JP4048009B2 - Liquid detergent composition - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、衣料用液体洗浄剤組成物に関し、更に詳しくは、ウール、シルク等の衣料に対し優れた洗浄力を示し、特に衣類の汚れた部分へ直接塗布した場合にしみ汚れ除去効果が高く、柔軟性及び低温での保存安定性に優れた液体洗浄剤組成物に関する。
【0002】
【従来の技術】
ウール、シルク等の衣料を対象とした洗浄剤、いわゆるライト系洗剤においては、洗浄効果と同時に柔軟性付与効果を持ち、かつ低温安定性が良好であることが好ましい。このような事例として、非イオン活性剤/モノアルキルカチオン活性剤/アニオン活性剤を適宜組み合わせた組成物が開示されている。例えば、特定の平均オキシエチレン付加モル数の非イオン活性剤の使用とモノアルキルカチオン活性剤/アニオン活性剤配合比率を特定することにより洗浄効果、柔軟性付与効果、低温安定性を満足する技術が特開昭56−152898、特開昭56−152899に、モノアルキルカチオン活性剤/アニオン活性剤配合比率を特定し、特定のアニオン活性剤を使用することにより洗浄効果、柔軟性付与効果、帯電防止効果を満足する技術が特開昭61−97396に、特定の平均オキシエチレン付加モル数の非イオン活性剤と特定のモノアルキルカチオン活性剤を使用し、モノアルキルカチオン活性剤/アニオン活性剤配合比率を特定することにより洗浄効果、柔軟性付与効果、低温安定性を満足する技術が特開昭61−60796に、特定の疎水基分子構造の非イオン活性剤を使用し、モノアルキルカチオン活性剤/アニオン活性剤配合比率を特定することにより洗浄効果、柔軟性付与効果、低温安定性、黄変・黒ずみ防止を満足する技術が特開昭62−223299に、非イオン活性剤/モノアルキルカチオン活性剤/アニオン活性剤とヒドロキシカルボン酸塩の併用によりpH安定性の良好な柔軟付与中性液体洗剤の技術が特開昭62−70498に、特定の疎水基分子構造の非イオン活性剤/モノアルキルカチオン活性剤/アニオン活性剤によりすすぎ性の良好な柔軟付与液体洗剤の技術が特開平7−166190に、2種の非イオン活性剤/モノアルキルカチオン活性剤/アニオン活性剤により浸透性の良好な柔軟付与液体洗剤の技術が特開平10−88187に開示されている。
【0003】
これらの従来技術では、ウール、シルク等の衣料を手洗いや洗濯機の弱水流で洗う使用法のみを想定しており、訴求している洗浄効果は洗浄液中の界面活性剤濃度として0.1wt%未満の低濃度での洗浄によって得られる通常洗浄での効果のみに限られており、食べこぼし等で発生する油ジミ等のしみ汚れ等の洗浄力は未だ不充分であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、ウール、シルク等の衣料において、食べこぼし等で発生する油ジミ等のしみ汚れに対して洗浄力が高く、柔軟性及び低温安定性に優れた液体洗浄剤組成物を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、鋭意検討を重ねた結果、第1級アルコールからなる特定の非イオン界面活性剤と、第2級アルコール及び分岐した第1級アルコールからなる特定の非イオン界面活性剤とを特定の混合比で配合し、特定のアニオン活性剤と特定のカチオン活性剤とを特定の混合比で配合し、且つ特定の溶剤を組み合わせた液体洗浄剤組成物が前記課題を解決することを見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】
