JPH05154760A - シリコンウエーハの研磨用組成物及び研磨方法 - Google Patents
シリコンウエーハの研磨用組成物及び研磨方法Info
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- JPH05154760A JPH05154760A JP3318185A JP31818591A JPH05154760A JP H05154760 A JPH05154760 A JP H05154760A JP 3318185 A JP3318185 A JP 3318185A JP 31818591 A JP31818591 A JP 31818591A JP H05154760 A JPH05154760 A JP H05154760A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 ウエーハ加工における鏡面研磨の研磨用組成
物及び研磨方法の技術的改良を図り、ウエーハ表面平坦
度を確保する。 【構成】 シリコンウエーハ加工における鏡面研磨の研
磨用組成物において、コロイダルシリカゾル又はシリカ
ゲルとピペラジンを前記シリカゾル又はシリカゲルのS
iO2 基準にて10〜80重量%を含んでなる研磨用組
成物で、又、この研磨研磨用組成物を使い、はりつけ板
に固定されたウエーハと研磨パッドを回転させて、ウエ
ーハの表面を鏡面研磨するシリコンウエーハの研磨方
法。 【効果】 従来のピペラジンの5重量%以下を添加した
研磨用組成物に比べて、大巾に研磨能率が向上し、且つ
研磨用組成物をリサイクル方式で使用する場合、フイル
ターの目詰まりが少なく、スラリーのライフが向上し、
作業性及びコストの改善ができ、優れた研磨面が得られ
る等の効果を奏するものである。
物及び研磨方法の技術的改良を図り、ウエーハ表面平坦
度を確保する。 【構成】 シリコンウエーハ加工における鏡面研磨の研
磨用組成物において、コロイダルシリカゾル又はシリカ
ゲルとピペラジンを前記シリカゾル又はシリカゲルのS
iO2 基準にて10〜80重量%を含んでなる研磨用組
成物で、又、この研磨研磨用組成物を使い、はりつけ板
に固定されたウエーハと研磨パッドを回転させて、ウエ
ーハの表面を鏡面研磨するシリコンウエーハの研磨方
法。 【効果】 従来のピペラジンの5重量%以下を添加した
研磨用組成物に比べて、大巾に研磨能率が向上し、且つ
研磨用組成物をリサイクル方式で使用する場合、フイル
ターの目詰まりが少なく、スラリーのライフが向上し、
作業性及びコストの改善ができ、優れた研磨面が得られ
る等の効果を奏するものである。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体のシリコン等の
ウエ−ハ−の研磨用組成物及び研磨方法の改良に関する
ものである。
ウエ−ハ−の研磨用組成物及び研磨方法の改良に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】LSI分野におけるシリコンウエ−ハ加
工技術の課題としては、 反りや表面平坦度等のウエ−ハ寸法精度の向上、 ウエ−ハ表面清浄度の向上、 大口径ウエ−ハ加工 等が重要な課題である。
工技術の課題としては、 反りや表面平坦度等のウエ−ハ寸法精度の向上、 ウエ−ハ表面清浄度の向上、 大口径ウエ−ハ加工 等が重要な課題である。
【0003】一般に、育成した単結晶インゴットを切断
し、研磨して鏡面ウエ−ハに仕上げるまでの加工工程
は、次のような工程からなる。 (1)育成した単結晶を幾つかのブロックに分けて、外径
を研削して所定の直径に整える。 (2)決められた面にオリエンテ−ションフラットをカッ
プ形砥石を使って入れる。 (3)単結晶ブロックを台に固定し、ダイヤモンド内周刃
で切断してウエ−ハを作る。 (4)LSI製造工程中にウエ−ハの縁が欠けるのを防ぐ
ために、ウエ−ハ外周部を研削する。砥石の形状によ
り、ウエ−ハの縁の形状が決まる。 (5)砥粒によりウエ−ハの両面をラップして切断による
加工歪みを除去し、厚さを一定にする。 (6)ラップ等の加工歪みを完全に除去するために、数十
μmエッチングする。 (7)コロイダルシリカ又はシリカゲル等の研磨用組成物
を使い、セラミックブロックに固定されたウエ−ハと研
磨パッドを回転させて、ウエ−ハの表面を化学的及び機
械的に鏡面研磨する工程を数回繰り返す。 (8)ウエ−ハの表面を清浄化する最終洗浄工程。 (9)出荷検査:抵抗率等の電気特性、厚さや表面平坦度
等の寸法精度の他に、斜光検査による表面清浄度検査。 (10)ウエ−ハを箱に入れて包装する。
し、研磨して鏡面ウエ−ハに仕上げるまでの加工工程
は、次のような工程からなる。 (1)育成した単結晶を幾つかのブロックに分けて、外径
を研削して所定の直径に整える。 (2)決められた面にオリエンテ−ションフラットをカッ
プ形砥石を使って入れる。 (3)単結晶ブロックを台に固定し、ダイヤモンド内周刃
で切断してウエ−ハを作る。 (4)LSI製造工程中にウエ−ハの縁が欠けるのを防ぐ
ために、ウエ−ハ外周部を研削する。砥石の形状によ
り、ウエ−ハの縁の形状が決まる。 (5)砥粒によりウエ−ハの両面をラップして切断による
加工歪みを除去し、厚さを一定にする。 (6)ラップ等の加工歪みを完全に除去するために、数十
μmエッチングする。 (7)コロイダルシリカ又はシリカゲル等の研磨用組成物
を使い、セラミックブロックに固定されたウエ−ハと研
磨パッドを回転させて、ウエ−ハの表面を化学的及び機
械的に鏡面研磨する工程を数回繰り返す。 (8)ウエ−ハの表面を清浄化する最終洗浄工程。 (9)出荷検査:抵抗率等の電気特性、厚さや表面平坦度
等の寸法精度の他に、斜光検査による表面清浄度検査。 (10)ウエ−ハを箱に入れて包装する。
【0004】前述のウエ−ハの反りは、切断技術に依存
し、ウエ−ハ表面平坦度は、エッチング工程と研磨工程
によって決まる。ラッピングによりウエ−ハ面内の厚さ
は均一になり、この均一性を後工程で崩さないようにす
ることが重要となる。ウエ−ハ表面清浄度は最終洗浄工
程によることは言うまでもない。
し、ウエ−ハ表面平坦度は、エッチング工程と研磨工程
によって決まる。ラッピングによりウエ−ハ面内の厚さ
は均一になり、この均一性を後工程で崩さないようにす
ることが重要となる。ウエ−ハ表面清浄度は最終洗浄工
程によることは言うまでもない。
【0005】特に、ウエ−ハ表面平坦度を確保するため
には、鏡面研磨工程が重要になる。鏡面研磨は、普通、
図4に示す如く、ウエ−ハ1をワックス2でセラミック
ブロック3に貼りつけて、強アルカリ液中にコロイダル
シリカ又はシリカゲルを分散させた研磨用組成物4を使
い、適切な研磨布5を使って、初め、表面を平坦に研磨
し、次に、仕上げの研磨を行い、アルカリによる化学研
磨とシリカによる機械研磨を組合わせた研磨を行うもの
である。
には、鏡面研磨工程が重要になる。鏡面研磨は、普通、
図4に示す如く、ウエ−ハ1をワックス2でセラミック
ブロック3に貼りつけて、強アルカリ液中にコロイダル
シリカ又はシリカゲルを分散させた研磨用組成物4を使
い、適切な研磨布5を使って、初め、表面を平坦に研磨
し、次に、仕上げの研磨を行い、アルカリによる化学研
磨とシリカによる機械研磨を組合わせた研磨を行うもの
である。
【0006】ウエ−ハの鏡面研磨方法及び研磨剤につい
ては、特公昭49−13665号公報には、高度の半導
体の表面完全性を与えるために、約2〜100mμの最
終の粒子寸法を有する約2〜50%固形分を含有するシ
リカゾルで研磨する方法が開示され、米国特許第416
9337号公報には0.1〜5重量%(ゾルのSiO2
基準にて)の水溶性アミンを添加した水溶性コロイダル
シリカまたはゲルでシリコンウエ−ハまたは類似の材料
の研磨方法が開示されている。
ては、特公昭49−13665号公報には、高度の半導
体の表面完全性を与えるために、約2〜100mμの最
終の粒子寸法を有する約2〜50%固形分を含有するシ
リカゾルで研磨する方法が開示され、米国特許第416
9337号公報には0.1〜5重量%(ゾルのSiO2
基準にて)の水溶性アミンを添加した水溶性コロイダル
シリカまたはゲルでシリコンウエ−ハまたは類似の材料
の研磨方法が開示されている。
【0007】また、特公昭57−58775号公報に
は、pHが約11〜12.5で且つそのシリカ粒子(比
表面積:約25〜600m2 /g)を化学的に結合した
アルミニゥム原子で未被覆粒子表面上の珪素原子100
個当たりアルミニゥム原子約1〜約50個の表面被覆と
なるように被覆せしめてあり、しかも約2〜約50重量
%のシリカ濃度を有するように変性処理されたコロイド
状シリカゲルを研磨剤として使用することを特徴としす
る、シリコンまたはゲルマニゥム半導体材料を高度の表
面仕上がり状態に研磨する方法が開示されている。
は、pHが約11〜12.5で且つそのシリカ粒子(比
表面積:約25〜600m2 /g)を化学的に結合した
アルミニゥム原子で未被覆粒子表面上の珪素原子100
個当たりアルミニゥム原子約1〜約50個の表面被覆と
なるように被覆せしめてあり、しかも約2〜約50重量
%のシリカ濃度を有するように変性処理されたコロイド
状シリカゲルを研磨剤として使用することを特徴としす
る、シリコンまたはゲルマニゥム半導体材料を高度の表
面仕上がり状態に研磨する方法が開示されている。
【0008】さらに、特公昭61−38954号公報に
は、ゾル又はゲルのシリカ含量に基づき、それぞれ炭素
原子2〜8個を含む、水溶性アルキルアミンまたは水溶
性アミノアルキルエタノ−ルアミン0.1〜5重量%
と、炭素原子6個以下を含む水溶性第4級アルキルアン
モニウムの塩または塩基0.1〜5重量%とを含む、水
溶性コロイド状シリカのゾルまたはゲルからなる研磨剤
で、硅素ウエ−ハを研磨する方法が、特開昭62−30
333号公報には、ゾルののSiO2 含有量に基づいて
0.1〜5重量%のピペラジン、又は窒素に低級アルキ
ル置換基がついたピペラジンと組合わされた、水性コロ
イドシリカゾル又はゲルを含んでなる研磨剤で研磨する
ことを含む、シリコンウェ−ハ及び同様の材料の研磨方
法が開示されている。
は、ゾル又はゲルのシリカ含量に基づき、それぞれ炭素
原子2〜8個を含む、水溶性アルキルアミンまたは水溶
性アミノアルキルエタノ−ルアミン0.1〜5重量%
と、炭素原子6個以下を含む水溶性第4級アルキルアン
モニウムの塩または塩基0.1〜5重量%とを含む、水
溶性コロイド状シリカのゾルまたはゲルからなる研磨剤
で、硅素ウエ−ハを研磨する方法が、特開昭62−30
333号公報には、ゾルののSiO2 含有量に基づいて
0.1〜5重量%のピペラジン、又は窒素に低級アルキ
ル置換基がついたピペラジンと組合わされた、水性コロ
イドシリカゾル又はゲルを含んでなる研磨剤で研磨する
ことを含む、シリコンウェ−ハ及び同様の材料の研磨方
法が開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上の如く、ウエ−ハ
表面平坦度を確保するための鏡面研磨工程においては、
従来の技術は著しく進歩して来たものの、LSI分野に
おける技術の進歩は目覚ましく、シリコンウエ−ハ表面
の高度な清浄度と平坦度について更に一段の技術的向上
を望む声は大である。
表面平坦度を確保するための鏡面研磨工程においては、
