JP4180606B2 - 生分解性シート及びこのシートを用いた成形体とその成形方法 - Google Patents
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Description
本発明の別の態様の生分解性シートは、ポリ乳酸系樹脂75〜25重量%と、ガラス転移温度が0℃以下、融点が90℃以上でポリ乳酸系樹脂の融点以下であるポリエステル25〜75重量%とを合計で100重量%となるように配合した樹脂組成物から成るシートを、予備結晶化させたことを特徴とする。
本発明の生分解性シートは、ポリ乳酸系樹脂75〜25重量%と、特定のポリエステル25〜75重量%との配合物を含む樹脂組成物からシートを形成し、かつ、予備結晶化させたものである。
これらの脂肪族ジオールと脂肪族ジカルボン酸を縮合して得られる脂肪族ポリエステルや、脂肪族ジオール、脂肪族ジカルボン酸及び芳香族ジカルボン酸を縮合して得られる脂肪族芳香族ポリエステルは、上記の各化合物の中からそれぞれ1種類以上を選んで縮重合し、さらに、必要に応じてイソシアネート化合物等でジャンプアップして所望のポリマーを得ることができる。
合成系脂肪族ポリエステルとしては、環状酸無水物とオキシラン類、例えば、無水コハク酸とエチレンオキサイド、プロピレンオキサイド等との共重合体が挙げられる。
(1)耐熱性の評価
生分解性シートから得られた成形体を、熱風循環式オーブンにおいて80℃で20分間熱処理し、成形体の容積減容率(%)を下記式にて算出した。
容積減容率={1−(熱処理後の成形体容積/熱処理前の成形体容積)}×100
東洋精機社製のハイドロショット衝撃試験機(型式HTM−1)を用い、温度23℃で、直径が1/2インチの撃芯を3m/secの速度で生分解性シートに衝突させ、破壊に要したエネルギーを算出した。
生分解性シートから得られた成形体に水を充填し、開口部をシールして、1mの高さからコンクリート上に落下させ、成形体の破損の有無を調べた。
JIS−K−7121に基づき、示差走査熱量測定法(DSC)にて昇温速度が10℃/minでポリエステルのガラス転移温度を測定した。
JIS−K−7121に基づき、示差走査熱量測定法(DSC)にて昇温速度が10℃/minで、生分解性シート中のポリ乳酸系樹脂に起因する融解熱量(ΔHm)及び結晶化熱量(ΔHc)を測定し、下記式によりポリ乳酸系樹脂の結晶化度を算出した。
結晶化度(%)=
(ΔHm−ΔHc)/(92.8×シート中のポリ乳酸系樹脂の割合)×100
φ100mm、深さ30mm、絞り比0.3の成形金型(金型温度25℃)を用いて圧空成形(空気圧:2kg/cm2)を行い、成形体の型賦形状態を観察し、3段階で評価を行った。評価基準は、良好な形態の成形体が形成されている場合を「○」、実用可能なレベル程度の場合を「△」、不良形状の成形体の場合を「×」で示した。
ピューラックジャパン社製のL−ラクチド(商品名:PURASORB L)100kgに、オクチル酸スズを15ppm添加したものを、攪拌機と加熱装置を備えた500Lバッチ式重合槽に入れた。窒素置換を行い、185℃、攪拌速度100rpmで、60分間重合を行った。得られた溶融物を、真空ベントを3段備えた三菱重工社製の40mmφ同方向2軸押出機に供給し、ベント圧4torrで脱揮しながら、200℃でストランド状に押出してペレット化した。
得られたポリ乳酸系樹脂の重量平均分子量は20万であり、L体含有量は99.5%であった。またDSCによる融点は171℃であった。
ポリ乳酸系樹脂と生分解性脂肪族ポリエステルの配合量を、ポリ乳酸系樹脂/生分解性脂肪族系ポリエステル=50重量%/50重量%に変更した以外は実施例1と同様にして、生分解性シートを得た。得られた生分解性シートのポリ乳酸系樹脂の結晶化度は43%であった。
また、得られた生分解性シートを用いて、実施例1と同様にして成形体を得た。得られた成形体について、実施例1と同様の評価を行った。その結果を表1に示す。
ポリ乳酸系樹脂と生分解性脂肪族ポリエステルの配合量を、ポリ乳酸系樹脂/生分解性脂肪族系ポリエステル=40重量%/60重量%に変更した以外は実施例1と同様にして、生分解性シートを得た。得られた生分解性シートのポリ乳酸系樹脂の結晶化度は44%であった。
また、得られた生分解性シートを用いて、実施例1と同様にして成形体を得た。得られた成形体について、実施例1と同様の評価を行った。その結果を表1に示す。
生分解性脂肪族系ポリエステルとしてポリブチレンアジペートテレフタレート(BASF社製の「Ecoflex」、融点:109℃、ガラス転移点:−30℃)を用い、ポリ乳酸系樹脂/生分解性脂肪族系ポリエステル=70重量%/30重量%とした以外は実施例1と同様にして、生分解性シートを得た。得られた生分解性シートのポリ乳酸の結晶化度は40%であった。
また、得られた生分解性シートを用いて、実施例1と同様にして成形体を得た。得られた成形体について、実施例1と同様の評価を行った。その結果を表1に示す。
ピューラックジャパン製L−ラクチド(商品名:PURASORB L)90kgと同社製DL−ラクチド(商品名:PURASORB DL)10kgに、オクチル酸スズを15ppm添加したものを、攪拌機と加熱装置を備えた500Lバッチ式重合槽に入れた。窒素置換を行い、185℃、攪拌速度100rpmで、60分間重合を行った。得られた溶融物を、真空ベントを3段備えた三菱重工製40mmφ同方向2軸押出機に供給し、ベント圧4torrで脱揮しながら、200℃でストランド状に押し出してペレット化した。
得られたポリ乳酸系樹脂の重量平均分子量は20万であり、L体含有量は94.8%であった。またDSCによる融点は165℃であった。
実施例1で得られたペレットを、70℃で8時間乾燥した後、単軸押出機に供給し、Tダイから押出した後、40℃のキャストロールに接触させて厚み400μmの生分解性シートを得た。得られた生分解性シートのポリ乳酸系樹脂の結晶化度は10%であった。
得られた生分解性シートを用いて、実施例1と同様にして成形体を得た。得られた成形体について、実施例1と同様の評価を行った。その結果を表1に示す。
ピューラックジャパン社製のL−ラクチド(商品名:PURASORB L)100kgに、オクチル酸スズを15ppm添加したものを、攪拌機と加熱装置を備えた500Lバッチ式重合槽に入れた。窒素置換を行い、185℃、攪拌速度100rpmで、60分間重合を行った。得られた溶融物を、真空ベントを3段備えた三菱重工社製40mmφ同方向2軸押出機に供給し、ベント圧4torrで脱揮しながら、200℃でストランド状に押出してペレット化した。
得られたポリ乳酸系樹脂の重量平均分子量は13万であり、L体含有量は99.5%であった。またDSCによる融点は171℃であった。
得られた生分解性シートを110℃のオーブン内で24時間熱処理し、ポリ乳酸系樹脂の結晶化度が52%のシートを得た。
実施例1で用いたポリ乳酸系樹脂を同方向二軸押出機に供給し、溶融混練してストランド状に吐出させた後、ペレタイザーでカットしペレットを得た。
上記ペレットを70℃で8時間乾燥後、単軸押出機に供給しTダイから押出し、110℃のキャストロールに接触させ厚み400μmの生分解性シートを得た。
得られた生分解性シートのポリ乳酸系樹脂の結晶化度は43%であった。
ポリ乳酸系樹脂と生分解性脂肪族ポリエステルとの配合割合を、ポリ乳酸樹脂/生分解性脂肪族系ポリエステル=80重量%/20重量%に変更した以外は実施例1と同様にして生分解性シートを作製した。得られた生分解性シートのポリ乳酸の結晶化度は44%であった。
また、得られた生分解性シートを用いて、実施例1と同様にして成形体を得た。得られた成形体について、実施例1と同様の評価を行った。その結果を表2に示す。
実施例1において、生分解性脂肪族系ポリエステルとしてポリヒドロキシブチレート(三菱ガス化学社製の「ビオグリーン」、融点:180℃、ガラス転移点:4℃)を用い、ポリ乳酸系樹脂/ポリエステル=70重量%/30重量%とした以外は実施例1と同様にして生分解性シートを作製した。得られた生分解性シートのポリ乳酸の結晶化度は41%であった。
また、得られた生分解性シートを用いて、実施例1と同様にして成形体の作製を行ったが、成形体の型腑形性が極端に悪く、成形体を得られなかった。したがって、耐熱性等の評価を行うことができなかった。
Claims (4)
- ポリ乳酸系樹脂75〜25重量%と、ガラス転移温度が0℃以下、融点が前記ポリ乳酸系樹脂のガラス転移温度より高く、ポリ乳酸系樹脂の融点以下である脂肪族ポリエステル25〜75重量%とを合計で100重量%となるように配合した樹脂組成物であり、該脂肪族ポリエステルがポリブチレンサクシネート、ポリブチレンサクシネートアジペート、ポリブチレンアジペートテレフタレート、ポリグリコール酸、ポリエステルカーボネート、ポリヒドロキシブチレートとポリヒドロキシバリレートの共重合体及びポリヒドロキシブチレートとポリヒドロキシヘキサノエートの共重合体からなる群から選択された少なくとも1種である樹脂組成物から成るシートを、予備結晶化させ、脂肪族系ポリエステルの融点以上、かつポリ乳酸系樹脂の融点未満の温度で成形することを特徴とする生分解性シートを用いてなる成形体の成形方法。
- 前記予備結晶化は、予備結晶化後の結晶化度が20%以上となるように予備結晶化されていることを特徴とする請求項1に記載の成形方法。
- 前記予備結晶化が、キャストロール及び/又はオーブンを用いて行われることを特徴とする請求項2に記載の成形方法。
- 請求項1から3のいずれか1項に記載の成形方法によって成形されたことを特徴とする生分解性シートの成形体。
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