JPH04257846A - フイルムキャリア - Google Patents
フイルムキャリアInfo
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- JPH04257846A JPH04257846A JP4106691A JP4106691A JPH04257846A JP H04257846 A JPH04257846 A JP H04257846A JP 4106691 A JP4106691 A JP 4106691A JP 4106691 A JP4106691 A JP 4106691A JP H04257846 A JPH04257846 A JP H04257846A
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- JP
- Japan
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- film
- glass plate
- air
- base body
- exposure
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- 239000011521 glass Substances 0.000 claims abstract description 59
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 3
- 239000000428 dust Substances 0.000 abstract description 16
- 238000007664 blowing Methods 0.000 abstract description 3
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 4
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000003028 elevating effect Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 241001047198 Scomberomorus semifasciatus Species 0.000 description 1
- 235000012467 brownies Nutrition 0.000 description 1
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000004313 glare Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Photographic Processing Devices Using Wet Methods (AREA)
- Projection-Type Copiers In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプリント写真の焼付けを
行うためのフイルムキャリアに関するものである。
行うためのフイルムキャリアに関するものである。
【0002】フイルムの平面性を確保するために、フイ
ルムキャリアでは、フイルムのプリント対象コマの各周
辺部を押さえ枠でベース本体に押さえるようにしている
。更に、ブローニーサイズのような大サイズフイルムの
場合には、フイルムキャリアの露光開口にガラス板を配
置し、ガラス板とフイルムとの間を負圧状態にして、ネ
ガフイルムをガラス板に吸着させることで平面性を確保
することも行われている。
ルムキャリアでは、フイルムのプリント対象コマの各周
辺部を押さえ枠でベース本体に押さえるようにしている
。更に、ブローニーサイズのような大サイズフイルムの
場合には、フイルムキャリアの露光開口にガラス板を配
置し、ガラス板とフイルムとの間を負圧状態にして、ネ
ガフイルムをガラス板に吸着させることで平面性を確保
することも行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、近年、撮影
情報等をフイルムの磁気記録層等の記録媒体に記録する
フイルムが提案されている。このような情報記録フイル
ムは、従来のフイルムのように4〜6コマ毎のフイルム
ピースに切断すると、情報も分断されるおそれもあり、
好ましくない。このため、フイルムを切断することなく
