JP4062832B2 - Data recording / reproducing apparatus and data recording / reproducing method - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ランダムアクセス可能な記録媒体に対して、オーディオデータやビデオデータを記録再生するデータ記録再生装置及びデータ記録再生方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、ハードディスク等の高容量化や低価格化にともない、従来のVTR(ビデオテープレコーダ)に代わって、ビデオデータやオーディオデータ等をランダムアクセスが可能なハードディスク等の記録媒体に記録するシステムが広く用いられるようになってきている。このようなランダムアクセスが可能な記録媒体にビデオデータやオーディオデータを記録することによって、例えば、複数のビデオデータ等の同時記録、同時再生、及び、同時記録再生等も可能となる。
【0003】
図9に、ハードディスクを用いた従来のデータ記録再生装置を示す。
【0004】
図9に示すデータ記録再生装置100は、ビデオデータ及びオーディオデータを圧縮してハードディスクに格納するいわゆるAVサーバと呼ばれる装置である。
【0005】
データ記録再生装置100は、記録部101と、再生部102と、ビデオデータ等を格納するハードディスクドライブ103と、記録部101及び再生部102とハードディスクドライブ103との間のデータ伝送をするバス104と、記録部101及び再生部102及びハードディスクドライブ103を制御するコントローラ105とを備えている。
【0006】
このデータ記録再生装置100には、バースバンドのビデオデータ、ベースバンドのオーディオデータ、及び、入力されるビデオデータ及びオーディオデータの補助情報が記述された補助データが入力される。入力されたビデオデータ等は、記録部101により符号化処理及び記録処理がされ、ハードディスクドライブ103に格納される。また、このデータ記録再生装置100は、ハードディスクドライブ103に記録されている圧縮されたビデオデータ等を読み出し、再生部102がビデオデータ等の復号及び再生処理を行って、ベースバンドのビデオデータ等を出力する。コントローラ105は、動作コマンド等を発行して、記録部101及び再生部102の処理タイミング、バス104のデータ転送タイミング、ハードディスクドライブ103の記録再生タイミング等の管理、並びに、各部の動作制御を行う。
【0007】
記録部101は、ビデオデータ入力端子111と、オーディオデータ入力端子112と、補助データ入力端子113と、ビデオエンコーダ114と、オーディオエンコーダ115と、補助データ入力処理部116と、ビデオデータメモリ117と、オーディオデータメモリ118と、補助データメモリ119と、記録側インターフェース120とを有している。
【0008】
ビデオデータ入力端子111には、ベースバンドのビデオデータが入力される。このベースバンドのビデオデータは、ビデオエンコーダ114に供給される。
【0009】
オーディオデータ入力端子112には、ベースバンドのオーディオデータが入力される。このベースバンドのオーディオデータは、オーディオエンコーダ115に供給される。
【0010】
補助データ入力端子113には、補助データが入力される。この補助データは、補助データ入力処理部116に供給される。
【0011】
ビデオエンコーダ114は、供給されたベースバンドのビデオデータを、MPEG−2方式で画像圧縮する。画像圧縮されたビデオエレメンタリデータは、コントローラ105からのメモリ書き込みコマンドに従い、1GOP単位でビデオデータメモリ117に供給される。ここで、1GOPとは、MPEG−2で規定された画像処理単位で、NTSCでは一般に15フレームで構成される。
【0012】
オーディオエンコーダ115は、供給されたベースバンドのオーディオデータを、MPEG方式で音声圧縮する。音声圧縮されたオーディオエレメンタリデータは、コントローラ105からのメモリ書き込みコマンドに従い、上記ビデオデータの処理単位の1GOPに対応するデータ単位で、オーディオデータメモリ118に供給される。
【0013】
補助データ入力処理部116は、供給された補助データを記録する形式のデータに変換する変換処理等を行う。データ変換がされた補助データは、コントローラ105からのメモリ書き込みコマンドに従い、上記ビデオデータの処理単位の1GOPに対応するデータ単位で、補助データメモリ119に供給される。
【0014】
ビデオデータメモリ117は、供給されたビデオエレメンタリデータを1GOP単位で格納する。ビデオデータメモリ117は、コントローラ105からのメモリ読み出しコマンドに従い、格納しているビデオエレメンタリデータを1GOP単位で記録側インターフェース120に供給する。
【0015】
オーディオデータメモリ118は、供給されたオーディオエレメンタリデータを1GOP単位で格納する。オーディオデータメモリ118は、コントローラ105からのメモリ読み出しコマンドに従い、格納しているオーディオエレメンタリデータを1GOP単位で記録側インターフェース120に供給する。
【0016】
補助データメモリ119は、供給された補助データを1GOP単位で格納する。補助データメモリ119は、コントローラ105からのメモリ読み出しコマンドに従い、格納している補助データを1GOP単位で記録側インターフェース120に供給する。
【0017】
記録側インターフェース120は、ビデオデータメモリ117、オーディオデータメモリ118及び補助データメモリ119から供給された1GOP分のビデオエレメンタリデータ、オーディオエレメンタリデータ及び補助データを、例えばPCI形式等のバス104の転送プロトコルに従ってデータ形式に変換し、このバス104を介して、ハードディスクドライブ103に転送する。
【0018】
ハードディスクドライブ103は、転送されたビデオエレメンタリデータ、オーディオエレメンタリデータ及び補助データを、コントローラ105からの記録コマンドに従い、1GOP単位で記録する。
【0019】
再生部102は、再生側インターフェース121と、ビデオデータメモリ122と、オーディオデータメモリ123と、補助データメモリ124と、ビデオデコーダ125と、オーディオデコーダ126と、補助データ出力処理部127と、ビデオ出力端子128と、オーディオ出力端子129と、補助データ出力端子130とを有している。
【0020】
再生側インターフェース121には、コントローラ105からの再生コマンドに従い再生されたハードディスクドライブ103からのビデオエレメンタリデータ等が、バス104を介して、転送される。転送されるデータは、例えばPCI形式等のバス104の転送プロトコルに従ったデータ形式のビデオエレメンタリデータ、オーディオエレメンタリデータ及び補助データであって、1GOP単位で転送されてくる。再生側インターフェース121は、転送されたこれらのデータのデータ形式を変換した後、ビデオエレメンタリデータ、オーディオエレメンタリデータ及び補助データの3つのストリームに分離する。分離されたビデオエレメンタリデータは、コントローラ105からのメモリ書き込みコマンドに従い、1GOP単位でビデオデータメモリ122に供給される。分離されたオーディオエレメンタリデータは、コントローラ105からのメモリ書き込みコマンドに従い、1GOP単位でオーディオデータメモリ123に供給される。分離された補助データは、コントローラ105からのメモリ書き込みコマンドに従い、1GOP単位で補助データメモリ124に供給される。
【0021】
ビデオデータメモリ122は、供給されたビデオエレメンタリデータを1GOP単位で格納する。ビデオデータメモリ122は、コントローラ105からのメモリ読み出しコマンドに従い、格納しているビデオエレメンタリデータを1GOP単位でビデオデコーダ125に格納する。
【0022】
オーディオデータメモリ123は、供給されたオーディオエレメンタリデータを1GOP単位で格納する。オーディオデータメモリ123は、コントローラ105からのメモリ読み出しコマンドに従い、格納しているオーディオエレメンタリデータを1GOP単位でオーディオエンコーダ126に供給する。
【0023】
補助データメモリ124は、供給された補助データを1GOP単位で格納する。補助データメモリ124は、コントローラ105からのメモリ読み出しコマンドに従い、格納している補助データを1GOP単位で補助データ出力処理部127に供給する。
【0024】
ビデオデコーダ125は、供給されたビデオエレメンタリデータをMPEG−2方式で1GOP単位で画像伸張する。ビデオデコーダ125は、画像伸張して生成されたベースバンドのビデオデータを、1フレーム単位で、ビデオ出力端子128から外部へ出力する。
【0025】
オーディオデコーダ126は、供給されたオーディオエレメンタリデータをMPEG−2方式で1GOP単位で音声伸張する。オーディオデコーダ126は、音声伸張して生成されたベースバンドのオーディオデータを、ビデオ出力端子128から出力するベースバンドのビデオデータに同期させて、オーディオ出力端子129から出力する。
【0026】
補助データ出力処理部127は、再生された補助データを、出力可能なデータ形式に変換する。補助データ出力処理部127は、データ形式を変換した補助データを、ビデオ出力端子128から出力するベースバンドのビデオデータに同期させて、補助データ出力端子130から出力する。
【0027】
このようなデータ記録再生装置100は、図10及び図11に示すような処理タイミングで各部のデータ処理が行われる。図10は、データ記録時の各処理のタイミングチャートを示し、図11は、データ再生時の各処理のタイミングチャートを示す。
【0028】
記録処理は、図10に示すように、ビデオデータが入力されて符号化を完了するまでの処理、符号化がされたビデオデータがビデオデータメモリ117に書き込まれて読み出されるまでの処理、バスの転送処理、ハードディスクドライブ103への書き込み処理が、それぞれ1GOP単位で行われ、1GOP毎にデータの転送が行われて、次の処理へ移っていく。オーディオデータ、補助データに関してもそれぞれこのビデオデータと同様に1GOPに対応する単位で各処理が行われる。
【0029】
従って、入力された所定のGOP(例えば、図10に示す#1のGOP)は、3GOP後の処理タイミングでハードディスクドライブ103に記録される。
【0030】
再生処理は、図11に示すように、ハードディスクドライブ103からの読み出し処理、バスの転送処理、バスから転送されたデータがビデオデータメモリ122に書き込まれて読み出される間での処理、ビデオデータメモリ122から読み出されたビデオデータがデコードされ出力されるまでの処理が、それぞれ1GOP単位で行われ、1GOP毎にデータの転送が行われて次の処理へ移っていく。オーディオデータ、補助データに関してもそれぞれビデオデータと同様に1GOPに対応する単位で各処理が行われる。
【0031】
従って、ハードディスクドライブ103から読み出された所定のGOP(例えば、図11に示す#11のGOP)は、3GOP後の処理タイミングで出力される。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような従来のデータ記録再生装置100では、図11に示すように、ビデオデコーダ125及びオーディオデコーダ126が復号処理をする前に、予め、これらのデータに含まれているPictureSize情報、Pictureの符号化パターン情報、Audio Frame Size情報等のヘッダデータを、各ストリームから検出しなければならなかった。そのため、ビデオデコーダ125及びオーディオデーコーダ126は、1GOPの処理時間の中で、1GOP分のデータの復号処理及びこのヘッダ情報の検出処理の両者を行わなければならなかった。従って、従来のデータ記録再生装置100では、ビデオデコーダ125及びオーディオデコーダ126の処理負担が大きく、そのため、装置全体の処理時間を高速にすることができなかった。また、補助データ入力処理部127も、予め、どのようなデータ内容の情報が補助データに含まれているか、この補助データのヘッダ情報に基づき解析した後処理を行わなければならなく、1GOPの処理時間の中で、補助情報の変換処理及びヘッダ情報の検出処理の両者を行わなければなかなかった。
