JP7013898B2 - Manufacturing method of switching element - Google Patents
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Description
本明細書に開示の技術は、スイッチング素子の製造方法に関する。 The techniques disclosed herein relate to methods of manufacturing switching devices.
トレンチゲート型のスイッチング素子は、複数のゲートトレンチを有している。各ゲートトレンチ内に、ゲート電極が設けられている。各ゲートトレンチは、p型のボディ領域に接する位置に設けられる。また、スイッチング素子がオフしたときには、素子範囲(複数のゲートトレンチが設けられている範囲)の外周端に位置するゲートトレンチ近傍で電界が集中し易い。このような電界集中を抑制するために、多くのスイッチング素子は、外周端に位置するゲートトレンチに接するように、ボディ領域よりも深い位置まで伸びているp型の外周領域を有している。 The trench gate type switching element has a plurality of gate trenches. A gate electrode is provided in each gate trench. Each gate trench is provided at a position in contact with the p-shaped body region. Further, when the switching element is turned off, the electric field tends to concentrate in the vicinity of the gate trench located at the outer peripheral end of the element range (the range in which a plurality of gate trenches are provided). In order to suppress such electric field concentration, many switching elements have a p-shaped outer peripheral region extending to a position deeper than the body region so as to be in contact with the gate trench located at the outer peripheral end.
この種のスイッチング素子の製造工程では、ボディ領域と外周領域を形成した後に、ゲートトレンチが形成される。ゲートトレンチは、半導体基板の表面をドライエッチングすることによって形成される。素子範囲の中央部では、ボディ領域が存在する範囲にゲートトレンチ(以下、第1ゲートトレンチという)が形成される。また、素子範囲の外周端では、外周領域が存在する範囲にゲートトレンチ(以下、第2ゲートトレンチという)が形成される。その後、各ゲートトレンチ内にゲート電極が形成される。 In the manufacturing process of this type of switching element, a gate trench is formed after forming a body region and an outer peripheral region. The gate trench is formed by dry etching the surface of the semiconductor substrate. In the central portion of the element range, a gate trench (hereinafter referred to as a first gate trench) is formed in a range where the body region exists. Further, at the outer peripheral end of the element range, a gate trench (hereinafter referred to as a second gate trench) is formed in a range where the outer peripheral region exists. After that, a gate electrode is formed in each gate trench.
なお、特許文献1には、スイッチング素子の製造工程において、金属不純物等をゲッタリングするために、半導体基板の裏面にゲッタリング層を設ける技術が開示されている。 In addition, Patent Document 1 discloses a technique of providing a gettering layer on the back surface of a semiconductor substrate in order to getter a metal impurity or the like in a manufacturing process of a switching element.
イオン注入によって外周領域を形成する際に、外周領域に金属不純物がゲッタリングされる場合がある。外周領域に多くの金属不純物がゲッタリングされると、外周領域が存在する範囲に第2ゲートトレンチを形成する際に、外周領域を好適にエッチングすることができない。すなわち、外周領域に多くの金属不純物がゲッタリングされると、外周領域をドライエッチングするときに金属不純物を除去できず、第2ゲートトレンチの加工の不良原因となる。したがって、本明細書では、第2ゲートトレンチをより好適に形成する技術を提案する。 When the outer peripheral region is formed by ion implantation, metal impurities may be gettered in the outer peripheral region. When a large amount of metal impurities are gettered in the outer peripheral region, the outer peripheral region cannot be suitably etched when the second gate trench is formed in the range where the outer peripheral region exists. That is, if a large amount of metal impurities are gettered in the outer peripheral region, the metal impurities cannot be removed when the outer peripheral region is dry-etched, which causes a defect in the processing of the second gate trench. Therefore, the present specification proposes a technique for more preferably forming the second gate trench.