1本分のフイルムをカートリッジ内に巻き取り収納して
、ユーザーに返却することが考えられる。この場合には
、カートリッジにフイルムが長期間巻き取り収納される
ため、巻癖(カール)が強くなる。したがって、このよ
うなフイルムをガラス板で挟むだけでは、ガラス板とフ
イルムとの間に空隙が生じガラス板の反射によりニュー
トンリング(干渉縞)が現れ、プリント写真の画像劣化
を招く。また、これを防止するために、大サイズフイル
ムのようにネガフイルムをナングレアガラス板に吸着さ
せる場合には、露光開口にナングレアガラス板を嵌める
必要があり、このガラス板が露光開口を塞ぐ状態になる
。このため、ナングレアガラス板上に塵や埃が付着する
ことがある。しかも付着した塵や埃がそのままガラス板
上に残り、除去されないまま焼付けされるので、プリン
ト上にその痕跡を残し、プリント不良となる。
情報等をフイルムの磁気記録層等の記録媒体に記録する
フイルムが提案されている。このような情報記録フイル
ムは、従来のフイルムのように4〜6コマ毎のフイルム
ピースに切断すると、情報も分断されるおそれもあり、
好ましくない。このため、フイルムを切断することなく
1本分のフイルムをカートリッジ内に巻き取り収納して
、ユーザーに返却することが考えられる。この場合には
、カートリッジにフイルムが長期間巻き取り収納される
ため、巻癖(カール)が強くなる。したがって、このよ
うなフイルムをガラス板で挟むだけでは、ガラス板とフ
イルムとの間に空隙が生じガラス板の反射によりニュー
トンリング(干渉縞)が現れ、プリント写真の画像劣化
を招く。また、これを防止するために、大サイズフイル
ムのようにネガフイルムをナングレアガラス板に吸着さ
せる場合には、露光開口にナングレアガラス板を嵌める
必要があり、このガラス板が露光開口を塞ぐ状態になる
。このため、ナングレアガラス板上に塵や埃が付着する
ことがある。しかも付着した塵や埃がそのままガラス板
上に残り、除去されないまま焼付けされるので、プリン
ト上にその痕跡を残し、プリント不良となる。
【0004】本発明は上記課題を解決するためのもので
あり、フイルムの平面性を向上させるとともに、塵等に
よるプリント不良が発生することのないようにしたフイ
ルムキャリアを提供することを目的とする。
あり、フイルムの平面性を向上させるとともに、塵等に
よるプリント不良が発生することのないようにしたフイ
ルムキャリアを提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、露光開口に配置されるガラス板と、このガ
ラス板のフイルム接触側面に形成される反射防止膜と、
このガラス板を保持するベース本体と、このベース本体
に設けた空気吸い込み口と、ベース本体に設けた空気吐
き出し口と、焼付露光時には空気吸い込み口から空気を
吸い込み、フイルム送り時には空気吐き出し口から空気
を吐き出す手段とからフイルムキャリアを構成したもの
である。また、別の発明は、上記発明に、露光開口の上
方に配置されるフイルム押さえ枠と、この押さえ枠の開
口に配置されるガラス板と、このガラス板のフイルム接
触面に形成される反射防止膜とを設け、このフイルム押
さえ枠にも空気吐き出し口を設けたものである。
するために、露光開口に配置されるガラス板と、このガ
ラス板のフイルム接触側面に形成される反射防止膜と、
このガラス板を保持するベース本体と、このベース本体
に設けた空気吸い込み口と、ベース本体に設けた空気吐
き出し口と、焼付露光時には空気吸い込み口から空気を
吸い込み、フイルム送り時には空気吐き出し口から空気
を吐き出す手段とからフイルムキャリアを構成したもの
である。また、別の発明は、上記発明に、露光開口の上
方に配置されるフイルム押さえ枠と、この押さえ枠の開
口に配置されるガラス板と、このガラス板のフイルム接
触面に形成される反射防止膜とを設け、このフイルム押
さえ枠にも空気吐き出し口を設けたものである。
【0006】
【作用】焼付け露光時には、空気吸い込み口から空気が
吸い込まれる。これにより、フイルムは反射防止膜が形
成されたガラス板に吸着され、平面性が確保される。し
かも、ガラス板によりフイルムが挟まれるため、より一
層の平面性が確保される。そして、反射防止膜によりガ
ラス面の反射率が低くなり干渉縞の発生が防止される。 また、焼付け露光以外のフイルム送り時等には、空気吐
き出し口から空気が吹き出され、ガラス板とフイルムと
の間の塵等が吹き飛ばされ、フイルムやガラスへの塵等
