JP5218546B2 - Tile ceramic chipping tool horizontal cutter and tile ceramic chipping tool - Google Patents
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Description
本願発明は、貼着剤、例えば合成樹脂を含有するモルタル等を用いてコンクリート表面に貼着されたタイル陶片や石板等の表面材をコンクリート表面から剥離除去するのに好適なタイル陶片剥離工具の水平カッター及びタイル陶片剥離工具に関するものである。 The present invention is a tile porcelain peeling suitable for peeling off and removing a surface material such as tile porcelain or stone plate stuck to a concrete surface using an adhesive, for example, a mortar containing a synthetic resin. The present invention relates to a tool horizontal cutter and a tile ceramic stripping tool.
従来、建築物等のコンクリートに例えば合成樹脂を含有するモルタル等の貼着剤を介在させてタイル陶片や石板等の表面材を貼着してなるタイル面の少なくともタイル陶片をコンクリート面から剥離修理するタイル撤去は、健全なタイルと不健全なタイルとの間の目地にコンクリートカッターで縁切りを行った後、エアチッパーや電動チッパーを用いて不健全なタイルのハツリを行うことが一般的であった。ハツリによるタイル撤去は、ハツリの際に発生する大きな振動により剥離してはならない健全なタイルまでも剥離し、また、直接タイルをはつり取ることでタイルは破壊され、その建築物に再利用することはできず非経済的であった。又、ハツリは、作業者に対し身体に過剰な振動を与え、手首や肘に腱鞘炎等の整形外科系疾患や、タイル陶片剥離の際に飛散する粉塵を吸い込むことで呼吸器系疾患等の健康被害を発症させるおそれがあり、更に、建築物全体に振動や騒音が伝わり入居状態でのハツリは入居者に大きな精神的苦痛を与えていた。
従来のハツリ作業の欠点に鑑み、タイル陶片剥離工具として、タイルの目地幅よりも細い連結軸の一端に先端部に刃部を具備した差込片を、連結軸の軸心に対して略90度の角度を有して取り付け、連結軸の他端に支柱を連続的に設け、支柱の連結軸側には支柱と略90度の角度をなして差込片と略平行な打撃片を設けたものが提案されている。そして、予め目地を一部除去した部分からタイル陶片剥離工具の差込片先端を差し込み、差込片先端で貼り付け用モルタルを若干持ち上げ、貼り付け用モルタル底面(貼り付け用モルタルとコンクリート表面との境界部分)に差込片を差し込み、この差込状態下で連結軸を周方向に90度回転動して差込片を90度回転させ、貼り付け用モルタルとコンクリート表面との間に剥離隙間を形成するようにして貼り付け用モルタルとコンクリート表面間に連続した隙間を確保することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に開示の発明であると、図3に示すように一端タイル陶片とコンクリート表面との間に入り込んだ差込片は90度回転後、一方向(図3中の矢印参照)に差込片を移動させて貼り付け用モルタルを浮かせるため、1本の直線を移動した場合に差込片が剥離可能な範囲は、連結軸の基部を中心として片側のみである。連結軸を中心として反対方向に関しても剥離作業をする場合は、差込片を連結軸を中心とし、更に180度回転した状態で差込片を一方向に平行動しなければならず、迅速な作業ができず作業効率が悪いという問題点があった。
集塵袋付きカバー内にディスクグラインダの回転軸にドーナッツ形状の回転刃及びファンを軸着し、カバー部の底面より露出する回転刃が周方向に回転し回転刃周縁が被切削部に摺接して被切削部を切断するようにし、切断の際に発生した粉塵は回転刃及びファンの回転により生じた気流により集塵袋に集塵されるようにしたコンクリートやタイルの切断作業に使用するカッターが提案されている(例えば、特許文献2参照)。
特許文献2に開示の発明は、コンクリートやタイル陶片等の被研削物を厚み方向に切削することは可能であるが、刃が横方向に水平状態を保持して回転動しないため、コンクリート表面に貼着された鋳物等の表面材の剥離に使用することは不可能である。従って、本願の目的とするコンクリート表面に貼り付け用モルタル等を用いて貼着されたタイル陶片をコンクリート表面から剥離除去することには適用できない。
特許文献3には、中心に締付部を開口した円板状基板の外周端面に周方向に交互に異径な砥粒を略等範囲に電着して切刃を形成し、円板状基板のうち切刃及び締付部を除く全露出部分に砥粒領域を、図3に示すように両面に幾何学配列して散在させた鋳物切断カッターが開示されている異なる径の砥粒よりなる主砥粒部と副砥粒部を周方向に交互に設けているため、主砥粒部と副砥粒部の粒子に加わる作用応力に差が生じ、初期切れ味が良好で、仕事量が大となり、基板に散在した幾何学配列の砥粒領域は回転に際し基板とワークが接触しないように安価な砥粒を用いた。
特許文献3に開示のカッターも鋳物を厚み方向に切断するものであり、平坦面に貼着された鋳物を剥離することを想定していない。
In view of the drawbacks of conventional chipping work, as a tile porcelain stripping tool, an insertion piece provided with a blade at the tip at one end of the connecting shaft that is narrower than the joint width of the tile is approximately the center of the connecting shaft. Mounted at an angle of 90 degrees, and a strut is continuously provided at the other end of the connecting shaft, and a striking piece that is substantially parallel to the insertion piece at an angle of approximately 90 degrees with the support is provided on the connecting shaft side of the support shaft. What has been proposed is proposed. And insert the tip of the insert piece of the tile porcelain stripping tool from the part where the joints have been partially removed in advance, lift the mortar for attachment slightly at the tip of the insert piece, and the bottom surface of the attachment mortar (the mortar for attachment and the concrete surface) Insert the insertion piece into the boundary part), and rotate the connecting shaft 90 degrees in the circumferential direction under this insertion condition, rotate the insertion piece 90 degrees, and between the mortar for bonding and the concrete surface It has been proposed to secure a continuous gap between the pasting mortar and the concrete surface so as to form a peeling gap (see, for example, Patent Document 1).
In the invention disclosed in
A doughnut-shaped rotary blade and fan are pivotally attached to the rotary shaft of the disc grinder in the cover with a dust bag, and the rotary blade exposed from the bottom of the cover rotates in the circumferential direction and the periphery of the rotary blade makes sliding contact with the part to be cut. A cutter used for cutting concrete and tiles that cuts the part to be cut and collects the dust generated during cutting in the dust bag by the air flow generated by the rotation of the rotary blade and fan. Has been proposed (see, for example, Patent Document 2).