本明細書が提案するスイッチング素子の製造方法は、注入工程と、ボディ領域形成工程と、ドライエッチング工程と、ゲート電極形成工程を有する。前記注入工程では、半導体基板にp型不純物を注入することによって、前記半導体基板の表面に露出するp型の外周領域と、前記表面に露出しており、前記外周領域から間隔を開けた位置に配置されており、前記外周領域よりもp型不純物濃度が高いp型の耐圧領域を形成する。前記ボディ領域形成工程では、前記表面に露出しており、前記外周領域及び前記耐圧領域よりも浅い範囲に配置されており、前記外周領域を挟んで前記耐圧領域の反対側に配置されており、前記外周領域に接しているp型のボディ領域を形成する。前記ドライエッチング工程では、前記半導体基板をドライエッチングすることによって、前記表面に第1ゲートトレンチと第2ゲートトレンチを形成する。ここでは、前記ボディ領域が存在する範囲に第1ゲートトレンチを形成し、前記外周領域が存在する範囲に第2ゲートトレンチを形成する。前記ゲート電極形成工程では、前記第1ゲートトレンチ内と前記第2ゲートトレンチ内にゲート電極を形成する。 The method for manufacturing a switching element proposed in the present specification includes an injection step, a body region forming step, a dry etching step, and a gate electrode forming step. In the injection step, by injecting a p-type impurity into the semiconductor substrate, the p-type outer peripheral region exposed on the surface of the semiconductor substrate and the p-type outer peripheral region exposed on the surface are located at positions spaced apart from the outer peripheral region. It is arranged to form a p-type pressure-resistant region having a higher p-type impurity concentration than the outer peripheral region. In the body region forming step, the surface is exposed, arranged in a range shallower than the outer peripheral region and the pressure resistant region, and arranged on the opposite side of the pressure resistant region with the outer peripheral region interposed therebetween. A p-shaped body region in contact with the outer peripheral region is formed. In the dry etching step, a first gate trench and a second gate trench are formed on the surface by dry etching the semiconductor substrate. Here, the first gate trench is formed in the range where the body region exists, and the second gate trench is formed in the range where the outer peripheral region exists. In the gate electrode forming step, gate electrodes are formed in the first gate trench and in the second gate trench.
この製造方法では、イオン注入によって、外周領域と耐圧領域を形成する。ここで、耐圧領域は、外周領域よりも高いp型不純物濃度を有するように形成される。このため、注入工程では、半導体基板中の金属不純物が、p型不純物濃度が高い耐圧領域にゲッタリングされ、外周領域にゲッタリングされ難い。その後、ドライエッチング工程で外周領域をドライエッチングするとき(すなわち、第2ゲートトレンチを形成するとき)に、外周領域内に存在する金属不純物が少ないので、第2ゲートトレンチを好適に形成することができる。すなわち、第2ゲートトレンチの形成不良を抑制することができる。したがって、この製造方法によれば、スイッチング素子を高い歩留まりで製造することができる。 In this manufacturing method, an outer peripheral region and a pressure resistant region are formed by ion implantation. Here, the pressure resistant region is formed so as to have a higher p-type impurity concentration than the outer peripheral region. Therefore, in the injection step, the metal impurities in the semiconductor substrate are gettered to the pressure resistant region where the p-type impurity concentration is high, and it is difficult to getter to the outer peripheral region. After that, when the outer peripheral region is dry-etched in the dry etching step (that is, when the second gate trench is formed), the metal impurities existing in the outer peripheral region are small, so that the second gate trench can be preferably formed. can. That is, it is possible to suppress poor formation of the second gate trench. Therefore, according to this manufacturing method, the switching element can be manufactured with a high yield.
