JP4673068B2 - Th1型アレルギー疾患治療用組成物 - Google Patents
Th1型アレルギー疾患治療用組成物 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4673068B2 JP4673068B2 JP2005012142A JP2005012142A JP4673068B2 JP 4673068 B2 JP4673068 B2 JP 4673068B2 JP 2005012142 A JP2005012142 A JP 2005012142A JP 2005012142 A JP2005012142 A JP 2005012142A JP 4673068 B2 JP4673068 B2 JP 4673068B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ifn
- ova
- cells
- antibody
- type
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Medicines That Contain Protein Lipid Enzymes And Other Medicines (AREA)
- Medicines Containing Antibodies Or Antigens For Use As Internal Diagnostic Agents (AREA)
Description
したがって、Th1型ADやTh1型気管支喘息において、IL−18またはIFN−γを阻害した場合に、病態がどのように変化するかについては研究することは非常に意義のあるものと考えられるが、このような研究成果については未だ報告されていない。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討し、本発明者らが独自に開発したTh1型ADモデルマウスまたはTh1型気管支喘息モデルマウスに対して、抗IL−18中和抗体または抗IFN−γ中和抗体を投与することで、ADまたは喘息の発症を抑えることができることを見出し、本発明を完成させるに至った。
本発明に係る薬学的組成物は、IL−18阻害物質および/またはIFN−γ阻害物質を含むものであればよく、Th1型のアレルギー疾患を予防および/または治療するために用いられる。
本発明に係るキットは、少なくとも試料中のIgEレベルを測定する試薬、試料中のIL−18レベルを測定する試薬およびIL−18阻害物質および/またはIFN−γ阻害物質を含む薬学的組成物を備えるものであればよい。本発明のキットは、Th1型アレルギー疾患、具体的には、例えばTh1型アトピー性皮膚炎またはTh1型気管支喘息を予防および/または治療するために用いられる。
本発明に係るTh1型アレルギー疾患の予防および/または治療方法は、被検体由来の試料におけるIgEレベルおよびIL−18レベルを測定する工程、上記IgEレベルおよびIL−18レベルを正常レベルと比較する工程、およびIgEレベルが正常範囲内にあり、かつ、IL−18レベルが正常範囲を超えている被検体に対して、IL−18阻害物質および/またはIFN−γ阻害物質を投与する工程、を包含するものであればよい。
(1)使用動物
NC/Ngaマウス(雌、6〜8週齢、日本チャースルリバー)を購入し、SPF(specific pathogen-free)環境下で飼育した。1群の匹数は、4〜6匹とした。
S.aureus Cowan1株由来のSpAはCalbio Chem社(La Jolla, CA)から購入した。PE-conjugated anti-I-Ad、FITC-conjugated anti-CD3、PE-conjugated anti-CD8、FITC-conjugated anti-CD4およびPE-conjugated anti-Gr-1はPharMingen(San Diego, CA)から購入した。anti-IL-4 mAb(11B11)を産生するハイブリドーマおよびanti-IFN-γ mAb(6A2)を産生するハイブリドーマはATCC(American Type Culture Collection)から入手した。anti-IL-18ウサギポリクローナル抗体は文献(Sugimoto, T., et al. IL-18 acts on memory Th1 cells to induce airway inflammation and hyperresponsiveness in a naive host mouse. J. Exp. Med. 199, 535-545 (2004).)に記載のものを使用した。Recombinant mouse IL-12はR & D(Minneapolis, MN)から購入した。Recombinant mouse IL-18はMBL(Nagoya, Japan)から購入した。Recombinant human IL-2は塩野義製薬から供与された。細胞培養液には、10 % FCS, 100 U/ml penicillin, 100 mg/ml streptomycin, 50 mM of 2-ME および 2 mM L-glutamineを含むRPMI 1640を用いた。
SDS(Sodium dodecyl salfate)を滅菌蒸留水に溶解し、4%溶液を調製した。また、SpAを滅菌蒸留水に溶解し、1匹あたりの塗布量が10μg、100μgおよび200μgとなるように適当な濃度に調製した。
4−1.血清IL−18および血清IgE
尾静脈から経時的に採血し、血清中のIL−18濃度およびIgE濃度を測定した。測定は非特許文献9に記載の方法に従った。
皮膚病変部をサンプリングし、定法に従いホルマリン固定後パラフィン包埋切片作製した。ヘマトキシリン・エオジン(HE)染色またはトルイジンブルー染色を施し、光学顕微鏡で観察した。また、低倍率(40倍)において無作為に選んだ5視野の肥満細胞数を数え、血漿ヒスタミン濃度との関係を解析した。