The invention disclosed in
In
The cutter disclosed in
本願発明は上記従来技術の有する問題点に鑑みて創案されたものであって、振動や振動音を発生することなく、剥離が必要なタイル部分のみを剥離し、迅速で完璧な剥離作業を図り得ることができ、又、水平板や刷毛や吸引空気流路に沿って複数の吸引口を設けることで工具取付台の下面から周囲に拡散される切粉粉塵量を著しく減少させ、合成樹脂を含有するモルタル等よりなる貼着剤層が厚いものについても貼着剤層に応じて深く正確に切断可能なタイル陶片剥離工具の水平カッター及びタイル陶片剥離工具を提供することを目的とする。 The present invention was devised in view of the above-mentioned problems of the prior art, and only the tiles that need to be peeled off are peeled off without generating vibrations and vibration noises, thereby achieving a quick and complete peeling operation. In addition, by providing multiple suction ports along the horizontal plate, brush, and suction air flow path, the amount of chips and dust diffused from the lower surface of the tool mount to the surroundings can be significantly reduced, and synthetic resin can be used. An object is to provide a horizontal ceramic tile cutter and a tile ceramic peeling tool that can be cut deeply and accurately according to the adhesive layer even when the adhesive layer made of mortar or the like is thick. .
請求項1に記載の発明は、タイル陶片剥離工具に用いるための水平カッターであって、切刃外端面を結ぶ線が円周上に位置する切刃と、該切刃外端面と連続し半径内方向に窪む切縁を有する切粉排出溝とを周方向に交互に設けた水平カッター本体と、水平カッター本体の平面側中心には、水平カッター本体の平面と90度の角度を有して立設される軸部と、該軸部と軸心が同一線上に位置するように軸部上端に連設され、前記軸部が工具の回転駆動軸と同期回転可能に、前記工具の回転駆動軸が取り付けられる回転駆動軸取付軸とよりなり、前記切刃の平面側と底面側の全周縁部から所定幅の範囲と、切刃の全外端面と、前記軸部全周面、及び前記水平カッター本体平面側に於ける前記軸部の基部から外側方へ所定幅の範囲に亘り、硬質砥粒被膜で被覆されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、タイル陶片剥離工具に用いるための水平カッターであって、水平カッター本体と、軸部と、回転駆動軸取付軸とよりなり、水平カッター本体は、同心円のうち小径円の周縁に沿って所定間隔を有して半径内方向に窪む切粉排出溝を設け、隣り合う切粉排出溝間に切刃を大径円周上に刃先が位置するように設け、水平カッター本体の平面又は/及び底面に硬質砥粒被膜を被着形成し、水平カッター本体の中心には底面に開口する中空の軸部を設け、該中空の軸部の上端には該中空の軸部と軸心が同一線上に位置し中空部が連通する中空の回転駆動軸取付軸を連設し、前記軸部には硬質砥粒被膜が被着形成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、タイル陶片剥離工具に用いるための水平カッターであって、水平カッター本体と、軸部と、回転駆動軸取付軸とよりなり、水平カッター本体は、同心円のうち小径円の周縁に沿って所定間隔を有して半径内方向に窪む切粉排出溝を設け、隣り合う切粉排出溝間に切刃を大径円周上に刃先が位置するように設け、前記切粉排出溝開口端縁と切刃の刃先には段差を設け、前記水平カッター本体の平面又は/及び底面に硬質砥粒被膜を被着形成し、前記水平カッター本体の中心には底面に開口する中空の軸部を設け、該中空の軸部の上端には該中空の軸部と軸心が同一線上に位置し中空部が連通する中空の回転駆動軸取付軸を連設し、前記軸部には硬質砥粒被膜が被着形成されていることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1、2又は3の何れかに記載のタイル陶片剥離工具の水平カッターの硬質砥粒被膜を構成する砥粒は、ダイヤモンド又は/及び立方晶系窒化ホウ素、ダイヤモンドと硬質酸化物との混合物の何れかからなる砥粒であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、上記請求項1、2、3又は4の何れかに記載のタイル陶片剥離工具の水平カッターと、該水平カッターを周方向に回転動可能に前記水平カッターの回転駆動軸取付軸と軸方向に連結可能な回転駆動軸を具備してなる工具と、平坦な外面を有する底面に切粉排出用パイプを設け、該切粉排出用パイプの吸引口は前記底面に開設し、切粉排出用パイプの排出口は集塵機の吸引ホースと接続可能に開口してなる工具取付台とよりなり、前記工具は前記工具取付台に着脱自在に取り付けられ、前記工具取付台の底面に開設された切粉排出用パイプの吸引口の下方で、前記水平カッターの水平カッター本体が前記回転駆動軸の回転動により周方向に回転動可能に、前記水平カッター本体の底面が前記切粉排出用パイプの吸引口の下方に於いて前記工具取付台の底面と平行な位置関係となるように取り付けられたことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1、2、3又は4の何れかに記載のタイル陶片剥離工具の水平カッターと、該水平カッターを周方向に回転動可能に前記水平カッターの回転駆動軸取付軸と軸方向に連結可能な回転駆動軸を具備してなる工具と、平坦な外面を有する底面に切粉排出用パイプを設け、該切粉排出用パイプの吸引口は前記底面に開設し、切粉排出用パイプの排出口は集塵機の吸引ホースと接続可能に開口してなる工具取付台とよりなり、前記工具は前記工具取付台に着脱自在に取り付けられ、前記工具取付台の底面に開設された切粉排出用パイプの吸引口の下方で前記水平カッターの水平カッター本体が前記回転駆動軸の回転動により周方向に回転動可能に、水平カッター本体の底面が前記切粉排出用パイプの吸引口の下方に於いて前記工具取付台の底面と平行な位置関係となるように取り付けられ、前記水平カッター本体の回転動により発生する切粉粉塵の周囲への拡散防止及び工具取付台の正背方向への振動や揺動の防止、及び露出したコンクリート面に対して水平カッター本体の底面が平行な位置関係を保持状態で貼着剤中を移動可能に、水平板を前記工具取付台の正面側又は/及び背面側に前記工具取付台の底面外面に対して90度の角度を有して上下位置調整可能且つ着脱可能に取り付けられていることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項5又は6の何れかに記載のタイル陶片剥離工具が、水平カッター本体が下方に設けられた切粉排出用パイプの吸引口と、集塵機の吸引ホースと接続される切粉排出用パイプの排出口との間に形成される吸引空気の流路には、別の吸引口を開設したことを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項5、6又は7の何れかに記載のタイル陶片剥離工具は、水平カッター本体の回転動により発生した切粉粉塵が工具取付台の前側から出て周囲に拡散することを防止するために、上記工具取付台の進行方向前側の正面側から背面側に亘る部分の一部或いは全体に下方向に毛先が向く刷毛を設け、該刷毛の先端位置は、水平板の下端縁と同じ位置か、或は水平板の下端縁よりも僅かばかり下方に位置するようにしたことを特徴とする。The invention according to
The invention according to
The invention according to
According to a fourth aspect of the present invention, the abrasive grains constituting the hard abrasive film of the horizontal cutter of the tile porcelain stripping tool according to any one of the first, second or third aspect are diamond or / and cubic nitriding Abrasive grains made of a mixture of boron, diamond and hard oxide.
