JP4345406B2 - 対話支援システムおよび装置 - Google Patents

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Description

本発明は、対話支援システムおよび装置に関し、特に、組織が活動する空間における人の所在情報に基づくサービスであり、ユーザが予約した状況が成立した場合にそれを通知するといった、予約および通知のサービスを含む対話支援システムおよび装置に関する。
従来、組織における対話としては、会議や商談などのフォーマルな対話に焦点があてられていたことから、これらを支援することのできる技術として、会議のスケジュール調整や遠隔会議、会議室予約を支援する技術が多く提案されていた。
また、対話支援においては、異なる言語間での対話支援や遠隔での対話におけるメディア共有による対話支援、対話中の発話を音声認識により単語に切り出しその単語から連想されるる単語を表示することで発想を支援する対話支援などの対話の進行過程における支援を行うものが多い。
一方、任意の場所における人位置情報を利用したサービスとしては、不特定多数が集まる場所における迷子の案内支援等の技術がある(例えば、特許文献1参照)。
また、場所情報があらかじめ予約しておきその場所に近づいたときに通知する(たとえば、予め指定した駅や停留所に到着あるいは接近したことを通知する)目的位置通知システム等の技術もある(例えば、特許文献2参照)。
この他にも、事業所等において個々人の居場所を検知して個々人に通知し、さらには、移動中であるか否か等の動的な状態をも検知して個々人に通知する技術がある(例えば、特許文献3参照)。
特開平4−311300号公報 特開2001−241964号公報 特開平10−228502号公報
近年の組織活動において、部門や役割の壁を越えた問題解決や知識創造の場としてインフォーマルな対話の場の有効性が認識されている。しかし、インフォーマルな対話は、たとえば、会社の廊下、食堂、自動販売機の前、喫煙室などといったところで偶然に顔を合わせるといった偶発的な状況として発生する。
一方で、会議室や面談室など、あらかじめ場所や時間を調整しておこなわれるフォーマルな対話(たとえば会議や商談)の場合、対話の目的や対話者の立場が限定されていることから、インフォーマルな対話がもつような自由度(自発的・即興的な特性)が得られにくい。
また、フォーマルな対話を支援するための技術は、多く存在するものの、インフォーマルの対話を支援するための技術は、あまり存在していない。
そこで、本発明は、インフォーマルな対話の自由度を維持し、かつ、偶発的な頻度を高めるような、対話への参加機会を増加させるための支援を行う対話支援システムおよび装置を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、請求項1の発明は、対話場所として指定された場における対話の発生を支援する対話支援システムであって、所望の状況の指定と通知先の指定とを含む対話条件を蓄積する対話条件蓄積手段と、前記対話場所に配設され、該対話場所の状況を検出する状況検出手段と、前記状況検出手段が検出した対話場所の状況と前記対話条件蓄積手段に蓄積されている対話条件とを比較し、該検出した状況が該対話条件に合致するか否かを判定する状況監視手段と、前記状況監視手段により前記状況が前記対話条件に合致すると判定された際に、指定された通知先に該対話条件に合致する状況が発生したことを通知する通知手段と、前記通知先の人物が移動したことを検知する移動検知手段と、前記対話場所に配設され、前記状況監視手段により前記状況が前記対話条件に合致すると判定された際に、前記移動検知手段により前記通知先の人物が移動したことが検知されたことを条件に、該対話条件に合致したことを報知する報知手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項2の発明は、対話場所として指定された場における対話の発生を支援する対話支援システムであって、所望の状況の指定と通知先の指定とを含む対話条件を蓄積する対話条件蓄積手段と、前記対話場所に配設され、該対話場所の状況を検出する状況検出手段と、前記状況検出手段が検出した対話場所の状況と前記対話条件蓄積手段に蓄積されている対話条件とを比較し、該検出した状況が該対話条件に合致するか否かを判定する状況監視手段と、前記状況監視手段により前記状況が前記対話条件に合致すると判定された際に、指定された通知先に該対話条件に合致する状況が発生したことを通知する通知手段と、前記通知先の人物が移動したことを検知する移動検知手段と、前記対話場所に配設され、前記状況監視手段により前記状況が前記対話条件に合致すると判定された際に、前記移動検知手段により前記通知先の人物が移動したことが検知されたことを条件に、該対話場所に存在する対話相手に待機指示を報知する報知手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項3の発明は、対話場所として指定された場における対話の発生を支援する対話支援装置であって、所望の状況の指定と通知先の指定とを含む対話条件を蓄積する対話条件蓄積手段と、前記対話場所に配設された状況検出手段が検出する該対話場所の状況を取得する状況取得手段と、前記状況取得手段が取得した対話場所の状況と前記対話条件蓄積手段に蓄積されている対話条件とを比較し、前記状況が前記対話条件に合致するか否かを判定する状況監視手段と、前記状況監視手段により前記状況が前記対話条件に合致すると判定された際に、指定された通知先に該対話条件に合致する状況が発生したことを通知する通知手段と、前記通知先の人物が移動したことを検知する移動検知手段による検知結果を取得する移動情報取得手段と、前記状況監視手段により前記状況が前記対話条件に合致すると判定された際に、前記移動情報取得手段が前記通知先の人物の移動を示す検知結果を取得したことを条件として、前記対話場所に配設された報知手段を介して該対話場所に存在する対話相手に待機指示を報知する待機指示報知手段とを具備することを特徴とする。
また、請求項4の発明は、対話場所として指定された場における対話の発生を支援する対話支援装置であって、所望の状況の指定と通知先の指定とを含む対話条件を蓄積する対話条件蓄積手段と、前記対話場所に配設された状況検出手段が検出する該対話場所の状況を取得する状況取得手段と、前記状況取得手段が取得した対話場所の状況と前記対話条件蓄積手段に蓄積されている対話条件とを比較し、前記状況が前記対話条件に合致するか否かを判定する状況監視手段と、前記状況監視手段により前記状況が前記対話条件に合致すると判定された際に、指定された通知先に該対話条件に合致する状況が発生したことを通知する通知手段と、前記通知先の人物が移動したことを検知する移動検知手段による検知結果を取得する移動情報取得手段と、前記状況監視手段により前記状況が前記対話条件に合致すると判定された際に、前記移動情報取得手段が前記通知先の人物の移動を示す検知結果を取得したことを条件として、前記対話場所に配設された報知手段を介して該対話条件に合致したことを報知する対話条件合致報知手段とを具備することを特徴とする。
