JPH0330126Y2 - - Google Patents
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- JPH0330126Y2 JPH0330126Y2 JP8521585U JP8521585U JPH0330126Y2 JP H0330126 Y2 JPH0330126 Y2 JP H0330126Y2 JP 8521585 U JP8521585 U JP 8521585U JP 8521585 U JP8521585 U JP 8521585U JP H0330126 Y2 JPH0330126 Y2 JP H0330126Y2
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- Japan
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- collimator
- rays
- target
- neutron
- neutron beams
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- Expired
Links
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Landscapes
- Radiation-Therapy Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この考案は、放射線治療装置に関し、特に放射
線の照射野を制御するコリメータを備えた放射線
治療装置に関するものである。
線の照射野を制御するコリメータを備えた放射線
治療装置に関するものである。
第4図は従来の放射線治療装置の一例を示す概
略断面図であつて、電子が発生する電子銃1の前
方には、電子を加速する電子線形加速器2が設け
られている。電子線形加速器2の斜の前方には、
銅、タングステン等からなり、電子が衝突するこ
とによりX線を発生する標的3が設けられてい
る。標的3の前方には、扇形状をしており開閉角
度により照射野を制御する周知のコリメータ4が
設けられている。
略断面図であつて、電子が発生する電子銃1の前
方には、電子を加速する電子線形加速器2が設け
られている。電子線形加速器2の斜の前方には、
銅、タングステン等からなり、電子が衝突するこ
とによりX線を発生する標的3が設けられてい
る。標的3の前方には、扇形状をしており開閉角
度により照射野を制御する周知のコリメータ4が
設けられている。
上記のように構成されている放射線治療装置に
おいては、電子銃1から発生し線形加速器2で加
速された電子をそのまま外部に取り出し、電子線
治療として使用するか、あるいはその電子を標的
3に衝突させてX線を発生させこのX線をコリメ
ータ4で照射野を制御してX線治療として使用す
るか2種類の使用方法があつた。
おいては、電子銃1から発生し線形加速器2で加
速された電子をそのまま外部に取り出し、電子線
治療として使用するか、あるいはその電子を標的
3に衝突させてX線を発生させこのX線をコリメ
ータ4で照射野を制御してX線治療として使用す
るか2種類の使用方法があつた。
従来の放射線治療装置は以上のように構成され
ているので、電子線治療およびX線治療は一台の
装置で併用できたが、中性子線治療を行うには、
それ専用の中性子線治療装置を用意しなければな
らないという問題点があつた。
ているので、電子線治療およびX線治療は一台の
装置で併用できたが、中性子線治療を行うには、
それ専用の中性子線治療装置を用意しなければな
らないという問題点があつた。
この考案は、上記のような問題点を解消するた
めになされたもので、一台の装置で、電子線治
療、X線治療および中性子線治療の三方法の治療
を行える放射線治療装置を得ることを目的とす
る。
めになされたもので、一台の装置で、電子線治
療、X線治療および中性子線治療の三方法の治療
を行える放射線治療装置を得ることを目的とす
る。
この考案に係る放射線治療装置は、電子銃から
の電子線が衝突されX線、中性子線を発生する標
的と、この標的から発生したX線の照射野を制御
し、X線を遮蔽し中性子線を透過する中性子透過
材からなる第1のコリメータと、この第1のコリ
メータに隣接して設けられ標的から発生した中性
子線の照射野を制御し、中性子線を遮蔽しX線を
透過するX線透過材からなる第2のコリメータと
を備えてなるものである。
の電子線が衝突されX線、中性子線を発生する標
的と、この標的から発生したX線の照射野を制御
し、X線を遮蔽し中性子線を透過する中性子透過