The invention according to
The invention according to
The invention according to
According to an eighth aspect of the present invention, in the tile ceramic piece peeling tool according to any of the fifth, sixth or seventh aspect, the chip dust generated by the rotational movement of the horizontal cutter body comes out from the front side of the tool mounting base. In order to prevent diffusion to the surroundings, a brush whose tip is directed downward is provided on a part or the whole of the part from the front side to the back side of the tool mounting base in the traveling direction, and the tip position of the brush Is characterized by being located at the same position as the lower edge of the horizontal plate or slightly below the lower edge of the horizontal plate .
本願発明は、ハツルことなくタイル陶片を剥離可能であるため、無振動、無振動音及び無騒音でタイルの破壊を最小限にし、色味の異なる新品のタイルを一部にのみ使用し、大部分に既存のタイルを再利用することが可能であり経済的であるという効果がある。
本願発明は、吸引口から吸引された吸引空気の流路上に別の吸引口を設けているので、タイル陶片剥離工具の吸引口で吸引されなかった粉塵をタイル陶片剥離工具の通過経路に沿って完全に吸引し集塵可能であるという効果がある。
本願発明は、水平板を上下所望位置にすることでタイル陶片が剥離され露出されたコンクリート面に水平板の下端面を当接してタイル陶片剥離工具を移動させることで、水平カッター本体が正確に貼着剤を切断し、タイル陶片剥離工具が水平カッターの回転動により正背面側にぐらつくことなく安定した状態で剥離作業ができるという効果がある。
本願発明は、水平板と刷毛及び吸引空気の流路に別の吸引口を開設することで、目地や合成樹脂を含有するモルタル等よりなる貼着剤層を切断剥離することで発生する粉塵を、工具取付台の下方から周囲に拡散しないため、作業後の清掃作業や作業者の健康被害を最小限に抑えることができるという効果がある。The present invention is capable of peeling tile ceramic pieces without flaking, so that the destruction of the tile is minimized with no vibration, no vibration noise, and no noise, and a new tile with a different color is used only partially, Most of the existing tiles can be reused and are economical.
In the present invention, since another suction port is provided on the flow path of the suction air sucked from the suction port, the dust that has not been sucked by the suction port of the tile ceramic piece peeling tool is used as a passage path of the tile ceramic piece peeling tool. There is an effect that it can be completely sucked along and collected.
In the present invention, the horizontal ceramic body is moved by moving the tile ceramic chip peeling tool by contacting the lower end surface of the horizontal board to the concrete surface where the tile ceramic chips have been peeled and exposed by moving the horizontal board to the desired vertical position. There is an effect that the sticking agent is accurately cut and the tile ceramic piece peeling tool can be peeled in a stable state without wobbling to the front and back side by the rotational movement of the horizontal cutter.
In the present invention, the dust generated by cutting and peeling the adhesive layer made of mortar or the like containing joints or synthetic resin by opening another suction port in the flow path of the horizontal plate, the brush and the suction air. In addition, since it does not diffuse from the lower side of the tool mount to the surroundings, there is an effect that the cleaning work after the work and the health damage of the worker can be minimized.
軸部全周面と、切刃の平面側と底面側の全刃先部所定幅範囲と切刃の刃先端面及び水平カッター本体平面側に於ける前記軸部の基部から外側方へ所定幅の範囲に亘り砥粒被膜で被覆することで、軸部を目地に沿って水平カッターを移動しつつ軸部の砥粒被膜でタイル陶片側面に付着残存する目地材を剥離し、軸部の進路から目地由来の進路妨害物を除去して軸部の進行速度を速め、砥粒被膜と摺接するコンクリート表面からタイル陶片を均一に剥離することを実現した。又、水平カッターの軸部を目地に沿って回転しながら移動することで、水平カッターの砥粒被膜でタイル陶片をコンクリート表面より無振動且つ無騒音で剥離し、剥離後のコンクリート露出面が平坦で残存物の無い完璧な剥離作業を実現した。集塵機を駆動すると共に水平カッター本体を工具取付台底面の進行方向に沿って開設された長い吸引口の下方にて周方向に高速回転動することで、目地から出る合成樹脂を含有するモルタル等の貼着剤由来の粉塵が、切粉排出用パイプの吸引口のうち水平カッター本体の後方より吸引されて集塵機に集塵され、周囲に粉塵が舞い散ることの無いタイル陶片剥離作業を実現した。
又、水平カッター本体の平面又は/及び底面にダイヤモンド粒子よりなる被膜を設けることで摩擦熱による水平カッター本体の変形を防止することを実現し、平坦な底面と直角な位置関係を有して設けられた水平板をコンクリート面に当接して使用することで工具がぐらつかず水平カッター本体が貼着剤中を回転しながらスムーズに進み、水平板と刷毛及び吸引空気の流路に開設した別の吸引口とで貼着剤を切断剥離する際に発生する粉塵を周囲に飛散しないようにすることを実現した。Predetermined width range of the entire peripheral surface of the shaft part, the entire blade edge part on the plane side and the bottom side of the cutting edge, and a range of a predetermined width outward from the base part of the shaft part on the blade tip surface and the horizontal cutter body plane side of the cutting blade By covering the surface with the abrasive film, the joint material remaining on the side of the tile ceramic piece is peeled off with the abrasive film of the shaft part while moving the horizontal cutter along the joint, and from the course of the shaft part. By removing the path obstructions originating from the joints, the traveling speed of the shaft portion was increased, and the tile ceramic pieces were uniformly peeled from the concrete surface in sliding contact with the abrasive coating. In addition, by moving the shaft of the horizontal cutter while rotating along the joint, the tile ceramic pieces are peeled off from the concrete surface without vibration and noise by the abrasive film of the horizontal cutter, and the exposed concrete surface after peeling is removed. A perfect stripping operation that is flat and free of residue is achieved. By driving the dust collector and rotating the horizontal cutter body at a high speed in the circumferential direction below the long suction port established along the traveling direction of the bottom surface of the tool mounting base, mortar containing synthetic resin from the joints, etc. The dust from the sticking agent is sucked from the back of the horizontal cutter body in the suction port of the chip discharge pipe and collected in the dust collector, realizing the tile ceramic peeling work that does not scatter dust around. .
Also, by providing a coating made of diamond particles on the flat or / and bottom surface of the horizontal cutter body, it is possible to prevent deformation of the horizontal cutter body due to frictional heat, and it is provided with a positional relationship perpendicular to the flat bottom surface. By using the horizontal plate in contact with the concrete surface, the tool does not wobble and the horizontal cutter body moves smoothly while rotating in the adhesive, and another horizontal plate and brush and suction air flow path are opened. We realized that the dust generated when the adhesive was cut and peeled off at the suction port was not scattered around.