従来の技術は著しく進歩して来たものの、LSI分野に
おける技術の進歩は目覚ましく、シリコンウエ−ハ表面
の高度な清浄度と平坦度について更に一段の技術的向上
を望む声は大である。
【0010】本発明は、以上のシリコンウエ−ハ加工に
おける鏡面研磨における技術的改良を図るためになされ
たものであり、ウエ−ハ表面平坦度を確保するためのシ
リコンウエ−ハの研磨用組成物及び研磨方法を提供する
ことを目的とする。
おける鏡面研磨における技術的改良を図るためになされ
たものであり、ウエ−ハ表面平坦度を確保するためのシ
リコンウエ−ハの研磨用組成物及び研磨方法を提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1は、シリコ
ンウエ−ハ加工における鏡面研磨の研磨用組成物におい
て、コロイダルシリカゾル又はシリカゲルとピペラジン
を、前記シリカゾル又はシリカゲルのSiO2 含有量基
準にて10〜80重量%を含んでなることを特徴とする
シリコンウエ−ハの研磨用組成物であり、
ンウエ−ハ加工における鏡面研磨の研磨用組成物におい
て、コロイダルシリカゾル又はシリカゲルとピペラジン
を、前記シリカゾル又はシリカゲルのSiO2 含有量基
準にて10〜80重量%を含んでなることを特徴とする
シリコンウエ−ハの研磨用組成物であり、
【0012】本発明の第2は、シリコンウエ−ハ加工に
おける鏡面研磨方法において、コロイダルシリカゾル又
はシリカゲルとピペラジンを前記シリカゾル又はシリカ
ゲルのSiO2 基準にて10〜80重量%を含んでなる
研磨用組成物を使い、セラミックブロックに固定された
ウエ−ハと研磨パッドを回転させて、ウエ−ハの表面を
化学的及び機械的に鏡面研磨することを特徴とするシリ
コンウエ−ハの研磨方法である。
おける鏡面研磨方法において、コロイダルシリカゾル又
はシリカゲルとピペラジンを前記シリカゾル又はシリカ
ゲルのSiO2 基準にて10〜80重量%を含んでなる
研磨用組成物を使い、セラミックブロックに固定された
ウエ−ハと研磨パッドを回転させて、ウエ−ハの表面を
化学的及び機械的に鏡面研磨することを特徴とするシリ
コンウエ−ハの研磨方法である。
【0013】
【作用】前述の如く、特公昭61−38954号公報及
び特開昭62−30333号公報におけるシリコンウエ
−ハの研磨に用いる研磨用組成物は、0.1〜5重量%
のピペラジン又は水溶性アルキルアミンまたは水溶性ア
ミノアルキルエタノ−ルアミンとを含む、水溶性コロイ
ド状シリカのゾルまたはゲルからなるものであった。し
かしながら、本発明者らは、種々検討試験の結果、次の
ようなことを見知した。 (1)後述する実施例における表1並びに図1に示す如
く、本発明の研磨用組成物は、従来のピペラジンの添加
量5重量%以下に比べて、大巾な研磨能率の向上が認め
られる。 (2)研磨用組成物をリサイクル方式で使用する場合、フ
イルタ−の目詰まりが少なく、スラリ−のライフが向上
し、作業性及びコストの改善ができる。 (3)pHの調整するのに必要とする苛性アルカリを添加
する必要もなく、優れた研磨面が得られる。
び特開昭62−30333号公報におけるシリコンウエ
−ハの研磨に用いる研磨用組成物は、0.1〜5重量%
のピペラジン又は水溶性アルキルアミンまたは水溶性ア
ミノアルキルエタノ−ルアミンとを含む、水溶性コロイ
ド状シリカのゾルまたはゲルからなるものであった。し
かしながら、本発明者らは、種々検討試験の結果、次の
ようなことを見知した。 (1)後述する実施例における表1並びに図1に示す如
く、本発明の研磨用組成物は、従来のピペラジンの添加
量5重量%以下に比べて、大巾な研磨能率の向上が認め
られる。 (2)研磨用組成物をリサイクル方式で使用する場合、フ
イルタ−の目詰まりが少なく、スラリ−のライフが向上
し、作業性及びコストの改善ができる。 (3)pHの調整するのに必要とする苛性アルカリを添加
する必要もなく、優れた研磨面が得られる。
【0014】本発明の研磨用組成物においては、コロイ
ダルシリカゾル又はシリカゲルへのピペラジン(無水換
算基準)の添加量を、コロイダルシリカゾル又はシリカ
ゲルのSiO2 含有量に対して、10重量%以上とする
ものであるが、これは上述する如く、従来のピペラジン
の添加量5重量%以下に比べて、大巾な研磨能率の向上
が認められたことによるもので、80重量%を越えると
ピペラジンの溶解度が低下し、研磨面が荒れるので10
〜80重量%を使用範囲とした。
ダルシリカゾル又はシリカゲルへのピペラジン(無水換
算基準)の添加量を、コロイダルシリカゾル又はシリカ
ゲルのSiO2 含有量に対して、10重量%以上とする
ものであるが、これは上述する如く、従来のピペラジン
の添加量5重量%以下に比べて、大巾な研磨能率の向上
が認められたことによるもので、80重量%を越えると
ピペラジンの溶解度が低下し、研磨面が荒れるので10
〜80重量%を使用範囲とした。
【0015】
【実施例】先ず、研磨用組成物の調製について述べる。
研磨剤のコロイダルシリカゾルは、粒子径が35nm
(平均粒子径)で、SiO2 濃度が20%のコロイダル
シリカ(比重1.12)1■(SiO2 分が224gに
相当)に、市販のピペラジンの6水和物又は無水物(試
薬)を用いてピペラジン無水物として、SiO2 含量に
対して、夫々2〜160重量%に変えて添加し、研磨用
組成物とした。これに純水を加えて、全量で20■に調
製した研磨用スラリ−を作り、これを研磨試験に用い
る。
研磨剤のコロイダルシリカゾルは、粒子径が35nm
(平均粒子径)で、SiO2 濃度が20%のコロイダル
シリカ(比重1.12)1■(SiO2 分が224gに
