JP6107780B2 - 車両の制御装置 - Google Patents
車両の制御装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6107780B2 JP6107780B2 JP2014199585A JP2014199585A JP6107780B2 JP 6107780 B2 JP6107780 B2 JP 6107780B2 JP 2014199585 A JP2014199585 A JP 2014199585A JP 2014199585 A JP2014199585 A JP 2014199585A JP 6107780 B2 JP6107780 B2 JP 6107780B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- seat
- air
- air conditioner
- row
- vehicle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Air-Conditioning For Vehicles (AREA)
Description
前席用空調装置および該前席用空調装置とは別個独立した後席用空調装置を有し、あらかじめ設定された停止条件に基づいてエンジンを自動停止するようにした車両の制御装置であって、
乗員が着座されるシートとして、前方から後方へ順次、運転席を含む第1列目シート、第2列目シート、第3列目シートを有し、
前記第3列目シートの後方に、車室内圧力が高くなったときに、車室内圧力を外気に逃がすエキストラクタが設けられ、
内気循環での空調中にエンジン自動停止されたときに、前記前席用空調装置における前席用ブロアおよび前記後席用空調装置における後席用ブロアをそれぞれ風量を低下させた状態で継続して作動させる一方、該前席用空調装置が外気を導入する状態に切換えられる、
ようにしてある。
前席用空調装置および該前席用空調装置とは別個独立した後席用空調装置を有する車両の制御装置であって、
乗員が着座されるシートとして、前方から後方へ順次、運転席を含む第1列目シート、第2列目シート、第3列目シートを有し、
前記第3列目シートの後方に、車室内圧力が高くなったときに、車室内圧力を外気に逃がすエキストラクタが設けられ、
前記各空調装置のブロア風量が所定値以下の小さいときでしかも前記前席用空調装置における空調状態として内気循環の状態が第2所定時間以上継続されたときに、前記前席用空調装置が外気を導入する状態に切換えられる、
ようにしてある。
エンジン自動停止から第1所定時間以上経過したことを条件として、前記前席用空調装置が外気を導入する状態に切換えられる、ようにしてある(請求項2対応)。この場合、第3列目シートに空調風が滞留して第3列目シートの乗員が不快感を感じるようになるまでには、ブロア風量が低下されてからしばらく猶予があるので、この猶予期間は外気導入状態への切換えを保留して、好ましい空調状態を極力長く確保する上で好ましいものとなる。
前記後席用空調装置の冷風吹出口が、前記第1列目シートの後部付近でかつ前記第2列目シートの前方に位置され、
前記前席用空調装置が外気を導入する状態への切換えが、冷房時を条件として実行される、
ようにしてある(請求項6対応)。この場合、内気循環でかつブロア風量が小さいときに、冷風の吹出口の位置設定が第3列目シート付近で空調風の滞留を生じさせやすいものとなるが、このような滞留を防止して、第3列目シートの乗員の快適性を確保することができる。
前記後席用空調装置における後席用熱交換器および後席用ブロアがそれぞれ、運転席と助手席との間に位置するセンターコンソール内に配設され、
前記後席用熱交換器の熱容量が、前記前席用熱交換器の熱容量よりも小さくされている、
ようにしてある(請求項8対応)。この場合、熱容量が大きくて大型となる前席用熱交換器を前席用ブロアと共に一般的に行われているインストルメントパネル内に配設しつつ、熱容量が小さくて小型となる後席用熱交換器を後席用ブロアと共にセンターコンソール内に配設して、車室内スペースを極力犠牲にしないようにする上で好ましいものとなる。
(1)車速が0でないとき。
(2)乗員によるブレーキ操作が行われていないとき。
(3)アクセルペダルが踏み込み操作されているとき。
(4)バッテリに関連して、電圧が所定電圧以下の低電圧のとき、充電量があらかじめ設定された所定充電量以下のとき、消費電流があらかじめ設定された所定電流以上のとき、あるいはバッテリ制御システムが異常のとき(異常信号発生のとき)。
(5)ハンドル舵角がニュートラル位置から所定の小舵角範囲内にないとき。
(6)変速機に関連して、変速機がDレンジ位置にないとき、油温が所定温度範囲内にないとき、油圧が所定圧力範囲内にないとき、変速機異常信号が発生されているとき、クラッチ(ロックアップクラッチを含む)に異常があるとき。
(7)エンジンに関連して、冷却水温度が所定温度範囲にないとき、吸気温度が高すぎるとき、大気圧が低いとき。
(8)負圧式倍力装置を含むブレーキ装置でのブレーキ負圧が不足するとき、あるいはエンジンシステムの異常信号が発生されたとき。
(9)車体回りに関連して、イグニッションキーが車外に持ち出されているとき(スマートキーレスエントリーシステムの場合)、シートベルトが取外されているとき、いずれかのドアが開いているとき、あるいはボンネットが開いているとき。
