JPH034832Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH034832Y2 JPH034832Y2 JP19739285U JP19739285U JPH034832Y2 JP H034832 Y2 JPH034832 Y2 JP H034832Y2 JP 19739285 U JP19739285 U JP 19739285U JP 19739285 U JP19739285 U JP 19739285U JP H034832 Y2 JPH034832 Y2 JP H034832Y2
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- Japan
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- sealed chamber
- viscous fluid
- auxiliary
- output member
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- Expired
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- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 19
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 8
- 230000002411 adverse Effects 0.000 description 3
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- 230000008878 coupling Effects 0.000 description 2
- 238000010168 coupling process Methods 0.000 description 2
- 238000005859 coupling reaction Methods 0.000 description 2
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Landscapes
- Arrangement And Driving Of Transmission Devices (AREA)
- Braking Arrangements (AREA)
- Transmission Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は粘性流体の粘性抵抗作用でトルク伝達
を行なう形式の動力伝達装置の改良に関する。
を行なう形式の動力伝達装置の改良に関する。
相対回転する近接配置の抵抗板間の粘性流体に
生じる粘性抵抗によつてトルク伝達を行なう形式
の動力伝達装置は、いわゆるビスカスカツプリン
グと称され、車両等をデフアレンシヤル装置に対
してその差動を制限するため等に用いられること
は知られている。
生じる粘性抵抗によつてトルク伝達を行なう形式
の動力伝達装置は、いわゆるビスカスカツプリン
グと称され、車両等をデフアレンシヤル装置に対
してその差動を制限するため等に用いられること
は知られている。
このビスカスカツプリングの一般的な構造は、
同一軸心上で相対回転可能に支持された入力部材
及び出力部材の間に密封室を形成している。この
密封室内の内、外周、つまり入力部材側と、出力
部材側とに回転方向へ係合する抵抗板を複数枚、
交互に近接して配設してある。そしてこれら抵抗
板を内装した密封室内にシリコンオイル等の粘性
流体が封入されている(特開昭51−99769号公報
参照)。
同一軸心上で相対回転可能に支持された入力部材
及び出力部材の間に密封室を形成している。この
密封室内の内、外周、つまり入力部材側と、出力
部材側とに回転方向へ係合する抵抗板を複数枚、
交互に近接して配設してある。そしてこれら抵抗
板を内装した密封室内にシリコンオイル等の粘性
流体が封入されている(特開昭51−99769号公報
参照)。
このような構成のビスカスカツプリングにおい
て入力部材と出力部材との間に相対回転が生じる
と粘性流体の粘性抵抗、すなわち剪断抵抗力が抵
抗板間に作用して相対回転を抑制し、これでトル
ク伝達が行なわれて両軸の差動が制限される。そ
して前記粘性流体を密封室内に充填する時には密
