JP5270932B2 - エポキシ化合物の製造方法 - Google Patents
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Description
で表される脂環式多価エポキシ化合物であって、立体異性体の割合が、1H−NMRスペクトルにおいてシクロヘキサン環とオキシラン環との接合部位のプロトンの低磁場側で観測されるシグナルの積分値Aと高磁場側で観測されるシグナルの積分値Bとの比A/Bで、1.8以上である脂環式多価エポキシ化合物が開示されている。この文献では、前記脂環式多価エポキシ化合物は、下記式(2)
で表されるシクロヘキセン環含有化合物を、過酸化水素により酸化して製造している。また、前記製造方法において使用する触媒として、例えば、タングステン化合物とリン酸類とオニウム塩との組み合わせからなる触媒が記載されている。
本発明では、タングステン化合物、第4級アンモニウム塩及びリン酸類で構成される触媒と塩基性窒素含有化合物との存在下、少なくとも1つの炭素−炭素二重結合を有する不飽和化合物を過酸化水素でエポキシ化し、前記不飽和化合物に対応するエポキシ化合物を製造する。前記エポキシ化反応において、通常、不飽和化合物の二重結合部位がエポキシ化される。
基質としての不飽和化合物は、少なくとも1つの炭素−炭素二重結合(二重結合、又はエチレン結合)を有している限り、特に制限されない。すなわち、前記不飽和化合物は、1分子中に1又は複数の二重結合を有していてもよい。前記不飽和化合物には、(1)二重結合を有する直鎖又は分岐鎖状脂肪族炭化水素、(2)シクロアルケン環(シクロアルカジエン環などのシクロアルカポリエン環も含む)を含有する化合物などが含まれる。これらの化合物は置換基を有していてもよい。なお、液相でエポキシ化反応を行う場合は、前記不飽和化合物として、通常、反応条件下で液体又は固体の(又は液体と混和性のある)不飽和化合物が選択される場合が多い。
で表される化合物や、下記式(4)
で表される化合物などが含まれる。
前記不飽和化合物をエポキシ化するための過酸化水素(又は過酸化水素水溶液)は、慣用の方法で合成してもよく、市販品を用いてもよい。過酸化水素の濃度は、特に制限されないが、取扱性などの観点から、例えば、20〜70w/v%、好ましくは22〜67w/v%、さらに好ましくは25〜65w/v%程度であってもよい。
本発明のエポキシ化反応工程では、前記不飽和化合物を、触媒の存在下、過酸化水素でエポキシ化する。前記触媒は、タングステン化合物、第4級アンモニウム塩及びリン酸類で構成されている。
タングステン化合物は、少なくともタングステン原子を有していればよく、例えば、タングステンのハロゲン化物(例えば、塩化タングステンなど);タングステンの無機酸塩(例えば、硫酸塩、硝酸塩など);タングステンの有機酸塩(例えば、酢酸塩など)であってもよく、タングステンを中心金属とする錯体であってもよい。また、タングステン化合物は、タングステン酸で構成されたポリ酸又はその塩であってもよい。前記ポリ酸又はその塩には、例えば、イソポリ酸又はその塩(例えば、タングステン酸;タングステン酸ナトリウム、タングステン酸カリウムなどのタングステン酸のアルカリ金属塩、タングステン酸アンモニウムなど);ヘテロポリ酸又はその塩[例えば、タングストリン酸(又はリンタングステン酸)(例えば、12−タングストリン酸、11−タングストリン酸など)、バナジウムタングステン酸、モリブデンタングステン酸、マンガンタングステン酸、コバルトタングステン酸、ケイタングステン酸、リンバナドタングステン酸、マンガンモリブデンタングステン酸又はこれらの塩(例えば、アルカリ金属塩など)など]などが含まれる。これらのタングステン化合物は、単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。取扱性、コスト面の観点から、タングステン酸で構成されたポリ酸又はその塩が好ましく、特に、前記イソポリ酸又はその塩(例えば、タングステン酸、タングステン酸ナトリウムなど)などが好適に使用される。