(10)路面の傾斜角度が大きいとき。
(11)空調用コントローラUKから自動停止禁止信号が出力されているとき。この点については、後に詳述する。
(1)空調システムKにおける各種センサ等の異常が発生したとき。
(2)外気温度が、極めて高いとき(例えば40度C以上)、または極めて低いとき(例えば−10度C以下)。
(3)デフロスタを使用しているとき(視界確保を優先)。
(4)乗員により選択された室内温度が、高温側の上限値であるとき(暖房要求が極めて強いとき)。
(5)乗員により選択された室内温度が、低温側の下限値でありかつエアコン作動されているとき(冷房要求が極めて強いとき)。
(6)目標室内温度と実際の室内温度との偏差が所定値よりも大きいとき。
UKR:コントローラ(後席用)
EG:エンジン
ETR:エキストラクタ
K:空調システム
KR:空調システム(後席用)
JS:乗員センサ
S0:温度センサ(前席用ヒータコア温度検出用)
S0R:温度センサ(後席用ヒータコア温度検出用)
S4:温度センサ(前席用エバポレータ温度検出用)
S4R:温度センサ(後席用エバポレータ温度検出用)
4:ブロアファン
4R:ブロアファン(後席用)
5:エバポレータ
5R:エバポレータ(後席用)
10:ヒータコア
10R:ヒータコア(後席用)
50:コンプレッサ
55:コンデンサ
60:ウオータポンプ
Claims (8)
- 前席用空調装置および該前席用空調装置とは別個独立した後席用空調装置を有し、あらかじめ設定された停止条件に基づいてエンジンを自動停止するようにした車両の制御装置であって、
乗員が着座されるシートとして、前方から後方へ順次、運転席を含む第1列目シート、第2列目シート、第3列目シートを有し、
前記第3列目シートの後方に、車室内圧力が高くなったときに、車室内圧力を外気に逃がすエキストラクタが設けられ、
内気循環での空調中にエンジン自動停止されたときに、前記前席用空調装置における前席用ブロアおよび前記後席用空調装置における後席用ブロアをそれぞれ風量を低下させた状態で継続して作動させる一方、該前席用空調装置が外気を導入する状態に切換えられる、
ことを特徴とする車両の制御装置。 - 請求項1において、
エンジン自動停止から第1所定時間以上経過したことを条件として、前記前席用空調装置が外気を導入する状態に切換えられる、ことを特徴とする車両の制御装置。 - 請求項2において、
前記第1所定時間が、外気温度が高いときは低いときに比して短い時間に設定される、ことを特徴とする車両の制御装置。 - 前席用空調装置および該前席用空調装置とは別個独立した後席用空調装置を有する車両の制御装置であって、
乗員が着座されるシートとして、前方から後方へ順次、運転席を含む第1列目シート、第2列目シート、第3列目シートを有し、
前記第3列目シートの後方に、車室内圧力が高くなったときに、車室内圧力を外気に逃がすエキストラクタが設けられ、
前記各空調装置のブロア風量が所定値以下の小さいときでしかも前記前席用空調装置における空調状態として内気循環の状態が第2所定時間以上継続されたときに、前記前席用空調装置が外気を導入する状態に切換えられる、
ことを特徴とする車両の制御装置。 - 請求項4において、
前記第2所定時間が、外気温度が高いときは低いときに比して短い時間に設定される、ことを特徴とする車両の制御装置。 - 請求項1ないし請求項5のいずれか1項において、
前記前席用空調装置の冷風吹出口が、前記第1列目シートの前方に位置され、
前記後席用空調装置の冷風吹出口が、前記第1列目シートの後部付近でかつ前記第2列目シートの前方に位置され、
前記前席用空調装置が外気を導入する状態への切換えが、冷房時を条件として実行される、
ことを特徴とする車両の制御装置。 - 請求項1ないし請求項6のいずれか1項において、
前記後席用空調装置の空調風吸込口が、内気のみを吸い込みようにされている、ことを特徴とする車両の制御装置。 - 請求項1ないし請求項7のいずれか1項において、
前記前席用空調装置における前席用熱交換器および前席用ブロアがそれぞれ、インストルメントパネル内に配設され、
前記後席用空調装置における後席用熱交換器および後席用ブロアがそれぞれ、運転席と助手席との間に位置するセンターコンソール内に配設され、
前記後席用熱交換器の熱容量が、前記前席用熱交換器の熱容量よりも小さくされている、
ことを特徴とする車両の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014199585A JP6107780B2 (ja) | 2014-09-30 | 2014-09-30 | 車両の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014199585A JP6107780B2 (ja) | 2014-09-30 | 2014-09-30 | 車両の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016068733A JP2016068733A (ja) | 2016-05-09 |
JP6107780B2 true JP6107780B2 (ja) | 2017-04-05 |
Family
ID=55863777