図1、2に示す実施形態のIGBT(insulated gate bipolar transistor)10は、半導体基板12と、半導体基板12の上面12a及び下面12bに設けられた電極、絶縁膜を有している。なお、以下では、上面12aに平行な一方向をx方向といい、上面12aに平行でx方向に直交する方向をy方向といい、半導体基板12の厚み方向をz方向という。図1は、半導体基板12の内部に設けられた外周領域34とFLR(field limiting ring)36の配置を示している。図1に示すように、半導体基板12は、外周領域34と複数のFLR36を有している。外周領域34とFLR36は、共にp型領域である。図2に示すように、外周領域34とFLR36は、上面12aを含む範囲に配置されている。図1に示すように、外周領域34は、半導体基板12の中央部38を囲むように環状に伸びている。中央部38には、図2に示すエミッタ領域22、ボディ領域24、ゲートトレンチ40等が形成されている。以下では、中央部38と外周領域34を備える範囲を素子範囲14といい、素子範囲14の外側の範囲を外周耐圧範囲15という。FLR36は、外周耐圧範囲15に配置されている。各FLR36は、素子範囲14を囲むように環状に伸びている。各FLR36のp型不純物濃度は、外周領域34のp型不純物濃度よりも高い。
The IGBT (insulated gate bipolar transistor) 10 of the embodiment shown in FIGS. 1 and 2 has a
図2に示すように、半導体基板12の上面12aに、エミッタ電極52と保護絶縁膜60が配置されている。エミッタ電極52は、素子範囲14内に配置されている。エミッタ電極52は、上面12aに接している。保護絶縁膜60は、外周耐圧範囲15内で上面12aを覆っている。半導体基板12の下面12bに、コレクタ電極56が配置されている。コレクタ電極56は、下面12bの全体に接している。
As shown in FIG. 2, the
図2に示すように、素子範囲14内に、エミッタ領域22とボディ領域24と上述した外周領域34が配置されている。
As shown in FIG. 2, the
エミッタ領域22は、n型領域である。エミッタ領域22は、半導体基板12の上面12aを含む範囲に配置されている。エミッタ領域22は、エミッタ電極52にオーミック接触している。
The
ボディ領域24は、p型領域である。ボディ領域24は、2つのエミッタ領域22の間の位置から各エミッタ領域22の下側の位置まで分布している。ボディ領域24は、2つのエミッタ領域22の間の位置(すなわち、上面12a近傍)において高いp型不純物濃度を有しており、エミッタ領域22よりも下側において低いp型不純物濃度を有している。ボディ領域24は、2つのエミッタ領域22の間の位置でエミッタ電極52にオーミック接触している。
The
図2に示すように、半導体基板12は、ドリフト領域26、バッファ領域27及びコレクタ領域28を有している。ドリフト領域26、バッファ領域27及びコレクタ領域28は、素子範囲14と外周耐圧範囲15に跨って分布している。
As shown in FIG. 2, the
ドリフト領域26は、n型不純物濃度が低いn型領域である。ドリフト領域26は、素子範囲14内において、ボディ領域24に対して下側から接している。また、ドリフト領域26は、外周領域34とFLR36に接している。外周領域34とFLR36の間の間隔に、ドリフト領域26が分布している。ドリフト領域26によってFLR36が外周領域34から分離されている。また、ドリフト領域26によって、FLR36が互いから分離されている。
The
バッファ領域27は、ドリフト領域26よりもn型不純物濃度が高いn型領域である。バッファ領域27は、素子範囲14及び外周耐圧範囲15内において、ドリフト領域26に対して下側から接している。
The
コレクタ領域28は、p型領域である。コレクタ領域28は、素子範囲14及び外周耐圧範囲15内において、バッファ領域27に対して下側から接している。コレクタ領域28は、半導体基板12の下面12bの略全域において、コレクタ電極56にオーミック接触している。
The
素子範囲14内の半導体基板12の上面12aには、複数のゲートトレンチ40が設けられている。各ゲートトレンチ40は、y方向に長く伸びている。複数のゲートトレンチ40は、x方向に間隔を開けて配置されている。各ゲートトレンチ40は、ボディ領域24の下端よりも深い位置まで伸びている。以下では、x方向において最も外側に位置するゲートトレンチ40をゲートトレンチ40bといい、その他のゲートトレンチ40をゲートトレンチ40aという。各ゲートトレンチ40aは、エミッタ領域22とボディ領域24を貫通してドリフト領域26まで達している。ゲートトレンチ40bは、外周領域34に隣接する位置に配置されている。外周領域34とFLR36の下端は、ゲートトレンチ40の下端よりも下側に位置している。
A plurality of
各ゲートトレンチ40の内面は、ゲート絶縁膜32によって覆われている。各ゲートトレンチ40内に、ゲート電極30が配置されている。各ゲート電極30は、ゲート絶縁膜32によって半導体基板12から絶縁されている。各ゲート電極30の上面は、層間絶縁膜62によって覆われている。層間絶縁膜62によって、各ゲート電極30がエミッタ電極52から絶縁されている。
