JPH02149528A - 肺保護剤 - Google Patents

肺保護剤

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JPH02149528A
JPH02149528A JP1293771A JP29377189A JPH02149528A JP H02149528 A JPH02149528 A JP H02149528A JP 1293771 A JP1293771 A JP 1293771A JP 29377189 A JP29377189 A JP 29377189A JP H02149528 A JPH02149528 A JP H02149528A
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JP
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alkyl
formula
formulas
hydrogen
tables
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Application number
JP1293771A
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English (en)
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Joachim Chrubasik
ヨアヒム・クルバジク
Sigrun Chrubasik
ジグルン・クルバシク
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Sandoz AG
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Sandoz AG
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    • A61K38/16Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof
    • A61K38/17Peptides having more than 20 amino acids; Gastrins; Somatostatins; Melanotropins; Derivatives thereof from animals; from humans
    • A61K38/22Hormones
    • A61K38/31Somatostatins
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、新規用途、特に天然ソマトスタチン並びに
ソマトスタチン類縁体および誘導体の遊離形態または医
薬的に許容し得る塩もしくは錯体形態を含む化合物群の
新規用途に関するものであり、以後、前記化合物群を集
合的に「本発明化合物」と称する。
[定義] で示される摺造を存する環状ドデカペプチドを組み込ん
だテトラデカペプチドであり、成長ホルモン(GH)、
インシュリンおよびグルカゴンの放出阻害特性並びに胃
液分泌の低下特性を有する。
この明細書で使用されている「ソマトスタチン類縁体ま
たは誘導体」という語は、1個もしくはそれ以上のアミ
ノ酸単位が脱落および/または1個もしくはそれ以上の
他のアミノ基により置換、および/または1個もしくは
それ以上の官能基がfillもしくはそれ以上の他の官
能基により置換、および/または1gもしくはそれ以上
の基り月個もしくは幾つかの他のアイソスター基により
置換されている、天然テトラデカペプチド・ソマトスタ
チンのポリペプチドから誘導された直鎖または環状ポリ
ペプチドを包含する。また、「類縁体または誘導体」と
いう語は、糖残基を有する対応するペプチド類を含む。
一般に、この語は、非修飾ソマトスタチン・ペプチドの
場合と定性的に似た作用を示す生物学的活性ペプチドの
修飾誘導体を全て包含し、例えば、それらはソマトスタ
チン・レセプターに結合し、GHの分泌を阻害する。
[従来の技術] 環状、架橋環状および直鎖ソマトスタチン類縁体または
誘導体は公知であり、例えばアメリカ合衆国特許明細占
第4310518号および同第4235886号、ヨー
ロッパ特許明細P)EP−A1295.29310.2
9579.63308.7002+、215+71,2
0303+。
214872.143307.298732.2774
19並びにベルギー国特許明細書BE−A−90008
9において、それらの製造方法と一緒に記載されている
本発明化合物が糖残基を有する場合、これは、好ましく
は直接N−グリコシド結合以外のカップリングによりそ
のアミノ基、好ましくはN−末端アミノ基および/また
はペプチド側鎖に存在する少なくとも1個のアミノ基、
さらに好ましくはN末端アミノ基にカップリングしてい
る。これらの化合物およびそれらの製法は、例えばWO
3810275Gに開示されている。
[発明の構成] この発明の好ましい化合物は、下記化合物の遊離形態ま
たは医薬的に許容し得る塩らしくは錯体形態である。
Δ、天然ツマI・スタチン。
B1式(1)〜(■1) [式中、 Wは、Sよたは(CII *)S(式中、Sは0.1よ
たは2である)であり、 XおよびZの一方はS1他方はSまたはCHtであり、 Yは、Sまたは(CHz)t(式中、tは0、]または
2である)であり、 R,およびR3は、各々互いに独立して、C1−。
アルキル、ベンジル、IGIまたは2個のCl−5アル
キル、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、ニトロおよび/
またはC1−、アルコキシ置換を有するベンジル、また