【0033】
本発明は、このような実情を鑑みてなされたものであり、再生時におけるデータ復号手段の処理を軽減し、処理時間を高速化するデータ記録再生装置及びデータ記録再生方法を提供することを目的とする。
【0034】
【課題を解決するための手段】
上述の課題を解決するために、本発明にかかるデータ記録再生装置は、記録媒体と、オーディオデータ及び/又はビデオデータが含まれたデータが入力され、上記データを符号化する符号化手段と、上記符号化手段により符号化された上記データを上記記録媒体に記録する記録手段と、上記記録媒体に記録された上記データを再生する再生手段と、上記再生手段により再生された上記データを復号して、復号した上記データを出力する復号手段と、上記符号化手段、上記記録手段、上記再生手段及び上記復号手段を制御する制御手段とを備え、上記制御手段は、上記符号化手段により符号化されたデータを上記記録手段により上記記録媒体に記録する際に、上記符号化手段により符号化された上記データに含まれているヘッダ情報を取得して、上記ヘッダ情報が含まれている上記データのデータストリームと、取得した上記ヘッダ情報のストリームを上記記録媒体に記録し、上記記録媒体からデータストリームを再生する際に、上記記録媒体からヘッダ情報のストリームを再生して得られる上記ヘッダ情報を解析し、その解析結果に基づいて上記記録媒体からデータストリームを再生して復号する制御を行うことを特徴とする。
【0035】
また、本発明は、オーディオデータ及び/又はビデオデータが含まれたデータを入力し、上記データを符号化し、符号化した上記データを記録媒体に記録する記録処理と、上記記録媒体に記録された上記データを再生し、再生した上記データを復号して、復号した上記データを出力する再生処理とを行うデータ記録再生方法であって、符号化されたデータを上記記録媒体に記録する際に、上記符号化された上記データに含まれているヘッダ情報を取得して、上記ヘッダ情報が含まれている上記データのデータストリームと、取得した上記ヘッダ情報のストリームを上記記録媒体に記録し、上記記録媒体からデータストリームを再生する際に、上記記録媒体からヘッダ情報のストリームを再生して得られる上記ヘッダ情報を解析し、その解析結果に基づいて上記記録媒体からデータストリームを再生して復号する制御を行うことを特徴とする。
【0042】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。
【0043】
図1に、本発明を適用したデータ記録再生装置を示す。
【0044】
図1に示すデータ記録再生装置1は、ビデオデータ及びオーディオデータを圧縮してハードディスクに格納するいわゆるAVサーバと呼ばれる装置である。
【0045】
データ記録再生装置1は、入力されたビデオデータ等の符号化処理及び記録処理を行う記録部2と、出力するビデオデータ等の復号及び再生処理を行う再生部3と、ビデオデータ等を格納するハードディスクドライブ4と、記録部2及び再生部3とハードディスクドライブ4との間のデータ伝送をするバス5と、記録部2及び再生部3及びハードディスクドライブ4を制御するコントローラ6とを備えている。
【0046】
このデータ記録再生装置1には、バースバンドのビデオデータ、ベースバンドのオーディオデータ、及び、入力されるビデオデータ及びオーディオデータの補助情報が記述された補助データが入力される。入力されたビデオデータ等は、記録部2により符号化処理及び記録処理がされ、ハードディスクドライブ4に格納される。また、このデータ記録再生装置1は、ハードディスクドライブ4に記録されている圧縮されたビデオデータ等を読み出し、再生部3がビデオデータ等の復号及び再生処理を行って、ベースバンドのビデオデータ等を出力する。コントローラ6は、動作コマンド等を発行して、記録部2及び再生部3の処理タイミング、バス5のデータ転送タイミング、ハードディスクドライブ4の記録再生タイミング等の管理、並びに、各部の動作制御を行う。
【0047】
記録部2は、ビデオデータ入力端子11と、オーディオデータ入力端子12と、補助データ入力端子13と、ビデオエンコーダ14と、オーディオエンコーダ15と、補助データ入力処理部16と、ビデオデータメモリ17と、オーディオデータメモリ18と、補助データメモリ19と、ヘッダデータメモリ20と、記録側インターフェース21とを有している。
【0048】
ビデオデータ入力端子11には、ベースバンドのビデオデータが入力される。このベースバンドのビデオデータは、ビデオエンコーダ14に供給される。
【0049】
オーディオデータ入力端子12には、ベースバンドのオーディオデータが入力される。このベースバンドのオーディオデータは、オーディオエンコーダ15に供給される。
【0050】
補助データ入力端子13には、入力されるビデオデータ及びオーディオデータの補助情報が示された補助データが入力される。この補助データは、補助データ入力処理部16に供給される。
【0051】
ビデオエンコーダ14は、供給されたベースバンドのビデオデータを、MPEG−2方式で画像圧縮する。ビデオエンコーダ14は、圧縮したビデオエレメンタリデータを1GOP分転送しないで蓄積しておき、蓄積したビデオエレメンタリデータを、コントローラ6からのメモリ書き込みコマンドに従い、1GOP単位でビデオデータメモリ17に供給する。なお、1GOPとは、MPEG−2で規定された画像処理単位で、一般にNTSCでは15フレームで構成される。
【0052】
ここで、このビデオデータメモリ17に供給されるビデオエレメンタリデータには、ヘッダデータが含まれている。ビデオエンコーダ14は、画像圧縮したビデオエレメンタリデータを生成する際に、ビデオエレメンタリデータのデータストリームとは別の、このビデオエレメンタリデータのヘッダデータが記述されたストリームを生成する。ビデオエンコーダ14は、このヘッダデータを、ヘッダデータメモリ20に供給する。なお、ヘッダデータメモリ20に供給するヘッダデータは、ビデオエレメンタリデータに含まれている全てのヘッダデータでなく、少なくとも再生時において必要となる情報が含まれていればよい。
【0053】
オーディオエンコーダ15は、供給されたベースバンドのオーディオデータを、MPEG方式で音声圧縮する。オーディオエンコーダ15は、音声圧縮したオーディオエレメンタリデータを、コントローラ6からのメモリ書き込みコマンドに従い、上記ビデオデータの処理単位の1GOPに対応するデータ単位で、オーディオデータメモリ18に供給する。
【0054】
ここで、オーディオデータメモリ18に供給されるオーディオエレメンタリデータには、ヘッダデータが含まれている。オーディオエンコーダ15は、音声圧縮したオーディオエレメンタリデータを生成する際に、オーディオエレメンタリデータのデータストリームとは別の、このオーディオエレメンタリデータのヘッダデータが記述されたストリームを生成する。オーディオエンコーダ15は、このヘッダデータを、ヘッダデータメモリ20に供給する。なお、ヘッダデータメモリ20に供給するオーディオエレメンタリデータのヘッダデータは、オーディオエレメンタリデータに含まれている全てのヘッダデータでなく、少なくとも再生時において必要となる情報が含まれていればよい。
【0055】
補助データ入力処理部16は、供給された補助データを記録する形式のデータに変換する変換処理等を行う。補助データ入力処理部16は、データ変換した補助データを、コントローラ6からのメモリ書き込みコマンドに従い、上記ビデオデータの処理単位の1GOPに対応するデータ単位で、補助データメモリ19に供給する。
【0056】
ここで、この補助データメモリ19に供給される補助データには、ヘッダデータが含まれている。補助データ入力処理部16は、補助データのデータ形式をMPEG−2方式に変換する際に、補助データのデータストリームとは別の、この補助データのヘッダ情報が記述されたストリームを生成する。補助データ入力処理部16は、このヘッダデータを、ヘッダデータメモリ20に供給する。なお、ヘッダデータメモリ20に供給する補助データのヘッダデータは、補助データに含まれている全てのヘッダデータでなく、少なくとも再生時において必要となる情報が含まれていればよい。
【0057】
ここで、この補助データメモリ19に供給される補助データには、ヘッダデータが含まれている。補助データ入力処理部16は、補助データのデータ形式を記録するデータ形式に変換する際に、補助データのデータストリームとは別の、この補助データのヘッダ情報が記述されたストリームを生成する。補助データ入力処理部16は、このヘッダデータを、ヘッダデータメモリ20に供給する。なお、ヘッダデータメモリ20に供給する補助データのヘッダデータは、補助データに含まれている全てのヘッダデータでなく、少なくとも再生時において必要となる情報が含まれていればよい。
【0058】
オーディオデータメモリ18は、供給されたオーディオエレメンタリデータを1GOP単位で格納する。オーディオデータメモリ18は、コントローラ6からのメモリ読み出しコマンドに従い、格納しているオーディオエレメンタリデータを1GOP単位で記録側インターフェース21に供給する。
【0059】
補助データメモリ19は、供給された補助データを1GOP単位で格納する。補助データメモリ19は、コントローラ6からのメモリ読み出しコマンドに従い、格納している補助データを1GOP単位で記録側インターフェース21に供給する。
【0060】
ヘッダデータメモリ20は、供給された各ヘッダデータを1GOP単位で格納する。ヘッダデータメモリ20は、コントローラ6からのメモリ読み出しコマンドに従い、格納しているヘッダデータを1GOP単位で記録側インターフェース21に供給する。ヘッダデータメモリ20が格納するヘッダデータとしては、再生に必要な、例えば、各ピクチャのPicture Size、PictureCoding Type、Profile、Level等の情報や、各オーディオフレームのframe Size、サンプリング周波数、エンファシス等の情報や、補助データのData Size、ID等の情報がある。
【0061】
記録側インターフェース21は、ビデオデータメモリ17、オーディオデータメモリ18、補助データメモリ19及びヘッダデータメモリ20から供給された1GOP分のビデオエレメンタリデータ、オーディオエレメンタリデータ、補助データ及びヘッダデータを、例えばPCI形式等のバス5の転送プロトコルに従ってデータ形式に変換し、このバス5を介して、ハードディスクドライブ4に転送する。
【0062】
ハードディスクドライブ4は、転送されたビデオエレメンタリデータ、オーディオエレメンタリデータ、補助データ及びヘッダデータを、コントローラ6からの記録コマンドに従い、1GOP単位で記録する。
【0063】
再生部3は、再生側インターフェース31と、ビデオデータメモリ32と、オーディオデータメモリ33と、補助データメモリ34と、ヘッダデータメモリ35と、ビデオデコーダ36と、オーディオデコーダ37と、補助データ出力処理部38と、ビデオ出力端子39と、オーディオ出力端子40と、補助データ出力端子41とを有している。
【0064】
再生側インターフェース31には、コントローラ6からの再生コマンドに従い再生されたハードディスクドライブ4からのビデオエレメンタリデータ等が、バス5を介して、転送される。転送されるデータは、例えばPCI形式等のバス5の転送プロトコルに従ったデータ形式のビデオエレメンタリデータ、オーディオエレメンタリデータ、補助データ及びヘッダデータとであって、1GOP単位で、転送されてくる。再生側インターフェース31は、転送されたこれらのデータのデータ形式を変換した後、ビデオエレメンタリデータ、オーディオエレメンタリデータ、補助データ及びヘッダデータの3つのデータストリームに分離する。
【0065】
