JP5392491B2 - 冷媒回路 - Google Patents
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Description
以下に添付図面を参照して、本発明に係る自動販売機における冷媒回路の好適な実施例1を詳細に説明する。なお、この実施例1によりこの発明が限定されるものではない。
分流器64は、膨張器63で断熱膨張させられた冷媒を蒸発器65a,庫内熱交換器65b、65cに分配するためのものである。
第2の膨張器79は、加熱運転時に通過する冷媒を減圧して断熱膨張させるものであり、たとえばキャピラリ、温度膨張弁、電子膨張弁である。
冷却/加熱ユニット60の冷媒回路構成について、図3を参照しつつ詳述する。冷媒回路は、庫内を冷却のみを行う冷却循環回路60Aと庫内の冷却加熱を同時に行う(ヒートポンプ運転を行う)加熱冷却循環回路60Bを有している。なお、図中の点線の囲いは、冷却専用の商品収納庫40aと、冷却加熱兼用の商品収納庫40b、40cを模式的に示している。
実施例2は、請求項2に関する冷媒回路に係り、リターンパイプ80から戻り冷媒がサクションパイプ61sおよびプロセスパイプ61pに選択的に分岐される冷媒回路である。実施例2は、図9の冷媒回路図に示すように実施例1と比較して、リターンパイプ80からの配管がアキュムレータ69を経由して選択電磁弁81、サクションパイプ61sに接続する配管と、選択電磁弁82、プロセスパイプ61pに接続する配管とに分岐をして圧縮機61に接続している点が異なる。その他の構造は実施例1と同一であるので、詳細な説明は、省略をする。
また、外気温センサ78よりの読み込み温度が低い場合には、選択電磁弁81を閉止し、選択電磁弁82を開成する。このとき圧縮機61のピストンシリンダ部61pcで圧縮された高温冷媒は、図10(b)の太線で示すようにディスチャージパイプ61dより加熱器電磁弁68b、68c、接続点168b、168cを経由して庫内熱交換器65b、65cに流入する。庫内熱交換器65b、65cに流入した冷媒は凝縮し、商品収納庫40b、40cを加熱し、逆止弁71,71を介して集合し、補助熱交換器76でさらに凝縮して第2の膨張器79に流入する。第2の膨張器79に流入した冷媒は、膨張して低温低圧の気液二相流となり分流器64、第1の冷却器入口電磁弁70aを経由して蒸発器65aに流入する。蒸発器65aに流入した冷媒は、蒸発して商品収納庫40aを冷却し、集合器67、アキュムレータ69を経由して圧縮機61のプロセスパイプ61pに入り、本体61f内で加熱されたのちサクションポート61spからピストンシリンダ部61pcに戻る。
また、選択電磁弁81、82の切替えは、冷却加熱の運転モードにより行ってもよい。例えば、冷却のみの運転時にはリターンパイプ80からの戻り冷媒をサクションパイプ61sに戻す態様で開閉することにより蒸発温度を低く維持して冷却効率を向上させ、また、冷却加熱運転時には、プロセスパイプ61pに戻す態様で開閉することにより、凝縮温度を高く維持して加熱効率を向上させてもよい。
実施例3は請求項5に係る冷媒回路で、複数の商品収納庫で加熱運転のみを行うときにおいても、ヒートポンプ運転ができる態様で庫外に蒸発用の熱交換器を設けている冷媒回路である。実施例3は図11で示すように実施例2と比較して、分流器64の出口部から電磁弁83、庫外蒸発器65d、電磁弁84を経由して集合器67の出口部と繋ぐ管路を設けた点が異なる。その他の構造は実施例2と同一であるので、詳細な説明は、省略をする。