は5もしくは6員復素環により置換されたC1−、アル
キルであり、 R3は、非置換またはCl−sアルキル、C3−、アル
コキシもしくはハロゲン置換を有する3−インドリルメ
チルであり、 R6は、Cl−5アルキル、C1−、ヒドロキシアルキ
ル、ベンジル、カルボキシ−(C,−Sアルキル)、ア
ミノ(C,−Sアルキル)またはC1−、アルキル、ノ
xロゲン、ヒドロキシ、アミノ、ニトロおよび/もしく
はCl−aアルコキシ置換を有するベンジルであり、 R5は、C1−、アルギル、ベンジルまたはC3−。
アルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、ニトロおよ
び/らしくはC1−、アルコキン置換を有するベンジル
である] で示される化合物。
C1−5アルキル基の例は、メチル、メチル、プロピル
、イソプロピル、ブチル、S−ブチルおよびペンデルで
ある。C8−、アルコキシ基の例は、メトキシ、エトキ
シ、プロポキシ、イソプロポキシ、ブトキシ、t−ブト
キシおよびペントキシである。ハロゲンは、フッ素、塩
素、臭素またはヨウ素であり、「5または6員複素環」
という語は、1個または2個の酸素、窒素および硫黄へ
テロ原子を有する環を包含し、例えばイミダゾール、フ
ラン、チアゾール、ビラ′ゾールよjよびビリノンがあ
る。
式(1)、(II)および(III)で示される化合物
には、それらの化合物の光学異性体の存在を導く幾つか
の不斉中心が存在する。これらの環状へキザベブチドを
構成ずろ様々なアミノ酸の不を中心の谷々については、
DおよびL立体配置の両方が含まれる。
下記化合物は、式(1)、(II)および(III)で
示されるソマトスタチンの代表的な環状へキサペプチド
類縁体である。
a P ro−P he −T rp Phe−Thr−Lys 1a 11a 好ましい式(1)の化合物は、 1)ンクロ−(N−Me−Ala−Tyr−D−Trp
Lys −Thr −Phe) 2)シクロ(N−Me−Ala−Phe−D−TrpL
ys −Thr −Phe) 3)シクロ−(N−Me−Ala−Phe−L−Trp
 −Lys −Thr −Phe) 4)シクロ(N−Me−Ala−Phe−D−’rrp
L ys −T hr −p −CI−P he)5)
シクロ(N−Me−Ala−PI+e−D−S−F−T
rp−Lys−Thr−Phe) 6)シクロ−(N−Me−Ala−Phe−L−8−F
Trp−Lys−Thr−Phe) 7)シクロ−(N−Me−Ala−Phe−D−Trp
Lys−9er−Phe) 8)シクロ−(N−Me−Ala−Tyr−D−Trp
Lys −Vat −Phe) 9)シクロ−(N −Me −A la −’1’ y
r −D −T rp −Lys−Val−Trp) 10)シクロ−(N−Me−Ala−Tyr−L−Tr
pLys −Val −Phe) 11)シクロ−(Ser−Ala−N−Me−Phe−
HisD−Trp−Lys) である。
好ましい式([1)の化合物は、 12)ンクa−(Pro−Tyr−D−Trp−Lys
−ThrP he) 13)シクロ−(Pro−Phe−D−Trp−Lys
−Thr−P he) 14)シクロ−(Pro−Phe−L−Trp−Lys
−ThrP he) 15)シクロ−(Pro−Phe−D−Trp−Lys
−Thrp−CI−Phe) 16)シクロ−(Pro−Phe−D−5−F−Trp
−Lys −Thr −P he) 17)シクロ−(Pro−Phe−L −5−F−Tr
p−Lys −T hr −P he) 18)シクロ−(Pro−Phe−D−Trp−Lys
−Ser−P he) である。
Thr) V al) C1式(1v) −Val) 「−m−1 22)シクロ−(Cys−Cys−Phe−D−Trp
−LysThr) T hr) Thr) 「−一−1 25)シクロ−(Cys−Cys−His−D−Trp
−LysVat) 「−一−1 26)シクロ(Cys−Cys−Ala−Phe−D−
Trpl、ys−Thr) である。
〔式中、 Aは、CI−+tアルキル、C?−1゜フェニルアルキ
ルまたは式RCO−で示される基であり、この場合、 i)Rは、水素、Cl−11アルギル、フェニルまたは
C?−10フエニルアルキルであるか、または 1)RCO−は、 a)所望によりハロゲン、Not、N I−1、,0H
1C1−3アルキルおよび/またはC1−、アルコキシ
により環置換されていてもよいし−またはD−フェニル
アラニン残基、 b)上記a)項記載のもの以外の天然または合成α−ア
ミノ酸または対応するD−アミノ酸の残基、または C)個々のアミノ酸残基が同一または異なり、上記a)
および/または+3)項記載のものから選ばれるジペプ
チド残基であり、 アミノ酸残基a)およびb)のα−アミノ基並びにジペ
プチド残基C)のN−末端アミノ基は、所望によりモノ
−またはジーc白、アルキル化、またはC2−。アルカ
ノイルで置換されていてもよく、Aoは、水素、または
A/l<cl−+tアルキルらしくはC?−10フェニ
ルアルギルの場合、cl−1!アルキルまたはC?−1
0フェニルアルキルであり、YlおよびY、は−緒にな
って直接結合を表すが、またはY、およびY、は各々独
立して水素または式%式%(5) [式中、 Raは、メチルまたはエチルであり、 Rbは、水素、メチルまたはエチルであり、mは、1〜
4の整数であり、 nは、1〜5の整数であり、 Reは、(C,−S)アルキルであり、Rdは、天然ま
たは合成α−アミノ酸のα−炭素原子に結合した置換基
(水素を含む)を表し、Reは、(C1−5)アルキル
であり、Ra’およびRb’は、独立して水素、メチル
またはエチルであり、 R8およびR,は、独立して水素、ハロゲン、(01−
1)アルキルまたは(C,−、)アルコキシであり、p