分離されたデータのうちまず、ヘッダデータが再生側インターフェース31からヘッダメモリ35に供給される。ここで、コントローラ6は、ヘッダメモリ35に格納されたヘッダデータから、ビデオエレメンタリデータ、オーディオエレメンタリデータ及び補助データのデータサイズ情報を読み出す。コントローラ6は、各データのデータサイズの情報に基づき、1GOP分のデータ量のデータを、再生側インタフェース31から各メモリ32〜34へ書き込む処理命令であるメモリ書き込みコマンドを発行する。再生側インターフェース31は、コントローラ6からのメモリ書き込みコマンドに従い、分離したビデオエレメンタリデータを、1GOP単位でビデオデータメモリ32に供給する。また、再生側インターフェース31は、コントローラ6からのメモリ書き込みコマンドに従い、分離したオーディオエレメンタリデータを、1GOP単位でオーディオデータメモリ33に供給する。また、再生側インターフェース31は、コントローラ6からのメモリ書き込みコマンドに従い、分離した補助データを、1GOP単位で補助データメモリ34に供給する。
【0066】
また、ヘッダデータメモリ35にヘッダデータが格納されると、コントローラ6は、ヘッダメモリ35に格納された全てのヘッダデータを読み出し、そのヘッダデータの解析を行う。そして、コントローラ6は、そのヘッダデータを解析した結果得られるビデオデータの復号及び再生に必要となる情報、例えば、各ピクチャのPicture Size、Picture Coding Type、Profile、Level等の情報を、ビデオデコーダ36に供給する。また、コントローラ6は、そのヘッダデータを解析した結果得られるオーディオデータの復号に必要となる情報、例えば、各オーディオフレームのframe Size、サンプリング周波数、エンファシス等の情報を、オーディオデコーダ37に供給する。また、コントローラ6は、そのヘッダ情報を解析した結果得られる補助データの変化に必要となる情報、例えば、補助データのData Size、ID等の情報を、補助データ出力処理部38に供給する。
【0067】
ビデオデータメモリ32は、供給されたビデオエレメンタリデータを1GOP単位で格納する。ビデオデータメモリ32は、コントローラ6からのメモリ読み出しコマンドに従い、格納しているビデオエレメンタリデータを1GOP単位でビデオデコーダ36に格納する。
【0068】
オーディオデータメモリ33は、供給されたオーディオエレメンタリデータを1GOP単位で格納する。オーディオデータメモリ33は、コントローラ6からのメモリ読み出しコマンドに従い、格納しているオーディオエレメンタリデータを1GOP単位でオーディオエンコーダ37に供給する。
【0069】
補助データメモリ34は、供給された補助データを1GOP単位で格納する。補助データメモリ34は、コントローラ6からのメモリ読み出しコマンドに従い、格納している補助データを1GOP単位で補助データ出力処理部38に供給する。
【0070】
ヘッダデータメモリ35は、供給されたヘッダデータを格納する。ヘッダデータメモリ34は、このヘッダデータをコントローラ6に供給する。また、ヘッダデータメモリ34は、コントローラ6からのメモリ読み出しコマンドに従い、各ヘッダデータを、ビデオデコーダ36、オーディオデコーダ37又は補助データ出力処理部38に供給する。
【0071】
ビデオデコーダ36は、供給されたビデオエレメンタリデータをMPEG−2方式で1GOP単位で画像伸張する。ビデオデコーダ36は、画像伸張して生成されたベースバンドのビデオデータを、1フレーム単位で、ビデオ出力端子39から外部へ出力する。このとき、ビデオデコーダ36は、ビデオデータメモリ32から供給されたビデオエレメンタリデータに含まれているヘッダデータの解析をせず、コントローラ6から供給された情報に基づき復号処理を行う。そのため、ビデオデコーダ36では、ヘッダデータの解析処理を行わなくてよく、復号処理が軽減され、また、復号処理の高速化を図ることができる。
【0072】
オーディオデコーダ37は、供給されたオーディオエレメンタリデータをMPEG方式で1GOP単位で音声伸張する。オーディオデコーダ37は、音声伸張して生成されたベースバンドのオーディオデータを、ビデオ出力端子39から出力するベースバンドのビデオデータに同期させて、オーディオ出力端子40から出力する。このとき、オーディオデコーダ37は、オーディオデータメモリ33から供給されたオーディオエレメンタリデータに含まれているヘッダデータの解析をせず、コントローラ6から供給された情報に基づき復号処理を行う。そのため、オーディオデコーダ37では、ヘッダデータの解析処理を行わなくてよく、復号処理が軽減され、また、復号処理の高速化を図ることができる。
【0073】
補助データ出力処理部38は、再生された補助データを、出力可能なデータ形式に変換する。補助データ出力処理部38は、データ形式を変換した補助データを、ビデオ出力端子39から出力するベースバンドのビデオデータに同期させて、補助データ出力端子41から出力する。このとき、補助データ出力処理部38は、補助データメモリ34から供給された補助データに含まれているヘッダデータの解析をせず、コントローラ6から供給された情報に基づき変換処理を行う。そのため、補助データ出力処理部38では、ヘッダデータの解析処理を行わなくてよく、変換処理が軽減され、また、変換処理の高速化を図ることができる。
【0074】
このようなデータ記録再生装置1は、図2及び図3に示すような処理タイミングで各部のデータ処理が行われる。図2は、データ記録時の各処理のタイミングチャートを示し、図3は、データ再生時の各処理のタイミングチャートを示す。
【0075】
記録処理は、図2に示すように、ビデオデータが入力されて符号化を完了するまでの処理、符号化がされたビデオデータがビデオデータメモリ17に書き込まれて読み出されるまでの処理、バスの転送処理、ハードディスクドライブ4への書き込み処理が、それぞれ1GOP単位で行われ、1GOP毎にデータ転送が行われて、次の処理へ移っていく。オーディオデータ、補助データに関してもそれぞれこのビデオデータと同様に1GOPに対応する単位で各処理が行われる。
【0076】
従って、入力された所定のGOP(例えば、図2に示す#1のGOP)は、3GOP後の処理タイミングでハードディスクドライブ4に記録される。
【0077】
ここで記録処理においては、符号化時に生成されるビデオエレメンタリデータ等に含まれているヘッダデータを、ヘッダデータメモリ20に転送する。そして、ヘッダデータメモリ20に転送されたヘッダデータは、バス転送時に、ビデオエレメンタリデータ、オーディオエレメンタリデータ及び補助データとともに、バス5を介してハードディスクドライブ4に転送される。ハードディスクドライブ4は、転送されたヘッダデータを、上記ビデオエレメンタリデータ等とともに記録する。
【0078】
再生処理は、図3に示すように、ハードディスクドライブ4からの読み出し処理、バスの転送処理、バスから転送されたデータがビデオデータメモリ32に書き込まれて読み出される間での処理、ビデオデータメモリ32から読み出されたビデオデータがデコードされ出力されるまでの処理が、それぞれ1GOP単位で行われ、1GOP毎にデータの転送が行われて次の処理へ移っていく。オーディオデータ、補助データに関してもそれぞれビデオデータと同様に1GOPに対応する単位で各処理が行われる。
【0079】
従って、ハードディスクドライブ4から読み出された所定のGOP(例えば、図3に示す#11のGOP)は、3GOP後の処理タイミングで出力される。
【0080】
ここで再生処理においては、メモリ書き込み時において、ビデオエレメンタリデータ等の書き込みに先だって、ヘッダデータのヘッダデータメモリ35への書き込みが行われる。そして、このヘッダデータがヘッダデータメモリ35に書き込まれると、コントローラ6がこのヘッダデータの解析を開始する。従って、従来のようにビデオデコーダ36にデータが供給されてから解析がされるのではなく、少なくともその1GOP以上前から、コントローラ6がヘッダデータの解析を行う。従って、再生時において、デコード時の処理負担が軽減するとともに、デコード時の処理の高速化を図ることができる。
【0081】
以上のように本発明を適用したデータ記録再生装置1では、圧縮符号化したビデオエレメンタリデータ等をハードディスクドライブ4に記録する際に、このビデオエレメンタリデータ等に含まれているヘッダ情報をハードディスクドライブ4に記録しておく。そして、再生時において、ハードディスクドライブ4に記録したビデオエレメンタリデータ等のヘッダデータを、上記ハードディスクドライブ4から直接検出して、上記ビデオエレメンタリデータ等の再生制御を行う。このため、データ記録再生装置1では、復号処理の負担を軽減させることができるともに再生処理を高速化することができる。
【0082】
つぎに、ハードディスクドライブ4に記録されるヘッダデータの具体的なデータ内容について説明する。なお、以下示すデータ例は、Number_of_GOP =1, Number_of_Picture =15, Number_of_AFRAME =21, Number_of_Audio_Stereo_Channel =2, Number_of_AUX_Data =4 の場合である。
【0083】
図4に、MPEG−2データの1GOP分のデータ構造を示す。
【0084】
MPEG−2データの1GOP分のデータは、図4に示すように、System_Layer_Headerと、Video_Layer_Headerと、Video_Stream_byteと、Audio_1/2ch_Layer_Headerと、Audio_1/2ch_Layer_byteと、Audio_3/4ch_Layer_Headerと、Audio_3/4ch_Layer_byteと、AUX_Layer_Headerと、AUX_Date_byteとから構成される。
【0085】
System_Layer_Headerは、128バイトの情報で、1GOP内の全てのデータを統括するヘッダ情報である。Video_Layer_Headerは、376バイトの情報で、ビデオデータのヘッダ情報である。Video_Stream_byteは、1GOP分のビデオエレメンタリデータである。Audio_1/2ch_Layer_Headerは、104バイトの情報で、2つのオーディオデータのうち、一方のオーディオデータのヘッダ情報である。Audio_1/2ch_Layer_byteは、2つのオーディオデータのうち、一方のオーディオエレメンタリデータである。Audio_3/4ch_Layer_Headerは、104バイトの情報で、2つのオーディオデータのうち、他方のオーディオデータのヘッダ情報である。Audio_3/4ch_Layer_byteは、2つのオーディオデータのうち、他方のオーディオエレメンタリデータである。AUX_Layer_Headerは、76バイトの情報で、補助データのヘッダ情報である。AUX_Date_byteは、補助データである。
【0086】
ハードディスクドライブ4には、以上のようなデータ構造のデータストリームとともに、このデータストリームとは別のSystem_Layer_Header、Video_Layer_Header、Audio_1/2ch_Layer_Header、Audio_3/4ch_Layer_Header、AUX_Layer_Headerが記述されたヘッダデータのストリームが記録される。
【0087】
以下、つぎに、上記MPEG−2データストリームとは別のストリームとして記録されるヘッダデータのデータ構造を説明する。
【0088】
まず、System_Layer_Headerの内容について説明する。図5に、System_Layer_Headerのデータ構造を示す。
【0089】
Wing_Header_IDは、Wing Dataであることを表す56ビットのIDデータである。アスキーコードで、“Wing_ID”と記述される。
Header_Version_IDは、ヘッダデータのバージョンを表す8ビットのIDデータである。
System_Layer_Header_byte_Lengthは、System_Layer_Headerのバイト数を示す32ビットの情報である。