相当)に、市販のピペラジンの6水和物又は無水物(試
薬)を用いてピペラジン無水物として、SiO2 含量に
対して、夫々2〜160重量%に変えて添加し、研磨用
組成物とした。これに純水を加えて、全量で20■に調
製した研磨用スラリ−を作り、これを研磨試験に用い
る。
【0016】次に、研磨機(SPEED FAM SPAW32)を用い
て、調整した研磨剤のシリコンウエ−ハ(5インチφ;
結晶:P<100>型,P<111>型)の鏡面加工を
行った。鏡面加工に当たっては、図4に示す如く、シリ
コンウエ−ハ1を研磨機のバックアップホイ−ル6上に
位置させ、ワックス2でセラミックブロック3に貼りつ
けて、不織布タイプ又はスウェ−ドタイプの研磨パッド
等の適切な研磨布5をシリコンウエ−ハ1上に置き、研
磨機のプレッシヤ−プレ−ト(図示なし)を下降させ、
研磨機のバックアップホイ−ル6を回転させる。そして
前記の調製された研磨用スラリ−4をバックアップホイ
−ル6上に供給し、圧力を与えながらこの研磨用スラリ
−4の研磨剤をシリコンウエ−ハ1とバックアップホイ
−ル6との間に回転させ、その回転を通して研磨剤でシ
リコンウエ−ハ1表面を平坦に研磨する。
て、調整した研磨剤のシリコンウエ−ハ(5インチφ;
結晶:P<100>型,P<111>型)の鏡面加工を
行った。鏡面加工に当たっては、図4に示す如く、シリ
コンウエ−ハ1を研磨機のバックアップホイ−ル6上に
位置させ、ワックス2でセラミックブロック3に貼りつ
けて、不織布タイプ又はスウェ−ドタイプの研磨パッド
等の適切な研磨布5をシリコンウエ−ハ1上に置き、研
磨機のプレッシヤ−プレ−ト(図示なし)を下降させ、
研磨機のバックアップホイ−ル6を回転させる。そして
前記の調製された研磨用スラリ−4をバックアップホイ
−ル6上に供給し、圧力を与えながらこの研磨用スラリ
−4の研磨剤をシリコンウエ−ハ1とバックアップホイ
−ル6との間に回転させ、その回転を通して研磨剤でシ
リコンウエ−ハ1表面を平坦に研磨する。
【0017】この様な研磨に用いる研磨用スラリ−は、
リサイクル用フイルタ−を通してリサイクルしながら研
磨を行い、アルカリによる化学研磨とシリカによる機械
研磨を組合わせた研磨を行う。その際の研磨条件を次に
示す。 研磨条件, 研磨布 :SURFIN II−X(不織布タイプ) 圧力 :350g/cm2 ; 回転数 :87rpm; テスト回数:3回 研磨時間 :20min; 研磨用組成物のSiO2 濃度:1.1% スラリ−pH:9.9〜11.3 スラリ−量:20■; スラリ−流量:5■/min(リサイクル) リサイクル用フイルタ−:20μ ピペラジンの添加量を重量基準にて、2,5,10,2
0,40,80,160%に変えて、研磨を行った。研
磨結果を表1に示す。またピペラジンの添加量と研磨能
率(μ/min)との関係を示すグラフを図1に示す。
リサイクル用フイルタ−を通してリサイクルしながら研
磨を行い、アルカリによる化学研磨とシリカによる機械
研磨を組合わせた研磨を行う。その際の研磨条件を次に
示す。 研磨条件, 研磨布 :SURFIN II−X(不織布タイプ) 圧力 :350g/cm2 ; 回転数 :87rpm; テスト回数:3回 研磨時間 :20min; 研磨用組成物のSiO2 濃度:1.1% スラリ−pH:9.9〜11.3 スラリ−量:20■; スラリ−流量:5■/min(リサイクル) リサイクル用フイルタ−:20μ ピペラジンの添加量を重量基準にて、2,5,10,2
0,40,80,160%に変えて、研磨を行った。研
磨結果を表1に示す。またピペラジンの添加量と研磨能
率(μ/min)との関係を示すグラフを図1に示す。
【0018】
【表1】
【0019】表1並びに図1に示すように、ピペラジン
の添加量5%以下(比較例)に比べて、結晶型P<10
0>型,P<111>型、共に添加量10〜80%にお
いては、比較例との相違%が100を超えていることが
明らかであり、特にP<100>型のウエ−ハの場合
は、添加量が160%でも更に研磨能率が向上している
ことは驚きである。
の添加量5%以下(比較例)に比べて、結晶型P<10
0>型,P<111>型、共に添加量10〜80%にお
いては、比較例との相違%が100を超えていることが
明らかであり、特にP<100>型のウエ−ハの場合
は、添加量が160%でも更に研磨能率が向上している
ことは驚きである。
【0020】次に、研磨用スラリ−のリサイクル特性を
調べた。この場合、本発明のピペラジンの添加量を3
5.0%に特定し、比較例については上と同様に5%と
した。この場合の研磨能率の結果を表2並びに図2に示
す。
調べた。この場合、本発明のピペラジンの添加量を3
5.0%に特定し、比較例については上と同様に5%と
した。この場合の研磨能率の結果を表2並びに図2に示
す。
【0021】
【表2】
【0022】表2並びに図2に示すように、ピペラジン
の添加量5%以下(比較例)に比べて、本発明例の場
合、リサイクルはRUN No. 20の場合で研磨能率は0.
79,比較例の場合0.38と優に2倍の能率で、且つ
スラリ流量は、本発明の場合5.80で、比較例は2.
0でこれ以上のリサイクルは不能であり、流量は2.9
倍で、RUN No. 30においても本発明の場合未だ3.3
■/minを示し、且つ研磨能率も0.46とμ/mi
nを示している。図3にリサイクル中に調べたときの流
量(■/min)と測定したRUN No. を示した。
の添加量5%以下(比較例)に比べて、本発明例の場
合、リサイクルはRUN No. 20の場合で研磨能率は0.
79,比較例の場合0.38と優に2倍の能率で、且つ
スラリ流量は、本発明の場合5.80で、比較例は2.
