JPH01165355A - 保存性を高めた肝すいの製造方法 - Google Patents

保存性を高めた肝すいの製造方法

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JPH01165355A
JPH01165355A JP62323438A JP32343887A JPH01165355A JP H01165355 A JPH01165355 A JP H01165355A JP 62323438 A JP62323438 A JP 62323438A JP 32343887 A JP32343887 A JP 32343887A JP H01165355 A JPH01165355 A JP H01165355A
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JP
Japan
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internal organs
liver
aqueous solution
water
alkali ion
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Application number
JP62323438A
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English (en)
Inventor
Umetaro Yamada
山田 梅太郎
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KIYOUMARU KK
Original Assignee
KIYOUMARU KK
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Publication date
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  • Seeds, Soups, And Other Foods (AREA)
  • Meat, Egg Or Seafood Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ1発明の目的 (産業上の利用分野) 本発明は水産加工業界等に利用される日持らが良くて旨
味の出る保存性を高めた肝すいの製造方法に関する。
(従来の技術) 従来、保存性を有する肝すい用鰻肝の製法として、特公
昭59−53819号公報に開示きれているように、活
鰻を開裂して肝臓を摘出し、該摘出肝臓を0.03〜3
%の有機酸水溶液中で2〜5分間煮沸し、該煮沸鰻肝を
0.05〜4%のグリシン水溶液と共に容器に収納して
密封し、該密封容器を85〜120℃の温度で10〜5
0分間加熱する製法が開発された。
この方法はグリシン水溶液と共に煮沸した鰻の肝臓を袋
へ密封して加熱することにより保存性を高めたことを特
徴としたものである。
(発明が解決しようとする問題点) しかし前記従来の保存性を有する肝すい用鰻肝の製法は
、単に有機酸水溶液で煮沸した鰻の肝臓をグリシン水溶
液と共に容器へ入れてレトルト殺菌する方法であるから
、長期に亘って変質なく保存することは出来なく、(常
温で一週間外部保存した場合、外部が酸化した。)又、
製品も格別に旨味を引き出すまでには至らなく、然も肝
を常時自然の状態で食することの出来ない問題点があっ
た。
本発明は前記した従来の問題点を解消するためになされ
たもので、浮袋とか胆のう等の臓器を摘出した鰻の内蔵
をアルカリイオン水で煮沸し、更に水洗いした後、適量
袋詰めしてこれにアルカリイオン水を加えて密封し、約
120℃で約20分間レトルト殺菌して、鰻肝の自然な
状態で長期保存を可能とする保存性を高めた肝すいの製
造方法の提供を目的としたものである。
口1発明の構成 (問題点を解決するための手段) 前記目的を達成するための本発明に係る保存性を高めた
肝すいの製造方法は、活鰻を割裁して内蔵を取り出しこ
れの浮袋とか胆のう等の臓器を摘出してから、その内蔵
をアルカリイオン水からなる煮沸液にて煮沸し、更に煮
沸後、水洗いしてから、一椀分等の食し易い流通過程に
適した量の内蔵を袋詰めすると共に、この袋内にアルカ
リイオン水を充填して密封した後、これを100〜12
0℃の温度で10〜20分間レトルト殺菌した構成で、
浮袋とか胆のう等を取り除いた鰻の内蔵を、ミネラル分
が多く含まれ、アルカリ度も極めて高くて不要な塩素を
除き、又、人体の腸全体の活動を促進する電位も低いア
ルカリイオン水からなる煮沸液で煮沸し、又、水洗い後
、袋詰めする際前記の特徴を有するアルカリイオン水を
充填した食品を得て、酸性食品からなる鰻の内蔵と、ア
ルカリイオン水のアルカリとによりバランスのとれた食
品を求めた。
そこで使用するアルカリイオン水は、イオン整水器によ
り電気エネルギーで水中のイオン(電解質)を電離化し
、更に多孔性の隔膜によって2種類の水、即ちアルカリ
イオン水と、酸性水とを得て、その一方のアルカリイオ
ン水を使用することで所期の目的を達し、この使用アル
カリイオン水は、総アルカリ度112p p m、カル
シュウムロ2.3ppm、マグネジ;ウム7.5ppm
、カリウム5.3p p m。
