JPH0537911U - 下着用防護服 - Google Patents
下着用防護服Info
- Publication number
- JPH0537911U JPH0537911U JP9627991U JP9627991U JPH0537911U JP H0537911 U JPH0537911 U JP H0537911U JP 9627991 U JP9627991 U JP 9627991U JP 9627991 U JP9627991 U JP 9627991U JP H0537911 U JPH0537911 U JP H0537911U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- underwear
- air bag
- protective
- air
- shape
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- Pending
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- Professional, Industrial, Or Sporting Protective Garments (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 この下着用防護服は外部よりの衝撃に対して
空気層により膨張せしめる、いわゆるエアーバッグの作
用を呈する安全な防護服とするものである。【構成〕
塩化ビニール系シート(P1)の表面に、平面形状円
形、楕円形等に構成した空気嚢(P2)を独立して多数
成形し、このシート(P1)の裏面に適宜手段により膨
張する空気袋(P3)を重合してなる防護体(P)を下
着(1)の肩部(A)、肘部(B)、膝部(C)、背骨
部(D)及び腰部(E)の夫々に適合する形状に構成し
て取付けてなる。
空気層により膨張せしめる、いわゆるエアーバッグの作
用を呈する安全な防護服とするものである。【構成〕
塩化ビニール系シート(P1)の表面に、平面形状円
形、楕円形等に構成した空気嚢(P2)を独立して多数
成形し、このシート(P1)の裏面に適宜手段により膨
張する空気袋(P3)を重合してなる防護体(P)を下
着(1)の肩部(A)、肘部(B)、膝部(C)、背骨
部(D)及び腰部(E)の夫々に適合する形状に構成し
て取付けてなる。
Description
【0001】
この考案は、オートバイ等に乗車の際着用するつなぎ服の下着として使用する 防護服に係わるものである。 その目的とするところは、弾力性に富み柔軟な防護体を有する防護服を安価に 提供しようとするものである。
【0002】
従来、オートバイ用つなぎ服の下着としては種々あるが、、何れも防護個所は 各部の衝撃に耐えるように硬質素材により構成されたものが殆どである。
【0003】
上記従来技術のオートバイ用つなぎ服の下着は防護の目的を求めるために運動 性及び着用上の感触は何等考慮されていないのが実情であった。 この考案は上記のような課題を解決するために次の手段を採用したものである 。
【0004】
すなわち、塩化ビニール系のシート(P1)の表面に、所要形状にかたどった 空気嚢(P2)を独立して多数成形し、このシート(P1)の裏面に適宜手段に より膨張する空気袋(P3)を重合して防護体(P)を下着(1)の衝撃個所に 適合する形状に構成したものを取付けて防護服としたものである。
【0005】
下着(1)は伸縮性に富む素材、例えばジャージー生地により縫製され、正面 はファスナー(2)により開閉される。 下着はオートバイの転倒等により最も防護を必要とする肩部(A)、肘部(B )、膝部(C)、背骨部(D)、腰部(E)に夫々適合する形状の防護体(P) が破損した場合、取替え可能なように取付けられるものである。
【0006】 防護体(P)は空気圧力により防護作用を呈する構造であって、常時は空気層 を有する部分は衝撃を受けた際、瞬時に作用するエアーバッグ形式の空気袋より なる。この空気袋は衝撃センサー付きエアーバルブ又は火薬による膨張作用が用 いられる。
【0007】 すなわち、塩化ビニール系の軽いシート(P1)の表面に適宜平面形状、例え ば円形、楕円形又は長方形の空気嚢(P2)が多数独立して熱加工により成形さ れる。 このシート(P1)の裏面には同系素材で空気袋(P3)が重合されて防護体 (P)は構成される。
【0008】 上記防護体(P)は身体の防護すべき個所に適合する形状に夫々構成される。 又、空気袋(P3)は、肩部(A)は楕円形のものが、背骨部(D)には長方 形のものが用いられるもので、用途は衝撃に対する関係を考慮して成形される。
【0009】 空気袋(P3)は背骨部(D)、腰部(E)のように面積の広い場所には衝撃 センサー付きエアーバルブを用いることが望ましい。 この場合、空気袋(P3)にハルブを取付けて構成される。
【0010】 肘部(B)及び膝部(C)等、面積の狭い場所には火薬の爆発作用を行わせる ために衝撃信管(F1)を設けた火薬(F2)を充填した火薬カプセル(F)が 用いられ、この火薬カプセル(F)は空気袋(P3)内にそのまま封入しておい てもよいが、特に衝撃の受けやすい中央部分に貼着しておいてもよい。
【0011】 火薬カプセル(F)の火薬量は空気袋(P3)を膨張する能力を有する量であ り、それ以上は空気袋(P3)が破裂するおそれの内ように予め調節しておく。 又、火薬カプセル(F)を用いる空気袋(P3)の内部にはアルミニウム層を 施して構成するものである。
【0012】
