JPH031798B2 - - Google Patents

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JPH031798B2
JPH031798B2 JP22483985A JP22483985A JPH031798B2 JP H031798 B2 JPH031798 B2 JP H031798B2 JP 22483985 A JP22483985 A JP 22483985A JP 22483985 A JP22483985 A JP 22483985A JP H031798 B2 JPH031798 B2 JP H031798B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
circuit
static eliminator
voltage
output
frequency
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP22483985A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6286699A (ja
Inventor
Katsuyuki Uehashi
Katsuki Fukuda
Shinji Yagi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kasuga Denki Inc
Original Assignee
Kasuga Denki Inc
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Filing date
Publication date
Application filed by Kasuga Denki Inc filed Critical Kasuga Denki Inc
Priority to JP22483985A priority Critical patent/JPS6286699A/ja
Publication of JPS6286699A publication Critical patent/JPS6286699A/ja
Publication of JPH031798B2 publication Critical patent/JPH031798B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Discharging, Photosensitive Material Shape In Electrophotography (AREA)
  • Elimination Of Static Electricity (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、プラスまたはマイナスの高周波高電
圧を除電電極に印加して除電する高周波除電装置
に関する。
「従来の技術及びその問題点」 従来提供されている低周波除電装置は、大型の
トランスを使用しないと充分な高電圧を取り出せ
ないため、電源部は、トランスでそのスペースの
大部分を取られ、小型化できないとともに、エネ
ルギー損失も大きかつた。また、除電器に過電流
が流れたとき電源部を遮断するに当たり、電源部
と除電器の除電電極との間に電流検出器を設け、
これら電源部と除電電極との間に所定以上の電流
が流れたとき、リレーを介して電源部を遮断して
いた。そのため、除電器において、その除電電極
とアース電極間がコロナ放電等によつて短絡して
も、電流検出器が動作しないことが多く、安全性
に問題があつた。
本発明の目的は、小型化できるとともに、除電
器においてその除電電極とアース電極間がコロナ
放電等で短絡したときに、電源部を的確に遮断で
きる高周波除電装置を提供することにある。
「問題点を解決するための手段」 本発明の高周波除電装置は、交流電源電流を整
流する整流回路と、この整流回路の直流出力によ
つて駆動される高周波発振回路と、そ高周波出力
を昇圧する高周波トランスと、この高周波トラン
スの出力端子にプラスまたはマイナスの除電電極
を接続する除電器と、該除電器のアース電極に接
続されそれとアース間に生じる電圧を基準電圧と
比較し、基準電圧以上になつたとき出力が変化す
る比較回路と、この比較回路の出力変化に伴い動
作して高周波発振回路を停止するリレー回路とを
備えてなるものである。
「作用」 交流電源電圧が供給されると、整流された直流
出力によつて高周波発振回路が駆動され、その高
周波出力は、除電器トランスによつて昇圧されて
除電器の除電電極に印加される。除電器のアース
電極に所定以上の電流が流れると、比較回路が出
力が変化し、リレー回路によつて高周波発振回路
の発振動作が停止され、除電器の除電電極には高
周波高電圧が印加されなくなる。
「実施例」 以下、本発明の一実施例を図面に基づき詳細に
説明する。
本高周波除電装置は大きく分けて電源部1と除
電器2と制御部3とからなる。
電源部1は、100Vの交流電源に接続して電源
スイツチ4をオンにすることによつて高周波高電
圧を発生するもので、フイルタ回路5と整流回路
6と入力側定電圧回路7と高周波発振回路8と高
周波トランス9と出力側定電圧回路10とからな
る。フイルタ回路5は、高周波発振回路8からの
高周波が100Vの交流電源側へ逆流するのを防止
するためのもので、コイル11と3個のコンデン
サ12とで構成され、またアース端子13を備え
ている。整流回路6は、ブリツジ整流器14と抵
抗15と平滑コンデンサ16とで構成され、
100Vの交流電流を整流して直流にする。入力側
定電圧回路7は、ツエナーダイオード17と抵抗
18とコンデンサ19とで構成され、一定の直流
電圧を生じるもので、その電圧は後述するように
制御部3の一部の回路の駆動のために使用され
る。高周波発振回路8は、ダイオード20、起動
用トランジスタ21、制御用トランジスタ22、
コンデンサ23、3個の抵抗24、さらに高周波
トランス9とで構成され、起動用トランジスタ2
1に整流回路6で整流された直流が流れてこれが
オンになると、自励発振によつて高周波(例えば
16KHz)電圧を発生する。この高周波電圧は高
周波トランス9によつて昇圧され、その2次側の
高圧出力端子25aにプラスまたはマイナスの高
周波高電圧(例えば4KV)を出力する。出力側
定電圧回路10は、ダイオード26と定電圧集積
回路27とコンデンサ28とで構成され、高周波
トランス9の2次側の低電圧出力を整流するとと
もに定電圧化して一定の直流電圧(例えば12V)
を得、それを制御部3に駆動電圧として供給す
る。
除電器2は、第1,2図に示すように横長の絶
縁基体29に多数の針状除電電極30を植設する
