JP4326904B2 - 包装容器、包装容器の製造装置および包装方法 - Google Patents

包装容器、包装容器の製造装置および包装方法 Download PDF

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本発明は、ゼリー状(粘稠体状)の内容物が空気等の気体とともに封入される包装容器、包装容器の製造装置および包装方法に関する。
ゼリー状(粘稠体状)の医薬品などを軟包装容器に封入する際に、空気等の気体を封入することが行われている。包装体に気体が封入された場合、該包装体内には、気体封入部と内容物封入部とが形成されることになる。内容物を包装体から取り出す際には、内容物封入部を開封してから気体封入部を圧迫することによって、気体の圧力により内容物が開封部から円滑に押し出されるので、内容物の取り出しが容易になる(例えば、特許文献1,2参照)。
特開2000−256181号公報 特開平11−123231号公報
このような包装体は、携帯性に優れ、外出先などでも簡便に使用できるという利点がある。しかしながら、使用前に携帯しているうちに、包装体内で内容物が底部側に、気体が開封部側に移動してしまって、開封したときに開封部からうまく出せなくなることがあった。
従って、本発明が解決しようとする課題は、ゼリー状(粘稠体状)の内容物が空気等の気体とともに封入される包装容器において、内容物の取り出しやすさを維持できるように構成された包装容器、包装容器の製造装置および包装方法を提供することにある。
前記課題を解決するため、本発明は、熱シール可能なフィルムから熱シールによって袋状に形成され、一方の端縁の側にゼリー状の内容物が封入される内容物封入部を、前記一方の端縁と対向する他方の端縁の側に気体が封入される気体封入部を有し、前記一方の端縁を開封して前記気体封入部を押圧することにより、前記内容物を前記一方の端縁から排出するようにした包装容器であって、前記包装容器に、前記内容物の気体封入部への移動を阻止する抜止用シール部が設けられて、内容物封入部と気体封入部との間を連通する狭窄部が形成されていることを特徴とする包装容器を提供する。
前記抜止用シール部は、前記内容物封入部と前記気体封入部との境界部に設けることができる。または、前記他方の端縁から前記気体封入部の長手方向にわたって延びる形状に設けることができる。
また、本発明は、上述の包装容器の製造装置であって、前記抜止用シール部を形成するための熱シール手段を具備することを特徴とする包装容器の製造装置を提供する。
この製造装置においては、包装容器の側縁シール部と抜止用シール部とを一度に形成するような構成も可能である。
さらに本発明は、熱シール可能なフィルムを筒状にして筒状部を形成し、該筒状部の一端を熱シールして閉じて袋状部を形成し、前記袋状部内に内容物を供給した後、前記袋状部の他端を熱シールすることにより、前記フィルムからなる包装容器に前記内容物を気体とともに密封する包装方法において、前記フィルムをシールすることにより、前記包装容器に、内容物の気体封入部への移動を阻止する抜止用シール部を設けて、内容物封入部と気体封入部との間を連通する狭窄部を形成することを特徴とする包装方法を提供する。
上記包装方法においては、前記抜止用シール部を前記フィルムに設ける工程を、内容物および気体が包装容器に密封された後に行うことも可能である。この場合、前記抜止用シール部を設ける際に包装容器が圧迫されるので、気体の内圧を高めることができる。従って、開封して内容物を取り出す際に、気体の圧力によって内容物を押し出すことが容易になる。
本発明によれば、内容物が気体封入部に移動することを確実に阻止することができるので、例えば上下を逆さにしても内容物の位置が開封部の側に保たれ、内容物の取り出しやすさを維持できる。
以下、実施の形態に基づいて、本発明を詳しく説明する。
図1は、本発明の包装容器の第1例を示す図である。
この包装容器1は、1枚の包装フィルムを中央で2枚に折り返して筒状にし、折返し部2dと対向する側縁2cと、長手方向の両端縁2a,2bとを熱シールし、細長い矩形状に成形したスティック状の三方シール袋である。この包装容器1には、一方の端縁2aの側1aには、ゼリー状の内容物5が封入され、他方の端縁2bの側1bには、空気や窒素ガスなどの気体6が封入されている。つまりこの包装容器1は、内容物5が封入される内容物封入部1aと、気体6が封入される気体封入部1bとを有する。
包装容器1を形成するための包装フィルムとしては、少なくとも表面に熱シール可能な樹脂層が設けられていることが好ましい。熱シール可能な合成樹脂としては、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂、ナイロンなどのポリアミド系樹脂、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル系樹脂等が挙げられる。
気体6の封入圧は、常圧程度でもよく、または常圧よりも高い圧力にしてもよい。
内容物封入部1aと気体封入部1bとの境界部には、折返し部2dおよび側縁シール部2cから離れた位置でフィルムが、点状に熱シールされることにより、点状シール部4aが設けられている。この点状シール部4aの形状は特に限定されるものではなく、四角形、三角形、円形などであってよい。
点状シール部4aと、折返し部2dまたは側縁シール部2cとの間は、幅が内容物封入部1aよりも狭い狭窄部3となっている。内容物封入部1aと気体封入部1bとは、狭窄部3を通じて連通しているので、気体封入部1bに封入された気体6が内容物5を押圧することは許容される。しかし、内容物封入部1aに封入された内容物5が気体封入部1b側に移動することが阻止されるようになっている。すなわち、本実施の形態例の包装容器1では、点状シール部4aが抜止用シール部として機能する。
包装容器1を開封するには、一方の端縁2a側を開封部として除去し、内容物5が開封部から露出されるようにする。そして、気体封入部1bを包装容器1の外から手指等で押圧すると、気体6の圧力によって内容物5が押圧され、開封部から内容物5が円滑に排出される。
内容物5が点状シール部4aを越えて気体封入部1b側へ移動することが阻止されているので、内容物5はいつも開封部側に位置するように保たれ、内容物5の取り出しやすさを維持することができる。
なお、一方の端縁2a側での開封部を容易にするため、側縁シール部2cの一方の端縁2a寄りには、切り込み(ノッチ)7や破断線などを設けることができる。切り込み7等による包装容器1の引き裂き方向は、包装容器1の長手方向と垂直な幅方向(図1(a)の左右方向)とするのが良い。
包装容器1に内容物5と気体6が封入された包装体8を製造する方法は、通常の三方シールタイプの包装袋を製造する方法に基づいて行うことができる。製造装置10としては、例えば、図7に示すようなものを用いることができる。
図7において、符号11は、帯状の包装フィルム12を長手方向に沿って筒状に曲げる筒状化手段(成形板)である。符号13は、包装フィルム12の側縁部12a同士を熱シールして側縁シール部14を形成する側縁シール部形成手段である。符号15は、包装フィルム12が閉塞するように長手方向に垂直な方向に沿って熱シールして端縁シール部16を形成する端縁シール形成手段である。符号17は、点状シール部4aを形成する点状シール部形成手段である。符号18は、一端側に端縁シール部16が形成された包装フィルム12内に内容物5を供給する供給ノズル(内容物供給手段)である。
内容物5は、例えば、ゼラチン等を含有して加熱によって流動化(液状化)し、冷却によって擬固体化(ゼリー化)するものが用いられる。
筒状化手段11は、包装フィルム12が通過するフィルム通過口11aを有する板状に形成されている。フィルム通過口11aは、通過した包装フィルム12を湾曲させ、該包装フィルム12の両側縁部12a,12a同士を重ね合わせて略筒状とすることができるようになっている。
側縁シール部形成手段13は、一対の側縁接着部材13a,13aを備え、これら側縁接着部材13a,13aで包装フィルム12の両側縁部12a,12aを挟み込むことにより、これらを熱シールして側縁シール部14を形成するようになっている。なお、包装フィルム12の側縁シール部14は、包装フィルム12から包装容器1を分離することにより、包装容器1の側縁シール部2cとなる部分である。
端縁シール部形成手段15は、包装フィルム12の長手方向に直交する短手方向(幅方向)にわたって設けられた一対の端縁接着部材15a,15aを備え、これら端縁接着部材15a,15aで包装フィルム12の一部を挟み込むことによって、端縁シール部16を形成し、包装フィルム12を閉塞させることができるようになっている。なお、端縁シール部16は、隣接する2個の包装容器1の端縁シール部2a,2bとなるものであり、各包装容器1を切断することにより、包装フィルム12の端縁シール部16から、包装容器1の開封部側の端縁シール部2aと底部側の端縁シール部2bとが分離するようになっている。
点状シール部形成手段17は、一対の接着部材17a,17aを備え、これら接着部材17a,17aで包装フィルム12を挟み込むことによって、包装フィルム12の側縁シール部14および端縁シール部16から離れた位置に点状シール部4aを形成するためのものである。
内容物供給ノズル18は、内容物5を筒状に成形された包装フィルム12内に供給するためのもので、筒状化手段11のフィルム通過口11aを貫通して、包装フィルム12の筒状になった部分(筒状部12b)に挿通されている。
以下、上記包装装置を用いた包装方法を説明する。
図7に示すように、帯状の包装フィルム12を下方に引き取りながら、内容物供給ノズル18に巻きつけつつ、筒状化手段11のフィルム通過口11aに通過させることによって、フィルム通過口11aの周縁に沿って包装フィルム12を湾曲させ略筒状とする。
次いで、筒状化手段11によって向かい合わされた包装フィルム12の両側縁部12aを、側縁シール部形成手段13によって熱シールし、側縁シール部14を形成して包装フィルム12を筒状にする。