採取した皮膚病変部からRNeasyキット(Quiagen, Basel, Switzerland)を用いて使用説明書に従い、トータルRNAを抽出した。このトータルRNAを用いてRT−PCRを文献(Ogushi, I., et al. Nuclear factor kB decoy oligodeoxynucleotides prevent endotoxin-induced fatal liver failure in a murine model. Hepatology 38, 335-344 (2003))に記載の方法で行った。
本ADモデルマウスの皮膚病変部においてTh1に関わるサイトカインおよびケモカインが選択的に誘導されていたことから、内因性のIL−18および/またはIFN−γが皮膚症状の進行の原因であるか否かを確認するため、以下の解析を行った。
最初に、SpA/SDSを皮膚に塗布した後にT細胞がSpAに応答できるか否かを確認した。すなわち、4%SDSおよびSpA(200μg)を連日塗布したマウスから塗布開始後4週目に頸部リンパ節を採取した。採取したリンパ節の細胞を、各濃度のSpAを含む培地で3日間培養し、SpAに応答して細胞が増殖するかどうかを確認した。細胞の増殖は、培養終了16時間前に3H−TdRを添加し、培養終了後、3H−TdRの細胞への取り込み量を測定した。
SpA/SDS塗布による炎症誘発Th細胞の発生にIL−18が必須であるか否かを確認するため、以下の実験を行った。すなわち、SpA/SDSを塗布していないマウス(正常マウス)、SpA/SDSを塗布したマウスおよび抗IL−18中和抗体を投与し、かつ、SpA/SDSを塗布したマウスから、塗布開始2週間目に頸部リンパ節を採取し、CD4陽性細胞を分離して抗CD3抗体を固定化したプレートで培養した。培養上清のIFN−γおよびIL−13を測定し、正常マウス由来細胞の培養上清における濃度に対する比率を算出した。なお、抗IL−18中和抗体の投与条件は、上記4−4に記載の投与条件と同一とした。
(1)使用動物
Jackson Laboratoryから特定病原体未感染(SPF)雌BALB/cマウスを購入した。Dr.D.Loh(Washington University,St.Louis,MO)から、OVA323−339(OVAの323〜339番目のアミノ酸からなるポリペプチド)を認識するαβTCRのトランスジェニック(Tg)マウス(DO11.10;遺伝的背景BALB/c)を入手した。当該トランスジェニックマウスについては、全ての実験に、導入遺伝子に対してヘテロ接合性のものを用いた。IL−4受容体α鎖遺伝子KOマウス(IL−4RαKO)はJackson Laboratory(USA)より購入した。IFN−γ遺伝子KOマウス(IFN−γKO)は、東京大学・岩倉教授より恵与された。IL−18遺伝子KOマウス(IL−18KO)は、兵庫医科大学で審良静男らが作製したものを分与された。上記いずれのKOマウスも外見は正常でノックアウトされたサイトカインを使う免疫応答のみに異常を持つ。なお、全てのマウスは兵庫医科大学(西宮、日本)の動物施設においてSPF条件下で飼育し、6〜10週齢のものを使用した。
組み換えマウスIL−12はR&D(Minneapolis, MN)から購入した。組み換えマウスIL−18はMBL(Nagoya, Japan)から購入した。抗マウスIL−18抗体(anti-IL18ウサギポリクローナル抗体)は文献(Sugimoto, T., et al. IL-18 acts on memory Th1 cells to induce airway inflammation and hyperresponsiveness in a naive host mouse. J. Exp. Med. 199, 535-545 (2004).)に記載のものを精製して使用した。抗マウスIL−4(11B11)および抗マウスIFN−γ(XMG1.2)を精製して使用した。組換えマウスIL−13Rα2/Fc ChimeraはR&D(Minneapolis, MN)から購入した。PE(Phycoerythrin;フィコエリスリン)標識抗Gr−1抗体は、PharMingen(San Diego,CA)から購入した。
3−1.OVA特異的Th1細胞のin vitro誘導
10%FBS(ウシ胎仔血清)、50μM 2−ME(ME:メルカプトエタノール)、2mM L−グルタミン、100U/ml ペニシリンおよび100μg/ml ストレプトマイシンを充填したRPMI1640を、全量3mlの6ウェルプレート中に加え、7日間、DO11.10Tgマウス由来のナイーブ脾臓CD4+CD62L+T細胞(CD4およびCD62発現T細胞;1×105/ml)を、抗原提示細胞(APC;放射線照射によるT細胞を除去したBALB/cの脾細胞)存在下(1×106/ml)、IL−2(100pM)およびOVA323−339(1μM)によって刺激した。このT細胞を、Th1細胞に誘導するため、IL−12(10ng/ml)および抗IL−4抗体(11B11;10μg/ml)を培地に添加した。このような抗原刺激を2回行った。
上記in vitroで誘導したOVA特異的Th1細胞(5〜10×106cell/マウス)をBALB/cマウスに静脈内投与し、受動Th1型気管支喘息モデルマウスを作製した。また、BALB/cマウス、各種ノックアウトマウスにOVAとCFA(Complete Freund Adjuvant)を皮下投与することで能動Th1型気管支喘息モデルマウスを作製した。具体的には、OVA(SIGMA, USA)を200μg/mLとなるようにPBSで溶解し、同量のCFAと混和したものをマウス1匹あたり500μL皮下投与した(最終濃度として、OVA:50μg/マウス、CFA:250μL/マウス)。これらのマウスは、投与後2〜4週間で以下の実験に使用した。
上記により作製したTh1型気管支喘息モデルマウスに、PBS(コントロール)、OVAまたはOVA+IL−18を3日間連続で鼻腔内投与した。
5−1.In vivo誘導Th1型気管支喘息モデルマウス
