JPH01172116A - コンベアベルト - Google Patents
コンベアベルトInfo
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- JPH01172116A JPH01172116A JP32846487A JP32846487A JPH01172116A JP H01172116 A JPH01172116 A JP H01172116A JP 32846487 A JP32846487 A JP 32846487A JP 32846487 A JP32846487 A JP 32846487A JP H01172116 A JPH01172116 A JP H01172116A
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Landscapes
- Belt Conveyors (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明はコンベアベルトに係り、特に蛇行防止や荷こぼ
れ防止を図るための棧が設けられているコンベアベルト
に関する。
れ防止を図るための棧が設けられているコンベアベルト
に関する。
[従来の技術]
コンベアベルトは、良く知られているように駆動プーリ
及び従動プーリに架は渡されて無端回動するものである
が、第5.6図に示す如く棧を設ける場合がある。棧を
蛇行防止として使用する場合、駆動プーリー及び従動プ
ーリーには棧が納まるように凹状の加工が施されている
。なお、第5.6図はコンベアベルトの幅方向の断面、
を示す斜視図である。
及び従動プーリに架は渡されて無端回動するものである
が、第5.6図に示す如く棧を設ける場合がある。棧を
蛇行防止として使用する場合、駆動プーリー及び従動プ
ーリーには棧が納まるように凹状の加工が施されている
。なお、第5.6図はコンベアベルトの幅方向の断面、
を示す斜視図である。
第5図のコンベアベルト1では、帯状のコンベアベルト
本体2の中央部下面に凸状様に棧3が設けられている。
本体2の中央部下面に凸状様に棧3が設けられている。
第6図のコンベアベルト1では、コンベアベルト本体2
の左右の両側辺上面に棧3が設けられている。これらの
棧3は、コンベアベルト本体2の長手方向に延在してお
り、第5図では蛇行防止を図っており、第6図では荷4
がこぼれ落ちるのを防ぐ荷こぼれ防止を図っている。
の左右の両側辺上面に棧3が設けられている。これらの
棧3は、コンベアベルト本体2の長手方向に延在してお
り、第5図では蛇行防止を図っており、第6図では荷4
がこぼれ落ちるのを防ぐ荷こぼれ防止を図っている。
この棧は、従来、軟質塩化ビニル樹脂、塩ビ系熱可塑性
エラストマー、熱可塑性ウレタン等から成り、押出成形
により、その断面が台形、長方形、正方形等になるよう
に製造されている。そして、この棧はコンベアベルト本
体に接着されることによりコンベアベルトを構成するの
であるが、この接着法としては、従来、■高周波ウエル
ダー法■超音波ウエルダー法■ローラー圧着法等が採用
されている。
エラストマー、熱可塑性ウレタン等から成り、押出成形
により、その断面が台形、長方形、正方形等になるよう
に製造されている。そして、この棧はコンベアベルト本
体に接着されることによりコンベアベルトを構成するの
であるが、この接着法としては、従来、■高周波ウエル
ダー法■超音波ウエルダー法■ローラー圧着法等が採用
されている。
ただし、■、■のウエルグー法はモールドを採用する必
要があり連続加工ができないので長尺ベルトへの加工は
工数的に不向きである。従って多くの場合、■のローラ
圧着法が採用されている。
要があり連続加工ができないので長尺ベルトへの加工は
工数的に不向きである。従って多くの場合、■のローラ
圧着法が採用されている。
ローラー圧着法は、第7図に示すようにコンベアベルト
本体2と棧3の間にライスター5の熱風6をあて、コン
ベアベルト本体2及び棧3の接着面を溶融させながらロ
ーラー7で圧着し両者を熱融着させる方法である。
本体2と棧3の間にライスター5の熱風6をあて、コン
ベアベルト本体2及び棧3の接着面を溶融させながらロ
ーラー7で圧着し両者を熱融着させる方法である。
[発明が解決しようとする問題点]
このローラー圧着の場合、ライスター5の熱風により、
棧が柔かくなった状態においてローラー5でしごかれる
。即ち、棧3は伸長された状態でコンベアベルト本体2
に接合されてしまう。その為、熱融着後に冷却されると
、棧3に収縮する方向の残留応力が働き、その結果第8
図に示す如くコンベアベルト1に波打ち現象が現れる。
棧が柔かくなった状態においてローラー5でしごかれる
。即ち、棧3は伸長された状態でコンベアベルト本体2
に接合されてしまう。その為、熱融着後に冷却されると
、棧3に収縮する方向の残留応力が働き、その結果第8
図に示す如くコンベアベルト1に波打ち現象が現れる。
特にコンベアベルト本体2が薄く剛性が少ない場合やベ
ルト両端部に棧3を接合する場合にこの現象は顕著であ
る。
ルト両端部に棧3を接合する場合にこの現象は顕著であ
る。