第4級アンモニウム塩には、テトラアルキルアンモニウム塩[例えば、塩化テトラブチルアンモニウム、塩化テトラヘキシルアンモニウム、硫酸水素テトラヘキシルアンモニウム、塩化テトラオクチルアンモニウム、硫酸水素テトラオクチルアンモニウムなどのテトラアルキルアンモニウム塩(テトラC1−20アルキルアンモニウム塩);塩化トリオクチルメチルアンモニウム(TOMAC)、硫酸水素トリオクチルメチルアンモニウム、塩化トリオクチルエチルアンモニウム、硫酸水素トリオクチルエチルアンモニウムなどのトリアルキルアルキルアンモニウム塩(トリC1−20アルキル−C1−10アルキルアンモニウム塩);塩化ジラウリルジメチルアンモニウム、臭化ジステアリルジメチルアンモニウムなどのジアルキルジアルキルアンモニウム塩(ジC1−20アルキル−ジC1−10アルキルアンモニウム塩);臭化ラウリルトリメチルアンモニウム、塩化ステアリルトリメチルアンモニウムなどのアルキルトリアルキルアンモニウム塩(C1−20アルキル−トリC1−10アルキルアンモニウム塩)など];アリール−アルキル−トリアルキルアンモニウム塩[例えば、塩化ベンジルトリC1−10アルキルアンモニウム(例えば、塩化ベンジルトリメチルアンモニウムなど)などのベンジルトリC1−10アルキルアンモニウム塩;塩化ベンジルジC1−10アルキル−C1−20アルキルアンモニウム(例えば、塩化ベンジルジメチルステアリルアンモニウムなど)などのベンジルジC1−10アルキル−C1−20アルキルアンモニウム塩など];塩化セチルピリジニウム、臭化セチルピリジニウム、ヨウ化セチルピリジニウム、硫酸水素セチルピリジニウムなどのアルキルピリジニウム塩(C1−20アルキルピリジニウム塩)などが含まれる。これらの第4級アンモニウム塩は、単独で又は二種以上組み合わせて使用できる。これらの第4級アンモニウム塩のうち、前記タングステン化合物、基質である不飽和化合物などの他の反応成分との親和性の観点などから、側鎖として、炭素数6以上の直鎖状アルキル基を少なくとも1つ有している第4級アンモニウム塩が好ましい。具体的には、例えば、塩化トリオクチルメチルアンモニウム(TOMAC)、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベンジルジメチルステアリルアンモニウムなどが好適に使用される。
リン酸類には、リン酸、ポリリン酸(ピロリン酸、メタリン酸を含む)、(ポリ)リン酸塩{(ポリ)リン酸アンモニウムなどのアンモニウム塩;(ポリ)リン酸の金属塩[例えば、リン酸カリウム、リン酸ナトリウムなどの(ポリ)リン酸アルカリ金属塩;リン酸カルシウムなどの(ポリ)リン酸アルカリ土類金属塩;リン酸水素カリウム、リン酸水素ナトリウムなどの(ポリ)リン酸水素アルカリ金属塩;リン酸水素カルシウムなどの(ポリ)リン酸水素アルカリ土類金属塩;(ポリ)リン酸アルミニウム塩(リン酸ピロリン酸アルミニウム複塩を含む)などの(ポリ)リン酸金属塩]}などが挙げられる。なお、前記リン酸類には、五酸化二リンなどのリン酸類を合成する材料(又は原料)も含まれる。これらのリン酸類は単独で又は二種以上組み合わせてもよい。これらのリン酸類のうち、取扱性、コスト面などの点から、リン酸又はリン酸塩(特に、リン酸)が好ましい。
前記触媒において、第4級アンモニウム塩は、タングステン化合物1モルに対し、例えば、0.01〜5モル当量、好ましくは0.03〜3モル当量、さらに好ましくは0.05〜1モル当量程度の割合で含まれていてもよい。また、リン酸類は、タングステン化合物1モルに対し、例えば、0.1〜10モル当量、好ましくは0.2〜5モル当量、さらに好ましくは0.3〜3モル当量程度であってもよい。