正常マウスにOVA+CFAを皮下に免疫することで正常Balb/cマウスにTh1環境が誘導される。このマウスにOVA(100μg/day)およびIL−18(500ng/day)を3日間連続鼻腔内投与するとTh1細胞移入マウスと同様のAHRの上昇、気道の炎症所見、BALF中の好中球、好酸球浸潤が認められ、Th1型気管支喘息の病態を呈した。
図14に、OVAおよびCFAを皮下に免疫した野生型マウスに対してPBS(Control)、OVA+IL−18またはOVA+IL−18+IL−13Rα2/Fc Chimeraを鼻腔内投与した場合、並びにOVAおよびCFAを皮下に免疫したIL−4RαKOマウスに対してPBS(Control)またはOVA+IL−18を鼻腔内投与した場合のAHRの測定結果を示した。図14から明らかなように、IL−13Rα2/Fc Chimeraを同時に投与してIL−13を中和した場合もAHRの上昇は抑制されなかった(図14左)。また、OVA+CFA免疫を施したIL−4RαKOマウスは、野生型マウスと同様にOVAおよびIL−18の鼻腔内投与によりAHRの上昇が認められた(図14右)。
5−3.IFN−γのTh1型気管支喘息に及ぼす影響
図16に、Th1細胞移入マウス(DO11.10Th1)またはOVAおよびCFAを皮下に免疫したマウスに対して、PBS(Control)、OVA+IL−18またはOVA+IL−18+抗IFN−γ抗体(anti IFN−γ)を鼻腔内投与した場合のAHRの結果を示した。図16から明らかなように、いずれのマウスも抗IFN−γ抗体の投与により、AHRの上昇が抑制された。
5−4.LPS(Lipopolysaccharide)による内因性IL−18の誘導およびOVA+LPSによるTh1型気管支喘息の誘導
図19に、OVAおよびCFAを皮下に免疫したマウスに対して、PBS(Cont)、LPS、OVA+LPS、OVA+LPS+抗IFN−γ抗体またはOVA+LPS+抗IL−18抗体を鼻腔内投与した場合のAHRの結果を示した。図19から明らかなように、LPSの投与のみではAHRは上昇せず、OVA+LPSの投与ではAHRが上昇した。一方、抗IFN−γ抗体または抗IL−18抗体を同時に投与した場合には、いずれもAHRの上昇を抑制した。
Claims (9)
- Th1型気管支喘息を予防および/または治療するために用いられ、抗IFN−γ中和抗体を含むことを特徴とする薬学的組成物。
- IL−18阻害物質をさらに含むことを特徴とする請求項1に記載の薬学的組成物。
- 上記IL−18阻害物質が抗IL−18中和抗体であることを特徴とする請求項2に記載の薬学的組成物。
- Th1型気管支喘息を予防および/または治療するために用いられるキットであって、
少なくとも試料中のIgEレベルを測定する試薬、試料中のIL−18レベルを測定する試薬および抗IFN−γ中和抗体を含む薬学的組成物を備えることを特徴とするキット。 - IL−18阻害物質をさらに含むことを特徴とする請求項4に記載のキット。
- 上記IL−18阻害物質が抗IL−18中和抗体であることを特徴とする請求項5に記載のキット。
- 被検体由来の試料におけるIgEレベルおよびIL−18レベルを測定する工程、
上記IgEレベルおよびIL−18レベルを正常レベルと比較する工程、および
IgEレベルが正常範囲内にあり、かつ、IL−18レベルが正常範囲を超えている被検体に対して、抗IFN−γ中和抗体を投与する工程、を包含し、
上記被険体は、ヒト以外の動物であることを特徴とするTh1型気管支喘息の予防および/または治療方法。 - 上記被検体に対して、IL−18阻害物質を投与する工程をさらに含むことを特徴とする請求項7に記載のTh1型気管支喘息の予防および/または治療方法。
- 上記IL−18阻害物質が抗IL−18中和抗体であることを特徴とする請求項8に記載のTh1型気管支喘息の予防および/または治療方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005012142A JP4673068B2 (ja) | 2005-01-19 | 2005-01-19 | Th1型アレルギー疾患治療用組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005012142A JP4673068B2 (ja) | 2005-01-19 | 2005-01-19 | Th1型アレルギー疾患治療用組成物 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006199614A JP2006199614A (ja) | 2006-08-03 |
JP4673068B2 true JP4673068B2 (ja) | 2011-04-20 |
Family
ID=36957932
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005012142A Expired - Fee Related JP4673068B2 (ja) | 2005-01-19 | 2005-01-19 | Th1型アレルギー疾患治療用組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4673068B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9376489B2 (en) | 2012-09-07 | 2016-06-28 | Novartis Ag | IL-18 binding molecules |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5610417B2 (ja) * | 2009-04-28 | 2014-10-22 | 国立大学法人 千葉大学 | 母乳におけるTh2アジュバント活性の評価方法、及び母乳がTh2アジュバント活性に起因する疾患を発症させる危険性の評価方法 |