本発明によれば、対話場所に配設された状況検出手段が検出する該対話場所の状況を取得し、該取得した状況と、所望の状況の指定および通知先の指定を含む対話条件とを比較し、状況が対話条件に合致した際に、対話条件で指定された通知先に対話条件に合致する状況が発生したことを通知するように構成したので、対話を所望する人物は、所望する対話条件が成立した好機を逃すことなく、対話を発生させることが可能となる。
以下、本発明に係る対話支援システムおよび装置の一実施の形態について、添付図面を参照して説明する。
なお、以下では、実施例1で本発明を適用した対話支援システムについて説明し、他の実施例で、実施例1の変形例等を説明する。なお、各実施例の構成は、他の実施例の構成と適宜組み合わせることが可能である。
図1は、本発明を適用した対話支援システムの概略構成を示した図である。同図に示すように、対話支援システムは、対話支援装置1と複数の情報端末2(2−1〜2−n)、複数の基地局制御装置3(3−1〜3−m)が、ネットワーク4を介して接続されて構成される。
また、各基地局制御装置3には、それぞれ、1以上の基地局5(5−1A、5−1B〜5−m)が接続されている。
対話支援装置1は、インフォーマルな対話の発生を支援する装置であり、対話相手や場所、時刻等の対話条件が登録され、その対話条件に合致した状況が発生した場合に、指定された通知先に通知を行う等の動作を行う。また、対話支援装置1は、汎用のコンピュータ装置でプログラムを動作させることで実現することができ、情報端末2に対してウェブサーバとして動作させることもできる。
情報端末2は、対話支援装置1に対話条件を登録するもので、汎用のコンピュータ装置や携帯端末を利用することができる。特に、対話支援装置1がウェブサーバとして動作する場合には、情報端末2では、専用のソフトウェアを必要とせず、ウェブブラウザのみが動作する装置であれば、情報端末2として利用が可能である。
基地局制御装置3は、基地局5を制御し、基地局5が検出した対話相手に関する状況等を対話支援装置1に送出する。
ここで、基地局制御装置3と基地局5について説明する。図2は、基地局5の利用法を説明するための図である。
同図に示すように、基地局制御装置3に接続された基地局5Aと基地局5Bは、それぞれ、人60が所持する移動局6の検出を行う。人60は、対話支援装置1に登録される対話条件で、対話相手として指定される可能性のある人物、例えば、対話支援装置1がある組織内で利用される場合には、当該組織の構成員が人60に該当する。
基地局制御装置3に接続される基地局5の数は、基地局5の種別やを配置する場所により異なる。基地局5を配置する場所は、対話支援装置1に登録される対話条件で、対話場所として指定される場所、例えば、ラウンジや喫煙所、自動販売機前等となる。なお、基地局制御装置3は、対話場所毎に配置されてもよく、複数の対話場所に配置される複数の基地局5を接続するように構成してもよい。
移動局6は、これを所持する人60の存在の有無を確認するために利用されるもので、基地局5A、基地局5Bにより検出されるものである。このため、両者には、適当な組み合わせが存在する。例えば、移動局6が無線による通信機能を有する携帯端末であれば、基地局5A、基地局5Bは、対応する通信機能を有するものとなり、移動局6が赤外線バッジであれば、基地局5A、基地局5Bは、赤外線アンテナとなる。
なお、基地局5と移動局6の組み合わせは、必ずしもこの限りではなく、人60が対話場所に出入りするところに被接触型のRFID(Radio Frequency Identification)リーダ(基地局5に相当)を設置し、人60がRFIDカード(移動局60に相当)を保持することによって人60を特定したり、さらには、特定場所に存在する人物の顔画像認識や声紋認識技術を基地局5と移動局6の組み合わせの代替、あるいは、補完として利用することができる。
次に、図1に示した対話支援システムの詳細について説明する。図3は、対話支援システムの機能的な構成を示すブロック図である。
同図に示すように、対話支援装置1は、状況監視部11と対話条件蓄積部12、状況蓄積部13、対話条件受付部14、検出状況受付部15、通知送信部16を具備して構成される。また、情報端末2は、対話条件入力部21と通知受信部22を具備して構成される。
この構成においては、利用者による対話条件の入力は、情報端末2の対話条件入力部21から行われる。対話条件入力部21から入力された対話条件は、対話支援装置1に送信され、対話支援装置1の対話条件受付部14がこれを受け付ける。対話条件受付部14が受け付けた対話条件は、対話条件蓄積部12に蓄積される。
一方、各基地局制御装置3は、接続されている基地局5が検出した対話相手の有無等の状況を対話支援装置1に送信し、対話支援装置1の検出状況受付部15がこれを受け付ける。検出状況受付部15が受け付けた検出状況は、状況蓄積部13に蓄積される。
対話条件蓄積部12に蓄積された対話条件と、状況蓄積部13に蓄積された検出状況は、状況監視部11により監視され、状況監視部11は、対話条件蓄積部12に蓄積された対話条件に合致する検出状況が状況蓄積部13に蓄積されると、対話条件として指定された通知先に通知を発する。状況監視部11が発した通知は、通知送信部16より、情報端末2の通知受信部22に送信される。
続いて、図3に示した対話支援システムの動作の詳細について説明するが、最初に、対話条件の入力と受け付けについて説明する。
対話条件の入力は、情報端末2の対話条件入力部21から行われる。対話条件入力部21は、情報端末2の図示しない表示部に図4に示すような画面100を表示し、利用者に対話条件の入力を促す。画面100は、対話条件入力部21が情報端末2で動作する専用のプログラムにより実現される場合であっても、対話支援装置1から供給される情報をウェブブラウザ等で表示する場合であっても、その入力項目等は、ほぼ同一となる。
図4に示すように、画面100には、対話相手入力欄101と対話場所入力欄102、対話時刻入力欄103、日付入力欄104、定期指定入力欄105、通知先入力欄106の各入力欄と、OKボタン107等の指示ボタンが配されている。
