JP5121365B2 - 太陽電池モジュールおよびその製造方法 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の太陽電池モジュールに用いられる太陽電池素子の構成を示す断面図である。
図4(a)、(b)に示されるように本発明の太陽電池モジュールは、太陽光を受光する第1の面(第3の面)と、第1の面の裏側に設けられた第2の面(第4の面)とを含み、第2の面に形成された第1の電極(第3の電極)と、第2の面に形成されており、第1の電極と極性が異なる第2の電極(第4の電極)とを有する複数の太陽電池素子(第1の太陽電池素子A、第2の太陽電池素子B)を有する。これら複数の太陽電池素子間は、第2の面側において凹凸形状の配線材により接続されている。すなわち、配線材11は、部分的に屈曲しており、第1の太陽電池素子Aの第1の電極と第2の太陽電池素子Bの第4の電極とに接続された複数の凹部と、第1の太陽電池素子Aの第1の電極または第2の太陽電池素子Bの第4の電極から離れて設けられた複数の凸部とを有する。このような構成により、内部抵抗の増大を抑えて長期信頼性を確保するとともに発電効率を向上させた太陽電池モジュールとすることができる。
次に、太陽電池モジュールの製造方法について説明する。
まず、一導電型を示す半導体基板1として、1×1015atoms/cm3〜1×1017atoms/cm3程度ドープされたP型のシリコン基板を準備する。
次に、半導体基板1の第1の面1aと第2の面1bとの間に貫通孔3を形成する。
次に、半導体基板1の受光面側に、光反射率の低減を効果的に行うための微細な突起(凸部)をもつ凹凸構造1cを形成する。
次に、半導体基板1の第1の面1a(受光面)に第一逆導電型層2aを形成し、貫通孔3の内壁に逆導電型を成す第二逆導電型層2bを形成し、第2の面1b(非受光面)に第一逆導電型層2cする。
次に、第一逆導電型層2aの上に、反射防止膜7を形成することが好ましい。
次に、半導体基板1の第2の面1b(非受光面)には、一導電型半導体不純物が高濃度に拡散された高濃度ドープ層6を形成することが好ましい。
次に、半導体基板1に、受光面側電極4aと貫通孔電極4bを形成する。
隣接する太陽電池素子10の第1バスバー電極4cと第2バスバー電極5aとを交互に配線材11によって接続する。配線材11の形成方法としては、所望の組成を有する半田の浴に直線上の銅箔を一定速度で浸漬させ取り出すことにより銅箔の全面に半田が被覆され、その後、半田被覆された銅箔を凹凸形状を有する対となった工具の間にはさみ、工具に強い力を加えることで塑性加工するプレス加工によって、図5に示されるような配線材11に接続部11cと非接続部11dとからなる凹凸形状が形成される。また、配線材11の一部に絶縁テープを貼りつけて絶縁層を形成してもよく、絶縁層の形成は凹凸形状形成の前後どちらであっても構わない。
次に、透光性部材12の上に、表側充填材14を配置し、その上に配線材11によって接続された複数の太陽電池素子10と、裏側充填材15と、裏面保護材13とを順次積層する。そして、ラミネーターと呼ばれる装置で50Pa〜150Pa程度の減圧下で、100℃〜200℃程度の温度で15分〜60分間加熱しながら加圧することによりラミネートし積層物を一体化する。
1c :凹凸構造
2 :逆導電型層(拡散層)
2a :第一逆導電型層
2b :第二逆導電型層
2c :第三逆導電型層
3 :貫通孔
4 :第1の電極
4a :受光面側電極
4b :貫通孔電極
4c :第1バスバー電極
5 :第2の電極
5a :第2バスバー電極
5b :集電電極
6 :高濃度ドープ層
7 :反射防止膜
10 :太陽電池素子
11 :配線材
11a:第1の配線材
11b:第2の配線材
11c:接続部
11d:非接続部
11e:非接続部の凹部
12 :透光性部材
13 :裏面保護材
14 :表側充填材
15 :裏側充填材
16 :出力取出配線
17 :端子ボックス
18 :枠
20 :太陽電池モジュール
30 :加熱炉
31 :ヒーター
32 :固定治具
33 :搬送用ベルト
Claims (11)
- 太陽光を受光する第1の面と、前記第1の面の裏側に設けられた第2の面とを含み、前記第2の面に形成された第1の電極と、前記第1の電極と異なる極性を有し前記第2の面に形成された第2の電極と、を備えた第1の太陽電池素子と、
太陽光を受光する第3の面と、前記第3の面の裏側に設けられた第4の面とを含み、前記第4の面に形成された第3の電極と、前記第3の電極と異なる極性を有し前記第4の面に形成された第4の電極と、を有する第2の太陽電池素子と、
前記第1の太陽電池素子の前記第1の電極または前記第2の太陽電池素子の前記第4の電極から離れて設けられた複数の凸部を有しており、前記第1の太陽電池素子の前記第1の電極と前記第2の太陽電池素子の前記第4の電極とに固定された第1の配線材と、を備える太陽電池モジュールであって、
前記第1の太陽電池素子と前記第2の太陽電池素子とが平面視で矩形状であり、
前記第1の配線材は、前記第1の太陽電池素子または前記第2の太陽電池素子の1辺の長さよりも長く、
前記第1の配線材の前記凸部の表面が窪んでいる太陽電池モジュール。 - 前記第1の太陽電池素子の前記第2の電極または前記第2の太陽電池素子の前記第3の電極から離れて設けられた複数の凸部を有しており、前記第1の太陽電池素子の前記第2の電極と前記第2の太陽電池素子の前記第3の電極とに固定された第2の配線材を有することを特徴とする請求項1に記載の太陽電池モジュール。
- 前記第1の配線材と前記第2の配線材とは、平面視で直線状であることを特徴とする請
求項2に記載の太陽電池モジュール。 - 前記第1の配線材と前記第1の電極との接続部と、前記第2の配線材と前記第2の電極との非接続部とが、隣り合う位置に設けられていることを特徴とする請求項2または3に記載の太陽電池モジュール。
- 前記第1の配線材に絶縁層が形成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の太陽電池モジュール。
- 前記第1の配線材と、前記第1の電極または前記第2の電極との間に絶縁層が形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の太陽電池モジュール。
- 前記第1の太陽電池素子が、前記第1の面と前記第2の面との間に設けられた貫通孔と、前記貫通孔内に設けられた貫通孔電極と、前記第1の面に設けられた受光面側電極と、前記受光面側電極に前記貫通孔電極を介して電気的に接続されており、前記貫通孔の前記第2の面側の開口の少なくとも一部を塞ぐ前記第1の電極の第1バスバー電極と、を有し、前記第1の配線材は、前記第1バスバー電極と、前記貫通孔の前記第2の面側の前記開口上で接続されることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の太陽電池モジュール。
- 請求項1〜7のいずれかに記載の太陽電池モジュールを製造するための製造方法であって、前記第1の配線材および前記第1の電極と、前記第1の配線材および前記第4の電極とを固定して加熱し、前記第1の配線材および前記第1の電極と、前記第1の配線材および前記第4の電極とを接続することを特徴とする太陽電池モジュールの製造方法。
- 前記第1の配線材の非接続部と前記第1の電極との間、または前記第1の配線材の非接
続部と前記第4の電極との間に、充填材を有することを特徴とする請求項8に記載の太陽電池モジュールの製造方法。 - 前記第1の配線材および前記第1の電極と、前記第1の配線材および前記第4の電極とは、セラミックスからなる固定治具により固定されることを特徴とする請求項8または請求項9に記載の太陽電池モジュールの製造方法。
- 前記配線材および前記第1の電極と、前記配線材および前記第4の電極とは、ヒーターを有する加熱炉内で加熱され接続されることを特徴とする請求項8〜10のいずれかに記載の太陽電池モジュールの製造方法。
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