JPH0340793Y2 - - Google Patents

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JPH0340793Y2
JPH0340793Y2 JP1986102383U JP10238386U JPH0340793Y2 JP H0340793 Y2 JPH0340793 Y2 JP H0340793Y2 JP 1986102383 U JP1986102383 U JP 1986102383U JP 10238386 U JP10238386 U JP 10238386U JP H0340793 Y2 JPH0340793 Y2 JP H0340793Y2
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JP
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hopper
screw shaft
powder
cylindrical body
screw
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JP1986102383U
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  • Filling Or Emptying Of Bunkers, Hoppers, And Tanks (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は粉末、顆粒物などをホツパから送り
出す装置に係るもので、殊にホツパ内でこれらの
ものがブリツジを起させず、確実に送り出す機構
に関する。
〔従来技術及び問題点〕
一般にこの種のホツパにおいては粉末又は粒状
物がホツパ内でブリツジを起し易いために、ホツ
パ中に撹拌軸と送り出しのスクリユー軸を装備し
たものが知られており、一例としては実開昭57−
21052号公報がある。
この刊行物記載のものはホツパの上端より内外
2重軸が垂下され、それぞれ独立にホツパ外上部
に取付けた電動モータによつて駆動でき、2重軸
のうち外側軸に撹拌部材が取付けてあり、また中
心軸はホツパ出口円筒部にまで達して、これがス
クリユー軸となつている。
ところが内外2重軸となつているため、この間
に粉体が進入しないように複雑な機構を必要とす
る。
またスクリユー軸はホツパ上部より垂下し下端
は単にホツパ出口円筒部に挿入されているだけで
あるから、スクリユー軸が細いと芯振れを起し、
騒音を発し作業環境を悪化させる。スクリユー軸
を太くすることは装置が大型化するし、運転経常
費も増大する。
〔解決すべき問題点〕
この考案は小型、大型の装置に関係なく採用で
き、前記スクリユー軸、撹拌軸の芯振れが小なく
構造が簡単なものを市場に提供することを目的と
する。
〔問題点を解決するための手段〕
この考案はホツパ内であつて、その垂直軸線位
置の上位には撹拌部材を取り付けた撹拌軸と、ホ
ツパ出口円筒部に内挿した送り出しスクリユー軸
が一直線上に配備してあつて、これら2つの軸は
それぞれホツパ外に設けた別個の電動モータと独
立して連結してある装置において、 前記ホツパ出口円筒部の下端には、これとほゞ
同一内径の短円筒体が、この軸線周りに回転自在
に接続されており、前記2つの軸はホツパ内にお
いて相互に回転自在のカツプリングを介して接続
してあり、前記出口円筒部に内挿されているスク
リユー軸の下端部は、ホツパ内被送り出し物が通
過できるに充分な間〓を有する固定部材を介して
前記短円筒体に固着してあり、かつ、前記スクリ
ユー軸駆動モータは伝動機構を介して、前記短円
筒体と連結してあつことを特徴とする粉粒体ホツ
パ送り出し機構とすることによつて問題点を解決
した。
〔実施例〕
今この考案を図示の代表的な実施例に基づいて
説明する。
図において10はホツパであり、全体として大
径の円筒部11、この下の円錐台筒部12及び小
径の出口円筒部13より構成されており、この出
口円筒部13の下端には更にこれとほゞ同一内径
をもつ短円筒体14が同軸線上に、回転自在に接
続されている。この接続構造を更に具体的に第2
図に基づいて説明する。即ちリング状のベアリン
グ15を内側から支持するベアリング支持筒16
がベアリング15中に挿入してあり、この支持筒
16の下端の鍔17がベアリング15を支持し、
支持筒16の上端は前記出口円筒部13の下端に
突き合せて、数個の止ねじ18によつて出口円筒
部13に対し着脱自在に装備してある。前記のベ
アリング支持筒16の内径は出口円筒部13の内
径と全く等しく成形してある。
前記ベアリング15の外側に嵌合するケーシン
グはVベルトプリー19によつて形成されており