の付着が防止される。これにより塵等によるプリント不
良がなくなる。
吸い込まれる。これにより、フイルムは反射防止膜が形
成されたガラス板に吸着され、平面性が確保される。し
かも、ガラス板によりフイルムが挟まれるため、より一
層の平面性が確保される。そして、反射防止膜によりガ
ラス面の反射率が低くなり干渉縞の発生が防止される。 また、焼付け露光以外のフイルム送り時等には、空気吐
き出し口から空気が吹き出され、ガラス板とフイルムと
の間の塵等が吹き飛ばされ、フイルムやガラスへの塵等
の付着が防止される。これにより塵等によるプリント不
良がなくなる。
【0007】
【実施例】図1に示すように、ベース本体10には露光
開口11が形成されており、この露光開口11にはガラ
ス板12が取り付けられている。ガラス板12には、フ
イルムが接触する面に反射防止膜12aが形成されてお
り、ガラスの表面反射を防ぐことができる。また、露光
開口11の上方には、フイルム押さえ枠15が配置され
ている。このフイルム押さえ枠15の開口15aにもガ
ラス板14が取り付けられており、同様にフイルムが接
触する面に反射防止膜14aが形成されている。これら
反射防止膜12a,14aは可視光全域にわたり反射率
を減少させるが、特に、λ=410nm付近でガラスの
反射率が最小となるような多層膜から構成される。
開口11が形成されており、この露光開口11にはガラ
ス板12が取り付けられている。ガラス板12には、フ
イルムが接触する面に反射防止膜12aが形成されてお
り、ガラスの表面反射を防ぐことができる。また、露光
開口11の上方には、フイルム押さえ枠15が配置され
ている。このフイルム押さえ枠15の開口15aにもガ
ラス板14が取り付けられており、同様にフイルムが接
触する面に反射防止膜14aが形成されている。これら
反射防止膜12a,14aは可視光全域にわたり反射率
を減少させるが、特に、λ=410nm付近でガラスの
反射率が最小となるような多層膜から構成される。
【0008】フイルム押さえ枠15はガイド棒16を介
し昇降枠17に昇降自在に取り付けられている。ガイド
棒16には、押さえ枠15を下方に付勢するコイルバネ
18が取り付けられている。また、昇降枠17にはソレ
ノイド19が取り付けられており、このソレノイド19
はフイルム押さえ時に昇降枠17を下方に変位させる。 これにより、図2に示すように、押さえ枠15はネガフ
イルム13をベース本体10に押さえ付ける。
し昇降枠17に昇降自在に取り付けられている。ガイド
棒16には、押さえ枠15を下方に付勢するコイルバネ
18が取り付けられている。また、昇降枠17にはソレ
ノイド19が取り付けられており、このソレノイド19
はフイルム押さえ時に昇降枠17を下方に変位させる。 これにより、図2に示すように、押さえ枠15はネガフ
イルム13をベース本体10に押さえ付ける。
【0009】図3に示すように、ベース本体10には露
光開口11の短辺11a側に接近した位置で数個〜数十
個の吸気口20,21が設けられている。これら吸気口
20,21は、押さえ枠15がフイルム13を押圧する
範囲内で、フイルム幅方向に所定ピッチで形成されてい
る。また、ベース本体10には、フイルム入口側の吸気
口20に近接した位置で数個〜数十個並べた排気口22
が形成されている。この排気口22もフイルム幅方向に
所定ピッチで形成されている。同様にして、図1に示す
ように、押さえ枠15にも排気口27が形成されている
。
光開口11の短辺11a側に接近した位置で数個〜数十
個の吸気口20,21が設けられている。これら吸気口
20,21は、押さえ枠15がフイルム13を押圧する
範囲内で、フイルム幅方向に所定ピッチで形成されてい
る。また、ベース本体10には、フイルム入口側の吸気
口20に近接した位置で数個〜数十個並べた排気口22
が形成されている。この排気口22もフイルム幅方向に
所定ピッチで形成されている。同様にして、図1に示す
ように、押さえ枠15にも排気口27が形成されている
。
【0010】図3に示すように、各吸気口20,21は
通路23により連通されており、この通路23には接続
金具24aを介し吸気チューブ24が接続されている。 また、各排気口22も通路25により連通されており、
この通路25には接続金具26aを介し排気チューブ2
6が接続されている。図1に示すように、排気チューブ
26は途中で分岐されており、この分岐チューブ26b
は、押さえ枠15側の排気口27に接続されている。各
チューブ24,26は、電磁弁28,29に接続されて