BR112020004964A2 (pt) | 2017-09-13 | 2020-09-15 | Vanda Pharmaceuticals Inc. | método que consiste em administrar uma quantidade de tradipitant eficaz, aperfeiçoamento, método aperfeiçoado para tratar um paciente que sofre de prurido ou dermatite atópica com tradipitant, e, métodos para tratar um paciente com prurido ou dermatite atópica, para selecionar e para determinar uma dosagem de tradipitant eficaz, para determinar que um paciente tem probabilidade de responder ao tratamento de dermatite atópica com tradipitant e para identificar um paciente. |
TW202233675A (zh) * | 2020-10-29 | 2022-09-01 | 瑞士商諾華公司 | Il-18拮抗劑用於治療和/或預防異位性皮炎或相關病症之用途 |
WO2024176175A1 (en) * | 2023-02-24 | 2024-08-29 | Glaxosmithkline Intellectual Property Development Limited | Methods of treating atopic dermatitis |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002506878A (ja) * | 1998-03-19 | 2002-03-05 | バーテックス ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド | カスパーゼのインヒビター |
WO2003046008A1 (en) * | 2001-11-30 | 2003-06-05 | Innogenetics N.V. | Therapeutic use of antibodies and fragments thereof binding primate ifn-gamma |
JP2004041123A (ja) * | 2002-07-12 | 2004-02-12 | Japan Science & Technology Corp | アトピー性皮膚炎モデル動物、アトピー性皮膚炎の治療用物質のスクリーニング方法、アトピー性皮膚炎用医薬品 |
WO2004097019A1 (ja) * | 2003-04-30 | 2004-11-11 | Japan Science And Technology Agency | ヒト抗ヒトインターロイキン-18抗体およびその断片、並びにそれらの利用方法 |
-
2005
- 2005-01-19 JP JP2005012142A patent/JP4673068B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002506878A (ja) * | 1998-03-19 | 2002-03-05 | バーテックス ファーマシューティカルズ インコーポレイテッド | カスパーゼのインヒビター |
WO2003046008A1 (en) * | 2001-11-30 | 2003-06-05 | Innogenetics N.V. | Therapeutic use of antibodies and fragments thereof binding primate ifn-gamma |
JP2004041123A (ja) * | 2002-07-12 | 2004-02-12 | Japan Science & Technology Corp | アトピー性皮膚炎モデル動物、アトピー性皮膚炎の治療用物質のスクリーニング方法、アトピー性皮膚炎用医薬品 |
WO2004097019A1 (ja) * | 2003-04-30 | 2004-11-11 | Japan Science And Technology Agency | ヒト抗ヒトインターロイキン-18抗体およびその断片、並びにそれらの利用方法 |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9376489B2 (en) | 2012-09-07 | 2016-06-28 | Novartis Ag | IL-18 binding molecules |
US10081677B2 (en) | 2012-09-07 | 2018-09-25 | Novartis Ag | IL-18 binding molecules |
US11111293B2 (en) | 2012-09-07 | 2021-09-07 | Novartis Ag | IL-18 binding molecules |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006199614A (ja) | 2006-08-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
Sugimoto et al. | Interleukin 18 acts on memory T helper cells type 1 to induce airway inflammation and hyperresponsiveness in a naive host mouse | |
Doganci et al. | The IL-6R α chain controls lung CD4+ CD25+ Treg development and function during allergic airway inflammation in vivo | |
Ma et al. | Tumor necrosis factor α blockade exacerbates murine psoriasis‐like disease by enhancing Th17 function and decreasing expansion of Treg cells | |