材からなる第1のコリメータと、この第1のコリ
メータに隣接して設けられ標的から発生した中性
子線の照射野を制御し、中性子線を遮蔽しX線を
透過するX線透過材からなる第2のコリメータと
を備えてなるものである。
この考案においては、電子銃から発生した電子
は標的に衝突し、その標的からはX線およびX線
による光核反応によつて中性子線が発生する。そ
して、これ等X線、中性子線のうち、X線は第1
のコリメータで照射野が制御され、中性子線は第
2のコリメータで照射野が制御され、それぞれ所
定の位置に照射される。
は標的に衝突し、その標的からはX線およびX線
による光核反応によつて中性子線が発生する。そ
して、これ等X線、中性子線のうち、X線は第1
のコリメータで照射野が制御され、中性子線は第
2のコリメータで照射野が制御され、それぞれ所
定の位置に照射される。
以下、この考案の実施例を図について説明す
る。第1図はこの考案の一実施例を示す概略断面
図であつて、第4図と同一または相当部分は同一
符号を付し、その説明は省略する。電子線形加速
器2の斜め前方には、電子の衝突によりX線およ
び中性子線が発生する標的13が設けられてい
る。従来の標的3もX線による光核反応によつて
中性子が発生したが、光核反応を行う確率の小さ
いものを使用していた。これに対して、この考案
の標的13は、X線による光核反応を行う確率の
高い物質を使用している。標的13の前方には、
X線の照射野を開閉により制御する扇形状をした
第1のコリメータ14が設けられている。第1の
コリメータ14は、X線を遮蔽し、中性子線を透
過する鉛等の重金属の中性子透過材から構成され
ている。第1のコリメータ14の前面には、開閉
により照射野を制御する扇形状をした第2のコリ
メータ15が当接して設けられている。第2のコ
リメータ15は、中性子線を遮蔽し、X線を透過
するポリエチレン等の水素含有物のX線透過材か
ら構成されている。
る。第1図はこの考案の一実施例を示す概略断面
図であつて、第4図と同一または相当部分は同一
符号を付し、その説明は省略する。電子線形加速
器2の斜め前方には、電子の衝突によりX線およ
び中性子線が発生する標的13が設けられてい
る。従来の標的3もX線による光核反応によつて
中性子が発生したが、光核反応を行う確率の小さ
いものを使用していた。これに対して、この考案
の標的13は、X線による光核反応を行う確率の
高い物質を使用している。標的13の前方には、
X線の照射野を開閉により制御する扇形状をした
第1のコリメータ14が設けられている。第1の
コリメータ14は、X線を遮蔽し、中性子線を透
過する鉛等の重金属の中性子透過材から構成され
ている。第1のコリメータ14の前面には、開閉
により照射野を制御する扇形状をした第2のコリ
メータ15が当接して設けられている。第2のコ
リメータ15は、中性子線を遮蔽し、X線を透過
するポリエチレン等の水素含有物のX線透過材か
ら構成されている。
上記のように構成されている放射線治療装置に
おいて、電子線治療を行う場合には、第1のコリ
メータ14、第2のコリメータ15とも全開し、
電子線通路上から標的13を除くことにより、電
子線を所定の箇所に照射する。
おいて、電子線治療を行う場合には、第1のコリ
メータ14、第2のコリメータ15とも全開し、
電子線通路上から標的13を除くことにより、電
子線を所定の箇所に照射する。
X線治療を行う場合には、第2図に示すように
第1のコリメータ14を開き、第2のコリメータ
15を全閉する。そして、電子線形加速器2で加
速された電子が標的13に衝突し、そこで発生し
たX線は第1のコリメータ14で照射野が制御さ
れる。第1のコリメータ14を通過したX線、中
性子線のうち、中性子線は第2のコリメータ15
で遮蔽されるが、X線は第2のコリメータ15を
透過し、所定の箇所に照射される。
第1のコリメータ14を開き、第2のコリメータ
15を全閉する。そして、電子線形加速器2で加
速された電子が標的13に衝突し、そこで発生し
たX線は第1のコリメータ14で照射野が制御さ
れる。第1のコリメータ14を通過したX線、中
性子線のうち、中性子線は第2のコリメータ15
で遮蔽されるが、X線は第2のコリメータ15を
透過し、所定の箇所に照射される。
中性子線治療を行う場合には、第3図に示すよ
うに第1のコリメータ14を全閉し、第2のコリ
メータ15を開く。そして、標的13で発生した
X線、中性子線のうちX線は第1のコリメータ1
4で遮蔽されるが、中性子線は、第2のコリメー
タ15で照射野が制御されて通過し、所定の箇所
に照射される。
うに第1のコリメータ14を全閉し、第2のコリ