Video_Layer_Header_Positionは、このレコーディングユニット内のどの位置から、Video_Layer_Headerが始まっているかを示す32ビットの情報であり、このレコーディングユニットの先頭からのバイト数が示されている。
【0090】
Audio_1/2ch_Layer_Header_Positionは、このレコーディングユニット内のどの位置から、Audio_1/2ch_Layer_Headerが始まっているかを示す32ビットの情報であり、このレコーディングユニットの先頭からのバイト数が示されている。なお、データが0の場合にはそのチャンネルは記録をしない。
Audio_3/4ch_Layer_Header_Positionは、このレコーディングユニット内のどの位置から、Audio_3/4ch_Layer_Headerが始まっているかを示す32ビットの情報であり、このレコーディングユニットの先頭からのバイト数が示されている。なお、データが0の場合にはそのチャンネルは記録をしない。
Audio_5/6ch_Layer_Header_Positionは、このレコーディングユニット内のどの位置から、Audio_5/6ch_Layer_Headerが始まっているかを示す32ビットの情報であり、このレコーディングユニットの先頭からのバイト数が示されている。なお、データが0の場合にはそのチャンネルは記録をしない。
Audio_7/8ch_Layer_Header_Positionは、このレコーディングユニット内のどの位置から、Audio_7/8ch_Layer_Headerが始まっているかを示す32ビットの情報であり、このレコーディングユニットの先頭からのバイト数が示されている。なお、データが0の場合にはそのチャンネルは記録をしない。
【0091】
なお、以上のAudio_n/mch_Layer_Header_Positionは、このMPEG−2データストリームとは別のストリームとして記録されるヘッダデータにのみ記録される。
【0092】
AUX_Layer_Header_Positionは、このレコーディングユニット内のどの位置から、AUX_Layer_Headerが始まっているかを示す32ビットの情報であり、このレコーディングユニットの先頭からのバイト数が示されている。
Recording_Unit_byte_Lengthは、このレコーディングユニットのバイト数を表す32ビットの情報である。
Number_of_Recording_Unit_Fieldは、このレコーディングユニットの再生に必要な時間をフィールド単位で表した8ビットの情報である。例えば、2−3プルダウンがあった場合など、1GOPが15フレームであっても再生時間が異なるために設けられる。
Recording_Unit_Closed_Flagは、このレコーディングユニットの先頭のGOPがクローズドGOPであるかを表す情報である。もし、クローズドGOPであれば、このレコーディングユニットの先頭から再生が可能となる。クローズドGOPでなければ、1つ手前のレコーディングユニットから再生しなければならない。Error_Flagは、このレコーディングユニット内にエラーが存在するかを示す情報である。エラーが無い場合には“0”とし、エラーがある場合には“1”をとする。このError_Flagは、このMPEG−2データストリームとは別のストリームとして記録されるヘッダデータにのみ記録される。Crash_Flagは、このレコーディングユニット内が完全な形で取り出せたかどうかを示す情報である。完全な形で取り出せた場合には“0”とし、完全な形で取り出せない場合には、“1”とする。Recording_Unit_Closed_FlagとError_FlagとCrash_Flagとで、トータル8ビットのデータとなる。
Crcc_Flag_Modeは、Crccを付けるモードを示す3ビットの情報である。3ビットのMSBをb2、LSBをb0としたとき、b0=1のとき各Picture_Streamの最後にCrccを付け、b1=のとき各Audio_Frame_Streamの最後にCrccを付け、b2=1のとき各AUX_Data_byteの最後にCrccを付ける。
System_Layer_Header_Crcc_Flagは、System_Layer_HeaderのCrccが有効であるかを示す1ビットの情報である。Crccが無効である場合には“0”とし、Crccが有効である場合には“1”とする。
GOP_IDは、このGOPが、記録開始から何番目のGOPであるかを示す32ビットの情報である。記録開始GOPである場合には、“0001h”とする。
Scanning_System_Flagは、ライン数、フィールド周波数、アスペクト比を示す8ビットの情報である。このScanning_System_Flagの8ビットのデータが示す内容は、以下のとおりである。
“00000000”No information“00000001”525/59.94/4x3 “00000010”626/50/4x3“00000011”Reserved“00000100”Reserved“00000101”525/59.94/16x9“00000110”625/50/16x9“00000111”〜“11111111”Reserved
mark_bitは、予備のビットである。
System_Layer_Header_Crccは、8ビットのSystem_Layer_Header_のCrccコードである。Crccは、System_Layer_Headerの先頭から1byte毎にSystem_Layer_header_byte_Length-1までを計算し、最後に1バイトのCrccコードを付加する。Crccが無効の場合は、“00h”とする。
【0093】
つぎに、Video_Layer_Headerの内容について説明する。図6にVideo_Layer_Headerのデータ構造を示す。
【0094】
Video_Layer_Header_byte_Lengthは、Video_Layer_Headerのバイト数を示す16ビットの情報である。
Video_Layer_Header_Crcc_Flagは、Video_Layer_HeaderのCrccコードが有効であるかを示す1ビットの情報である。Crccが無効である場合には“0”とし、Crccが有効である場合には“1”とする。
Video_Vertical_Size_Flagは、画像の縦方向の画素数を示す2ビットの情報である。“00”は画素数が480個、“01”は画素数が512個、“10”は画素数が240個をそれぞれ示し、また、“11”はリザーブである。
Video_Horizontal_Size_Flagは、画像の横方向の画素数を示す2ビットの情報である。“00”は画素数が720個、“01”は画素数が544個、“10”は画素数が480個、“11”は画素数が352個を示している。
Video_Profile_Level_Flagは、ProfileとLevelを示す4ビットの情報である。
“0000”はMP@MLを示し、“0001”は422@MLを示す。
Video_Source_Composite_Flagは、ビデオデータのソースがコンポジット信号であるかどうかを示す1ビットの情報である。“1”はソースがコンポジット信号であることを示し、“0”はソースがコンポーネント信号であることを示す。
Video_Source_Analog_Flagは、ビデオデータのソースがアナログ信号であるかどうかを示す1ビットの情報である。“1”はソースがアナログ信号であることを示し、“0”はソースがデジタル信号であることを示す。
Number_of_GOPは、このレコーディングユニット内に含まれているGOPの数を示す4ビットの情報である。
Video_Coding_Rateは、ビデオエレメンタリデータストリームのビットレートを示す32ビットの情報である。
【0095】
Sequence_Header_Flagは、GOPの先頭にシーケンスヘッダが存在するかどうかを示す1ビットの情報である。GOPの先頭にシーケンスヘッダが存在しない場合には、ビデオデコーダは、ビデオデータのデコードを正確にすることができない。
Sequence_End_Flagは、GOPの中にシーケンスエンドコードが存在するどうかを示す1ビットの情報である。
Number_of_pictureは、GOPに含まれるピクチャの数を示す4ビットの情報である。
なお、以上のSequence_Header_Flagと、Sequence_End_Flagと、Number_of_pictureとは、GOP単位で付加される情報である。
【0096】
Picture_Stream_byte_Lengthは、ピクチャデータのバイト数を示す情報である。具体的には、Sequence_start_code、group_start_code又はpicture_start_codeから、次のSequence_start_code、group_start_code又はpicture_start_codeまでの長さを示す32ビットの情報である。
Picture_Crcc_Flagは、ピクチャ単位にCrccコードが付けられているかを示す1ビットの情報である。Crccは、ピクチャの先頭から1byte毎にPicture_Stream_byte_Lengthまでを計算し、最後に1バイトのCrccコードを付加する。Crccが無効の場合は、“00h”とする。
Picture_32bitAlign_byte_Lengthは、ピクチャデータのバイト数を4の倍数にするために付加する2ビットの追加バイトである。
Picture_Coding_Typeは、ピクチャの符号化構造を示す情報である。Picture_Coding_Typeの3ビットのデータは、以下のような内容を示す。
“000”forbidden“001”intra-coded(I)“010”predictive-coded(P)“011”bidirectionally-predictive-coded(B)“100”shall not be used(dc intra-coded(D))“101”reserved“110”reserved“111”reserved
PTS_Fieldは、ピクチャの出力タイミングを、レコーディングユニットの先頭ピクチャからのフィールド数として表す8ビットの情報である。PTS_Fieldは、このMPEG−2データストリームとは別のストリームとして記録されるヘッダデータにのみ記録される。
PTSは、各ピクチャのPTS(Presentation Time Stamp)を示す33ビットの情報である。PTSは、90kHz精度でピクチャの出力時間を表すものである。
Color_Frameは、カラーフレームを表す3ビットの情報である。ピクチャーがフレームの場合には、最初のフィールドのカラーフレームを記録する。3ビットのMSBをb2、LSBをb0としたとき、b0はカラーフレーム0を示し、b1はカラーフレーム1を示し、b2は、カラーフレーム2を示す。
DTS_Fieldは、ピクチャのデコーディングタイミングを、レコーディングユニットの先頭ピクチャからのフィールド数として表す8ビットの情報である。DTS_Fieldは、このMPEG−2データストリームとは別のストリームとして記録されるヘッダデータにのみ記録される。
DTSは、各ピクチャのDTS(Decoding Time Stamp)を示す33ビットの情報である。DTSは、90kHz精度でピクチャのデコーディング時間を表すものである。
VBV_Occupancyは、仮想デコーダのデータ引き抜き直前におけるVBVバッファのバイト数を示す32ビットの情報である。
以上のPicture_Stream_byte_LengthからVBV_Occupancyまでの情報は、ピクチャ毎に繰り返し付加される情報である。
【0097】
Video_Layer_Header_Crccは、Video_Layer_Header_の8ビットのCrccコードである。Crccは、Video_Layer_Headerの先頭から1byte毎にVideo_Layer_header_byte_Length-1までを計算し、最後の1バイトのCrccコードを付加する。Crccが無効の場合は、“00h”とする。