は、0またはlであり、 qは、0または1であり、 rは、0、lまたは2である] で示される基であり、 Bは、所望によりハロゲン、NO,、N Ht、OH,
C,−3アルキルおよび/またはcl−3アルコキシに
より環置換されていてもよい−Phesまたは3−(2
−ナフチル)−アラニンであり、Cは、所望によりα−
N−メチル化されていてもよく、また所望によりハロゲ
ン、N Ot、N H,,01(、C13アルキルおよ
び/またはC8−、アルコキンによりベンゼン環置換さ
れていてもよい(L)Trp−または(D)−Trp−
であり、Dは、L ys、側鎖がβ位にOまたはSを含
んでいるLYS、 7 F−Lys、δF −L ys
(これらは所望によりα−N−メチル化されていてもよ
い)、または4−アミノシクロヘキシルAlaまたは4
アミノシクロヘキシルGly残基であり、Eは、Thr
、Ser、  Val、  Phe、  Tyr、  
I leまたはアミノイソ酪酸もしくはアミノ酪酸残基
であり、 Fは、 COORq、CH,OR,0゜[式中、 R9は、水素またはCt−、+アルキルであり、R5o
は、水素または生理学的に許容し得、生理学的に加水分
解可能なエステルの残基であり、R11は、水素、Cl
−3アルキル、フェニルまたはC?−10フェニル−ア
ルキルであり、R1,は、水素、C1−、アルキルまた
は式−CH(R,3)−X、で示される基であり、 R,、、+i、CHt OH,(CHx ) t  O
H、(CH,)、−OHまたは一〇H(CH,)OHで
あるか、または天然もしくは合成α−アミノ酸のα−炭
素原子に結合した置換基(水素を含む)を表し、X、は
、式−COOR7、−CH,OR,oまた゛は/ Co−N \ IB (式中、 R7およびR4oは、前記の意味であり、R+ aは、
水素またはC1−、アルキルであり、R16は、水素、
C,−、アルキル、フェニルまたはC9−1゜フェニル
アルキルである)で示される基であり、 R16は、水素またはヒドロキシであり、ただし、RI
!が−CI((R13)  X 1である場合、R11
は水素またはメチルである]であり、残基B%Dおよび
EはL−立体配置を有し、2および7位の残基並びに残
基Y、4)およびY、4)は各々独立して(L)−また
は(D)−立体配置を有する〕で示される化合物。
式(IV)で示される化合物においては、下記の意味を
個々に、またはそれらを幾つか組み合わせるか、もしく
は部分的に組み合わせたものが好ましい。
1、Aは、C?−I11フェニルアルキル、特にフェネ
チル、または式RCOで示される基である。Aは、好ま
しくは式RCOで示される基である。
1.1. Rは、好ましくはCI−I+アルキルまたは
C?−10フエニルアルキル、特にC7−1゜フェニル
アルキル、さらに限定すればフェネチルであるか、また
はRCOはa)、b)またはC)の意味を有する。
1.2. RCOがa)、b)またはC)の意味を有す
る場合、アミノ酸残基a)およびb)のα−アミノ基並
びにジペプチド残基C)のN−末端アミノ基は、好まし
くは非アルキル化またはモノ−Cl−m1アルキル化、
特に−CI−eアルキル化、特に−メチル化されている
。最も好ましくは、N−末端は非アルキル化状である。
IJ、RCOが意味a)を有する場合、これは、好まし
くはa’)所望によりモノ−N−C,−、、アルキル化
されていてもよいしもしくはD−フェニルアラニンまた
は一チロシン残基である。さらに好ましくはa’)は、
LもしくはD−フェニルアラニン残基またはL−もしく
はD−N−(C,−、アルキル)−フェニルアラニン残
基である。最も好ましくは、ao)はD−フェニルアラ
ニンまたはD−N(CI−aアルキル)−フェニルアラ
ニン残基、特にD−フェニルアラニンまたはD−(N−
メチル)フェニルアラニン残基である。
1.4.RCOがb)またはC)の意味を有する場合、
定義された残基は好ましくは親浦性である。すなわち、
好ましい残基b)は、b’)炭化水素側鎖、例えば3g
、好ましくは4個またはそれ以上のcfir!子、例え
ば7個以下のC原子を有するアルキル、ナフチル−メチ
ルまたはへテロアリールを有するα−アミノ酸残基、例
えば3−(2−または!−ナフチル)−アラニン残基ま
たはトリプトファン残基であり、これらの残基はL−ま
たはD−立体配置を有する。好ましい残基C)は、個々
のアミノ酸残基が同一または異なって、上記a’)およ
びb’)項記載のものから選ばれるジペプチド残基であ
る。
残基C)の例は、例えば3−(2−ナフチル)−アラニ
ン残基である。
1.5.最も好ましいRCOは、意味a)、特に意味a
’)を有する。
2.3はB’(式中、BoはPheまたはTyrである
)である。
3、CはC’(式中、Coは(D)Trpである)であ
る。
4、DはD’(式中、Doは、LyslMeLysまた
はl、 y6(ε−Me)、特にLysである)。
5、EはE’(式中、EoはValまたはThr、特に
Thrである)である。
R1゜ / 6゜FはF”(式中、Foは式−Co−N   で\ / 示される基、特に式−Go−N \ CH(R,3)−X (この場合、R,、=HまたはCHX)で示される基で
ある)である。後者の場合、  CH(R13)  X
lの部分は、好ましくはL−立体配置を有する。
6.1. R,、は好ましくは水素である。
6.2.天然アミノ酸の[すなわち式H,N−CH(r
(,3)−COOHの]α−炭素原子に結合した置換基
として、RI3は、好ましくは一〇H,OH,−CH(
CR3)−08,イソブチルまたはブチルであるか、ま
j二はR3,は−(CHt)tOHまたバー(OH5)
、OHである。それは、特1.ニー CH、OHまたは
一〇〇(CH3)OHである。
I4 / 6.3. X、ハ、好ましくは式−〇〇N\ R1゜ または−G Hz  OR+ o、特に式−〇 〇 t
  OR+ 。
