JPH05103324A - 多地点テレビ会議制御装置 - Google Patents

多地点テレビ会議制御装置

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JPH05103324A
JPH05103324A JP3262075A JP26207591A JPH05103324A JP H05103324 A JPH05103324 A JP H05103324A JP 3262075 A JP3262075 A JP 3262075A JP 26207591 A JP26207591 A JP 26207591A JP H05103324 A JPH05103324 A JP H05103324A
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JP
Japan
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video
signal
video conference
control signal
conference terminal
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Application number
JP3262075A
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English (en)
Inventor
Toshikazu Yoshida
俊和 吉田
Toshiyuki Ichikawa
俊享 市川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
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  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 全ての会議参加地点の映像を分割画面表示し
ながら、発言地点の映像を他の地点の映像より拡大表示
することにより、鮮明な画面を得て、臨場感ある多地点
テレビ会議を行なうことを目的とする。 【構成】 音声検出部7は各テレビ会議端末からの端末
音声入力信号6a〜6eを受け、音声レベルの測定と発
言地点の特定を行なう。制御情報処理部8は音声検出部
7の測定結果に基づいて合成制御情報9を出力し、映像
信号処理部4a〜4eは合成制御情報9により表示画面
の縮小および合成処理を行なう。また、端末音声入力信
号6a〜6eの代わりに各テレビ会議端末装置からの画
面表示に関する端末映像指定信号として、制御情報処理
部8は端末映像指定信号に基づいて合成制御情報9を出
力し、映像信号処理部4a〜4eは合成制御情報9によ
り表示画面の縮小および合成処理を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、3か所以上の複数の
地点間でテレビ会議を行なう多地点テレビ会議システム
において、テレビ会議端末装置の画面上に複数の端末の
映像を分割表示しながら、そのうちの一部の画面の大き
さと位置を変えることのできる多地点テレビ会議制御装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の多地点テレビ会議システムの構
成として図13に示すようなものがある。図において、
Tは会議参加者が参集する地点に設置され、その地点の
映像と音声を収集する手段と、他の地点の映像を表示し
音声を再生する手段を有するテレビ会議端末装置であ
り、1はテレビ会議端末装置Tの映像と音声を受けて、
それらを合成しテレビ会議端末装置Tに分配する多地点
テレビ会議制御装置である。各テレビ会議端末装置は、
撮像装置で撮影したその地点における映像信号とマイク
で収集した音声信号を多地点テレビ会議制御装置1へ送
り出す。場合によっては文書デ−タなどを送り出すこと
もある。多地点テレビ会議制御装置1は、図13に示す
ように複数のテレビ会議端末装置と接続され、それぞれ
のテレビ会議端末装置から映像、音声などの信号を受
け、合成・ミキシング処理を行ない、各テレビ会議端末
装置に分配するものである。多地点テレビ会議制御装置
は、複数の地点の映像を同時に見ることができるように
他の地点の映像信号と合成し、一つの映像にして各端末
へ送り出す。同様にその地点の音声信号を受け、複数の
地点の音声を同時に聞くことができるように他の地点の
音声信号とミキシングして各端末へ送り出す。テレビ会
議端末装置では、合成された各地点の映像を表示装置に
表示する。またミキシングされた音声を再生する。会議
参加者は、表示装置の画面上で各地点の映像が分割表示
されているので、各地点の映像を同時に見ることがで
き、また各地点の発言を同時に聞くことができる。
【0003】図13中のテレビ会議制御装置1は、従来
例として、たとえば特開昭61−32683号公報に示
すようなものがあった。図10は上記特開昭61−32
683号公報に示されたものの概念を示した図であり、
5地点間でのテレビ会議を行なう場合の多地点テレビ会
議制御装置の構成を示す図である。1は多地点テレビ会
議制御装置、2a、2b、2c、2d、2eは各テレビ