封室内の空気を所定の容積比率で残留させてい
る。なぜならばある程度の残留空気の存在によつ
て、粘性流体の温度変化に伴なう膨張を吸収し、
密封室内の圧力変動を抑制してトルク伝達特性へ
の悪影響を緩和するためのものである。
て入力部材と出力部材との間に相対回転が生じる
と粘性流体の粘性抵抗、すなわち剪断抵抗力が抵
抗板間に作用して相対回転を抑制し、これでトル
ク伝達が行なわれて両軸の差動が制限される。そ
して前記粘性流体を密封室内に充填する時には密
封室内の空気を所定の容積比率で残留させてい
る。なぜならばある程度の残留空気の存在によつ
て、粘性流体の温度変化に伴なう膨張を吸収し、
密封室内の圧力変動を抑制してトルク伝達特性へ
の悪影響を緩和するためのものである。
しかしながら密封室内に残留した空気は、ビス
カスカツプリングの本体回転に伴なつて比重差に
より密封室の内周側に集中はするものの、各抵抗
板間の内周付近に存在したままである。しかも各
抵抗板間に存在する位置あるいは量が常に変動し
て差動制限時又はトルク伝達時等の抵抗作用に不
安定な条件となる。
カスカツプリングの本体回転に伴なつて比重差に
より密封室の内周側に集中はするものの、各抵抗
板間の内周付近に存在したままである。しかも各
抵抗板間に存在する位置あるいは量が常に変動し
て差動制限時又はトルク伝達時等の抵抗作用に不
安定な条件となる。
本考案は上記従来の問題点に鑑みて創案された
もので、密封室内の残留空気によるトルク伝達特
性への悪影響を抑制した動力伝達装置の提供を目
的とする。
もので、密封室内の残留空気によるトルク伝達特
性への悪影響を抑制した動力伝達装置の提供を目
的とする。
上記の目的を達成するために本考案は、同一軸
心上に相対回転可能に支持された入力部材及び出
力部材と、この入力部材と出力部材との間に形成
され粘性流体を充填した密封室と、この密封室内
で前記入力部材と出力部材とにそれぞれ回転方向
へ係合して、交互に、配列した複数の抵抗板と、
前記密封室の軸心側に設けた一定容積型の補助密
封室と、前記密封室と補助密封室との間に設けた
回転半径方向の連通孔と、前記密封室と補助密封
室と連通孔とに封入した粘性流体とから動力伝達
装置を構成した。
心上に相対回転可能に支持された入力部材及び出
力部材と、この入力部材と出力部材との間に形成
され粘性流体を充填した密封室と、この密封室内
で前記入力部材と出力部材とにそれぞれ回転方向
へ係合して、交互に、配列した複数の抵抗板と、
前記密封室の軸心側に設けた一定容積型の補助密
封室と、前記密封室と補助密封室との間に設けた
回転半径方向の連通孔と、前記密封室と補助密封
室と連通孔とに封入した粘性流体とから動力伝達
装置を構成した。
本考案のビスカスカツプリングは上記のように
構成されているので、密封室に粘性流体封入後残
留している空気は、本体の回転に伴なう比重の大
きい粘性流体の遠心力による回転半径外側への移
動で同内側に押しやられる。次いで連通孔を経て
軸心側に設けられている一定容積型の補助密封室
に逐次集中してしまい、外周側の環状の密封室の
回転板間には実質的に空気泡は存在しなくなる。
そして回転板間には粘性流体のみが充填されるこ
とになつて前記空気泡混在によるトルク伝達への
影響がなくなる。
構成されているので、密封室に粘性流体封入後残
留している空気は、本体の回転に伴なう比重の大
きい粘性流体の遠心力による回転半径外側への移
動で同内側に押しやられる。次いで連通孔を経て
軸心側に設けられている一定容積型の補助密封室
に逐次集中してしまい、外周側の環状の密封室の
回転板間には実質的に空気泡は存在しなくなる。
そして回転板間には粘性流体のみが充填されるこ
とになつて前記空気泡混在によるトルク伝達への
影響がなくなる。
以下本考案の一実施例を図面を参照しながら説
明する。
明する。
軸心側入力部材1と、内周側の円筒型の出力部
材3とはベアリング5a,5bを介して同一軸心
状に相対回転可能に支持されている。入力部材1
は外端面7にボルト穴11を介して図外の伝動軸
が連結されるようになつており、出力部材3は、
内周側にスプライン9を介して伝動軸が連結され
ている。入力部材1と出力部材3との間には両側
にシール部材13a,13bが装着されていて、
密封室15が形成されている。
材3とはベアリング5a,5bを介して同一軸心
状に相対回転可能に支持されている。入力部材1
は外端面7にボルト穴11を介して図外の伝動軸
が連結されるようになつており、出力部材3は、