で示される基であり、RIGは、好ましくは水素である
か、または下記7項記載の意味を有する。最も好ましく
はR3゜は水素である。
7、生理学的に許容し得、生理学的に加水分解可能なエ
ステルの残基として、RIGは、好ましくはHCO,c
t−+tアルキルカルボニル、Ca−12フエニルアル
キルカルボニルまたはベンゾイルである。
8、好ましくは2および7位の残基はL−立体配置を有
する。
9、好ましくはY、およびY、は、−緒になって直接結
合を表す。
式(IV)で示される好ましい化合物は、例えば、オク
トレオチドとしても知られているl−1−(D)l)h
e −Cys −Phe−(D)Trp −Lys −
Thr−Cys −Thr−オール、 Cys−β−Nal  NHz、 である。
式(IV)で示される最も好ましい化合物は、式(■コ Cys−ThrNHt、 (D)Phe−Cys−Tyr−(D)Trp−Lys
−Valである。
少なくとも1個の糖残基を有する適当な誘導体は、例え
ば式(IV)で示される化合物であり、糖残裁を有する
化合物オクトレオチドが含まれる。それらの化合物は公
知であり、例えばWO38102756にそれらの製造
方法と一緒に記載されている。その内容を引用して説明
の一部とする。
好ましい糖ソマトスタチン誘導体は、N−末端アミノ基
の糖残基、例えば式(a)で示される残基(これは、ア
ルドースのデオキシ残基、例えば天然または合成的に入
手可能なモノ−、ジーまたはオリゴサツカリドからアマ
トリ転位により得られる基である)、または 式(b)で示される残基 式(c)で示される残基 G、−CO−(c) (式中、G、COは、ウロン酸、例えばグルクロン酸も
しくはガラクツロン酸、またはポリヒドロキシモノ−も
しくはジ−カルボン酸、例えばグルコン酸、グルカル酸
、キナ酸、アセチルムラニン酸、アセチルノイラミン酸
またはD−グルコサミン酸の残基である)、および 式(d 1 )〜(d4)で示される残基(これは、ケ
トースのデオキシ残基、例えば天然または合成的に入手
可能なモノ−、ジーまたはオリゴケトースからヘインズ
転位により得られる基である)、または [式中、 Q、Q’、QoおよびQ“″は、ソマトスタチンペプチ
ドを糖残基とカップリングする基であり、例えばQは、
好ましくはジカルボン酸の基、−cbH,b−Co−(
bは1〜6)またはCOまたはC8であり、Qoは、好
ましくは−CbH,b−Co−またはジカルボン酸の基
であり、−N I−I Q“および−NHQ”は、各々
好ましくはω−アミノカルボン酸の基、例えば−NH−
CbH,b−Co−であり、 G4、G′4、G”4およびG14は、G1またぼG。
に関して前述した定義を有する]、または式(el)ま
たは(C2)で示される残基HOCI−1t−(CHO
H)c−CYY−CHt−(el)HOCH,−(CH
OH)c−CH−CH,OH(C2)! (式中、一方のYは水素および他方は水素またはヒドロ
キシであり、Cは2.3または4であり、ただし、(e
 1 )および(C2)のポリオール部分の遊離ヒドロ
キシ基のいずれか1つは、所望によりグリコシド的に還
元性モノ−、ジーもしくはオリゴサツカリドまたはアミ
ノ糖に結合していてもよい)を有する式(IV)の化合
物である。
特に好ましい化合物は、N  −[α−グルコシール[
式(IVb)の化合物と称すコおよびNa−β−の化合
物と称す]である。
00式(V)〜(rX)で示される化合物:(V) [ベール等、「メタボリズムJ(Metabolism
)、27、補遺1,139(1978年)参照] (Vl) [ヨーロッパ特許公開第1295号および出願第781
00994.9号参照] [ヌット等、「クリニンエ・ボーヒエンシュリフト」(
Klin、 Wochenschr、)(1986年)
64(補遺■)7r−73頁参照] (EP−A−200188参照) ンクo −(DTrp−Lys−Vat−Phe−NM
eAla−Tyr)(IX) (EP−A−70021参照) 特定化合物を含む上記刊行吻合ての内容を具体的に引用
して説明の一部とする。
本発明化合物は、例えばそれらの遊離形態、°塩形態ま
たは錯体形態で存在し得る。酸付加塩は、例えば有機酸
、ポリマー酸および無機酸により形成され得る。それら
の酸付加塩形成には、例えば塩酸塩および酢酸塩が含ま
れる。錯体は、例えば無機物質、例えば無機塩類もしく
は水酸化物、例えばCa−およびZn−塩類の付加、お
よび/またはポリマー性有機物質の付加により本発明化
合物から形成される。
ソマトスタチン並びにソマトスタチン類縁体および誘導
体は、主に成長ホルモン、グルカゴンおよびインシュリ
ン分泌に対する阻害作用を有するしのとして開示されて
いる。
この発明により、本発明化合物は肺保護特性を有するこ
とが見出された。
この発明の特定の発見によると、この発明は、第一態様
において、 1、保護を必要とする対象において急性肺損傷から肺を
保護する方法であり、前記対象に本発明化合物の有効量
を投与することを含む方法、1.1.予防または処置を
必要とする対象において呼吸困難症候群を予防または処
置する方法であり、前記対象に本発明化合物の有効量を
投与することを含む方法、 ■、2.予防または処置を必要とする対象において、酸
素療法により誘発されるか、またはこれに伴う肺損傷を
予防または処置する方法であり、前記対象に本発明化合
物の有効量を投与することを含む方法、 ■、3.酸素耐容性の改善を必要とする対象において酸
素耐容性を改善する方法であり、前記対象に本発明化合
物の有効量を投与することを含む方法、 l、4.処置を必要とする対象における、〉40%の濃
度でのO2による酸素添加方法であり、前記対象に本発
明化合物の有効量を投与することを含む方法 を提供する。
特定の実施態様において、この発明は、例えば急性呼吸
不全、成人呼吸困難症候群(ArtDS)、幼児および