会議端末装置からの端末映像入力信号、3a、3b、3
c、3d、3eは端末映像入力信号2a〜2eを蓄える
映像メモリ、4a,4b,4c,4d,4eは映像メモ
リ3a〜3eからデ−タを読み出し、縮小・合成を行な
う映像信号処理部、5a,5b,5c,5d,5eは映
像信号処理部4a〜4eから出力される各テレビ会議端
末装置への映像出力信号、20a,20b,20c,2
0d,20eは映像メモリ3a〜3eから映像信号処理
部へ出力される映像入力信号である。アルファベットは
各地点の端末一台一台に対応している。図11は、図1
0に示した多地点テレビ会議制御装置の構成部分である
映像信号処理部4eの構成を示す図である。20a、2
0b、20c、20dは映像入力信号、21a、21
b、21c、21dは映像入力信号20a〜20dに対
し縮小処理を行なう縮小回路、22は縮小された映像信
号を合成する合成回路である。
【0004】次に動作について説明する。この多地点テ
レビ会議制御装置1では、テレビ会議端末装置からの端
末映像入力信号2a,2b,2c,2d,2eを、それ
ぞれ対応して設けられている映像メモリ3a、3b、3
c、3d、3eに一旦記録する。その後、その映像信号
を同一クロックをもちいて、位相を一致させて一斉に読
み出す。
【0005】これら映像信号は、それぞれ自分自身のテ
レビ会議端末装置に対応する信号を除き、映像信号処理
部4a、4b、4c、4d、4eに入力される(例え
ば、映像メモリ3aから読み出された信号は映像信号処
理部4b、4c,4d,4eに入力される。他も同様で
ある。)
【0006】映像信号処理部4eでは、映像メモリ3
a,3b,3c,3dからの映像入力信号20a,20
b,20c,20dは、縮小回路21a,21b、21
c、21dにおいて縦横ともにそれぞれ1/2に縮小さ
れる。縮小率は固定されている。その後、合成回路22
において1つの画面に合成され、映像出力信号5eとし
て出力される。他の映像信号処理部4a、4b、4c、
4dにおける動作も同様である。映像出力信号5a,5
b,5c,5d,5eは各テレビ会議端末装置へ出力さ
れる。
【0007】テレビ会議端末装置は映像出力信号を受け
て、例えば図12に示す形式で分割表示を行う。図12
はテレビ会議端末装置eで表示される画面形式を示して
おり、それぞれのアルファベットが相手のテレビ会議端
末装置a〜d(以下、対地a〜dと略称する)からの端
末映像入力信号2a〜2eによる画面であることを示し
ている。以上のようにして、多地点テレビ会議制御装置
により、テレビ会議端末装置は各対地の映像を同時に分
割表示することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の多地点テレビ会
議制御装置は以上の様に構成されていて、映像の縮小を
行なう縮小回路の縮小率は固定されているので、各地点
の発言の有無などにかかわらず各対地の画面は常に同じ
大きさ・位置・形状であり、複数の端末の映像を同時に
表示しながら発言地点の映像を大きく表示することがで
きず、会議全体の雰囲気を把握しつつ発言者の鮮明な画
像を見ることができないという問題があった。
【0009】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、対地の映像を同時に表示しなが
ら、発言中の対地または議長の指定する対地などの映像
の大きさと表示位置を変えて表示することができる多地
点テレビ会議制御装置を得ることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】請求項1、2および3の
発明(以下、第一の発明と記す)に係る多地点テレビ会
議制御装置は、3台以上のテレビ会議端末装置から信号
を受け、その信号の1またはそれ以上の物理量を測定す
る測定手段と、その測定された物理量に基づき映像信号
の表示態様およびその表示態様でもって映像の表示をお
こなうテレビ会議端末装置を決定し、その決定結果に基
づき、決定されたテレビ会議端末装置における上記映像
信号の表示態様を制御する制御信号を作成する制御信号
作成手段と、制御信号作成手段において作成された制御
信号により表示態様を変化させる映像信号処理手段を備
えたものである。
【0011】また請求項2の発明に係る多地点テレビ会
議制御装置は、上記表示の態様を、上記映像信号の変化
率および合成の態様とし、映像信号処理手段を、制御信
号作成手段において作成された制御信号により映像を変
化させる映像変化手段と、制御信号作成手段において作
成された制御信号により複数の映像信号を合成する映像
合成手段としたものである。
【0012】また請求項3の発明に係る多地点テレビ会
議制御装置は、上記表示の態様を、上記映像信号の表示
位置および合成の態様とし、映像信号処理手段を、制御
信号作成手段において作成された制御信号により複数の
映像信号を決定された表示位置に合成する映像合成手段
としたものである。
【0013】請求項4、5および6の発明(以下、第二
の発明と記す)に係る多地点テレビ会議制御装置は、3
台以上のテレビ会議端末装置または他の装置から上記映
像信号の表示態様およびその表示態様でもって表示をお
こなうテレビ会議端末装置を指定する指定信号を受け、
