなすロッド40を収容する。ロッド40は、圧
縮コイルばね41により斜め上方に付勢されていて、上
端部がロックストッパー6の押え部42に下方から当接
して上方への移動が規制されている。
【0048】また、ロッド収容部39の下部には、側方
へ開放する開口部39aが形成され、さらに、ガイド部
4の内周部に、開口部39aに対応して係合段部43を
形成している。
【0049】この場合、ロッド40と、圧縮コイルばね
41と、係合段部43とにより、ロックバー11がステ
アリングシャフト3方向へ突出することを規制する規制
手段44を構成している。
【0050】而して、上記構成において、ガイド部4に
膝などが当たって、ガイド部4が溝部15部分で破損す
ると共に、ロックストッパー6とロックバー11との係
合が外れたような場合、図20に示すように、ロッド4
0の上方への移動を阻止していた押え部42による規制
が解除されることに伴い、ロッド40が圧縮コイルばね
41の付勢力で上方へ移動されると共に、下部の係合部
40aが開口部39aから突出して係合段部43に係合
する。これにより、ロックバー11の矢印B方向への移
動が阻止されてステアリングシャフト3側へ突出するこ
とが阻止され、これに伴いステアリングシャフト3が偶
発的にロックされるということを防止できる。
【0051】この第8実施例では、特にロッド40の係
合部40aが係合する位置が、溝部15を起点とする破
断部45から遠くになっているので、その破断部45の
位置が多少ずれてもロッド40の係合部40aが係合段
部43に確実に係合するようになる利点がある。
【0052】次に本発明の第9実施例について、図21
ないし図23を参照して説明する。この第9実施例で
は、ロックバー11の係合部11aの近傍部位に、横方
向へ貫通するばね収容部46を形成すると共に、このば
ね収容部46内に圧縮コイルばね47を配設する。ま
た、ロックバー11の外側に、2本の規制部材48,4
8をX字状に組み合わせた状態でピン49により回動可
能に取り付け、規制部材48,48の一端部48a,4
8aで圧縮コイルばね47の両端部を受けるようにす
る。
【0053】そして、ロックストッパー6の第2の枠部
6bに2個の押え部50,50を設け、これら押え部5
0,50により、2本の規制部材48,48の一端部4
8a,48aが拡開することを規制する状態とする。
【0054】また、ガイド部4の内周部には、規制部材
48,48の他端部48b,48bに対応する部位に、
係合段部51を形成する。
【0055】この場合、圧縮コイルばね47と、規制部
材48,48と、係合段部51とにより、ロックバー1
1がステアリングシャフト3方向へ突出することを規制
する規制手段52を構成している。
【0056】而して、上記構成において、ガイド部4に
膝などが当たって、ガイド部4が溝部15部分で破損す
ると共に、ロックストッパー6とロックバー11との係
合が外れたような場合、規制部材48,48の拡開を規
制していた押え部50,50による規制が解除されるこ
とに伴い、図23に示すように、規制部材48,48が
圧縮コイルばね47の付勢力で拡開し、下部の他端部4
8b,48bが係合段部51に係合することにより、ロ
ックバー11の矢印B方向への移動が阻止されてステア
リングシャフト3側へ突出することが阻止され、これに
伴いステアリングシャフト3が偶発的にロックされると
いうことを防止できる。
【0057】
【発明の効果】以上の記述にて明らかなように本発明
は、ステアリングロック装置において、キーシリンダが
作動状態になされた状態でロックストッパーとロックバ
ーとの係合が外れたときに、ロックボデーのガイド部と
協働してロックバーがステアリングシャフト方向へ突出
することを規制する規制手段を設けたことにより、自動
車の急制動等に伴い、ロックボデーのガイド部が破損し
てロックストッパーとロックバーとの係合が外れた場合
での、ステアリングシャフトの偶発的なロックを防止で
きるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すもので、ステアリン
グシャフトがロック解除された状態の要部の縦断正面図
【図2】ステアリングシャフトがロックされた状態の図
1相当図
【図3】図1中ア−ア線に沿って示す縦断側面図
【図4】図1中イ−イ線に沿って示す横断平面図
【図5】本発明の第2実施例を示す図1相当図
【図6】図3相当図
【図7】ガイド部が破損し、ロックストッパーとロック
バーとの係合が外れた状態の要部の縦断正面図
【図8】本発明の第3実施例を示す図1相当図
【図9】図8中ウ−ウ線に沿って示す縦断側面図
【図10】図8中エ−エ線に沿って示す横断平面図
【図11】本発明の第4実施例を示す図1相当図
【図12】図9相当図
【図13】図7相当図
【図14】本発明の第5実施例を示す図1相当図
【図15】図14中オ−オ線に沿って示す縦断側面図
【図16】本発明の第6実施例を示す図1相当図
【図17】図15相当図
【図18】本発明の第7実施例を示す図1相当図
【図19】本発明の第8実施例を示すもので、ステアリ
ングシャフトがロック解除された状態の要部の縦断側面
【図20】ガイド部が破損し、ロックストッパーとロッ
クバーとの係合が外れた状態の要部の縦断側面図
【図21】本発明の第9実施例を示す図1相当図
【図22】ロックバーに規制部材を取り付けた状態の斜
視図
【図23】図7相当図
【符号の説明】
1はロックボデー、2は本体部、3はステアリングシャ
フト、4はガイド部、5はカム部材、6はロックストッ
パー、8はばね部材(付勢手段)、11はロックバー、
11aは係合部(一端部)、11bは他端部、13,2
5,41,47は圧縮コイルばね、14,17,23,
26,31,34,38,44,52は規制手段、15
は溝部、19,29,32はねじりコイルばね、36は
板ばねである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 キーによって回動操作されるキーシリン
    ダを収納する筒状の本体部を有すると共に、この本体部
    からステアリングシャフト側へ向けて突設された筒状の
    ガイド部を有したロックボデーと、 前記キーシリンダの後方に該キーシリンダにより回動さ
    れるように設けられたカム部材と、 前記ガイド部に沿って移動可能に設けられ、付勢手段に
    よりステアリングシャフト側へ付勢されると共に前記カ
    ム部材の回動に応じて移動されるロックストッパーと、 一端部がこのロックストッパーに係合して前記ガイド部
    にロックストッパーと一体的に移動するように設けら
    れ、前記キーシリンダが施錠状態になされたときに他端
    部が前記ガイド部からステアリングシャフト方向へ突出
    してそのステアリングシャフトをロックするロックバー
    とを具備し、 前記キーシリンダが施錠状態から作動状態へ回動操作さ
    れることに応じて前記カム部材によりロックストッパー
    及びロックバーを前記付勢手段の付勢力に抗してステア
    リングシャフト側とは反対方向へ移動させてステアリン
    グシャフトに対するロックバーの係合を解除するように
    してなるステアリングロック装置において、 前記キーシリンダが作動状態になされた状態で前記ロッ
    クストッパーとロックバーとの係合が外れたときに、前
    記ガイド部と協働してロックバーがステアリングシャフ
    ト方向へ突出することを規制する規制手段を設けたこと
    を特徴とするステアリングロック装置。
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