対話相手入力欄101には、利用者が所望する対話相手を入力する。入力する対話相手の情報は、対話支援装置1側で、対話相手を一意に特定することができる情報であり、対話支援装置1に氏名が登録されている場合には、直接、氏名を入力することができる。もちろん、氏名以外であっても、対話支援装置1への登録を行えば、どのようなものでもよい。また、対話相手が所持する移動局6を特定することができるID等を入力するようにすれば、対話支援装置1への氏名等の登録は不要となる。
対話場所入力欄102には、利用者が所望する対話場所を入力する。入力する対話場所の情報は、上述の対話相手を入力する場合と同様に、対話支援装置1側で、対話相手を一意に特定することができる情報であればよい。また、対話場所の入力に代えて、利用者に対話場所の候補を提示し、対話場所を選択させるようにしてもよい。なお、対話場所を選択させる際には、画面100とは別の画面で、対話場所の見取図や地図を提示するようにしてもよい。
対話時刻入力欄103には、利用者が希望する対話時刻を入力する。対話時刻の入力は、時刻を直接入力するが、「昼休み」、「午前中」、「午後」等の文言で入力することができるように構成することもできる。また、対話時刻の入力に際して、画面100とは別の画面で、「指定開始時刻は?」、「指定終了時刻は?」、「次の候補を指定しますか?」等のメッセージを表示して、対話形式で時刻を入力させるようにしてもよい。
日付入力欄104には、利用者が対話を希望する日付を記入する。日付の記入に代えて、画面100とは別の画面で、カレンダー等を表示して、日付を選択させるようにしてもよい。
定期指定入力欄105は、対話相手入力欄101、対話場所入力欄102、対話時刻入力欄103に入力した対話条件を定期的に繰り返して設定するか否かを指定する情報を入力するもので、「なし」、「毎日」、「毎週」、「毎月」等の繰り返しパターンを入力することができる。また、利用者に選択肢の候補を提示し、繰り返し条件を選択させるようにしてもよい。
通知先入力欄106は、対話相手入力欄101、対話場所入力欄102、対話時刻入力欄103、日付入力欄104、定期指定入力欄105に入力した対話条件に合致する状況が発生した際の通知先の情報を入力する欄である。通知先としては、対話条件を入力した利用者本人であっても、他人であってもよい。また、通知先として入力する情報は、その通知を行う手段により異なる。例えば、通知に電子メールを利用する場合であれば、通知先入力欄106には、メールアドレスを入力し、通知にインスタントメッセンジャーを利用する場合には、通知先となる情報端末2のアドレス等を入力する。また、電話による通知を行う場合には、通知先入力欄106には、電話番号を入力する。
OKボタン107は、上述の各欄に入力した情報を対話条件として対話支援装置1に登録するためのもので、OKボタン107を押下(ポインティングデバイスを利用した選択指示を含む)することにより、各欄に入力された情報が対話条件として対話支援装置1に登録されることとなる。
続いて、対話支援装置1における対話条件の受け付けについて説明する。図5は、対話支援装置1における対話条件の受付処理の流れを示すフローチャートである。
対話支援装置1は、情報端末2から対話条件を受信すると、対話条件受付部14が、当該対話条件を受け付ける(ステップ121)。続いて、対話条件受付部14は、受け付けた対話条件を検査する(ステップ122)。対話条件の検査は、対話条件に不足する情報があるか否かを調べる他、対話条件蓄積部12に蓄積されている対話条件を調べ、既登録の対話条件と受け付けた対話条件とに矛盾が生じるか否かを調べることとなる。対話条件の矛盾とは、例えば、既登録の対話条件と同時刻に異なる対話相手・対話場所を指定した対話条件であり、両対話条件が同時に成立する可能性があるものである。
対話条件受付部14は、受け付けた対話条件を検査した結果、当該対話条件が対話条件として正当なもの、つまり、情報不足が無く、既登録の対話条件との矛盾も無いものであった場合には(ステップ123でYES)、当該対話条件を対話条件蓄積部12に登録し(ステップ124)、受付処理を終了する。
一方、対話条件受付部14は、受け付けた対話条件を検査した結果、当該対話条件が対話条件として正当なものでなかった場合には(ステップ123でNO)、情報端末2に入力エラーを通知し(ステップ125)、受付処理を終了する。なお、情報端末2に入力エラーを通知した場合には、通常、情報端末2側では、修正した対話条件を再送信することとなるため、対話条件受付部14は、当該対話条件に対して、同様の処理を繰り返すこととなる。
次に、基地局5による状況の検出から状況蓄積部13への蓄積までの処理を説明する。基地局5は、上述したように様々な種別の装置を利用することが可能である。このため、1の基地局5で対話場所に存在する全ての移動局6を検出することができる装置もあるが、基地局5と移動局6の間に人などの障害が存在する場合に移動局6を検出することができず、移動局6を不連続で検出してしまう装置もある。
基地局5と移動局6の間に障害が存在した場合に移動局6を検出することのできない装置を基地局5として利用する場合は、対話場所に複数の基地局5を配し、複数の基地局5の検出結果に基づいて、移動局6の存在を検出するようにすることで、確実に移動局6を検出することができる。以下では、ある対話場所に2つの基地局5を配した場合の移動局6の検出方法を中心に説明し、1つの基地局5を配した場合の説明を適宜加えることとする。
ある対話場所に2つの基地局5が配され、その基地局5にそれぞれB1、B2のIDが付されていたとすると、これら基地局5が接続されている基地局制御装置3には、図6(a)に示すような情報が収集される。図6(a)に示す情報は、2つの基地局5が検出した移動局6のIDとその検出時刻を示すもので、図中破線で囲んだ情報は、図6(b)に示すIDがB1の基地局5が検出した情報と図6(c)に示すIDがB2の基地局5が検出した情報である。なお、ここでは、基地局5は、10秒毎に基地局5の検出を行うようにしている。
この図6(a)に示す情報を時系列で表すと、図7に示すようになる。図7から明らかなように、IDがB1の基地局5とIDがB2の基地局5とでは、同じ対話場所に存在している移動局を検出しているにもかかわらず、その検出結果がことなるものとなっている。
このため、いずれか一方の基地局5の検出結果から移動局6の存在の有無を判定した場合には、移動局6の存在が不連続なものとなってしまうが、2つの基地局の検出結果の和集合に基づいて移動局6の存在を判定すれば、より正確な判定を行うことができる。
