JP5707884B2 - マイクロポンプ及びこれを用いた半導体装置 - Google Patents
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Description
熱源側に位置する高温側部材と、
放熱側に位置する低温側部材と、
前記高温側部材と前記低温側部材の間に位置する中間層と、
前記中間層と前記低温側部材の間で流路の一部を形成するチャンバーと、
を備え、
前記中間層は、ダイアフラムと、前記高温側部材からの吸熱及び前記低温側部材からの放熱により前記ダイアフラムを変位させる変位手段と、を含み、
前記ダイアフラムは、変位前の第1位置と、前記変位により前記低温側部材と接する第2位置との間を変位することにより、前記チャンバー内への流体の取り込みと排出を行なわせる。
上述した構成を有するマイクロポンプと、
前記マイクロポンプの高温側部材に接触する半導体素子と、
前記マイクロポンプに接続されて前記流体を循環させる循環系と
を含む。
(付記1)
熱源側に位置する高温側部材と、
放熱側に位置する低温側部材と、
前記高温側部材と前記低温側部材の間に位置する中間層と、
前記中間層と前記低温側部材の間で流路の一部を形成するチャンバーと、
を備え、
前記中間層は、ダイアフラムと、前記高温側部材からの吸熱及び前記低温側部材からの放熱により前記ダイアフラムを変位させる変位手段(31,32,253)と、を含み、
前記ダイアフラムは、変位前の第1位置と、前記変位により前記低温側部材と接する第2位置との間を変位することにより、前記チャンバー内への流体の取り込みと排出を行なわせることを特徴とするマイクロポンプ。
(付記2)
前記変位手段は、第1の線膨張係数を有して前記高温側部材側に位置する第1部材と、前記第1の線膨張係数よりも小さい第2の線膨張係数を有して前記高温側部材と反対側に位置する第2部材とを含むバイメタルであることを特徴とする付記1に記載のマイクロポンプ。
(付記3)
前記ダイアフラムは、前記第1位置において前記高温側部材と接していることを特徴とする付記2に記載のマイクロポンプ。
(付記4)
前記変位手段は、前記ダイアフラムと前記高温側部材の間に配置される片持ち梁構造のバイメタルであることを特徴とする付記2に記載のマイクロポンプ。
(付記5)
前記片持ち梁構造のバイメタルは、前記高温側部材からの熱により湾曲して、前記ダイアフラムを前記低温側部材と接する前記第2の位置へ変位させることを特徴とする付記4に記載のマイクロポンプ
(付記6)
前記中間層は、前記チャンバーに前記流体を導入する流体導入路に位置する第1バルブと、前記チャンバーから前記流体を排出する流体排出路に位置する第2バルブをさらに含み、前記ダイアフラム、前記第1バルブ、及び前記第2バルブは一体形成されていること
いることを特徴とする付記1〜5のいずれか1に記載のマイクロポンプ。
(付記7)
前記ダイアフラムの前記第1部材と前記第2部材の少なくとも一方は半導体であることを特徴とする付記1〜6のいずれか1に記載のマイクロポンプ。
(付記8)
前記ダイアフラムの前記第1部材と前記第2部材の少なくとも一方は金属であることを特徴とする付記1〜6のいずれか1に記載のマイクロポンプ。
(付記9)
前記ダイアフラムの第1部材は、Al、Cu、Se、Ni又はこれらを含む合金であることを特徴とする付記1〜6のいずれか1に記載のマイクロポンプ。
(付記10)
前記ダイアフラムの第2部材は、Si、Mo、W、Cr、Ni又はこれらを含む合金であることを特徴とする付記1〜6のいずれか1に記載のマイクロポンプ。
(付記11)
前記バイメタルの表面は高分子膜で保護されていることを特徴とする付記1〜10のいずれか1に記載のマイクロポンプ。
(付記12)
前記高温側部材は、前記熱源と接して熱を受け取る受熱部(21)と、前記受熱部で受け取った熱を前記変位手段へ伝えて前記変位手段との接触、非接触を制御する接触調整手段とを含むことを特徴とする付記1に記載のマイクロポンプ。
(付記13)
前記低温側部材は、内部に流体が通るチャネルを有し、前記チャネル壁面から前記流体へ熱交換を行うことを特徴とする付記1に記載のマイクロポンプ。
(付記14)
付記1〜6のいずれか1に記載のマイクロポンプと、
前記マイクロポンプの高温側部材に接触する半導体素子と、
前記マイクロポンプに接続されて前記流体を循環させる循環系と
を含む半導体装置。
(付記15)
前記循環系に接続される主ポンプをさらに含むことを特徴とする付記14に記載の半導体装置。
(付記16)
前記循環系に接続され、前記マイクロポンプの低温側部材と接触するウォータジャケットをさらに含むことを特徴とする付記14又は15に記載の半導体装置。
20 高温側部材
21 受熱部
22 伝熱部(接触調整手段)
25、61 シリコン基板
30、230 中間層
31、231 バイメタルの第1部材(高CTE部材)
32、232 バイメタルの第2部材(低CTE部材)
33、233 ダイアフラム
34 流体導入路
35、235 インバルブ
36 流体排出路
37、237 アウトバルブ
38 保持部
40 低温側部材
41 シリコン基板(第3基板)
50 第2基板
51 断熱材(永久レジスト)
52 断熱材(エポキシ接着剤)
60 第1基板
253 変位手段
Claims (7)
- 熱源である半導体素子との接触面を有する高温側部材と、
放熱側に位置する低温側部材と、
前記高温側部材と前記低温側部材の間に位置する中間層と、
前記中間層と前記低温側部材の間で流路の一部を形成するチャンバーと、
を備え、
前記中間層は、ダイアフラムと、前記高温側部材からの吸熱及び前記低温側部材からの放熱により前記ダイアフラムを変位させる変位手段と、を含み、
前記ダイアフラムは、変位前の第1位置と、前記変位により前記低温側部材と接する第2位置との間を変位することにより、前記チャンバー内への流体の取り込みと排出を行なわせることを特徴とするマイクロポンプ。 - 前記変位手段は、第1の線膨張係数を有して前記高温側部材側に位置する第1部材と、前記第1の線膨張係数よりも小さい第2の線膨張係数を有して前記高温側部材と反対側に位置する第2部材とを含むバイメタルであることを特徴とする請求項1に記載のマイクロポンプ。
- 前記ダイアフラムは、前記第1位置において前記高温側部材と接していることを特徴とする請求項2に記載のマイクロポンプ。
- 前記変位手段は、前記ダイアフラムと前記高温側部材の間に配置される片持ち梁構造のバイメタルであることを特徴とする請求項2に記載のマイクロポンプ。
- 前記中間層は、前記チャンバーに前記流体を導入する流体導入路に位置する第1バルブと、前記チャンバーから前記流体を排出する流体排出路に位置する第2バルブをさらに含み、前記ダイアフラム、前記第1バルブ、及び前記第2バルブは一体形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のマイクロポンプ。
- 請求項1〜5のいずれか1項に記載のマイクロポンプと、
前記マイクロポンプの高温側部材に接触する半導体素子と、
前記マイクロポンプに接続されて前記流体を循環させる循環系と
を含む半導体装置。 - 前記循環系に接続される主ポンプをさらに含むことを特徴とする請求項6に記載の半導体装置。
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JP2010254252A JP5707884B2 (ja) | 2010-11-12 | 2010-11-12 | マイクロポンプ及びこれを用いた半導体装置 |
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JP2010254252A JP5707884B2 (ja) | 2010-11-12 | 2010-11-12 | マイクロポンプ及びこれを用いた半導体装置 |
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Family Applications (1)
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JP2010254252A Active JP5707884B2 (ja) | 2010-11-12 | 2010-11-12 | マイクロポンプ及びこれを用いた半導体装置 |
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2010
- 2010-11-12 JP JP2010254252A patent/JP5707884B2/ja active Active
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