図1〜図14に基いて実施例1を説明する。タイル陶片剥離工具は、水平カッター1と工具取付台13及び工具27とよりなる。
先ずは、図1〜図4に基いて水平カッターについて説明する。水平カッター1は、主として水平カッター本体2と、軸部3、及び回転駆動軸取付軸4とより構成される。水平カッター本体2は、周囲に切刃5と半径内方向に窪む切粉排出溝6とを周方向に沿って定間隔を有して交互に配設している。水平カッター1は、隣り合う切刃5の外端面間を周方向に結ぶ線が平面及び底面から視て真円になるように、切刃5の外端面は水平カッター本体2の中心を円の中心とする円周上に沿って設けられている。切粉排出溝6は、水平カッター本体2の円の中心方向に窪む平面及び底面から視て凵状に凹設されている。換言すれば、切粉排出溝6は、隣り合う切刃5の外端面間を結ぶ線が描く平視真円の中心に向かって半径内方向に切り欠いた凹溝である。A first embodiment will be described with reference to FIGS. The tile ceramic piece peeling tool includes a
First, the horizontal cutter will be described with reference to FIGS. The
水平カッター本体2の平面側に於ける中心には、軸部3が水平カッター本体2の平面と90度の角度を有して一体的に取り付けられている。軸部3の上端には、回転駆動軸取付軸4が一体的に取り付けている。軸部3の軸心と回転駆動軸取付軸4の軸心は同一直線上に位置するように取り付けられている。回転駆動軸取付軸4の内部には、上端方が開口され他端方が閉塞された腔部よりなる回転駆動軸連結孔7が軸方向に沿って設けられている。回転駆動軸連結孔7は、孔壁に螺旋溝を刻設した雌螺子に形成することや、或は孔に係止部を設けて嵌合手段により連結するように形成されることが考えられるが、回転駆動軸取付軸4に工具27の回転駆動軸8が同一直線上に取り付けられれば連結手段は問わない。回転駆動軸取付軸4の周面にはスパナ等の工具を使用可能に平坦部9を設けている。少なくとも水平カッター本体2と軸部3は、熱膨張係数の低い材質の金属よりなることが好適である。具体例として、鉄、ステンレス鋼(SUS)、高速度鋼具鋼(SKH)、鉄とアルミニウムとの合金、鉄とアルミニウム及びコバルトとの合金、鋳鉄、炭素鋼等が考えられる。タイル陶片剥離作業中の水平カッター1の高速回転による乾式切断により水平カッター本体2は発熱し、熱膨張と加熱温度分布との関係より水平カッター本体2が撓み上下方向への揺れを誘発し使用に耐えられなくなることを防止するためである。 A
図4に示すように、水平カッター本体2の平面側及び底面側には、切刃5の刃先端面に所定幅を有する砥粒被膜10が被着形成されている。砥粒被膜10は、水平カッター本体2の切刃5の外端面を結ぶ円周よりも僅かばかり小径の平面側及び底面側の同心円より外側方から切刃5の外端面全面に亘り被着形成されている。換言すれば、切刃5の縁部に於ける平面側及び底面側の両側面、及び切刃5の外端縁に砥粒被膜10が被着形成されている。水平カッター本体2の平面側に於いて、軸部3の基部近傍にも砥粒被膜11が被着形成している。砥粒被膜11と連続して軸部3の全周面にも砥粒被膜12が被着形成されている。砥粒被膜10、11、12は、硬質砥粒を電着により被着形成してなるものである。砥粒は、ダイヤモンド粒子、又は立方晶窒化ホウ素粒子、又はダイヤモンド粒子と硬質酸化物粒子を混合した粒子、の何れかを適宜使用することが好適である。粒径は不問であるが、30〜80メッシュ程度であることが好適である。尚、砥粒被膜10、11、12をダイヤモンドライクカーボン(DLC)で構成し、被着面に化学気相法(CVD法)等を用いて被着することも本願発明に包含される。
水平カッター1の大きさは、剥離するタイル陶片の大きさや形状により適宜異ならしめる。一例として、水平カッター本体2の肉厚が0.08cm、直径が5.0cm、軸部3の直径が0.4cm、軸方向長さが2.0cm、回転駆動軸取付軸4の長径が1.5cmで軸方向長さが2.0cm、切粉排出溝6の開口幅が0.3cmで溝深さが0.6cmの水平カッター1について、砥粒被膜10は切刃5の平面及び底面の両面に切刃5の外端縁から内側へ0.3cmの位置に亘り切刃外端面を含めた範囲に、層厚が0.01cmの砥粒層が被着形成されてなる。砥粒被膜11は、軸部3の軸心を円の中心として半径0.5cmの円周と軸部3の外周に亘る範囲に、層厚が0.01cmの砥粒層が被着形成されてなる。砥粒被膜12には、軸部3の全周面に層厚が0.01cmの砥粒層が被着形成されてなる。As shown in FIG. 4, an
The size of the
図5〜図9に基いて工具取付台13について説明する。工具取付台13はステンレス鋼、鉄、鋳鉄や炭素鋼等の硬質性部材を材料とし、主として左右方向に長い平視が矩形状の底面14と、底面14の正背側端縁から底面14に対して90度の角度を有して立設された正面側側壁15と背面側側壁16と、底面14と正面側側壁15と背面側側壁16とで囲まれる部分に設けられた切粉排出用パイプ17、及び正面側側壁15と背面側側壁16の長さ方向一端部に設けられた把持部18とより構成される。図5に示すように、正面側側壁15と背面側側壁16の長さ方向に於ける一端部は、夫々上方に連続的に延設され、該延設部間に帯状平板を架け渡して把持部18を形成している。正面側側壁15と背面側側壁16には把持部18の基部近傍に、スパナ等の工具を差し入れて水平カッター1を着脱するための作業用開口19が開設されている。 The tool mount 13 will be described with reference to FIGS. The tool mount 13 is made of a hard member such as stainless steel, iron, cast iron, or carbon steel. The bottom 14 is mainly rectangular in the left-right direction, and the bottom 14 from the edge of the back side of the bottom 14 to the bottom 14. For chip discharge provided in a portion surrounded by the
切粉排出用パイプ17は、底面14の正背方向の略中心部に於いて左右長さ方向に沿って配設されている。切粉排出用パイプ17は縦断面形状が略四角形の筒状に形成され、切粉排出用パイプ17の底面は、工具取付台13の底面14と共用されている。底面14には切粉排出用パイプ17の吸引口20が開設されている。吸引口20は、正背方向に所定幅を有し左右方向に長い矩形状に形成されている。切粉排出用パイプ17の平坦な側壁上面には段差21を設けている。段差21は、作業用開口19の後端部側の口縁に沿う位置或は作業用開口19の後端部側口縁より僅かばかり後端方側に設けている。切粉排出用パイプ17の側壁上面に於ける段差21より先端側は、作業用開口19の下側口縁と略同一高さになるようにし、作業用開口19からスパナ等の工具を差し入れて回転駆動軸取付部4の脱着作業が出来るようにしている。切粉排出用パイプ17の排出口22は上傾した円筒状に形成され、外部に別途設けた集塵機(図示せず)の吸引ホース23と気密に接続可能に形成されている。切粉排出用パイプ17の側壁上面には、回転駆動軸取付軸4を遊挿可能な穿孔24が設けられている。 The