【0098】
つぎに、Audio_Layer_Headerの内容について説明する。図7にAudio_Layer_Headerのデータ構造を示す。なお、オーディオデータが複数ある場合には、このAudio_Layer_Headerがチャンネル数だけ設けられる。
【0099】
Audio_Layer_Header_byte_Lengthは、Audio_Layer_Headerのバイト数を示す16ビットの情報である。
Audio_Layer_Header_Crcc_Flagは、Audio_Layer_HeaderのCrccコードが有効であるかを示す1ビットの情報である。Crccが無効である場合には“0”とし、Crccが有効である場合には“1”とする。
FSは、オーディオデータのサンプリング周波数を示す2ビットの情報である。サンプリング周波数が44.1kHzのときは“00”とし、48kHzのときは“01”とし、32kHzのときは“10”とする。“11”は、リザーブである。
Audio_Emphasis_Flagは、オーディオエンファシスを示す1ビットの情報である。“0”のときはOFFを示し、“1”のときはONを示す。
Audio_Coding_Rateは、圧縮したオーディオデータのビットレートを示すの4ビットの情報である。このAudio_Coding_Rateの4ビットの情報は、具体的には、以下のようなビットレートを表す。
【0100】
【表1】
【0101】
Audio_Validity_Flagは、オーディオデータが有効のとき“0”を示し、無効のときの“1”を示す1ビットの情報である。
Audio_Source_Analog_Flagは、オーディオデータのソースがアナログ信号であるかどうかを示す1ビットの情報である。ソースがアナログ信号の場合は“1”とし、デジタル信号の場合は、“0”とする。
Duplicate_Flagは、このレコーディングユニットの始めの部分又は終わりの部分に、他のレコーディングユニットと重複するデータ(のりしろデータ)が含まれているかどうかを示す2ビットの情報である。のりしろデータが無い場合には“00”とし、始めの部分にのりしろデータが含まれている場合には“01”とし、終わりの部分にのりしろデータが含まれている場合には“10”とし、始め及び終わりの部分にのりしろデータが含まれている場合には“11”とする。
Number_of_GOPは、このレコーディングユニットに含まれているGOPの数を示す4ビットの情報である。
Number_of_Audio_Quantization_Bitは、オーディオデータの量子化ビットを示す4ビットの情報である。Number_of_Audio_Quantization_Bitでは、具体的には以下のような情報を示す。
“0000”は量子化ビットが16ビットであるを示し、“0001”は17ビット、“0010”は18ビット、“0011”は19ビット、“0100”は20ビット、“0101”は21ビット、“0110”は22ビット、“0111”は23ビット、“1000”は24ビット、その他はリザーブを示す。
Audio_Coding_Flagは、オーディオデータの符号化情報を示す2ビットの情報である。MPEG Audio Layer IIの場合は“00”とし、Linear PCMの場合は“01”とする。
mark_bitは、予備のビットである。
【0102】
Number_of_Audio_Frameは、GOPに含まれるオーディオフレームの数を示す5ビットの情報である。のりしろデータが含まれたオーディオフレーム分も含む。
PTS_FSは、オーディオフレームの出力タイミングを、ビデオリファレンスフレームとの相対位相で表す11ビットの情報である。PTS_FSは、このMPEG−2データストリームとは別のストリームとして記録されるヘッダデータにのみ記録される。
Audio_PTSは、各オーディオフレームのPTS(Presentation Time Stamp)を示す33ビットの情報である。PTSは、90kHz精度でオーディオフレームの出力時間を表すものである。
なお、以上のNumber_of_Audio_FrameとPTS_FSとAudio_PTSとは、GOP単位で付加される情報である。
【0103】
Audio_Frame_Stream_byte_Lengthは、オーディオデータのバイト数を示す16ビットの情報である。
【0104】
Audio_Frame_Crcc_Flagは、オーディオフレーム単位でCrccコードが有効であるかを示す1ビットの情報である。
【0105】
Audio_32bitAlign_byte_Lengthは、オーディオデータのバイト数を4の倍数にするために付加する2ビットの追加バイトである。
Edit_Flagは、このオーディオフレームでエディットされたことを示す情報である。“00”はエディットされていなことを示し、“01”はin点であることを示し、“10”はアウト点であることを示し、“11”はリザーブである。
【0106】
以上のAudio_Frame_Stream_byte_LengthからEdit_Flagまでの情報は、オーディオフレーム毎に付加される情報である。
【0107】
Audio_Layer_Header_Crccは、8ビットのAudio_Layer_Header_のCrccコードである。Crccは、Audio_Layer_Headerの先頭から1byte毎にAudio_Layer_header_byte_Length-1までを計算し、最後に1バイトのCrccコードを付加する。Crccが無効の場合は、“00h”とする。
【0108】
つぎに、AUX_Layer_Headerの内容について説明する。図8にAudio_Layer_Headerのデータ構造を示す。
【0109】
AUX_Layer_Header_byte_Lengthは、AUX_Layer_Headerのバイト数を示す16ビットの情報である。
AUX_Layer_Header_Crcc_Flagは、AUX_Layer_HeaderのCrccコードが有効であるかを示す1ビットの情報である。
Number_of_GOPは、このレコーディングユニットに含まれるGOPの数を示す4ビットの情報である。
【0110】
Number_of_AUX_Data は、このレコーディングユニット内に含まれているAUX_Dataの数を示す8ビットの情報である。このNumber_of_AUX_Data は、GOP毎に付加される。
【0111】
AUX_Data_Positionは、AUX_Layer内のどの位置からAUX_Dataの記録が開始されているかを示す32ビットの情報である。
AUX_Data_byte_Lengthは、AUX_Dataのバイト数を示す32ビットの情報である。
【0112】
AUX_Data_IDは、AUX_Dataの種類を示す8ビットのIDである。このAUX_Data_IDでは、VITC、Video Index、Non CompressedLine Data、Audio Channel Status ch1/2、Audio Channel Status ch3/4を識別している。AUX_Data_PTS_Fieldは、AUX_Dataの出力タイミングを、レコーディングユニットの先頭からのフィールド数で示した8ビットの情報である。AUX_Data_PTS_Fieldは、このMPEG−2データストリームとは別のストリームとして記録されるヘッダデータにのみ記録される。AUX_Data_Crcc_Flagは、AUX_Layer_HeaderのCrccコードが有効であるかを示す1ビットの情報である。Crccが無効である場合には“0”とし、Crccが有効である場合には“1”とする。AUX_32bitAlign_byte_Lengthは、補助データのバイト数を4の倍数にするために付加する2ビットの追加バイトである。AUX_Data_PTSは、補助データのPTSを示す33ビットの情報である。
【0113】
以上のAUX_Data_PositionからAUX_Data_PTSの情報は、補助データ単位で付加される。
【0114】
AUX_Layer_Header_Crccは、AUX_Layer_Header_の8ビットのCrccコードである。Crccは、AUX_Layer_Headerの先頭から1byte毎にAUX_Layer_header_byte_Length-1までを計算し、最後の1バイトのCrccコードを付加する。Crccが無効の場合は、“00h”とする。
【0115】
なお、AUX_VBI_Line_Flagは、AUX_Data_IDがVideo Index又はNon Compressed Line Dataを示すとき、AUX_Data_PTSと入れ換える。32ビットのデータのうちLSB側16ビットで1stフィールドのVideo Index Line又はNon Compressed Lineを指定する。また、32ビットのデータのうちMSB側16ビットで2ndフィールドのVideo Index Line又はNon Compressed Lineを指定する。ライン指定は、VDの立ち上がりから、16ラインの中から任意のラインを2バイトのデータで指定する。各ビットに1ラインを割り当てており、対応するビットに1を立てることにより、そのラインでVideo Index Line又はNon Compressed Lineデータが挿入される。Video Index Lineは、1Line/Fieldで指定可能であり、Non Compressed Lineは、3Line/Fieldで指定可能である。
【0116】
各ビットとラインの関係は、以下の表に示すようになっている。
【0117】
【表2】
【0118】
【発明の効果】
本発明にかかるデータ記録再生装置及びデータ記録再生方法では、上記データとともに、このデータのヘッダ情報を記録媒体に記録しておき、上記記録媒体に記録した上記データを再生する際に、上記データのヘッダ情報を記録媒体から直接検出する。そして、本発明では、記録媒体に記録した上記データのヘッダ情報を、復号手段により復号する前に上記記録媒体から直接検出して、上記データの再生制御を行う。このため、本発明では、復号処理の負担を軽減させることができるともに再生処理を高速化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したデータ記録再生装置のブロック図である。
【図2】上記データ記録再生装置の記録時のデータ処理を説明するためのタイミングチャートである。
【図3】上記データ記録再生装置の再生時のデータ処理を説明するためのタイミングチャートである。
【図4】MPEG−2データの1GOP分のデータ構造を説明するための図である。
【図5】 System_Layer_Headerのデータ構造を説明するための図である。
【図6】 Video_Layer_Headerのデータ構造を説明するための図である。
【図7】 Audio_Layer_Headerのデータ構造を説明するための図である。
【図8】 Audio_Layer_Headerのデータ構造を説明するための図である。
【図9】従来のデータ記録再生装置のブロック図である。
【図10】上記従来のデータ記録再生装置の記録時のデータ処理を説明するためのタイミングチャートである。
【図11】上記従来のデータ記録再生装置の再生時のデータ処理を説明するためのタイミングチャートである。
【符号の説明】
1 データ記録再生装置、2 記録部、3 再生部、4 ハードディスクドライブ、5 バス、6 コントローラ[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a data recording / reproducing apparatus and a data recording / reproducing method for recording / reproducing audio data and video data on / from a randomly accessible recording medium.
[0002]
[Prior art]
With the recent increase in capacity and price of hard disks and the like, a wide range of systems for recording video data, audio data, etc. on recording media such as hard disks that can be randomly accessed, instead of conventional VTRs (video tape recorders). It has come to be used. By recording video data and audio data on such a randomly accessible recording medium, for example, simultaneous recording, simultaneous reproduction, simultaneous recording and reproduction of a plurality of video data and the like are possible.
[0003]
FIG. 9 shows a conventional data recording / reproducing apparatus using a hard disk.
[0004]
A data recording / reproducing
[0005]
The data recording / reproducing
[0006]
The data recording / reproducing
[0007]
The
[0008]
Baseband video data is input to the video
[0009]
Baseband audio data is input to the audio
[0010]
Auxiliary data is input to the auxiliary
[0011]
The
[0012]
The
[0013]
The auxiliary data input processing unit 116 converts the supplied auxiliary data.RecordPerforms conversion processing to convert to format data. The auxiliary data subjected to the data conversion is supplied to the
[0014]
The
[0015]
The
[0016]
The
[0017]
The recording-
[0018]
The
[0019]
The
[0020]
Video elementary data from the
[0021]
The
[0022]
The
[0023]
The
[0024]
The
[0025]
The
[0026]
The auxiliary data output processing unit 127RegenerationThe converted auxiliary data is converted into a data format that can be output. The auxiliary data
[0027]
In such a data recording / reproducing
[0028]
As shown in FIG. 10, the recording process includes a process until video data is input and encoding is completed, a process until encoded video data is written to and read from the
[0029]
Therefore, the input predetermined GOP (for example,
[0030]
As shown in FIG. 11, the reproduction process includes a read process from the
[0031]
Accordingly, a predetermined GOP read from the hard disk drive 103 (for example, a GOP of # 11 shown in FIG. 11) is output at the processing timing after 3 GOP.
[0032]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, in such a conventional data recording / reproducing
[0033]
The present invention has been made in view of such circumstances, and an object of the present invention is to provide a data recording / reproducing apparatus and a data recording / reproducing method that reduce the processing of data decoding means during reproduction and increase the processing time. And
[0034]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-described problems, a data recording / reproducing apparatus according to the present invention is provided with a recording medium, encoding means for inputting data including audio data and / or video data, and encoding the data; Recording means for recording the data encoded by the encoding means on the recording medium, reproducing means for reproducing the data recorded on the recording medium, and decoding the data reproduced by the reproducing means And decoding means for outputting the decoded data, and control means for controlling the encoding means, the recording means, the reproducing means, and the decoding means, and the control means comprises:When recording the data encoded by the encoding means on the recording medium by the recording means,The header information included in the data encoded by the encoding means is acquired, and the data including the header information is acquired.Data stream andObtained header informationStreamRecorded on the above recording mediumWhen reproducing the data stream from the recording medium, the header information obtained by reproducing the header information stream from the recording medium is analyzed, and the data stream is reproduced from the recording medium based on the analysis result. Control to decryptIt is characterized by that.
[0035]
The present invention also includes a recording process in which data including audio data and / or video data is input, the data is encoded, and the encoded data is recorded on a recording medium, and the data is recorded on the recording medium. A data recording / reproducing method for reproducing the data, decoding the reproduced data, and outputting the decoded data, wherein the encoded data is recorded on the recording medium. The header information included in the encoded data is acquired, the data stream of the data including the header information and the acquired stream of header information are recorded on the recording medium, and When the data stream is reproduced from the recording medium, the header information obtained by reproducing the header information stream from the recording medium is analyzed, and the analysis result is analyzed. And performing control to decode and reproduce the data stream from the recording medium based on.
[0042]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
[0043]
FIG. 1 shows a data recording / reproducing apparatus to which the present invention is applied.
[0044]
A data recording / reproducing
[0045]
The data recording / reproducing
[0046]
The data recording / reproducing
[0047]
The
[0048]
Baseband video data is input to the video
[0049]
Baseband audio data is input to the audio
[0050]
The auxiliary
[0051]
The
[0052]
Here, the video elementary data supplied to the video data memory 17 includes header data. The
[0053]
The
[0054]
Here, the audio elementary data supplied to the
[0055]
The auxiliary data
[0056]
Here, the auxiliary data supplied to the
[0057]
Here, the auxiliary data supplied to the
[0058]
The
[0059]
The
[0060]
The
[0061]
The recording-
[0062]
The
[0063]
The
[0064]
Video elementary data from the
[0065]
Of the separated data, first, header data is supplied from the reproduction-side interface 31 to the
[0066]
When the header data is stored in the
[0067]
The
[0068]
The
[0069]
The auxiliary data memory 34 stores the supplied auxiliary data in units of 1 GOP. The auxiliary data memory 34 supplies the stored auxiliary data to the auxiliary data
[0070]
The
[0071]
The video decoder 36 decompresses the supplied video elementary data in units of 1 GOP in the MPEG-2 system. The video decoder 36 outputs the baseband video data generated by image expansion to the outside from the
[0072]
The
[0073]
The auxiliary data output processing unit 38RegenerationThe converted auxiliary data is converted into a data format that can be output. The auxiliary data
[0074]
In such a data recording / reproducing
[0075]
As shown in FIG. 2, the recording process includes a process until video data is input and encoding is completed, a process until encoded video data is written to and read from the video data memory 17, and a bus The transfer process and the write process to the
[0076]
Accordingly, the input predetermined GOP (for example,
[0077]
Here, in the recording process, header data included in video elementary data or the like generated at the time of encoding is transferred to the
[0078]
As shown in FIG. 3, the reproduction process includes a read process from the
[0079]
Therefore, a predetermined GOP read from the hard disk drive 4 (for example, G11 of # 11 shown in FIG. 3) is output at the processing timing after 3 GOP.
[0080]
In the reproduction process, the header data is written into the
[0081]
As described above, in the data recording / reproducing
[0082]
Next, specific data contents of the header data recorded on the
[0083]
FIG. 4 shows the data structure of 1 GOP of MPEG-2 data.
[0084]
As shown in FIG. 4, MPEG-2 data for 1 GOP includes System_Layer_Header, Video_Layer_Header, Video_Stream_byte, Audio_1 / 2ch_Layer_Header, Audio_1 / 2ch_Layer_byte, Audio_3 / 4ch_Layer_Header, Audio_3 / 4ch_Layer_byte, AUX_Layer_Header, Consists of AUX_Date_byte.
[0085]
System_Layer_Header is 128-byte information, and is header information that controls all data in one GOP. Video_Layer_Header is 376-byte information and is header information of video data. Video_Stream_byte is video elementary data for 1 GOP. Audio_1 / 2ch_Layer_Header is 104-byte information and is header information of one of the two audio data. Audio_1 / 2ch_Layer_byte is audio elementary data of one of the two audio data. Audio_3 / 4ch_Layer_Header is 104-byte information, and is header information of the other audio data of the two audio data. Audio_3 / 4ch_Layer_byte is the other audio elementary data of the two audio data. AUX_Layer_Header is 76-byte information and is header information of auxiliary data. AUX_Date_byte is auxiliary data.
[0086]
In addition to the data stream having the above data structure, the
[0087]
Hereinafter, the data structure of header data recorded as a stream different from the MPEG-2 data stream will be described.
[0088]
First, the contents of System_Layer_Header will be described. FIG. 5 shows the data structure of System_Layer_Header.
[0089]
Wing_Header_ID is 56-bit ID data indicating Wing Data. The ASCII code is described as “Wing_ID”.
Header_Version_ID is 8-bit ID data representing the version of the header data.
System_Layer_Header_byte_Length is 32-bit information indicating the number of bytes of System_Layer_Header.
Video_Layer_Header_Position is 32-bit information indicating from which position in this recording unit the Video_Layer_Header starts, and indicates the number of bytes from the beginning of this recording unit.
[0090]
Audio_1 / 2ch_Layer_Header_Position is 32-bit information indicating from which position in the recording unit the Audio_1 / 2ch_Layer_Header starts, and indicates the number of bytes from the beginning of the recording unit. If the data is 0, the channel is not recorded.
Audio_3 / 4ch_Layer_Header_Position is 32-bit information indicating from which position in the recording unit the Audio_3 / 4ch_Layer_Header starts, and indicates the number of bytes from the beginning of the recording unit. If the data is 0, the channel is not recorded.
Audio_5 / 6ch_Layer_Header_Position is 32-bit information indicating from which position in the recording unit the Audio_5 / 6ch_Layer_Header starts, and indicates the number of bytes from the beginning of the recording unit. If the data is 0, the channel is not recorded.
Audio_7 / 8ch_Layer_Header_Position is 32-bit information indicating from which position in the recording unit the Audio_7 / 8ch_Layer_Header starts, and indicates the number of bytes from the beginning of the recording unit. If the data is 0, the channel is not recorded.
[0091]
The above Audio_n / mch_Layer_Header_Position is recorded only in header data recorded as a stream different from this MPEG-2 data stream.
[0092]
AUX_Layer_Header_Position is 32-bit information indicating from which position in this recording unit the AUX_Layer_Header starts, and indicates the number of bytes from the beginning of this recording unit.
Recording_Unit_byte_Length is 32-bit information indicating the number of bytes of this recording unit.
Number_of_Recording_Unit_Field is 8-bit information representing the time required for reproduction of this recording unit in field units. For example, when there is 2-3 pull-down, it is provided because the playback time is different even if 1 GOP is 15 frames.
Recording_Unit_Closed_Flag is information indicating whether the first GOP of this recording unit is a closed GOP. If it is a closed GOP, playback is possible from the beginning of this recording unit. If it is not a closed GOP, it must be played from the previous recording unit. Error_Flag is information indicating whether an error exists in the recording unit. Set to “0” if there is no error, and “1” if there is an error. This Error_Flag is recorded only in header data recorded as a stream different from this MPEG-2 data stream. Crash_Flag is information indicating whether or not the recording unit has been completely extracted. Set to “0” if the complete form can be taken out, and “1” if the full form cannot be taken out. Recording_Unit_Closed_Flag, Error_Flag, and Crash_Flag form a total of 8-bit data.
Crcc_Flag_Mode is 3-bit information indicating a mode for adding Crcc. When 3 bits MSB is b2 and LSB is b0, when b0 = 1, Crcc is added at the end of each Picture_Stream, when b1 =, Crcc is added at the end of each Audio_Frame_Stream, and when B2 = 1, the end of each AUX_Data_byte Add Crcc.
System_Layer_Header_Crcc_Flag is 1-bit information indicating whether Crcc of System_Layer_Header is valid. Set to “0” when Crcc is invalid and “1” when Crcc is valid.
GOP_ID is 32-bit information indicating the GOP number from the start of recording. If it is a recording start GOP, “0001h” is set.
Scanning_System_Flag is 8-bit information indicating the number of lines, field frequency, and aspect ratio. The contents indicated by the 8-bit data of Scanning_System_Flag are as follows.
“00000000” No information “00000001” 525 / 59.94 / 4x3 “00000010” 626/50 / 4x3 “00000011” Reserved “00000100” Reserved “00000101” 525 / 59.94 / 16x9 “00000110” 625/50 / 16x9 “00000111” to “ 11111111 ”Reserved
mark_bit is a spare bit.
System_Layer_Header_Crcc is an 8-bit Crcc code of System_Layer_Header_. Crcc calculates System_Layer_header_byte_Length-1 for each byte from the beginning of System_Layer_Header, and adds a 1-byte Crcc code at the end. If Crcc is disabled, set to “00h”.
[0093]
Next, the contents of Video_Layer_Header will be described. FIG. 6 shows the data structure of Video_Layer_Header.
[0094]
Video_Layer_Header_byte_Length is 16-bit information indicating the number of bytes of Video_Layer_Header.
Video_Layer_Header_Crcc_Flag is 1-bit information indicating whether the Crcc code of Video_Layer_Header is valid. Set to “0” when Crcc is invalid and “1” when Crcc is valid.
Video_Vertical_Size_Flag is 2-bit information indicating the number of pixels in the vertical direction of the image. “00” indicates 480 pixels, “01” indicates 512 pixels, “10” indicates 240 pixels, and “11” is reserved.
Video_Horizontal_Size_Flag is 2-bit information indicating the number of pixels in the horizontal direction of the image. “00” indicates 720 pixels, “01” indicates 544 pixels, “10” indicates 480 pixels, and “11” indicates 352 pixels.
Video_Profile_Level_Flag is 4-bit information indicating Profile and Level.
“0000” indicates MP @ ML, and “0001” indicates 422 @ ML.
Video_Source_Composite_Flag is 1-bit information indicating whether the source of video data is a composite signal. “1” indicates that the source is a composite signal, and “0” indicates that the source is a component signal.
Video_Source_Analog_Flag is 1-bit information indicating whether the source of video data is an analog signal. “1” indicates that the source is an analog signal, and “0” indicates that the source is a digital signal.
Number_of_GOP is 4-bit information indicating the number of GOPs included in the recording unit.
Video_Coding_Rate is 32-bit information indicating the bit rate of the video elementary data stream.
[0095]
Sequence_Header_Flag is 1-bit information indicating whether or not a sequence header exists at the head of the GOP. If there is no sequence header at the beginning of the GOP, the video decoder cannot accurately decode the video data.
Sequence_End_Flag is 1-bit information indicating whether a sequence end code is present in the GOP.
Number_of_picture is 4-bit information indicating the number of pictures included in the GOP.
Note that the above Sequence_Header_Flag, Sequence_End_Flag, and Number_of_picture are information added in GOP units.
[0096]
Picture_Stream_byte_Length is information indicating the number of bytes of picture data. Specifically, it is 32-bit information indicating the length from Sequence_start_code, group_start_code or picture_start_code to the next Sequence_start_code, group_start_code or picture_start_code.
Picture_Crcc_Flag is 1-bit information indicating whether a Crcc code is attached to each picture. Crcc calculates up to Picture_Stream_byte_Length for each byte from the beginning of the picture, and adds a 1-byte Crcc code at the end. If Crcc is disabled, set to “00h”.
Picture_32bitAlign_byte_Length is a 2-bit additional byte added to make the number of bytes of picture data a multiple of four.
Picture_Coding_Type is information indicating the coding structure of a picture. The 3-bit data of Picture_Coding_Type indicates the following contents.
“000” forbidden “001” intra-coded (I) “010” predictive-coded (P) “011” bidirectionally-predictive-coded (B) “100” shall not be used (dc intra-coded (D)) “ 101 ”reserved“ 110 ”reserved“ 111 ”reserved
PTS_Field is 8-bit information that represents the output timing of a picture as the number of fields from the first picture of the recording unit. PTS_Field is recorded only in header data recorded as a stream different from the MPEG-2 data stream.
PTS is 33-bit information indicating PTS (Presentation Time Stamp) of each picture. PTS represents the output time of a picture with 90 kHz accuracy.
Color_Frame is 3-bit information representing a color frame. When the picture is a frame, the color frame of the first field is recorded. When the 3-bit MSB is b2 and the LSB is b0, b0 indicates
DTS_Field is 8-bit information representing the picture decoding timing as the number of fields from the first picture of the recording unit. The DTS_Field is recorded only in header data recorded as a stream different from the MPEG-2 data stream.
The DTS is 33-bit information indicating a DTS (Decoding Time Stamp) of each picture. The DTS represents a picture decoding time with 90 kHz accuracy.
VBV_Occupancy is 32-bit information indicating the number of bytes of the VBV buffer immediately before data extraction of the virtual decoder.
The above information from Picture_Stream_byte_Length to VBV_Occupancy is information repeatedly added for each picture.
[0097]
Video_Layer_Header_Crcc is an 8-bit Crcc code of Video_Layer_Header_. Crcc calculates Video_Layer_header_byte_Length-1 for each byte from the beginning of Video_Layer_Header, and adds the last 1-byte Crcc code. If Crcc is disabled, set to “00h”.
[0098]
Next, the contents of Audio_Layer_Header will be described. FIG. 7 shows the data structure of Audio_Layer_Header. When there are a plurality of audio data, this Audio_Layer_Header is provided for the number of channels.
[0099]
Audio_Layer_Header_byte_Length is 16-bit information indicating the number of bytes of Audio_Layer_Header.
Audio_Layer_Header_Crcc_Flag is 1-bit information indicating whether the Crcc code of Audio_Layer_Header is valid. Set to “0” when Crcc is invalid and “1” when Crcc is valid.
FS is 2-bit information indicating the sampling frequency of audio data. When the sampling frequency is 44.1 kHz, it is “00”, when it is 48 kHz, it is “01”, and when it is 32 kHz, it is “10”. “11” is reserved.
Audio_Emphasis_Flag is 1-bit information indicating audio emphasis. “0” indicates OFF, and “1” indicates ON.
Audio_Coding_Rate is 4-bit information indicating the bit rate of the compressed audio data. Specifically, the 4-bit information of Audio_Coding_Rate represents the following bit rate.
[0100]
[Table 1]
[0101]
Audio_Validity_Flag is 1-bit information indicating “0” when the audio data is valid and indicating “1” when the audio data is invalid.
Audio_Source_Analog_Flag is 1-bit information indicating whether the source of audio data is an analog signal. Set to “1” if the source is an analog signal and “0” if the source is a digital signal.
Duplicate_Flag is 2-bit information indicating whether or not data (margin data) overlapping with other recording units is included in the beginning or end of this recording unit. Set to “00” when there is no margin data, “01” when margin data is included at the beginning, and “10” when margin data is included at the end. When margin data is included in the beginning and end parts, “11” is set.
Number_of_GOP is 4-bit information indicating the number of GOPs included in this recording unit.
Number_of_Audio_Quantization_Bit is 4-bit information indicating a quantization bit of audio data. Specifically, Number_of_Audio_Quantization_Bit indicates the following information.
“0000” indicates that the quantization bit is 16 bits, “0001” is 17 bits, “0010” is 18 bits, “0011” is 19 bits, “0100” is 20 bits, “0101” is 21 bits, “0110” indicates 22 bits, “0111” indicates 23 bits, “1000” indicates 24 bits, and the others indicate reserve.
Audio_Coding_Flag is 2-bit information indicating encoding information of audio data. Set to “00” for MPEG Audio Layer II and “01” for Linear PCM.
mark_bit is a spare bit.
[0102]
Number_of_Audio_Frame is 5-bit information indicating the number of audio frames included in the GOP. It also includes audio frames that contain margin data.
PTS_FS is 11-bit information that represents the output timing of an audio frame as a relative phase to the video reference frame. PTS_FS is recorded only in header data recorded as a stream different from the MPEG-2 data stream.
Audio_PTS is 33-bit information indicating a PTS (Presentation Time Stamp) of each audio frame. PTS represents the output time of an audio frame with 90 kHz accuracy.
The above Number_of_Audio_Frame, PTS_FS, and Audio_PTS are information added in units of GOP.
[0103]
Audio_Frame_Stream_byte_Length is 16-bit information indicating the number of bytes of audio data.
[0104]
Audio_Frame_Crcc_Flag is 1-bit information indicating whether the Crcc code is valid for each audio frame.
[0105]
Audio_32bitAlign_byte_Length is a 2-bit additional byte added to make the number of bytes of audio data a multiple of four.
Edit_Flag is information indicating that the audio frame has been edited. “00” indicates that editing has not been performed, “01” indicates that it is an in point, “10” indicates that it is an out point, and “11” indicates reserve.
[0106]
The above information from Audio_Frame_Stream_byte_Length to Edit_Flag is information added for each audio frame.
[0107]
Audio_Layer_Header_Crcc is a Crcc code of 8-bit Audio_Layer_Header_. Crcc calculates Audio_Layer_header_byte_Length-1 for each byte from the beginning of Audio_Layer_Header, and adds a 1-byte Crcc code at the end. If Crcc is disabled, set to “00h”.
[0108]
Next, the contents of AUX_Layer_Header will be described. FIG. 8 shows the data structure of Audio_Layer_Header.
[0109]
AUX_Layer_Header_byte_Length is 16-bit information indicating the number of bytes of AUX_Layer_Header.
AUX_Layer_Header_Crcc_Flag is 1-bit information indicating whether or not the AUX_Layer_Header Crcc code is valid.
Number_of_GOP is 4-bit information indicating the number of GOPs included in this recording unit.
[0110]
Number_of_AUX_Data is 8-bit information indicating the number of AUX_Data included in this recording unit. This Number_of_AUX_Data is added for each GOP.
[0111]
AUX_Data_Position is 32-bit information indicating from which position in the AUX_Layer recording of AUX_Data is started.
AUX_Data_byte_Length is 32-bit information indicating the number of bytes of AUX_Data.
[0112]
AUX_Data_ID is an 8-bit ID indicating the type of AUX_Data. In this AUX_Data_ID, VITC, Video Index, Non Compressed Line Data, Audio Channel Status ch1 / 2, Audio Channel Statusch3 / 4Has been identified. AUX_Data_PTS_Field is 8-bit information indicating the output timing of AUX_Data by the number of fields from the beginning of the recording unit. AUX_Data_PTS_Field is recorded only in header data recorded as a stream different from this MPEG-2 data stream. AUX_Data_Crcc_Flag is 1-bit information indicating whether or not the AUX_Layer_Header Crcc code is valid. Set to “0” when Crcc is invalid and “1” when Crcc is valid. AUX_32bitAlign_byte_Length is a 2-bit additional byte added to make the number of bytes of auxiliary data a multiple of 4. AUX_Data_PTS is 33-bit information indicating the PTS of the auxiliary data.
[0113]
The information from AUX_Data_Position to AUX_Data_PTS is added in units of auxiliary data.
[0114]
AUX_Layer_Header_Crcc is an 8-bit Crcc code of AUX_Layer_Header_. Crcc calculates AUX_Layer_header_byte_Length-1 every 1 byte from the beginning of AUX_Layer_Header, and adds the last one byte of Crcc code. If Crcc is disabled, set to “00h”.
[0115]
AUX_VBI_Line_Flag is replaced with AUX_Data_PTS when AUX_Data_ID indicates Video Index or Non Compressed Line Data. The Video Index Line or Non Compressed Line of the 1st field is designated by 16 bits on the LSB side of the 32-bit data. Also, the Video Index Line or Non Compressed Line of the 2nd field is designated by 16 bits of the MSB side of the 32-bit data. Line designation designates an arbitrary line from 16 lines with the data of 2 bytes from the rising edge of VD. One line is assigned to each bit, and by setting 1 to the corresponding bit, Video Index Line or Non Compressed Line data is inserted in that line. The Video Index Line can be specified by 1 Line / Field, and the Non Compressed Line can be specified by 3 Line / Field.
[0116]
The relationship between each bit and line is as shown in the following table.
[0117]
[Table 2]
[0118]
【The invention's effect】
In the data recording / reproducing apparatus and the data recording / reproducing method according to the present invention, the header information of the data is recorded on a recording medium together with the data, and when the data recorded on the recording medium is reproduced, The header information is detected directly from the recording medium. In the present invention, the header information of the data recorded on the recording medium is directly detected from the recording medium before being decoded by the decoding means, and reproduction control of the data is performed. For this reason, in the present invention, it is possible to reduce the load of the decoding process and to speed up the reproduction process.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram of a data recording / reproducing apparatus to which the present invention is applied.
FIG. 2 is a timing chart for explaining data processing during recording by the data recording / reproducing apparatus.
FIG. 3 is a timing chart for explaining data processing during reproduction by the data recording / reproducing apparatus.
FIG. 4 is a diagram for explaining a data structure of one GOP of MPEG-2 data.
FIG. 5 is a diagram for explaining a data structure of System_Layer_Header.
FIG. 6 is a diagram for explaining the data structure of Video_Layer_Header.
FIG. 7 is a diagram for explaining the data structure of Audio_Layer_Header.
FIG. 8 is a diagram for explaining the data structure of Audio_Layer_Header.
FIG. 9 is a block diagram of a conventional data recording / reproducing apparatus.
FIG. 10 is a timing chart for explaining data processing at the time of recording in the conventional data recording / reproducing apparatus.
FIG. 11 is a timing chart for explaining data processing during reproduction of the conventional data recording / reproducing apparatus.
[Explanation of symbols]
1 data recording / reproducing apparatus, 2 recording unit, 3 reproducing unit, 4 hard disk drive, 5 bus, 6 controller
Claims (2)
上記符号化手段により符号化された上記データを上記記録媒体に記録する記録手段と、
上記記録媒体に記録された上記データを再生する再生手段と、
上記再生手段により再生された上記データを復号して、復号した上記データを出力する復号手段と、
上記符号化手段、上記記録手段、上記再生手段及び上記復号手段を制御する制御手段とを備え、
上記制御手段は、上記符号化手段により符号化されたデータを上記記録手段により上記記録媒体に記録する際に、上記符号化手段により符号化された上記データに含まれているヘッダ情報を取得して、上記ヘッダ情報が含まれている上記データのデータストリームと、取得した上記ヘッダ情報のストリームを上記記録媒体に記録し、上記記録媒体からデータストリームを再生する際に、上記記録媒体からヘッダ情報のストリームを再生して得られる上記ヘッダ情報を解析し、その解析結果に基づいて上記記録媒体からデータストリームを再生して復号する制御を行うことを特徴とするデータ記録再生装置。A recording medium, encoding means for inputting data including audio data and / or video data, and encoding the data;
Recording means for recording the data encoded by the encoding means on the recording medium;
Reproducing means for reproducing the data recorded on the recording medium;
Decoding means for decoding the data reproduced by the reproduction means and outputting the decoded data;
Control means for controlling the encoding means, the recording means, the reproducing means, and the decoding means,
The control unit obtains header information included in the data encoded by the encoding unit when the data encoded by the encoding unit is recorded on the recording medium by the recording unit. Te, when a data stream of the data which the header information is included, the stream of acquired the header information recorded on the recording medium, and reproduces the data stream from the recording medium, the header information from the recording medium A data recording / reproducing apparatus for analyzing the header information obtained by reproducing the stream, and reproducing and decoding the data stream from the recording medium based on the analysis result .
符号化されたデータを上記記録媒体に記録する際に、上記符号化された上記データに含まれているヘッダ情報を取得して、上記ヘッダ情報が含まれている上記データのデータストリームと、取得した上記ヘッダ情報のストリームを上記記録媒体に記録し、
上記記録媒体からデータストリームを再生する際に、上記記録媒体からヘッダ情報のストリームを再生して得られる上記ヘッダ情報を解析し、その解析結果に基づいて上記記録媒体からデータストリームを再生して復号する制御を行うことを特徴とするデータ記録再生方法。Inputting data including audio data and / or video data, encoding the data, recording the encoded data on a recording medium, and reproducing the data recorded on the recording medium; A data recording / reproducing method for decoding the reproduced data and performing reproduction processing for outputting the decoded data,
When the encoded data is recorded on the recording medium, the header information included in the encoded data is acquired, and the data stream of the data including the header information is acquired. Record the header information stream on the recording medium ,
When reproducing the data stream from the recording medium, the header information obtained by reproducing the header information stream from the recording medium is analyzed, and the data stream is reproduced from the recording medium and decoded based on the analysis result. A data recording / reproducing method characterized in that control is performed .
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