JP4906646B2 - 羽根駆動装置 - Google Patents

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Description

本発明は、羽根駆動装置に関する。
カメラ用の羽根駆動装置としては、開口が形成された基板と、開口を開閉する羽根と、羽根を駆動するための駆動源であるアクチュエータなどを備えたものが一般的である。このようなアクチュエータは、回転可能に支持されたロータと、励磁用のコイルが巻回されておりロータに回転力を与えるステータなどから構成されている。アクチュエータは、基板上に形成された位置決めピンとステータとの外周部とが当接することによって、基板に対して位置決め及び固定されるものが一般的である(特許文献1参照)。
特願2006−351574号
ところでこのような羽根駆動装置は、携帯電話などに搭載される場合も多く、更なる小型化が要請されている。例えば、基板の大きさを可能な限り小型化することにより、羽根駆動装置の光軸と直交する平面方向での大きさを小型化することができる。しかしながら、前述したようにアクチュエータは、基板に形成された位置決めピンと、ステータの外周部とが当接することにより基板に位置決め及び取り付けられているため、位置決めピンを設けた分だけ、基板の大きさを小型化することができないという問題点がある。
そこで本発明は、光軸と直交する平面方向に小型化された羽根駆動装置を提供することを課題とする。
上記目的は、開口部を有する基板と、前記開口部を開閉する羽根と、前記羽根を駆動する駆動源とを備え、前記駆動源は、回転可能に支持されたロータと、励磁用のコイルが巻回されており前記ロータに回転力を与えるステータとを含み、前記ステータは、前記基板に形成された突起部と嵌合する嵌合孔が形成されている、ことを特徴とする羽根駆動装置によって達成できる。
この構成により、ステータの外周部と当接する位置決めピンを廃止しでき、光軸方向と直交する平面方向での基板の小型化を図ることができる。
上記構成において、前記ステータは、前記突起部を熱カシメすることにより、前記基板に固定されている、構成を採用できる。
突起部を熱カシメすることにより、ステータをより確実に基板に固定できる。
上記構成において、前記ステータは、前記突起部を前記嵌合孔に圧入することにより、前記基板に固定されている、構成を採用できる。
突起部を嵌合孔に圧入することにより、ステータをより確実に基板に固定できる。
上記構成において、前記ステータは、複数の鉄片が連結されて構成されており、前記複数の鉄片のそれぞれには、前記突起部と共通に嵌合する嵌合孔が形成されている、構成を採用できる。
ステータが、複数の鉄片から連結されて構成されている場合であっても、突起部が、複数の鉄片のそれぞれに形成された嵌合孔と共通に嵌合するため、部品点数の増大を抑制でき、光軸と直交する平面方向での小型化が維持することができる。
上記構成において、前記羽根は、前記ステータと光軸方向に重なって前記開口部から退避した退避位置に位置づけられる、構成を採用できる。
これにより、平面方向での小型化を維持できる。
上記構成において、前記ステータは、前記退避位置に位置づけられた前記羽根と干渉しない位置に前記コイルが巻回されている、構成を採用できる。
これにより、平面方向での小型化を維持できる。
本発明によれば、光軸と直交する平面方向に小型化された羽根駆動装置を提供できる。
以下、本発明に係る羽根駆動装置の複数の実施例について図面を参照して説明する。
図1は、実施例1に係る羽根駆動装置の構成を示した正面図である。図2は、図1のA−A断面図である。図3は、図1のB−B断面図である。図4は、実施例1に係る羽根駆動装置の背面図である。実施例1に係る羽根駆動装置は、上ケース10、下ケース20、羽根30、ロータ40、鉄片50、60L、60R、コイル70L、70R、フレキシブルプリント基板80などから構成される。
上ケース10及び下ケース20は、図2及び図3に示すように、羽根30、ロータ40、鉄片50、60L、60R、フレキシブルプリント基板80の一部分等を内部に収納する筐体としての機能を有する。上ケース10及び下ケース20は、合成樹脂により成形されており、基板である上ケース10は下ケース20よりも肉厚に形成されている。実施例1に係る羽根駆動装置は、上ケース10が被写体側に、下ケース20がCCDなどの撮像素子側に向くように、撮像装置やレンズ駆動装置などに取り付けられる。上ケース10、下ケース20には、それぞれ撮影用の開口部11、21が形成されている。開口部11周辺部は、図3に示すように、傾斜部12が形成されている。尚、図1において上ケース10は、破線で示している。
羽根30は、合成樹脂により成形されており、開口部11、21を開閉自在に支持されている。羽根30は、ロータ40と一体に揺動する。図1において羽根30は、開口部11、21から退避した退避位置に位置しており、開口部11、21を全開状態にしている。
ロータ40は、周方向に異なる極性に着磁されており、筐体を形成する上ケース10及び下ケース20内で回転可能に支持されている。ロータ40は、円筒状に形成されており、その内周には、ストッパ部材41が圧入されている。従って、ロータ40が回転することにより、ストッパ部材41も一体に回転する。
ストッパ部材41は、合成樹脂により略円筒状に形成されており、ストッパ部材41の内周には、上ケース10から光軸方向に突出したロータ固定軸13と摺動可能に係合する。このようにして、ロータ40は、回転可能に支持されている。ストッパ部材41には、図3に示すように、ストッパ部材41の底面から径方向外側に伸びたピン部411が形成されている。ピン部411は、ロータ40の外周面よりも径方向外側に突出して形成されている。また、羽根30は、ストッパ部材41の底面部分と係合しており、ストッパ部材41の回転により、羽根30は、ロータ固定軸13を中心として揺動する。従って、ロータ40が回転することにより、羽根30は、開口部11、21を開閉するように揺動する。また、図1、図3に示すように、上ケース10には、ピン部411と当接する位置に規制ピン14L、14Rが形成されており、規制ピン14L、14Rがピン部411と当接することによって、ロータ40の回転範囲を規制している。これにより、羽根30の揺動範囲も規制される。また、図4に示すように、下ケース20には、ピン部411の厚みを逃がすための逃げ孔24が形成されている。尚、ロータ固定軸13は、下ケース20に形成された係合孔と係合する。
鉄片50、60L、60Rは、図1に示すように、上ケース10及び下ケース20の内周側面に沿うように配置されていると共に、開口部11、21の周囲をロータ40部以外のほぼ全周に亘り囲うように配置されている。鉄片50、60L、60Rは、互いに連結されている。鉄片50は、図1に示すように、略コ字状に形成されている。鉄片60L、60Rは、図1、図2に示すように、それぞれ鉄片50の端部と連結されている。鉄片60L、60Rは、それぞれロータ40の外周面と対向する磁極部62L、62Rが形成されている。詳細には、鉄片60L、60Rは、鉄片50の対向しあう2辺の端部から直角に折れ曲がって、鉄片60Lと鉄片60Rとの端部が対向するように連結されている。尚、図2において、鉄片60Lについては省略してある。
鉄片50には、図1に示すように、コイル70L、70Rがそれぞれ左右の腕部に巻回されている。コイル70L、70Rは、鉄片50、60L、60Rを励磁するためのものである。コイル70L、70Rへの通電により、磁極部62L、62Rは、それぞれ異なる極性に励磁されて、ロータ40に対して磁気的吸引力、又は反発力が作用し、ロータ40に回転力が与えられる。即ち、鉄片50、60L、60Rは、これらが一体で、ロータ40に回転力を与えるステータとして機能する。従って、ロータ40、鉄片50、60L、60R、コイル70L、70Rは、羽根30を駆動する駆動源であるアクチュエータとして機能する。
尚、鉄片50、60L、60Rは、光軸方向からみて、略矩形状に形成されている。また、それに対応して、上ケース10、下ケース20も光軸方向からみて、矩形状に形成されている。羽根30は、鉄片50、60L、60Rによって包囲された位置に配置されている。また、鉄片50、60L、60Rは、光軸方向に扁平状に形成されている。また、鉄片50には、コイル70L、70Rが巻回されているが、鉄片60L、60Rには、コイルは巻回されていない。また、鉄片60Lと鉄片60Rとは、同一形状に形成されている。
また、図1、図3、図4に示すように、上ケース10、下ケース20内に、フレキシブルプリント基板(以下「FPC」と称する)80が挿入されている。FPC80は、可撓性を有している。FPC80の下ケース20と対向する面には、コイル70L、70Rを通電するための半田ランド部81L、81R、82L、82Rが形成されている。コイル70Lの両端部は、それぞれ半田ランド部81L、82Lと接続し、コイル70Rの両端部も同様に、それぞれ半田ランド部81R、82Rと接続する。半田ランド部81L、81R、82L、82Rは、筐体を構成する上ケース10及び下ケース20内に収納されていると共に、鉄片50、60L、60Rに包囲されている。FPC80には、留め孔87が形成されており、図1、図3に示すように、上ケース10に形成された支持ピン17が留め孔87を貫通している。また、支持ピン17は、図3、図4に示すように、係合孔27と係合している。これにより、支持ピン17は、係合孔27と連結する機能を有すると共に、FPC80を所定位置に固定する機能も有している。
また、図3に示すように、FPC80は、上ケース10に形成された挿入孔18から、上ケース10、下ケース20内に挿入され、鉄片50の手前で湾曲部88を介して、上ケース10の内面に沿うように固定されている。
次に、鉄片50、60L、60Rの連結構造について詳細に説明する。図5は、図2において示した、鉄片50と鉄片60Rとの連結部分の拡大図である。図5に示すように、鉄片60Rと、鉄片50との連結部分では、他の部分よりも厚みが薄くなった薄肉部51Rと、薄肉部61Rとが当接している。また、薄肉部51R、61Rには、それぞれ、嵌合孔55R、65Rが形成されている。嵌合孔55R、65Rは、上ケース10に形成された固定ピン15Rと共通に嵌合している。また、固定ピン15Rの先端部は熱カシメによって鉄片50の下端面と圧着され、この結果、薄肉部51Rと薄肉部61Rとが圧接されている。この構成は、嵌合孔55L、65L、固定ピン15Lについても同様である。
また、図5に示すように、上ケース10には、固定ピン15Rの隣に係合ピン16Rが設けられており、係合ピン16Rは、薄肉部51R、61Rにそれぞれ形成された、係合凹部56R、66Rと係合する。係合凹部56R、66Rは、嵌合孔55R、65Rと異なり、それぞれ鉄片50、60Rの外周面に光軸方向に沿って切欠状に形成されている。この構成は、係合ピン16L、係合凹部56L、66Lについても同様である。
また、図4に示すように、上ケース10、下ケース20の対角線上の隅部の2箇所に、接着剤Aが充填された充填部が形成されている。図6は、充填部の構造を示した断面図である。図4、図6に示すように、充填部は、上ケース10から上ケース20に向けて立ち上がった突状の堤防部19と、下ケース20の外周部から上ケース10に向けて折れ曲がった折曲部29と、上ケース10の隅部における内周側面とにより画定される。上ケース10と下ケース20とは、充填部に充填された接着剤Aにより固定されている。
次に、実施例1に係る羽根駆動装置の組み立て方法について簡単に説明する。 まず、上ケース10の内側を上向きにした状態で、ロータ40、ストッパ部材41、羽根30を一体化したものを、ロータ固定軸13に嵌めこむ。次に固定ピン15R、係合ピン16Rと、それぞれ嵌合孔65R、係合凹部66Rが係合するように、鉄片60Rを上ケース10の内側に配置し、鉄片60Lも同様に配置する。尚、鉄片60Rは、固定ピン15R、係合ピン16Rが、それぞれ嵌合孔65R、係合凹部66Rと同時に係合するように、取り付ける。係合ピン16Rは、鉄片60Rが、固定ピン15Rを中心に回転することを防止する機能を有している。これにより、鉄片60Rは、上ケース10に対して位置決めされる。ここで、鉄片60Rが、固定ピン15R、係合ピン16Rと、それぞれ嵌合孔65R、係合凹部66Rと圧接するように、取り付けられてもよい。この場合、鉄片60Rはロータ40に対して所望の間隔を保ち上ケース10に確実に固定することができる。鉄片60Lの嵌合孔65L、係合凹部66Lと固定ピン15L、係合ピン16Lについても同様である。
次に、FPC80を、半田ランド部81等が、上ケース10の内側を向くように、支持ピン17に留め孔87を嵌合させて上ケース10の内側に取り付ける。次に、コイル70L、70Rが巻回された鉄片50を、固定ピン15L、15Rがそれぞれ嵌合孔55L、55Rと嵌合し、係合ピン16L、16Rとがそれぞれ係合凹部56L、56Rと係合するように、上ケース10の内周に取り付ける。この際に、鉄片50の薄肉部51Rは、薄肉部61Rと、薄肉部51Lは、薄肉部61Rと重なるように、上ケース10に取り付けられる。次に、固定ピン15L、15Rの先端部を、熱カシメによって溶解させて、固定ピン15L、15Rの先端部と、鉄片50の外周面とを溶着させる。また、より確実に上ケース10に固定するために係合ピン16L、16Rの先端を熱カシメによって溶解させて、鉄片50の外周面とを溶着させてもよい。次に、下ケース20を、支持ピン17と係合孔27とが、またロータ固定軸13とロータ固定軸13に対応する係合孔とが係合するように、上ケース10へ組み付ける。その後、充填部に接着剤Aを流し込み、上ケース10と下ケース20とを接着する。以上により、実施例1に係る羽根駆動装置は組み立てられる。
次に、実施例1に係る羽根駆動装置に関して、光軸方向の薄型化を維持しつつハンドリング性を向上させるための構造等について説明する。従来の羽根駆動装置は、開口部を有した基板に、羽根と、羽根を駆動するアクチュエータとからなる構成であるが、アクチュエータは通常、開口部から退避した基板上の端部に配置されていた。このため、ステータも同様に基板上の端部に配置されていた。このように、ステータを配置した場合、羽根駆動装置の外周面は基板がむき出しになっている部分があり、このような基板は一般的に薄型に形成されているため、羽根駆動装置の組み立て時や、羽根駆動装置の組み立て完成後に撮像装置やレンズ駆動装置へこの羽根駆動装置を組み付ける際には、その取り扱いによっては基板が撓む恐れがある。
しかしながら、本実施例に係る羽根駆動装置においては、前述したように、ステータとして機能する、鉄片50、60L、60Rは、これらが一体となって、上ケース10、下ケース20の内周側面に沿うように形成されている。このため、羽根駆動装置の外周側面を強く持った場合であっても、上ケース10、下ケース20が撓む心配は少ない。従って、羽根駆動装置の組み立て時や、携帯電話などへの羽根駆動装置の取り付け時のハンドリング性が向上する。
またこのように、鉄片50、60L、60Rは、これらが一体となって、上ケース10、下ケース20の内周側面に沿うように形成されているので、外部からの衝撃が加わった場合であっても羽根30の作動を補償でき、耐衝撃性が向上する。特に、側方から衝撃に対して向上する。
また、筐体を構成する上ケース10、下ケース20の光軸方向での厚みは、図2に示すように、コイル70L、70Rの厚みに対応して設定されている。一般的に、ステータを励磁するためのコイルは、羽根駆動装置の構成部材の中で最も厚みの大きい部分となる。従って、このようにコイル70L、70Rの厚みに対応して、上ケース10、下ケース20の厚みを設定することにより、光軸方向の薄型化を維持しつつハンドリング性を向上させることができる。
また、図1に示したように、FPC80上に形成された半田ランド部81R、81L、82R、82Lは、上ケース10、下ケース20内に収納されていると共に、鉄片50、60L、60Rによって包囲されている。この構成により、羽根駆動装置の組み立て時等に、羽根駆動装置が撓んで、内部のコイルの断線などを防止でき、組み立て時などのハンドリング性が向上する。尚、FPC80は、上ケース10、下ケース20の側面から内部へと差し込まれているため、羽根駆動装置の光軸方向での薄型化を維持できる。
また、従来の羽根駆動装置では、一般的に、ロータに固定され径方向に突出して光軸方向の下方向に折れ曲がった駆動ピンが、羽根に形成された係合溝に係合することにより羽根は駆動する構成となっており、このように駆動ピンが光軸方向の下方向に折れ曲がっていた。このため、従来の羽根駆動装置の光軸方向で厚みが増す要因の一つになっていた。しかしながら、実施例1に係る羽根駆動装置においては、羽根30は、図3に示したように、ロータ40に取り付けられているので、光軸方向の薄型化を維持することができる。また、ロータから、羽根へ駆動を伝達する駆動ピンを廃止することができるので、部品点数を削減することができる。
尚、羽根30は、図3に示すように、ストッパ部材41にも直接固定されている。本実施例においては、羽根30と、ストッパ部材41とは別体に成形されているが、一体に成形してもよい。これにより、更に部品点数を削減できる。また、本実施例では、ロータ40の回転を支持する軸として機能するロータ固定軸13は、上ケース10に一体に形成されたものであるが、このような構成に限定されず、例えば、ロータと一体に回転するロータ軸であってもよい。この場合、ロータ軸に、羽根30を直接固定または、ロータ軸と一体に羽根30を形成してもよい。
また、図6に示したように、上ケース10、下ケース20には、上ケース10、下ケース20を固定するための接着剤Aを充填する充填部が形成されている。このように、上ケース10、下ケース20は接着剤Aにより固定されている。従来の羽根駆動装置においては、上ケース10、下ケース20の何れか一方から光軸方向に突出した突起部と、この突起部と嵌合する嵌合孔が他方に形成され、この嵌合孔と嵌合した突起部の先端を熱カシメにより溶着することにより、両者を固定していた。このように熱カシメにより固定すると、僅かに、突起部の先端部が溶けているため、この部分が光軸方向の厚みを増大させる要因の一つとなっていた。しかしながら、本実施例に係る羽根駆動装置のように、接着剤により上ケース10、下ケース20を固定することにより、光軸方向の薄型化を維持することができる。
尚、上ケース10、下ケース20は接着剤により固定されているが、その他の構成であってもよく、例えば、スナップフィット結合により両者を固定するものであってもよい。図7は、スナップフィット構造を採用した場合の例示的な断面図である。図7に示すように、上ケース10、下ケース20が組み付けられた際の光軸方向の厚みを超えない位置に、係止片19s、これに対応する係止孔29sを形成した構成であってもよい。この場合、接着剤を充填するスペースが不要であるため、光軸方向の薄型化を維持しつつ、光軸に直交する平面方向での小型化も維持できる。
また、ステータとして機能する、鉄片50、60L、60Rは、図2、図3に示したように、光軸方向に扁平状に形成されているため、光軸方向の薄型化が維持される。特に、図5に示したように、鉄片50と、60L、60Rとが連結される連結部においては、鉄片50は、薄肉部51L、51Rと、それぞれ薄肉部61L、61Rとが光軸方向に重なった状態で、鉄片60L、60Rと連結されているため、光軸方向の厚みの薄型化を維持することができる。
また、前述したように、上ケース10、下ケース20は、光軸方向からみて矩形状に形成され、鉄片50、60L、60Rは、上ケース10、下ケース20の形状に対応するように光軸方向から見て矩形状となるように配置されている。この構成により、光軸方向から見て円形に形成されている場合よりも、矩形状に形成されている場合の方が半田ランド部81R、81L、82R、82L等を配置する面積が広く取れるため、部品配置スペースを有効に利用できる。また組み立て完成後の取り扱いが容易となる。
次に、上ケース10に対して駆動源を位置決め及び固定するための構造について説明する。図1、図2に示したように、ステータとして機能する鉄片50、60L、60Rは、上ケース10に形成された固定ピン15R、15L、係合ピン16R、16Lと嵌合することにより、位置決め及び固定がなされている。従来は、ステータの外周部と、基板に設けられた位置決めピンとが圧接することにより、ステータの位置決め及び固定が行われていた。しかしながら、このようにステータの外周部と圧接する位置決めピンを基板等に設けることにより、光軸方向と直交する平面方向での小型化を維持することができない。実施例1に係る羽根駆動装置では、固定ピン15R等と嵌合する嵌合孔55R等が、鉄片50、60Rに形成されているため、ステータの外周部と当接する位置決めピンを廃止しでき、平面方向での上ケース10、下ケース20の小型化を維持することができる。これにより、羽根駆動装置の平面方向での小型化も維持することができる。
また、図2に示したように、固定ピン15Rの先端部は、熱カシメされている。これにより、鉄片50、60Rを確実に上ケース10に固定することができる。尚、固定ピン15Rは、鉄片50、60Rにそれぞれ形成された嵌合孔55R、65Rと共通に嵌合するため、本実施例の羽根駆動装置のように、ステータが、複数の鉄片から構成されている場合であっても、部品点数の増大を抑制でき、平面方向での小型化が維持することができる。
次に、実施例1に係る羽根駆動装置に関して、小型化を維持しつつシャッタスピードを向上させるために講じられた構造等について説明する。
前述したように、鉄片50、60L、60Rは、これらが連結して、開口部11、21の周囲をほぼ全周に亘り囲むように配置されている。このように配置されているので、ステータとして機能する、鉄片50、60L、60Rの全長をかせぐことができ、これに巻回されるコイル70L、70Rの巻数を増やすことができる。これにより、ロータ40の出力が増し、シャッタスピードが向上する。また、鉄片50、60L、60Rは、開口部11、21の周囲をほぼ全周に亘り囲むように配置されているので、光軸と直交する平面方向での、鉄片50、60L、60R全体での大きさの小型化を維持することができる。
また、鉄片50、60L、60Rは、全体で矩形状に形成されているので、直線状の部位をできる限り長くすることができ、これによりコイル70L、70Rの巻回が容易な直線状の部位にコイル70L、70Rを多く巻回することができる。また、コイル70L、70Rは、鉄片50の対向しあう2辺のそれぞれに巻回されているので、コイルの巻数を増大させることができる。また、ロータ40は、矩形の一辺の中央部に配置されており、このような位置にロータ40を配置した場合には、コイル70L、70Rは、それぞれ鉄片50の対向しあう2辺に巻回することが適している。
また、従来のようにステータを一体に形成し、かつ本実施例に係る羽根駆動装置のように開口部11、21の周囲を囲うような複雑な形状を採用した場合には、ステータへのコイルの巻回作業が困難になる恐れがある。しかしながら、本実施例に係る羽根駆動装置に採用されるステータは、前述したように、鉄片50、60L、60Rが連結されて構成されている。従って、鉄片50、60L、60Rを連結する前に、鉄片50にコイル70L、70Rを巻回し、その後に連結することにより、コイル70L、70Rの巻回作業性が向上する。
次に、実施例2に係る羽根駆動装置について、図面を参照して説明する。尚、実施例2に係る羽根駆動装置については、実施例1に係る羽駆動装置と類似の部分には類似の符号を付することにより、その部分の説明を省略する。
図8は、実施例2に係る羽根駆動装置の構成を示した正面図であり、図9は、フレキシブルプリント基板の図示を省略した状態での実施例2に係る羽根駆動装置の正面図である。図10は、図8でのC−C断面図である。
図8、図9に示すように、ロータ40aは、光軸方向から見て矩形状に形成された上ケース10a、下ケース20aの隅部に配置されている。また、ステータとして機能する、鉄片50La、50Raは、それぞれL字状に形成されており、かつ同一形状に形成されている。鉄片50La、50Raは、開口部11a、21aの周囲を囲い且つ上ケース10a、下ケース20aの内周側面に沿うように矩形状に配置されている。鉄片50La、50Raのそれぞれの一端部に、ロータ40aと対向する磁極部52La、52Raが形成されている。また、鉄片50La、50Raは、それぞれの他端部で連結されている。鉄片50La、50Raには、上ケース10aに形成された固定ピン15La、15Raとそれぞれ係合する嵌合孔55La、55Raがそれぞれ形成されている。固定ピン15La、15Raは、ストッパ部材41aの近傍に設けられている。
鉄片50La、50Raには、コイルボビン90aが組みつけられている。コイルボビン90aは、合成樹脂で形成されており、図8、図9に示すように、それぞれコイル70La、70Raが巻回された2本の腕部と、一方の腕部の両端部にそれぞれ形成された鍔部91La、92Laと、他方の腕部の両端部にそれぞれ形成された鍔部91Ra、92Raとから構成される。図9に示すように、鍔部91La、91Raにはそれぞれ、コイル70Laの端部、コイル70Raの端部を絡ませるための、端子部94La、94Raが形成されている。ここで、コイル70La、70Raは、一本の素線から構成されている。この素線は、図8に点線で示すように、FPC80aに形成された半田ランド部81a、82aと接続されている。また、コイルボビン90aには、鍔部92Laと鍔部92Raとを連結する薄肉部93aが形成されている。薄肉部93aは、鍔部92La等の他の部分よりも薄肉に形成されており、折り曲げ可能に形成されている。コイルボビン90aは、図8、図9に示めすように、鍔部92Laと鍔部92Raとが直角をなすように、薄肉部93aで折り曲げられている。
また、図8に示すように、FPC80aは、開口部11a、21aを通過する光路を確保するための逃げ孔86aが形成されており、また、ロータ40aの回転への干渉を防ぐために逃げ孔84aが形成され、固定ピン15La、15Raに貫通される貫通孔85La、85Raが形成されている。図11は、図8におけるD‐D断面図である。図11に示すように、FPC80aは、上ケース10aに形成された挿入孔18aから上ケース10a、下ケース20a内に挿入されており、鉄片50Laの手前で湾曲部88aを介して、下ケース20aの内面に沿うように固定されている。また、半田ランド部81a、82aは、上ケース10a、下ケース20a内であって鉄片50La、50Raによって囲まれる位置に形成されている。
また、図11に示すように、固定ピン15Laは、鉄片50Laに形成された嵌合孔55Laと嵌合し、固定ピン15Laの先端部は熱カシメによって上ケース10aに固定されている。このような構成によっても、ステータの外周部と当接する位置決めピンを廃止しでき、平面方向での上ケース10a、下ケース20aの小型化を維持することができる。これにより、羽根駆動装置の平面方向での小型化も維持することができる。また、嵌合孔55Laは、固定ピン15Laに圧接して取り付けてもよい。この場合、鉄片50Laはロータ40aに対して所望の間隔を保ち上ケース10aに確実に固定することができる。
また、図10に示すように、羽根30aは、ストッパ部材41aに固定されており、ストッパ部材41aは、ロータ40aと一体に回転する。即ち、羽根30aは、ストッパ部材41aを介してロータ40aに取り付けられている。また、図10に示すように、鉄片50Laと鉄片50Raとの連結部分には、それぞれ薄肉部51La、51Raが形成されている。また、上ケース10aにはこの連結部分を支える台座部16aが、下ケース20aには台座部26aがそれぞれ形成されている。台座部16aは、薄肉部51Laの上面と当接し、台座部26aは、薄肉部51Raの下面と当接する。尚、図10においては、コイルボビン90aや、コイル70Laについては図示を省略してある。
図9に示した羽根30aは、開口部11a、21aから退位した退避位置に位置づけられた際の状態を示しているが、羽根30aはこの退避した位置において、羽根30aの一部と鉄片50Raの一部と光軸方向に重なるように配置される。詳細には、羽根30aは、光軸方向に鉄片50Raよりも下ケース20a側に配置される。このように構成されているので、平面方向での小型化を維持することができる。また、図9に示すように、コイル70Ra、70Laの双方とも、退避位置に位置づけられた羽根30aと干渉しない位置に巻回されている。これにより、平面方向での小型化を維持することができる。
また、コイルボビン90aは、前述したように、薄肉部93aで折り曲げ可能に形成されているので、このように、ステータが矩形状に形成された場合であっても、矩形状に形成されたステータの対向しない2辺にコイルを巻回することができる。これにより、単一のコイルボビン90aで、コイルの巻数を増大させることができる。
次に、実施例1に係る羽根駆動装置の変形例について、図12を参照して説明する。図12は、実施例1の変形例に係る羽根駆動装置の正面図であり、図1と対応する図である。図12に示すように、FPC80Aには、コイル70L、70Rへの通電を制御する制御IC100が実装されている。制御IC100は、FPC80Aの、下ケース20に対向する面に実装されている。このように、制御IC100についても鉄片50、60L、60Rによって包囲される位置に取り付けられるため、羽根駆動装置のハンドリング性が向上する。また、制御IC100を上ケース10、下ケース20内に収納することにより、羽根駆動装置と制御IC100とをユニット化でき、羽根駆動装置の取り扱いが容易となると共に、羽根駆動装置が取り付けられる外部機器内のスペースを有効に利用できる。
次に、実施例2に係る羽根駆動装置の変形例について、図13を参照して説明する。図13は、実施例2の変形例に係る羽根駆動装置の正面図であり、図8と対応する図である。図13に示すように、FPC80Aaには、ロータ40aを駆動するための制御IC100aが実装されている。制御IC100aについても、FPC80Aaの、下ケース20aに対向する面に実装されている。このような構成によっても、羽根駆動装置のハンドリング性等が向上する。また、羽根駆動装置と制御IC100aとをユニット化でき、羽根駆動装置の取り扱いが容易となると共に、羽根駆動装置が取り付けられる外部機器内のスペースを有効に利用できる。
以上本発明の好ましい一実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
羽根は、全開及び全閉状態を形成するが、開口部の開口量を調整可能な絞り羽根であってもよい。また、羽根を複数枚設けてもよい。
本実施例では羽根30を合成樹脂により成形された例を示したが、一般的な光反射防止用フィルムや遮光フィルム、例えばソマブラックフィルム(ソマール社製)フィルム等を用いてもよい。
また、ロータを複数設けてもよい。例えば、実施例2に示したように、L字上の鉄片2つを用いる場合には、開口部を中心として対角線状にロータを2つ配置するように構成してもよい。
実施例2において、鉄片50Laと50Raを台座部16a,26aにより連結部を支える構成について説明したが、上ケースに設けた固定ピンと、鉄片50Laと50Raに設けた嵌合孔を嵌合させ固定ピンの先端を熱カシメによって固定する構成でもよい。また、嵌合孔を固定ピンに圧接して取り付けてより確実に上ケースに固定してもよい。
実施例2において、コイルボビン90aの鍔部91La、91Raにそれぞれ、コイル70Laの端部、コイル70Raの端部を絡ませるための、端子部94La、94Raが形成されている例を示したが、端子部94La、94Raがないコイルボビンを用いてもよい。
また、開口部をNDフィルタのシートで覆ってもよい。
実施例1に係る羽根駆動装置の構成を示した正面図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 実施例1に係る羽根駆動装置の背面図である。 図2において示した、鉄片の連結部分の拡大図である。 充填部の構造を示した断面図である。 スナップフィット構造を採用した場合の例示的な断面図である。 実施例2に係る羽根駆動装置の構成を示した正面図である。 フレキシブルプリント基板の図示を省略した状態での実施例2に係る羽根駆動装置の正面図である。 図8でのC−C断面図である。 図8におけるD‐D断面図である。 実施例1の変形例に係る羽根駆動装置の正面図である。 実施例2の変形例に係る羽根駆動装置の正面図である。
符号の説明
10 上ケース
11、21 開口部
12 傾斜部
13 ロータ固定軸
14L、14R 規制ピン
15L、15R 固定ピン
16L、16R 位置決めピン
16a、26a 台座部
18 挿入孔
17 支持ピン
19 堤防部
19s 係止片
20 下ケース
24 逃げ孔
27 係合孔
29 折曲部
29s 係止孔
30 羽根
40 ロータ
41 ストッパ部材
ピン部411 ピン部
50、60L、60R 鉄片
51L、51R 薄肉部
55L、55R、65L、65R 嵌合孔
56L、56R、56L、56R 係合溝
62L、62R 磁極部
70L、70R コイル
80 FPC
81L、81R、82L、82R 半田ランド部
84a 逃げ孔
85a 貫通孔
87 留め孔
87a 開口部
88 湾曲部
90a コイルボビン
91La、91Ra、92La、92Ra 鍔部
93a 薄肉部
100 制御IC

Claims (5)

  1. 開口部を有する基板と、前記開口部を開閉する羽根と、前記羽根を駆動する駆動源とを備え、
    前記駆動源は、回転可能に支持されたロータと、励磁用のコイルが巻回されており前記ロータに回転力を与えるステータとを含み、
    前記ステータは、前記基板に形成された突起部と嵌合する嵌合孔が形成され、
    前記ステータは、複数の鉄片が連結されて構成されており、
    前記複数の鉄片のそれぞれは、前記鉄片同士が連結される連結部において他の部分よりも薄肉に形成された薄肉部を有し、
    前記複数の鉄片のそれぞれの前記薄肉部には、前記突起部と共通に嵌合する前記嵌合孔が形成され
    前記ステータの光軸方向に直交する方向での厚さは、前記光軸方向での高さよりも大きく、
    前記ステータは、前記筐体の内周側面に沿うように形成され、前記ステータの外周側面は前記筐体に覆われている、ことを特徴とする羽根駆動装置。
  2. 前記ステータは、前記突起部を熱カシメすることにより、前記基板に固定されている、ことを特徴とする請求項1に記載の羽根駆動装置。
  3. 前記ステータは、前記突起部を前記嵌合孔に圧入することにより、前記基板に固定されている、ことを特徴とする請求項1に記載の羽根駆動装置。
  4. 前記羽根は、前記ステータと前記光軸方向に重なって前記開口部から退避した退避位置に位置づけられる、ことを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の羽根駆動装置。
  5. 前記ステータは、前記退避位置に位置づけられた前記羽根と干渉しない位置に前記コイルが巻回されている、ことを特徴とする請求項4に記載の羽根駆動装置。
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