内周側にスプライン9を介して伝動軸が連結され
ている。入力部材1と出力部材3との間には両側
にシール部材13a,13bが装着されていて、
密封室15が形成されている。
密封室15の外周つまり入力部材1の内周と、
密封室15の内周つまり出力部材3の円筒部外周
とにはそれぞれスプライン17a,17bが施ま
れている。これらスプライン17a,17bに各
複数枚の抵抗板19が小間隔でもつて交互に配置
されつつ回転方向へ係合されている。
密封室15の内周つまり出力部材3の円筒部外周
とにはそれぞれスプライン17a,17bが施ま
れている。これらスプライン17a,17bに各
複数枚の抵抗板19が小間隔でもつて交互に配置
されつつ回転方向へ係合されている。
一方軸心側にある出力部材3の軸心部に別の補
助密封室21が設けられている。この補助密封室
21は出力軸3の中心部に丸孔が形成され、この
丸孔部が補助密封室21の本体となり、開口端は
両端をスナツプリングにより移動不能として設け
られ外周側をOリングで密封した蓋23が装着さ
れることによつて一定容積型として形成されてい
る。
助密封室21が設けられている。この補助密封室
21は出力軸3の中心部に丸孔が形成され、この
丸孔部が補助密封室21の本体となり、開口端は
両端をスナツプリングにより移動不能として設け
られ外周側をOリングで密封した蓋23が装着さ
れることによつて一定容積型として形成されてい
る。
前記密封室の中央部近傍であつて密封室15と
補助密封室21との間には回転半径方向に複数箇
所の連通孔25が設けられている。
補助密封室21との間には回転半径方向に複数箇
所の連通孔25が設けられている。
前記密封室15及び補助密封室21には図外の
注入口から真空充填機等によりシリコンオイル等
の粘性流体が注入される。所定量の粘性流体を注
入後に注入口は完全に密封される。
注入口から真空充填機等によりシリコンオイル等
の粘性流体が注入される。所定量の粘性流体を注
入後に注入口は完全に密封される。
次に作用について述べる。
このビスカスカツプリングは例えば車両のプロ
ペラシヤフトに組込んで動力伝達装置として用い
る。
ペラシヤフトに組込んで動力伝達装置として用い
る。
上記のように装着して使用した場合、動力伝達
時、ビスカスカツプリングの回転に伴なつて密封
室15内の抵抗板19の狭い間隙に残留する気泡
状態の空気は、比重の大きい粘性流体が遠心力で
外周側へ移動するため密封室15の内周側に強制
的に押しやられる。このようにして逐次密封室1
5の内周側に集められた空気泡はスプライン17
bの底部隙間等を通つて連通孔25側に集まり、
連通孔25を経て更に軸心側に、つまり密封室1
5側には空気泡は皆無となり、抵抗板19間では
粘性流体の粘性抵抗のみによるトルク伝達が行な
われる。すなわち従来のような空気泡混在による
トルク伝達特性への影響が排除されてトルク伝達
特性が極めて安定し、安定した動力伝達機能が得
られる。
時、ビスカスカツプリングの回転に伴なつて密封
室15内の抵抗板19の狭い間隙に残留する気泡
状態の空気は、比重の大きい粘性流体が遠心力で
外周側へ移動するため密封室15の内周側に強制
的に押しやられる。このようにして逐次密封室1
5の内周側に集められた空気泡はスプライン17
bの底部隙間等を通つて連通孔25側に集まり、
連通孔25を経て更に軸心側に、つまり密封室1
5側には空気泡は皆無となり、抵抗板19間では
粘性流体の粘性抵抗のみによるトルク伝達が行な
われる。すなわち従来のような空気泡混在による
トルク伝達特性への影響が排除されてトルク伝達
特性が極めて安定し、安定した動力伝達機能が得
られる。
更に、前記従来装置の場合の残留空気は分散さ
れ、かつ極めて激しい剪断作用の働く環境下にお
かれるため、粘性流体を強く酸化させる作用があ
り、粘性流体の劣化を招いていたが、本考案の実
施例では前述のように残留空気泡が軸心部の補助
密封室21内に集中してしまうため、粘性流体へ
の酸化作用は格段にゆるやかとなり、酸化に伴な
う粘性流体の劣化も抑制され、耐用期間が延長で
きる。
れ、かつ極めて激しい剪断作用の働く環境下にお
かれるため、粘性流体を強く酸化させる作用があ
り、粘性流体の劣化を招いていたが、本考案の実
施例では前述のように残留空気泡が軸心部の補助
密封室21内に集中してしまうため、粘性流体へ
の酸化作用は格段にゆるやかとなり、酸化に伴な
う粘性流体の劣化も抑制され、耐用期間が延長で
きる。
加えて、補助密封室21を設けた分だけ粘性流