ベアリング15と嵌合した状態で、これと離反し
ないよう、Vベルトプリー19の上端面にはドー
ナツ型のベアリング押え20が数本の小ねじ21
によつて固定してあり、前記Vベルトプリーの下
端には、前記短円筒体14の上端が一体に溶接し
てある。
22はスクリユー翼23と一体化しているスク
リユー軸であり、その下端のほゞ一ピツチ分は第
1図及び第2図の例においては前記短円筒体14
中に上方より挿入され、そのスクリユー翼22の
外周縁は前記短円筒体14内面に溶接され一体に
なり、スクリユー軸22は出口円筒部13を通つ
て、ホツパー10中に起立して設けてある。つま
りスクリユー軸21の下からほゞ1ピツチの部分
23aのスクリユー翼が、被送り出し物が通過で
きるに充分な間〓を有する固定部材となつてい
る。
この固定部材は第3図に示すようにスクリユー
翼ではなく、数本の放射状のアーム23bであつ
ても、この考案としては同一であり、アーム23
bは被送り出し物の送り出しに邪魔にならないよ
うにそれぞれ軸方向に扁平で、かつ摩擦抵抗の少
ないものがよい。
24は前記スクリユー軸22と同軸線上の位置
に設けてある撹拌軸であり、上端はホツパ10の
天井板25を貫通して、ホツパ10外に設けてあ
る第1の電動モータ26に適当な減速装置(図示
してない)を介して連結されており、下端は前記
スクリユー軸22の上端と、それぞれ軸線周りに
回転自在にカツプリング27によつて連結してあ
る。
このカツプリング27の具体的な構造の一例を
示せば第4図に示すような構造のものを用いてあ
る。第4図において、スクリユー軸22の上端部
には第2のベアリング28を介して、カツプリン
グの一方の咬合部材29が取付けてあり、他方の
咬合部材30が撹拌軸24の下端に固定してあ
り、これら一対の結合部材29,30が相互に咬
合して結合された状態にしてある。
前記のカツプリング27の構造は一例であつて
これに限定されるものではない。
前記撹拌軸24にはこれより半径方向に伸びる
アーム31によつて、ホツパー10の円錐台筒部
12の内周面近傍に接近して設けた撹拌棒32が
固定してあり、この撹拌棒32はほゞ前記円錐台
筒12の長さをほゞ1ピツチとするゆるやかなリ
ード角をもつ形状をしており、撹拌棒32は、丸
棒又は板状刃であつてもよい。
35は前記スクリユー軸22を駆動する第2の
電動モータであり、モータ軸36に固定したVベ
ルトプリー37と前記短円筒体14に固定したV
ベルトプリー19間に共通のVベルト38が掛合
されている。
〔作 用〕
叙上のように構成しているこの考案のものにお
いて、粉体又は粒体をホツパ10内に入れ第1電
動モータ26及び第2電動モータ35を最適回転
数にそれぞれ独立に選定して回転させる。このよ
うにすると、出口円筒部13中の粉粒体はスクリ
ユー翼23によつて、下方に強制的に送り出され
固定部材23a又は23bの間〓を通つて、送り
出され、他方ホツパ10中の粉粒体は撹拌棒32
によつて、ゆつくりと撹拌される。
〔効 果〕
叙上のようにこの考案は構成されているから、
2つの軸のうち、一方の撹拌軸24は天井部25
で支持され他方のスクリユー軸23は短円筒体1
4に固定されて支持され、かつカツプリング27
によつて相互に回転自在に結合されているため、
作動中2つの軸の芯振れも少なく、またスクリユ
ー軸22は下部の短円筒体14部分で駆動される
から、伝達軸が公知の装置より短かく、捻れも少
なく、駆動時に捻れ振動を伴なわず、振動や騒音
を発生せずかつそれぞれ独立した駆動源たる第
1、第2の電動モータ26、及び35が設けてあ
るため、これらの軸は独立に速度制御ができる。
殊に螺線状のゆるやかなリードをもつ撹拌棒3
2が設けてあるため、撹拌軸の回転によつて、粉
粒体はホツパ10中全域にわたつて、平均して沈
下搬送され、比重の大小差のある混合粉粒体、例
えば混合飼料、配合肥料などであつても、平均し
て一様に出口より搬出できる。また、円錐台筒部
12内壁面に附着する粉粒体の状態に応じ、独立
に回転速度を選定でき、また逆転させることも可
能である。
スクリユー軸22の下端は短円筒体14と被送
り出し物たる粉粒体が通過できるに充分な間〓を
有する結合部材を介して固定されているから、ス
クリユー翼23によつて送り出される粉粒体の送
り出しの阻げとはならない。
〔実施例の効果〕
スクリユー軸22と短外筒体14との固定部材
23aが、第1図及び第2図に示すようにスクリ
ユー翼の一部の場合は、この回転に伴い、スクリ
ユー翼23aはその上向の傾斜面が送り出される
粉粒体に対し、順次後退することとなるため、こ
の部分の粉粒体との接触圧は軽減されて、容易に
粉粒体は吐出される。
前記固定部材が放射状のアーム23bの場合粉
粒体の吐出はよりスムースである。
その他図中29は、ベアリング28の防塵リン
グであり通常オイルシールを用いる。ベアリング