包装フィルム12の筒状部12bの一部を、端縁シール部形成手段15によって熱シールし、端縁シール部16を形成する。これにより、端縁シール部16を一端として袋状となった袋状部12cが形成される。また、点状シール部形成手段17によって、包装フィルム12の側縁シール部14および端縁シール部16から離れた位置で局所的に熱シールし、点状シール部4aを形成する。
さらに、内容物供給ノズル18により、包装フィルム12内に内容物5を充填する。内容物5は、内容物供給ノズル18から供給されて充填される際には流動性を有する液状であり、端縁シール部16から点状シール部4aまで充填される。
充填後、包装フィルム12をさらに下方に送り、内容物5が封入された部分よりも上方に空気6が残るように、包装フィルム12を端縁シール部形成手段15によって熱シールし、端縁シール部16を形成する。これにより、包装フィルム12内に内容物5と空気6が密封される。密封後、内容物5が冷却して固化するまで、内容物5が点状シール部4aの下側に位置するように、包装フィルム12の向きが保持される。
さらにカッター等の切断手段(図示略)を用いて端縁シール部16を包装フィルム12の短手方向に切断することにより、図1に示すような包装体8が製造される。端縁シール部16の切断により、包装フィルム12の側縁シール部14は、包装容器1の側縁シール部2cとなり、包装フィルム12の端縁シール部16は、包装容器1の端縁シール部2a,2bとなる。
ノッチ7や破断線などの易開封化手段の形成は、包装フィルム12から各包装容器1を分離した後、あるいは分離前に、行うことができる。
上記製造装置10によれば、内容物5は流動状態となって点状シール部4aまで充填され、充填後の冷却によりゼリー状に固化するので、内容物5が点状シール部4aを越えて気体封入部1bまで溢れることがない。内容物5の固化後は、点状シール部4aにより包装容器1の内部空間の幅が狭められているので、包装容器1の向きを変えても、内容物5が気体封入部1bを越えて移動することが阻止される。また、包装容器1の製造と、内容物5および気体6の封入を連続的に行うことができる。
なお、上記製造装置10を用いた場合、点状シール部4aを形成する工程は、端縁シール部16を形成する工程および内容物5を充填する工程に対する順序は特に限定されない。すなわち、点状シール部4aを形成してから、端縁シール部16を形成する工程および内容物5を充填する工程を行っても良い。また、端縁シール部16を形成する工程と内容物5を充填する工程との間に、点状シール部4aを形成しても良い。あるいは、端縁シール部16を形成する工程および内容物5を充填する工程を行ってから、点状シール部4aを形成してもよい。
充填前に点状シール部4aを形成する場合は、端縁シール部16の上から点状シール部4aまで内容物5を充填するようにするとよい。また、充填後に点状シール部4aを形成する場合は、袋状部12cに充填された内容物5の上面付近に、点状シール部4aを形成するようにするとよい。
図10は、本発明の包装容器の製造装置の改変例を示す図である。図9において、図7用いた符号と同じ符号は、図7に示す構成と同一または同様であることを表し、重複する説明を省略する。
図10に示す製造装置10においては、点状シール部形成手段17は、端縁シール部形成手段15よりも、包装フィルム12の移送方向の下流側(図10の下側)に配置されている。これ以外の構成は、図7に示す製造装置10と同様になっている。
図10に示す製造装置10を用いた場合、点状シール部形成手段17による点状シール部4aの形成は、内容物5を充填して、その内容物5の上方に端縁シール部16を形成っして、包装容器1を密封した後に行うことができる。この場合、包装フィルム12に点状シール部4aを設ける際に、包装容器1が圧迫されるので、気体6の内圧を高めることができる。従って、開封して内容物を取り出す際に、気体の圧力によって内容物を押し出すことが容易になる。
次に、図2を参照しながら、本発明の包装容器の第2例について説明する。
図2に示す包装容器1は、抜止用シール部4bが、側縁シール部2cとつながっているように形成されていること以外は、図1に示す包装容器と同様に構成されている。抜止用シール部4bは、側縁シール部2cから包装容器1の幅方向内方に突出した形状になっている。このような包装容器1の場合でも、抜止用シール部4bと折返し部2dとの間に、幅が内容物封入部1aよりも狭い狭窄部3が形成され、内容物封入部1aと気体封入部1bとは、上記狭窄部3を通じて連通する。抜止用シール部4bによって内容物5の気体封入部1bへの移動を阻止することができ、内容物5の取り出しやすさを維持することができる。
図2に示す包装容器1は、図7に示す製造装置またはこれと同様な製造装置によって製造することができる。抜止用シール部4bを側縁シール部2cとは別の点状シール部として形成する場合には、図7に示す製造装置10の点状シール部形成手段17の配置を調整することによって、側縁シール部2cとつながった位置に抜止用シール部4bを形成することができる。
また、側縁シール部2cと抜止用シール部4bとを一工程にて形成することもできる。この場合は、側縁シール部2cと抜止用シール部4bとを一度に形成する熱シール手段として、例えば図8に示すような熱シール手段20を用いることができる。
この熱シール手段20は、側縁シール部2cを形成するための側縁接着部21を周縁に有する円板部24と、円板部24の一面から垂直に延びる軸部23と、円板部24から軸部23の軸方向に突出する突部22とを備える。円板部24の円周の長さは、一つの包装容器1を形成するのに十分な長さになっている。
熱シール手段20は、図9に示すように、2個を向かい合わせて、突部22の位置が同期するように回転させながら、円板部24の周縁同士の間に包装フィルム12の側縁部12a,12aを挟み込んで加熱することにより、包装フィルム12に、側縁シール部2cと抜止用シール部4bとを一度に形成することができる。
本発明の包装容器1は、上述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
例えば、図3,図4に示すように、ピロータイプ包装に適用することもできる。これらの例において、抜止用シール部は、図3に示す包装容器1では包装容器1の側縁部から離れた点状のシール部4aとなっており、図4に示す包装容器1では、包装容器1の側縁部に接したシール部4bとなっている。
この他、両端縁と両側縁の四方にシールが形成された四方シール包装などの包装容器とすることもできる。
抜止用シール部は、点状に限定されるものではなく、例えば、図5,図6に示すような形状であっても良い。
図5に示す包装容器1では、抜止用シール部は、底部側の端縁シール部2bから気体封入部1bの長手方向にわたって延びる形状のシール部4cとして形成されている。
また、図6に示す包装容器1では、包装容器1の側縁部に凹部9が形成され、この凹部9に沿って側縁シール部2cが設けられることにより、側縁シール部2cの突出部4dが、狭窄部3を形成する抜止用シール部となっている。
本発明の包装容器の第1例を示す(a)正面図、(b)断面図である。 本発明の包装容器の第2例を示す正面図である。 本発明の包装容器の第3例を示す(a)正面図、(b)断面図である。 本発明の包装容器の第4例を示す正面図である。 本発明の包装容器の第5例を示す(a)正面図、(b)断面図である。 本発明の包装容器の第6例を示す正面図である。 本発明の包装容器の製造装置の一例を示す概略構成図である。 抜止用シール部を形成するための熱シール手段の他の例を示す(a)正面図、(b)斜視図である。 図8に示す熱シール手段の動作を説明する図である。 本発明の包装容器の製造装置の改変例を示す概略構成図である。
符号の説明
1…包装容器、1a…内容物封入部、1b…気体封入部、2a…一方の端縁、2b…他方の端縁、2c…側縁シール部、4a,4b,4c,4d…抜止用シール部、5…内容物、6…気体、10…製造装置、12…フィルム(包装フィルム)、12b…筒状部、12c…袋状部、17,20…熱シール手段。

Claims (7)

  1. 熱シール可能なフィルムから熱シールによって袋状に形成され、一方の端縁の側にゼリー状の内容物が封入される内容物封入部を、前記一方の端縁と対向する他方の端縁の側に気体が封入される気体封入部を有し、前記一方の端縁を開封して前記気体封入部を押圧することにより、前記内容物を前記一方の端縁から排出するようにした包装容器であって、
    前記包装容器に、前記内容物の気体封入部への移動を阻止する抜止用シール部が設けられて、内容物封入部と気体封入部との間を連通する狭窄部が形成されていることを特徴とする包装容器。
  2. 前記抜止用シール部が、前記内容物封入部と前記気体封入部との境界部に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の包装容器。
  3. 前記抜止用シール部が、前記他方の端縁から前記気体封入部の長手方向にわたって延びる形状に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の包装容器。
  4. 請求項1ないし3のいずれかに記載の包装容器の製造装置であって、前記抜止用シール部を形成するための熱シール手段を具備することを特徴とする包装容器の製造装置。
  5. 前記熱シール手段が、包装容器の側縁シール部と抜止用シール部とを一度に形成するようになっていることを特徴とする請求項4に記載の包装容器の製造装置。
  6. 熱シール可能なフィルムを筒状にして筒状部を形成し、該筒状部の一端を熱シールして閉じて袋状部を形成し、前記袋状部内に内容物を供給した後、前記袋状部の他端を熱シールすることにより、前記フィルムからなる包装容器に前記内容物を気体とともに密封する包装方法において、
    前記フィルムをシールすることにより、前記包装容器に、内容物の気体封入部への移動を阻止する抜止用シール部を設けて、内容物封入部と気体封入部との間を連通する狭窄部を形成することを特徴とする包装方法。
  7. 前記抜止用シール部を前記フィルムに設ける工程を、内容物および気体が包装容器に密封された後に行うことを特徴とする請求項6に記載の包装方法。
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