体の量が増すことで相対回転時の粘性流体の温度
上昇も緩和される。従つて、密封室15内での圧
力変動も小さく、安定した動力伝達機能が得られ
る。また、温度上昇が激しくなつても密封室15
内の圧力上昇は、補助密封室21内の空気泡で吸
収され、圧力上昇の緩和が行なわれる。
体の量が増すことで相対回転時の粘性流体の温度
上昇も緩和される。従つて、密封室15内での圧
力変動も小さく、安定した動力伝達機能が得られ
る。また、温度上昇が激しくなつても密封室15
内の圧力上昇は、補助密封室21内の空気泡で吸
収され、圧力上昇の緩和が行なわれる。
本考案は前記一実施例に限定されず種々の変形
が可能である。例えば密封室の内周付近に集めら
れた空気泡を連通孔に導入しやすくするために内
周側スプライン面上に軸方向に空気泡導入用小溝
を設けることもできる。さらに連通孔を軸方向に
ずらして設けることによつても、空気泡が導入し
易くなる。
が可能である。例えば密封室の内周付近に集めら
れた空気泡を連通孔に導入しやすくするために内
周側スプライン面上に軸方向に空気泡導入用小溝
を設けることもできる。さらに連通孔を軸方向に
ずらして設けることによつても、空気泡が導入し
易くなる。
以上の説明で明らかなように本考案の構成によ
れば、従来の装置における問題点であつた粘性流
体中に混在する空気泡によるトルク伝達特性への
悪影響、特に不安定さを著しく抑制できる。しか
も粘性流体の耐久期間も延長できて前記安定性が
更に長期間維持できる。又粘性流体の温度変化が
緩和される面でもトルク伝達特性の安定化に好ま
しい結果が得られる。
れば、従来の装置における問題点であつた粘性流
体中に混在する空気泡によるトルク伝達特性への
悪影響、特に不安定さを著しく抑制できる。しか
も粘性流体の耐久期間も延長できて前記安定性が
更に長期間維持できる。又粘性流体の温度変化が
緩和される面でもトルク伝達特性の安定化に好ま
しい結果が得られる。
図面は本考案の装置の一実施例の概略縦断面図
である。 主要な図面符号の説明、1……入力部材、3…
…出力部材、15……密封室、19……抵抗板、
21……補助密封室、25……連通孔。
である。 主要な図面符号の説明、1……入力部材、3…
…出力部材、15……密封室、19……抵抗板、
21……補助密封室、25……連通孔。
Claims (1)
- 同一軸心上に相対回転可能に支持された入力部
材及び出力部材と、この入力部材と出力部材との
間に形成された密封室と、この密封室内で前記入
力部材と出力部材とにそれぞれ回転方向へ係合し
て交互に配列した複数の抵抗板と、前記密封室の
軸心側に設けた一定容積型の補助密封室と、前記
密封室と補助密封室との間に設けた回転半径方向
の連通孔と、前記密封室と補助密封室と連通孔と
に封入した粘性流体とからなることを特徴とする
動力伝達装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19739285U JPH034832Y2 (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19739285U JPH034832Y2 (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62106032U JPS62106032U (ja) | 1987-07-07 |
JPH034832Y2 true JPH034832Y2 (ja) | 1991-02-07 |
Family
ID=31157084
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19739285U Expired JPH034832Y2 (ja) | 1985-12-24 | 1985-12-24 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH034832Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-12-24 JP JP19739285U patent/JPH034832Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62106032U (ja) | 1987-07-07 |
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