本発明の特色は、タングステン化合物などの触媒を用いる反応系で、塩基性窒素含有化合物の存在下、前記不飽和化合物を過酸化水素でエポキシ化する点にある。前記エポキシ化反応において、塩基性窒素含有化合物を用いることにより、広汎なpH領域で前記不飽和化合物のエポキシ化反応を行うことができる。また、塩基性窒素含有化合物を用いると、タングステン化合物、第4級アンモニウム塩及びリン酸類で構成されている触媒系において、エポキシ化反応に関与する反応活性種が安定して形成されるためか、高い収率でエポキシ化合物を製造することができる。なお、前記塩基性窒素含有化合物は、添加量が少量であっても有効に作用するため、多量の添加に伴う収率の低下(又は生成するエポキシ化合物の不安定化)、副生成物(例えば、塩類など)の生成などが有効に抑制される。そのため、広汎なpH領域に亘り、高い収率で前記エポキシ化合物を製造することができる。
エポキシ化反応は、タングステン化合物と第4級アンモニウム塩とリン酸類とで構成される触媒、及び塩基性窒素含有化合物の存在下に行い、前記不飽和化合物を過酸化水素でエポキシ化し、前記不飽和化合物に対応するエポキシ化合物を製造する。
(pH測定)
pHは、ポータブルメーター(メトラー・トレド(株)製、「SEVENGO」)を用いて測定した。
1Lの4つ口フラスコを窒素で置換した後、タングステン酸二ナトリウム4.0g(12ミリモル)、リン酸(純度85%)1.40g(12ミリモル)、ベンジルジメチルステアリルアンモニウムクロリド1.03g(2ミリモル)、ピリジン0.96g(12ミリモル)、シクロヘキセン200g(2.4モル)、トルエン200gを仕込み、撹拌しながら70℃まで昇温した。次いで、得られた混合溶液に、30w/v%過酸化水素水溶液303g(過酸化水素2.7モル)を5時間かけて滴下した。反応開始(滴下開始)後2時間の時点で、反応溶液を採取(サンプリング)し、下層(水相)のpHを測定したところ、4.5であった。過酸化水素水溶液を全量滴下した後、反応溶液を室温まで放冷し、上層と下層とを分液した。上層を、ガスクロマトグラフィーを用いて分析したところ、生成したエポキシ化合物の収率(シクロヘキセン基準)は95%であった。
ピリジンを2.88g(37ミリモル)使用する以外は実施例1と同様に反応させた。反応開始(滴下開始)後2時間の時点で、反応溶液を採取(サンプリング)し、下層(水相)のpHを測定したところ、6.2であった。過酸化水素水溶液を全量滴下した後、反応溶液を室温まで放冷し、上層と下層とを分液し、上層を、ガスクロマトグラフィーを用いて分析したところ、生成したエポキシ化合物の収率(シクロヘキセン基準)は93%であった。
ピリジンを用いる代わりに、リン酸水素二ナトリウム3.45g(25ミリモル)使用する以外は実施例1と同様に反応させた。反応開始(滴下開始)後2時間の時点で、反応溶液を採取(サンプリング)し、下層(水相)のpHを測定したところ、6.3であった。過酸化水素水溶液を全量滴下した後、反応溶液を室温まで放冷し、上層と下層とを分液し、上層を、ガスクロマトグラフィーを用いて分析したところ、生成したエポキシ化合物の収率(シクロヘキセン基準)は27%であった。
1Lの4つ口フラスコを窒素で置換した後、タングステン酸二ナトリウム1.0g(3.1ミリモル)、リン酸(純度85%)0.36g(3.1ミリモル)、ベンジルジメチルステアリルアンモニウムクロリド0.39g(0.93ミリモル)、ピリジン0.24g(3.1ミリモル)、前記式(4b)で表されるビス[1,3−(シクロヘキサ−3−エンカルボン酸)]−2,2−ジメチルプロピルエステル100g(0.31sモル)、トルエン300gを仕込み、撹拌しながら70℃まで昇温した。次いで、得られた混合溶液に、30w/v%過酸化水素水溶液78g(過酸化水素0.68モル)を5時間かけて滴下した。反応開始(滴下開始)後2時間の時点で、反応溶液を採取(サンプリング)し、下層(水相)のpHを測定したところ、4.7であった。過酸化水素水溶液を全量滴下した後、反応溶液を室温まで放冷し、上層と下層とを分液した。上層を、ガスクロマトグラフィーを用いて分析したところ、生成したエポキシ化合物の収率{ビス[1,3−(シクロヘキサ−3−エンカルボン酸)]−2,2−ジメチルプロピルエステル基準}は、ジエポキシ体(下記式(7a))が92%、モノエポキシ体(下記式(7b))が3%であった。
