JP7451043B2 - 被加工物の研削方法及び研削装置 - Google Patents

被加工物の研削方法及び研削装置 Download PDF

Info

Publication number
JP7451043B2
JP7451043B2 JP2020098383A JP2020098383A JP7451043B2 JP 7451043 B2 JP7451043 B2 JP 7451043B2 JP 2020098383 A JP2020098383 A JP 2020098383A JP 2020098383 A JP2020098383 A JP 2020098383A JP 7451043 B2 JP7451043 B2 JP 7451043B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grinding
workpiece
holding table
grinding wheel
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020098383A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2021191598A (ja
Inventor
敬祐 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Disco Corp
Original Assignee
Disco Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Disco Corp filed Critical Disco Corp
Priority to JP2020098383A priority Critical patent/JP7451043B2/ja
Priority to US17/457,090 priority patent/US20220088742A1/en
Publication of JP2021191598A publication Critical patent/JP2021191598A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7451043B2 publication Critical patent/JP7451043B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B24GRINDING; POLISHING
    • B24BMACHINES, DEVICES, OR PROCESSES FOR GRINDING OR POLISHING; DRESSING OR CONDITIONING OF ABRADING SURFACES; FEEDING OF GRINDING, POLISHING, OR LAPPING AGENTS
    • B24B19/00Single-purpose machines or devices for particular grinding operations not covered by any other main group
    • B24B19/02Single-purpose machines or devices for particular grinding operations not covered by any other main group for grinding grooves, e.g. on shafts, in casings, in tubes, homokinetic joint elements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Grinding Of Cylindrical And Plane Surfaces (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Description