The inner surface of each
各エミッタ領域22は、ゲートトレンチ40aの上端部でゲート絶縁膜32に接している。ボディ領域24は、各エミッタ領域22の下側でゲート絶縁膜32に接している。ドリフト領域26は、ボディ領域24の下側でゲート絶縁膜32に接している。また、ボディ領域24は、ゲートトレンチ40b内のゲート絶縁膜32に接している。
Each
ゲート電極30に閾値以上の電位を印加すると、ボディ領域24にチャネルが形成され、チャネルを介してエミッタ領域22とドリフト領域26が接続される。これによって、IGBTがオンする。ゲート電極30の電位を閾値未満に低下させると、チャネルが消失し、IGBTがオフする。IGBTがオフすると、ドリフト領域26内で電位分布が発生する。IGBT10では、素子範囲14の外周端に位置するゲートトレンチ40bに接するように、外周領域34が設けられている。外周領域34からゲートトレンチ40bの周囲のドリフト領域26に空乏層が広がる。これによって、ゲートトレンチ40b近傍における電界集中が抑制される。また、外周耐圧範囲15内では、FLR36によって外周側への空乏層の進展が促進される。これによって、外周耐圧範囲15内における電界集中が抑制される。したがって、IGBT10は、高い耐圧を有する。
When a potential equal to or higher than the threshold value is applied to the
次に、IGBT10の製造方法について説明する。まず、図3に示すように、ドリフト領域26によって構成されている半導体基板12(加工前の半導体基板12)の上面12aに、酸化膜80を形成する。次に、酸化膜80上に、レジスト膜82を形成する。次に、レジスト膜82を、フォトリソグラフィによってパターニングする。これによって、外周領域34及びFLR36を形成すべき領域の上部のレジスト膜82をメッシュ化する。なお、レジスト膜82のメッシュ化とは、レジスト膜82にメッシュ状の微小な開口部を設けることを意味する。図3では、メッシュ化されたレジスト膜82を、参照符号82a、82bにより示している。メッシュ状の開口部の面積比率を調整することで、イオン注入時にイオン透過率を変更することができる。レジスト膜82bは、レジスト膜82aよりも、開口部の面積比率が高く、イオン透過率が高い。レジスト膜82aは外周領域34を形成すべき範囲の上部に設けられ、レジスト膜82bはFLR36を形成すべき範囲の上部に設けられる。
Next, a method for manufacturing the
次に、レジスト膜82を介して、半導体基板12に対して上側からp型不純物(例えば、ボロン)をイオン注入する。メッシュ化されていないレジスト膜82は、イオンを透過しない。メッシュ化されたレジスト膜82a、82bは、イオンを透過する。このため、レジスト膜82a、82bの下部に、p型不純物が注入される。ここで、レジスト膜82bのイオン透過率がレジスト膜82aのイオン透過率よりも高いので、レジスト膜82bの下部にレジスト膜82aの下部よりも高濃度にp型不純物が注入される。イオン注入が完了したら、レジスト膜82(82a、82bを含む)を除去する。
Next, a p-type impurity (for example, boron) is ion-implanted into the
次に、半導体基板12をアニールすることで、半導体基板12に注入されたp型不純物を活性化する。その結果、図4に示すように、p型の外周領域34とp型のFLR36が形成される。レジスト膜82bを介してp型不純物が注入されたFLR36では、レジスト膜82aを介してp型不純物が注入された外周領域34よりもp型不純物濃度が高くなる。アニールによってp型不純物を活性化させるときに、半導体基板12の内部に存在する金属不純物が、p型領域(すなわち、外周領域34とFLR36)内にゲッタリングされる。このとき、p型不純物濃度が高いFLR36には、より多くの金属不純物がゲッタリングされる。FLR36に金属不純物がゲッタリングされることで、外周領域34周辺に存在する金属不純物の濃度が低くなる。このため、外周領域34にゲッタリングされる金属不純物が少なくなる。このように、アニール工程において、外周領域34への金属不純物のゲッタリングが抑制される。
Next, by annealing the
図5は、外周領域34とFLR36の深さ方向(z方向)におけるp型不純物濃度分布を示している。図5のグラフ34は外周領域34のp型不純物濃度分布を示しており、グラフ36はFLR36のp型不純物濃度分布を示している。図5に示すように、深さゼロ(すなわち、上面12aの位置)から深い方に向かうにしたがって、p型不純物濃度分布が徐々に低下する。何れの深さでも、FLR36のp型不純物濃度は、外周領域34のp型不純物濃度よりも高い。本明細書では、深さ0.5μmの位置のp型不純物濃度を、表面濃度という。本実施形態では、外周領域34の表面濃度は約1.0×1018(cm-3)であり、FLR36の表面濃度は約1.0×1019(cm-3)である。
FIG. 5 shows the p-type impurity concentration distribution in the depth direction (z direction) of the outer