又、この残留応力により、棧は屈曲疲労による割れが発
生しやすいものになるという欠点を有している。
生しやすいものになるという欠点を有している。
[問題点を解決するための手段]
本発明のコンベアベルトは、帯状のコンベアベルト本体
と、熱可塑性材料よりなり、該コンベアベルト本体の表
面及び/又は裏面に接合されており、コンベアベルト本
体の長手方向に延在する棧と、該棧に棧の長手方向に延
在するように埋設されてなるコードと、を備えてなる。
と、熱可塑性材料よりなり、該コンベアベルト本体の表
面及び/又は裏面に接合されており、コンベアベルト本
体の長手方向に延在する棧と、該棧に棧の長手方向に延
在するように埋設されてなるコードと、を備えてなる。
[作用]
かかる本発明のコンベアベルトにあっては、棧をコンベ
アベルト本体に熱融着させる際の棧の熱膨張がコードに
よって拘束されることにより低減される。そして、熱融
着後に冷却された場合の棧の収縮量が小さくなり、コン
ベアベルトの波打ち現象が防止される。また、棧の残留
応力も低減される。
アベルト本体に熱融着させる際の棧の熱膨張がコードに
よって拘束されることにより低減される。そして、熱融
着後に冷却された場合の棧の収縮量が小さくなり、コン
ベアベルトの波打ち現象が防止される。また、棧の残留
応力も低減される。
[実施例]
以下、図面を用いて実施例について詳細に説明する。
第1.2図は本発明の実施例に係るコンベアベルト1の
要部断面図、第3図は棧3の製造工程図である。
要部断面図、第3図は棧3の製造工程図である。
第1.2図において、コンベアベルト1は帯状のコンベ
アベルト本体2と、その両側辺(図では一側辺のみが示
されている。)に設けられた棧3とを備え、該棧3中に
はコード8が埋設されている。このコード8は、棧3の
長手方向に延在しており、棧3の断面積(コード8の断
面積をも含む)の20%以下の断面積を有していること
が好ましく、特に0.01〜10%の断面積を有してい
ることが好ましいものである。また、コードは棧の断面
のベルト側1/3以下、好ましくは115以下に露出し
ないよう埋設されていることが望ましい。
アベルト本体2と、その両側辺(図では一側辺のみが示
されている。)に設けられた棧3とを備え、該棧3中に
はコード8が埋設されている。このコード8は、棧3の
長手方向に延在しており、棧3の断面積(コード8の断
面積をも含む)の20%以下の断面積を有していること
が好ましく、特に0.01〜10%の断面積を有してい
ることが好ましいものである。また、コードは棧の断面
のベルト側1/3以下、好ましくは115以下に露出し
ないよう埋設されていることが望ましい。
本発明において、棧3の構成材料としては、軟質塩化ビ
ニル樹脂、塩化ビニル系熱可塑性エラストマー、熱可塑
性ウレタン等が好適である。コード8の構成材料として
は、レーヨン、アセテート、ポリアミド(ナイロン)、
ポリエステル、ビニロン、アクリル、ポリプロピレン等
が好適である。
ニル樹脂、塩化ビニル系熱可塑性エラストマー、熱可塑
性ウレタン等が好適である。コード8の構成材料として
は、レーヨン、アセテート、ポリアミド(ナイロン)、
ポリエステル、ビニロン、アクリル、ポリプロピレン等
が好適である。
なお、コンベアベルト本体2は芯体がポリエステル等か
らなる帆布からなり、上面、下面又は上下両面に軟質塩
化ビニル樹脂、塩化ビニル系熱可塑性エラストマー、熱
可塑性ウレタン樹脂等のシートをラミネートした樹脂性
コンベアベルトが用いられる。
らなる帆布からなり、上面、下面又は上下両面に軟質塩
化ビニル樹脂、塩化ビニル系熱可塑性エラストマー、熱
可塑性ウレタン樹脂等のシートをラミネートした樹脂性
コンベアベルトが用いられる。
このコード8は、第1図の如く1本だけ棧3中に埋設し
ても良く、第2図の如く複数本埋設しても良い。また、
本発明では、コード8と棧3の構成材料との接合性を高
めるために、コード8の表面に接着剤を付着させる等の
表面処理を施しても良い。
ても良く、第2図の如く複数本埋設しても良い。また、
本発明では、コード8と棧3の構成材料との接合性を高
めるために、コード8の表面に接着剤を付着させる等の
表面処理を施しても良い。
第3図はこのような棧3の製造例を示す工程図である。
まず送出ドラム9に巻きつけられたコード8は送出機1
0により接着槽11に入り、コード8に接着処理が施さ
れる。次に、熱風ゾーン12を通り、接着剤に含まれる
溶剤を飛ばし乾燥させた後、クロスへラドタイをとりつ
けたプラスチック用押出機13により軟質塩化ビニル樹
脂、塩化ビニル系熱可塑性エラストマー又は熱可塑性ウ
レタンを被覆させる。さらに冷却サイジング装置14に
より希望する形状に型づけし、冷却された後、引取機1
5により引取られ巻き取りドラム16に巻きつけられる
。このようにして製造された棧は、前記第7図の如く熱
融着法によりコンベアベルト本体と接合される。
0により接着槽11に入り、コード8に接着処理が施さ
れる。次に、熱風ゾーン12を通り、接着剤に含まれる
溶剤を飛ばし乾燥させた後、クロスへラドタイをとりつ
けたプラスチック用押出機13により軟質塩化ビニル樹
脂、塩化ビニル系熱可塑性エラストマー又は熱可塑性ウ