ナトリウム8.2ppm、塩素8.5ppmの水質によ
るもので、欠乏しがちなカルシウムイオンが多く含まれ
て、鰻の内蔵がもつ栄養素と相俟って現代嗜好に適した
自然食品に相当する食品を得ることが出来た。
(実 施 例) 次に本発明に係る保存性を高めた肝すいの製造方法の実
施例を説明すると、活鰻を割裁して内蔵を取り出し、更
に内蔵に付着する浮袋とか胆のう等を取り除いた100
0 gの内蔵を、前記イオン整水器により得たpH8,
8〜9のアルカリイオン水20000c cからなる煮
沸液に入れて10分間煮沸するもので、煮沸後に於ける
内蔵は約500gとなる。
更に煮沸後、前記内蔵を取り出して水洗いするが、この
水洗いは内蔵から出る不純物を取り除く為に行なうもの
で、水道水にさらす程度に行なう。
更に又、水洗いした鰻−四分の内蔵(−椀分の量で5g
〜6g)に分けて耐熱性の袋に入れ、又、この袋内へ前
記イオン整水器で得たpH8,8〜9のアルカリイオン
水を15cc入れると共に、袋内の空気が抜ける程度の
エア抜きを行なって、袋の開口部をヒートシールし密封
する。
引続き前記密封した内蔵とアルカリイオン水を入れた袋
をレトルト釡に入れて120℃の温度で20分間レトル
ト殺菌してから、これを包装して店頭等へ配列販売する
もので、この実施例の方法によって得た保存性の高い肝
すいを食する場合は、前記袋を開けて収容した鰻の内蔵
及びアルカリイオン水を椀の中にあけ、更に別に作った
調味液か、又粉末の調味料を入れて湯を注ぎ、所定の肝
すいを得るものであるが、このとき腕白の汁は、湯とア
ルカリイオン水との混合性によるものであるから、汁は
殺菌された医療効のあるものとなって、現代食生活で不
足ぎみなアルカリ分を補うことが出来るものである。
尚、この食するとき袋内のアルカリイオン水を椀に入れ
る前に、予め抜いて内蔵のみを椀に入れ、更にこれへ調
味料を加えて適量の湯を注ぐ、所謂自己の好みに応じた
肝すいを得てこれを食する場合もある。
又、レトルト殺菌を行なう場合、120℃以上の温度の
場合は酸化現象が速くなって、その目的に達せず、逆に
120℃以下であると蛋白質に変化を生じ、商品化に不
向きであっ た。
ハ0発明の効果 本発明に係る保存性を高めた肝すいの製造方法は前記の
ように、油膜を割裁して内蔵を取り出し、これの浮袋と
か胆のう等の臓器を摘出してから、この内蔵をアルカリ
イオン水からなる煮沸液にて煮沸し、煮沸後、水洗いし
てから、−腕骨等の食し易い流通過程に適した量の内蔵
を袋詰めし、更にその袋内にアルカリイオン水を充填し
て密封した後、これを約120℃の温度で約20分間レ
トルト殺菌して肝すいを得る構成であるから、この方法
により得られた肝すいは、例えば電気分解等による殺菌
性が高くて、酸化の遅いアルカリイオン水を使用するの
で、保存性は極めて高く(常温で二連間外部保存した場
合でも、酸化現象は生じなかった。)日持ちは極めて良
好で、衛生的且つ安全な食品となる特有の効果を奏する
ものである。
加うるに本発明に係る保存性を高めた肝すいの製造方法
は、生の内蔵より予め浮袋とか胆のう等を除去するので
、食したとき苦みがなくなって極めて食し易くなって、
弱アルカリ体質を必要とする児童とか婦人等の幅広い年
齢層に亘って賞味することの出来る食品となるし、又、
アルカリイオン水の含有する有益なミナラル等による呈
味成分に基づいて旨味も大幅に高まり現代嗜好に適した
肝ずいとなるものである。
更に、食し易い量で袋詰めするものであるから、商品流
通過程に適合し又、要望視されている自然食品に近い食
品となる効果も発揮するものである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 活鰻を割裁して内蔵を取り出しこれの浮袋とか胆のう等
    の臓器を摘出してから、該内蔵をアルカリイオン水から
    なる煮沸液にて煮沸し、煮沸後、水洗いしてから、一椀
    分等の食し易い流通過程に適した量の内蔵を袋詰めし、
    更にその袋内にアルカリイオン水を充填して密封した後
    、これを100〜120℃の温度で10〜20分間レト
    ルト殺菌したことを特徴とする保存性を高めた肝すいの
    製造方法。
JP62323438A 1987-12-21 1987-12-21 保存性を高めた肝すいの製造方法 Pending JPH01165355A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4965398A (en) * 1988-07-28 1990-10-23 Takasago International Corporation Process for producing optically active alpha-hydroxycarboxylates
JPH0723741A (ja) * 1993-07-13 1995-01-27 Shoji Odajima 食肉製品の製造方法
KR100466809B1 (ko) * 1998-06-30 2006-01-27 씨제이 주식회사 즉석닭튀김식품의제조방법
JP2008271861A (ja) * 2007-04-27 2008-11-13 Chubu Nyugyo Kk ウナギの肝串の加工方法

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