本発明は、被加工物の研削方法、及び、被加工物を研削する研削装置に関する。
デバイスチップの製造工程では、互いに交差する複数の分割予定ライン(ストリート)によって区画された領域にそれぞれIC(Integrated Circuit)、LSI(Large Scale Integration)等のデバイスが形成されたウェーハが用いられる。このウェーハを分割予定ラインに沿って分割することにより、デバイスをそれぞれ備える複数のデバイスチップが製造される。デバイスチップは、携帯電話、パーソナルコンピュータ等の様々な電子機器に搭載される。
近年では、電子機器の小型化に伴い、デバイスチップにも薄型化が求められている。そこで、分割前のウェーハに対して研削加工を施し、ウェーハを薄化する手法が用いられている。ウェーハの研削には、ウェーハを保持する保持テーブルと、ウェーハを研削する研削ユニットとを備える研削装置が用いられる。
研削装置の研削ユニットには、環状に配列された複数の研削砥石を有する研削ホイールが装着される。研削砥石は、ダイヤモンド等でなる砥粒を結合材(ボンド材)で固定することによって形成される。ウェーハを保持テーブルによって保持した状態で、保持テーブル及び研削ホイールを回転させつつ研削砥石をウェーハに接触させることにより、ウェーハが研削される(特許文献1参照)。
特開2009-90389号公報
研削加工では、研削砥石の結合材から突出する砥粒が被加工物に接触することにより、被加工物が加工される。そのため、被加工物の研削中は、結合材から砥粒が適度に突出した状態が維持されることが望まれる。
研削砥石が被加工物に衝突すると、砥粒が結合材から逐次脱落する。しかしながら、砥粒の脱落後も研削加工を継続すると、結合材が被加工物と接触して摩耗することによって新たな砥粒が結合材から露出する、自生発刃と称される現象が発生する。この自生発刃により、砥粒が結合材から突出した状態が維持され、研削砥石の研削能力の低下が防止される。
ただし、被加工物の材質や被加工物の被研削面の状態によっては、砥粒が脱落するタイミングが早まることがある。例えば、被加工物の被研削面に酸化膜等の薄膜が形成されていると、砥粒が薄膜によって捕獲され、砥粒の脱落が生じやすくなる。このような場合、砥粒が脱落してから自生発刃が完了するまでの期間、すなわち、研削砥石の研削能力が低い状態で被加工物が研削される期間が長くなり、被加工物に加工不良が生じやすくなる。
本発明はかかる問題に鑑みてなされたものであり、加工不良の発生を抑制することが可能な被加工物の研削方法及び研削装置の提供を目的とする。
本発明の一態様によれば、被加工物を保持面で保持する保持テーブルと、環状に配列された複数の研削砥石を有する研削ホイールで該保持テーブルによって保持された該被加工物を研削する研削ユニットと、を備えた研削装置を用いて該被加工物を研削する被加工物の研削方法であって、該保持テーブルを回転させず、且つ、該研削ホイールを回転させた状態で、該研削砥石を該被加工物に接触させて該被加工物を研削し、該被加工物に仕上げ厚さに至らない深さの円弧状の溝を形成する溝形成ステップと、該保持テーブルと該研削ホイールとを回転させた状態で、該研削砥石を該被加工物の該溝が形成されている面側に接触させ、該被加工物の厚さが該仕上げ厚さになるまで該被加工物を研削する研削ステップと、を備える被加工物の研削方法が提供される。
なお、好ましくは、該溝形成ステップでは、該保持テーブルの回転方向における角度を所定の角度に設定する。また、好ましくは、該溝形成ステップでは、該保持テーブルの回転方向における角度が異なる状態でそれぞれ該被加工物を研削し、該被加工物に複数の該溝を形成する。
さらに、本発明の他の一態様によれば、被加工物を保持面で保持する保持テーブルと、環状に配置された複数の研削砥石を有する研削ホイールで該保持テーブルによって保持された該被加工物を研削する研削ユニットと、該保持テーブルと該研削ユニットとを該保持面と垂直な方向に沿って相対的に移動させる研削送りユニットと、該保持テーブル、該研削ユニット、及び該研削送りユニットを制御する制御ユニットと、を備えた研削装置であって、該制御ユニットは、該保持テーブルを回転させず、且つ、該研削ホイールを回転させた状態で、該研削送りユニットによって該研削砥石を該被加工物に接触させることにより、該被加工物に仕上げ厚さに至らない深さの溝を形成する第1のモードと、該保持テーブルと該研削ホイールとを回転させた状態で、該研削送りユニットによって該研削砥石を該被加工物の該溝が形成されている面側に接触させることにより、該被加工物の厚さが該仕上げ厚さになるまで該被加工物を研削する第2のモードと、を切り替え可能である研削装置が提供される。
なお、好ましくは、該制御ユニットは、該保持テーブルの回転方向における角度を制御可能である。
本発明の一態様に係る被加工物の研削方法及び研削装置では、被加工物に仕上げ厚さに至らない深さの円弧状の溝が形成された後、研削砥石が被加工物の溝が形成されている面側に接触して、被加工物の厚さが仕上げ厚さになるまで被加工物が研削される。これにより、被加工物を研削して薄化する際、研削砥石が溝に衝突して自生発刃が促進される。その結果、研削砥石の研削能力が維持され、加工不良の発生が抑制される。
研削装置を示す斜視図である。 研削装置を示す正面図である。 図3(A)は溝形成ステップにおける研削装置を示す正面図であり、図3(B)は溝形成ステップにおける保持テーブル及び研削ホイールを示す平面図である。 図4(A)は溝が形成された被加工物を示す平面図であり、図4(B)は複数の溝が形成された被加工物を示す平面図である。 図5(A)は研削ステップにおける研削装置を示す正面図であり、図5(B)は研削ステップにおける保持テーブル及び研削ホイールを示す平面図である。 研削砥石によって研削される被加工物の一部を拡大して示す断面図である。 研削後の被加工物を示す平面図である。
以下、添付図面を参照して本発明の一態様に係る実施形態を説明する。まず、本実施形態に係る被加工物の加工方法に使用することが可能な研削装置の構成例について説明する。図1は、研削装置2を示す斜視図である。なお、図1において、X軸方向(左右方向、第1水平方向)とY軸方向(前後方向、第2水平方向)とは、互いに垂直な方向である。また、Z軸方向(鉛直方向、上下方向、高さ方向)は、X軸方向及びY軸方向と垂直な方向である。