また、基地局5による移動局6の検出では、その時点で対話場所に存在する移動局6を検出するため、移動局6を所持する人物が、対話場所に留まっている場合はもちろん、付近を通過した場合でも検出されてしまうことがある。付近を通過しただけの人物が所持する移動局6を基地局5が検出した場合、その検出結果をそのまま移動局6が対話場所に存在すると判定してしまうと、結果として、対話支援装置1が、対話条件が整わないにもかかわらず、対話条件が成立したものとして通知を行ってしまう。
このため、移動局6の存在の判定は、判定基準をDとし、一定の検査期間Wに検出された移動局6の検出率がD以上となった場合に、当該移動局6が検出されたものとする。例えば、判定基準Dが0.5、検査期間Wを60秒とした場合、図7に示した時刻「12:15:00」時点での移動局6の有無は、時刻「12:14:00」から「12:15:00」までの検出結果に基づいて判定され、IDがM1の移動局6は、検出率が5/6でD以上となるため「存在」と判定され、IDがM2の移動局6は、検出率が3/6でD以上となるため「存在」と判定される。
また、同様の条件で2つの基地局5の検出結果のそれぞれから移動局6の存在を判定した場合は、IDがB1の基地局5の検出結果からは、IDがM1の移動局6は検出率が5/6でD以上となるため「存在」と判定され、IDがM2の移動局6は検出率が1/6でD未満となるため「不在」と判定される。同様に、IDがB2の基地局5の検出結果からは、IDがM1の移動局6は検出率が3/6でD以上となるため「存在」と判定され、IDがM2の移動局6は検出率が2/6でD未満となるため「不在」と判定される。この場合には、対話場所に基地局5が1つのみ配されていた場合には、IDがM2の移動局6に対しては、誤った検出を行うこととなる。このため、対話場所に配する基地局5の数に応じて、判定基準Dの値を適宜変更することとなる。
なお、移動局6の存在を判定する処理は、基地局制御装置3が行って、その処理結果を対話支援装置1に送信してもよいが、基地局制御装置3が基地局5の検出結果をそのまま対話支援装置1に送信し、対話支援装置1の検出状況受付部15が移動局6の存在を判定して、その結果を状況蓄積部13に蓄積するようにしてもよい。また、状況蓄積部13には、基地局5の検出結果をそのまま蓄積し、状況監視部11が移動局6の存在を判定するように構成することもできる。
次に、状況の監視と利用者への通知の処理について説明する。図8は、対話支援装置1における状況の監視処理の流れを示すフローチャートである。
対話支援装置1では、状況監視部11が、定期的に各対話場所の状況の監視処理を行う。状況の監視処理では、まず、対話条件蓄積部12から対話条件を取り出し(ステップ141)、取り出した対話条件を満たす状況を状況蓄積部13から検索する(ステップ142)。なお、上述した移動局6の存在を判定する処理を状況監視部11が行う場合には、状況蓄積部13を検索する際に、併せて移動局6の存在を判定する。
状況蓄積部13を検索した結果、対話条件に合致する状況が存在すれば(ステップ143でYES)、通知送信部16を介して、当該対話条件で指定された通知先に対話条件に合致する状況が発生した旨を通知する(ステップ144)。また、状況蓄積部13を検索した結果、対話条件に合致する状況が存在しなければ(ステップ143でNO)、通知は行わない。
これらの処理を行った結果、対話条件蓄積部12に未処理の対話条件が存在している場合には(ステップ145でNO)、ステップ141に戻って、未処理の対話条件に基づいて同様の処理を行う。そして、対話条件蓄積部12に蓄積されている全ての対話条件に基づいて同様の処理を実行すると(ステップ145でYES)、状況監視部11は、状況の管理処理を終了する。
なお、状況監視部11は、ここで説明した処理の他に、対話条件蓄積部12に蓄積されている対話条件のうち、指定された日時を経過したもの等の無効な対話条件の削除処理等も行う。
実施例2では、対話支援装置1における対話条件の受付処理において、実施例1で説明した処理とは異なる処理を行う場合を説明する。なお、対話条件の受付処理以外の処理は、実施例1で説明した処理と同様であるため、説明は省略する。
実施例2における対話条件の受付処理は、受け付けた対話条件が既登録の対話条件に含まれるか否かを判定して処理を行うものである。図9は、対話支援装置1における対話条件の受付処理の流れを示すフローチャートである。
対話支援装置1は、情報端末2から対話条件を受信すると、対話条件受付部14が、当該対話条件を受け付ける(ステップ201)。続いて、対話条件受付部14は、受け付けた対話条件を検査する(ステップ202)。対話条件の検査は、対話条件に不足する情報があるか否かを調べる他、対話条件蓄積部12に蓄積されている対話条件を調べ、既登録の対話条件と受け付けた対話条件とに矛盾が生じるか否か、既登録の対話条件に受け付けた対話条件が含まれるか否かを調べることとなる。
対話条件受付部14は、受け付けた対話条件を検査した結果、当該対話条件が対話条件として正当なもの、つまり、情報不足が無く、既登録の対話条件との矛盾も無いものであり(ステップ203でYES)、通知先以外の情報が既登録の対話条件に含まれるものであった場合には(ステップ204でYES)、既登録の対話条件の通知先に受け付けた対話条件の通知先を対話条件蓄積部12に追加登録し(ステップ205)、受付処理を終了する。
また、対話条件受付部14は、受け付けた対話条件を検査した結果、当該対話条件が対話条件として正当なものであるが(ステップ203でYES)、既登録の条件に含まれないものであった場合には(ステップ204でNO)、当該対話条件を対話条件蓄積部12に登録し(ステップ205)、受付処理を終了する。
一方、対話条件受付部14は、受け付けた対話条件を検査した結果、当該対話条件が対話条件として正当なものでなかった場合には(ステップ203でNO)、情報端末2に入力エラーを通知し(ステップ206)、受付処理を終了する。なお、情報端末2に入力エラーを通知した場合には、通常、情報端末2側では、修正した対話条件を再送信することとなるため、対話条件受付部14は、当該対話条件に対して、同様の処理を繰り返すこととなる。
実施例3では、対話支援装置1における状況の監視処理において、実施例1で説明した処理とは異なる処理を行う場合を説明する。なお、状況の監視処理以外の処理は、実施例1で説明した処理と同様であるため、説明は省略する。
実施例3における状況の監視処理は、監視している状況が登録された対話条件と合致した場合に、対話条件で指定された通知先の状況を確認し、その状況に応じて通知を行うか否かを決定するものである。
図10は、対話支援装置1における状況の監視処理の流れを示すフローチャートである。なお、この実施例3においては、対話条件として通知先に通知を行う際の条件またはその除外条件を指定することができるものとする。