この実施例は上記のように構成されるから、下着(1)に取付けられた防護体 (P)は軽量で、しかも比較的薄く柔軟性に富むから、着用に際し違和感がなく 身体に対する感触も良好である。
【0013】 防護体(P)は常時は空気嚢(P2)が多数成形され、少しの衝撃に対しては この空気嚢(P2)により充分防護でき、オートバイの転倒、衝突等の大きな事 故による衝撃を与えた場合には衝撃センサーの作用によりエアーバルブが空気袋 (P3)を膨張し、又、衝撃信管(F1)の作用によりカプセル内の火薬(F2 )が爆発し、空気袋(P3)を膨張して夫々衝撃防護作用をする。
【0014】 火薬カプセル(F)が破損した場合、防護体(P)は新しい防護体(P)と交 換して防護服は再度使用するものである。
【0015】
この考案は上記のように構成されるから第一に、防護体は軽量にして柔軟性に 富み、防護服として着用心地が極めてよい。
【0016】 第二に、衝撃に対する機能も空気層によるもので、この空気層は二層に構成さ れてあるから対衝撃効果も大である。
【0017】 第三に、空気袋は衝撃時にのみ膨張するものであるから、常時は身体の運動性 に支障を与えるおそれがない。 等の優れた効果を有する実用的考案である。
【図面の簡単な説明】 添付図面はこの考案の実施例を示し
【図1】防護服の表面図
【図2】同上裏面図
【図3】防護体の断面図
【図4】火薬カプセルの一部切欠正面図
1 下着 P 防護体 P1 シート P2 空気嚢 P3 空気袋 F 火薬カプセル
Claims (1)
- 【請求項1】 下着(1)の肩部(A)、肘部(B)、
膝部(C)、背骨部(D)及び腰部(E)の各部形状に
適合した形状に構成した下記(イ)に記載する防護体
(P)を各要部の防護個所に取付けてなる下着用防護
服。 (イ) 塩化ビニール系のシート(P1)の表面に、平
面円形、楕円形及び長方形等の各種形状の空気嚢(P
2)を独立して成形し、該シート(P1)の裏面には適
宜手段により膨張する空気袋(P3)を重合してなる防
護体(P)。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9627991U JPH0537911U (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | 下着用防護服 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9627991U JPH0537911U (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | 下着用防護服 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0537911U true JPH0537911U (ja) | 1993-05-21 |
Family
ID=14160690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9627991U Pending JPH0537911U (ja) | 1991-10-28 | 1991-10-28 | 下着用防護服 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0537911U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2016516919A (ja) * | 2013-03-16 | 2016-06-09 | インパクトウェア インターナショナル,エルエルエルピー | 側腰部保護下着 |
JP2017125296A (ja) * | 2012-05-15 | 2017-07-20 | アルパインスターズ リサーチ ソシエタ ア レスポンサビリタ リミタータ | 独立型の着用できる保護具と防護衣類のアセンブリ |
KR20230091466A (ko) * | 2021-12-16 | 2023-06-23 | 김미화 | 공기주입식 패딩의류 |
-
1991
- 1991-10-28 JP JP9627991U patent/JPH0537911U/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017125296A (ja) * | 2012-05-15 | 2017-07-20 | アルパインスターズ リサーチ ソシエタ ア レスポンサビリタ リミタータ | 独立型の着用できる保護具と防護衣類のアセンブリ |
US11576446B2 (en) | 2012-05-15 | 2023-02-14 | Alpinestars Research S.p.A. | Standalone wearable protector and protective clothing assembly |
US12121083B2 (en) | 2012-05-15 | 2024-10-22 | Alpinestars Research S.p.A. | Standalone wearable protector and protective clothing assembly |
JP2016516919A (ja) * | 2013-03-16 | 2016-06-09 | インパクトウェア インターナショナル,エルエルエルピー | 側腰部保護下着 |
KR20230091466A (ko) * | 2021-12-16 | 2023-06-23 | 김미화 | 공기주입식 패딩의류 |
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