JP5871841B2 - キャリア周波数オフセット補正方法及び装置 - Google Patents
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Description
本開示では、例えば、無線LAN規格のIEEE 802.11a、g、nのようなOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)、あるいはWiGigのようなSC−FDE(Single Carrier Frequency Domain Equalizer)など、受信部にDFT(Discrete Fourier Transformation)及びIDFT(Inverse Discrete Fourier Transformation)を含む無線通信装置の例を示す。
以下、図面を参照しながら本開示に係る実施形態を詳細に説明する。本開示に係るキャリア周波数オフセット補正方法、及びキャリア周波数オフセット補正装置は、実施形態の無線通信装置において実現される。なお、以下の説明において用いる図について、同一の構成要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1は、本開示の実施の形態1における無線通信装置の受信部の構成を示すブロック図である。実施の形態1の無線通信装置は、RF処理部1、ADC部2、AGC部3、同期検出部4、周波数補正部5、S/P変換部6、DFT部7、伝送路補正部8、位相誤差補正部9、IDFT部10、P/S変換部11、残留キャリア周波数オフセット補正部12、復調部13を有する。
図10は、本開示の実施の形態2における残留キャリア周波数オフセット補正部の構成を示すブロック図である。実施の形態2は、残留キャリア周波数オフセット補正部12の構成を変更した例である。その他の構成は前述した実施の形態1と同様である。
図11は、本開示の実施の形態3における残留シンボル同期ずれ補正部の構成を示すブロック図である。実施の形態3は、残留シンボル同期ずれ補正部95の構成を変更した例である。その他の構成は前述した実施の形態1と同様である。
図12は、本開示の実施の形態4における無線通信装置の受信部の構成を示すブロック図である。実施の形態4の無線通信装置は、残留キャリア周波数オフセット補正部12Aを、IDFT部10とP/S変換部11との間に設けた構成例である。その他の構成は前述した実施の形態1と同様である。
図13は、本開示の実施の形態5における無線通信装置の受信部の構成を示すブロック図である。実施の形態5の無線通信装置は、図1に示した実施の形態1における位相誤差補正部9の代わりに、位相誤差推定部15と時間領域残留シンボル同期ずれ補正部16とを有する。
図18は、本開示の実施の形態6における無線通信装置の受信部の構成を示すブロック図である。実施の形態6の無線通信装置は、実施の形態5の構成に対し、時間領域残留シンボル同期ずれ補正部16と残留キャリア周波数オフセット補正部12の順序を入れ替え、残留キャリア周波数オフセット補正部12を前段に配置した例である。その他の構成は前述した実施の形態5と同様である。
2 ADC部
3 AGC部
4 同期検出部
5 周波数補正部
6 S/P変換部
7 DFT部
8 伝送路補正部
9 位相誤差補正部
90 信号抽出部
91 誤差ベクトル算出部
910−00〜910−07 複素乗算器
92 位相誤差算出部
920−00〜920−07 ベクトル−位相変換部
921−00〜921−07 アンラッピング部
93 残留位相誤差算出部
94 残留シンボル同期ずれ算出部
940−00〜940−63 乗算器
95 残留シンボル同期ずれ補正部
950−00〜950−63 位相−ベクトル変換部
951−00〜951−63 共役変換部
952−00〜952−63 複素乗算器
953−00〜953−63 ゲイン乗算部
954−00〜954−63 CORDIC部
10 IDFT部
11 P/S変換部
12、12A 残留キャリア周波数オフセット補正部
120 位相−ベクトル変換部
121 共役変換部
122 複素乗算器
123 ゲイン乗算部
124 CORDIC部
13 復調部
15 位相誤差推定部
16 時間領域残留シンボル同期ずれ補正部
160 IQ分離部
161 補正係数選択部
162−I−00〜162−I−09、162−Q−00〜162−Q−09 FF部
163−I−00〜163−I−10、163−Q−00〜163−Q−10 乗算器
164−I、164−Q 加算器
165 IQ統合部
Claims (12)
- 受信部において、粗いキャリア周波数オフセット補正、粗いシンボル同期ずれ補正の後、特定の参照信号を有する送信信号を受信した受信信号の中から、前記特定の参照信号を抽出して、周波数領域の受信参照信号を取得し、
前記周波数領域の受信参照信号と前記送信信号における特定の参照信号を周波数領域で表した送信参照信号とを周波数ごとに比較して複数の誤差ベクトルを得て、
前記複数の誤差ベクトルから、周波数領域における直線近似による位相誤差を推定し、位相誤差の傾きを残留シンボル同期ずれ、位相誤差のオフセットを残留キャリア周波数オフセットとして求め、
前記残留シンボル同期ずれの補正を周波数領域において行い、
前記残留キャリア周波数オフセットの補正を、周波数領域から時間領域に変換した受信信号に対して行う、キャリア周波数オフセット補正方法。 - 受信部において、粗いキャリア周波数オフセット補正、粗いシンボル同期ずれ補正の後、特定の参照信号を有する送信信号を受信した受信信号の中から、前記特定の参照信号を抽出して、周波数領域の受信参照信号を取得し、
前記周波数領域の受信参照信号と前記送信信号における特定の参照信号を周波数領域で表した送信参照信号とを周波数ごとに比較して複数の誤差ベクトルを得て、
前記複数の誤差ベクトルから、周波数領域における直線近似による位相誤差を推定し、位相誤差の傾きを残留シンボル同期ずれ、位相誤差のオフセットを残留キャリア周波数オフセットとして求め、
前記残留シンボル同期ずれの補正、及び前記残留キャリア周波数オフセットの補正を、周波数領域から時間領域に変換した受信信号に対して行う、キャリア周波数オフセット補正方法。 - 請求項1または請求項2に記載のキャリア周波数オフセット補正方法であって、
前記位相誤差の推定において、前記複数の誤差ベクトルをベクトルから位相に変換し、変換後の位相にアンラッピング処理を施し、直線近似を行う、キャリア周波数オフセット補正方法。 - 請求項1または請求項2に記載のキャリア周波数オフセット補正方法であって、
時間領域における前記残留キャリア周波数オフセットの補正において、前記位相誤差のオフセットを位相からベクトルに変換し、変換後のベクトルの共役の複素数を補正値とし、前記補正値と時間領域の受信信号とを複素乗算することにより、残留キャリア周波数オフセットを補正する、キャリア周波数オフセット補正方法。 - 請求項1または請求項2に記載のキャリア周波数オフセット補正方法であって、
時間領域における前記残留キャリア周波数オフセットの補正において、前記位相誤差のオフセットを−1倍した位相を補正値とし、前記補正値と時間領域の受信信号と合わせてCORDIC演算することにより、残留キャリア周波数オフセットを補正する、キャリア周波数オフセット補正方法。 - 請求項1に記載のキャリア周波数オフセット補正方法であって、
周波数領域における前記残留シンボル同期ずれの補正において、前記位相誤差の傾きと周波数に対応した係数とを乗算して各周波数のシンボル同期ずれ量を求め、周波数ごとに、前記シンボル同期ずれ量を位相からベクトルに変換し、変換後のベクトルの共役の複素数を補正値とし、前記補正値と周波数領域の受信信号とを複素乗算することにより、残留シンボル同期ずれを補正する、キャリア周波数オフセット補正方法。 - 請求項1に記載のキャリア周波数オフセット補正方法であって、
周波数領域における前記残留シンボル同期ずれの補正において、前記位相誤差の傾きと周波数に対応した係数とを乗算して各周波数のシンボル同期ずれ量を求め、周波数ごとに、前記シンボル同期ずれ量を−1倍した位相を補正値とし、前記補正値と周波数領域の受信信号と合わせてCORDIC演算することにより、残留シンボル同期ずれを補正する、キャリア周波数オフセット補正方法。 - 請求項2に記載のキャリア周波数オフセット補正方法であって、
時間領域における前記残留シンボル同期ずれの補正において、同期補正を行うフィルタを用い、前記位相誤差の傾きをシンボル同期ずれ量に変換し、前記シンボル同期ずれ量に対応するフィルタ係数を選択し、時間領域の受信信号を前記フィルタに通過させることにより、残留シンボル同期ずれを補正する、キャリア周波数オフセット補正方法。 - 請求項2に記載のキャリア周波数オフセット補正方法であって、
時間領域において、前記残留キャリア周波数オフセットの補正を行った後、前記残留シンボル同期ずれの補正を行う、キャリア周波数オフセット補正方法。 - 請求項2に記載のキャリア周波数オフセット補正方法であって、
時間領域において、前記残留シンボル同期ずれの補正を行った後、前記残留キャリア周波数オフセットの補正を行う、キャリア周波数オフセット補正方法。 - 受信部において、粗いキャリア周波数オフセット補正、粗いシンボル同期ずれ補正の後、特定の参照信号を有する送信信号を受信した受信信号の中から、前記特定の参照信号を抽出して、周波数領域の受信参照信号を取得する信号抽出部と、
前記周波数領域の受信参照信号と前記送信信号における特定の参照信号を周波数領域で表した送信参照信号とを周波数ごとに比較して複数の誤差ベクトルを得る誤差ベクトル算出部と、
前記複数の誤差ベクトルから、周波数領域における直線近似による位相誤差を推定し、位相誤差の傾きを残留シンボル同期ずれ、位相誤差のオフセットを残留キャリア周波数オフセットとして求める残留位相誤差算出部と、
前記残留シンボル同期ずれの補正を周波数領域において行う残留シンボル同期ずれ補正部と、
周波数領域の前記受信信号を時間領域に変換する周波数−時間変換部と、
前記残留キャリア周波数オフセットの補正を、周波数領域から時間領域に変換した受信信号に対して行う残留キャリア周波数オフセット補正部と、
を有するキャリア周波数オフセット補正装置。 - 受信部において、粗いキャリア周波数オフセット補正、粗いシンボル同期ずれ補正の後、特定の参照信号を有する送信信号を受信した受信信号の中から、前記特定の参照信号を抽出して、周波数領域の受信参照信号を取得する信号抽出部と、
前記周波数領域の受信参照信号と前記送信信号における特定の参照信号を周波数領域で表した送信参照信号とを周波数ごとに比較して複数の誤差ベクトルを得る誤差ベクトル算出部と、
前記複数の誤差ベクトルから、周波数領域における直線近似による位相誤差を推定し、位相誤差の傾きを残留シンボル同期ずれ、位相誤差のオフセットを残留キャリア周波数オフセットとして求める残留位相誤差算出部と、
周波数領域の前記受信信号を時間領域に変換する周波数−時間変換部と、
前記残留キャリア周波数オフセットの補正を、周波数領域から時間領域に変換した受信信号に対して行う残留キャリア周波数オフセット補正部と、
前記残留シンボル同期ずれの補正を、周波数領域から時間領域に変換した受信信号に対して行う時間領域残留シンボル同期ずれ補正部と、
を有するキャリア周波数オフセット補正装置。
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