新生児における呼吸困難症候n(ビアリン膜症)、重症
の肺炎、酸素肺炎、肺浮腫、および〉40%の酸素濃度
による、例えば術中または術後麻酔における酸素補給お
よび長期間、例えば少なくとも60時間にわたるモニタ
ーを必要とするさらに別の状態および疾患の処置を目的
とする、上記lおよび1,1.〜1.41項記載の方法
を提供する。
さらに別の好ましい実施態様において、この発明は、処
置等を必要とずろ対象における成人呼吸困難症候群(A
RDS)の予防、進行の阻止または処置方法であって、
前記対象に本発明化合物の有効mを投与することを含む
方法を提供する。ARDSは、直接的または間接的に肺
を傷付ける様々な急性プロセス、例えば敗血症、敗血症
候群、細菌性もしくはウィルス性肺炎、胃内容物の吸引
、組織の広範囲に及ぶ外傷、脳外傷、直接胸部外傷、長
期もしくは深部ショック、火傷、溺死寸前状態、脂肪塞
栓症、大量輸血、心肺バイパス、0.毒性、急性出血性
すい炎またはエンドトキシン・ショックに伴うか、また
はこれらにより誘発され得る。
上記とは別に、この発明はまた、 2、上記方法のいずれかにおいて使用される本発明化合
物、 3、上記方法のいずれかにおいて使用される医薬組成物
の製造に使用される本発明化合物、4.1種またはそれ
以上の医薬的に許容し得る希釈剤または担体と一絡に本
発明化合物を含む、上記方法のいずれかにおいて使用さ
れる医薬組成物 を提供する。
上記で具体的に述べた疾患および状態の処置における本
発明化合物の用途は、例えば後記方法に従い、例えば標
準薬理試験方法および臨床において示される。
A、酸素毒性 6匹のイヌに対し5mg7kgのチオベンタールにより
麻酔をかけ、挿管後チオベンクールナトリウムおよび臭
化パンクロニウムにより麻酔状態を保つ。直腸温度を3
7.5〜385℃に推持する。
内頚静脈にカニユーレを挿入し、スワンーガンズ・カテ
ーテルおよびさろに別のカテーテルを導入する。下記パ
ラメーターを評価する。
心ばく数 右心房圧 収縮期圧、拡張期圧および平均動脈圧 −肺毛細管けつ入圧 肺動脈圧 =1回換気量 毎分換気虫 呼気終末圧 −吐き出されたC Otの終末圧 呼気終末CO,a度 動脈および静脈血ガス、酸素飽和度 −血清中のヘモグロビン、電解質およびグルコース。
熱希釈方法により心臓出力を測定する。シャント容積お
よび孔腔を上記パラメーターから評価する。カテーテル
を反対側の頚静脈に導入して液体補充を行う。
麻酔誘発の30分後、上記パラメーターの基線値を評価
する。イヌを2群に分ける。対照として用いる一方の群
では、動物に48時間5Q/分の酸素噴霧塩化ナトリウ
ム溶液を管から与え、他方の群では、さらに試験すべき
化合物を含み、5Q/分の酸素噴霧を行った同塩化ナト
リウム溶液により48時間管を通して動物を処理する。
上記パラメーターを4時間の間隔で評価する。
基線および後の評価の間で観察された差異を対照動物と
比較し、分析する。処理の最後に、対照および処理イヌ
の肺組織を組織検査にかける。
この試験では、約0.001〜2xg/時の用量割合で
本発明化合物、例えばソマトスタチンまたは化合物(I
Va)、(IVb)もしくは(IVc)を投与したとき
、酸素により誘発された肺病変の実質的減少を対照群と
比較観察する。すなわち、上記試験において1m9/時
の用量でソマトスタチンを投与すると、酸素毒性は実質
的に減少する。特に、本発明化合物により処理した動物
においては、顕著な肺しん出は観察されない。
B、成人呼吸困難症候群 5群のモルモット(20月令、体重750〜11509
)をこの試験に用いる。
第1群=2mσの食塩水を静脈内注射した食塩水対照群
第2群:2X109エシエリヒア・コリを静脈内注射し
た敗血症対照群。
第3群:エシェリヒア・コリ敗血症、エシェリヒア・コ
リ注射の5分前に試験化合物のポーラスを静脈内注射。
第4群:エシェリヒア・コリ敗血症、連続注入で試験化
合物、ポーラス(第3群と同じ用量)静脈内注射、次い
で連続注入、エシェリヒア・コリ注射の60分前に開始
第5群:試験化合物の連続注入、ポーラス(第3群と同
じ用量)静脈内注射により開始、対照。
1時間間隔で、平均動脈血圧を、πj1定する。基線並
びに0.5.1.2.4および8時間目に、総WBCお
よび白血球百分比用の0 、2 mQの血液試料を採る
。動脈血をガラス注射器に集め、直ちに水冷し、次いで
血中気体分析器で血液中の気体(Paot、P aco
t)およびpHを測定する。気道抵抗およびコンプライ
アンス、毎分換気量、心ばく数、酸素消費並びに肺容積
を8時間連続的にモニターする。5時間目に10μCi
の1tJ−標識アルブミンおよび7時間目に3a(lの
血液中5Ciの”Cr標識赤血球を動物に静脈内注射す
る。敗血症における低血圧および脱水状聾を処置するた
めに、25x(17kgの規定食塩水を毎時5群の動物
に静脈内注射する。8時間後、動物に30仄9のネンブ
タールおよび20001Uのヘパリンを与える。5分後
、動物を殺す。8J112の血液を血しょう調製用に採
取し、アリコートに分けて必要とされるまで20℃で冷
凍する。胸部を切開し、各肺門を二重クランプで押さえ
、クランプ間を横に切開する。
肺から遊離血液を排出させ、尾側肺葉を肺水分測定用と
して風袋容器に入れる。
湿潤対乾燥肺重重割合を計算することにより肺水分を評
価する。さらに、気管支肺胞洗浄液中の1151−標識
アルブミンと血しょう中の場合との農産割合(アルブミ
ンm敗)および肺間質およびリンパ腺における125I
−標識アルブミンの蓄積(AIMS)を測定する。肺組
織を組織検査にかけて好中球蓄積を評価する。
本発明化合物は、この試験において0.O1μ9/ky
〜2 zg/ kgc静脈内)の範囲の用量で投与され
た場合に活性を示す。すなわち、100μ97に9<静
脈内)のポーラスの形態または0.O1μ9/に9/時