レタンを被覆させる。さらに冷却サイジング装置14に
より希望する形状に型づけし、冷却された後、引取機1
5により引取られ巻き取りドラム16に巻きつけられる
。このようにして製造された棧は、前記第7図の如く熱
融着法によりコンベアベルト本体と接合される。
なお、第1.2図では、棧3はコンベアベルト本体2の
側辺に設けられているが、前記第5図の如くコンベアベ
ルト本体2の中央部に設けても良く、側辺及び中央の双
方に設けても良い。中央に設ける場合、2条以上設けて
も良い。
側辺に設けられているが、前記第5図の如くコンベアベ
ルト本体2の中央部に設けても良く、側辺及び中央の双
方に設けても良い。中央に設ける場合、2条以上設けて
も良い。
なお、上記実験において、コードはポリエステルコード
を用い、ウレタン系接着剤(日本ポリウレタン社製、ニ
ラボラン3022/コロネート2031)により表面処
理したものである。棧は軟質塩化ビニルを用いた。
を用い、ウレタン系接着剤(日本ポリウレタン社製、ニ
ラボラン3022/コロネート2031)により表面処
理したものである。棧は軟質塩化ビニルを用いた。
[効果]
以上の通り、本発明によれば棧をコンベアベルト本体に
熱融着させる際の棧の収縮が小さくなるので、コンベア
ベルトの波打ち現象が防止され、直線性、平坦性に優れ
たコンベアベルトが提供される。また、本発明のコンベ
アベルトは、棧の残留応力が小さいから、棧の屈曲疲労
による割れが無く、ベルト走行時に棧に亀裂が入りにく
く、耐久性に優れる。
熱融着させる際の棧の収縮が小さくなるので、コンベア
ベルトの波打ち現象が防止され、直線性、平坦性に優れ
たコンベアベルトが提供される。また、本発明のコンベ
アベルトは、棧の残留応力が小さいから、棧の屈曲疲労
による割れが無く、ベルト走行時に棧に亀裂が入りにく
く、耐久性に優れる。
第1図及び第2図は本発明の実施例に係るコンベアベル
トの要部断面図、第3図は棧の製造工程図、第4図は棧
の断面図、第5図及び第6図は従来のコンベアベルトの
断面図、第7図は棧の熱融着法を示す側面図、第8図は
従来のコンベアベルトを示す側面図である。 1・・・コンベアベルト、 2・・・コンベアベルト本体、 3・・・棧、 8・・・コード。 代 理 人 弁理士 重 野 剛 第2図
トの要部断面図、第3図は棧の製造工程図、第4図は棧
の断面図、第5図及び第6図は従来のコンベアベルトの
断面図、第7図は棧の熱融着法を示す側面図、第8図は
従来のコンベアベルトを示す側面図である。 1・・・コンベアベルト、 2・・・コンベアベルト本体、 3・・・棧、 8・・・コード。 代 理 人 弁理士 重 野 剛 第2図
Claims (1)
- (1)帯状のコンベアベルト本体と、 熱可塑性材料よりなり、該コンベアベルト本体の表面及
び/又は裏面に接合されており、コンベアベルト本体の
長手方向に延在する棧と、 該棧に棧の長手方向に延在するように埋設されてなるコ
ードと、 を備えてなるコンベアベルト。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32846487A JPH01172116A (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | コンベアベルト |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32846487A JPH01172116A (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | コンベアベルト |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01172116A true JPH01172116A (ja) | 1989-07-07 |
Family
ID=18210559
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32846487A Pending JPH01172116A (ja) | 1987-12-25 | 1987-12-25 | コンベアベルト |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH01172116A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000007120A (ja) * | 1998-06-12 | 2000-01-11 | Cml Handling Technol Spa | 分別機械用のベルト |
-
1987
- 1987-12-25 JP JP32846487A patent/JPH01172116A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000007120A (ja) * | 1998-06-12 | 2000-01-11 | Cml Handling Technol Spa | 分別機械用のベルト |
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