その指定信号に基づいて映像信号の表示態様を制御する
制御信号を作成する制御信号作成手段と、制御信号作成
手段において作成された制御信号により表示態様を変化
させる映像信号処理手段を備えたものである。
【0014】また請求項5の発明に係る多地点テレビ会
議制御装置は、上記表示の態様を、上記映像信号の変化
率および合成の態様とし、映像信号処理手段を、制御信
号作成手段において作成された制御信号により映像を変
化させる映像変化手段と、制御信号作成手段において作
成された制御信号により複数の映像信号を合成する映像
合成手段としたものである。
【0015】また請求項6の発明に係る多地点テレビ会
議制御装置は、上記表示の態様を、上記映像信号の表示
位置および合成の態様とし、映像信号処理手段を、制御
信号作成手段において作成された制御信号により複数の
映像信号を指定された表示位置に合成する映像合成手段
としたものである。
【0016】
【作用】第一の発明においては、各対地からの信号の物
理量を測定することにより、映像信号の映像の縮小拡大
率または映像の表示位置、もしくはそれらの組み合わせ
に係る表示態様および制御すべきテレビ会議端末装置を
決定し、その結果により制御信号作成手段において制御
信号を作成し、その出力により複数の対地の映像信号の
表示態様の設定を行ない、それらの映像の画面合成表示
を行なう。また、第二の発明においては、各対地からの
信号の物理量を測定し、映像の表示態様を決定すること
の代わりに、テレビ会議端末装置における映像の表示態
様を指定する指定信号により制御信号作成手段において
制御信号を作成し、その出力により複数の対地の映像信
号の表示態様の設定を行ない、それらの映像の画面合成
を行なう。
【0017】
【実施例】実施例1 以下、第一の発明に係る実施例を図について説明する。
図1は、5地点間でテレビ会議を行なう場合の本発明に
係る多地点テレビ会議制御装置の構成を示す図である。
本実施例において、信号の物理量として音声信号のレベ
ルを、測定手段として音声レベル測定部を、制御信号作
成手段として制御情報処理部と分割表示制御部を、映像
信号処理手段として縮小拡大回路または可変縮小拡大回
路および合成回路を有する映像信号処理部を、映像の変
化率として縮小拡大率を用いている。
【0018】1は多地点テレビ会議制御装置、2a、2
b、2c、2d、2eは各テレビ会議端末装置からの端
末映像入力信号、3a、3b、3c、3d、3eは端末
映像入力信号2a〜2eを蓄える映像メモリ、4a,4
b,4c,4d,4eは映像メモリ3a〜3eからデ−
タを読み出し、処理を行なう映像信号処理部、5a,5
b,5c,5d,5eは映像信号処理部4a〜4eから
出力される各テレビ会議端末装置への映像出力信号、6
a,6b,6c,6d,6eは各テレビ会議端末装置か
らの端末音声入力信号、7は端末音声入力信号6a〜6
eのレベルを測定する音声レベル測定部、8は音声レベ
ル測定部7の測定結果を受けて制御情報を作成する制御
情報処理部、また、9は制御情報処理部8の出力の合成
制御情報である。
【0019】図2は、図1に示した多地点テレビ会議制
御装置1の構成部分である映像信号処理部4eの構成を
示す図である。20a,20b,20c,20dは映像
メモリ3a〜3dからの映像入力信号、21a、21
b、21c、21dは映像入力信号20a〜20dに対
して縮小拡大処理を行なう縮小拡大回路、22は縮小拡
大回路21a〜21dおよび可変縮小拡大回路25の出
力信号を合成する合成回路、24は映像入力信号20a
〜20dの中から1つを選択する切替回路、25は切替
回路24の出力に対し段階的に画面縮小を行なう可変縮
小拡大回路、26は合成回路22、切替回路24、およ
び可変縮小拡大回路25を制御する分割表示制御部、2
7は切替制御信号、28は縮小拡大率制御信号、29は
合成制御信号である。
【0020】次に動作について説明する。図1の多地点
テレビ会議制御装置では、各対地のテレビ会議端末装置
から送られてくる端末映像入力信号2a,2b,2c,
2d,2eを受け、それぞれ対応して設けられている映
像メモリ3a,3b,3c,3d,3eに一旦記録す
る。記録後、同一クロック(このクロックは図示されて
いない)で一斉に読み出すことにより、各出力映像信号
の位相を一致させて、映像信号処理部4a,4b,4
c,4d,4eへ送る。
【0021】このとき映像信号は、それぞれ自分自身の
テレビ会議端末装置に対応する信号を除き、映像信号処
理部4a,4b,4c,4d,4eに入力される(例え
ば、映像メモリ3aから読み出された信号は映像信号処
理部4b,4c,4d,4eに入力される。他も同様で
ある)。
【0022】一方、音声レベル測定部7では、各対地の
テレビ会議端末装置から送られてくる端末音声入力信号
6a,6b,6c,6d,6eの音声レベルの測定を行
なう。例えば音声レベルを小さい方から、0から10ま
でランク分けする。制御情報処理部8では、音声レベル
測定部7において測定した音声レベルに基づき、対地ご
との縮小拡大率、表示位置およびその縮小拡大率、表示
位置でもって表示させるテレビ会議端末装置を決定し、
それらの決定に基づき映像信号処理部4a,4b,4
c,4d,4eを制御する合成制御情報9を作成する。
例えば、音声レベル測定部7が端末音声入力信号6a〜