の用量での注入により投与された化合物(IVa)は、
敗血症ショックにより誘発された肺損傷を減少させる。
前記と同等の用量レベルでの本発明化合物、特に化合物
(■a)、(IVb)または(lVc)の使用による、
先に具体的に述べた他の疾患および状態に関して行なわ
れた試験でも、均等内容の結果が得られる。
例えば不可逆的脳損傷を患い、純粋な酸素による換気治
療を受けている患者における臨床試験が実施され得る。
試験化合物を皮下または静脈内投与する。動脈血ガス、
心臓出力、肺内シャント、孔腔対1回換気量比および肺
−胸部コンブライアンスの測定を定期的に行う。0.0
02〜20x97日の用量で本発明化合物、例えば化合
物(IVa)、(■b)または(IVc)を静脈内、皮
下または注入により投与すると、ブラセボ投与対象と比
べて酸素毒性の軽減が観察される。
この発明の方法の実施に必要とされる一日用量は、例え
ば使用される化合物、宿主、投与方法および処置される
状態の重症度により変化する。用量は、胃腸すい臓内分
泌性(Gl)腫よう、例えばVIP産生腫ようの処置に
使用される範囲、または先端巨大症の処置に使用される
用量からその約10倍であり得る。
すなわち、化合物(IVa)の場合、Gl腫ようは、ま
ず1日1回または2回0.0519の皮下注射により処
置され得る。用量を1日3回0 、2 Hに増加するこ
とができる。先端巨大症の場合、100〜300μ9(
皮下)の1日用量が使用され得る。化合物(■a)は少
なくとも!朽まで耐容性がある。
この発明の方法における化合物(IVa)の指示1日用
量は、0.025〜1jI9、好ましくはOl〜l肩9
であり、好都合には例えば1日4回以下の分割用量また
は持続放出形態で投与される。本発明化合物は、常用経
路、特に腸内に、例えば錠剤またはカプセル形態、また
は非経口的に例えば皮下、筋肉内もしくは静脈内による
、例えば注射可能溶液らしくは懸濁液形態で投与され得
る。化合物(■a)は、好ましくは例えば乳酸に基づい
た注射可能製剤形態で非経口投与される。化合物(■a
)は好ましい化合物であり、50μ9〜11g(皮下)
の1日用量で投与され得ることが示されている。化合物
(Jb)は、例えば2μ9〜20+v9(経口)、好ま
しくは300〜5000μ9(経口)の用量で、好まし
くは経口形態で投与される。経口単位用量は、例えば約
0.5μ9〜約!O19の化合物(1’/b)を含み得
る。
この発明の別の態様によると、本発明化合物(M離形態
または医薬的に許容し得る塩らしくは錯体形態)はまた
、吸入法または通気法に適した医薬組成物形態で投与さ
れ得る。それらの組成物は液体または粉末形態であり得
、医薬的に許容し得る希釈剤または担体を含み得る。そ
れらは、散剤として例えば粉末ブロワ−もしくは吸入器
から放出されるか、まr二は懸濁液、溶液らしくはエマ
ルジョンの粉末または微細小滴形態の有効成分を分配す
るエーロゾルらしくはスプレーとして投与され得る。有
効成分に加えて、エーロゾルまたはスプレーは、噴射剤
、例えば低い沸点および蒸気圧を有する液化ガス噴射剤
を含み得、必要ならばさらに医薬的に許容し得る担体、
例えば液体もしくは固体非イオン性もしくはアニオン性
界面活性剤、および/または医薬的に許容し得る希釈剤
および/または溶媒および/または安定もしくは保存剤
を含み得る。エーロゾルは、手動噴霧プロセスまたは加
圧パッケージから製造され得る。本発明化合物はまた、
例えば補助呼吸または機械的換気方法において、酸素療
法と同時に、例えば所望により担体、希釈剤または溶媒
、例えば食塩水を含んでいてもよい溶液、懸濁液または
エマルジョンからの噴霧形態で投与され得る。前記投与
は、連続フローまたは断続的であり得る。
この発明による用途に使用される組成物は、本発明化合
物を医薬的に許容し得る希釈剤または担体と緊密混合し
、慣用的投与を行えるように製剤化または体裁を整える
ことにより製造され得る。
本発明化合物は、所望の場合または適宜、池の療法に対
する補助薬または佐薬として、例えば困難状況の場合に
投与される薬剤、例えばグルココルチコイドステロイド
、またはLPSに対するモノクローナル抗体として使用
され得る。
本発明化合物を、例えば具体的に上述した特定疾患また
は状態の処置において、他の療法に対する例えば補佐薬
として共に投与する場合、勿論、共投与される薬剤の用
量は、使用薬剤のタイプ、使用される特定薬剤、処置さ
れる状態、所望の療法などにより異なる。しかしながら
一般に、前記共投与薬剤を単独療法として使用する場合
に普通必要とされる用量と同用量またはその80%程変
、例えば50%の用量で共投与すると、満足すべき結果
が得られる。例えば、ヒドロコルチゾンは、緊急事態で
は成人に対して500319〜19(静脈内)の用量で
投与される。
前述したところによると、この発明は、さらに別の態様
において、 5、ARDSの予防または処置において、前記予防また
は処置を必要とする対象に本発明化合物およびグルココ
ルチコイドステロイドを共投与する方法 を提供する。
以下、この発明による組成物の製法を示す。
[実施例] 1J112当たりの濃度 1、アンプル 実施例! A、オクトレオチド*        0.051gマ
ンニトール       45.019乳酸(88%)
         3.4 119炭酸水素ナトリウム
   pH4,2とする量水(注射用)      全
部でII(!とする項二酸化炭素         適
量 実施例2 B、オクトレオチド*        0 、2 R9
NaC17,5J/ 乳酸(88%)        3.4肩9炭酸水素ナ
トリウム   pH4、2とする量水(注射用)   
   全部で1+(lとする項二酸化炭素      
   適量 2、ガラス瓶 実施例3 オクトレオチド*        0 、2 I11?