かかる構成で運転モード設定SW91の操作により運転モードをCHHモードに設定すると、制御手段90は、加熱器電磁弁68b、68c、第1の冷却器入口電磁弁70aを開成し、凝縮器電磁弁68、第2の冷却器入口電磁弁70b、70c、冷却器出口電磁弁72b、72c、電磁弁83,84を閉止する。そして、外気温度センサ78により外気温度が所定の温度(例えば10℃)よりも低い時には、選択電磁弁81を閉止し、選択電磁弁82を開成する。このとき圧縮機61内のピストンシリンダ部61pcで圧縮された高温冷媒は、図12(a)の太線で示すようにディスチャージパイプ61dより加熱器電磁弁68b、68c、接続点168b、168cを経由して庫内熱交換器65b、65cに流入する。庫内熱交換器65b、65cに流入した冷媒は凝縮して商品収納庫40b、40cを加熱し、逆止弁71,71を介して集合し、補助熱交換器76でさらに凝縮して第2の膨張器79に流入する。第2の膨張器79に流入した冷媒は、膨張して低温低圧の気液二相流となり、分流器64、第1の冷却器入口電磁弁70aを経由して蒸発器65aに流入する。蒸発器65aに流入した冷媒は、蒸発して商品収納庫40aを冷却し、集合器67、アキュムレータ69、選択電磁弁82を経由して圧縮機61のプロセスパイプ61pに入り、本体61f内で加熱されたのちサクションポート61spからピストンシリンダ部61pcに戻る。
実施例4は、請求項6に関する冷媒回路に係り、図13に示すように実施例2と比較すると第2の室内熱交換器を冷却用および加熱用の熱交換器に分離し、第1の室内熱交換器と冷却用熱交換器とにそれぞれ膨張弁を接続する冷媒回路である。
実施例5は、請求項7に関する冷媒回路に係り、図15の冷媒回路に示すように第1の圧縮機611を冷却専用に,第2の圧縮機612を冷却加熱兼用として2台の圧縮機を設け、二の商品収納庫40a、40bを冷却専用とする冷却循環回路602Aと、一の商品収納庫40cを四方弁84の切替えにより冷却加熱兼用とする第2の冷却加熱循環回路602Bとを有する冷媒回路である。
冷却循環回路602Aは、冷却専用の第1の圧縮機611のディスチャージパイプ611dより、凝縮器62を経由して、分流器64に接続し、分流器64よりそれぞれ第1の冷却器入口電磁弁70a,701b、第1の膨張器63a,63b、蒸発器65a,651bを経由して集合器67に接続し、集合器67よりリターンパイプ80、アキュムレータ69を経由して圧縮機611のサクションパイプ611sに戻る回路である。なお、プロセスパイプ611pの終端は閉止されている。
次に、運転モード設定SW91の操作により運転モードを左側および中央の商品収納庫40a、40bを冷却し、右側の商品収納庫40cを加熱するCCHモードに設定すると、制御手段90は、第1の冷却器入口電磁弁70a、701b、加熱器電磁弁68c、選択電磁弁82を開成し、第2の冷却器入口電磁弁70c、選択電磁弁81を閉止する。
20 外扉
30 内扉
40a、40b、40c 商品収納庫
60 冷却/加熱ユニット
61 圧縮機
61d ディスチャージパイプ
61p プロセスパイプ
61sp サクションポート
62 凝縮器
63 第1の膨張器
64 分流器
65a 蒸発器
65b、65c 庫内熱交換器
68 凝縮器電磁弁
68a、68b 加熱器電磁弁
70a 第1の冷却器入口電磁弁
70b、70c 第2の冷却器入口電磁弁
72b、72c 冷却器出口電磁弁
79 第2の膨張器
80 リターンパイプ
81 選択電磁弁(切替手段)
82 選択電磁弁(切替手段)
90 制御装置
91 運転モード選択SW
Claims (7)