研削装置2は、研削装置2を構成する各構成要素を支持及び収容する基台4を備える。基台4の前端部の上面側には矩形状の開口4aが設けられており、開口4aの内部には研削装置2によって加工される被加工物11を搬送する搬送ユニット(搬送機構)6が設けられている。
搬送ユニット6の両側には、カセット設置領域8a,8bが設けられている。カセット設置領域8a,8b上にはそれぞれ、被加工物11を収容するカセット10a,10bが設置される。カセット10aには、研削装置2によって加工される予定の複数の被加工物11(加工前の被加工物11)が収容される。一方、カセット10bには、研削装置2によって加工された複数の被加工物11(加工後の被加工物11)が収容される。
例えば被加工物11は、円盤状に形成されたシリコンウェーハであり、互いに概ね平行な表面(第1面)11a及び裏面(第2面)11bを備える。被加工物11は、互いに交差するように格子状に配列された複数の分割予定ライン(ストリート)によって複数の矩形状の領域に区画されている。そして、分割予定ラインによって区画された領域の表面11a側にはそれぞれ、IC、LSI等のデバイスが形成されている。
被加工物11を分割予定ラインに沿って分割することにより、デバイスをそれぞれ備える複数のデバイスチップが製造される。また、被加工物11の分割前に研削装置2によって被加工物11を研削して薄化しておくと、薄型化されたデバイスチップが得られる。
ただし、被加工物11の種類、材質、大きさ、形状、構造等に制限はない。例えば被加工物11は、シリコン以外の半導体(GaAs、InP、GaN、SiC等)、ガラス、セラミックス、樹脂、金属等でなる基板であってもよい。また、被加工物11に形成されるデバイスの種類、数量、形状、構造、大きさ、配置等にも制限はなく、被加工物11にはデバイスが形成されていなくてもよい。
開口4aの斜め後方には、位置合わせ機構(アライメント機構)12が設けられている。カセット10aに収容された被加工物11は、搬送ユニット6によって位置合わせ機構12に搬送される。そして、位置合わせ機構12は被加工物11を所定の位置に合わせて配置する。
位置合わせ機構12に隣接する位置には、被加工物11を搬送する搬送ユニット(搬送機構、ローディングアーム)14が設けられている。搬送ユニット14は、被加工物11の上面側を吸引して保持する吸引パッドを備える。そして、搬送ユニット14は、位置合わせ機構12によって位置合わせが行われた被加工物11を吸着パッドで保持し、吸着パッドを旋回させることにより、被加工物11を後方に搬送する。
搬送ユニット14の後方には、円盤状のターンテーブル16が設けられている。ターンテーブル16にはサーボモータ等の回転駆動源(不図示)が連結されており、回転駆動源はターンテーブル16をZ軸方向に概ね平行な回転軸の周りで回転させる。
ターンテーブル16上には、被加工物11を保持する複数の保持テーブル(チャックテーブル)18が設けられている。図1には、3個の保持テーブル18がターンテーブル16の周方向に沿って概ね等間隔に配置されている例を示している。ターンテーブル16は、平面視で反時計回り(矢印αで示す方向)に回転し、各保持テーブル18を搬送位置A、第1研削位置(粗研削位置)B、第2研削位置(仕上げ研削位置)C、搬送位置Aの順に位置付ける。
保持テーブル18にはそれぞれ、保持テーブル18を回転させる回転駆動源20(図2参照)が連結されている。例えば、回転駆動源20はサーボモータであり、保持テーブル18をZ軸方向に概ね平行な回転軸の周りで回転させる。なお、回転駆動源20は、回転駆動源20の出力軸の回転角度(保持テーブル18の回転角度)を検出する検出器(エンコーダ)を備えている。
第1研削位置Bの後方には柱状の支持構造22aが配置され、第2研削位置Cの後方には柱状の支持構造22bが配置されている。支持構造22aの前面側には研削送りユニット(移動ユニット、移動機構)24aが設けられており、支持構造22bの前面側には研削送りユニット(移動ユニット、移動機構)24bが設けられている。
研削送りユニット24a,24bはそれぞれ、Z軸方向に概ね平行に配置された一対のガイドレール26を備える。一対のガイドレール26には、板状の移動プレート28がガイドレール26に沿ってスライド可能な状態で装着されている。移動プレート28の後面側(裏面側)にはナット部(不図示)が設けられており、このナット部には、ガイドレール26と概ね平行に配置されたボールねじ30が螺合されている。また、ボールねじ30の端部にはパルスモータ32が連結されている。パルスモータ32でボールねじ30を回転させると、移動プレート28がZ軸方向に沿って移動する。
研削送りユニット24aが備える移動プレート28の前面側(表面側)には、被加工物11の粗研削を行う研削ユニット34aが固定されている。一方、研削送りユニット24bが備える移動プレート28の前面側(表面側)には、被加工物11の仕上げ研削を行う研削ユニット34bが固定されている。研削送りユニット24a,24bは、研削ユニット34a,34bを昇降させることにより、保持テーブル18と研削ユニット34a,34bとを保持テーブル18の保持面18a(図2参照)と垂直な方向に沿って相対的に移動させる。
研削ユニット34a,34bはそれぞれ、中空の円筒状のハウジング36を備える。ハウジング36の内部には、Z軸方向に沿って配置された円筒状のスピンドル38(図2参照)が収容されている。スピンドル38の先端部(下端側)はハウジング36から露出している。また、スピンドル38の基端部(上端側)には回転駆動源40が連結されている。例えば、回転駆動源40はサーボモータであり、スピンドル38をZ軸方向に概ね平行な回転軸の周りで回転させる。
図2は、研削装置2を示す正面図である。図2には、第1研削位置Bに配置された保持テーブル18と、研削ユニット34aとを図示している。
保持テーブル18の上面は、被加工物11を保持する保持面18aを構成する。保持面18aは、X軸方向及びY軸方向と概ね平行な平坦面であり、例えば被加工物11の形状に対応して円形に形成される。また、保持面18aは、保持テーブル18の内部に形成された流路(不図示)、バルブ(不図示)等を介して、エジェクタ等の吸引源(不図示)に接続されている。被加工物11を保持面18a上に配置した状態で、保持面18aに吸引源の負圧を作用させると、被加工物11が保持テーブル18によって吸引保持される。
研削ユニット34aのスピンドル38の下端部には、金属等でなる円盤状のマウント42が固定されている。そして、マウント42の下面側には、粗研削用の研削ホイール44aが装着される。研削ホイール44aは、回転駆動源40(図1参照)からスピンドル38及びマウント42を介して伝達される動力によって、Z軸方向と概ね平行な回転軸の周りを回転する。
研削ホイール44aは、アルミニウム、ステンレス等の金属でなりマウント42と概ね同径に形成された環状の基台46を備える。基台46の下面側には、複数の直方体状の研削砥石48が基台46の周方向に沿って環状に配列されている。例えば研削砥石48は、ダイヤモンド、cBN(cubic Boron Nitride)等でなる砥粒を、メタルボンド、レジンボンド、ビトリファイドボンド等の結合材で固定することにより形成される。ただし、研削砥石48の材質、形状、構造、大きさ等に制限はなく、研削ホイール44aが備える研削砥石48の数も任意に設定できる。
図1に示す研削ユニット34bは、研削ユニット34aと同様に構成される。そして、研削ユニット34bのマウント42の下面側には、仕上げ研削用の研削ホイール44bが装着される。研削ホイール44bの構成は研削ホイール44aと同様である。ただし、研削ホイール44bの研削砥石48に含まれる砥粒の平均粒径は、研削ホイール44aの研削砥石48に含まれる砥粒の平均粒径よりも小さい。
研削ユニット34aは、第1研削位置Bに位置付けられた保持テーブル18によって保持された被加工物11を研削ホイール44aで研削する。これにより、被加工物11に粗研削が施される。また、研削ユニット34bは、第2研削位置Cに位置付けられた保持テーブル18によって保持された被加工物11を研削ホイール44bで研削する。これにより、被加工物11に仕上げ研削が施される。
なお、研削ユニット34a,34bの内部又は近傍にはそれぞれ、純水等の液体(研削液)を供給するための研削液供給路(不図示)が設けられている。研削液は、被加工物11に研削加工を施す際に、被加工物11及び研削砥石48に供給される。
第1研削位置Bに位置付けられた保持テーブル18の近傍と、第2研削位置Cに位置付けられた保持テーブル18の近傍とにはそれぞれ、保持テーブル18によって保持された被加工物11の厚さを測定する厚さ測定器50が設けられている。厚さ測定器50は、保持テーブル18によって保持された被加工物11の上面の高さを測定する高さ測定器(ハイトゲージ)52aと、保持テーブル18の上面(保持面18a)の高さを測定する高さ測定器(ハイトゲージ)52bとを備える。そして、厚さ測定器50は、高さ測定器52a,52bによって測定された値の差分に基づいて、被加工物11の厚さを算出する。
搬送ユニット14にX軸方向において隣接する位置には、被加工物11を搬送する搬送ユニット(搬送機構、アンローディングアーム)54が設けられている。搬送ユニット54は、被加工物11の上面側を吸引して保持する吸引パッドを備える。そして、搬送ユニット54は、搬送位置Aに配置された保持テーブル18によって保持されている被加工物11を吸着パッドで保持し、吸着パッドを旋回させることにより、被加工物11を前方に搬送する。
搬送ユニット54の前方側には、搬送ユニット54によって搬送された被加工物11を洗浄する洗浄ユニット(洗浄機構)56が配置されている。洗浄ユニット56によって洗浄された被加工物11は、搬送ユニット6によって搬送され、カセット10bに収容される。
また、研削装置2は、研削装置2を構成する各構成要素(搬送ユニット6、位置合わせ機構12、搬送ユニット14、ターンテーブル16、保持テーブル18、回転駆動源20、研削送りユニット24a,24b、研削ユニット34a,34b、厚さ測定器50、搬送ユニット54、洗浄ユニット56等)に接続された制御ユニット(制御部)58を備える。制御ユニット58によって、研削装置2の構成要素の動作が制御される。
例えば制御ユニット58は、コンピュータによって構成され、研削装置2の稼働に必要な演算等の処理を行う処理部と、処理部による処理に用いられる各種の情報(データ、プログラム等)を記憶する記憶部とを含む。処理部は、CPU(Central Processing Unit)等のプロセッサを含んで構成される。また、記憶部は、主記憶装置、補助記憶装置等として機能する各種のメモリを含んで構成される。制御ユニット58は、記憶部に記憶されたプログラムを実行することにより、研削装置2の構成要素を制御するための信号(制御信号)を生成する。
次に、研削装置2を用いて被加工物11を研削する被加工物の研削方法の具体例について説明する。以下では一例として、被加工物11の裏面11b側を研削して、被加工物11の厚さが所定の厚さ(仕上げ厚さ)となるまで被加工物11を薄化する場合について説明する。
まず、研削装置2による研削の対象となる被加工物11をカセット10aに収容し、カセット10aをカセット設置領域8a上に設置する。そして、搬送ユニット6によって被加工物11をカセット10aから取り出して位置合わせ機構12に搬送し、位置合わせ機構12によって被加工物11の位置合わせを行う。その後、搬送ユニット14によって被加工物11を位置合わせ機構12から搬送位置Aに配置された保持テーブル18に搬送する。
例えば被加工物11は、図2に示すように、表面11a側が保持面18aと対面し裏面11b側が上方に露出するように、保持テーブル18上に配置される。この状態で、保持面18aに吸引源の負圧を作用させると、被加工物11が保持テーブル18によって吸引保持される。なお、被加工物11の表面11a側にデバイスが形成されている場合には、予め被加工物11の表面11a側にデバイスを保護する保護テープを貼付してもよい。この場合には、被加工物11は保護テープを介して保持テーブル18によって吸引保持される。
次に、ターンテーブル16を回転させ、被加工物11を保持した保持テーブル18を第1研削位置Bに配置する。そして、保持テーブル18によって保持された被加工物11を、研削ユニット34aによって研削する。