マンニトール       45.0mg乳酸(88%
)         3.46フエノール      
   5 、0 y、g炭酸水素ナトリウム   pH
4、2とする量水(注射用)      全部で1mQ
とする項二酸化炭素         適量 *酢酸ペプチド水和物含有率87パーセントとして与え
られた。
組成物を標準的技術により例えば50リツトルの投入量
で製造すると、1JIQのアンプル約43000本また
はガラス瓶8400個が得られる。組成物をろ過しく例
えば0.5バールで0.2ミクロンの穴に通す)、無菌
条件下アンプルまたはガラス瓶に導入する。
本発明化合物は、この発明による用途に必要とされる用
量で耐容性良好である。例えば化合物(■a)および(
IVb)は、例えばマウスにおいて同程度の耐容性を有
する。例えば1oOx97に9の腹腔内注射を行った場
合、GOTの増加または致死性は一切観察されない。例
えば化合物(lVb)の場合、経口投与14日後のラッ
トにおける最大非致死用量は、体重1にg当たり200
01gである。医薬的に許容し得る塩形態は、遊離化合
物と同一または同様のレベルの耐容性/活性を呈する。

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ソマトスタチンまたはソマトスタチン類縁体もし
    くは誘導体の遊離形態または医薬的に許容し得る塩らし
    くは錯体形態を含む、急性肺損傷から肺を保護するのに
    使用される組成物。
  2. (2)ソマトスタチン類縁体または誘導体の遊離形態ま
    たは医薬的に許容し得る塩もしくは錯体形態を含む、急
    性肺損傷から肺を保護するのに使用される組成物。
  3. (3)ソマトスタチンまたはソマトスタチン類縁体もし
    くは誘導体の遊離形態または医薬的に許容し得る塩もし
    くは錯体形態を含む、呼吸困難症候群の予防または処置
    に使用される組成物。
  4. (4)ソマトスタチンまたはソマトスタチン類縁体もし
    くは誘導体の遊離形態または医薬的に許容し得る塩もし
    くは錯体形態を含む、酸素療法により誘発されるか、ま
    たはこれに伴う肺損傷の予防または処置に使用される組
    成物。
  5. (5)酸素耐容性の改善に使用される、請求項4記載の
    組成物。
  6. (6)成人呼吸困難症候群の予防または処置に使用され
    る、請求項3記載の組成物。
  7. (7)重症の肺炎、酸素肺炎または肺浮腫の処置に使用
    される、請求項1〜4のいずれか1項記載の組成物。
  8. (8)ソマトスタチン類縁体または誘導体が式( I )
    、(II)または(III) ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) ▲数式、化学式、表等があります▼(II) ▲数式、化学式、表等があります▼(III) [式中、 Wは、Sまたは(CH_2)_s(式中、sは0、1ま
    たは2である)であり、 XおよびZの一方はS、他方はSまたはCH_2であり
    、 Yは、Sまたは(CH_2)_t(式中、tは0、1ま
    たは2である)であり、 R_1およびR_2は、各々互いに独立して、C_1−
    _5アルキル、ベンジル、1個または2個のC_1−_
    5アルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、ニトロお
    よび/またはC_1−_5アルコキシ置換を有するベン
    ジル、または5もしくは6員複素環で置換されたC_1
    −_5アルキルであり、 R_3は、非置換またはC_1−_5アルキル、C_1
    −_5アルコキシまたはハロゲン置換を有する3−イン
    ドリルメチルであり、 R_4は、C_1−_5アルキル、C_1−_5ヒドロ
    キシアルキル、ベンジル、カルボキシ−(C_1−_5
    アルキル)、アミノ(C_1−_5アルキル)、または
    C_1−_5アルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ
    、ニトロおよび/またはC_1−_5アルコキシ置換を
    有するベンジルであり、 R_5は、C_1−_5アルキル、ベンジル、またはC
    _1−_5アルキル、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、
    ニトロおよび/またはC_1−_5アルコキシ置換を有
    するベンジルである] で示される化合物の遊離形態または医薬的に許容し得る
    塩もしくは錯体形態である、請求項1〜7項のいずれか
    1項記載の組成物。。
  9. (9)ソマトスタチン類縁体または誘導体が式(IV)▲
    数式、化学式、表等があります▼(IV) 〔式中、 Aは、C_1−_1_2アルキル、C_7−_1_0フ
    ェニルアルキルまたは式RCO−で示される基であり、
    この場合、 i)Rは、水素、C_1−_1_1アルキル、フェニル
    またはC_7−_1_0フェニルアルキルであるか、ま
    たは ii)RCO−は、 a)所望によりハロゲン、NO_2、NH_2、OH、
    C_1−_3アルキルおよび/またはC_1−_3アル
    コキシにより環置換されていてもよいL−またはD−フ
    ェニルアラニン残基、 b)上記a)項記載のもの以外の天然または合成α−ア
    ミノ酸または対応するD−アミノ酸の残基、または c)個々のアミノ酸残基が同一または異なって、上記a
    )および/またはb)項記載のものから選ばれるジペプ
    チド残基であり、 アミノ酸残基a)およびb)のα−アミノ基並びにジペ
    プチド残基c)のN−末端アミノ基は、所望によりモノ
    −またはジ−C_1−_1_2アルキル化、またはC_
    1−_8アルカノイルで置換されていてもよく、A′は
    、水素または、AがC_1−_1_2アルキルまたはC
    _7−_1_0フェニルアルキルの場合、C_1−_1
    _2アルキルまたはC_7−_1_0フェニルアルキル
    であり、Y_1およびY_2は一緒になって直接結合を
    表すか、またはY_1およびY_2は各々独立して水素
    または式(1)〜(5) ▲数式、化学式、表等があります▼(1) ▲数式、化
    学式、表等があります▼(2) ▲数式、化学式、表等
    があります▼(3)▲数式、化学式、表等があります▼
    (4) ▲数式、化学式、表等があります▼(5) [式中、 Raは、メチルまたはエチルであり、 Rbは、水素、メチルまたはエチルであり、mは、1〜
    4の整数であり、 nは、1〜5の整数であり、 Rcは、(C_1−_6)アルキルであり、Rdは、天
    然または合成α−アミノ酸のα−炭素原子に結合した置
    換基(水素を含む)を表し、Reは、(C_1−_5)
    アルキルであり、Ra′およびRb′は、独立して水素
    、メチルまたはエチルであり、 R_6およびR_8は、独立して水素、ハロゲン、(C
    _1−_3)アルキルまたは(C_1−_3)アルコキ
    シであり、pは、0または1であり、 qは、0または1であり、 rは、0、1または2である] で示される基であり、 Bは、所望によりハロゲン、NO_2、NH_2、OH
    、C_1−_3アルキルおよび/またはC_1−_3ア
    ルコキシにより環置換されていてもよい−Phe−、ま
    たは3−(2−ナフチル)−アラニンであり、Cは、所
    望によりα−N−メチル化されていてもよく、また所望
    によりハロゲン、NO_2、NH_2、OH、C_1−
    _3アルキルおよび/またはC_1−_3アルコキシに
    よりベンゼン環置換されていてもよい(L)−Trp−
    または(D)−Trp−であり、Dは、Lys、側鎖が
    β位にOまたはSを含んでいるLys、γF−Lys、
    δF−LysまたはOrn(これらは所望によりα−N
    −メチル化されていてもよい)、または4−アミノシク
    ロヘキシルAlaまたは4−アミノシクロヘキシルGl
    y残基であり、Eは、Thr、Ser、Val、Phe
    、Tyr、Ileまたはアミノイソ酪酸もしくはアミノ
    酪酸残基であり、 Fは、−COOR_7、CH_2OR_1_0、▲数式
    、化学式、表等があります▼または▲数式、化学式、表
    等があります▼ [式中、 R_7は、水素またはC_1−_3アルキルであり、R
    _1_0は、水素または生理学的に許容し得、生理学的
    に加水分解可能なエステルの残基であり、R_1_1は
    、水素、C_1−_3アルキル、フェニルまたはC_7
    −_1_0フェニル−アルキルであり、R_1_2は、
    水素、C_1−_3アルキルまたは式−C(R_1_3
    )−X_1で示される基であり、 R_1_3は、CH_2OH、−(CH_2)_2−O
    H、−(CH_2)_3−OHまたは−CH(CH_3
    )OHであるか、または天然もしくは合成α−アミノ酸
    のα−炭素原子に結合した置換基(水素を含む)を表し
    、X_1は、式−COOR_7、−CH_2OR_1_
    0または▲数式、化学式、表等があります▼ (式中、 R_7およびR_1_0は、前記の意味であり、R_1
    _4は、水素またはC_1−_3アルキルであり、R_
    1_5は、水素、C_1−_3アルキル、フェニルまた
    はC_7−_1_0フェニルアルキルである)で示され
    る基であり、 R_1_6は、水素またはヒドロキシであり、ただし、
    R_1_2が−CH(R_1_3)−X_1である場合
    、R_1_1は水素またはメチルである]であり、残基
    B、DおよびEはL一立体配置を有し、2および7位の
    残基並びに残基Y_14)およびY_24)は各々独立
    して(L)−または(D)−立体配置を有する〕で示さ
    れる化合物の遊離形態または医薬的に許容し得る塩もし
    くは錯体形態である、請求項1〜7のいずれか1項記載
    の組成物。
  10. (10)式(IV)で示される化合物が、▲数式、化学式
    、表等があります▼ールの遊離形態または医薬的に許容
    し得る塩もしくは錯体形態である、請求項9記載の組成
    物。
  11. (11)式(IV)で示される化合物が、▲数式、化学式
    、表等があります▼の遊離形態または医薬的に許容し得
    る塩もしくは錯体形態である、請求項9記載の組成物。
  12. (12)式(IV)で示される化合物が、▲数式、化学式
    、表等があります▼の遊離形態または医薬的に許容し得
    る塩もしくは錯体形態である、請求項9記載の組成物。
  13. (13)式(IV)で示される化合物が、▲数式、化学式
    、表等があります▼の遊離形態または医薬的に許 容し得る塩らしくは錯体形態である、請求項9記載の組
    成物。
  14. (14)ソマトスタチン類縁体または誘導体が、N−末
    端アミノ基に糖残基を有する請求項9記載の式(IV)で
    示される化合物である、請求項1〜7のいずれか1項記
    載の組成物。
  15. (15)糖残基が、 残基 ▲数式、化学式、表等があります▼ (これは、天然または合成的に入手可能なモノ−、ジ−
    またはオリゴサッカリドがらアマドリ転位により得られ
    る基である)、 残基 ▲数式、化学式、表等があります▼ (これは、天然または合成的に入手可能なモノ−、ジ−
    またはオリゴケトースからヘインズ転位により得られる
    基である)、 式(c) G_3−CO−(c) (式中、G_3COは、ウロン酸、例えばグルクロン酸
    もしくはガラクツロン酸、またはポリヒドロキシモノ−
    もしくはジ−カルボン酸、例えばグルコン酸、グルカル
    酸、キナ酸、アセチルムラニン酸、アセチルノイラミン
    酸またはD−グルコサミン酸の残基である) で示される残基、および 式(d1)〜(d4) ▲数式、化学式、表等があります▼(d1) ▲数式、化学式、表等があります▼(d2) ▲数式、化学式、表等があります▼(d3) ▲数式、化学式、表等があります▼(d4) [式中、 Q、Q′、Q″およびQ′″は、ソマトスタチンペプチ
    ドを糖残基とカップリングする基であり、例えばQは、
    好ましくはジカルボン酸の基、−CbH_2b−CO−
    (bは1〜6)またはCOまたはCSであり、Q′は、
    好ましくは−CbH_2b−CO−またはジカルボン酸
    の基であり、−NHQ″および−NHQ′″は、各々好
    ましくはω−アミノカルボン酸の基、例えば−NH−C
    bH_2b−CO−であり、 G_4、G′_4、G″_4およびG′″_4は、G_
    1またはG_2に関して前述した定義を有する] で示される残基、または 式(e1)または(e2) HOCH_2−(CHOH)_c−CYY−CH_2−
    (e1)HOCH_2−(CHOH)_c−CH−CH
    _2OH(e2)(式中、一方のYは水素および他方は
    水素またはヒドロキシであり、cは2、3または4であ
    る)で示される残基[ただし、(e1)および(e2)
    のポリオール部分の遊離ヒドロキシ基のいずれか1つは
    、所望によりグリコシド的に還元性モノ−、ジ−もしく
    はオリゴサッカリドまたはアミノ糖に結合していてもよ
    い] から選ばれる、請求項14記載の組成物。
  16. (16)ソマトスタチン誘導体または類縁体が、▲数式
    、化学式、表等があります▼の遊離形態または医薬的 に許容し得る塩もしくは錯体形態である、請求項14ま
    たは15記載の組成物。
  17. (17)グルココルチコイドステロイドとの共投与(c
    o−administration)に使用される、請
    求項1〜16のいずれか1項記載の組成物。
JP1293771A 1988-11-11 1989-11-10 肺保護剤 Pending JPH02149528A (ja)

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DE3838380 1988-11-11

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