対話支援装置1では、状況監視部11が、定期的に各対話場所の状況の監視処理を行う。状況の監視処理では、まず、対話条件蓄積部12から対話条件を取り出し(ステップ301)、取り出した対話条件を満たす状況を状況蓄積部13から検索する(ステップ302)。
状況蓄積部13を検索した結果、対話条件に合致する状況が存在した場合には(ステップ303でYES)、対話条件で指定されている通知先の状況を確認する(ステップ304)。通知先の状況の確認は、当該組織で利用されているグループウェアの情報を利用したり、状況蓄積部13に蓄積されている他の状況から、通知先の存在場所等を取得することで行う。その結果、通知先の状況が確認できて通知条件に合致した場合若しくは除外条件に合致しなかった場合には(ステップ305でYES)、通知送信部16を介して、当該対話条件で指定された通知先に対話条件に合致する状況が発生した旨を通知する(ステップ306)。
一方、通知先の状況が確認できなかった場合や通知条件に合致しなかった場合、除外条件に合致した場合には(ステップ305でNO)、通知は行わない。また、状況蓄積部13を検索した結果、対話条件に合致する状況が存在しなければ(ステップ303でNO)、通知は行わない。
これらの処理を行った結果、対話条件蓄積部12に未処理の対話条件が存在している場合には(ステップ307でNO)、ステップ301に戻って、未処理の対話条件に基づいて同様の処理を行う。そして、対話条件蓄積部12に蓄積されている全ての対話条件に基づいて同様の処理を実行すると(ステップ307でYES)、状況監視部11は、状況の管理処理を終了する。
実施例4は、対話条件が成立した場合に、通知された利用者がその対話場所に移動するまでの間、対話相手を対話場所に止める処理を行う場合の例である。
図11は、対話相手を対話場所に止める滞留処理を行う場合の対話場所における装置の配置例を示した図である。同図に示すように、対話場所には、基地局5Aと基地局5B、報知装置7が配され、それぞれが基地局制御装置3に接続されている。なお、同図においては、破線で囲った部分を対話場所としている。
基地局5A、基地局5Bは、実施例1の場合と同様に、人60が所持する移動局6の検出を行うもので、報知装置7は、この対話場所において対話条件が成立した場合に、その旨を報知するもので、これにより、対話相手を当該対話場所に止めるよう作用する。報知装置7は、スピーカ等の音声を発するものでもよく、ディスプレイ等の文字表示を行うものであってもよい。なお、移動局6が、基地局5A等から情報を受信して発音や表示を行うことができる種別のものである場合には、移動局6を報知装置7として利用することも可能である。
ここで、滞留処理の流れについて説明する。図12は、滞留処理の流れを示すフローチャートである。
この処理では、状況監視部11が対話条件に合致する状況が存在すると判定(例えば、実施例1において図8で示したステップ143でYESとなる処理)すると、状況監視部11は、対話条件で指定された通知先に対話条件に合致する状況が発生した旨を通知する(ステップ401)。そして、通知先の利用者が当該通知に応答するのを待つ(ステップ402でNO、ステップ403でNO)。
ここで、通知先の利用者が通知に対して応答すると(ステップ402でYES)、当該利用者が対話場所への移動を開始したものとみなし、対話支援装置1は、当該対話場所に配置された報知装置7を動作させ、対話相手をその対話場所に足止めさせ(ステップ404)、処理を終了する。
また、状況監視部11は、通知先の利用者が応答するまでの間に、該当する対話場所の状況が合致した旨を通知した対話条件から逸脱した場合には(ステップ403でYES)、通知先の利用者に対話条件が逸脱した旨を通知して(ステップ405)、処理を終了する。
なお、この滞留処理では、通知先の利用者の移動を検知することが可能であれば、当該利用者の応答を待つ処理に代えて、当該利用者の移動の検知を、報知を実行する条件とすることができる。
また、ここで説明した滞留処理は、実施例1における状況の監視処理(図8参照)のステップ144の処理に代えて実行するものであるが、当該滞留処理で利用者の応答を待つ間に、図8に示した処理を停止することはなく、両者を並列に実行する。
上述の各実施例は、対話支援装置1が全ての情報端末2からの対話条件を受け付け、全ての基地局制御装置3(基地局5)を介して全ての対話場所の状況を監視する構成、つまり、一元管理を行う場合の例であったが、実施例5では、複数の対話支援装置により分散管理を行う場合の例を説明する。
図13は、実施例5における対話支援装置と情報端末、基地局制御装置の接続構成例を示した図である。なお、同図中に示す接続は、論理的な接続であり、必ずしもネットワークの接続形態と一致するものではない。
同図に示すように、実施例5の接続構成では、対話支援装置1−1と対話支援装置1−2、情報端末2−1A、情報端末2−1B、情報端末2−2A、情報端末2−2B、基地局制御装置3−1A、基地局制御装置3−1B、基地局制御装置3−1C、基地局制御装置3−2A、基地局制御装置3−2B、基地局制御装置3−2Cが、それぞれネットワークを介して接続されている。
この構成では、対話支援装置1−1は、情報端末2−1Aと情報端末2−1Bからの対話条件を受け付け、基地局制御装置3−1Aと基地局制御装置3−1B、基地局制御装置3−1Cのそれぞれに接続された基地局(不図示)の検出結果に基づいて、対話場所の状況を監視する。
また、対話支援装置1−1は、情報端末2−1Aや情報端末2−1Bから受け付けた対話条件が基地局制御装置3−2A、基地局制御装置3−2B、基地局制御装置3−2Cのいずれかに対応する対話場所を指定したものであれば、当該対話条件を対話支援装置1−2に転送する。
さらに、対話支援装置1−1は、対話条件で指定された通知先が情報端末2−1A、情報端末2−1Bである場合はもちろんのこと、通知先が情報端末2−2A、情報端末2−2Bである場合でも、状況が対話条件に合致した旨の通知は、直接、通知先に対して行う。
このため、対話支援装置1−1は、図14に示すような構成となる。図14は、対話装支援置1−1の機能的な構成を示すブロック図である。
同図に示すように、対話支援装置1−1は、状況監視部11と対話条件蓄積部12、状況蓄積部13、対話条件受付部14’、検出状況受付部15、通知送信部16、対話条件転送部17を具備して構成される。