15の上下にも、同種の防塵リングを設けること
が好ましい。
前記カツプリング27は図示の例においては単
に一対の咬合部材を相互に咬合させたものである
から、スクリユー軸22と撹拌軸24の接合離反
が容易で、組立、分解がやさしい。
前記撹拌棒32が刃状の場合は、円錐台筒部1
2の内壁面に附着した粉粒体を削り取り乃至は掬
い上げ、粉粒体のブリツジ化を阻止する。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案に係る代表的な実施例を示すも
のであつて、第1図は全体の縦断正面図、第2図
はホツパ下部の縦断正面図、第3図はスクリユー
軸と短円筒体の結合構造の他の実施態様を示す横
断平面図、第4図はスクリユー軸のカツプリング
の半截縦断正面図である。 図中、10……ホツパ、11……大径円筒部、
12……円錐台筒部、13……出口円筒部、14
……短円筒体、15……ベアリング支持筒、19
……Vベルトプリー、22……スクリユー軸、2
3……スクリユー翼、24……撹拌軸、26……
第1電動モータ、27……カツプリング、35…
…第2電動モータ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 ホツパ内であつて、その垂直軸線位置の上位
    には撹拌部材を取り付けた撹拌軸と、ホツパ出
    口円筒部に内挿した送り出しスクリユー軸が一
    直線上に配備してあつて、これら2つの軸はそ
    れぞれホツパ外に設けた別個の電動モータと独
    立して連結してある装置において、 前記ホツパ出口円筒部の下端には、これと
    ほゞ同一内径の短円筒体が、この軸線周りに回
    転自在に接続されており、前記2つの軸はホツ
    パ内において相互に回転自在のカツプリングを
    介して接続してあり、前記出口円筒部に内挿さ
    れているスクリユー軸の下端部は、ホツパ内被
    送り出し物が通過できるに充分な間〓を有する
    固定部材を介して前記短円筒体に固着してあ
    り、かつ、前記スクリユー軸駆動モータは伝動
    機構を介して、前記短円筒体と連結してあるこ
    とを特徴とする粉粒体ホツパ送り出し機構。 2 前記ホツパ内被送り出し物が通過できるに充
    分な間〓を有する部材とは、前記スクリユー軸
    に固定されているスクリユー翼の下端部のほゞ
    一ピツチのスクリユー翼であることを特徴とす
    る実用新案登録請求の範囲第1項記載の粉粒体
    ホツパ送り出し機構。 3 前記ホツパ内被送り出し物が通過できるに充
    分な間〓を有する部材とは、半径方向の数本の
    アームであることを特徴とする実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の粉粒体ホツパ送り出し機
    構。
JP1986102383U 1986-07-03 1986-07-03 Expired JPH0340793Y2 (ja)

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JPS637697U JPS637697U (ja) 1988-01-19
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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP7182767B2 (ja) * 2017-09-18 2022-12-05 株式会社アイシンナノテクノロジーズ 粉体供給装置
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5529410A (en) * 1978-08-07 1980-03-01 Sorain Chietsukini Spa Silo having conical bottom particularly suitable for plastic material low in density and high in adhesivity along with substantial humidity and electrostatic nature
JPS6030126B2 (ja) * 1979-11-05 1985-07-15 ソニー株式会社 カレントミラ−回路

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JPS6030126U (ja) * 1983-08-03 1985-02-28 東京製鋼株式会社 短繊維類の自動供給器

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