6eについて測定し、それら全ての音声レベルが3以下
であれば、制御情報処理部8では、全ての端末において
発言はなされていないものとし、全ての端末の画面の縮
小拡大率と表示位置は固定(例えば縮小拡大率1/2、
対地a,b,c,dの画像表示位置をそれぞれ左上、右
上、左下、右下)との決定をする。そしてその態様で全
ての端末の画面を表示するように、映像信号処理部4
a,4b,4c,4d,4eを制御する合成制御情報9
を作成する。一方、ある対地における音声レベルが3を
越えたとすれば、その対地は発言中であると判断し、そ
のレベルに応じてその端末の縮小拡大率と表示位置を変
化させる。例えば、対地aがレベル5であれば、縮小拡
大率3/4、表示位置を左上とする合成制御情報9を作
成する。
【0023】可変縮小拡大および表示位置を変更すべき
対地が1つに限られる場合は、音声レベルが最大である
対地のみを可変とし、その他の対地の表示態様は発言が
なされていない場合と同じく固定とする。可変縮小拡大
および表示位置を変更すべき対地が複数許される場合
は、音声レベルに応じてそれぞれ可変とする。必要に応
じていずれかを選択すればよい。
【0024】次に映像信号処理部の動作について説明す
る。映像信号処理部4a,4b,4c,4d,4eは同
じ動作をするので、映像信号処理部4eを例にとる。図
2の映像信号処理部4eは可変縮小拡大および表示位置
を変更すべき対地が1つの場合の実施例を示す。分割表
示制御部26では制御情報処理部8からの合成制御情報
9eを受け、その内容に応じて、切替制御信号27、縮
小拡大制御信号28、合成制御信号29に分け、切替回
路24、可変縮小拡大回路25および合成回路22に分
配する。たとえば合成制御情報9eの内容が、対地aが
発言中でありその映像の縮小拡大率は75%、表示位置
は左上であるとする。この場合、分割表示制御部26
は、切替回路24が映像メモリ3aからの映像入力信号
20aを選択するように切替制御信号27を出力する。
切替回路24は映像入力信号20aを選択し、可変縮小
拡大回路25に送出する。縮小拡大制御信号28は入力
された映像信号を縮小率75%に縮小するように制御す
る制御信号であり、可変縮小拡大回路25がその映像を
3/4に縮小し、合成回路22に送出する。
【0025】合成制御信号29は対地aの映像を左上に
表示し、その他の対地b,c,dの映像を固定の位置、
すなわち右上、左下、右下に表示するように制御する制
御信号であり、その信号に基づき合成回路22は、縮小
拡大回路21a,21b,21c,21dにおいて図1
の映像メモリ3a,3b,3c,3dからの映像入力信
号20a,20b,20c,20dを受け縦横にそれぞ
れ1/2に縮小した映像信号を受け、そのなかから対地
b,c,dの映像信号を選択し、それぞれの固定の位置
に表示する。縮小拡大回路21a,21b,21c,2
1dの縮小率は固定である。合成回路22は内部にメモ
リを有し、映像信号を所定の位置に書き込むことによっ
て映像を所定の位置に表示する。対地b,c,dの映像
を書き込んだ後、可変縮小拡大回路25が映像を3/4
に縮小した対地aの映像信号を受け、メモリの左上に書
き込む。合成回路22において1つの画面に合成された
映像信号は映像出力信号5eとして出力される。
【0026】ここで縮小拡大回路21a〜21dの具体
的な動作を図3に基づいて説明する。図3(a)に映像
信号20a〜20eの画素の配置の例を示す。30は画
素の配列を示しており、画素数は100×100として
いる。xは横方向の位置を、yは縦方向の位置を示して
おり、(x1,y1)は左隅の1つの画素を示すものと
する。1つの画素が画面上の1つの点に対応する。図3
(b)は縮小拡大回路21a〜21dの出力の画素の配
置例を示し、縮小拡大率が1/2であるので画素数は5
0×50である。zは横方向の位置を、wは縦方向の位
置を示しており、(z1,w1)は左上の画素を示す。
縮小拡大回路21a〜21dでは、映像信号の画素の4
つに1つを縮小拡大回路の画素に対応させることによっ
て縮小拡大操作を行なう。たとえば画素(x1,y
1),(x3,y1)・・・(x99,y1)のデ−タ
を(z1,w1),(z2,w1)・・・(z50,w
1)に、(x1,y3),(x3,y3)・・・(x9
9,y3)のデ−タを(z1,w2),(z2,w2)
・・・(z50,w2)に入れる。同様の操作をy5〜
y99,w3〜w50について繰り返す。なおここで平
均をとったものをもちいてもよい。すなわち画素(x
1,y1),(x2,y1),(x1,y2),(x
2,y2)の平均値を(z1,w1)に代入してもよ
い。またそれらの最大値をとってもよい。
【0027】次に縮小拡大回路21a〜21dの具体的
な動作を図3に基づいて説明する。図3(c)は縮小拡
大率が3/4の場合の可変縮小拡大回路25の出力の画
素の配置を示し、画素数は75×75である。z,wの
意味は図3(b)の場合と同様である。
【0028】可変縮小拡大回路25では、縮小拡大率に
応じて映像信号の画素30を可変縮小拡大回路の画素3
2に対応させることによって可変縮小拡大操作を行な
う。32の場合、縮小拡大率は3/4であるから、(x
1,y1),(x2,y1),(x3,y1),(x