この構成においては、状況監視部11、対話条件蓄積部12、状況蓄積部13、検出状況受付部15、通知送信部16は、実施例1の場合(図3参照)と同様に動作する。対話条件受付部14’は、受信した対話条件が対話支援装置1−1が受け付けるべきもの、つまり、対話場所が基地局制御装置3−1A、基地局制御装置3−1B、基地局制御装置3−1Cのいずれかに対応する場所に指定されたものであった場合には、実施例1の場合と同容に動作し、受信した対話条件が対話支援装置1−2が受け付けるべきもの、つまり、対話場所が基地局制御装置3−2A、基地局制御装置3−2B、基地局制御装置3−2Cのいずれかに対応する場所に指定されたものであった場合には、当該対話条件を対話条件転送部17を介して、対話支援装置1−2に送出する。対話条件転送部17は、対話条件を対話支援装置1−2へ転送するよう動作する。
同様に、対話支援装置1−2は、情報端末2−2Aと情報端末2−2Bからの対話条件を受け付け、基地局制御装置3−2Aと基地局制御装置3−2B、基地局制御装置3−2Cのそれぞれに接続された基地局(不図示)の検出結果に基づいて、対話場所の状況を監視し、情報端末2−2Aや情報端末2−2Bから受け付けた対話条件が基地局制御装置3−1A、基地局制御装置3−1B、基地局制御装置3−1Cのいずれかに対応する対話場所を指定したものであれば、当該対話条件を対話支援装置1−2に転送する。また、対話支援装置1−2は、対話条件で指定された通知先が情報端末2−2A、情報端末2−2Bである場合はもちろんのこと、通知先が情報端末2−1A、情報端末2−1Bである場合でも、状況が対話条件に合致した旨の通知は、直接、通知先に対して行う。なお、対話支援装置1−2の構成は、対話支援装置1−1と同様であるため、説明は省略する。
なお、ここでは、対話支援装置を2つ利用する場合を説明したが、対話支援装置を3つ以上利用することも可能である。その場合には、対話条件受付部14’は、対話条件を転送する際に、その転送先の判断を行うこととなる。また、対話条件受付部14’に対話条件の転送先の判断を行わせず、バケツリレーのように対話条件を転送するように構成することも可能である。
実施例6は、複数の対話支援装置により分散管理を行う例で、実施例5とは異なる場合の例を説明する。
図15は、実施例6における対話支援装置と情報端末、基地局制御装置の接続構成例を示した図である。なお、同図中に示す接続は、論理的な接続であり、必ずしもネットワークの接続形態と一致するものではない。
同図に示すように、実施例6の接続構成では、対話支援装置1−3と対話支援装置1−4が接続されている。また、対話支援装置1−3には、情報端末2−3Aと情報端末2−3B、基地局制御装置3−3Aと基地局制御装置3−3B、基地局制御装置3−3Cが接続され、対話支援装置1−4には、情報端末2−4Aと情報端末2−4B、基地局制御装置3−4Aと基地局制御装置3−4B、基地局制御装置3−4Cが接続されている。
この構成では、対話支援装置1−3は、情報端末2−3Aと情報端末2−3Bからの対話条件を受け付け、基地局制御装置3−3Aと基地局制御装置3−3B、基地局制御装置3−3Cのそれぞれに接続された基地局(不図示)の検出結果に基づいて、対話場所の状況を監視する。
また、対話支援装置1−3は、情報端末2−3Aや情報端末2−3Bから受け付けた対話条件が基地局制御装置3−4A、基地局制御装置3−4B、基地局制御装置3−4Cのいずれかに対応する対話場所を指定したものであれば、対話支援装置1−3自身を通知先とした新たな対話条件を生成し、生成した対話条件を対話支援装置1−4に転送する。そして、当該対話条件に合致した旨の通知を対話支援装置1−4から受けると、これを対話場所の状況として管理し、当該状況に基づいて、指定の通知先へ通知を行う。
このため、対話支援装置1−3は、図16に示すような構成となる。図16は、対話支援装置1−3の機能的な構成を示すブロック図である。
同図に示すように、対話支援装置1−3は、状況監視部11と対話条件蓄積部12、状況蓄積部13、対話条件受付部14、検出状況受付部15、通知送信部16、対話条件転送部17、対話条件生成部18、通知受信部19を具備して構成される。
この構成においては、状況監視部11、対話条件蓄積部12、状況蓄積部13、対話条件受付部14、検出状況受付部15、通知送信部16は、実施例1の場合(図3参照)と同様に動作する。対話条件生成部18は、対話条件蓄積部12に蓄積されている対話条件のうち、指定された対話場所が対話支援装置1−3の管理外のものに基づいて、通知先を対話支援装置1−3自身をに変更した対話条件を生成する。このとき、可能であれば、複数の対話条件をまとめて1の対話条件とするようにしてもよい。対話条件転送部17は、対話条件生成部18が生成した対話条件を対話支援装置1−4へ転送する。通知受信部19は、対話支援装置14から状況が対話条件に合致した旨の通知を受信すると、これを状況として状況蓄積部13に蓄積する。
ここで、対話条件生成部18の動作について説明する。図17は、対話条件生成部18の動作の流れを示すフローチャートである。
対話条件生成部18は、まず、対話条件蓄積部12から対話条件を取り出す(ステップ501)。そして、取り出した対話条件の対話場所が対話支援装置1−3の管理外の場所であった場合には(ステップ502でYES)、対話条件蓄積部12から同様の対話条件、例えば、対話場所と対話相手が同一の対話条件等を検索する(ステップ503)。検索の結果、同様の対話条件が存在すれば(ステップ504でYES)、当該対話条件を取り出す(ステップ505)。
そして、対話支援装置1−3を通知先とした対話条件を生成し(ステップ506)、生成した対話条件を対話条件転送部17を介して、対話支援装置1−4へ送出する(ステップ507)。
これらの処理を行った結果、対話条件蓄積部12に未処理の対話条件が存在している場合には(ステップ508でNO)、ステップ501に戻って、未処理の対話条件に基づいて同様の処理を行う。そして、対話条件蓄積部12に蓄積されている全ての対話条件に基づいて同様の処理を実行すると(ステップ508でYES)、対話条件生成部18は、処理を終了する。なお、対話条件生成部18は、これらの処理を定期的に実行する。
同様に、対話支援装置1−4は、情報端末2−4Aと情報端末2−4Bからの対話条件を受け付け、基地局制御装置3−4Aと基地局制御装置3−4B、基地局制御装置3−4Cのそれぞれに接続された基地局(不図示)の検出結果に基づいて、対話場所の状況を監視し、情報端末2−4Aや情報端末2−4Bから受け付けた対話条件が基地局制御装置3−3A、基地局制御装置3−3B、基地局制御装置3−3Cのいずれかに対応する対話場所を指定したものであれば、対話支援装置1−4自身を通知先とした新たな対話条件を生成し、生成した対話条件を対話支援装置1−3に転送する。そして、当該対話条件に合致した旨の通知を対話支援装置1−3から受けると、これを対話場所の状況として管理し、当該状況に基づいて、指定の通知先へ通知を行う。なお、対話支援装置1−4の構成は、対話支援装置1−3と同様であるため、説明は省略する。