本実施形態においては、まず、研削ユニット34aで被加工物11を研削することにより、被加工物11に円弧状の溝を形成する(溝形成ステップ)。図3(A)は、溝形成ステップにおける研削装置2を示す正面図である。
溝形成ステップでは、まず、回転駆動源20によって保持テーブル18の回転方向における角度を所定の角度(例えば初期角度(0°))に設定する。そして、保持テーブル18を回転させずに、回転駆動源40(図1参照)によって研削ホイール44aを所定の回転数で回転させる。このとき、研削ホイール44aの研削砥石48は、被加工物11の中心と重なる位置を通過するように回転する。そして、研削送りユニット24aによって研削ホイール44aを所定の速度で下降させ(研削送り)、回転する研削砥石48を被加工物11の裏面11b(被研削面)側に接触させる。
研削砥石48を被加工物11の裏面11b側に接触させつつ研削ホイール44aを下降させると、被加工物11の裏面11b側が研削砥石48によって研削される。なお、研削ホイール44aの下降速度は、研削砥石48が適切な力で被加工物11の裏面11b側に押し付けられるように調整される。
図3(B)は、溝形成ステップにおける保持テーブル18及び研削ホイール44aを示す平面図である。保持テーブル18を回転させずに研削ホイール44aを回転させて被加工物11を研削すると、被加工物11は回転する研削砥石48の軌道に沿って研削される。その結果、被加工物11の裏面11b側には、研削砥石48の幅と同じ幅を有する円弧状の溝11cが形成される。
図4(A)は、溝11cが形成された被加工物11を示す平面図である。溝11cは、被加工物11の一端から中心を通って他端に至る円弧状に形成される。そして、被加工物11の研削量(溝11cの深さ)が所定の値に達すると、研削ホイール44aによる被加工物11の研削が停止される。なお、溝11cは、後述の研削ステップにおいて研削された後の被加工物11の最終的な厚さ(仕上げ厚さ)に至らない深さに形成される。例えば溝11cの深さは、被加工物11の仕上げ厚さと溝11cの厚さとの差が20μm以上になるように設定される。
溝形成ステップでは、被加工物11を溝11cに複数本形成してもよい。この場合には、1本目の溝11cの形成後、回転駆動源20によって保持テーブル18を所定の角度分回転させ、保持テーブル18の回転方向における角度を変更する。そして、被加工物11を研削砥石48によって研削し、被加工物11の裏面11b側に2本目の円弧状の溝11cを形成する。その後、同様の手順で3本目以降の溝11cを形成する。
図4(B)は、複数の溝11cが形成された被加工物11を示す平面図である。例えば、1本目の溝11cを形成した後、保持テーブル18を90°回転させて被加工物11を研削砥石48で研削する工程を3回繰り返すと、図4(B)に示すように4本の円弧状の溝11cが被加工物11の裏面11b側に形成される。このように、保持テーブル18の回転方向における角度が異なる状態でそれぞれ被加工物11を研削することにより、被加工物11に複数の溝11cが形成される。
次に、被加工物11の厚さが仕上げ厚さになるまで被加工物11を研削する(研削ステップ)。図5(A)は、研削ステップにおける研削装置2を示す正面図である。
研削ステップでは、保持テーブル18を回転駆動源20(図2参照)によって所定の回転数で回転させるとともに、回転駆動源40(図1参照)によって研削ホイール44aを所定の回転数で回転させる。このとき、研削ホイール44aの研削砥石48は、被加工物11の中心と重なる位置を通過するように回転する。そして、研削送りユニット24aによって研削ホイール44aを所定の速度で下降させ(研削送り)、回転する研削砥石48を被加工物11の溝11cが形成されている面側(裏面11b側)に接触させる。
研削砥石48を被加工物11の裏面11b側に接触させつつ研削ホイール44aを下降させると、被加工物11の裏面11b側が研削砥石48によって研削される。なお、研削ホイール44aの下降速度は、研削砥石48が適切な力で被加工物11の裏面11b側に押し付けられるように調整される。
図5(B)は、研削ステップにおける保持テーブル18及び研削ホイール44aを示す平面図である。保持テーブル18及び研削ホイール44aを回転させて被加工物11を研削すると、被加工物11の裏面11b側の全体が研削され、被加工物11が薄化される。
図6は、研削砥石48によって研削される被加工物11の一部を拡大して示す断面図である。被加工物11の研削中、複数の研削砥石48はそれぞれ、被加工物11の外周縁から中心に向かって接触する。そして、回転する研削砥石48が溝11cを通過する際、研削砥石48の下面側が溝11cの内壁に衝突し、研削砥石48の結合材の摩耗が生じやすくなる。その結果、結合材の内部に埋め込まれた状態の砥粒が結合材から露出する自生発刃が促進され、研削砥石48の研削能力の低下が抑制される。
特に、被加工物11の裏面11b側に酸化膜等の薄膜が形成されている場合には、研削砥石48が薄膜に捕獲されて結合材から脱落しやすい。しかしながら、上記のように溝11cによって研削砥石48の自生発刃が促進されるため、研削砥石48の研削能力を速やかに回復させることができる。
被加工物11の厚さが所定の厚さ(仕上げ厚さ)に達するまで被加工物11が研削されると、研削ホイール44aによる被加工物11の研削が停止される。これにより、被加工物11の粗研削が完了する。図7は、研削後の被加工物11を示す平面図である。研削後の被加工物11の裏面11b側には、被加工物11の中央から外周縁に向かって放射状に形成された研削痕(ソーマーク)11dが残存する。この研削痕11dは、回転する研削砥石48の軌跡に沿って曲線状に形成される。
なお、研削ホイール44aによる被加工物11の研削中、被加工物11の厚さが厚さ測定器50(図1参照)によって測定される。そして、厚さ測定器50によって測定された被加工物11の厚さに基づいて、研削ユニット34aによる被加工物11の研削を停止するタイミングが制御される。
次に、ターンテーブル16を回転させ、被加工物11を保持した保持テーブル18を第2研削位置Cに配置する。そして、第2研削位置Cに位置付けられた保持テーブル18によって保持された被加工物11が、研削ユニット34bによって研削される。これにより、被加工物11の仕上げ研削が行われ、被加工物11の裏面11b側に形成された研削痕11d(図7参照)が除去される。