0でこれ以上のリサイクルは不能であり、流量は2.9
倍で、RUN No. 30においても本発明の場合未だ3.3
■/minを示し、且つ研磨能率も0.46とμ/mi
nを示している。図3にリサイクル中に調べたときの流
量(■/min)と測定したRUN No. を示した。
【0023】本発明は、本実施例において用いられた研
磨機並びに研磨条件に限定されず、その他の研磨機又は
研磨条件を用いても良いことは勿論である。更に、本実
施例においては、コロイダルシリカを使用したが、シリ
カゲルを用いても同様な成績を示すことは勿論である。
磨機並びに研磨条件に限定されず、その他の研磨機又は
研磨条件を用いても良いことは勿論である。更に、本実
施例においては、コロイダルシリカを使用したが、シリ
カゲルを用いても同様な成績を示すことは勿論である。
【0024】
【発明の効果】本発明の研磨用組成物及び研磨方法によ
れば、従来のピペラジンの5重量%以下を添加した研磨
用組成物に比べて、大巾な研磨能率の向上が認められ、
且つ研磨剤をリサイクル方式で使用する場合、フイルタ
−の目詰まりが少なく、スラリ−のライフが向上し、作
業性及びコストの改善ができ、さらにpHの調整に必要
とする苛性アルカリを添加する必要もなく、優れた研磨
面が得られる等の効果を奏するものである。
れば、従来のピペラジンの5重量%以下を添加した研磨
用組成物に比べて、大巾な研磨能率の向上が認められ、
且つ研磨剤をリサイクル方式で使用する場合、フイルタ
−の目詰まりが少なく、スラリ−のライフが向上し、作
業性及びコストの改善ができ、さらにpHの調整に必要
とする苛性アルカリを添加する必要もなく、優れた研磨
面が得られる等の効果を奏するものである。
【図1】ピペラジン添加量と研磨能率との関係を示した
グラフ、
グラフ、
【図2】本発明と従来例の研磨用組成物のリサイクルと
研磨能率との関係を示したグラフ、
研磨能率との関係を示したグラフ、
【図3】本発明と従来例の研磨用スラリ−の流量と研磨
能率との関係を示したグラフ、
能率との関係を示したグラフ、
【図4】ウエ−ハ表面の鏡面研磨工程の説明図。
1 ウエ−ハ 2 ワックス 3 セラミックブロック 4 研磨用スラリ− 5 研磨布 6 バックアップホイ−ル。
【手続補正書】
【提出日】平成3年12月25日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 シリコンウエーハの研磨用組成物及び
研磨方法
研磨方法
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、半導体のシリコン等の
ウエーハの研磨用組成物及び研磨方法の改良に関するも
のである。
ウエーハの研磨用組成物及び研磨方法の改良に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】LSI分野におけるシリコンウエーハ加
工技術の課題としては、 反りや表面平坦度等のウエーハ寸法精度の向上、 ウエーハ表面清浄度の向上、 大口径ウエーハ加工 等が重要な課題である。
工技術の課題としては、 反りや表面平坦度等のウエーハ寸法精度の向上、 ウエーハ表面清浄度の向上、 大口径ウエーハ加工 等が重要な課題である。
【0003】一般に、育成した単結晶インゴットを切断
し、研磨して鏡面ウエーハに仕上げるまでの加工工程
は、次のような工程からなる。 (1)育成した単結晶を幾つかのブロックに分けて、外径
を研削して所定の直径に整える。 (2)決められた面にオリエンテーションフラットをカッ
プ形砥石を使って入れる。 (3)単結晶ブロックを台に固定し、ダイヤモンド内周刃
で切断してウエーハを作る。 (4)LSI製造工程中にウエーハの縁が欠けるのを防ぐ
ために、ウエーハ外周部を研削する。砥石の形状によ
り、ウエーハの縁の形状が決まる。 (5)砥粒によりウエーハの両面をラップして切断による
加工歪みを除去し、厚さを一定にする。 (6)ラップ等の加工歪みを完全に除去するために、数十
μmエッチングする。 (7)コロイダルシリカ又はシリカゲル等の研磨用組成物
を使い、セラミックブロックに固定されたウエーハと研
磨パッドを回転させて、ウエーハの表面を化学的及び機
械的に鏡面研磨する工程を数回繰り返す。 (8)ウエーハの表面を清浄化する最終洗浄工程。 (9)出荷検査:抵抗率等の電気特性、厚さや表面平坦度
等の寸法精度の他に、斜光検査による表面清浄度検査。 (10)ウエーハを箱に入れて包装する。
し、研磨して鏡面ウエーハに仕上げるまでの加工工程
は、次のような工程からなる。 (1)育成した単結晶を幾つかのブロックに分けて、外径
を研削して所定の直径に整える。 (2)決められた面にオリエンテーションフラットをカッ
プ形砥石を使って入れる。 (3)単結晶ブロックを台に固定し、ダイヤモンド内周刃
で切断してウエーハを作る。 (4)LSI製造工程中にウエーハの縁が欠けるのを防ぐ
ために、ウエーハ外周部を研削する。砥石の形状によ
り、ウエーハの縁の形状が決まる。 (5)砥粒によりウエーハの両面をラップして切断による
加工歪みを除去し、厚さを一定にする。 (6)ラップ等の加工歪みを完全に除去するために、数十
μmエッチングする。 (7)コロイダルシリカ又はシリカゲル等の研磨用組成物
を使い、セラミックブロックに固定されたウエーハと研
磨パッドを回転させて、ウエーハの表面を化学的及び機
械的に鏡面研磨する工程を数回繰り返す。 (8)ウエーハの表面を清浄化する最終洗浄工程。 (9)出荷検査:抵抗率等の電気特性、厚さや表面平坦度
等の寸法精度の他に、斜光検査による表面清浄度検査。 (10)ウエーハを箱に入れて包装する。
【0004】前述のウエーハの反りは、切断技術に依存
し、ウエーハ表面平坦度は、エッチング工程と研磨工程
によって決まる。ラッピングによりウエーハ面内の厚さ
は均一になり、この均一性を後工程で崩さないようにす
ることが重要となる。ウエーハ表面清浄度は最終洗浄工
程によることは言うまでもない。
し、ウエーハ表面平坦度は、エッチング工程と研磨工程
によって決まる。ラッピングによりウエーハ面内の厚さ
は均一になり、この均一性を後工程で崩さないようにす
ることが重要となる。ウエーハ表面清浄度は最終洗浄工
程によることは言うまでもない。
【0005】特に、ウエーハ表面平坦度を確保するため
には、鏡面研磨工程が重要になる。鏡面研磨は、普通、
図4に示す如く、ウエーハ1をワックス2でセラミック
ブロック3に貼りつけて、強アルカリ液中にコロイダル
シリカ又はシリカゲルを分散させた研磨用組成物4を使
い、適切な研磨布5を使って、初め、表面を平坦に研磨
し、次に、仕上げの研磨を行い、アルカリによる化学研
磨とシリカによる機械研磨を組合わせた研磨を行うもの
である。
には、鏡面研磨工程が重要になる。鏡面研磨は、普通、
図4に示す如く、ウエーハ1をワックス2でセラミック
ブロック3に貼りつけて、強アルカリ液中にコロイダル