いる。これら電磁弁28,29にはチューブ30,31
を介しポンプ33が接続されている。電磁弁28,29
は、コントローラ35により制御される。電磁弁28,
29は、通常はコイルバネ28a,29aの付勢により
、排気口22,27から空気を吹き出す位置にセットさ
れている。そして、図2に示すように、焼付け露光時に
は、コントローラ35はフイルム押さえ信号によりソレ
ノイド28b,29bをONにして、弁を切り換え、各
吸気口20,21から空気を吸いだす位置にセットする
。コントローラ35は、この外にフイルム押さえ用ソレ
ノイド19をONにして、昇降枠17を下降させ、押さ
え枠15によりプリント対象コマの周辺部を押さえる。
通路23により連通されており、この通路23には接続
金具24aを介し吸気チューブ24が接続されている。 また、各排気口22も通路25により連通されており、
この通路25には接続金具26aを介し排気チューブ2
6が接続されている。図1に示すように、排気チューブ
26は途中で分岐されており、この分岐チューブ26b
は、押さえ枠15側の排気口27に接続されている。各
チューブ24,26は、電磁弁28,29に接続されて
いる。これら電磁弁28,29にはチューブ30,31
を介しポンプ33が接続されている。電磁弁28,29
は、コントローラ35により制御される。電磁弁28,
29は、通常はコイルバネ28a,29aの付勢により
、排気口22,27から空気を吹き出す位置にセットさ
れている。そして、図2に示すように、焼付け露光時に
は、コントローラ35はフイルム押さえ信号によりソレ
ノイド28b,29bをONにして、弁を切り換え、各
吸気口20,21から空気を吸いだす位置にセットする
。コントローラ35は、この外にフイルム押さえ用ソレ
ノイド19をONにして、昇降枠17を下降させ、押さ
え枠15によりプリント対象コマの周辺部を押さえる。
【0011】また、ベース本体10にはフイルム送りロ
ーラ対40,41が設けられており、フイルムのプリン
ト対象コマを露光位置にセットする。このコマ送りは、
周知のようにノッチの付されたフイルムにあっては、ノ
ッチセンサ42によりノッチを検出し、この検出後にフ
イルムを定量送りすることで行われる。また、ノッチ検
出の外に、プリント対象コマのエッジをエッジセンサ等
により検出することで、プリント対象コマを露光開口1
1に位置決めしてもよい。プリント対象コマの露光開口
11への位置決め後に、コントローラ35はフイルム押
さえ信号を発し、これにより押さえ用ソレノイド19と
電磁弁28,29の各ソレノイド28b,29bをON
にする。
ーラ対40,41が設けられており、フイルムのプリン
ト対象コマを露光位置にセットする。このコマ送りは、
周知のようにノッチの付されたフイルムにあっては、ノ
ッチセンサ42によりノッチを検出し、この検出後にフ
イルムを定量送りすることで行われる。また、ノッチ検
出の外に、プリント対象コマのエッジをエッジセンサ等
により検出することで、プリント対象コマを露光開口1
1に位置決めしてもよい。プリント対象コマの露光開口
11への位置決め後に、コントローラ35はフイルム押
さえ信号を発し、これにより押さえ用ソレノイド19と
電磁弁28,29の各ソレノイド28b,29bをON
にする。
【0012】次に、図4のフローチャートを参照して、
本実施例の作用を説明する。本実施例のフイルムキャリ
アはプリンタの露光位置にセットされ使用される。フイ
ルムキャリアにネガフイルム13をセットして、プリン
ト開始を指示すると、図1に示すように、コントローラ
35は、ポンプ33をONにする。これにより電磁弁2
8,29を介して、空気が排気口22,27から吹き出
される。これにより、各ガラス板12,14とフイルム
13との間に塵等が侵入しても、これらを吹き飛ばし、
これらへの塵等の付着が防止される。コマのセット後は
、電磁弁28,29がONになり、排気から吸気に切り
換えられる。これにより、排気口22,27からの空気
吹き出しが停止して、吸気口20,21から空気が吸い
込まれる。この吸気により、ガラス板12,14とフイ
ルム13との間が負圧状態になり、フイルム13はベー
ス本体側のガラス板12に密着し、平面性が確保される
。また、この電磁弁28,29の切り換えと同時に、昇
降枠17のソレノイド19がONになり、押さえ枠15
を下降させる。これにより、コイルバネ18の付勢でフ
イルム13のプリント対象コマの周縁部がベース本体1