図10〜図12に基いてタイル陶片剥離工具について説明する。正面側側壁15の上側縁と背面側側壁16の上側縁間に工具受部25を架設し、工具受部25上端面にクッション部材26を介在させ、工具27の後端部を押え金具28にて固定的に取り付ける。曲がりクランプ29の上端は工具27に凹設した螺溝に締め付けボルト30で堅締し、曲がりクランプ29の下端はボルト孔31に螺着した締め付けボルト32にて堅締して取り付けている。吸引口20の下方に於いて、水平カッター本体2の底面が、底面14と平行な位置関係となるように配設されている。水平カッター本体2は、吸引口20の進行方向前部に於ける下方に配設されており、水平カッター本体2の周縁が吸引口20の前側縁より前方に位置している。尚、本願発明は、水平カッター本体2の周縁が吸引口20の前側縁より前方に位置していることに限定しない。水平カッター1の回転により発生した粉塵は、目地33より外部に出る。目地33より外部に出た粉塵は、吸引口20のうち水平カッター本体2の配設部よりも後方の開口部分で吸引されるので、完全に集塵機に集塵され周囲に撒き散ることが無い。回転駆動軸取付軸4は穿孔24を遊挿し、工具27の回転駆動軸8と軸心が同一直線上に位置するように接続されている。排出口22には別途に設けた集塵機(図示せず)の吸引ホース23の先端と気密に連通接続されている。 The tile ceramic piece peeling tool will be described with reference to FIGS. A
タイル陶片剥離工具と水平カッターの作用について説明する。
予め、不健全なタイル陶片34の貼着範囲の縦目地33と横目地33との交点1箇所を中心として、超音波コア等の工具で水平カッター本体2が入る大きさのコア抜き部(削孔)を設ける。交点を中心に一部破損したタイル陶片34や貼着剤を集塵機付グラインダーで撤去し、露出面を平滑面に仕上げる。不健全なタイル陶片34の貼着範囲の目地33の総てにカッターで切り目を入れる縁切りをする。図12に示すように、一方の手で把持部18を持ち他方の手で工具27を持った状態で、コア抜き部に水平カッター本体2の底面が露出面に当接するように水平カッター本体2を差し込み、軸部3が目地33に位置するようにタイル陶片剥離工具を配設する。同時に、排出口22に接続された吸引ホース23の集塵機(図示せず)を駆動させる。工具27を駆動させ回転駆動軸8が回転すると軸部3も回転駆動軸8と同期回転し、水平カッター本体2も周方向に回転する。図13に示すように、軸部3が目地33を通るように底面14をタイル陶片34の表面に摺接しながらタイル陶片剥離工具を移動させると、回転する軸部3の砥粒被膜12が不健全なタイル陶片34の側縁に残存付着する目地33を切削しながら一方向に進み、図14に示すように回転する切刃5の砥粒被膜10及び回転する水平カッター本体2の軸部基部周辺の砥粒被膜11で合成樹脂を含有するモルタル等よりなる貼着剤35をコンクリート36の表面から剥離し、結果的に貼着剤35と共に不健全なタイル陶片34をコンクリート36の表面から剥離する。又、水平カッター本体2はコンクリート36と貼着剤35との間に入り込んで高速回転しながら一方向に進むので、軸部3を中心とし進行方向の水平カッター本体2の半径の長さ分に亘りコンクリート36の表面より貼着剤35及び不健全なタイル陶片34を剥離する。一方、水平カッター本体2の回転により発生した貼着剤35由来の粉塵は集塵機の吸引力により、切粉排出溝6から水平カッター本体2の平面上を経て吸引口20へと送り込まれ、瞬時に集塵機に集塵される。吸引口20は進行方向に沿って著しく長い矩形状に開設されているため、水平カッター本体2の回転動により発生した水平カッター本体2の通過後の目地33から出る粉塵を、吸引口20のうち水平カッター本体2の後方で吸引し、粉塵を撒き散らすことが一切無い。The operation of the tile ceramic piece peeling tool and the horizontal cutter will be described.
A core-extracted portion in which the horizontal cutter
タイル陶片剥離工具は、水平カッター本体2の底面をコンクリート面に摺接し底面14をタイル陶片34の表面を滑らせながら軸部3が目地33を通るように移動させることで回転する軸部砥粒被膜でタイル陶片側縁に残存する目地材を切削し軸部3の進路妨害物を除去して作業効率の飛躍的向上を可能にし、又、振動を発生することなく、剥離が必要なタイル陶片34及び貼着剤35のみをコンクリート36の表面から剥離でき、剥離が不必要な健全な部分は剥離しないことが可能であるという効果がある。水平カッター本体2はコンクリート36の表面に沿って回転するため、面状に貼着剤35を剥離でき、コンクリート36に貼着剤35が残存することなく完璧且つ迅速な剥離除去が可能で、作業効率の向上を図り得るという効果がある。
水平カッター1の軸部3が通過する目地33の両側に配設される2列のタイル陶片を、軸部3の一度の通過で剥離できるという効果がある。
剥離が不必要な健全なタイル陶片貼着部までも剥離するという事態が生じず、色味の異なる新品のタイル陶片を一部に使用し、既存の健全なタイル陶片は再利用することができるという経済的な効果がある。
目地より外部に出た粉塵は集塵機の駆動で切粉排出用パイプの吸引口のうち水平カッター本体の後方から切粉排出用パイプに吸引され、集塵機に集塵されるように構成されているので、粉塵が周囲に飛散することがないという効果がある。吸引口が進行方向である左右方向に著しく長い矩形に開設されているため、目地から出た粉塵は吸引口のうち水平カッター本体2の後方で吸引され瞬時に完全なる集塵が可能であるという効果がある。The tile porcelain stripping tool is a shaft portion that rotates by sliding the bottom portion of the
There is an effect that the two rows of tile ceramic pieces disposed on both sides of the joint 33 through which the
There will be no situation where even a healthy tile ceramic piece sticking part that does not need to be peeled is peeled off. New tile ceramic pieces with different colors will be used in part, and existing healthy tile ceramic pieces will be reused. There is an economic effect that can be.
Dust that has come out of the joints is sucked into the chip discharge pipe from the back of the horizontal cutter body out of the suction port of the chip discharge pipe by driving the dust collector, and is collected in the dust collector. There is an effect that dust does not scatter around. Since the suction port is opened in a rectangular shape that is remarkably long in the left-right direction, which is the direction of travel, dust coming out of the joint is sucked behind the
図15〜図23に基いて実施例2を説明する。タイル陶片剥離工具は、水平カッター37と工具取付台38及び工具39とよりなる。
先ずは、図15〜図17に基いて水平カッター37について説明する。水平カッター37は、水平カッター本体40と、軸部41及び回転駆動軸取付軸42とより構成される。水平カッター本体40は、周囲に切刃43と半径内方向に窪む切粉排出溝44とを周方向に沿って定間隔を有して交互に配設している。切刃43と切粉排出溝44の開口縁には段差を設けている。詳しくは、同心円のうち小径円の円周上に等間隔を有して半径内方向にU字状に窪む切粉排出溝44を設け、隣り合う切粉排出溝44、44間には小径円の円周と段差を有して外端面が同心円のうち大径円の円周上に切刃43が配設されてなる。換言すれば、小径円の円周と段差を有して大径円周上に切刃43の外端面が位置するように配設されている。つまり、同心円のうち小径円に切粉排出溝44が開口し、同心円のうち大径円に切刃43の外端面が配設されている。刃先端面も含む切刃43には砥粒被膜(図示省略)が被着形成されている。実施例2では切刃43に砥粒被膜が被着形成されている場合を例に説明したが、切刃43の材質によっては必ずしも砥粒被膜を形成する必要はなく、砥粒被膜が形成されていない切刃43も本願発明に包含される。A second embodiment will be described with reference to FIGS. The tile ceramic piece peeling tool includes a horizontal cutter 37, a
First, the horizontal cutter 37 will be described with reference to FIGS. The horizontal cutter 37 includes a
水平カッター本体40の平面及び底面にはダイヤモンド粒子よりなる被膜45、46が均一な層厚を以って被着形成されている。ダイヤモンド粒子よりなる被膜45、46を被着形成した理由は、ダイヤモンドは熱伝導率が大きく、水平カッター37の回転中にモルタル等の貼着剤との摩擦により生じる摩擦熱で水平カッター本体40の温度が上昇することを防止するためである。ダイヤモンド粒子よりなる被膜45、46が被着形成されている部分は、水平カッター本体40の中心を通る線であって対向する位置に凹設された切粉排出溝44、44の溝底を結ぶ線と、該線と切粉排出溝44、44の溝底とが交わる位置から鋭角を以って水平カッター本体40の内側へ延びると共に水平カッター本体40の中心を通ることなく互いに平行な位置関係に配設された線とで囲まれた範囲である。ダイヤモンド粒子よりなる被膜45、46が形成される範囲は上記範囲に限定せず、任意である。 Coatings 45 and 46 made of diamond particles are deposited on the flat and bottom surfaces of the
水平カッター本体40の平面中心には、水平カッター本体40の平面と90度の角度を有して軸部41が一体的に取り付けられている。軸部41の上端には回転駆動軸取付軸42が一体的に設けられている。回転駆動軸取付軸42は上端を開放した中空体に形成されており、回転駆動軸取付軸42の軸心と軸部41の軸心は同一軸心線上に位置している。回転駆動軸取付軸42の周面には、スパナ等の工具を使用可能に平坦部47が対設されている。軸部41の外周面にダイヤモンド粒子よりなる被膜が被着形成されている。軸部41の周方向への高速回転動により、軸部41で合成樹脂を含有するモルタル等よりなる貼着剤を剥離する作用を果たすためである。 A shaft portion 41 is integrally attached to the plane center of the
水平カッター本体40の被膜45、46、切刃43の砥粒被膜及び軸部41の砥粒被膜はダイヤモンド粒子であることが最も好適であるが、本願発明はダイヤモンド粒子に限定せず、立方晶窒化ホウ素粒子、又はダイヤモンド粒子と硬質酸化物粒子を混合した粒子の何れかを適宜使用することも考えられる。
実施例2の水平カッター37は、水平カッター本体40の中心を通り対向する位置に配設された切刃43、43の刃先間の長さが12.3cm、水平カッター本体40の中心を通り対向する切粉排出溝44の開口端間の長さが11.1cm、切粉排出溝44の開口幅が0.5cm、切粉排出溝44の溝深さが0.9cmに形成されているが、剥離するタイル陶片の大きさや形状により適宜異ならしめる。The coatings 45 and 46 of the
The horizontal cutter 37 according to the second embodiment is 12.3 cm in length between the cutting edges 43 and 43 disposed at positions facing each other through the center of the
図18〜図23に基いて工具取付台38について説明する。工具取付台38はステンレス鋼、鉄、鋳鉄、炭素鋼等の硬質性部材を材料とする。一面状の平坦な底面48と、底面48の正面側端縁から底面48に対して90度の角度を有して立設された正面側側壁49と、底面48の背面側端縁から底面48に対して90度の角度を有して立設された背面側側壁50とで囲まれる部分に切粉排出用パイプ51を設けている。切粉排出用パイプ51は工具取付台38の底面48を共用し、一端は底面48に開口して第1の吸引口52となし、他端は外部に別途設けた集塵機(図示せず)の吸引ホース(図示せず)と気密に接続可能な排出口53に形成されている。第1の吸引口52と排出口53との間に形成された吸引空気の流路には、第2の吸引口54が開設されている。図21に示すように、第2の吸引口54は底面48のうち切粉排出用パイプ51配設部分に開設されている。第1の吸引口52とは別の吸引口を吸引空気の流路に開設する場合は、第2の吸引口54に限定せず、1以上の別の吸引口を開設することも本願発明に含まれる。切粉排出用パイプ51の側壁上面には、回転駆動軸取付部42を遊挿可能な穿孔24が設けられている。正面側側壁49には、スパナ等の工具を差し入れるための作業用開口55が開口している。切粉排出用パイプ51の側壁上面は、作業用開口55の下端縁と高さ方向位置が略同一位置に形成された段差を有している。正面側側壁49と背面側側壁50の進行方向前端間には帯状平板を架け渡すことで把持部56を形成している。57は工具39を固定するための押え金具である。底面48の延長線と90度の角度を有して、背面側側壁50には水平板58が着脱自在に取り付けられている。水平板58と背面側側壁50との間には、粉塵漏れ防止のためにパッキンを配設することも考えられる。水平板58には長溝59が穿孔され、長溝59と背面側側壁50に穿設されたボルト孔に締着ボルト60とナット61で締着して、水平板58を上下方向の所望位置に固定可能にする。底面48の前端縁には取付板62を底面48に対して90度の角度を有して設け、取付板62には下方に垂れる多数の毛を具備した刷毛63を取り付けている。実施例2では、刷毛63は水平板58の側に設けているが、底面48の最前位置に於いて正面側から背面側に亘る全体に設けてもよい。 The
工具39は切粉排出用パイプ51の上方に押え金具57で固定されて工具取付台38に取り付けられる。回転駆動軸取付軸42はは穿孔24を遊挿して工具39の回転駆動軸(図示せず)と連結されている。水平カッター本体40は、第1の吸引口52の下方に於いて、底面48と水平カッター本体40が互いに平行な位置関係となるように配設されている。 The
次に作用及び効果について説明する。
予め、コア抜きにより進行方向を中心として上下側のタイル陶片をタイル陶片剥離工具の進行方向に沿って列状に剥離しコンクリート面を露出する。ボルト60とナット61を弛めて水平板58の位置調整を行う。露出したコンクリートの表面に水平板58の下端面を当接した場合に、水平カッター本体40が貼着剤中に位置するように水平板58の上下位置調整を行い、ボルト60とナット61で緊締する。露出したコンクリートの表面に水平板58の下端面を当接した状態を保持すると共に、カッター本体40をタイル陶片とコンクリート表面との間に介在する貼着剤中に配設した状態で、軸部41を高速回転しタイル陶片剥離工具を一方向に進行させる。水平板58の下端面をコンクリートの表面に当接しながらタイル陶片剥離工具を移動させるので、水平カッター本体40はコンクリートの表面と平行な位置関係を保持した状態で移動し、タイル陶片を破損することなく貼着剤のみを切断することができる。Next, functions and effects will be described.
In advance, the upper and lower tile ceramic pieces are peeled in a line along the traveling direction of the tile ceramic piece peeling tool with the core in the center, and the concrete surface is exposed. The position of the horizontal plate 58 is adjusted by loosening the
図24〜図27に基いて実施例3を説明する。上述の図15〜図23に示される実施例2と異なる点は、正面側側壁49と背面側側壁50に夫々水平板64、65を上下位置調整可能及び着脱自在に取り付けている点、正面側側壁49と背面側側壁50に夫々水平板64、65との間には粉塵が外部に出ないようにゴムやスポンジ等のパッキンとしての作用を有する漏出防止部材66を取り付けている点、取付板62に正背方向に孔67を離隔して穿孔し、選択した孔67に刷毛63を取り付けることが可能にした点、及び1の吸引口68のみを開設している点である。刷毛63は、取付板62の正背方向全体に亘り取り付けることができるような大きさのものを取り付けることもできる。 A third embodiment will be described with reference to FIGS. The difference from the second embodiment shown in FIGS. 15 to 23 is that the
タイル陶片剥離工具を左方向に進行させる場合は、水平板65のボルト60からナット61を弛め、水平板65の下端面がコンクリート36の表面に当接させると水平カッター本体40の底面が貼着剤35中のコンクリート36の表面に沿わせて配設される位置に水平板65の位置調整をしてボルト60にナット61を緊締し、水平板64は底面48よりも下側へ露出しないようにする。刷毛63は背面側に取り付けられている。タイル陶片剥離工具を右方向に進行させる場合は、刷毛63を取付板62の正面側に取り付け、水平板65を底面48より下方に突出しないように上方に位置移動させて固定し、水平板64はナット61を弛めて水平板64の下端面がコンクリート36の表面に当接させると、水平カッター本体40の底面が貼着剤35中のコンクリート36の表面に沿わせて配設される位置に取り付けられて使用するものである。このように、正面側側壁49と背面側側壁50に夫々取り付けた水平板64、65の上下位置調整及び刷毛63の位置の変更により、吸引口68から進行方向反対側の剥離できなかった部分も剥離できる。実施例3では、コア抜きにより進行方向の上側に貼着されていたタイル陶片を剥離し、水平カッター本体40の高速回転動によりタイル陶片34を1枚ずつ剥離するものである。 When the tile porcelain stripping tool is advanced in the left direction, the
上述の実施例では、切粉排出用パイプが中空角柱状のものを例に説明したが、本願発明は切粉排出用パイプの形状を限定するものではない。断面楕円形状、円筒状、中空三角柱状等の任意の形状が本願発明に含まれる。又、切粉排出用パイプの流路が直線状であるものに限定せず、螺旋状であるものも本願発明に包含される。切粉排出用パイプの排出口の位置は工具取付台の進行方向後側であることに限定せず、排出口が上方に開口しているものも本願発明に含まれる。 In the above-mentioned embodiment, the chip for discharging chips has been described as an example of a hollow prismatic shape, but the present invention does not limit the shape of the pipe for discharging chips. Arbitrary shapes such as an elliptical cross section, a cylindrical shape, and a hollow triangular prism shape are included in the present invention. Further, the flow path of the chip discharging pipe is not limited to a straight one, and a spiral one is also included in the present invention. The position of the discharge port of the chip discharge pipe is not limited to the rear side in the traveling direction of the tool mount, and the present invention includes a case where the discharge port is opened upward.
1、37 水平カッター
2、40 水平カッター本体
3、41 軸部
4、42 回転駆動軸取付軸
5、43 切刃
6、44 切粉排出溝
8 回転駆動軸
10、11、12、45、46 砥粒被膜
13、38 工具取付台
14、48 底面
17、51 切粉排出用パイプ
20、54、68 吸引口
22、53 排出口
23 吸引ホース
27、39 工具
36 コンクリート
58、64、65 水平板
63 刷毛DESCRIPTION OF
Claims (8)
切刃外端面を結ぶ線が円周上に位置する切刃と、該切刃外端面と連続し半径内方向に窪む切縁を有する切粉排出溝とを周方向に交互に設けた水平カッター本体と、
水平カッター本体の平面側中心には、水平カッター本体の平面と90度の角度を有して立設される軸部と、
該軸部と軸心が同一線上に位置するように軸部上端に連設され、
前記軸部が工具の回転駆動軸と同期回転可能に、前記工具の回転駆動軸が取り付けられる回転駆動軸取付軸とよりなり、
前記切刃の平面側と底面側の全周縁部から所定幅の範囲と、切刃の全外端面と、前記軸部全周面、及び前記水平カッター本体平面側に於ける前記軸部の基部から外側方へ所定幅の範囲に亘り、硬質砥粒被膜で被覆されていることを特徴とするタイル陶片剥離工具の水平カッター。A horizontal cutter for use in a tile porcelain peeling tool,
Horizontally provided with cutting edges in which a line connecting the outer end faces of the cutting edges is located on the circumference, and chip discharge grooves having cutting edges that are continuous with the outer end faces of the cutting edges and are recessed radially inward in the circumferential direction. The cutter body,
In the center on the plane side of the horizontal cutter body, a shaft portion standing at an angle of 90 degrees with the plane of the horizontal cutter body,
The shaft portion and the shaft center are connected to the upper end of the shaft portion so as to be located on the same line,
The shaft portion is configured to be rotatable in synchronization with the rotation drive shaft of the tool, and includes a rotation drive shaft attachment shaft to which the rotation drive shaft of the tool is attached,
A range of a predetermined width from the entire peripheral edge on the plane side and bottom side of the cutting blade, the entire outer end surface of the cutting blade, the entire peripheral surface of the shaft portion, and the base portion of the shaft portion on the plane side of the horizontal cutter body A horizontal cutter for a tile porcelain stripping tool, which is covered with a hard abrasive film over a predetermined width from the outside to the outside.
水平カッター本体と、軸部と、回転駆動軸取付軸とよりなり、
水平カッター本体は、同心円のうち小径円の周縁に沿って所定間隔を有して半径内方向に窪む切粉排出溝を設け、隣り合う切粉排出溝間に切刃を大径円周上に刃先が位置するように設け、
水平カッター本体の平面又は/及び底面に硬質砥粒被膜を被着形成し、
水平カッター本体の中心には底面に開口する中空の軸部を設け、該中空の軸部の上端には該中空の軸部と軸心が同一線上に位置し中空部が連通する中空の回転駆動軸取付軸を連設し、
前記軸部には硬質砥粒被膜が被着形成されていることを特徴とするタイル陶片剥離工具の水平カッター。 A horizontal cutter for use in a tile porcelain peeling tool,
It consists of a horizontal cutter body, a shaft, and a rotary drive shaft mounting shaft.
The horizontal cutter body has a chip discharge groove recessed inward in a radial direction with a predetermined interval along the circumference of a small diameter circle of concentric circles, and the cutting blade is placed on the large diameter circumference between adjacent chip discharge grooves. Provided so that the blade edge is positioned at
A hard abrasive film is deposited on the flat or / and bottom surface of the horizontal cutter body,
A hollow shaft that opens to the bottom is provided at the center of the horizontal cutter body, and the hollow shaft is located on the same line as the hollow shaft at the upper end of the hollow shaft. Axis mounting shaft is connected ,
A horizontal cutter for a tile porcelain stripping tool, characterized in that a hard abrasive film is deposited on the shaft portion.
水平カッター本体と、軸部と、回転駆動軸取付軸とよりなり、
水平カッター本体は、同心円のうち小径円の周縁に沿って所定間隔を有して半径内方向に 窪む切粉排出溝を設け、隣り合う切粉排出溝間に切刃を大径円周上に刃先が位置するように設け、前記切刃と前記切粉排出溝の開口縁には段差を設け、
前記水平カッター本体の平面又は/及び底面に硬質砥粒被膜を被着形成し、
前記水平カッター本体の中心には底面に開口する中空の軸部を設け、該中空の軸部の上端には該中空の軸部と軸心が同一線上に位置し中空部が連通する中空の回転駆動軸取付軸を連設し、
前記軸部には硬質砥粒被膜が被着形成されていることを特徴とするタイル陶片剥離工具の水平カッター。 A horizontal cutter for use in a tile porcelain peeling tool,
It consists of a horizontal cutter body, a shaft, and a rotary drive shaft mounting shaft.
The horizontal cutter body has a chip discharge groove recessed inward in a radial direction with a predetermined interval along the circumference of a small diameter circle of concentric circles, and the cutting blade is placed on the large diameter circumference between adjacent chip discharge grooves. Is provided so that the cutting edge is located at the opening edge of the cutting blade and the chip discharge groove ,
A hard abrasive film is deposited on the flat or / and bottom surface of the horizontal cutter body,
At the center of the horizontal cutter body is provided a hollow shaft portion that opens to the bottom, and at the upper end of the hollow shaft portion is a hollow rotation in which the hollow shaft portion and the shaft center are located on the same line and the hollow portion communicates The drive shaft mounting shaft is connected,
A horizontal cutter for a tile porcelain stripping tool, characterized in that a hard abrasive film is deposited on the shaft portion.
平坦な外面を有する底面に切粉排出用パイプを設け、該切粉排出用パイプの吸引口は前記底面に開設し、切粉排出用パイプの排出口は集塵機の吸引ホースと接続可能に開口してなる工具取付台とよりなり、A chip discharge pipe is provided on the bottom surface having a flat outer surface, the suction port of the chip discharge pipe is opened on the bottom surface, and the discharge port of the chip discharge pipe is open to be connected to the suction hose of the dust collector. And a tool mount
前記工具は前記工具取付台に着脱自在に取り付けられ、The tool is detachably attached to the tool mount,
前記工具取付台の底面に開設された切粉排出用パイプの吸引口の下方で、前記水平カッターの水平カッター本体が前記回転駆動軸の回転動により周方向に回転動可能に、前記水平カッター本体の底面が前記切粉排出用パイプの吸引口の下方に於いて前記工具取付台の底面と平行な位置関係となるように取り付けられたことを特徴とするタイル陶片剥離工具。The horizontal cutter body can be rotated in the circumferential direction by the rotational movement of the rotary drive shaft below the suction port of the chip discharging pipe established on the bottom surface of the tool mounting base. A tile ceramic chip peeling tool, wherein the bottom surface of the tile is attached so that the bottom surface of the tool discharge base is parallel to the bottom surface of the tool mounting base below the suction port of the chip discharging pipe.
平坦な外面を有する底面に切粉排出用パイプを設け、該切粉排出用パイプの吸引口は前記底面に開設し、切粉排出用パイプの排出口は集塵機の吸引ホースと接続可能に開口してなる工具取付台とよりなり、
前記工具は前記工具取付台に着脱自在に取り付けられ、
前記工具取付台の底面に開設された切粉排出用パイプの吸引口の下方で前記水平カッターの水平カッター本体が前記回転駆動軸の回転動により周方向に回転動可能に、水平カッター本体の底面が前記切粉排出用パイプの吸引口の下方に於いて前記工具取付台の底面と平行な位置関係となるように取り付けられ、
前記水平カッター本体の回転動により発生する切粉粉麈の周囲への拡散防止及び工具取付台の正背方向への振動や揺動の防止、及び露出したコンクリート面に対して水平カッター本体の底面が平行な位置関係を保持状態で貼着剤中を移動可能に、水平板を前記工具取付台の正面側又は/及び背面側に前記工具取付台の底面外面に対して90度の角度を有して上下位置調整可能且つ着脱可能に取り付けられていることを特徴とするタイル陶片剥離工具。 A horizontal cutter of the tile ceramic piece peeling tool according to any one of claims 1, 2, 3, and 4, and an axial direction of the horizontal cutter and a rotational drive shaft attachment shaft of the horizontal cutter so that the horizontal cutter can be rotated in the circumferential direction. A tool comprising a connectable rotary drive shaft;
A chip discharge pipe is provided on the bottom surface having a flat outer surface, the suction port of the chip discharge pipe is opened on the bottom surface, and the discharge port of the chip discharge pipe is open to be connected to the suction hose of the dust collector. And a tool mount
The tool is detachably attached to the tool mount,
The bottom surface of the horizontal cutter body is configured such that the horizontal cutter body of the horizontal cutter can be rotated in the circumferential direction by the rotational movement of the rotary drive shaft below the suction port of the chip discharging pipe established on the bottom surface of the tool mount. Is attached so as to be parallel to the bottom surface of the tool mounting base below the suction port of the chip discharging pipe,
Prevention of diffusion of the powder dust generated by the rotation of the horizontal cutter body around the periphery, prevention of vibration and swinging in the normal direction of the tool mount, and the bottom surface of the horizontal cutter body with respect to the exposed concrete surface The horizontal plate has an angle of 90 degrees with respect to the outer surface of the bottom surface of the tool mount on the front side and / or the back side of the tool mount so that it can move in the adhesive while maintaining a parallel positional relationship. The tile ceramic piece peeling tool is characterized in that it is vertically attachable and detachable .
該刷毛の先端位置は、水平板の下端縁と同じ位置か、或は水平板の下端縁よりも僅かばかり下方に位置するようにしたことを特徴とする請求項5、6又は7の何れかに記載のタイル陶片剥離工具。 Portions for chips dust generated by rotational movement of the horizontal cutter body is prevented from diffusing into the surrounding out from the front of the tool mount, Ru Wataru to the rear side from the front side in the traveling direction front side of the tool mount Provide a brush with the bristles facing downward in part or all of the
8. The brush according to claim 5, wherein the brush tip is located at the same position as the lower edge of the horizontal plate or slightly below the lower edge of the horizontal plate. The tile porcelain peeling tool described in 1.
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