仕上げ研削時における保持テーブル18及び研削ユニット34bの動作は、粗研削時における保持テーブル18及び研削ユニット34aの動作と同様である。また、研削ホイール44bによる被加工物11の研削中、被加工物11の厚さが厚さ測定器50によって測定される。
なお、仕上げ研削の際にも、前述の溝形成ステップ及び研削ステップを実施してもよい。具体的には、まず、保持テーブル18を回転させずに研削ホイール44bを回転させた状態で、研削砥石48を被加工物11に接触させて、被加工物11の裏面11b側に溝11cを形成する(図3(A)及び図3(B)参照)。その後、保持テーブル18及び研削ホイール44bを回転させた状態で、研削砥石48を被加工物11に接触させて、被加工物11の裏面11b側の全体を研削する(図5(A)及び図5(B)参照)。これにより、被加工物11に仕上げ研削を施す際にも、研削砥石48の自生発刃が促進される。
次に、ターンテーブル16を回転させ、被加工物11を保持した保持テーブル18を搬送位置Aに配置する。そして、搬送位置Aに位置付けられた保持テーブル18上から、加工後の被加工物11を搬送する。
搬送位置Aに位置付けられた保持テーブル18によって保持された被加工物11は、搬送ユニット54によって保持テーブル18上から洗浄ユニット56に搬送され、洗浄される。そして、洗浄ユニット56による洗浄の後、被加工物11は搬送ユニット6によってカセット10bに搬送される。
以上の通り、本実施形態に係る被加工物の研削方法は、被加工物11に仕上げ厚さに至らない深さの円弧状の溝11cを形成する溝形成ステップと、研削砥石48を被加工物11の溝11cが形成されている面側に接触させ、被加工物11の厚さが仕上げ厚さになるまで被加工物11を研削する研削ステップと、を備える。これにより、被加工物11を研削して薄化する際、研削砥石48が溝11cに衝突して自生発刃が促進される。その結果、研削砥石48の研削能力が維持され、加工不良の発生が抑制される。
なお、上記の溝形成ステップ及び研削ステップにおける研削装置2の動作は、制御ユニット58によって制御される。具体的には、溝形成ステップにおいては、制御ユニット58は回転駆動源20(図2等参照)に制御信号を出力することにより、保持テーブル18の回転方向における角度を所定の角度に設定した後、保持テーブル18を停止した状態(回転していない状態)に維持する。また、制御ユニット58は研削ユニット34aの回転駆動源40に制御信号を出力することにより、研削ホイール44aを所定の回転数で回転させる。
そして、制御ユニット58は研削送りユニット24aのパルスモータ32に制御信号を出力し、ボールねじ30を所定の速度で回転させる。これにより、研削ユニット34aが所定の速度で下降して研削砥石48が被加工物11に接触し、被加工物11に溝11cが形成される。すなわち、制御ユニット58は研削装置2の構成要素に制御信号を出力することにより、研削装置2を、溝形成ステップを実施するためのモード(第1のモード)で動作させる。
一方、研削ステップにおいては、制御ユニット58は回転駆動源20(図2等参照)に制御信号を出力することにより、保持テーブル18を所定の回転数で回転させる。また、制御ユニット58は、研削ユニット34aの回転駆動源40に制御信号を出力することにより、研削ホイール44aを所定の回転数で回転させる。
そして、制御ユニット58は研削送りユニット24aのパルスモータ32に制御信号を出力し、ボールねじ30を所定の速度で回転させる。これにより、研削ユニット34aが所定の速度で下降して研削砥石48が被加工物11に接触し、被加工物11の裏面11b側の全体が研削される。すなわち、制御ユニット58は研削装置2の構成要素に制御信号を出力することにより、研削装置2を、研削ステップを実施するためのモード(第2のモード)で動作させる。
上記のように、被加工物11を保持した保持テーブル18が第1研削位置Bに位置付けられた後、制御ユニット58によって第1のモードと第2のモードとを適宜切り替えることにより、溝形成ステップと研削ステップとが実施される。なお、研削ユニット34bを用いて溝形成ステップと研削ステップとを実施する場合の制御ユニット58の動作も同様である。
溝形成ステップにおいて複数の溝11cを形成する場合には(図4(B)参照)、制御ユニット58は回転駆動源20(図2参照)に制御信号を出力することにより、保持テーブル18を所定の間隔の角度(例えば90°間隔)で停止させる。そして、保持テーブル18の角度が異なる状態でそれぞれ被加工物11が研削ユニット34aによって研削され、溝11cが形成される。
なお、制御ユニット58による保持テーブル18の角度の制御は、回転駆動源20が備えるエンコーダから入力される信号に基づいて実施される。具体的には、エンコーダは、回転駆動源20の出力軸の回転角度を検出して制御ユニット58に出力する。そして、制御ユニット58は、エンコーダの検出結果に基づいて保持テーブル18を所望の角度で停止させるために必要な回転駆動源20の出力軸の回転量を算出し、回転駆動源20の出力軸を該回転量分だけ回転させる。
その他、上記実施形態に係る構造、方法等は、本発明の目的の範囲を逸脱しない限りにおいて適宜変更して実施できる。
11 被加工物
11a 表面(第1面)
11b 裏面(第2面)
11c 溝
11d 研削痕(ソーマーク)
2 研削装置
4 基台
4a 開口
6 搬送ユニット(搬送機構)
8a,8b カセット設置領域
10a,10b カセット
12 位置合わせ機構(アライメント機構)
14 搬送ユニット(搬送機構、ローディングアーム)
16 ターンテーブル
18 保持テーブル(チャックテーブル)
18a 保持面
20 回転駆動源
22a,22b 支持構造
24a,24b 研削送りユニット(移動ユニット、移動機構)
26 ガイドレール
28 移動プレート
30 ボールねじ
32 パルスモータ
34a,34b 研削ユニット
36 ハウジング
38 スピンドル
40 回転駆動源
42 マウント
44a,44b 研削ホイール
46 基台
48 研削砥石
50 厚さ測定器
52a,52b 高さ測定器(ハイトゲージ)
54 搬送ユニット(搬送機構、アンローディングアーム)
56 洗浄ユニット(洗浄機構)
58 制御ユニット(制御部)