0に押さえ付けられる。このため、フイルム13の平面
性が確保される。この後、プリンタの焼付露光部が作動
して、プリント対象コマの画像をカラーペーパーに焼付
露光する。以下、同様の繰り返しにより次のプリント対
象コマが露光位置にセットされる。
本実施例の作用を説明する。本実施例のフイルムキャリ
アはプリンタの露光位置にセットされ使用される。フイ
ルムキャリアにネガフイルム13をセットして、プリン
ト開始を指示すると、図1に示すように、コントローラ
35は、ポンプ33をONにする。これにより電磁弁2
8,29を介して、空気が排気口22,27から吹き出
される。これにより、各ガラス板12,14とフイルム
13との間に塵等が侵入しても、これらを吹き飛ばし、
これらへの塵等の付着が防止される。コマのセット後は
、電磁弁28,29がONになり、排気から吸気に切り
換えられる。これにより、排気口22,27からの空気
吹き出しが停止して、吸気口20,21から空気が吸い
込まれる。この吸気により、ガラス板12,14とフイ
ルム13との間が負圧状態になり、フイルム13はベー
ス本体側のガラス板12に密着し、平面性が確保される
。また、この電磁弁28,29の切り換えと同時に、昇
降枠17のソレノイド19がONになり、押さえ枠15
を下降させる。これにより、コイルバネ18の付勢でフ
イルム13のプリント対象コマの周縁部がベース本体1
0に押さえ付けられる。このため、フイルム13の平面
性が確保される。この後、プリンタの焼付露光部が作動
して、プリント対象コマの画像をカラーペーパーに焼付
露光する。以下、同様の繰り返しにより次のプリント対
象コマが露光位置にセットされる。
【0013】なお、上記実施例では、ガラス板12,1
4に反射防止膜12a,14aを形成したものを用いた
が、この外に、ナングレアガラスを用いてもよい。また
、上記実施例では、各吸気口20,21や排気口22,
27は一直線状に並べたが、この外にジグザグ状に配置
してもよい。また、排気口20,27は、フイルム送り
方向に傾斜させて形成してもよく、この場合には空気吹
き出し方向を統一できるので、効率良く塵等を排除でき
る。また、フイルム押さえ枠15にガラス板14を取り
付ける場合には、図5に示すように、ガラス板14の上
面側にも排気口50を形成してもよい。この場合には、
ガラス板14の上面への塵等の付着が防止される。
4に反射防止膜12a,14aを形成したものを用いた
が、この外に、ナングレアガラスを用いてもよい。また
、上記実施例では、各吸気口20,21や排気口22,
27は一直線状に並べたが、この外にジグザグ状に配置
してもよい。また、排気口20,27は、フイルム送り
方向に傾斜させて形成してもよく、この場合には空気吹
き出し方向を統一できるので、効率良く塵等を排除でき
る。また、フイルム押さえ枠15にガラス板14を取り
付ける場合には、図5に示すように、ガラス板14の上
面側にも排気口50を形成してもよい。この場合には、
ガラス板14の上面への塵等の付着が防止される。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
吸気口を設けて、焼付け露光時にはフイルムとガラス板
との間の空気を吸い出しフイルムをガラス板に密着させ
るから、フイルムの平面性を確保することができる。し
かも、各ガラス板には反射防止膜を形成したから、干渉
縞の発生が防止される。また、フイルム送り時等には、
排気口から空気を吹き出すから、フイルムとガラス板と
の間に侵入する塵等を吹き飛ばすことができ、これらへ
の塵等の付着が防止される。これにより、フイルムキャ
リアの露光開口にガラス板を配置することが可能になり
、より一層の平面性を確保しつつ、塵等が写真に写り込
むプリント不良を無くすことができる。更に、フイルム
押さえ枠側にもガラス板を設けたから、フイルムの平面
性をより一層確保することができる。
吸気口を設けて、焼付け露光時にはフイルムとガラス板
との間の空気を吸い出しフイルムをガラス板に密着させ
るから、フイルムの平面性を確保することができる。し
かも、各ガラス板には反射防止膜を形成したから、干渉
縞の発生が防止される。また、フイルム送り時等には、
排気口から空気を吹き出すから、フイルムとガラス板と
の間に侵入する塵等を吹き飛ばすことができ、これらへ
の塵等の付着が防止される。これにより、フイルムキャ
リアの露光開口にガラス板を配置することが可能になり
、より一層の平面性を確保しつつ、塵等が写真に写り込