とともに、この絶縁基体29の両側にアース電極
となる導電性のアース基板31を付設したもの
で、除電電極30を高周波トランス9の高圧出力
端子25aに接続し、またアース基板31をアー
スしている。従つて、この除電器2は、その除電
電極30に例えば16KHz・4KVの高周波高電圧
を印加され、除電電極30に無接触で対向される
被除電物体を除電する。
制御部3は、アース電流取出回路32と第1の
比較回路33と第2の比較回路34と危険表示用
の発光ダイオード35とホトカプラ36とを備え
ている。アース電流取出回路32は、コンデンサ
37と2個の抵抗38とダイオード39とを、高
周波トランス9の2次側のアース端子25bと除
電器2のアース基板31との間に接続して構成さ
れ、該アース基31よりアースに流れる電流を積
分するとともに整流して第1の比較回路33に供
給する。第1の比較回路33は、オペアンプ4
0、そのプラス入力端子に接続された抵抗41、
プラス入力端子と出力端子間に接続された抵抗4
2及びコンデンサ43、マイナス入力端子と上記
出力側定電圧回路10間に接続された抵抗44及
びこれとアース間に接続された可変抵抗45から
なり、オペアンプ40のマイナス入力端子には基
準電圧が入力される。オペアンプ40の出力端子
は抵抗46を介してホトカプラ36の発光素子3
6aに接続されている。また、ホトカプラ36
は、上記制御用トランジスタ22と協働して無接
点リレー回路を構成するように、この受光素子3
6bをこのトランジスタ22のベースに接続する
とともに、さらに上記入力側定電圧回路7に接続
している。
従つて、除電器2において、その除電電極30
とアース基板31間が例えばコロナ放電により短
絡し、アース基板31とアース間に過電流が流
れ、それによる電圧が基準電圧以上になると、オ
ペアンプ40の出力がHIGHからLOWになり、
ホトカプラ36の発光素子36aの発光が停止
し、その受光素子36bがオフになる。このた
め、制御用トランジスタ22がオンになり、これ
に伴い起動用トランジスタ21のペースがアース
されて該起動用トランジスタ21がオフになり、
高周波発振回路8の発振動作が自動的に停止し、
除電電極30には高周波高電圧が印加されなくな
る。このとき同時に発光ダイオード35が点灯す
る。
第2の比較回路34も、簡略して示してあるが
第1の比較回路33と同様にオペアンプ48の他
に抵抗等を含み、このオペアンプ48の入力側を
高周波トランス9のアース端子25bに接続して
いて、該高周波トランス9の1次側の電圧が例え
ば10%以上上昇または下降したとき、オペアンプ
48の出力がHIGHからLOWになり、上記と同
様に高周波発振回路8の発振動作を停止するもの
である。
「発明の効果」 以上詳述した通り本発明によれば次ぎのような
効果がある。
高周波発振回路で高周波発振させ、その出力
を高周波トランスによつて昇圧して高周波高電
圧を除電器の除電電極に印加するので、高周波
トランスは小型であつても充分に高電圧を取り
出せるため、従来の低周波トランスを用いたも
のに比べ全体として小型化できるとともに、エ
ネルギー損失も少ない。
除電器のアース電極とアース間に流れる電流
を取り出して比較回路によつて基準値と比較
し、所定以上になつたときリレー回路によつて
高周波発振回路を自動的に停止するため、電流
検出器をトランスと除電電極に接続して制御す
る従来のものに比べ、除電器において過電流が
流れたときに的確に高周波高電圧の印加を停止
でき、安全性も高い。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の一実施例を示し、第1図は電気
回路図、第2図は除電器の正面図である。 2……除電器、6……整流回路、8……高周波
発振回路、9……高周波トランス、25a……高
周波トランスの出力端子、30……除電電極、3
1……アース基板(アース電極)、33……比較
回路、36……リレー回路を構成するホトカプ
ラ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 交流電源電流を整流する整流回路と、この整
    流回路の直流出力によつて駆動される高周波発振
    回路と、その高周波出力を昇圧する高周波トラン
    スと、この高周波トランスの出力端子にプラスま
    たはマイナスの除電電極を接続する除電器と、該
    除電器のアース電極に接続されそれとアース間に
    生じる電圧を基準電圧と比較し、基準電圧以上に
    なつたとき出力が変化する比較回路と、この比較
    回路の出力変化に伴い動作して上記高周波発振回
    路を停止するリレー回路とを備えてなることを特
    徴とする高周波除電装置。
JP22483985A 1985-10-11 1985-10-11 高周波除電装置 Granted JPS6286699A (ja)

Priority Applications (1)

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JP22483985A JPS6286699A (ja) 1985-10-11 1985-10-11 高周波除電装置

Applications Claiming Priority (1)

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JP22483985A JPS6286699A (ja) 1985-10-11 1985-10-11 高周波除電装置

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Publication Number Publication Date
JPS6286699A JPS6286699A (ja) 1987-04-21
JPH031798B2 true JPH031798B2 (ja) 1991-01-11

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JP22483985A Granted JPS6286699A (ja) 1985-10-11 1985-10-11 高周波除電装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63259998A (ja) * 1987-04-17 1988-10-27 日本電気株式会社 静電気除去装置

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JPS6286699A (ja) 1987-04-21

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