5,y1)・・・(x99,y1)のデ−タを(z1,
w1),(z2,w1),(z3,w1),(z4,w
1)・・・(z75,w1)に入れる。同様にY2、Y
3、Y5行のデ−タをW2、W3、W4行に対応させ
る。なお縮小拡大回路の場合と同様に平均または最大値
をとったものをもちいてもよい。また画素について移動
平均をとったものでもよい。
【0029】同様に縮小率が2/3の場合、画素数は6
6×66であるから、(x1,y1),(x2,y
1),(x4,y1),(x5,y1)・・・(x9
8,y1)のデ−タを(z1,w1),(z2,w
1),(z3,w1),(z4,w1)・・・(z6
6,w1)に入れればよい。以上のように、可変縮小拡
大回路25で段階的に縮小拡大率を選ぶことができる。
【0030】縮小拡大回路および可変縮小拡大回路の出
力を受けて、合成回路22は合成処理を行なう。以下、
動作を図4に基づいて説明する。図中、それぞれのアル
ファベットはその対地からの映像信号による画面である
ことを示している。合成回路22は、始めに縮小拡大回
路21a,21b,21c,21dの出力である映像を
受け、合成制御信号29にしたがい縮小拡大回路21
b,21c,21dの出力を選択し、内部の100×1
00の画素に対応するメモリに書き込む。すなわち図4
(a)に示すように、メモリの右上に縮小回路21bの
50×50の画素を、同様に左下に縮小回路21cの画
素を、右下に縮小回路21dの画素を書き込む。左上の
縮小回路21aの部分を除き、対地b,c,dの映像が
書き込まれる。
【0031】次に可変縮小拡大回路25の出力である映
像を受け、メモリの左上に75×75の画素を書き込
む。このとき既に書き込まれている対地b,c,dの映
像と対地aの映像の重なる部分についてはデ−タの上書
きを行なうので、その重なる部分は対地aの映像のデ−
タが入り、結局、図4(b)に示すような映像が得られ
る。このようにして映像出力信号5eにおいて、対地a
の映像は他の対地に比べ大きく鮮明な表示がなされる。
【0032】なお、上記の説明において縮小拡大率は1
より小さかったが、1に等しいか1より大きくてもよ
い。例えば合成回路22のメモリが200×200の画
素のとき、上記の例と同様の画面を得るには、縮小拡大
回路21a,21b,21c,21dにおいて縮小拡大
率を1とし、可変縮小拡大回路25において縮小拡大率
を3/2とすればよい。
【0033】縮小拡大率が3/2のときには、図3
(a)の映像信号20a〜20eの画素数は100×1
00であるから、図3(b)の画素数は150×150
である。このとき、可変縮小拡大回路25では、映像信
号の画素を可変縮小拡大回路25の画素に、たとえば以
下の様に対応させる。画素(x1,y1)を(z1,w
1),(z2,w1),(z1,w2),(z2,w
2)に対応させ、(x2,y1)を(z3,w1),
(z3,w2)に対応させ、・・・(x100,y1)
を(z150,w1),(z150,w2)に対応させ
る。また画素(x1,y2)を(z1,w3),(z
2,w3)に対応させ、(x2,y2)を(z3,w
3)に対応させ、・・・(x100,y2)を(z15
0,w3)に対応させる。以下同様の操作を繰返す。な
おここで平均をとったものをもちいてもよい。またそれ
らの最大値をとってもよい。
【0034】なおここで縮小拡大率とは縮小の前後にお
ける画素数の比をいい、表示画面の物理的大きさには関
係しない。したがってテレビ会議端末装置の表示画面の
物理的大きさがまちまちであっても動作は変わらない。
【0035】以上の動作説明の場合の画面形式を図5
(a)に示す。図5はテレビ会議端末装置eで受信する
他の地点からの画面形式を示しており、それぞれのアル
ファベットがその対地からの映像信号による画面である
ことを示している。なお縮小率は段階的に変えることが
できるので、分割画面であっても1つの対地の映像を画
面全体に表示することが可能である。
【0036】以上、対地aが発言中の場合を説明してき
たが、対地b,c,dが発言中であっても同様である。
図5(b)は対地bが発言中の合成画面、図5(c)は
対地cが発言中の合成画面、図5(d)は対地dが発言
中の合成画面を示す。ただし、対地eすなわち自分自身
が発言中であるとき、映像信号処理部4eには自分自身
の端末の映像入力信号20eは入力されていないので、
分割表示制御部26が出力する合成制御信号29によっ
て合成回路22は可変縮小拡大回路25の出力を合成し
ない。したがって、すべての対地の映像が同じ大きさで
表示される。また映像処理部4a,4b,4c,4dに
おける動作も同様である。
【0037】本実施例において、音声信号に基づいて画
面の大きさを変えたので、発言が有れば自動的に発言地
点の映像が拡大され、発言地点の鮮明な映像が得られ
る。また発言の有無およびその状況を画面から知ること
ができる。
【0038】上記の例では、各テレビ端末の映像を四隅
に書き込んでいるが、書き込み位置は、合成回路22に
おいて縮小拡大率と同時にまたは単独で任意に設定する
ことができる。位置を変えた場合の画面形式を図6
(a)に示す。図6(a)は対地aが発言中である場合
である。図6(b)は対地bが発言中の合成画面、図6
(c)は対地cが発言中の合成画面、図6(d)は対地
dが発言中の合成画面を示す。
【0039】実施例2 なお、上記実施例1は映像信号処理部4a〜4eを縮小
拡大回路と可変縮小拡大回路とで構成したが、可変縮小
拡大回路のみで構成してもよい。図7に構成例を示す。
図において可変縮小拡大回路25a〜25eは実施例1
の場合と全く同じ機能を果たす。合成回路22には、入
力信号が4つで対地の数と同じなので実施例1の場合の
選択機能は不要である。分割表示制御部26は制御情報
処理部8からの合成制御情報9を受け可変縮小拡大回路
25a〜dおよび合成回路22を制御する。
【0040】たとえば制御情報9の内容が、対地aが発
言中でありその映像の縮小拡大率は75%であるとす
る。この場合、分割表示制御部26は可変縮小拡大回路
25aがその映像を3/4に縮小し、可変縮小拡大回路
25b,25c,25dがその映像を1/2に縮小する
ように制御する。合成回路22は可変縮小拡大回路25
b,25c,25dの映像を内部メモリに書き込んだ
後、可変縮小拡大回路25aの映像を書き込むことによ
り、合成を行う。合成回路22において1つの画面に合
成された映像信号は映像出力信号5eとして出力され
る。この実施例においては、実施例1の場合と異なり、
複数の対地の映像を、音声レベルに応じて、それぞれ同
時に縮小拡大し、かつ表示位置を変えることができる。
【0041】実施例3 なお、上記実施例1は信号の物理量として音声レベルを
用いているが、音声信号以外の信号の物理量を用いても
良い。たとえば画面中の人物の動きによって画面を制御
することが考えられる。映像信号を圧縮するとき、動き
の少ない映像のデ−タ量は少なく、動きの多い映像のデ
−タ量は多くなる。そこで端末音声入力信号6a〜6e
の代わりに端末映像信号を用い、そのデ−タ量を測定
し、それを実施例1の音声レベルと同様に扱えば、画面
中の人物の動きによる制御が可能である。テレビ会議会
議端末装置において映像を圧縮するときに動きを検出
し、その信号を受けてもよい。活発な動きをしている地
点の映像を拡大することができる。また、画面の明るさ
によって画面を制御することが考えられる。端末映像信
号から端末の画面の明るさを求め、それを実施例1の音
声レベルと同様に扱えば、画面の明るさによる制御が可
能である。また、画面の明るさ等について各対地のテレ
ビ会議端末装置で作成したものを発明に係る多地点テレ
ビ会議制御装置に送出してもよい。そのとき専用の信号
回線を通して送出しても、映像信号または音声信号のデ
−タと一緒に送出してもよい。また、音声信号であって
もレベルではなく、その周波数分布によって画面を制御
することが考えられる。端末音声入力信号6a〜6eを
高速フ−リエ変換などにより周波数分布に変換し、その
形状、ピ−クなどを測定し、それを実施例1の音声レベ
ルと同様に扱えば、音声信号の周波数分布による制御が
可能である。
【0042】実施例4 次に、第二の発明の一実施例を図について説明する。図
8は、5地点間でテレビ会議を行う場合の、第二の発明
に係る多地点テレビ会議制御装置の構成を示す図であ
る。第一の発明は物理量を測定する測定手段を持ち、そ
の測定結果に基づいて映像の表示態様等を決定したが、
第二の発明では、その代わりに、各テレビ端末装置から
自身の端末装置に表示する縮小拡大率と表示位置および
その表示態様で表示する対地の指定を行なう指定信号を
受け、その指定信号により合成制御情報9の作成する。
図8において11a〜11eは対地a〜eの端末映像指
定信号である。
【0043】端末映像指定信号11a〜11eは、自分
自身の端末装置の画面にどの対地の映像をどのような態
様で(例えばどれだけの縮小拡大率、どの表示位置で)
表示するか指定するものである。端末映像指定信号11
aに基づき、制御情報処理部8はデコ−ダとして機能
し、端末映像指定信号11aの内容を解読し、その指定
の内容に基づき自分自身の端末装置の画面表示を行なう
よう合成制御情報9a〜9eを作成し、映像信号処理部
4aに表示画面の指示を行なう。同様に端末映像指定信
号11b〜11eに基づき、映像信号処理部4b〜4e
に表示画面の指示を行なう。映像信号処理部4a〜4e
の動作は第一の発明の場合と同一である。第二の発明で
は指定信号に基づいて制御信号を作成するので、第一の
発明における測定手段は不要である。したがって第二の
発明は、第一の発明に比べ構成において単純であり、ま
た物理量から表示態様等を決定する際の設定や調整が不
要となる。そのためメンテナンスフリ−の多地点テレビ
会議制御装置を小さくかつ簡単に作ることができる。
【0044】実施例5 なお、上記実施例では、テレビ会議端末装置からの指定
により自分自身の端末装置の画面の態様を制御したが、
特定の1つの端末装置からの指定によりすべての対地の
端末装置の画面の表示態様を制御してもよい。たとえば
特定の端末を議長用とし、その端末の指定によりすべて
のテレビ会議端末の画面制御を行なうことができる。図
9に構成例を示す。図において13は端末選択信号、1
4は制御信号切替部である。議長の端末がどのテレビ会
議端末装置であるかに応じて、端末選択信号13により
制御信号切替部14で端末映像指定信号11a〜11e
から1つを選択する。端末映像指定信号11a〜11e
は、実施例4の場合と異なり、全ての対地の端末装置の
画面にどの対地の映像をどのような態様で表示するか指
定するものである。したがって、その指定された対地の
端末装置の表示画面を除き、全ての対地の端末装置の表
示画面上に指定された対地の端末装置の映像が指定され
た態様で表示される。端末選択信号13は、たとえば多
地点テレビ会議端末装置あるいはテレビ会議の中心とな
る端末で作成することが考えられる。この実施例におい
ては、議長などの特定の一人の意志により全ての端末に
同じ画面を表示させることができる。したがって全参加
者の注目をたとえば発言者に集めることができて、議長
等が議事を容易に進行することができる。
【0045】なお実施例4および5では、テレビ会議端
末装置から端末映像指定信号を受けたが、全く別の、た
とえばテレビ会議端末装置以外の制御装置から指定信号
を受けても良い。以上の実施例では会議参加地点数を5
とした場合について説明したが、3以上であれば5以外
の地点数の場合に対しても同様な手段で映像信号処理を
行なうことが可能であり、本発明に係るテレビ会議制御
装置を実現できる。
【0046】
【発明の効果】以上のように、第一の発明によれば、テ
レビ会議端末装置から信号を受け、その信号の1または
それ以上の物理量に基づき、テレビ会議端末装置の映像
信号の表示態様とその表示態様でもって表示を行なうテ
レビ会議端末を決定したので、一部地点(例えば発言地
点)の映像を拡大・移動することができ、会議参加者は
他の会議参加地点の映像を見ながら、その一部の会議参
加地点の映像を鮮明に見ることができる。また、第二の
発明によれば、映像信号の表示態様およびその表示態様
でもって表示を行なうテレビ会議端末装置を指定したの
で、指定地点の映像を拡大・移動することができ、会議
参加者は他の会議参加地点の映像を見ながら、その指定
した会議参加地点の映像を鮮明に見ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の請求項1に係る一実施例による多地
点テレビ会議制御装置の構成図である。
【図2】この発明に係る一実施例による映像信号処理部
の構成図である。
【図3】この発明に係る一実施例による映像信号の画素
配置図である。
【図4】この発明に係る一実施例による画面合成の説明
図である。
【図5】この発明の一実施例における合成画面例であ
る。
【図6】この発明の一実施例における合成画面例であ
る。
【図7】この発明に係る他の実施例による映像信号処理
部の構成図である。
【図8】この発明の請求項2に係る一実施例による多地
点テレビ会議制御装置の構成図である。
【図9】この発明の請求項2に係る他の実施例による多
地点テレビ会議制御装置の構成図である。
【図10】従来の多地点テレビ会議制御装置の構成図で
ある。
【図11】従来の映像信号処理部の構成図である。
【図12】従来の合成画面例である。
【図13】多地点テレビ会議制御装置と5台のテレビ会
議端末装置との接続を示す図である。
【符号の説明】
1 多地点テレビ会議制御装置 2a,2b,2c,2d,2e 端末映像入力信号 3a,3b,3c,3d,3e 映像メモリ 4a,4b,4c,4d,4e 映像信号処理部 5a,5b,5c,5d,5e 映像出力信号 6a,6b,6c,6d,6e 端末音声入力信号 7 音声レベル測定部 8 制御情報処理部 9 合成制御情報 11a,11b,11c,11d,11e 端末映像指
定信号 13 端末選択信号 14 制御信号切替部 20a,20b,20c,20d,20e 映像入力信
号 21a,21b,21c,21d 縮小拡大回路 22 合成回路 24 切替回路 25 可変縮小拡大回路 26 分割表示制御部 27 切替制御信号 28a,28b,28c,28d 縮小拡大率制御信号 29 合成制御信号 30 映像信号20a〜dの画素配置 31 縮小拡大回路21a〜dの画素配置 32 可変縮小拡大回路25の画素配置 33 画面合成を示す説明図 34 画面合成を示す説明図 40 対地aが発言中の合成画面 41 対地bが発言中の合成画面 42 対地cが発言中の合成画面 43 対地dが発言中の合成画面 50 対地aが発言中の合成画面 51 対地bが発言中の合成画面 52 対地cが発言中の合成画面 53 対地dが発言中の合成画面 60 従来の多地点テレビ会議制御装置による合成画面 T テレビ会議端末装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 3台以上の複数のテレビ会議端末装置か
    ら、映像信号および音声信号を受け、それら複数の映像
    信号および音声信号を合成し、その合成された信号を上
    記複数のテレビ会議端末装置へ送出する多地点テレビ会
    議制御装置であって、上記複数のテレビ会議端末装置か
    ら信号を受け、その信号の1またはそれ以上の物理量を
    測定する測定手段と、その測定された物理量に基づき映
    像信号の表示態様およびその表示態様でもって映像の表
    示をおこなうテレビ会議端末装置を決定し、この決定結
    果に基づき、テレビ会議端末装置における上記映像信号
    の表示態様を制御する制御信号を作成する制御信号作成
    手段と、制御信号作成手段において作成された制御信号
    により、表示態様を変化させる映像信号処理手段を備え
    たことを特徴とする多地点テレビ会議制御装置。
  2. 【請求項2】 3台以上の複数のテレビ会議端末装置か
    ら、映像信号および音声信号を受け、それら複数の映像
    信号および音声信号を合成し、その合成された信号を上
    記複数のテレビ会議端末装置へ送出する多地点テレビ会
    議制御装置であって、上記複数のテレビ会議端末装置か
    ら信号を受け、その信号の1またはそれ以上の物理量を
    測定する測定手段と、その測定された物理量に基づき上
    記映像信号の映像の変化率、合成の態様およびその映像
    の変化率および合成の態様でもって映像の表示をおこな
    うテレビ会議端末装置を決定し、この決定結果に基づ
    き、テレビ会議端末装置における上記映像信号の映像の
    変化率と合成の態様を制御する制御信号を作成する制御
    信号作成手段と、制御信号作成手段において作成された
    制御信号により映像を変化させる映像変化手段と、制御
    信号作成手段において作成された制御信号により複数の
    映像信号を合成する映像合成手段を備えたことを特徴と
    する多地点テレビ会議制御装置。
  3. 【請求項3】 3台以上の複数のテレビ会議端末装置か
    ら、映像信号および音声信号を受け、それら複数の映像
    信号および音声信号を合成し、その合成された信号を上
    記複数のテレビ会議端末装置へ送出する多地点テレビ会
    議制御装置であって、上記複数のテレビ会議端末装置か
    ら信号を受け、その信号の1またはそれ以上の物理量を
    測定する測定手段と、その測定された物理量に基づき上
    記映像信号の表示位置、合成の態様およびその表示位置
    および合成の態様でもって映像の表示をおこなうテレビ
    会議端末装置を決定し、この決定結果に基づき、テレビ
    会議端末装置のおける上記映像信号の表示位置と合成の
    態様を制御する制御信号を作成する制御信号作成手段
    と、制御信号作成手段において作成された制御信号によ
    り複数の映像信号を決定された表示位置に合成する映像
    合成手段を備えたことを特徴とする多地点テレビ会議制
    御装置。
  4. 【請求項4】 3台以上の複数のテレビ会議端末装置か
    ら、映像信号および音声信号を受け、それら複数の映像
    信号および音声信号を合成し、その合成された信号を上
    記複数のテレビ会議端末装置へ送出する多地点テレビ会
    議制御装置であって、上記複数のテレビ会議端末装置ま
    たは他の装置から上記映像信号の表示態様およびその表
    示態様でもって表示をおこなうテレビ会議端末装置を指
    定する指定信号を受け、その指定信号に基づいて、テレ
    ビ会議端末装置における上記映像信号の表示態様を制御
    する制御信号を作成する制御信号作成手段と、制御信号
    作成手段において作成された制御信号により表示態様を
    変化させる映像信号処理手段を備えたことを特徴とする
    多地点テレビ会議制御装置。
  5. 【請求項5】 3台以上の複数のテレビ会議端末装置か
    ら、映像信号および音声信号を受け、それら複数の映像
    信号および音声信号を合成し、その合成された信号を上
    記複数のテレビ会議端末装置へ送出する多地点テレビ会
    議制御装置であって、上記複数のテレビ会議端末装置ま
    たは他の装置から上記映像信号の映像の変化率、合成の
    態様およびその映像の変化率および合成の態様でもって
    映像の表示をおこなうテレビ会議端末装置を指定する指
    定信号を受け、その指定信号に基づいて、テレビ会議端
    末装置における上記映像信号の映像の変化率および合成
    の態様を制御する制御信号を作成する制御信号作成手段
    と、制御信号作成手段において作成された制御信号によ
    り映像を変化させる映像変化手段と、制御信号作成手段
    において作成された制御信号により複数の映像信号を合
    成する映像合成手段を備えたことを特徴とする多地点テ
    レビ会議制御装置。
  6. 【請求項6】 3台以上の複数のテレビ会議端末装置か
    ら、映像信号および音声信号を受け、それら複数の映像
    信号および音声信号を合成し、その合成された信号を上
    記複数のテレビ会議端末装置へ送出する多地点テレビ会
    議制御装置であって、上記複数のテレビ会議端末装置ま
    たは他の装置から上記映像信号の表示位置、合成の態様
    およびその表示位置および合成の態様でもって表示をお
    こなうテレビ会議端末装置を指定する指定信号を受け、
    その指定信号に基づいて、テレビ会議端末装置における
    上記映像信号の表示位置および合成の態様を制御する制
    御信号を作成する制御信号作成手段と、制御信号作成手
    段において作成された制御信号により複数の映像信号を
    指定された表示位置に合成する映像合成手段を備えたこ
    とを特徴とする多地点テレビ会議制御装置。
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