むプリント不良を無くすことができる。更に、フイルム
押さえ枠側にもガラス板を設けたから、フイルムの平面
性をより一層確保することができる。
【図1】 フイルムキャリアの要部を示す概略図であ
る。
る。
【図2】 フイルムの密着状態を示す概略図である。
【図3】 フイルムキャリアの要部を示す平面図であ
る。
る。
【図4】 フイルムキャリアの処理手順を示すフロー
チャートである。
チャートである。
【図5】 フイルムキャリアの他の実施例を示す断面
図である。
図である。
10 ベース本体
11 露光開口
12,14 ガラス板
13 ネガフイルム
15 フイルム押さえ枠
20,21 吸気口
22,27,50 排気口
28,29 電磁弁
33 ポンプ
Claims (2)
- 【請求項1】 露光開口に配置されるガラス板と、こ
のガラス板のフイルム接触側面に形成される反射防止膜
と、このガラス板を保持するベース本体と、このベース
本体に設けた空気吸い込み口と、ベース本体に設けた空
気吐き出し口と、焼付露光時には空気吸い込み口から空
気を吸い込み、フイルム送り時には空気吐き出し口から
空気を吐き出す手段とを有することを特徴とするフイル
ムキャリア。 - 【請求項2】 露光開口に配置されるガラス板と、こ
のガラス板のフイルム接触面に形成される反射防止膜と
、このガラス板を保持するベース本体と、露光開口の上
方に配置されるフイルム押さえ枠と、この押さえ枠の開
口に配置されるガラス板と、このガラス板のフイルム接
触面に形成される反射防止膜と、ベース本体に設けた空
気吸い込み口と、ベース本体及びフイルム押さえ枠に設
けた空気吐き出し口と、焼付露光時には、空気吸い込み
口から空気を吸い込むとともに、ベース本体のガラス板
とフイルム押さえ枠のガラス板とによりフイルムを挟持
し、フイルム送り時には、ベース本体のガラス板とフイ
ルム和さえ枠のガラス板を離し空気吐き出し口から空気
を吐き出す手段とを有することを特徴とするフイルムキ
ャリア。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4106691A JPH04257846A (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | フイルムキャリア |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4106691A JPH04257846A (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | フイルムキャリア |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04257846A true JPH04257846A (ja) | 1992-09-14 |
Family
ID=12598067
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4106691A Pending JPH04257846A (ja) | 1991-02-12 | 1991-02-12 | フイルムキャリア |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04257846A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE4427003A1 (de) * | 1994-07-29 | 1996-02-01 | Agfa Gevaert Ag | Vorrichtung und Verfahren zum Führen von fotografischen Filmen |
-
1991
- 1991-02-12 JP JP4106691A patent/JPH04257846A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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DE4427003A1 (de) * | 1994-07-29 | 1996-02-01 | Agfa Gevaert Ag | Vorrichtung und Verfahren zum Führen von fotografischen Filmen |
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