JP6853993B2 - 照明ユニットおよび照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数個のLEDを含む照明ユニット、およびこの照明ユニットを複数個備える照明装置に関する。
複数個のLEDを光源とする一般的な照明装置は、配線パターンが形成された基板に各LEDを実装した構成のもので、この基板を外部の電源に接続することによって各LEDを通電させている。たとえば特許文献1,2には、長さ方向が複数の領域に分けられた帯状の基板の各領域にそれぞれ領域毎に異なる色彩光を発するLEDを設けると共に、当該基板を透光性を有するカバーに収容してそのカバーごと起立させるように構成した照明装置が開示されている。
また特許文献3には、複数のLED群が一定ピッチで設けられると共にシフトレジスタやラッチ回路を含む駆動制御回路が搭載された構成の帯状基板を1つの照明用ユニットとして、複数のユニットを所定の形状に並べてシステムコントローラに直列に接続することによって、様々な発光パターンをユニットの並び方向に流れるように動かすことを可能にした装飾用の照明装置が開示されている。
特開2001−101903号公報 特開2014−112564号公報 特許第4083277号公報
各特許文献に例示されているような、基板にあらかじめ形成された配線パターンにLEDを接続するタイプの照明装置では、LEDの数を増やしたり、各LEDの間の電気接続関係を変更するためには、基板の構成も変更する必要があり、照明装置の種類を増やすことが困難である。
装飾用の照明については、多数のLEDを基板に2次元状に配置し、各LEDの点灯動作を個別に制御できる構成の照明装置を用いることによって、発光パターンの種類や変化の方向・速度などを自由に変更して興趣を高めることができる。しかし、この照明装置で提示できるのは面発光のパターンのみであり、発光パターンを視認できる方向が限定されてしまう。特に、基板の背面側から発光パターンを視認することは、全く不可能である。
これらの問題に鑑み、本発明は、LEDの数や電気接続の変更に容易に対応でき、LEDを安定して支持することができ、かつ多彩な発光パターンを様々な方位から視認することが可能な照明ユニットを提供することを課題とする。さらに本発明は、この照明ユニットを用いて、様々な形態の発光体を形成してバリエーションに富んだ発光パターンを提示することが可能な照明装置を提供することを課題とする。
本発明の照明ユニットは、主に装飾照明の目的に使用されるもので、各々異なる色の光を発する複数の発光素子と、アノードまたはカソードの電極端子として各発光素子に共通に接続される1本の共通リードピンと、前記共通リードピンとは反対の極性の電極端子として各発光素子に個別に接続される複数の個別リードピンとを備えるLEDを使用する。具体的には、砲弾型や角型などのリードピンを有する形状で多色発光タイプのLEDが使用される。
本発明による照明ユニットは、上記のLEDを複数個と、1本ずつ構造的に独立した複数本の導電性を有する線状体とを備え、各線状体の長さ方向が揃えられると共にその長さ方向に沿って各LEDが並べられる。さらに、各LEDの全ての個別リードピンが同じ色を発する発光素子に接続されるもの毎に異なる線状体に連結され、個別リードピンが連結されない線状体の各々に共通リードピンが1本ずつ連結される。これらの線状体は、各LEDの点灯動作を制御するための制御部が一方の面に実装された回路基板に他方の面から各々の一端部を挿通させることによって当該回路基板の後者の面に起立姿勢で支持され、この支持によって各LEDがそれぞれ異なる高さ位置に支持される。さらに、各線状体の前記制御部が実装された面の側に突き出た一端部がそれぞれ当該制御部を含む電気回路に電気接続され、これらの接続によって、各LEDが制御部に電気接続される。
上記の構成によれば、各線状体の回路基板に挿通されて制御部が実装された面の側に突出した一端部をそれぞれその面内の電気回路を介して制御部に接続し、当該制御部の制御によって、各線状体をそれぞれ連結されているリードピンの極性に適合する電位(以下「適合電位」という。)に接続して各LEDを通電させ、発光させることができる。また、個別リードピンが連結されている線状体の適合電位への接続を線状体毎に切り替えることによって、点灯させる発光素子の組み合わせを変更し、LEDの発光色を切り替えることができる。また共通リードピンが連結されている線状体の適合電位への接続を線状体毎に切り替えることによって、各LEDの点灯・消灯をLED毎に切り替えることができる。
照明ユニットの全てのLEDのリードピンを線状体を介して電気回路に接続するには、1つのLEDに含まれる発光素子の個数とLEDの個数との加算値に相当する数の線状体が必要である。ただし、少なくとも一番下の位置で支持されるLEDの共通リードピンは、線状体に連結せずに直接に回路基板に挿通させて、当該支持部から突出した部分を電気接続線に接続してもよい。
本発明の照明ユニットでは、複数本の線状体によって複数個のLEDが異なる高さ位置に支持されるので、正面からや横手方向からは勿論のこと、背面の側からも線状体の間の隙間を介してLEDの点灯状態を視認することができる。
上記の照明ユニットにはさらに、各線状体およびこれらに連結される複数のLEDを収容可能な大きさの筒状体を含めることができる。この筒状体を上記の収容状態になるように回路基板の上に装着することによって、外力によって線状体が倒れたり、LEDが破損したりすることを防ぎ、線状体やLEDの支持を盤石にすることができる。また筒状体の曲面をLEDからの光を広げるレンズとして機能させることができる。
上記の照明ユニットを複数個使用する本発明の照明装置には、各照明ユニットを表側の面に並べて支持すると共に裏面側にマイクロコンピュータによる制御部が実装された回路基板が含まれる。各照明ユニットの複数個のLEDは、当該ユニット内の各線状体の回路基板の裏面側に突き出た一端部がそれぞれ制御部を含む電気回路に電気接続されることによって、制御部に電気接続される。
上記の制御部に、各照明ユニットの個別リードピンが連結された線状体の総数に相当する数の個別リードピン用出力端子を設けると共に、共通リードピンを接続するための共通リードピン用出力端子を少なくとも1つ設けて、これらの端子にそれぞれ個別の電気接続線を介して各端子に対応する線状体または共通リードピンを接続すれば、各端子の電位を端子毎に切り替える制御を行うことによって、各照明ユニットの点灯・消灯の切り替えや発光色の選択を照明ユニット毎に行うことができる。
また各照明ユニットにおけるLEDの数を一定数に統一し、制御部に、1つの照明ユニットに含まれるLEDの数に相当する数の共通リードピン用出力端子を設ければ、各照明ユニットの共通リードピンを同じ高さ位置にあるもの毎に個別の共通リードピン用出力端子に接続することができる。この接続により、同じ高さ位置にあるLEDの組毎に、点灯・消灯の動作を制御することができる。さらに、各照明ユニットに含まれるLEDの合計値に相当する数の共通リードピン用出力端子を設けることができれば、個々のLED毎に点灯・消灯の動作を制御することができる。
より好ましい実施形態では、回路基板は、制御部が実装された裏面を下方に向けた状態で中空の台部の上に配備される。
上記の基板や台部によれば、照明ユニットと回路基板との配線部分や制御部を台部の中空部分に入れて隠すことができるので、照明装置全体の美観を良くすることができる。
照明ユニットと制御部との接続の関係は上記に限らず、制御部が有する端子の数に応じて柔軟に変更することができ、照明ユニットやLEDの数を増やす場合にも、制御のための回路の大幅な変更をせずに対応することができる。
本発明によれば、複数個のLEDを、それぞれ線状体の長さ方向に沿って並べてそれぞれのLEDのリードピンを線状体に連結し、各線状体を起立姿勢にして支持することによって、各LEDをそれぞれ異なる高さ位置に配備すると共に、各リードピンを線状体を介して適合電位に接続することができる。各LEDの点灯状態は様々な方位から視認することが可能になる。また各線状体を制御部に適切に電気接続して、各々のリードピンに印加される電圧の切替え制御を行うことによって、各LEDの点灯・消灯の動作を支障なく行うことができる。
また複数個の照明ユニットを使用する場合には、各照明ユニットの配置や向きを自由に選択して、様々な形態の発光体を形成することができる。
本発明が適用された照明ユニットの斜視図である。 上記照明ユニットの上面図である。 上記の照明ユニットと制御部との電気接続状態を表す回路図である。 上記照明ユニットの基本的な点灯動作の仕組みを表した説明図である。 上記の照明ユニットを4本を用いた照明装置の構成を示す斜視図である。 上記照明装置の上面図である。 上記照明装置の各照明ユニットと制御部との電気接続状態を表す回路図である。 照明ユニットの向きを変更した照明装置の上面図である。 照明装置の点灯による装飾照明を鑑賞する方法の一例を表す斜視図である。
図1は本発明が適用された照明ユニットUの構成を表す斜視図であり、図2は当該照明ユニットUの上面図である。
この実施例の照明ユニットUは、2個のLED1,1とこれらのLED1,1を支持する4本の線状体2c,2b,2g,2rとを主要構成とするもので、各LED1,1が上下方向に並ぶ姿勢をもって、支持部となる回路基板3の上面に支持される。
各LED1,1は、赤・緑・青の各色彩光を発する3種類の発光素子を備える砲弾型LEDである。この実施例のLED1では、カソードが共通電極に設定され、その共通電極に所定長さのリードピン10cが接続されると共に、各発光素子のアノード側の電極にそれぞれ個別のリードピン10b,10g,10rが接続されている。
以下、共通電極のリードピン10cを「共通リードピン10c」と言い、その他の3本のリードピン10b,10g,10rを「個別リードピン10b,10g,10r」と言う。ただし、各リードピン10c,10b,10g,10rを総称するときには「リードピン10」と言う。線状体2c,2b,2g,2rについても同様に、「線状体2」と総称する。
線状体2は導電性を有する材料から成るもので、この実施例ではスズメッキ線が用いられる。各LED1の個別リードピン10b,10g,10rは、適所を直角状に曲げると共に先端部を鉤状またはループ状に曲げ、その先端部を線状体2に絡ませて両者を半田Sにより連結する方法により線状体2に固定される。具体的に、各LED1,1の青色光の発光素子の個別リードピン10b,10bは線状体2bに連結され、各LED1,1の緑色光の発光素子の個別リードピン10g,10gは線状体2gに連結され、各LED1,1の赤色光の発光素子の個別リードピン10r,10rは線状体2rに連結される。
残り1本の線状体2cには、上段のLED1の共通リードピン10cが連結される。この共通リードピン10cは、適所を直角状に曲げ、先端部を線状体2cに接触させて半田Sにより連結する方法により線状体2cに連結される。また、連結箇所の保護および短絡防止のために、共通リードピン10cおよび線状体2cの主要部(両者の連結箇所を含む。)に樹脂製チューブ5が被せられる。
回路基板3の照明ユニットUが支持される箇所には、線状体2の支持を補強するための小基板4(以下「サポート基板4」という。)が装着されている。各線状体2および線状体2に連結されない下段のLED1の共通リードピン10cの下端部は、サポート基板4および回路基板3に順に挿されて、回路基板3の裏面側に突出する。回路基板3の裏面には、マイクロコンピュータによる制御部7(図3に図示。)を含む電気回路が形成されており、回路基板3の裏面に突出した線状体2や共通リードピン10cの下端部は、それぞれ電気回路内の電気接続線を介して制御部7に電気接続される。なお、サポート基板4は動かぬように接着剤等により回路基板3に固定される。
上記の回路基板3は、後述する図5中の符号8に示すような台部によって面方向を水平方向に沿わせた姿勢で支持される。この支持により、回路基板3に挿通された線状体2や共通リードピン10cは長さ方向を垂直方向に沿わせた起立姿勢となって支持され、2個のLED1,1が異なる高さ位置に支持された状態となる。
この実施例の照明ユニットUには、さらに、各線状体2およびLED1を収容可能な大きさ(外径約21mm,長さ約60mm程度)の透明パイプ6(図1では一点鎖線で表す。)が含まれる。この透明パイプ6はサポート基板4の上面に起立姿勢で配備され、接着剤によってサポート基板4に固定される。
この実施例の照明ユニットUでは砲弾型のLEDを使用したが、これに代えて角型のLEDを使用してもよい。また、LEDが有する発光素子の数は3個に限らず、2個であっても良い。
各リードピン10と線状体2とを連結する方法も上記に限らず、半田付けに代えて導電性ペーストや導電性接着剤を有する粘着フィルムにより両者を通電可能に固定しても良い。その他、線状体2に絡ませたリードピン10の先端部を強固にかしめて固定する方法や、溶接により固定する方法によっても、リードピン10と線状体2とを連結かつ電気接続することができる。
線状体2は、回路基板3に挿通されることで垂直方向に沿う姿勢を維持でき、かつLED1を安定して支えることができるだけの強度と導電性とを備える必要がある。この条件を満たすものとして、この実施例では、外径が約0.6mmのスズメッキ線を線状体2としているが、これに代えて、上記の条件を満たす銅やカーボン製の線状体を使用することもできる。また、この実施例では、線状体2の下端部が曲がるのを防ぐためにサポート基板4を介して線状体2を回路基板3に挿通したが、線状体2の下端部が曲がるおそれがない場合には、サポート基板4を使用する必要はない。
図3は、上記の照明ユニットUと制御部7との電気接続関係を表す回路図である。
この回路図では、制御部7が実際に有する端子のうち、図1に示した照明ユニットUに接続される出力端子Tb,Tg,Tr,P1,P2のみを表している。また、図3およびこれに続く図4では、照明ユニットUの上段のLED1の各発光素子をB1,G1,R1の符号で表し、下段のLED1の各発光素子をB2,G2,R2の符号で表している。
制御部7の出力端子Tb,Tg,Trは、各LED1のアノード側電極の電位を設定するための端子であり、出力端子P1,P2は各LED1のカソード側電極の電位を設定するための端子である。これらの出力端子Tb,Tg,Tr,P1,P2は、制御部7の内部でその出力電位を切り替えるためのスイッチ回路SWまたはPWに接続されている。制御部7は、5Vの電源ラインとグランド電位とに接続され、各スイッチ回路SW,PWの接続も、5Vとグランド電位との間で切り替えられる。以下、5Vの電位をハイレベルと言い、グランド電位をローレベルと言う。
各LED1の個別リードピン10b,10g,10rに連結された線状体2b,2g,2rは、それぞれ出力端子Tb,Tg,Trに接続される。また上方のLED1の共通リードピン10cに連結された線状体2cおよび下方のLED1の共通リードピン10cは、それぞれ電流制限抵抗9を介して出力端子P1,P2に接続される。
個別リードピン10b,10g,10rに対する出力端子Tb,Tg,Trには、オン・オフの指令を表す制御信号に従って接続先を切り替える単純な構成のスイッチ回路SWが接続される。一方、共通リードピン10cに対する出力端子P1,P2には、8ビット以上の制御信号に従ってパルス幅変調信号(以下「PWM信号」という。)を生成するスイッチ回路PWが接続される。
制御部7には、組み込みプログラムに基づき各スイッチ回路SW,PWの切り替え動作を制御するCPU(図示省略)が含まれている。このCPUが各スイッチ回路SW,PWの動作を個別に制御することによって、各LED1,1を点灯させるか否かや、どの発光素子を点灯させるかを選択することができる。
図4は、図3に示した各出力端子の電位と照明ユニットUの各LED1の発光素子の点灯・消灯の関係を表として表したものである。出力電位を表す欄では、Hがハイレベル(5V)を意味し、Lがローレベル(グランド電位)を意味する。各LED1の点灯状態を表す欄では、ONの文字が点灯状態を意味し、OFFの文字が消灯状態を意味する。またLED1の点灯状態を表す欄およびその点灯に関わる電位が設定された端子の欄を太枠で示している。
この表に示すとおり、共通リードピン10c(カソード側電極)が接続される端子P1,P2の電位をローレベルにし、個別リードピン10b,10g,10r(アノード側電極)が接続される端子Tb,Tg,Trの電位をハイレベルにすることによって、各発光素子を通電状態にして点灯させることができる。また、共通リードピン10cが接続される端子P1,P2のうちの端子P1の電位をローレベルとし、端子P2の電位をハイレベルにすることによって、上段のLED1のみを点灯させることができる。反対に、端子P1の電位をハイレベルとし、端子P2の電位をローレベルにすることによって、下段のLED1のみを点灯させることができる。
図4では、ローレベルにするカソード側の端子P1,P2とハイレベルにするアノード側の端子Tg,Tb,Trとを1つずつ選択するとしたときの選択の組み合わせによって、2個のLED1,1に含まれる6個の発光素子B1,G1,R1,B2,G2,R2を1つずつ点灯できることを表している。これに限らず、同じLED1に対応するアノード側の2個以上の端子をハイレベルにすれば、それらに接続される2個以上の発光素子を点灯させることができ、ハイレベルにする端子の組み合わせによって発光色を切り替えることができる。また、このときに出力端子P1,P2の双方の電位をローレベルとすれば、上下の各LED1,1に同じ色の光を点灯させることができる。
具体的にこの実施例では、3つの発光素子を個別に発光させることにより生じる青,緑,赤と、全ての発光素子を同時に発光させることにより生じる白色と、2個の発光素子を同時に発光させることにより生じる青緑色、黄色、紫色とによる計7種類の色彩を、各LED1の発光色として選択することができる。
カソード側の端子P1,P2の双方の電位の切り替えを同期させれば、2個のLED1,1の点灯や消灯のタイミングを揃えることができる。反対に、各端子P1,P2の電位を個別に切り替えて、各LED1,1を異なるタイミングで点灯させたり消灯させたりすることもできる。
さらに、CPUは各端子P1,P2に接続されるPWM信号用のスイッチ回路PWを高速で周期的に切り替えると共に、その切り替えの一周期におけるローレベルへの接続時間の割合(デューティ比)を変更することによって、各LED1に流れる電流量を調整し、発光強度を種々に変化させることができる。
上記実施例の照明ユニットUでは、内蔵されるLED1を2個としたが、線状体2による支持強度が確保できるのであれば、3個以上のLED1を導入することも可能である。その場合も、各LED1の個別リードピン10b,10g,10rは同じ色を発する発光素子に接続されるもの毎にまとめられて、その色彩に対応する線状体2b,2g,2rやそれに連なる接続ラインを介して制御部7の出力端子Tb,Tb,Trに接続される。よって、LED1の数が増えてもアノード側の出力端子の数を増やす必要はない。
カソード側について図3の例と同様の接続状態にするには、LED1毎にカソード用の出力端子を設ける必要がある。したがって、LED1の数が増えるほどPWM信号用の出力端子やスイッチ回路PWが増える。ただし、各LED1の点灯・消灯を個別に制御する必要がなければ、数本の共通リードピン10cをまとめて同じ出力端子に接続してもよい。またPWM信号による制御を行う必要がなければ、各共通リードピン10cをグランド電位に接続してもよい。
数本の線状体2により支えることができるLED1の数には限度があるが、1つの照明ユニットUのLED1の数を増やす方法によっても、発光体を拡張することができる。
図5および図6は、図1,2と同構成の照明ユニットUが複数導入された照明装置100の構成例を表したものである。この実施例の照明装置100では、正方形状の回路基板3の上面に4個の照明ユニットU(この実施例では、U1,U2,U3,U4の符号で区別する。)が2×2のマトリクスを形成するようにして配備されている。なお、図5では、個々の照明ユニットU1〜U4の構成要素のうち、LED1および透明パイプ6のみに符号を付け、その他の構成要素に対する符号付けを省略する。
各々の照明ユニットU1〜U4では、図1および図2の例と同様に、2個のLED1,1を支える4本の線状体2g,2b,2r,2cおよび下段のLED1の共通リードピン10cがそれぞれサポート基板4を介して回路基板3に挿通される。
さらにこの実施例では、回路基板3の中央部(各照明ユニットU1〜U4に囲まれた箇所)に、これらの照明ユニットU1〜U4に導入されているLED1と同一構成の多色発光タイプのLED1Aと、黄色光を発する単色発光タイプのLED1B(こちらも砲弾型である。)とが配備される。これらのLED1A,1Bは、それぞれが有するリードピン(図7において、10,11とアルファベットとの組み合わせにより示す。)を直接に回路基板3に挿通する方法によって、回路基板3の上面に支持される。また、LED1A,1Bのカソード側のリードピンにも,LED1の共通リードピン1cに被せられた短絡防止用の樹脂製チューブ5(図1参照。)と同様のチューブが被せられる。
回路基板3の裏面には、マイクロコンピュータによる制御部7が実装されており、この制御部7に、回路基板3に挿通されてその裏面側に突き出た線状体2やLED1A,1Bのリードピンの下端部が電気接続される。
回路基板3は、その外縁部に適合する大きさの枠体80に囲まれた空洞部を有する台部8の上端縁部の四隅にネジ止めされることによって、面方向を水平方向に沿わせた姿勢で支持される。この支持により、制御部7に対する配線や制御部7は台部8の空洞部の中に入って、外から見えない状態となり、各照明ユニットUは長さ方向を上下方向に沿わせた状態で支持される。
図7は、上記の照明装置100における各照明ユニットUと制御部7との電気接続関係を表した回路図である。この図7では、照明ユニットU1〜U4の各LED1および中央に単体で配置されるLED1Aの中の各発光素子を、B,G,Rと枝番1〜9との組み合わせにより表している。
この実施例の制御部7には、個別リードピン10b,10g,10r(アノード側電極)に対する出力端子として、4個の照明ユニットU1〜U4の各々に含まれる個別リードピン用の線状体2b,2g,2rの総数に相当する12個の端子(それぞれをTb,Tg,Trと枝番1,2,3,4との組み合わせにより表す。)が設けられる。図7では省略しているが、上記の各端子Tb1,Tg1,Tb1・・・Tb4,Tg4,Tr4は、制御部7の内部において、それぞれ図2に示したのと同様のスイッチ回路SWに接続される。
各照明ユニットU1〜U4の個別リードピン10b,10g,10r用の線状体2b,2g,2rは、それぞれ上記12個の端子に対し、一対一の関係をもって接続される。つまり各個別リードピン10b,10g,10rは、同じ照明ユニットUの中の同じ色を発する発光体に接続されるもの毎にグループ分けされて、グループ毎に制御部7の個別の出力端子に接続された状態になる。
この実施例の制御部7には、さらに、PWM信号専用のスイッチ回路PW(図示省略)に接続された6個の出力端子P1〜P6が設けられる(以下、これらの端子P1〜P6を「PWM出力端子」という。)。これらのPWM出力端子P1〜P6への接続経路にはそれぞれ電流制限抵抗9が設けられている。
各照明ユニットU1〜U4の上段のLED1の共通リードピン10cに接続された線状体2cは、それぞれPWM出力端子P1に共通に接続される。また各照明ユニットU1〜U4の下段のLED1の共通リードピン10c(線状体2を介さずに回路基板3に挿通されるリードピン)は、それぞれPWM出力端子P2に共通に接続される。
PWM出力端子P3には、中央部に配備された単色発光タイプのLED1Bのアノード側のリードピン11yが接続される。残り3個のPWM出力端子P4,P5,P6には、中央部に単独で配置されたLED1Aの各個別リードピン10b,10g,10rが一対一の関係をもって接続される。LED1A,1Bのカソード側のリードピン10c,11cはそれぞれ制御部7のグランド電位用の端子(出力電位は常時ローレベル)に接続される。
4個の照明ユニットU1〜U4の各々は、制御部7に対し図3に示したのと同様の関係をもって接続されているので、カソード側電極が接続されるPWM出力端子P1,P2のいずれか一方をローレベルに接続し、各照明ユニットU1〜U4のアノード側電極が接続される端子(Tb1,Tg1,・・・Tr4)の中のいずれか1つをハイレベルに接続する制御を、これらの接続の対象となる端子の組み合わせを切り替えて実施することによって、計8個のLED1に含まれる24個の発光素子を1つずつ点灯させることができる。また同じLED1の中の各個別リードピン10に対する3個の端子Tbn,Tgn,Trn(n=1〜4 以下も同じ。)の中から1〜3個の端子を選択して、それらをハイレベルに設定することによって、前記した7種類の色彩のうちの1つを選択してその色彩で当該LED1を発光させることができる。この実施例では、各発光素子のアノード側電極が照明ユニットU毎および発光色毎に異なる端子に接続されているので、照明ユニットU単位で発光色を選択することができる。
さらに、この実施例でも、PWM出力端子P1〜P6からPWM信号を出力すると共にその信号のデューティ比を変更することによって、点灯させるLED1の明るさを種々に調整することができる。
PWM出力端子P1,P2の少なくとも一方からPWM信号を出力し、複数の照明ユニットのアノード側電極に対する端子Tbn,Tgn,Trnの半導体スイッチSWを同期させて切り替えれば、それらの照明ユニットUの点灯や消灯のタイミングを合わせることができる。反対に、各端子Tbn,Tgn,Trnに対する半導体スイッチSWを異なるタイミングで切り替えることによって、点灯や消灯のタイミングを照明ユニットU毎に異ならせることもできる。
上記のとおり、この実施例では、カソード側電極に対するPWM出力端子を各照明ユニットUの間で共通にする一方、アノード側電極に対する出力端子を照明ユニットU毎および発光色毎に分け、各出力端子からの信号出力を個別に制御することによって、様々な照明パターンを出現させることができる。各LED1で選択できる発光色は7種類のみであるが、点灯のタイミングや照明色を照明ユニット単位で制御したり、上段および下段の双方のLED1,1を点灯させる制御と一方のLED1のみを点灯させる制御との切り替えによって、多彩な照明パターンを出現させることができる。
照明ユニットUとは別に配備された中央の2個のLED1A,1Bでは、カソード側電極が常時ローレベルに接続されると共に、アノード側電極にPWM信号が与えられ、これらの制御によって照明ユニットU1〜U4と同様に明るさを様々なレベルに調整することができる。さらに多色発光タイプのLED1Aに対しては、3個の発光素子B9,G9,R9の各々に対するPWM信号のデューティ比の設定によって、各発光素子B9,G9,R9の発光強度の組み合わせを変更し、7種類を越える多彩な色彩で当該LED1Aを発光させることができる。この多彩な発光色とLED1Bから出る黄色光とによって、照明装置の中央部に華やかな装飾を施すことができる。
なお、上記実施例の照明装置100では、4個の照明ユニットU1〜U4のうちの正面側の2個のユニットU1,U2を、それらのLED1が前方を向くように配置し、背面側に配備される2個のユニットU3,U4を、それらのLED1が後方を向くように配置しているが、LED1の向きはこれに限らず、全てのLED1を前方に向けても良い。または、図8に示すように、照明ユニットU1〜U4の各々の向きを90度単位で変化させても良い。
照明ユニットUの数も4個に限らず、回路基板3における配列もマトリクス状に限るものではない。たとえば、上記実施例と同構成の照明ユニットUを3個、三角形状に配置してもよい。また5個以上の照明ユニットUを所定の間隔を隔てて円形状や円弧状に配列したり、ジグザグに並べるなど、様々な形態の配列パターンを設定することができる。また、内蔵されるLED1の数が異なる複数種類の照明ユニットを組み合わせてもよい。
中央部にLED1A,1Bを配置せずに、図1および図5に示したのと同じ構成の照明ユニットUを3個のみ使用すると、図7と同じ構成の制御部7の各PWM出力端子P1〜P6に各照明ユニットUの上下のLED1の共通リードピン10cをそれぞれ一対一の関係をもって接続することができる。つまり、各々の照明ユニットUを他の照明ユニットUから独立させて制御部7に電気接続することができる。そうすると、各PWM出力端子P1〜P6に対する出力を個別に制御しながら、PWM信号を出力しているPWM出力端子に対応するLED1の各個別リードピン用の出力端子の出力電位を個別に制御することによって、点灯・消灯動作の制御や発光色の選択をLED1毎に実施することができる。勿論、図7の構成の照明装置においても、制御部7のPWM出力端子の数を増やすことができれば、同様の接続を行って、LED単位での制御を実施することができる。
また,制御部7が、各照明ユニットU1〜U4における個別リードピンに対する線状体2b,2g,2rの総数(図5〜7の実施例の場合は12個)に対応する数のPWM出力端子を有する場合には、それらのPWM出力端子に各個別リードピン10b,10g,10rに対する線状体2b,2g,2r(ユニット毎に3本ずつ 計12本)を一対一の関係をもって接続し、上方のLED1の共通リードピン10cに対する線状体2cや下方のLED1の共通リードピン10cをそれぞれPWM信号用でない方の出力端子に個別に接続してもよい。この場合にも、点灯させるLED1の共通リードピン10cに対する出力端子の電位をローレベルにして、当該LED1で点灯させる発光素子に対応するPWM出力端子からPWM信号を出力することによって、点灯・消灯の制御や発光色の選択をLED単位で独立させて実施することができる。また、点灯させる発光素子に対応する3つのPWM出力端子からのPWM信号のデューティ比を個別に設定することによって、LED1を多彩な色彩で発光させることができる。
ただし、共通リードピン10cについては、必ずしも1本ずつ異なる出力端子に接続する必要はなく、図7の例と同様に、上方のLED1に対する共通リードピン10cが共通で接続される出力端子と、下方のLED1に対する共通リードピン10cが共通で接続される出力端子との2つに留めてもよい。または各共通リードピン10cを、常時、グランド電位(ローレベル)に接続してもよい。
このように、本発明が適用された照明ユニットUによれば、制御部7に対する接続の関係を柔軟に変更することができるので、回路の自由度が高く、制御部7のスペックに応じた回路を設計することができる。また照明ユニットUの数が多少変動しても同一構成の回路基板3や制御部7を使用することができるので、照明ユニットUの組み合わせによる発光体の形態の変更を容易に行うことができる。
また複数の照明ユニットUを使用する照明装置100では、各照明ユニットUのLED1の発光状態を、そのユニットUの背面側からでも線状体の隙間から視認することができる。また各照明ユニットUの主要部を保護する透明パイプ6は、LED1からの光を広げるレンズとしても機能するので、LED1の光をより明瞭にして装飾照明の魅力を高めることができる。ただし、透明パイプ6に代えて半透明のパイプを使用してLED1の光を少しぼやけた状態にすれば、柔らかで幻想的なイメージの装飾照明を実施することができる。
さらに回路基板3の照明ユニットUが配備される箇所の周囲に十分な空き領域がある場合には、図9に二点鎖線で示すように、上面が開口された透明または半透明の容器200(カットグラスなど)を、上下を逆さにしてその収容空間内に各照明ユニットUが含まれるようにして回路基板3の上に載せ、その状態で照明装置100を作動させることによって、LED1からの光を容器の性状に応じて屈折させたりぼやかしたりして、それらの光の変化による装飾性を楽しむことができる。
また、回路基板3の適所に温度センサを設けてこの温度センサによる検出信号を制御部7に入力し、その信号が示す温度の値によって各照明ユニットUや中央のLED1Aの発光色や発光強度を変更する制御を行ったり、PWM信号のデューティ比の細やかな変更によって照明のフェードインやフェードアウトを行うなど、より高次の照明制御を実施することも可能である。
U,U1,U2,U3,U4 照明ユニット
1 LED
3 回路基板
6 透明パイプ
7 制御部
8 台部
2c,2b.2g.2r 線状体
10c 共通リードピン
10b,10g,10r 個別リードピン
100 照明装置

Claims (11)

  1. 各々異なる色の光を発する複数の発光素子と、アノードまたはカソードの電極端子として各発光素子に共通に接続される1本の共通リードピンと、前記共通リードピンとは反対の極性の電極端子として各発光素子に個別に接続される複数本の個別リードピンとを備えるLEDを用いた照明ユニットであって、
    複数個の前記LEDと、1本ずつ構造的に独立し、1つのLEDに含まれる発光素子の個数より多く、その個数とLEDの個数との加算値を越えない数の導電性を有する線状体とを備え、
    各線状体の長さ方向が揃えられると共にその長さ方向に沿って各LEDが並べられ、各LEDの全ての個別リードピンが同じ色を発する発光素子に接続されるもの毎に異なる線状体に連結され、個別リードピンが連結されない線状体の各々に前記共通リードピンが1本ずつ連結されており、
    前記各線状体は、各LEDの点灯動作を制御するための制御部が一方の面に実装された回路基板に他方の面の側から各々の一端部を挿通させることによって当該回路基板の後者の面に起立姿勢で支持されると共に、各線状体の前記制御部が実装された面の側に突き出た一端部がそれぞれ当該制御部を含む電気回路に電気接続され、
    各LEDは、各線状体の上記の支持および電気接続によってそれぞれ異なる高さ位置に支持されると共に前記制御部に電気接続される
    ことを特徴とする照明ユニット。
  2. 前記複数個のLEDのうち一番下の位置で支持されるLEDの前記共通リードピンは、前記線状体に連結されずに直接に前記回路基板に挿通されて支持されると共に、当該回路基板の前記制御部が実装された面の側に突き出た一端部が当該制御部を含む電気回路に電気接続され、その他のLEDの前記共通リードピンは前記線状体に1本ずつ連結される、請求項1に記載された照明ユニット。
  3. 前記各線状体およびこれらに連結される複数個のLEDを収容可能な大きさを有し、この収容状態をもって前記回路基板の上に配備される透明または半透明の筒状体をさらに備える、請求項1に記載された照明ユニット。
  4. 各々異なる色の光を発する複数の発光素子と、アノードまたはカソードの電極端子として各発光素子に共通に接続される1本の共通リードピンと、前記共通リードピンとは反対の極性の電極端子として各発光素子に個別に接続される複数本の個別リードピンとを備えるLEDを用いた照明ユニットを複数個備えると共に、これらの照明ユニットを表側の面に並べて支持すると共に裏面側にマイクロコンピュータによる制御部が実装された回路基板を備える照明装置であって、
    前記照明ユニットは、複数個の前記LEDと、1本ずつ構造的に独立し、1つのLEDに含まれる発光素子の個数より多く、その個数と当該照明ユニット内のLEDの個数との加算値を越えない数の導電性を有する線状体とを備え、各線状体の長さ方向が揃えられると共にその長さ方向に沿って各LEDが並べられ、各LEDの全ての個別リードピンが同じ色を発する発光素子に接続されるもの毎に異なる線状体に連結され、個別リードピンが連結されない線状体の各々に前記共通リードピンが1本ずつ連結された構成のものであり、
    各照明ユニットは、前記各線状体のそれぞれの一端部が前記回路基板の表側から裏側へと挿通されることによって、前記複数個のLEDが上下方向に沿って並ぶ状態となって当該回路基板の表側の面に支持されると共に、各照明ユニットの各線状体の前記回路基板の裏面側に突き出た一端部がそれぞれ前記制御部を含む電気回路に電気接続されることによって、各照明ユニット内の前記複数個のLEDが前記制御部に電気接続される、照明装置。
  5. 各照明ユニットにおいて一番下の位置で支持されるLEDの前記共通リードピンは、前記線状体に連結されずに直接に前記回路基板に挿通されて支持されると共に当該回路基板の裏面側に突き出た当該共通リードピンの一端部が前記制御部を含む電気回路に電気接続され、その他のLEDの前記共通リードピンは前記線状体に連結される、請求項4に記載された照明装置。
  6. 前記照明ユニットは、各線状体およびこれらに連結される複数のLEDを収容可能な大きさを有し、この収容状態をもって前記回路基板の上に配備される透明または半透明の筒状体をさらに備える、請求項4または5に記載された照明装置。
  7. 前記制御部は、前記各照明ユニットの前記個別リードピンが連結された線状体の総数に相当する数の個別リードピン用出力端子を有すると共に、前記共通リードピンを接続するための共通リードピン用出力端子を少なくとも1つ有し、これらの出力端子の電位を端子毎に切り替える制御を実施する、請求項4または5に記載された照明装置。
  8. 前記各照明ユニットにおけるLEDの数は一定数に統一されており、
    前記制御部は、1つの照明ユニットに含まれるLEDの数に相当する数の前記共通リードピン用出力端子を具備する、請求項7に記載された照明装置。
  9. 前記各照明ユニットにおけるLEDの数は一定数に統一されており、
    前記制御部は、各照明ユニットに含まれるLEDの合計値に相当する数の前記共通リードピン用出力端子を具備する、請求項7に記載された照明装置。
  10. 前記回路基板は、前記制御部が実装された裏面を下方に向けた状態で中空の台部の上に配備される、請求項4〜9のいずれかに記載された照明装置。
  11. 各々異なる光を発する3個の発光素子と、アノードまたはカソードの電極端子として各発光素子に共通に接続される1本の共通リードピンと、前記共通リードピンとは反対の極性の電極端子として各発光素子に個別に接続される複数本の個別リードピンとを備えるLEDを用いた照明ユニットを複数個と、これらの照明ユニットを並べて支持する板状の支持部と、マイクロコンピュータによる制御部とを備える照明装置であって、
    前記照明ユニットは、2個の前記LEDと、1本ずつ構造的に独立した4本の導電性を有する線状体とを備え、各線状体の長さ方向が揃えられると共にその長さ方向に沿って各LEDが並べられ、各LEDの全ての個別リードピンが同じ色を発する発光素子に接続されるもの毎に異なる線状体に連結され、残る1本の線状体に2個のLEDの一方の前記共通リードピンが連結された構成のものであり、
    各照明ユニットは、前記共通リードピンが線状体に連結された方のLEDが上方に位置する状態として、各線状体および下方のLEDの前記線状体に連結されていない共通リードピンの下端部が前記支持部に挿通されることによって、前記2個のLEDが上下方向に沿って並ぶ状態となって当該支持部の上面に支持されると共に、支持部の裏面側に突き出た各線状体および前記下方のLEDの共通リードピンの下端部が前記制御部に電気接続され、
    前記制御部は、前記各照明ユニットの前記個別リードピンが連結された線状体の総数に相当する数の個別リードピン用出力端子と、前記共通リードピンを接続するための一対の共通リードピン用出力端子とを有し、これらの出力端子の電位を端子毎に切り替える制御を実施する、照明装置。
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