- 冷媒を圧縮する圧縮機と、冷媒を凝縮する室外の凝縮器と、冷媒を膨張させる第1の膨張手段と、冷媒を蒸発させて室内を冷却する第1の室内熱交換器とを配管接続し、前記第1の室内熱交換器より冷媒を戻す態様で前記圧縮機にリターンパイプを接続してなる冷却循環回路を構成するとともに、
前記圧縮機と、冷媒を凝縮させて室内を加熱する第2の室内熱交換器と、冷媒を膨張させる第2の膨張手段と、冷媒を蒸発させて室内を冷却する前記第1の室内熱交換器とを配管接続し、前記第1の室内熱交換器より冷媒を戻す態様で前記圧縮機にリターンパイプを接続してなる加熱冷却循環回路を構成した冷媒循環回路において、
前記圧縮機は、その内部に冷媒を圧縮するピストンシリンダ部と、該ピストンシリンダ部内から圧縮した冷媒を流出させる冷媒流出部と、圧縮機内部に開口部を有し圧縮する冷媒を流入される冷媒流入部とを有し、
前記圧縮機の外部には、前記冷媒流出部と直結するディスチャージパイプと、前記冷媒流入部の開口部に連通する態様で、当該開口部の近傍位置に取設されたサクションパイプと、前記冷媒流入部の開口部に連通する態様で、前記サクションパイプよりも離隔した位置に取設されたプロセスパイプとを有し、当該プロセスパイプと前記リターンパイプとを接続したことを特徴とする冷媒回路。 - 前記リターンパイプを前記プロセスパイプ若しくは前記サクションパイプに接続する切替手段を有することを特徴とする請求項1に記載の冷媒回路。
- 前記切替手段は外気温に基づいてリターンパイプを前記プロセスパイプ若しくは前記サクションパイプに接続することを特徴とする請求項2に記載の冷媒回路。
- 前記切替手段は冷却加熱の運転モードに基づいてリターンパイプを前記プロセスパイプ若しくは前記サクションパイプに接続することを特徴とする請求項2に記載の冷媒回路。
- 加熱冷却循環回路に冷媒を蒸発させる室外蒸発器を前記第1の室内熱交換器とリターンパイプとの間に並列に配管接続し、前記第1の室内熱交換器が休止した場合、前記室外蒸発器を介してリターンパイプに冷媒を流すとともに、切替手段によりリターンパイプとプロセスパイプとを接続することを特徴とする請求項2ないし4の何れかに記載の冷媒回路。
- 第2の室内熱交換器を冷却用および加熱用の熱交換器に分離し、第1の室内熱交換器と冷却用熱交換器とにそれぞれ膨張弁を接続してなることを特徴とする請求項1ないし4の何れかに記載の冷媒回路。
- 冷媒を圧縮する第1の圧縮機と、冷媒を凝縮する室外の凝縮器と、冷媒を膨張させる第1の膨張器と、冷媒を蒸発させて室内を冷却する蒸発器と、リターンパイプとにより室内を冷却する冷却循環回路と、
冷媒を圧縮する第2の圧縮機と、冷媒を凝縮して室内を加熱する室内熱交換器と、冷媒を膨張させる第2の膨張器と、冷媒を蒸発させる室外の補助熱交換器とリターンパイプにより室内を加熱する加熱循環回路とを有する冷媒回路において、
前記第1および第2圧縮機は、その内部に冷媒を圧縮するピストンシリンダ部と、該ピストンシリンダ部内から圧縮した冷媒を流出させる冷媒流出部と、圧縮機内部に開口部を有し圧縮する冷媒を流入される冷媒流入部とを有し、
その外部に前記冷媒流出部と直結するディスチャージパイプと、前記冷媒流入部の開口部の近傍に空間を介して取設されたサクションパイプと、前記冷媒流入部の開口部より離間した位置に空間を介して取設されたプロセスパイプとを有し、冷却循環回路のリターンパイプを第1の圧縮機のサクションパイプに接続し、加熱循環回路のリターンパイプを第2の圧縮機のプロセスパイプに接続したことを特徴とする冷媒回路。
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