Wilson et al. | Allergic sensitization through the airway primes Th17-dependent neutrophilia and airway hyperresponsiveness | |
Chitnis et al. | Effect of targeted disruption of STAT4 and STAT6 on the induction of experimental autoimmune encephalomyelitis | |
Henderson et al. | Soluble IL-4 receptor inhibits airway inflammation following allergen challenge in a mouse model of asthma | |
Gharaee-Kermani et al. | The role of IL-5 in bleomycin-induced pulmonary fibrosis | |
Sugimoto et al. | IL-9 blockade suppresses silica-induced lung inflammation and fibrosis in mice | |
Kohan et al. | Enhanced osteopontin expression in a murine model of allergen‐induced airway remodelling | |
Ifuku et al. | Various roles of Th cytokine mRNA expression in different forms of glomerulonephritis | |
Mizukawa et al. | Fixed drug eruption: a prototypic disorder mediated by effector memory T cells | |
JP2009526756A (ja) | Il−31raアンタゴニストおよびosmrbアンタゴニストを用いて神経組織における疼痛および炎症を治療する方法 | |
KR20160044045A (ko) | 염증성 질환에서 il-18 결합 단백질(il-18bp) | |
EP2021033A2 (en) | Il-1 immunization induces autoantibodies protective against atherosclerosis | |
Park et al. | An alternative dendritic cell-induced murine model of asthma exhibiting a robust Th2/Th17-skewed response | |
JP2015524793A (ja) | 炎症阻害用の抗cxcl9、抗cxcl10、抗cxcl11、抗cxcl13、抗cxcr3、及び抗cxcr5作用剤 | |
Wang et al. | IL-12-dependent vascular cell adhesion molecule-1 expression contributes to airway eosinophilic inflammation in a mouse model of asthma-like reaction | |
Knutsen et al. | Cell-mediated immunity in allergic bronchopulmonary aspergillosis | |
Mastrandrea | The potential role of allergen-specific sublingual immunotherapy in atopic dermatitis | |
JP5561689B2 (ja) | Il−17rb陽性nkt細胞を用いたアレルギー性気道炎症及び/又は気道過敏症の治療薬のスクリーニング方法 | |
JP4673068B2 (ja) | Th1型アレルギー疾患治療用組成物 | |
Kimura et al. | Early chemokine expression induced by interferon-gamma in a murine model of Hashimoto's thyroiditis | |
Dillard et al. | Complement C3a regulates Muc5ac expression by airway Clara cells independently of Th2 responses | |
JP2002544171A (ja) | 敗血症におけるccr4アンタゴニスト | |
WO2005030245A1 (en) | Inhibition of fractalkine or of its receptor for the treatment of atopic allergic diseases |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070903 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100921 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20101122 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20110118 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20110120 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140128 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |