JP6440022B2 - 車両のシート構造 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のシート構造に関する。
特許文献1には、シートクッションの骨格を構成するシートクッションフレームが記載されている。このシートクッションフレームは、左右のサイドフレームと、左右のサイドフレームに対しこれらの前方側端部間及び後方側端部間にそれぞれ掛け渡されて各々の両端面が固着されたフロントクロスメンバ及びリヤクロスメンバとを備えて、平面視略四角形の枠状に構成される。
特開2006−193040号公報
特許文献1のようなシートクッションフレーム(クッションフレーム)に、シート幅方向に延び、その両端部が左右のサイドフレーム(クッションサイドフレーム)の中間部にそれぞれ固着されるセンターブラケットを設ける場合がある。このようなセンターブラケットをシートクッションの変曲点の鉛直下方を通る位置に配置すると、着座者に違和感を与える可能性がある。
そこで、本発明は、シートの変曲点の鉛直下方を通るセンターブラケットが着座者に与える違和感を低減することが可能な車両のシート構造の提供を目的とする。
上記目的を達成すべく、本発明のシート構造は、クッションフレームとセンターブラケットとを備える。クッションフレームは、シート幅方向の両側で前後方向に相対向して延びる1対のクッションサイドフレームを有する。センターブラケットは、シートクッションの変曲点の鉛直下方を通り、シート幅方向に延びて1対のクッションサイドフレーム同士を連結する。センターブラケットの上面は、センターブラケットの後端においてシート幅方向両側の高位置面の後端の間が高位置面の後端よりも低い低位置面の後端となり、且つ低位置面の略全域が高位置面よりも低い平坦面状となるように、シート幅方向の中央が後方に向かって階段状に低くなる段差形状を有する。

上記シート構造は、サスペンション機構を備えるサスペンションシートのシート構造であってもよく、センターブラケットには、サスペンション機構が取付けられてもよい。
シートクッションの変曲点とは、シートクッションの正規位置に標準体型の乗員が着座した場合に、その乗員(着座者)の太腿が下方から受ける圧力が大きく変わる前後方向の位置であり、シートクッションに設定されるヒップポイント(着座者の臀部を支持する設計上の位置)から前方への所定距離だけ離れた位置として規定される。
上記構成では、変曲点の鉛直下方を通るセンターブラケットの上面が、シート後方に向かって階段状に低くなる段差形状を有するので、着座者が太腿に感じる違和感を低減することができる。
本発明によれば、シートの変曲点の鉛直下方を通るセンターブラケットが着座者に与える違和感を低減することができる。
本発明の一実施形態に係るサスペンションシートの外観及び一部の内部構造の概略を示す斜視図である。 クッションフレーム及びセンターブラケットを示す斜視図である。 シートクッションの要部を示す側断面図である。 シートクッションの変曲点とヒップポイントとを示す側面図である。
以下、本発明の一実施形態に係る車両のサスペンションシート(以下シートと略称する)1について、図面に基づいて説明する。なお、以下の説明における前後左右は、シート1の着座者が向く方向を前方とした場合の前後左右を意味する。
図1に示すように、シート1は、着座者の臀部を支持するシートクッション2と、着座者の背部を支持するシートバック3とを備える。車室内の床面6には、前後方向に沿って延びる左右1対のロアレール7が固定され、左右のロアレール7は、左右のアッパレール8を前後方向にスライド移動自在にそれぞれ支持する。
シートクッション2のバッド材2a(図3参照)は、骨格部材であるクッションフレーム4によって支持される。クッションフレーム4は、前フレーム10と左右の横フレーム(シートクッションサイドフレーム)11とを有し、アッパレール8の上方に配置される。前フレーム10はシート幅方向(左右方向)に延び、横フレーム11は前後方向に延びる。横フレーム11とアッパレール8とは前後2本(左右前後で4本)の平行リンク13によって連結され、平行リンク13は、サスペンション機構14とともにサスペンション装置15を構成する。各平行リンク13の上端部と下端部とは、横フレーム11とアッパレール8とに対して回転自在に支持され、アッパレール8に対するクッションフレーム4(シートクッション2)の上下動が平行リンク13によって許容される。サスペンション機構14は、アッパレール8とクッションフレーム4との間に介在し、コイルバネやエアサスペンションや磁気サスペンション等を用いて床面6等に伝達された衝撃や振動等から着座者を隔離するとともに、着座者に起因する衝撃や振動等を減衰させる機構であり、サスペンション装置15は、クッションフレーム4と床面6との間の相対的な上下動を許容した状態でクッションフレーム4を下方から支持する。
図2〜図4に示すように、クッションフレーム4の左右の横フレーム11には、横フレーム11の間でシート幅方向の延びるセンターブラケット16の両端部16aが固定され、センターブラケット16には、サスペンション機構14の構成部品が取付けられる。
センターブラケット16は、シートクッション2の変曲点IPの鉛直下方を通る位置に配置される板状部材であり、変曲点IPの鉛直下方となるセンターブラケット16のシート幅方向の中央部の上面は、後方に向かって階段状に低くなる段差形状を有する。本実施形態の段差形状は、前方の高位置面17から後方の低位置面18に下がる2段形状であり、高位置面17の後縁と低位置面18の前縁との間は、後斜め下方へ向かう傾斜面19によって連続する。なお、段差形状の段数は上記2段に限定されず、3段以上であってもよい。
シートクッション2の変曲点とは、シートクッション2の正規位置に標準体型の乗員が着座した場合に、その乗員(着座者)の太腿が下方から受ける圧力が大きく変わる前後方向の位置であり、シートクッション2に設定されるヒップポイント(着座者の臀部を支持する設計上の位置)HPから前方へ所定距離だけ離れた位置として規定される。
本実施形態によれば、変曲点IPの鉛直下方を通るセンターブラケット16の上面が、後方に向かって階段状に低くなる段差形状を有するので、着座者が太腿に感じる違和感を低減することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を適用した実施形態について説明したが、この実施形態による本発明の開示の一部をなす論述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、この実施形態に基づいて当業者等によりなされる他の実施形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれることは勿論である。
例えば、センターブラケット16はサスペンション機構14以外の部品が取付けられる部材であってもよい。また、本発明のシート構造が適用可能なシートはサスペンションシートに限定されず、シートクッション2の変曲点IPの鉛直下方にセンターブラケットが設けられるシートであれば適用可能である。
本発明のシート構造は、車両の様々なシートに適用することができる。
1 シート(サスペンションシート)
2 シートクッション
3 シートバック
4 クッションフレーム
6 床面
13 平行リンク
14 サスペンション機構
15 サスペンション装置
16 センターブラケット

Claims (2)

  1. シート幅方向の両側で前後方向に相対向して延びる1対のクッションサイドフレームを有するクッションフレームと、
    シートクッションの変曲点の鉛直下方を通り、シート幅方向に延びて前記1対のクッションサイドフレーム同士を連結するセンターブラケットと、を備え、
    前記センターブラケットの上面は、前記センターブラケットの後端においてシート幅方向両側の高位置面の後端の間が前記高位置面の後端よりも低い低位置面の後端となり、且つ前記低位置面の略全域が前記高位置面よりも低い平坦面状となるように、シート幅方向の中央が後方に向かって階段状に低くなる段差形状を有する
    ことを特徴とする車両のシート構造。
  2. サスペンション機構を備えるサスペンションシートのシート構造であって、
    前記センターブラケットには、前記サスペンション機構が取付けられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の車両のシート構造。
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