次に、半導体基板12に対してイオン注入することによって、図6に示すように、ボディ領域24とエミッタ領域22を形成する。ボディ領域24は、外周領域34を挟んでFLR36の反対側に、外周領域34に接するように形成される。
Next, by implanting ions into the
次に、図7に示すように、半導体基板12の上面12aを選択的にドライエッチングすることによって、ゲートトレンチ40を形成する。ここでは、エミッタ領域22とボディ領域24を貫通してドリフト領域26に達するようにゲートトレンチ40aを形成する。また、外周領域34をエッチングしてゲートトレンチ40bを形成する。外周領域34に多量の金属不純物がゲッタリングされていると、金属不純物の影響によって外周領域34を好適にエッチングすることができない。しかしながら、本実施形態では、上述したように、外周領域34への金属不純物のゲッタリングが抑制されているので、外周領域34を好適にエッチングすることができる。したがって、ゲートトレンチ40bを好適に形成することができる。また、FLR36には多くの金属不純物がゲッタリングされているが、FLR36にはトレンチが形成されないので特に問題は生じない。
Next, as shown in FIG. 7, the
次に、図8に示すように、ゲートトレンチ40内に、ゲート絶縁膜32とゲート電極30を形成する。次に、従来公知の技術によって、層間絶縁膜62、エミッタ電極52、保護絶縁膜60、バッファ領域27、コレクタ領域28、及び、コレクタ電極56等を形成する。その後、ダイシングによってウエハをチップに分割することで、図1、2に示すIGBT10が完成する。
Next, as shown in FIG. 8, the
以上に説明したように、この製造方法によれば、FLR36に金属不純物がゲッタリングされるので、外周領域34に金属不純物がゲッタリングされ難くなる。このため、外周領域34をドライエッチングしてゲートトレンチ40bを形成する際に、ゲートトレンチ40bを好適に形成することができる。したがって、ゲートトレンチ40bの形成不良による歩留まり低下を抑制することができる。この製造方法によれば、高い歩留まりでIGBT10を量産することができる。
As described above, according to this manufacturing method, the metal impurities are gettered to the
なお、上述した実施形態では、ゲートトレンチ40bが外周領域34とボディ領域24の境界に設けられていた。しかしながら、外周領域34をドライエッチングしてゲートトレンチ40bを形成するのであれば、ゲートトレンチ40bに対して外周領域34がどのように配置されていてもよい。
In the above-described embodiment, the
また、上述した実施形態では、各ゲートトレンチ40が、y方向に長く伸びていた。しかしながら、各ゲートトレンチ40が、x方向に長く伸びていてもよい。
Further, in the above-described embodiment, each
以上、実施形態について詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例をさまざまに変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独あるいは各種の組み合わせによって技術有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組み合わせに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成するものであり、そのうちの1つの目的を達成すること自体で技術有用性を持つものである。 Although the embodiments have been described in detail above, these are merely examples and do not limit the scope of claims. The techniques described in the claims include various modifications and modifications of the specific examples exemplified above. The technical elements described in the present specification or the drawings exhibit technical usefulness alone or in various combinations, and are not limited to the combinations described in the claims at the time of filing. Further, the techniques exemplified in the present specification or the drawings achieve a plurality of objectives at the same time, and achieving one of the objectives itself has technical usefulness.