シリカ又はシリカゲルを分散させた研磨用組成物4を使
い、適切な研磨布5を使って、初め、表面を平坦に研磨
し、次に、仕上げの研磨を行い、アルカリによる化学研
磨とシリカによる機械研磨を組合わせた研磨を行うもの
である。
【0006】ウエーハの鏡面研磨方法及び研磨剤につい
ては、特公昭49−13665号公報には、高度の半導
体の表面完全性を与えるために、約2〜100mμの最
終の粒子寸法を有する約2〜50%固形分を含有するシ
リカゾルで研磨する方法が開示され、米国特許第416
9337号公報には0.1〜5重量%(ゾルのSiO2
基準にて)の水溶性アミンを添加した水溶性コロイダル
シリカまたはゲルでシリコンウエーハまたは類似の材料
の研磨方法が開示されている。
ては、特公昭49−13665号公報には、高度の半導
体の表面完全性を与えるために、約2〜100mμの最
終の粒子寸法を有する約2〜50%固形分を含有するシ
リカゾルで研磨する方法が開示され、米国特許第416
9337号公報には0.1〜5重量%(ゾルのSiO2
基準にて)の水溶性アミンを添加した水溶性コロイダル
シリカまたはゲルでシリコンウエーハまたは類似の材料
の研磨方法が開示されている。
【0007】また、特公昭57−58775号公報に
は、pHが約11〜12.5で且つそのシリカ粒子(比
表面積:約25〜600m2 /g)を化学的に結合した
アルミニゥム原子で未被覆粒子表面上の珪素原子100
個当たりアルミニゥム原子約1〜約50個の表面被覆と
なるように被覆せしめてあり、しかも約2〜約50重量
%のシリカ濃度を有するように変性処理されたコロイド
状シリカゲルを研磨剤として使用することを特徴としす
る、シリコンまたはゲルマニゥム半導体材料を高度の表
面仕上がり状態に研磨する方法が開示されている。
は、pHが約11〜12.5で且つそのシリカ粒子(比
表面積:約25〜600m2 /g)を化学的に結合した
アルミニゥム原子で未被覆粒子表面上の珪素原子100
個当たりアルミニゥム原子約1〜約50個の表面被覆と
なるように被覆せしめてあり、しかも約2〜約50重量
%のシリカ濃度を有するように変性処理されたコロイド
状シリカゲルを研磨剤として使用することを特徴としす
る、シリコンまたはゲルマニゥム半導体材料を高度の表
面仕上がり状態に研磨する方法が開示されている。
【0008】さらに、特公昭61−38954号公報に
は、ゾル又はゲルのシリカ含量に基づき、それぞれ炭素
原子2〜8個を含む、水溶性アルキルアミンまたは水溶
性アミノアルキルエタノールアミン0.1〜5重量%
と、炭素原子6個以下を含む水溶性第4級アルキルアン
モニウムの塩または塩基0.1〜5重量%とを含む、水
溶性コロイド状シリカのゾルまたはゲルからなる研磨剤
で、硅素ウエーハを研磨する方法が、特開昭62−30
333号公報には、ゾルののSiO2 含有量に基づいて
0.1〜5重量%のピペラジン、又は窒素に低級アルキ
ル置換基がついたピペラジンと組合わされた、水性コロ
イドシリカゾル又はゲルを含んでなる研磨剤で研磨する
ことを含む、シリコンウエーハ及び同様の材料の研磨方
法が開示されている。
は、ゾル又はゲルのシリカ含量に基づき、それぞれ炭素
原子2〜8個を含む、水溶性アルキルアミンまたは水溶
性アミノアルキルエタノールアミン0.1〜5重量%
と、炭素原子6個以下を含む水溶性第4級アルキルアン
モニウムの塩または塩基0.1〜5重量%とを含む、水
溶性コロイド状シリカのゾルまたはゲルからなる研磨剤
で、硅素ウエーハを研磨する方法が、特開昭62−30
333号公報には、ゾルののSiO2 含有量に基づいて
0.1〜5重量%のピペラジン、又は窒素に低級アルキ
ル置換基がついたピペラジンと組合わされた、水性コロ
イドシリカゾル又はゲルを含んでなる研磨剤で研磨する
ことを含む、シリコンウエーハ及び同様の材料の研磨方
法が開示されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】以上の如く、ウエーハ
表面平坦度を確保するための鏡面研磨工程においては、
従来の技術は著しく進歩して来たものの、LSI分野に
おける技術の進歩は目覚ましく、シリコンウエーハ表面
の高度な清浄度と平坦度について更に一段の技術的向上
を望む声は大である。
表面平坦度を確保するための鏡面研磨工程においては、
従来の技術は著しく進歩して来たものの、LSI分野に
おける技術の進歩は目覚ましく、シリコンウエーハ表面
の高度な清浄度と平坦度について更に一段の技術的向上
を望む声は大である。
【0010】本発明は、以上のシリコンウエーハ加工に
おける鏡面研磨における技術的改良を図るためになされ
たものであり、ウエーハ表面平坦度を確保するためのシ
リコンウエーハの研磨用組成物及び研磨方法を提供する
ことを目的とする。
おける鏡面研磨における技術的改良を図るためになされ
たものであり、ウエーハ表面平坦度を確保するためのシ
リコンウエーハの研磨用組成物及び研磨方法を提供する
ことを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の第1は、シリコ
ンウエーハ加工における鏡面研磨の研磨用組成物におい
て、コロイダルシリカゾル又はシリカゲルとピペラジン
を、前記シリカゾル又はシリカゲルのSiO2 含有量基
準にて10〜80重量%を含んでなることを特徴とする
シリコンウエーハの研磨用組成物であり、
ンウエーハ加工における鏡面研磨の研磨用組成物におい
て、コロイダルシリカゾル又はシリカゲルとピペラジン
を、前記シリカゾル又はシリカゲルのSiO2 含有量基
準にて10〜80重量%を含んでなることを特徴とする
シリコンウエーハの研磨用組成物であり、
【0012】本発明の第2は、シリコンウエーハ加工に
おける鏡面研磨方法において、コロイダルシリカゾル又
はシリカゲルとピペラジンを前記シリカゾル又はシリカ
ゲルのSiO2 基準にて10〜80重量%を含んでなる
研磨用組成物を使い、セラミックはりつけ板に固定され
たウエーハと研磨パッドを回転させて、ウエーハの表面
を化学的及び機械的に鏡面研磨することを特徴とするシ
リコンウエーハの研磨方法である。
おける鏡面研磨方法において、コロイダルシリカゾル又
はシリカゲルとピペラジンを前記シリカゾル又はシリカ
ゲルのSiO2 基準にて10〜80重量%を含んでなる
研磨用組成物を使い、セラミックはりつけ板に固定され
たウエーハと研磨パッドを回転させて、ウエーハの表面
を化学的及び機械的に鏡面研磨することを特徴とするシ
リコンウエーハの研磨方法である。
【0013】
【作用】前述の如く、特公昭61−38954号公報及
び特開昭62−30333号公報におけるシリコンウエ
ーハの研磨に用いる研磨用組成物は、0.1〜5重量%
のピペラジン又は水溶性アルキルアミンまたは水溶性ア
ミノアルキルエタノ−ルアミンとを含む、水溶性コロイ
ド状シリカのゾルまたはゲルからなるものであった。し
かしながら、本発明者らは、種々検討試験の結果、次の
ようなことを見知した。 (1)後述する実施例における表1並びに図1に示す如
く、本発明の研磨用組成物は、従来のピペラジンの添加
量5重量%以下に比べて、大巾な研磨能率の向上が認め
られる。 (2)研磨用組成物をリサイクル方式で使用する場合、フ
イルターの目詰まりが少なく、スラリーのライフが向上
し、作業性及びコストの改善ができる。 (3)pHの調整するのに必要とする苛性アルカリを添加
する必要もなく、優れた研磨面が得られる。
び特開昭62−30333号公報におけるシリコンウエ
ーハの研磨に用いる研磨用組成物は、0.1〜5重量%
のピペラジン又は水溶性アルキルアミンまたは水溶性ア
ミノアルキルエタノ−ルアミンとを含む、水溶性コロイ
ド状シリカのゾルまたはゲルからなるものであった。し
かしながら、本発明者らは、種々検討試験の結果、次の
ようなことを見知した。 (1)後述する実施例における表1並びに図1に示す如
く、本発明の研磨用組成物は、従来のピペラジンの添加
量5重量%以下に比べて、大巾な研磨能率の向上が認め
られる。 (2)研磨用組成物をリサイクル方式で使用する場合、フ
イルターの目詰まりが少なく、スラリーのライフが向上
し、作業性及びコストの改善ができる。 (3)pHの調整するのに必要とする苛性アルカリを添加
する必要もなく、優れた研磨面が得られる。
【0014】本発明の研磨用組成物においては、コロイ
ダルシリカゾル又はシリカゲルへのピペラジン(無水換
算基準)の添加量を、コロイダルシリカゾル又はシリカ
ゲルのSiO2 含有量に対して、10重量%以上とする
ものであるが、これは上述する如く、従来のピペラジン
の添加量5重量%以下に比べて、大巾な研磨能率の向上
が認められたことによるもので、80重量%を越えると
ピペラジンの溶解度が低下し、研磨面が荒れるので10
〜80重量%を使用範囲とした。
ダルシリカゾル又はシリカゲルへのピペラジン(無水換
算基準)の添加量を、コロイダルシリカゾル又はシリカ
ゲルのSiO2 含有量に対して、10重量%以上とする
ものであるが、これは上述する如く、従来のピペラジン
の添加量5重量%以下に比べて、大巾な研磨能率の向上
が認められたことによるもので、80重量%を越えると
ピペラジンの溶解度が低下し、研磨面が荒れるので10
〜80重量%を使用範囲とした。
【0015】
【実施例】先ず、研磨用組成物の調製について述べる。
研磨剤のコロイダルシリカゾルは、粒子径が35nm
(平均粒子径)で、SiO2 濃度が20%のコロイダル
シリカ(比重1.12)1リットル(SiO2 分が22
4gに相当)に、市販のピペラジンの6水和物又は無水
物(試薬)を用いてピペラジン無水物として、SiO2
含量に対して、夫々2〜160重量%に変えて添加し、
研磨用組成物とした。これに純水を加えて、全量で20
リットルに調製した研磨用スラリーを作り、これを研磨
試験に用いる。
研磨剤のコロイダルシリカゾルは、粒子径が35nm
(平均粒子径)で、SiO2 濃度が20%のコロイダル
シリカ(比重1.12)1リットル(SiO2 分が22
4gに相当)に、市販のピペラジンの6水和物又は無水
物(試薬)を用いてピペラジン無水物として、SiO2
含量に対して、夫々2〜160重量%に変えて添加し、
研磨用組成物とした。これに純水を加えて、全量で20
リットルに調製した研磨用スラリーを作り、これを研磨
試験に用いる。
【0016】次に、研磨機(SPEED FAM SPAW32)を用い
て、調整した研磨剤のシリコンウエーハ(5インチφ;
結晶:P<100>型,P<111>型)の鏡面加工を
行った。鏡面加工に当たっては、図4に示す如く、シリ
コンウエーハ1を研磨機のバックアップホイール6上に
位置させ、ワックス2でセラミックはりつけ板3に貼り
つけて、不織布タイプ又はスウェードタイプの研磨パッ
ド等の適切な研磨布5をシリコンウエーハ1上に置き、
研磨機のプレッシヤープレート(図示なし)を下降さ
せ、研磨機のバックアップホイ−ル6を回転させる。そ
して前記の調製された研磨用スラリー4をバックアップ
ホイール6上に供給し、圧力を与えながらこの研磨用ス
ラリー4の研磨剤をシリコンウエーハ1とバックアップ
ホイール6との間に回転させ、その回転を通して研磨剤
でシリコンウエーハ1表面を平坦に研磨する。
て、調整した研磨剤のシリコンウエーハ(5インチφ;
結晶:P<100>型,P<111>型)の鏡面加工を
行った。鏡面加工に当たっては、図4に示す如く、シリ
コンウエーハ1を研磨機のバックアップホイール6上に
位置させ、ワックス2でセラミックはりつけ板3に貼り
つけて、不織布タイプ又はスウェードタイプの研磨パッ
ド等の適切な研磨布5をシリコンウエーハ1上に置き、
研磨機のプレッシヤープレート(図示なし)を下降さ
せ、研磨機のバックアップホイ−ル6を回転させる。そ
して前記の調製された研磨用スラリー4をバックアップ
ホイール6上に供給し、圧力を与えながらこの研磨用ス
ラリー4の研磨剤をシリコンウエーハ1とバックアップ
ホイール6との間に回転させ、その回転を通して研磨剤
でシリコンウエーハ1表面を平坦に研磨する。
【0017】この様な研磨に用いる研磨用スラリーは、
リサイクル用フイルタ−を通してリサイクルしながら研
磨を行い、アルカリによる化学研磨とシリカによる機械
研磨を組合わせた研磨を行う。その際の研磨条件を次に
示す。 研磨条件, 研磨布 :SURFIN II−X(不織布タイプ) 圧力 :350g/cm2 ; 回転数 :87rpm; テスト回数:3回 研磨時間 :20min; 研磨用組成物のSiO2 濃度:1.1% スラリ−pH:9.9〜11.3 スラリ−量:20リットル; スラリ−流量:5リットル/min(リサイクル) リサイクル用フイルター:20μ ピペラジンの添加量を重量基準にて、2,5,10,2
0,40,80,160%に変えて、研磨を行った。研
磨結果を表1に示す。またピペラジンの添加量と研磨能
率(μ/min)との関係を示すグラフを図1に示す。
リサイクル用フイルタ−を通してリサイクルしながら研
磨を行い、アルカリによる化学研磨とシリカによる機械
研磨を組合わせた研磨を行う。その際の研磨条件を次に
示す。 研磨条件, 研磨布 :SURFIN II−X(不織布タイプ) 圧力 :350g/cm2 ; 回転数 :87rpm; テスト回数:3回 研磨時間 :20min; 研磨用組成物のSiO2 濃度:1.1% スラリ−pH:9.9〜11.3 スラリ−量:20リットル; スラリ−流量:5リットル/min(リサイクル) リサイクル用フイルター:20μ ピペラジンの添加量を重量基準にて、2,5,10,2
0,40,80,160%に変えて、研磨を行った。研
磨結果を表1に示す。またピペラジンの添加量と研磨能
率(μ/min)との関係を示すグラフを図1に示す。
【0018】
【表1】
【0019】表1並びに図1に示すように、ピペラジン
の添加量5%以下(比較例)に比べて、結晶型P<10
0>型,P<111>型、共に添加量10〜80%にお
いては、比較例との相違%が100を超えていることが
明らかであり、特にP<100>型のウエーハの場合
は、添加量が160%でも更に研磨能率が向上している
ことは驚きである。
の添加量5%以下(比較例)に比べて、結晶型P<10
0>型,P<111>型、共に添加量10〜80%にお
いては、比較例との相違%が100を超えていることが
明らかであり、特にP<100>型のウエーハの場合
は、添加量が160%でも更に研磨能率が向上している
ことは驚きである。
【0020】次に、研磨用スラリーのリサイクル特性を
調べた。この場合、本発明のピペラジンの添加量を3
5.0%に特定し、比較例については上と同様に5%と
した。この場合の研磨能率の結果を表2並びに図2に示
す。
調べた。この場合、本発明のピペラジンの添加量を3
5.0%に特定し、比較例については上と同様に5%と
した。この場合の研磨能率の結果を表2並びに図2に示
す。
【0021】
【表2】
【0022】表2並びに図2に示すように、ピペラジン
の添加量5%以下(比較例)に比べて、本発明例の場
合、リサイクルはRUN No. 20の場合で研磨能率は0.
79μm/min、比較例の場合0.38μm/min
と優に2倍の能率で、且つスラリ流量は、本発明の場合
5.80リットル/minで、比較例は2.0リットル
/minでこれ以上のリサイクルは不能であり、流量は
2.9倍で、RUN No. 30においても本発明の場合未だ
3.3リットル/minを示し、且つ研磨能率も0.4
6μ/minを示している。図3にリサイクル中に調べ
たときの流量(リットル/min)と測定したRUNNo.
を示した。
の添加量5%以下(比較例)に比べて、本発明例の場
合、リサイクルはRUN No. 20の場合で研磨能率は0.
79μm/min、比較例の場合0.38μm/min
と優に2倍の能率で、且つスラリ流量は、本発明の場合
5.80リットル/minで、比較例は2.0リットル
/minでこれ以上のリサイクルは不能であり、流量は
2.9倍で、RUN No. 30においても本発明の場合未だ
3.3リットル/minを示し、且つ研磨能率も0.4
6μ/minを示している。図3にリサイクル中に調べ
たときの流量(リットル/min)と測定したRUNNo.
を示した。
【0023】本発明は、本実施例において用いられた研
磨機並びに研磨条件に限定されず、その他の研磨機又は
研磨条件を用いても良いことは勿論である。更に、本実
施例においては、コロイダルシリカを使用したが、シリ
カゲルを用いても同様な成績を示すことは勿論である。
磨機並びに研磨条件に限定されず、その他の研磨機又は
研磨条件を用いても良いことは勿論である。更に、本実
施例においては、コロイダルシリカを使用したが、シリ
カゲルを用いても同様な成績を示すことは勿論である。
【0024】
【発明の効果】本発明の研磨用組成物及び研磨方法によ
れば、従来のピペラジンの5重量%以下を添加した研磨
用組成物に比べて、大巾な研磨能率の向上が認められ、
且つ研磨剤をリサイクル方式で使用する場合、フイルタ
−の目詰まりが少なく、スラリ−のライフが向上し、作
業性及びコストの改善ができ、さらにpHの調整に必要
とする苛性アルカリを添加する必要もなく、優れた研磨
面が得られる等の効果を奏するものである。
れば、従来のピペラジンの5重量%以下を添加した研磨
用組成物に比べて、大巾な研磨能率の向上が認められ、
且つ研磨剤をリサイクル方式で使用する場合、フイルタ
−の目詰まりが少なく、スラリ−のライフが向上し、作
業性及びコストの改善ができ、さらにpHの調整に必要
とする苛性アルカリを添加する必要もなく、優れた研磨
面が得られる等の効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】ピペラジン添加量と研磨能率との関係を示した
グラフ、
グラフ、
【図2】本発明と従来例の研磨用組成物のリサイクルと
研磨能率との関係を示したグラフ、
研磨能率との関係を示したグラフ、
【図3】本発明と従来例の研磨用スラリーの流量と研磨
能率との関係を示したグラフ、
能率との関係を示したグラフ、
【図4】ウエーハ表面の鏡面研磨工程の説明図。
【符号の説明】 1 ウエーハ 2 ワックス 3 セラミックはりつけ板 4 研磨用スラリー 5 研磨布 6 バックアップホイール。
Claims (2)
- 【請求項1】 シリコンウエ−ハ加工における鏡面研磨
の組成物において、コロイダルシリカゾル又はシリカゲ
ルとピペラジンを前記シリカゾル又はシリカゲルのSi
O2 基準にて10〜80重量%を含んでなることを特徴
とするシリコンウエーハの研磨用組成物。 - 【請求項2】 シリコンウエ−ハ加工における鏡面研磨
方法において、コロイダルシリカゾル又はシリカゲルと
ピペラジンを前記シリカゾル又はシリカゲルのSiO2
基準にて10〜80重量%を含んでなる研磨用組成物を
使い、セラミックブロックに固定されたウエ−ハと研磨
パッドを回転させて、ウエ−ハの表面を化学的及び機械
的に鏡面研磨することを特徴とするシリコンウエーハの
研磨方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3318185A JPH05154760A (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | シリコンウエーハの研磨用組成物及び研磨方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3318185A JPH05154760A (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | シリコンウエーハの研磨用組成物及び研磨方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05154760A true JPH05154760A (ja) | 1993-06-22 |
Family
ID=18096407
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3318185A Pending JPH05154760A (ja) | 1991-12-02 | 1991-12-02 | シリコンウエーハの研磨用組成物及び研磨方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05154760A (ja) |
Cited By (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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