なお、ここでは、対話支援装置を2つ利用する場合を説明したが、対話支援装置を3つ以上利用することも可能である。その場合には、対話条件生成部18は、対話場所に応じた対話条件支援装置に対話条件を転送することとなる。
さて、上述の各実施例は、いずれも、組織等における日常の対話を支援するために対話支援システムを用いる場合の例であったが、本発明を適用した対話支援システムは、別の用途にも利用することができる。実施例7では、別の用途の一例として、対話支援システムを展示会における対話を支援するために利用する場合の例を説明する。
図18は、展示会における対話支援システムの利用例を説明するための図である。同図に示すように、展示会場においては、機器室に対話支援装置601を配置し、受付に情報端末602を配置する。展示室A、展示室B、展示室C、展示室Dには、それぞれ、基地局制御装置603−aと基地局605−a、基地局制御装置603−bと基地局605−b、基地局制御装置603−cと基地局605−c、基地局制御装置603−dと基地局605−dを配置する。
また、対話支援装置601、情報端末602、基地局制御装置603−a、基地局制御装置603−b、基地局制御装置603−c、基地局制御装置603−dは、それぞれネットワークを介して接続される。なお、図中の破線は、対話支援装置601等のそれぞれがネットワークで接続されていることを表している。また、対話支援装置601は、ネットワークを介して接続することができれば、他のどのような場所に配置してもよい。
対話支援装置601と情報端末602は、実施例1等で説明した対話支援装置1と情報端末602に相当し、基地局制御装置603−aと基地局605−a、基地局制御装置603−bと基地局605−b、基地局制御装置603−cと基地局605−c、基地局制御装置603−dと基地局605−dは、それぞれ、実施例1等で説明した基地局制御装置3と基地局5に相当する。
この展示会場では、入場者(客)が移動局を所持し、会場担当者が情報端末を所持して各展示室を移動することとなる。図18の例では、入場者610−1、入場者610−2、入場者610−3、入場者610−4のそれぞれが、移動局606−1、移動局606−2、移動局606−3、移動局606−4を所持し、会場担当者620−1、会場担当者620−2、会場担当者620−3のそれぞれが、情報端末602−1、情報端末602−2、情報端末602−3を所持している。
また、入場者が所持する移動局は、入場の受け付けの際に、入場者に貸与されるもので、その際に、入場者に関する情報が受付担当者630により、情報端末602から入力される。
このような構成においては、対話支援装置601は、入場者と会場担当者の間の対話の発生を支援するもので、対話支援装置601に登録される対話条件に応じて、様々な状況で対話の発生を支援する。なお、この場合の対話条件は、予め対話支援装置601に登録しておいてもよく、受付担当者630が情報端末602から登録を行ってもよい。また、会場担当者、例えば、会場担当者620−1が自身が所持する情報端末620−1を利用して対話条件を登録してもよい。
ここで、対話支援装置601の支援による対話の発生例とその際の対話条件について、数例を説明する。
最初の例は、対話条件として対話場所とその場所での滞在時間を指定する例で、例えば、「展示室Aに30分以上滞在するものがあれば、展示室Aを担当する会場担当者620−1に通知を行う」ことを対話条件として登録する。この対話条件は、特定の場所に一定時間以上滞在する入場者は、その場所での展示に興味を持っていると判断できるとしたものである。
この場合、入場者610−1の存在が基地局605−aにより30分以上連続して検出されると、会場担当者620−1の所持する情報端末602−1に通知が送信され、この通知を確認した会場担当者620−1が展示室Aに駆けつけて、入場者610−1に展示している商品等の説明を行うことが可能となり、当該商品等に興味を有していると考えられる入場者610と、その担当である会場担当者620−1との対話が発生することとなる。
また、別の例は、対話条件として対話相手と対話場所を指定する例で、例えば、「A社の人間が展示室Cに移動したら会場担当者620−2に通知を行う」ことを対話条件として登録する。この対話条件は、特定の顧客に対して、特定の商品を売り込みたい場合等に設定するものである。
この場合、A社の人間である入場者610−2の存在が基地局605−cにより検出されると、会場担当者620−2の所持する情報端末602−2に通知が送信され、この通知を確認した会場担当者620−2が展示室Cに駆けつけて、入場者610−2に展示している商品等の売り込みを行うことが可能となる。
さらに、別の例では、対話条件として対話相手と対話場所を指定する例で、例えば、「B社の人間が展示室Dに移動したら会場担当者620−3に通知を行う、ただし、展示室DにC社の人間がいる場合には通知を行わない」ことを対話条件として登録する。この対話条件は、特定の顧客に対して、特定の商品を売り込みたい場合等に設定するものであるが、該当する顧客と競合する顧客が近傍に存在する場合には、商品の売り込みを控えたい場合等に設定する。
この場合、B社の人間である入場者610−3の存在が基地局605−dにより検出された場合であっても、基地局605−dがC社の人間である入場者610−4の存在も検出しているため、会場担当者620−3の所持する情報端末602−3には、通知が送信されることはない。ただし、入場者610−4が他の場所へ移動すれば、登録した対話条件に合致する状況となるため、その時点で、情報端末602−3に通知が送信されることとなる。
なお、対話支援システムを展示会場で利用する場合には、ここで説明した他にも様々な対話条件を設定することが可能である。また、対話支援システムは、展示会場以外での利用も可能である。