Claims (5)

  1. 被加工物を保持面で保持する保持テーブルと、
    環状に配列された複数の研削砥石を有する研削ホイールで該保持テーブルによって保持された該被加工物を研削する研削ユニットと、を備えた研削装置を用いて該被加工物を研削する被加工物の研削方法であって、
    該保持テーブルを回転させず、且つ、該研削ホイールを回転させた状態で、該研削砥石を該被加工物に接触させて該被加工物を研削し、該被加工物に仕上げ厚さに至らない深さの円弧状の溝を形成する溝形成ステップと、
    該保持テーブルと該研削ホイールとを回転させた状態で、該研削砥石を該被加工物の該溝が形成されている面側に接触させ、該被加工物の厚さが該仕上げ厚さになるまで該被加工物を研削する研削ステップと、を備えることを特徴とする被加工物の研削方法。
  2. 該溝形成ステップでは、該保持テーブルの回転方向における角度を所定の角度に設定することを特徴とする請求項1記載の被加工物の研削方法。
  3. 該溝形成ステップでは、該保持テーブルの回転方向における角度が異なる状態でそれぞれ該被加工物を研削し、該被加工物に複数の該溝を形成することを特徴とする請求項1又は2記載の被加工物の研削方法。
  4. 被加工物を保持面で保持する保持テーブルと、
    環状に配置された複数の研削砥石を有する研削ホイールで該保持テーブルによって保持された該被加工物を研削する研削ユニットと、
    該保持テーブルと該研削ユニットとを該保持面と垂直な方向に沿って相対的に移動させる研削送りユニットと、
    該保持テーブル、該研削ユニット、及び該研削送りユニットを制御する制御ユニットと、を備えた研削装置であって、
    該制御ユニットは、該保持テーブルを回転させず、且つ、該研削ホイールを回転させた状態で、該研削送りユニットによって該研削砥石を該被加工物に接触させることにより、該被加工物に仕上げ厚さに至らない深さの溝を形成する第1のモードと、該保持テーブルと該研削ホイールとを回転させた状態で、該研削送りユニットによって該研削砥石を該被加工物の該溝が形成されている面側に接触させることにより、該被加工物の厚さが該仕上げ厚さになるまで該被加工物を研削する第2のモードと、を切り替え可能であることを特徴とする研削装置。
  5. 該制御ユニットは、該保持テーブルの回転方向における角度を制御可能であることを特徴とする請求項4記載の研削装置。
JP2020098383A 2020-06-05 2020-06-05 被加工物の研削方法及び研削装置 Active JP7451043B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020098383A JP7451043B2 (ja) 2020-06-05 2020-06-05 被加工物の研削方法及び研削装置
US17/457,090 US20220088742A1 (en) 2020-06-05 2021-12-01 Grinding method for workpiece and grinding apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020098383A JP7451043B2 (ja) 2020-06-05 2020-06-05 被加工物の研削方法及び研削装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2021191598A JP2021191598A (ja) 2021-12-16
JP7451043B2 true JP7451043B2 (ja) 2024-03-18

Family

ID=78945597

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020098383A Active JP7451043B2 (ja) 2020-06-05 2020-06-05 被加工物の研削方法及び研削装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US20220088742A1 (ja)
JP (1) JP7451043B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11427407B2 (en) * 2020-01-24 2022-08-30 Becton Dickinson Rowa Germany Gmbh Apparatus and method for identifying, measuring and positioning piece goods

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018075694A (ja) 2016-11-11 2018-05-17 株式会社ディスコ 基板の製造方法
JP2019114634A (ja) 2017-12-22 2019-07-11 株式会社ディスコ ウェーハの加工方法および貼り合わせウェーハの加工方法
JP2019119006A (ja) 2018-01-05 2019-07-22 株式会社ディスコ 加工方法

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100286980B1 (ko) * 1998-02-11 2001-04-16 윤종용 웨이퍼 연마 설비 및 웨이퍼 연마 방법
JP4103808B2 (ja) * 2004-01-22 2008-06-18 信越半導体株式会社 ウエーハの研削方法及びウエーハ
JP4913517B2 (ja) * 2006-09-26 2012-04-11 株式会社ディスコ ウエーハの研削加工方法
JP4986568B2 (ja) * 2006-10-11 2012-07-25 株式会社ディスコ ウエーハの研削加工方法
JP2013012690A (ja) * 2011-06-30 2013-01-17 Toshiba Corp 半導体ウエハの加工方法及び加工装置、並びに、半導体ウエハ
JP7417362B2 (ja) * 2019-04-05 2024-01-18 株式会社ディスコ 研削装置
US20230105522A1 (en) * 2020-03-24 2023-04-06 Tokyo Electron Limited Removing apparatus
JP7497117B2 (ja) * 2020-07-16 2024-06-10 株式会社ディスコ 被加工物の研削方法
JP2022160807A (ja) * 2021-04-07 2022-10-20 株式会社ディスコ 被加工物の加工方法
JP2022165203A (ja) * 2021-04-19 2022-10-31 株式会社ディスコ 積層ウェーハの研削方法
JP2022175736A (ja) * 2021-05-14 2022-11-25 株式会社ディスコ 被加工物の研削方法
JP2023108931A (ja) * 2022-01-26 2023-08-07 株式会社ディスコ チャックテーブル及び研削装置
JP2023141577A (ja) * 2022-03-24 2023-10-05 株式会社東京精密 加工装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018075694A (ja) 2016-11-11 2018-05-17 株式会社ディスコ 基板の製造方法
JP2019114634A (ja) 2017-12-22 2019-07-11 株式会社ディスコ ウェーハの加工方法および貼り合わせウェーハの加工方法
JP2019119006A (ja) 2018-01-05 2019-07-22 株式会社ディスコ 加工方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20220088742A1 (en) 2022-03-24
JP2021191598A (ja) 2021-12-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7497117B2 (ja) 被加工物の研削方法
JP7127994B2 (ja) ドレッシングボード及びドレッシング方法
JP4664693B2 (ja) ウエーハの研削方法
JP2013004726A (ja) 板状物の加工方法
JP7451043B2 (ja) 被加工物の研削方法及び研削装置
JP7015139B2 (ja) 被加工物の研削方法及び研削装置
JP7118558B2 (ja) 被加工物の加工方法
JP2018056500A (ja) 板状物の加工方法
JP7025249B2 (ja) 被加工物の研削方法。
JP2022168720A (ja) 加工方法
KR20230065689A (ko) 피가공물의 연삭 방법 및 연삭 장치
TW202319181A (zh) 被加工物之磨削方法及磨削裝置
JP2016078132A (ja) 加工装置
CN116100385A (zh) 被加工物的磨削方法和磨削装置
JP7503938B2 (ja) 保持面の検査方法
US20240238938A1 (en) Grinding apparatus and grinding method
US20230173638A1 (en) Method of grinding workpiece
JP7146355B2 (ja) 研削ホイールのコンディション確認方法
JP2024027610A (ja) 研削装置
JP2023104444A (ja) 被加工物の加工方法
KR20230094979A (ko) 연삭 장치, 프로그램, 비일시적인 기록 매체, 및 연삭 장치의 제어 방법
JP2023003965A (ja) 研削ホイール
JP2023003963A (ja) 研削ホイール
TW202346024A (zh) 研削裝置以及晶圓的研削方法
JP2023003964A (ja) 研削ホイール

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20230426

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240227

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20240305

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20240305

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7451043

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150