メータ15を開く。そして、標的13で発生した
X線、中性子線のうちX線は第1のコリメータ1
4で遮蔽されるが、中性子線は、第2のコリメー
タ15で照射野が制御されて通過し、所定の箇所
に照射される。
なお、上記実施例では第1のコリメータ14の
前面に第2のコリメータ15を設けたが、位置を
逆にして第2のコリメータ15の前方に第1のコ
リメータ14を設けても上記実施例と同様の効果
を奏する。また、上記実施例では医療機器に利用
された場合について説明したが、この考案は、そ
の以外の分野例えばX線ばかりでなく中性子線を
用いて鋼材の内部の傷を検査する非破壊検査装置
にも適用できる。
前面に第2のコリメータ15を設けたが、位置を
逆にして第2のコリメータ15の前方に第1のコ
リメータ14を設けても上記実施例と同様の効果
を奏する。また、上記実施例では医療機器に利用
された場合について説明したが、この考案は、そ
の以外の分野例えばX線ばかりでなく中性子線を
用いて鋼材の内部の傷を検査する非破壊検査装置
にも適用できる。
第1図ないし第3図はこの考案の一実施例を示
し、第1図は全体概略断面図、第2図は要部概略
断面図、第3図は第2図のものの別の使用態様を
示す要部概略断面図である。第4図は従来の放射
線治療装置の一例を示す概略断面図である。 1……電子銃、13……標的、14……第1の
コリメータ、15……第2のコリメータ。なお、
各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
し、第1図は全体概略断面図、第2図は要部概略
断面図、第3図は第2図のものの別の使用態様を
示す要部概略断面図である。第4図は従来の放射
線治療装置の一例を示す概略断面図である。 1……電子銃、13……標的、14……第1の
コリメータ、15……第2のコリメータ。なお、
各図中、同一符号は同一又は相当部分を示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 電子銃からの電子線が衝突されX線、中性子線
を発生する標的と、 この標的から発生した前記X線の照射野を制御
し、前記X線を遮蔽し前記中性子線を透過する中
性子透過材からなる第1のコリメータと、 この第1のコリメータに隣接して設けられ、前
記標的から発生した前記中性子線の照射野を制御
し、前記中性子線を遮蔽し前記X線を透過するX
線透過材からなる第2のコリメータと、 を備えてなる放射線治療装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8521585U JPH0330126Y2 (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8521585U JPH0330126Y2 (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61203056U JPS61203056U (ja) | 1986-12-20 |
JPH0330126Y2 true JPH0330126Y2 (ja) | 1991-06-26 |
Family
ID=30635409
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8521585U Expired JPH0330126Y2 (ja) | 1985-06-07 | 1985-06-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0330126Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
FI112285B (fi) * | 2001-12-20 | 2003-11-14 | Ari Virtanen | Menetelmä ja laitteisto ajasta riippuvan säteilykentän intensiteettijakauman määrittämiseksi |
JP4649580B2 (ja) * | 2006-09-26 | 2011-03-09 | 独立行政法人 日本原子力研究開発機構 | 複合型廃棄体確認システム |
-
1985
- 1985-06-07 JP JP8521585U patent/JPH0330126Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS61203056U (ja) | 1986-12-20 |
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