本発明を適用した対話支援システムの概略構成を示した図である。 基地局5の利用法を説明するための図である。 対話支援システムの機能的な構成を示すブロック図である。 対話条件入力部21が表示する画面の例を示した図である。 対話支援装置1における対話条件の受付処理の流れを示すフローチャートである。 基地局制御装置3が収集する情報の例を示した図である。 図6(a)に示す情報を時系列で表した図である。 対話支援装置1における状況の監視処理の流れを示すフローチャートである。 対話支援装置1における対話条件の受付処理の流れを示すフローチャートである。 対話支援装置1における状況の監視処理の流れを示すフローチャートである。 対話相手を対話場所に止める滞留処理を行う場合の対話場所における装置の配置例を示した図である。 滞留処理の流れを示すフローチャートである。 実施例5における対話支援装置と情報端末、基地局制御装置の接続構成例を示した図である。 対話装支援置1−1の機能的な構成を示すブロック図である。 実施例6における対話支援装置と情報端末、基地局制御装置の接続構成例を示した図である。 対話支援装置1−3の機能的な構成を示すブロック図である。 対話条件生成部18の動作の流れを示すフローチャートである。 展示会における対話支援システムの利用例を説明するための図である。
符号の説明
1 対話支援装置
1−1〜1−4 対話支援装置
2−1〜2−n 情報端末
2−1A、2−1B 情報端末
2−2A、2−2B 情報端末
2−3A、2−3B 情報端末
2−4A、2−4B 情報端末
3−1〜3−m 基地局制御装置
3−1A〜3−1C 基地局制御装置
3−2A〜3−2C 基地局制御装置
3−3A〜3−3C 基地局制御装置
3−4A〜3−4C 基地局制御装置
4 ネットワーク
5−1A、5−1B〜5−m 基地局
5A、5B 基地局
6 移動局
7 報知装置
11 状況監視部
12 対話条件蓄積部
13 状況蓄積部
14、14’ 対話条件受付部
15 検出状況受付部
16 通知送信部
17 対話条件転送部
18 対話条件生成部
19 通知受信部
21 対話条件入力部
22 通知受信部
60 人
100 画面
101 対話相手入力欄
102 対話場所入力欄
103 対話時刻入力欄
104 日付入力欄
105 定期指定入力欄
106 通知先入力欄
107 OKボタン
601 対話支援装置
602、602−1〜602−3 情報端末
603−a〜603−d 基地局制御装置
605−a〜605−d 基地局
606−1〜606−4 移動局
610−1〜610−4 入場者
620−1〜620−3 会場担当者
630 受付担当者

Claims (4)

  1. 対話場所として指定された場における対話の発生を支援する対話支援システムであって、
    所望の状況の指定と通知先の指定とを含む対話条件を蓄積する対話条件蓄積手段と、
    前記対話場所に配設され、該対話場所の状況を検出する状況検出手段と、
    前記状況検出手段が検出した対話場所の状況と前記対話条件蓄積手段に蓄積されている対話条件とを比較し、該検出した状況が該対話条件に合致するか否かを判定する状況監視手段と、
    前記状況監視手段により前記状況が前記対話条件に合致すると判定された際に、指定された通知先に該対話条件に合致する状況が発生したことを通知する通知手段と
    前記通知先の人物が移動したことを検知する移動検知手段と、
    前記対話場所に配設され、前記状況監視手段により前記状況が前記対話条件に合致すると判定された際に、前記移動検知手段により前記通知先の人物が移動したことが検知されたことを条件に、該対話条件に合致したことを報知する報知手段と
    を具備することを特徴とする対話支援システム。
  2. 対話場所として指定された場における対話の発生を支援する対話支援システムであって、
    所望の状況の指定と通知先の指定とを含む対話条件を蓄積する対話条件蓄積手段と、
    前記対話場所に配設され、該対話場所の状況を検出する状況検出手段と、
    前記状況検出手段が検出した対話場所の状況と前記対話条件蓄積手段に蓄積されている対話条件とを比較し、該検出した状況が該対話条件に合致するか否かを判定する状況監視手段と、
    前記状況監視手段により前記状況が前記対話条件に合致すると判定された際に、指定された通知先に該対話条件に合致する状況が発生したことを通知する通知手段と、
    前記通知先の人物が移動したことを検知する移動検知手段と、
    前記対話場所に配設され、前記状況監視手段により前記状況が前記対話条件に合致すると判定された際に、前記移動検知手段により前記通知先の人物が移動したことが検知されたことを条件に、該対話場所に存在する対話相手に待機指示を報知する報知手段と
    を具備することを特徴とする対話支援システム。
  3. 対話場所として指定された場における対話の発生を支援する対話支援装置であって、
    所望の状況の指定と通知先の指定とを含む対話条件を蓄積する対話条件蓄積手段と、
    前記対話場所に配設された状況検出手段が検出する該対話場所の状況を取得する状況取得手段と、
    前記状況取得手段が取得した対話場所の状況と前記対話条件蓄積手段に蓄積されている対話条件とを比較し、前記状況が前記対話条件に合致するか否かを判定する状況監視手段と、
    前記状況監視手段により前記状況が前記対話条件に合致すると判定された際に、指定された通知先に該対話条件に合致する状況が発生したことを通知する通知手段と
    前記通知先の人物が移動したことを検知する移動検知手段による検知結果を取得する移動情報取得手段と、
    前記状況監視手段により前記状況が前記対話条件に合致すると判定された際に、前記移動情報取得手段が前記通知先の人物の移動を示す検知結果を取得したことを条件として、前記対話場所に配設された報知手段を介して該対話場所に存在する対話相手に待機指示を報知する待機指示報知手段と
    を具備することを特徴とする対話支援装置。
  4. 対話場所として指定された場における対話の発生を支援する対話支援装置であって、
    所望の状況の指定と通知先の指定とを含む対話条件を蓄積する対話条件蓄積手段と、
    前記対話場所に配設された状況検出手段が検出する該対話場所の状況を取得する状況取得手段と、
    前記状況取得手段が取得した対話場所の状況と前記対話条件蓄積手段に蓄積されている対話条件とを比較し、前記状況が前記対話条件に合致するか否かを判定する状況監視手段と、
    前記状況監視手段により前記状況が前記対話条件に合致すると判定された際に、指定された通知先に該対話条件に合致する状況が発生したことを通知する通知手段と
    前記通知先の人物が移動したことを検知する移動検知手段による検知結果を取得する移動情報取得手段と、
    前記状況監視手段により前記状況が前記対話条件に合致すると判定された際に、前記移動情報取得手段が前記通知先の人物の移動を示す検知結果を取得したことを条件として、前記対話場所に配設された報知手段を介して該対話条件に合致したことを報知する対話条件合致報知手段と
    を具備することを特徴とする対話支援装置。
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