ビス[1,3−(シクロヘキサ−3−エンカルボン酸)]−2,2−ジメチルプロピルエステルの代わりに、前記式(4c)で表されるビス[1,3−(4−メチルシクロヘキサ−3−エンカルボン酸)]−2,2−ジメチルプロピルエステルを108g(0.31モル)使用する以外は、実施例3と同様に反応させた。反応開始(滴下開始)後2時間の時点で、反応溶液を採取(サンプリング)し、下層(水相)のpHを測定したところ、4.6であった。過酸化水素水溶液を全量滴下した後、反応溶液を室温まで放冷し、上層と下層とを分液し、上層を、ガスクロマトグラフィーを用いて分析したところ、生成したエポキシ化合物の収率{ビス[1,3−(4−メチルシクロヘキサ−3−エンカルボン酸)]−2,2−ジメチルプロピルエステル基準}は、ジエポキシ体(下記式(8a))が93%、モノエポキシ体(下記式(8b))が3%であった。
ビス[1,3−(シクロヘキサ−3−エンカルボン酸)]−2,2−ジメチルプロピルエステルの代わりに、前記式(3a)で表されるシクロヘキサ−3−エンカルボン酸メチルを87g(0.62モル)使用する以外は、実施例3と同様に反応させた。反応開始(滴下開始)後2時間の時点で、反応溶液を採取(サンプリング)し、下層(水相)のpHを測定したところ、5.4であった。過酸化水素水溶液を全量滴下した後、反応溶液を室温まで放冷し、上層と下層とを分液し、上層を、ガスクロマトグラフィーを用いて分析したところ、生成したエポキシ化合物(下記式(9)で表されるエポキシ化合物)の収率(シクロヘキサ−3−エンカルボン酸メチル基準)は、95%であった。
ピリジンの代わりに、β−ピコリンを1.13g(12ミリモル)使用する以外は、実施例1と同様に反応させた。反応開始(滴下開始)後2時間の時点で、反応溶液を採取(サンプリング)し、下層(水相)のpHを測定したところ、4.6であった。過酸化水素水溶液を全量滴下した後、反応溶液を室温まで放冷し、上層と下層とを分液し、上層を、ガスクロマトグラフィーを用いて分析したところ、生成したエポキシ化合物の収率(シクロヘキセン基準)は、94%であった。
ピリジンの代わりに、キノリンを1.57g(12ミリモル)使用する以外は、実施例1と同様に反応させた。反応開始(滴下開始)後2時間の時点で、反応溶液を採取(サンプリング)し、下層(水相)のpHを測定したところ、4.6であった。過酸化水素水溶液を全量滴下した後、反応溶液を室温まで放冷し、上層と下層とを分液し、上層を、ガスクロマトグラフィーを用いて分析したところ、生成したエポキシ化合物の収率(シクロヘキセン基準)は、94%であった。
Claims (6)
- タングステン化合物、第4級アンモニウム塩及びリン酸類で構成される触媒と、塩基性窒素含有化合物との存在下、少なくとも1つの炭素−炭素二重結合を有する不飽和化合物を過酸化水素でエポキシ化し、前記不飽和化合物に対応するエポキシ化合物を製造する方法であって、前記タングステン化合物が、タングステン酸で構成されたポリ酸又はその塩であり、かつ前記塩基性窒素含有化合物が、ピリジン、ピコリン及びキノリンからなる群より選択された少なくとも1種である製造方法。
- pH2〜7の条件下でエポキシ化する請求項1記載の製造方法。
- 塩基性窒素含有化合物を、不飽和化合物1モルに対し、炭素−炭素二重結合基準で0.001〜0.1モル当量の割合で用いる請求項1又は2記載の製造方法。
- タングステン化合物を、不飽和化合物1モルに対し、炭素−炭素二重結合基準で0.0001〜0.3モル当量の割合で用いるとともに、前記タングステン化合物1モルに対し、第4級アンモニウム塩を0.01〜5モル当量、及びリン酸類を0.1〜10モル当量の割合で用いる請求項1〜3のいずれかに記載の製造方法。
- 不飽和化合物が、炭素数6以上の化合物である請求項1〜4のいずれかに記載の製造方法。
- 不飽和化合物が、少なくとも1つのC5−10シクロアルケン環を有する化合物である請求項1〜5のいずれかに記載の製造方法。
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