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014199585A Active JP6107780B2 (ja) | 2014-09-30 | 2014-09-30 | 車両の制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6107780B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6950467B2 (ja) | 2017-11-06 | 2021-10-13 | トヨタ自動車株式会社 | 車両用空調装置 |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS584616A (ja) * | 1981-06-29 | 1983-01-11 | Mazda Motor Corp | 車両の換気装置 |
JPH0319708U (ja) * | 1989-07-06 | 1991-02-26 | ||
JPH0725224A (ja) * | 1993-07-08 | 1995-01-27 | Mazda Motor Corp | 車両用空調装置 |
JP3576635B2 (ja) * | 1995-06-01 | 2004-10-13 | 株式会社ゼクセルヴァレオクライメートコントロール | 車両用空調装置 |
JP2005041356A (ja) * | 2003-07-23 | 2005-02-17 | Zexel Valeo Climate Control Corp | 車両用換気システム |
US20090088064A1 (en) * | 2007-09-28 | 2009-04-02 | Chien-Erh Lin | Motor vehicle air cooling method and system |
JP5640936B2 (ja) * | 2011-09-14 | 2014-12-17 | 株式会社デンソー | 車両用空調装置 |
JP5935723B2 (ja) * | 2013-03-06 | 2016-06-15 | 株式会社デンソー | 車両用空調装置 |
-
2014
- 2014-09-30 JP JP2014199585A patent/JP6107780B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016068733A (ja) | 2016-05-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6172017B2 (ja) | 車両用空調制御装置 | |
JP6040622B2 (ja) | 車両用空調制御装置 | |
JP6032073B2 (ja) | 車両用空調制御装置 | |
JP6142850B2 (ja) | 車両の制御装置 | |
JP6332558B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2007267494A (ja) | 冷却システムおよびこれを搭載する自動車並びに冷却システムの制御方法 | |
JP6363972B2 (ja) | 車両用空調装置 | |
JP2012236495A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP6070068B2 (ja) | 車両用空調制御装置 | |
JP6102847B2 (ja) | 車両の制御装置 | |
JP6102875B2 (ja) | 車両の制御装置 | |
JP6079699B2 (ja) | 車両用空調制御装置 | |
JP6107780B2 (ja) | 車両の制御装置 | |
JP2005248796A (ja) | 車両の制御装置 | |
JP6107781B2 (ja) | 車両の制御装置 | |
JP6164185B2 (ja) | 車両の制御装置 | |
JP6090235B2 (ja) | 車両用空調制御装置 | |
JP6102848B2 (ja) | 車両の制御装置 | |
JP6090218B2 (ja) | 車両用空調制御装置 | |
JP6142851B2 (ja) | 車両の制御装置 | |
JP5966983B2 (ja) | 車両用空調制御装置 | |
JP6160533B2 (ja) | 車両用空調制御装置 | |
JP2006205823A (ja) | 車両用空調装置 | |
JP6036430B2 (ja) | 車両用空調制御装置 | |
JP2014180887A (ja) | 車両用空調制御装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160323 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170131 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20170207 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20170220 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6107780 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |