JP4261025B2 - Cargo box lashing device for detachable vehicle - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、車体に対し着脱自在に搭載されるコンテナなどの荷箱を車体に対し略垂直方向に昇降させることによって着脱する脱着車両において、車体に搭載された荷箱を固縛または固縛解除可能とする荷箱固縛装置に関し、特に、荷箱搭載時の走行安定性および荷箱内の積荷の運搬効率を高める対策に係わる。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種脱着車両の荷箱固縛装置として、例えば特開平9−267681号公報に開示されるように、コンテナの下面四隅に開口する係合孔に対し、車体のシャーシフレーム上を車幅方向に延びるツイストロックフレームに設けられたツイストロックピンの頭部をそれぞれ挿通させ、この各ツイストロックピンを回動させて係合することによって、コンテナを車体のシャーシフレーム上に固縛するようにした、いわゆるツイストロックタイプのものは知られている。この場合、ツイストロックフレームは、コンテナ前後の係合孔に対応する車体の前後方向2箇所に設けられ、それぞれ左右のツイストロックピンを回動させるハンドルがロッドを介して設けられるようになされている。
【0003】
また、図11に示すように、車両搭載用のコンテナにあっては、コンテナaが車体b側のシャーシフレームsに対し主桁dを介して搭載されるようにしたものもある。このようなコンテナaは、車体bのシャーシフレームs上に主桁dおよびツイストロックフレームeを介して搭載され、上述したように、コンテナaの下面四隅の係合孔に係合するツイストロックピンによって、コンテナaを車体bのシャーシフレームs上に固縛するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述した車両搭載用のコンテナなどの荷箱では、その下面に主桁dが設けられているため、荷箱をシャーシフレームs上に搭載すると、主桁dと直交するツイストロックフレームeによって荷箱の地上高が高くなり、走行安定性が悪化することになる。
【0005】
一方、従来より用いられるツイストロックタイプのものでは、荷箱を車体のシャーシフレーム上に固縛する上で、車体側に前後のツイストロックフレーム並びにツイストロックピンを回動させるハンドルおよびロッドなどのツイストロックピン回動機構を架装する必要がある。このため、車体の架装重量が増加することが否めず、荷箱内の積荷の積載重量が低下し、荷箱内の積荷の運搬効率が低下することになる。
【0006】
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、荷箱搭載時の走行安定性および荷箱内の積荷の運搬効率を高めることができる脱着車両の荷箱固縛装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に係わる発明の脱着車両の荷箱固縛装置は、車体に対し着脱自在に搭載される荷箱を車体に対し略垂直方向に昇降させることによって着脱する脱着車両において、車体に搭載された荷箱を固縛または固縛解除可能とする荷箱固縛装置であって、車体の左右両側を前後方向に延びる左右一対のフレームの側面に設けられた複数の第1部材と、各フレームと対応する荷箱の左右両側を前後方向に延びる左右一対の主桁の側面に設けられ、各第1部材に対し水平方向に移動不能となるようにそれぞれ略垂直方向から係合する複数の第2部材と、上記第1部材に対し係合された第2部材を略鉛直方向に移動不能に固縛する固縛手段とを備え、この固縛手段は、車体側のフレーム側面に揺動自在に支持され、かつ第2部材を略鉛直方向に移動不能に固縛する固縛位置および略鉛直方向に移動可能に固縛解除する固縛解除位置に相互に変換可能となされた可動フックと、この可動フックを固縛位置に付勢する付勢手段と、上記可動フックを固縛位置に固定する固定手段とを備えていることを特徴とするものである。
【0008】
この場合、荷箱を車体に積み込む際には、車体の各フレーム側面の第1部材に対し上方から各主桁側面の第2部材が対応するように荷箱を上方に対峙させ、この状態から、荷箱を下降させて第1部材に対し第2部材を水平方向に移動不能となるように略垂直方向から係合させる。そして、第1部材に対し係合された第2部材を固縛手段によって略鉛直方向に移動不能に固縛することで、荷箱が車体に対し搭載状態に固縛される。
【0009】
これにより、従来のツイストロックタイプのものを用いることなく荷箱が車体に固縛され、下面に主桁が設けられている荷箱を車体のフレーム上に搭載しても、車幅方向に延びるツイストロックフレームが存在しない分だけ荷箱の地上高が低く抑えられ、荷箱搭載時の走行安定性を向上させることが可能となる。
【0010】
しかも、車体の各フレーム側面の第1部材と、荷箱の各主桁側面の第2部材と、第1部材に対し第2部材を固縛する固縛手段とによって荷箱固縛装置が構成されていることにより、ツイストロックタイプのもののように、前後のツイストロックフレームe並びにツイストロックピンを回動させるハンドルおよびロッドなどのツイストロックピン回動機構を架装する必要がない。このため、車体の架装重量が大幅に低減されることになり、荷箱内の積荷の積載重量が増大し、荷箱内の積荷の運搬効率を向上させることが可能となる。
【0011】
さらに、固縛手段が、車体側のフレーム側面に揺動自在に支持され、かつ第2部材を略鉛直方向に移動不能に固縛する固縛位置および略鉛直方向に移動可能に固縛解除する固縛解除位置に相互に変換可能となされた可動フックと、この可動フックを固縛位置に付勢する付勢手段と、上記可動フックを固縛位置に固定する固定手段とを備えていることにより、荷箱を車体に積み込む際に各第1部材に対し略垂直方向(上方)から各第2部材が係合すると、付勢手段の付勢力によって可動フックが固縛解除位置から固縛位置に変換され、第2部材が略鉛直方向に移動不能に固縛されることにより、固縛手段の固縛性能を向上させることが可能となる。しかも、付勢手段の付勢力により固縛位置に変換された可動フックは固定手段によって固縛位置に固定されるので、車両走行時に可動フックが走行振動などによって固縛解除位置に変換されることが確実に防止され、固縛手段の信頼性を高めることが可能となる。
【0012】
また、請求項2に係わる発明の脱着車両の荷箱固縛装置は、第1部材の上端部が、この第1部材に対し略鉛直方向から係合される第2部材を案内するテーパ面に形成されていることを特徴とする。これにより、第1部材のテーパ面によって略鉛直方向からの第2部材の水平方向の位置ズレが吸収されつつ案内されて第2部材が位置決めされることになり、第1部材に対する第2部材の係合性を向上させることが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
【0016】
<第1の実施の形態>
図1〜図3は、脱着車両としてのコンテナトラックを示している。
【0017】
図1〜図3において、コンテナトラック1の車体10は、車体前後方向に延びる左右一対のメインフレーム11(図1〜図3では一方のみ示す)を備え、この各メインフレーム11の前部にキャビン12が設けられている。各メインフレーム11の後部上には、フレームとしての左右一対のサブフレーム13(図1〜図3では一方のみ示す)を介して荷箱としてのコンテナCが着脱自在に搭載されている。このコンテナCの下面には、車体前後方向に延びる左右一対の主桁C1(図1〜図3では一方のみ示す)が設けられている。この各主桁C1は、各サブシャーシ13と対応する位置に設けられ、車体10へのコンテナC搭載時には各サブシャーシ13上に各主桁C1を介してコンテナCが搭載されるようになっている。
【0018】
各サブフレーム13の前後両位置には、それぞれアウトリガ装置2,2(図1〜図3では車体左側のもののみ示す)が設けられている。この4基のアウトリガ装置2は、車幅方向外方に張り出して車体10を支持するものであって、サブフレーム13に固設されたアウタボックス21と、このアウタボックス21内に伸縮自在に内装されたインナーボックス22とを備えている。アウタボックス21とインナーボックス22との間には油圧シリンダ(図示せず)が連結され、この油圧シリンダの伸長時にインナーボックス22の下端がアウタボックス21に対し下方に進出し、車体10を上方に持ち上げた状態で車輪Wに代わって支持するようになされている。
【0019】
一方、コンテナC底部の前後両位置にはそれぞれ左右一対の支持脚Ca,Ca(図1〜図3では車体左側のもののみ示す)が設けられている。各支持脚Caは、各主桁C1の前後両位置より車幅方向外方に延びる軸Cbに対し回動自在にかつ車幅方向外方に進退自在に支持されている。そして、各支持脚Caは、不使用時にコンテナCの底部に沿って略水平状態(図1に示す状態)で格納されている一方、使用時に車幅方向外方に引き出した状態で軸Cb回りに回動させて鉛直状態にし、この鉛直状態のままで車幅方向外方に再度引き出すことによって使用可能な鉛直状態(図2および図3に示す状態)に固定されるようになっている。
【0020】
そして、本発明の特徴部分として、図4に示すように、車体10とコンテナCとの間には、車体10(サブシャーシ13)に搭載されたコンテナCを固縛または固縛解除可能とする荷箱固縛装置としてのコンテナ固縛装置3が設けられている。
【0021】
このコンテナ固縛装置3は、各サブシャーシ13の外側面の前後両端に設けられた第1部材としての4個の固定フック部材31と、コンテナCの各主桁C1に設けられ、各固定フック部材31に対し水平方向に移動不能となるようにそれぞれ鉛直方向上方から係合する第2部材としての4個の箱形フック部材32と、上記固定フック部材31に対し係合された箱形フック部材32を略鉛直方向に移動不能に固縛する固縛手段33とを備えている。
【0022】
各固定フック部材31は、各サブシャーシ13の外側面の前後両端に断面略L字状の固定金具31aを介して複数のボルト31b,…(図7および図8に表れる)により締結され、先端(上端)がサブシャーシ13よりも鉛直方向上方に突出する角材状のフック本体31cを備えている。
【0023】
各箱形フック部材32は、上下方向に開口する係合孔32aを備え、この係合孔32aの周囲を車幅方向の内壁32bおよび外壁32cと前後方向の前壁32dおよび後壁32eとによって囲んで箱状に形成されてなる。図5に示すように、各箱形フック部材32は、各主桁C1の外側面の前後両端にそれぞれ内壁32が固設されて取り付けられている。そして、各箱形フック部材32の係合孔32aには、固定フック部材31のフック本体31cの先端が挿通されて係合されるようになされている。
【0024】
固縛手段33は、図6および図7にも示すように、フック本体31cの外面(図6および図7では左側)下部に固設された前後一対のブラケット片33a,33bと、この各ブラケット片33aの先端(外端)上部位置に基端部(下端部)がピン33bを介して車幅方向に回動自在(揺動自在)に支持された可動フック33cとを備えている。この可動フック33cは、その先端が鉤状に形成され、箱形フック部材32の外壁32cに対し先端が上方から係合して箱形フック部材32を鉛直方向上方に移動不能に固縛する固縛位置(図6に示す位置)と、箱形フック部材32の外壁32cに対し先端が車幅方向外方に離反して箱形フック部材32を鉛直方向上方に移動可能に固縛解除する固縛解除位置(図7に示す位置)とに相互に変換可能となされている。
【0025】
また、固縛手段33は、可動フック33cを固縛位置に付勢する付勢手段としての付勢スプリング33dと、各ブラケット片33aの内端上に固設され、付勢スプリング33dによって付勢された可動フック33cを当接により固縛位置に位置決めするストッパ33eと、可動フック33cを固縛位置に固定する固定手段としての固縛ピン34(図4および図6に表れる)とを備えている。この場合、付勢スプリング33dは、可動フック33cの略中間部とフック本体31cの下端部とに連結され、その伸縮軸m(図7および図8に表れる)が可動フック33cの固縛位置ではピン33b(可動フック33cの回動中心)よりも上方に位置するために可動フック33cを固縛位置に付勢する一方、可動フック33cの固縛解除位置ではピン33bよりも下方に伸縮軸mが位置するために可動フック33cを固縛解除位置に付勢するように設定されている。
【0026】
固縛ピン34は、チェーン34aを介して固定金具31aに連結されている。そして、固縛ピン34は、ブラケット33a先端下部位置において車体前後方向(図6および図7では手前奧方向)に貫通する貫通孔34a,34aと可動フック33cの下端(ピン33よりも下方)を車体前後方向に貫通する貫通孔34bとに可動フック33cの固縛位置で挿通され、可動フック33cを固縛位置に保持するようになされている。さらに、図4に示すように、固縛ピン34には、各貫通孔34a,34bからの抜けを防止する抜け防止機構35が設けられている。この抜け防止機構35は、固縛ピン34の基部に固着されたストッパ片35aと、一側(図4では手前側)のブラケット片33aに設けられ、固縛ピン34を各貫通孔34a,34bに挿通させた状態で、その挿通軸回りに回動させることによって抜け落ち方向に移動不能に係合する略C字状の係合部材35bとを備えている。
【0027】
さらに、各固定フック部材31のフック本体31cの先端(上端)には、各箱形フック部材32の内壁32b、外壁32c、前壁32dおよび後壁32eにそれぞれ対応する四面を面取りしたテーパ面がそれぞれ形成され、この各固定フック部材31のフック本体31cに対し鉛直方向上方から係合される各箱形フック部材32を案内するようになされている。
【0028】
ここで、コンテナCをコンテナトラック1のサブシャーシ13に対し積み卸しする手順について説明する。
【0029】
先ず、コンテナCをコンテナトラック1のサブシャーシ13上から卸す場合には、図2に示すように、各アウトリガ装置2のアウタボックス21に対する油圧シリンダの伸長によりそれぞれインナボックス22を下方に進出させ、車輪Wに代わってコンテナCを車体10ごと上方に持ち上げた状態で支持する。
【0030】
次いで、図7に示すように、箱形フック部材32の外壁32cに対する可動フック33c先端の係合を解除し、コンテナCを鉛直方向上方に移動可能な状態にする。
【0031】
具体的には、固縛ピン34を各貫通孔34a,34bに対しその挿通軸回りに回動させて抜け防止機構35による係合を解除、つまり係合部材35bに対するストッパ片35aの係合を解除し、固縛ピン34を各貫通孔34a,34bから抜き取る。そして、可動フック33cを固縛解除位置(図7に示す位置)に変換し、付勢スプリング33dの付勢力によって可動フック33cを固縛解除位置に保持しておく。
【0032】
それから、各支持脚Caを、それぞれ車幅方向外方に引き出してから軸Cb回りに回動させて鉛直状態にし、この鉛直状態のままで車幅方向外方に再度引き出して使用可能な鉛直状態(図2に示す状態)に固定する。その後、各アウトリガ装置2のアウタボックス21に対する油圧シリンダの収縮によりそれぞれインナボックス22を上方に没入させ、コンテナCを車体10ごと下降させる。すると、各支持脚Caが地面に接地し、コンテナCが各支持脚Caにより地面に支持される。
【0033】
この状態から、図3に示すように、油圧シリンダをさらに収縮させることによって、インナボックス22をさらに上方に没入させ、コンテナCを車体10に対し鉛直方向上方に離反させる。これによって、各箱形フック部材32の係合孔32aから固定フック部材31のフック本体31cの先端が抜け出し、コンテナ固縛装置3によるコンテナCの固縛が解除される。
【0034】
その後、車輪Wが地面に接地してから、コンテナトラック1を前進させることによって、コンテナCを車体10に対し略水平方向に離脱させる。
【0035】
一方、コンテナCをコンテナトラック1の車体10上に搭載する場合には、左右の支持脚Ca間に車体10を挿通させるようにコンテナトラック1を後退させる。このとき、各可動フック33cを固縛解除位置に変換しておき、各箱形フック部材32の係合孔32aを固定フック部材31のフック本体31cの先端に対し対応させておく。
【0036】
そして、各アウトリガ装置2のアウタボックス21に対し油圧シリンダの伸長によりそれぞれインナボックス22を下方に進出させ、各箱形フック部材32の係合孔32aに固定フック部材31のフック本体31cの先端を挿通させてそれぞれ係合する。これにより、コンテナCが水平方向に移動不能に固縛される。
このとき、固定フック部材31のフック本体31cの先端(上端)のテーパ面によって、各箱形フック部材32の鉛直方向上方からの係合がスムーズに案内されて行われる。
【0037】
この状態から、油圧シリンダをさらに伸長させることによって、コンテナCが上方に持ち上げられ、各支持脚Caが地面から離れる。それから、各支持脚Caを、それぞれ車幅方向内方に押し込んで鉛直状態での固定を解除し、軸Cb回りに回動させて略水平状態にしてから、図1に示すように、再度車幅方向内方に押し込んで格納する。
【0038】
その後、各可動フック33cを固縛位置(図6に示す位置)に変換し、付勢スプリング33dの付勢力によって可動フック33cを固縛位置に保持する。これにより、コンテナCが鉛直方向に移動不能に固縛される。
【0039】
それから、油圧シリンダを収縮させてインナボックス22を上方に没入させ、車輪Wが地面に接地するまで車体をコンテナCごと下降させる。
【0040】
このように、本実施形態では、従来のツイストロックタイプのものを用いることなくコンテナCが車体10に対し固縛され、下面に主桁C1が設けられているコンテナCを車体10のサブシャーシ13上に搭載しても、車幅方向に延びるツイストロックフレームが存在しない分だけコンテナCの地上高が低く抑えられ、荷箱搭載時の走行安定性を向上させることができる。
【0041】
しかも、各サブシャーシ13外側面前後両端の各固定フック部材31と、コンテナCの各主桁C1外側面の前後両端の各箱形フック部材32と、上記固定フック部材31に対し係合された箱形フック部材32を略鉛直方向に移動不能に固縛する固縛手段33とによってコンテナ固縛装置3が構成されていることにより、ツイストロックタイプのもののように、前後のツイストロックフレーム並びにツイストロックピンを回動させるハンドルおよびロッドなどのツイストロックピン回動機構を架装する必要がない。このため、車体10の架装重量が大幅に低減されることになり、コンテナC内の積荷の積載重量が増大し、コンテナC内の積荷の運搬効率を向上させることができる。
【0042】
また、各固定フック部材31のフック本体31cの先端(上端)には、各箱形フック部材32の内壁32b、外壁32c、前壁32dおよび後壁32eにそれぞれ対応する四面を面取りしたテーパ面がそれぞれ形成されているので、このテーパ面によって、鉛直方向上方からの各箱形フック部材32の水平方向の位置ズレが吸収されつつ案内されて各箱形フック部材32が位置決めされることになり、各固定フック部材31のフック本体31cに対する各箱形フック部材32の係合性を向上させることができる。
【0043】
さらに、固縛手段33は、フック本体31cの外面下部にブラケット33aを介して回動自在に支持され、かつ箱形フック部材32を鉛直方向上方に移動不能に固縛する固縛位置と箱形フック部材32を鉛直方向上方に移動可能に固縛解除する固縛解除位置とに相互に変換可能となされた可動フック33cと、可動フック33cを固縛位置に付勢する付勢スプリング33dと、可動フック33cを固縛位置に固定する固縛ピン34とを備えているので、コンテナCを車体10に積み込む際に各固定フック部材31に対しそれぞれ箱形フック部材32が係合すると、付勢スプリング33dの付勢力によって可動フック33cが固縛解除位置から固縛位置に変換され、各箱形フック部材32が鉛直方向に移動不能に固縛されることになる。これにより、固縛手段33の固縛性能を向上させることができる。
【0044】
さらにまた、固縛ピン34は、ブラケット33a先端下部位置を貫通する貫通孔34a,34aと可動フック33cの下端を車体前後方向に貫通する貫通孔34bとに可動フック33cの固縛位置で挿通され、可動フック33cを固縛位置に保持するようになされているので、付勢スプリング33dの付勢力により固縛位置に変換された可動フック33cは固定手段33(固縛ピン34)によって固縛位置に固定される。このため、車両走行時に可動フック33cが走行振動などによって固縛解除位置に変換されることが確実に防止され、固縛手段33の信頼性を高めることができる。
【0045】
<第2の実施の形態>
次に、本発明の第2の実施形態を図8〜図10に基づいて説明する。
【0046】
この第2の実施形態では、コンテナ固縛装置の構成を変更している。なお、コンテナ固縛装置を除くその他の構成は、上記第1の実施形態の場合と同じであり、同一部分については同じ符号を付してその説明は省略する。
【0047】
すなわち、本実施形態では、図8および図9に示すように、コンテナ固縛装置5は、各サブシャーシ13の外側面の前後両端に設けられた第1部材としての4個のU字形受金具51と、コンテナCの各主桁C1に設けられ、各U字形受金具51に対し水平方向に移動不能となるようにそれぞれ鉛直方向上方から係合する第2部材としての4個のフックピン52と、上記U字形受金具51に対し係合されたフックピン52を略鉛直方向に移動不能に固縛する固縛手段53とを備えている。
【0048】
各U字形受金具51は、各サブシャーシ13の外側面の前後両端に断面略L字状の固定金具51aを介して複数のボルト51b,…により締結され、サブシャーシ13よりも鉛直方向上方に突出する先端部(上端部)に係合穴51cを備えている。この係合穴51cの前後両側には、上方に行くに従い開口幅が大きくなるように傾斜するテーパ面がそれぞれ形成され、この各U字形受金具51の係合穴51cに対し鉛直方向上方から係合される各フックピン52を案内するようになされている。
【0049】
各フックピン52は、図10に示すように、各主桁C1の前後両端を貫通するように車幅方向に延びて設けられ、その外端部が各主桁C1よりも外方にそれぞれ突出している。そして、図8および図9に示すように、各フックピン52は、その外端部(突出部)が各U字形受金具51の係合穴51cに対し挿通されて係合するようになされている。
【0050】
固縛手段53は、各U字形金具51の上端を係合穴51cを挟んでそれぞれ前後方向に貫通する貫通孔53a,53aと、各U字形金具51の上端の前面または後面に取り付けられた自動固縛機構としてのストロークモータ54(図8に表れる)とを備えている。このストロークモータ54は、公知のものであって、図示しないモータ、減速機、ネジ軸、および伸縮ロッド54aを一体に組み込み、モータの回転運動を伸縮ロッド54aの前後進運動に変換するものである。図8に示すように、上記各ストロークモータ54は、遠隔操作可能な手元スイッチ54bに対しそれぞれコード54cを介して連結されている。そして、各伸縮ロッド54aは、それぞれ前進運動させるように手元スイッチ54bを操作することによって伸長し、各U字形金具51上端の係合穴51cに差し込まれる(図8および図9に示す状態)一方、それぞれ後進運動させるように手元スイッチ54bを操作することによって収縮し、各U字形金具51の係合穴51cから抜け出すようになされている。この場合、各ストロークモータ54の伸縮ロッド54aがそれぞれ伸長して各U字形金具51上端の係合穴51cに差し込まれることによって、各U字形金具51の係合穴51cに対し係合されたフックピン52を自動的に鉛直方向に移動不能に固縛するようになされている。
【0051】
これにより、本実施形態では、各ストロークモータ54の伸縮ロッド54aを伸長させて各U字形金具51上端の係合穴51cに差し込むことによって、各U字形金具51の係合穴51cに対しそれぞれ係合されたフックピン52が自動的に鉛直方向に移動不能に固縛されるので、各U字形金具51に対する各フックピン52毎の個別の固縛操作が不要となり、固縛手段53の固縛性能をさらに向上させることができる。
【0052】
<他の実施の形態>
上記各実施形態では、左右のサブシャーシ13,13の前後両端に対応する4箇所においてコンテナCを固縛するコンテナ固縛装置3,5を構成したが、4箇所以上の箇所において荷箱(コンテナ)を固縛するコンテナ固縛装置が構成されていてもよい。
【0053】
また、上記各実施形態では、各アウトリガ装置2の伸縮動によってコンテナCを車体10に対し昇降させて積み卸すようにしたが、サブシャーシに設けられた前後の連結ビームを油圧シリンダにより上下動させてコンテナのみを昇降させて積み卸されるようにしてもよい。その他、コンテナの各支持脚をそれぞれ昇降自在なジャッキに構成し、この各ジャッキによってコンテナを車体に対し昇降させて積み卸されるようにしてもよい。また、コンテナがフォークリフトやクレーンなどによって車体に積み卸される場合にも適用できるのはもちろんである。
【0054】
さらに、上記第2の実施形態では、自動固縛機構としてストロークモータ54を用いたが、油圧または空気圧によってロッドを伸縮動させる伸縮シリンダによって自動固縛機構が構成されていてもよい。
【0055】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明の請求項1における脱着車両の荷箱固縛装置によれば、車体の上方に荷箱を対峙させた状態から荷箱を下降させて第1部材に対し第2部材を水平方向に移動不能に係合させ、この係合状態の第2部材を固縛手段によって略鉛直方向に移動不能に固縛することで、ツイストロックタイプのものようなツイストロックフレームを不要とし、荷箱の地上高を低く抑えて、荷箱搭載時の走行安定性を向上させることができる。しかも、ツイストロックピン回動機構を車体に架装する必要がなくなり、車体の架装重量を大幅に低減して荷箱内の積荷の積載重量を増大させ、荷箱内の積荷の運搬効率を向上させることができる。また、固縛手段に、固縛位置と固縛解除位置とに相互に変換可能な可動フックと、この可動フックを固縛位置に付勢する付勢手段と、可動フックを固縛位置に固定する固定手段とを備えることで、可動フックを固縛位置に確実に保持することが可能となり、固縛手段の固縛性能を向上させることができる。しかも、可動フックを固定手段によって固縛位置に固定することで、車両走行時の走行振動などによる可動フックの固縛解除位置への変換を確実に防止し、固縛手段の信頼性を高めることができる。
【0056】
また、本発明の請求項2における脱着車両の荷箱固縛装置によれば、第2部材を案内するテーパ面を第1部材の上端部に形成することで、第2部材の水平方向の位置ズレを吸収しつつ案内して第2部材を位置決めでき、第1部材に対する第2部材の係合性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係わるコンテナ固縛装置を備えたコンテナトラックのコンテナ搭載完了状態を示す側面図である。
【図2】同じくアウトリガ装置によりコンテナトラックを上昇させた支持状態を示す側面図である。
【図3】同じくコンテナを支持脚により支持した状態で下降させたコンテナトラックの側面図である。
【図4】同じくコンテナ固縛装置の固定フック部材、箱形フック部材および固縛手段の構成を示す斜視図である。
【図5】同じくコンテナを下方から見た斜視図である。
【図6】可動フックを固縛位置に変換した状態を示すコンテナ固縛装置の側面図である。
【図7】可動フックを固縛解除位置に変換した状態を示すコンテナ固縛装置の側面図である。
【図8】本発明の第2の実施形態に係わるコンテナ固縛装置の固縛状態における側面図である。
【図9】同じくコンテナ固縛装置の固縛状態における縦断背面図である。
【図10】同じくコンテナを下方から見た斜視図である。
【図11】従来例に係わる車両搭載用コンテナを車体に搭載した状態で概略的に示す脱着車両の背面図である。
【符号の説明】
1 コンテナトラック(脱着車両)
10 車体
13 サブシャーシ(フレーム)
3 コンテナ固縛装置(荷箱固縛装置)
31 固定フック部材(第1部材)
32 箱形フック部材(第2部材)
33 固縛手段
33c 可動フック
33d 付勢スプリング(付勢手段)
34 固縛ピン(固定手段)
5 コンテナ固縛装置(荷箱固縛装置)
51 U字形受金具(第1部材)
52 フックピン(第2部材)
53 固縛手段
54 固縛手段(自動固縛機構)
C コンテナ(荷箱)[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a detachable vehicle in which a packing box such as a container that is detachably mounted on the vehicle body is moved up and down in a substantially vertical direction with respect to the vehicle body, and the packing box mounted on the vehicle body is secured or released. In particular, the present invention relates to a measure for improving the running stability when the load box is mounted and the efficiency of carrying the load in the load box.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as a cargo box tying device for this kind of detachable vehicle, as disclosed in, for example, Japanese Patent Application Laid-Open No. 9-267681, the vehicle width on the chassis frame of the vehicle body with respect to the engagement holes opened at the lower four corners of the container By inserting the heads of the twist lock pins provided on the twist lock frame extending in the direction, and rotating and engaging the twist lock pins, the container is secured to the chassis frame of the vehicle body. The so-called twist lock type is known. In this case, the twist lock frame is provided at two positions in the front-rear direction of the vehicle body corresponding to the engagement holes at the front and rear of the container, and handles for rotating the left and right twist lock pins are provided via the rods. .
[0003]
In addition, as shown in FIG. 11, in some containers for vehicle mounting, the container a is mounted on the chassis frame s on the vehicle body b side via the main beam d. Such a container a is mounted on the chassis frame s of the vehicle body b via the main beam d and the twist lock frame e, and as described above, the twist lock pin that engages with the engagement holes at the four corners of the lower surface of the container a. Thus, the container a is secured to the chassis frame s of the vehicle body b.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
However, since the main girder d is provided on the lower surface of the above-described cargo box such as a container for mounting on a vehicle, when the cargo box is mounted on the chassis frame s, the twist lock frame e orthogonal to the main girder d is used. The ground clearance of the packing box will increase and the running stability will deteriorate.
[0005]
On the other hand, in the case of the twist lock type conventionally used, the handle and rod for rotating the front and rear twist lock frames and the twist lock pin to the vehicle body side when the cargo box is secured to the chassis frame of the vehicle body are twisted. It is necessary to mount a lock pin rotation mechanism. For this reason, it cannot be denied that the body weight of the vehicle body increases, the load weight of the load in the packing box decreases, and the transport efficiency of the load in the packing box decreases.
[0006]
The present invention has been made in view of the above points, and an object of the present invention is to provide a cargo box tying for a detachable vehicle capable of improving the running stability when the cargo box is mounted and the transport efficiency of the load in the cargo box. To provide an apparatus.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
To achieve the above object, the invention according to claim 1Cargo box lashing device for detachable vehicleIs a loading / unloading vehicle that can be attached / detached by lifting / lowering a packing box that is detachably mounted on the vehicle body in a substantially vertical direction with respect to the vehicle body, so that the packing box mounted on the vehicle body can be secured or released. Lashing deviceBecauseA plurality of first members provided on the side surfaces of a pair of left and right frames extending in the front-rear direction on both the left and right sides of the vehicle body, and provided on the side surfaces of a pair of left and right main girders extending in the front-rear direction on the left and right sides of the cargo box corresponding to each frame A plurality of second members engaged from substantially vertical directions so as to be immovable in the horizontal direction with respect to the first members, and a second member engaged with the first members in a substantially vertical direction. With lashing means to tie immovableThe lashing means is swingably supported on the side surface of the frame on the vehicle body side, and is a lashing position for tying the second member to be immovable in a substantially vertical direction and releasing the lashing so as to be movable in a substantially vertical direction. A movable hook that can be converted into the lashing position, a urging means that urges the movable hook to the lashing position, and a fixing means that fixes the movable hook to the lashing position. Characterized byIs.
[0008]
In this case, when loading the cargo box on the vehicle body, the cargo box is opposed to the upper side so that the second member on the side surface of each main girder corresponds to the first member on the side surface of each frame of the vehicle body from above. Then, the packing box is lowered, and the second member is engaged with the first member from the substantially vertical direction so that the second member cannot move in the horizontal direction. Then, the cargo box is secured to the vehicle body in a mounted state by securing the second member engaged with the first member so as to be immovable in the substantially vertical direction by the securing means.
[0009]
This allows the cargo box to be secured to the vehicle body without using a conventional twist lock type, and extends in the vehicle width direction even when the cargo box having the main girder on the lower surface is mounted on the vehicle body frame. The ground clearance of the cargo box is kept low by the amount that the twist lock frame does not exist, and it becomes possible to improve the running stability when the cargo box is mounted.
[0010]
Moreover, the cargo box lashing device is constituted by the first member on the side surface of each frame of the vehicle body, the second member on the side surface of each main girder of the cargo box, and the lashing means for securing the second member to the first member. Thus, unlike the twist lock type, there is no need to mount a twist lock pin rotating mechanism such as a front and rear twist lock frame e and a handle and a rod for rotating the twist lock pin. For this reason, the body weight of the vehicle body is greatly reduced, the load weight of the load in the load box is increased, and the transport efficiency of the load in the load box can be improved.
[0011]
Further, the lashing means is swingably supported on the side surface of the frame on the vehicle body side, and the lashing position for tying the second member to be immovable in the substantially vertical direction and the lashing release to be movable in the substantially vertical direction. A movable hook that can be converted into the lashing position, a urging means that urges the movable hook to the lashing position, and a fixing means that fixes the movable hook to the lashing position. Thus, when the second member is engaged with each first member from the substantially vertical direction (above) when loading the cargo box onto the vehicle body, the movable hook is moved from the locked release position to the locked position by the biasing force of the biasing means. It is possible to improve the lashing performance of the lashing means by converting the second member to be immovable in the substantially vertical direction. In addition, since the movable hook that has been converted to the lashing position by the urging force of the urging means is fixed to the lashing position by the fixing means, the movable hook is converted to the lashing release position by traveling vibration or the like during vehicle travel. Is reliably prevented and the reliability of the securing means can be increased.
[0012]
According to a second aspect of the present invention, the upper end portion of the first member is a tapered surface that guides the second member engaged with the first member from a substantially vertical direction. It is formed. As a result, the second member is positioned by being guided while the horizontal displacement of the second member from the substantially vertical direction is absorbed by the tapered surface of the first member, and the second member is positioned relative to the first member. The engagement can be improved.
[0015]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0016]
<First Embodiment>
1 to 3 show a container truck as a detachable vehicle.
[0017]
1 to 3, the
[0018]
[0019]
On the other hand, a pair of left and right support legs Ca, Ca (only those on the left side of the vehicle body are shown in FIGS. 1 to 3) are provided at both front and rear positions on the bottom of the container C. Each support leg Ca is supported so as to be rotatable with respect to a shaft Cb extending outward in the vehicle width direction from both front and rear positions of each main beam C1 and to be able to advance and retreat outward in the vehicle width direction. Each support leg Ca is stored in a substantially horizontal state (the state shown in FIG. 1) along the bottom of the container C when not in use, and is rotated about the axis Cb while being pulled out in the vehicle width direction during use. It is fixed to a usable vertical state (the state shown in FIGS. 2 and 3) by pulling it out in the vehicle width direction again in this vertical state and pulling it out again in the vehicle width direction.
[0020]
And as a characteristic part of this invention, as shown in FIG. 4, between the
[0021]
The
[0022]
Each fixing
[0023]
Each box-shaped
[0024]
As shown in FIGS. 6 and 7, the securing means 33 includes a pair of front and
[0025]
The lashing means 33 is fixed on the urging
[0026]
The lashing
[0027]
Further, at the tip (upper end) of the
[0028]
Here, a procedure for loading and unloading the container C from the
[0029]
First, when the container C is wholesaled from the
[0030]
Next, as shown in FIG. 7, the engagement of the distal end of the
[0031]
Specifically, the securing
[0032]
Then, each support leg Ca is pulled out outward in the vehicle width direction, and then rotated around the axis Cb to be in a vertical state. (The state shown in FIG. 2). Thereafter, the
[0033]
From this state, as shown in FIG. 3, by further contracting the hydraulic cylinder, the
[0034]
Thereafter, the container C is moved away from the
[0035]
On the other hand, when the container C is mounted on the
[0036]
Then, the
At this time, the engagement of each box-shaped
[0037]
From this state, by further extending the hydraulic cylinder, the container C is lifted upward, and the support legs Ca are separated from the ground. Then, each support leg Ca is pushed inward in the vehicle width direction to release the fixing in the vertical state, and is rotated about the axis Cb to be in a substantially horizontal state. Then, as shown in FIG. Push inward in the width direction to store.
[0038]
Then, each
[0039]
Then, the hydraulic cylinder is contracted to immerse the
[0040]
Thus, in the present embodiment, the container C is secured to the
[0041]
Moreover, the fixed
[0042]
Further, at the tip (upper end) of the hook
[0043]
Further, the lashing means 33 is supported by a lower part of the outer surface of the
[0044]
Furthermore, the lashing
[0045]
<Second Embodiment>
Next, a second embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
[0046]
In the second embodiment, the configuration of the container lashing device is changed. The other configurations except for the container lashing device are the same as those in the first embodiment, and the same portions are denoted by the same reference numerals and description thereof is omitted.
[0047]
That is, in this embodiment, as shown in FIGS. 8 and 9, the
[0048]
Each
[0049]
As shown in FIG. 10, each
[0050]
The securing means 53 includes through
[0051]
Accordingly, in this embodiment, the telescopic rod 54a of each
[0052]
<Other embodiments>
In each of the above embodiments, the
[0053]
In each of the above embodiments, the container C is moved up and down with respect to the
[0054]
Further, in the second embodiment, the
[0055]
【The invention's effect】
As described above, according to the load box tying device for a detachable vehicle according to
[0056]
According to the cargo box tying device for a detachable vehicle according to
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a side view showing a container loading completion state of a container truck provided with a container lashing device according to a first embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a side view showing a support state in which the container truck is lifted by the outrigger device.
FIG. 3 is a side view of a container truck lowered in a state where the container is also supported by support legs.
FIG. 4 is a perspective view showing the configuration of a fixed hook member, a box-shaped hook member and a lashing means of the container lashing device.
FIG. 5 is a perspective view of the container as seen from below.
FIG. 6 is a side view of the container lashing device showing a state in which the movable hook is converted into a lashing position.
FIG. 7 is a side view of the container lashing device showing a state where the movable hook is converted into a lashing release position.
FIG. 8 is a side view of the container lashing device according to the second embodiment of the present invention in a lashed state.
FIG. 9 is a longitudinal rear view of the container lashing device in the lashing state.
FIG. 10 is a perspective view of the container as seen from below.
FIG. 11 is a rear view of a detachable vehicle schematically showing a vehicle-mounted container according to a conventional example mounted on a vehicle body.
[Explanation of symbols]
1 Container truck (removable vehicle)
10 body
13 Subchassis (frame)
3 Container lashing device (packing box lashing device)
31 Fixed hook member (first member)
32 Box-shaped hook member (second member)
33 Means of securing
33c Movable hook
33d Energizing spring (urging means)
34 Locking pin (fixing means)
5 Container lashing device (packing box lashing device)
51 U-shaped bracket (first member)
52 Hook pin (second member)
53 lashing means
54 lashing means (automatic lashing mechanism)
C Container (packing box)
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