12:半導体基板
14:素子範囲
15:外周耐圧範囲
22:エミッタ領域
24:ボディ領域
26:ドリフト領域
27:バッファ領域
28:コレクタ領域
30:ゲート電極
32:ゲート絶縁膜
34:外周領域
36:FLR
40:ゲートトレンチ
52:エミッタ電極
56:コレクタ電極
60:保護絶縁膜
62:層間絶縁膜
12: Semiconductor substrate 14: Element range 15: Outer peripheral pressure range 22: Emitter region 24: Body region 26: Drift region 27: Buffer region 28: Collector region 30: Gate electrode 32: Gate insulating film 34: Outer peripheral region 36: FLR
40: Gate trench 52: Emitter electrode 56: Collector electrode 60: Protective insulating film 62: Interlayer insulating film
Claims (1)
半導体基板にp型不純物を注入することによって、前記半導体基板の表面に露出するp型の外周領域と、前記表面に露出しており、前記外周領域から間隔を開けた位置に配置されており、前記外周領域よりもp型不純物濃度が高いp型の耐圧領域を形成する工程と、
前記表面に露出しており、前記外周領域及び前記耐圧領域よりも浅い範囲に配置されており、前記外周領域を挟んで前記耐圧領域の反対側に配置されており、前記外周領域に接しているp型のボディ領域を形成する工程と、
前記半導体基板をドライエッチングすることによって、前記表面に第1ゲートトレンチと第2ゲートトレンチを形成する工程であって、前記ボディ領域が存在する範囲に第1ゲートトレンチを形成し、前記外周領域が存在する範囲に第2ゲートトレンチを形成する工程と、
前記第1ゲートトレンチ内と前記第2ゲートトレンチ内にゲート電極を形成する工程、
を有する製造方法。 It is a manufacturing method of switching elements.
By injecting p-type impurities into the semiconductor substrate, the p-type outer peripheral region exposed on the surface of the semiconductor substrate and the p-type outer peripheral region exposed on the surface are arranged at positions spaced apart from the outer peripheral region. A step of forming a p-type pressure-resistant region having a higher p-type impurity concentration than the outer peripheral region, and
It is exposed on the surface, is arranged in a range shallower than the outer peripheral region and the pressure resistant region, is arranged on the opposite side of the pressure resistant region with the outer peripheral region interposed therebetween, and is in contact with the outer peripheral region. The process of forming the p-shaped body region and
In a step of forming a first gate trench and a second gate trench on the surface by dry etching the semiconductor substrate, the first gate trench is formed in a range where the body region exists, and the outer peripheral region is formed. The process of forming the second gate trench in the existing range,
A step of forming a gate electrode in the first gate trench and in the second gate trench,
Manufacturing method having.
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