即ち、本発明は、(a)炭素数8〜20のアルキル基又はアルケニル基を有する第1級アルコールにエチレンオキサイドを平均6〜12モル付加した非イオン界面活性剤、(b)炭素数8〜20のアルキル基又はアルケニル基を有する第2級アルコールにエチレンオキサイドを平均6〜12モル付加した化合物、及び炭素数8〜20の分岐アルキル基又は分岐アルケニル基を有する第1級アルコールにエチレンオキサイドを平均6〜12モル付加した化合物の中から選ばれる1種以上の非イオン界面活性剤、(c)SO3基又はSO4基を有するアニオン界面活性剤、(d)下記の一般式(1)で表わされるカチオン界面活性剤、(e)下記の一般式(2)で表わされる多価アルコール及び一般式(3)の化合物の中から選ばれる1種以上の溶剤を含有し、かつ(a)成分と(b)成分との配合量の比がモル比で2/8〜8/2、配合量の和が10〜50重量%であり、かつ(c)成分と(d)成分との配合量の比がモル比で3/7〜6/4、配合量の和が1〜15重量%であり、(e)成分の配合量が2〜10重量%含有することを特徴とする液体洗浄剤組成物に関する。
【化1】
(式中、R1は置換基を含んでも良く、また連結基で分断されても良い炭素数6〜24の炭化水素基、R2〜R4は炭素数1〜3のアルキル基またはヒドロキシアルキル基、あるいはベンジル基、Xはハロゲン又はモノアルキル硫酸基を示す)
【化2】
(式中、R5〜R8は水素原子又は炭素数1〜3のアルキル基を、R9は水素原子または炭素数1または2のアルキル基を、kは0〜3の整数を示す。)及び
【化3】
(式中、R10はフェニル基又はベンジル基、R11は水素又はメチル基、nは1〜5の整数を示す。)
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明における(a)成分は、炭素数8〜20のアルキル基又はアルケニル基を有する第1級アルコールにエチレンオキサイドを平均6〜12モル付加した非イオン界面活性剤であり、好ましくは、炭素数10〜16のアルキル基又はアルケニル基を有する第1級アルコールにエチレンオキサイドを平均8〜10モル付加した非イオン界面活性剤である。なお、(a)成分の具体例としては、Conol(炭素数12:新日本理化社製)等の天然アルコールに9モル相当の酸化エチレンを付加したものが挙げられる。
【0008】
本発明においては、(a)成分のエチレンオキサイドの平均付加モル数が6モル未満の場合は、柔軟性が劣り、一方、12モルを超えると、衣料への浸透性が劣り、洗浄力及び柔軟性が劣る。
【0009】
本発明における(b)成分は、炭素数8〜20のアルキル基又はアルケニル基を有する第2級アルコールにエチレンオキサイドを平均6〜12モル付加した化合物、及び炭素数8〜20の分岐アルキル基又は分岐アルケニル基を有する第1級アルコールにエチレンオキサイドを平均6〜12モル付加した化合物の中から選ばれる1種以上の非イオン界面活性剤であり、好ましくは炭素数10〜16で、エチレンオキサイドを平均8〜10モル付加した非イオン界面活性剤である。なお、炭素数8〜20の分岐アルキル基又はアルケニル基を有する第1級アルコールにエチレンオキサイドを平均6〜12モル付加した化合物の具体例としては、ブテンを3量化して得られるC12アルケンをオキソ反応に供して得られるC13アルコール1モルに10モル相当の酸化エチレンを付加したもの(BASF社製、Lutensol TO10)やヘキサノールをガーベット反応に供して得られるC12分岐鎖アルコール1モルに10モル相当の酸化エチレンを付加したもの(CONDEA社製、ISOFOL12−10EO)等があげられる。
【0010】
本発明においては、(b)成分のエチレンオキサイドの平均付加モル数が6モル未満の場合は、柔軟性が劣り、一方、12モルを超えると、衣料への浸透性が劣り、洗浄力及び柔軟性が劣る。
【0011】
本発明における(a)成分と(b)成分のノニオン界面活性剤の配合量の比はモル比で、(a)/(b)=2/8〜8/2、好ましくは3/7〜7/3の範囲である。この比率が2/8未満では洗浄力が劣り、一方、8/2を超えると浸透性や柔軟性が劣る。
【0012】
また、(a)成分と(b)成分のノニオン界面活性剤の総配合量は、液体洗浄剤組成物中10〜50重量%であり、好ましくは15〜40重量%の範囲である。この配合量が10重量%未満だと洗浄力が不充分で、一方、50重量%を超えると組成物の粘度が増加し、使用性の点で好ましくない。
【0013】
本発明における(c)成分は、SO3基又はSO4基を有するアニオン界面活性剤であり、単独で使用しても2種以上併用しても良い。
【0014】
(c)成分の具体例を下記に示す。
1)炭素数8〜16のアルキル基を有するアルキルベンゼンスルホン酸塩
2)炭素数10〜20のアルキル硫酸塩
3)炭素数10〜20のオレフィンスルホン酸塩
4)炭素数10〜20のアルカンスルホン酸塩
5)炭素数10〜20の直鎖もしくは分岐鎖のアルキル基又はアルケニル基を有し、平均0.5〜8モルのエチレンオキサイドを付加したポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸塩、又はアルケニルエーテル硫酸塩
6)炭素数10〜20のアルキル基を有するα−スルホ脂肪酸エステル塩
【0015】
なお、これらの塩としては、ナトリウム、カリウム等のアルカリ金属塩、マグネシウム等のアルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、アルカノールアミン塩等が挙げられる。
【0016】
本発明においては、これらの中でも、炭素数8〜16のアルキル基を有する直鎖アルキルベンゼンスルホン酸塩が好ましい。
【0017】
本発明における(d)成分は、上記の一般式(1)で表わされるカチオン界面活性剤である。
【0018】
上記の一般式(1)で表わされるカチオン界面活性剤において、R1は6〜24個の炭素原子を有する炭化水素基である。炭化水素基R1は直鎖であっても分岐鎖であっても良く、飽和であっても不飽和であっても良く、ヒドロキシル基のような置換基を任意に含んでも良い。また、炭化水素基R1は、エステル基、アミド基又はエーテル基等の連結基をその鎖中に有していても良い。R1としては、具体的には、炭素数6〜24のアルキル基、アルケニル基又はβ−ヒドロキシアルキル基、あるいはエステル基、アミド基又はエーテル基で分断された炭素数6〜24のアルキル基又はアルケニル基が挙げられ、これらの中でも炭素数12〜24の範囲のものが特に好ましい。
【0019】
R2〜R4としては、メチル基又はエチル基が好ましく、Xとしては、塩素などのハロゲンが好ましい。
【0020】
本発明における(c)成分のアニオン界面活性剤と(d)成分のカチオン界面活性剤との配合量の比はモル比で、(c)/(d)=3/7〜6/4、好ましくは4/6〜6/4の範囲である。この比率が3/7未満では被洗物の黄変を引き起こし、6/4を超えると柔軟性が劣化する。
【0021】
また、(c)成分と(d)成分の配合量の和は、液体洗浄剤組成物中1〜15重量%、好ましくは2〜12重量%の範囲である。1重量%未満では充分な柔軟性を発揮できず、一方、15重量%を超えると低温安定性が悪い。
【0022】
本発明における(e)成分は、上記の一般式(2)で表わされる多価アルコール及び一般式(3)で表わされる化合物などの溶剤である。
【0023】
上記の一般式(2)で表わされる多価アルコールの具体例としては、1,3−ブタンジオール、2−メチル−2,4−ペンタンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,3−オクチレングリコール等が挙げられる。本発明において最も好ましい多価アルコールは、2−メチル−2,4−ペンタンジオールである。
【0024】
また、一般式(4)で表わされる化合物の具体例としては、エチレングリコールフェニルエーテル、ジエチレングリコールフェニルエーテル、ジエチレングリコールベンジルエーテル、トリエチレングリコールフェニルエーテル、テトラエチレングリコールフェニルエーテル、ペンタエチレングリコールフェニルエーテル、トリエチレングリコールジプロピレングリコールフェニルエーテル等が挙げられる。本発明において好ましい化合物は、エチレングリコールフェニルエーテル、ジエチレングリコールフェニルエーテル、トリエチレングリコールフェニルエーテルである。
【0025】
(e)成分の配合量は、液体洗浄剤組成物中2〜10重量%、好ましくは3〜8重量%の範囲である。2重量%未満では充分な塗布洗浄力及び低温安定性を発揮できず、一方、10重量%を超えても効果の向上が認められず、経済的に好ましくない。
【0026】
本発明の液体洗浄剤組成物には、前記成分を必須成分とするが、必要に応じて以下のような任意成分を本発明の効果を損なわない範囲で配合することができる。
このような任意成分としては、高級脂肪酸、再汚染防止剤(例えばカルボキシメチルセルロース等)、粘度低下剤(例えばエタノール、パラトルエンスルホン酸塩、メタキシレンスルホン酸塩、キュメンスルホン酸塩、安息香酸塩、尿素等)、移染防止剤、ソイルリリース剤、蛍光染料、香料、色素、防腐剤、酵素などが挙げられる。本発明の液体洗浄剤組成物の製造方法は特に限定されないが、pH調整剤として、クエン酸、クエン酸ナトリウム、硫酸、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、アルカノールアミンなどを使用できる。
本発明の液体洗浄剤は、pHは6.0〜7.5に調整され、ウール、絹、アクリル、ポリエステル等のセーターやブラウス等のデリケートな繊維素材を対象としたライト系洗剤として好ましく用いられる。
【0027】
【発明の効果】
本発明の液体洗浄剤組成物は、ウール、シルク等の衣料に対し優れた洗浄力を示し、特に衣類の汚れた部分へ直接塗布した場合にしみ汚れ除去効果が高く、柔軟性及び低温での保存安定性に優れるという特徴を有する。
【0028】
【実施例】
次に実施例により本発明を更に詳細に説明するが、本発明はこれらの例によって何ら限定されるものではない。以下に実施例及び比較例を示して、本発明を具体的に説明するが、これに先立って実施例で採用した評価方法を示す。
【0029】
(1)塗布洗浄力の評価方法
生成りのウールトロピカル布を5cm角に裁断し、この布1枚にラー油(かどや製油(株)製)0.2mLを滴下して塗布した後、水道流水で充分にすすぎ、一夜風乾したものを汚染布とした。次いで、上記汚染布10枚を縫い付けた毛糸セーター1枚と洗浄ずみアクリルジャージ布、2Kg(10枚)を松下電器産業(株)製、全自動洗濯機(NA−F60NP2型)に入れ、おうちクリーニングコースで洗浄した。汚染布には洗浄開始前に液体洗剤組成物の原液を0.1mLずつ塗布して5分間放置後に洗浄を開始し、最終的な洗浄液中の液体洗剤濃度が0.083%になるように液体洗剤の添加量を調節した。洗浄前後の汚染布の反射率を日本電色(株)製の色差計(SE2000型)で測定し、洗浄率を以下の式により算出した。
洗浄率(%)=(汚染布のK/S−洗浄布のK/S)/(汚染布のK/S−未汚染布のK/S)×100
ここで、K/S=(1−R/100)2/(2R/100)(但し、Rは反射率(%))である。
【0030】
(2)柔軟性の評価方法
(1)の塗布洗浄力の評価で洗浄したアクリルジャージ布を陰干しして12時間乾燥させる。25℃、65%RH恒温恒湿室に2日間放置して、これを試験布として柔軟付与効果の評価に用いた。評価対照布として、非イオン活性剤(ラウリルアルコール1モル当たり平均15モルの酸化エチレンを付加させたアルコールエトキシレート)の20%水溶液を組成物として上述の洗浄処理を行ったときのアクリルジャージ布を用いた。柔軟付与効果の評価は官能によってこの対照布を対照にして下記の基準による一対比較を行い、専門パネラー10人の平均値を求めることによって行った。
1点:対照布よりかたい
2点:対照布と同等
3点:対照布より少し柔らかい
4点:対照布より明確に柔らかい
5点:対照布より著しく柔らかい
【0031】
(3)低温安定性の評価
容量100mLのネジ口瓶に液体洗剤を入れ、−5℃の恒温槽に放置し、1ヵ月後に液体洗浄剤組成物の外観を下記の基準に従って評価した。
×:白濁または固体が析出
△:やや濁っている
〇:均一透明
【0032】
実施例1〜13、比較例1〜5
表1、表2及び表3に示した液体洗浄剤組成物を調製し、上記に示す試験方法により、塗布洗浄力、柔軟性及び低温安定性を評価した。その結果を表2、表3に示す。尚、表中の配合量は重量%であり、組成物はpHを7に調整した。
【0033】
【表1】
組成物のpHは硫酸または水酸化ナトリウムでpH7に調整した。
*:香料組成の具体例を表4に示す。
**:5−クロロ−2−メチル−4−イソチアゾリン−3−オン、2−メチル−4−イソチアゾリン−3オン、マグネシウム塩、水の混合液
【0034】
【表2】
【0035】
【表3】
【0036】
尚、表2及び表3中の(a)〜(e)成分の略記号を下記に示す。
(a)成分のノニオン界面活性剤
a−1:アルキル基が直鎖で炭素鎖長が12から14の第1級アルコール1モル当たり平均6モルの酸化エチレンを付加させたアルコールエトキシレート
a−2:アルキル基が直鎖で炭素鎖長が12から14の第1級アルコール1モル当たり平均9モルの酸化エチレンを付加させたアルコールエトキシレート
a−3:アルキル基が直鎖で炭素鎖長が12から14の第1級アルコール1モル当たり平均12モルの酸化エチレンを付加させたアルコールエトキシレート
a−4:アルキル基が直鎖で炭素鎖長が12から14の第1級アルコール1モル当たり平均30モルの酸化エチレンを付加させたアルコールエトキシレート(比較用)
【0037】
(b)成分のノニオン界面活性剤
b−1:ブテンを3量化したC12アルケンをオキソ反応化した炭素鎖長が13で分岐鎖のアルコール1モル当たり平均9モルの酸化エチレンを付加させたアルコールエトキシレート
b−2:炭素数が12のガーベットアルコール1モル当たり平均12モルの酸化エチレンを付加させたアルコールエトキシレート
b−3:アルキル基の炭素鎖長が12〜14の第2級アルコール1モル当たり平均9モルのエチレンオキサイドを付加させたアルコールエトキシレート(ソフタノール90、日本触媒(株)製)
【0038】
(c)成分のアニオン界面活性剤
c−1:直鎖(C12)アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム
(重量平均分子量(以下、Mwと略す)348)
c−2:炭素数14のアルファオレフィンスルホン酸ナトリウム(Mw308)
c−3:炭素数14〜18のアルカンスルホン酸ナトリウム(Mw328)
c−4:アルキル基の炭素鎖長13の第1級アルコール1モル当たり平均3モルの酸化エチレンを付加させたポリオキシエチレンアルキルエーテル硫酸ナトリウム(Mw434)
【0039】
(d)成分のカチオン界面活性剤
d−1:モノアルキル(C18)トリメチルアンモニウムクロライド(Mw348)
【0040】
(e)成分の溶剤
e−1:2−メチル−2,4−ペンタンジオール
e−2:トリエチレングリコールフェニルエーテル
e−3:PEG1000(比較用)
【0041】
【0042】
表2及び表3から明らかなように、本発明の液体洗浄剤組成物(実施例1〜13)は、塗布洗浄力、柔軟性及び低温安定性に優れる。これらのうちいずれかを欠く場合(比較例1〜5)は良好な塗布洗浄力、柔軟性及び低温安定性が得られないことがわかる。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a liquid cleaning composition for clothing, and more particularly, exhibits excellent detergency for clothing such as wool and silk, and has a particularly high stain removal effect when applied directly to a soiled portion of clothing. And a liquid detergent composition excellent in flexibility and storage stability at low temperatures.
[0002]
[Prior art]
A cleaning agent for clothing such as wool and silk, a so-called light detergent, preferably has a softening effect as well as a cleaning effect and good low-temperature stability. As such a case, a composition in which a nonionic activator / monoalkyl cation activator / anion activator is appropriately combined is disclosed. For example, there is a technology that satisfies the cleaning effect, flexibility imparting effect, and low temperature stability by using a nonionic activator having a specific average oxyethylene addition mole number and specifying a monoalkyl cation activator / anion activator blend ratio. JP-A-56-152898 and JP-A-56-152899 specify the monoalkyl cation activator / anion activator blending ratio and use a specific anion activator to provide cleaning effect, flexibility imparting effect, antistatic Japanese Patent Application Laid-Open No. 61-97396 uses a nonionic activator having a specific average oxyethylene addition mole number and a specific monoalkyl cation activator. Japanese Patent Application Laid-Open No. 61-60796 discloses a technique that satisfies the cleaning effect, the flexibility imparting effect, and the low temperature stability by specifying Using a nonionic activator with a hydrophobic group molecular structure and specifying the blend ratio of monoalkyl cation activator / anion activator satisfies the cleaning effect, flexibility imparting effect, low temperature stability, and prevention of yellowing and darkening The technology is disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. 62-223299, and the technology of a soft softening neutral liquid detergent having a good pH stability by using a nonionic active agent / monoalkyl cation active agent / anionic active agent and a hydroxycarboxylate salt is disclosed in Japanese Patent Application Laid-Open No. Sho 62-223299. Japanese Patent Application Laid-Open No. 7-166190 discloses a technique of a softening liquid detergent having a good rinsing property with a nonionic activator / monoalkylcation activator / anion activator having a specific hydrophobic group molecular structure. Japanese Patent Application Laid-Open No. 10-88187 discloses a technique of a softening liquid detergent having good permeability by using an ionic activator / monoalkyl cation activator / anion activator. It has been.
[0003]
In these conventional technologies, only the usage of washing clothes such as wool and silk by hand washing or a weak water flow of a washing machine is assumed, and the cleaning effect being promoted is 0.1 wt% as a surfactant concentration in the cleaning liquid. It is limited only to the effect of normal washing obtained by washing at a low concentration of less than that, and the cleaning power for stains such as oil stains generated by spilling food is still insufficient.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention provides a liquid detergent composition that has high detergency against stains such as oil stains generated by spilling food, such as wool and silk, and has excellent flexibility and low-temperature stability. With the goal.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
As a result of intensive studies, the present inventors have obtained a specific nonionic surfactant comprising a primary alcohol and a specific nonionic surfactant comprising a secondary alcohol and a branched primary alcohol. It has been found that a liquid detergent composition containing a specific mixing ratio, a specific anionic active agent and a specific cationic active agent in a specific mixing ratio, and combining a specific solvent solves the above problems. The present invention has been completed.
[0006]
That is, the present invention provides (a) a nonionic surfactant obtained by adding an average of 6 to 12 moles of ethylene oxide to a primary alcohol having an alkyl or alkenyl group having 8 to 20 carbon atoms, and (b) 8 to 8 carbon atoms. A compound obtained by adding an average of 6 to 12 moles of ethylene oxide to a secondary alcohol having 20 alkyl groups or alkenyl groups, and ethylene oxide to a primary alcohol having a branched alkyl group or branched alkenyl group having 8 to 20 carbon atoms. One or more nonionic surfactants selected from compounds added in an average of 6 to 12 mol, (c) an anionic surfactant having an SO 3 group or SO 4 group, (d) the following general formula (1) (E) one or more selected from the group consisting of a polyhydric alcohol represented by the following general formula (2) and a compound represented by the general formula (3): A solvent is contained, and the ratio of the blending amount of the component (a) and the component (b) is 2/8 to 8/2 in terms of molar ratio, the sum of the blending amounts is 10 to 50% by weight, and (c) The ratio of the amount of the component and the component (d) is 3/7 to 6/4 in molar ratio, the sum of the amounts is 1 to 15% by weight, and the amount of the component (e) is 2 to 10% by weight. It contains regarding the liquid detergent composition characterized by containing.
[Chemical 1]
(In the formula, R 1 may contain a substituent and may be separated by a linking group, and may be a hydrocarbon group having 6 to 24 carbon atoms, R 2 to R 4 may be an alkyl group or hydroxyalkyl having 1 to 3 carbon atoms. Group or benzyl group, X represents halogen or monoalkyl sulfate group)
[Chemical 2]
(Wherein R 5 to R 8 represent a hydrogen atom or an alkyl group having 1 to 3 carbon atoms, R 9 represents a hydrogen atom or an alkyl group having 1 or 2 carbon atoms, and k represents an integer of 0 to 3). And [Chemical Formula 3]
(Wherein R 10 is a phenyl group or a benzyl group, R 11 is hydrogen or a methyl group, and n is an integer of 1 to 5)
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The component (a) in the present invention is a nonionic surfactant obtained by adding an average of 6 to 12 moles of ethylene oxide to a primary alcohol having an alkyl group or an alkenyl group having 8 to 20 carbon atoms. It is a nonionic surfactant obtained by adding an average of 8 to 10 moles of ethylene oxide to a primary alcohol having 10 to 16 alkyl groups or alkenyl groups. In addition, as a specific example of (a) component, what added 9 mol equivalence ethylene oxide to natural alcohols, such as Conol (carbon number 12: New Nippon Rika Co., Ltd.), is mentioned.
[0008]
In the present invention, when the average added mole number of ethylene oxide as the component (a) is less than 6 moles, the flexibility is inferior. On the other hand, when it exceeds 12 moles, the permeability to clothing is inferior, and the detergency and flexibility. Inferior.
[0009]
The component (b) in the present invention includes a compound obtained by adding an average of 6 to 12 moles of ethylene oxide to a secondary alcohol having an alkyl group or alkenyl group having 8 to 20 carbon atoms, and a branched alkyl group having 8 to 20 carbon atoms or One or more nonionic surfactants selected from compounds obtained by adding an average of 6 to 12 moles of ethylene oxide to a primary alcohol having a branched alkenyl group, preferably having 10 to 16 carbon atoms, It is a nonionic surfactant added with an average of 8 to 10 moles. In addition, as a specific example of a compound obtained by adding 6 to 12 moles of ethylene oxide on average to a primary alcohol having a branched alkyl group or an alkenyl group having 8 to 20 carbon atoms, C 12 alkene obtained by trimerizing butene is used. obtained by adding ethylene oxide 10 molar equivalent to C 13 alcohol 1 mole obtained was subjected to oxo reaction (BASF Co., Lutensol TO10) a or hexanol C 12 branched chain alcohol 1 mole obtained by subjecting the Guerbet reaction 10 Examples include those having a molar equivalent of ethylene oxide (CONDEA, ISOFOL12-10EO).
[0010]
In the present invention, when the average added mole number of ethylene oxide as the component (b) is less than 6 moles, the flexibility is inferior. On the other hand, when it exceeds 12 moles, the permeability to clothing is inferior, and the detergency and flexibility. Inferior.
[0011]
In the present invention, the ratio of the nonionic surfactant in the component (a) to the component (b) is a molar ratio, (a) / (b) = 2/8 to 8/2, preferably 3/7 to 7 / 3 range. When this ratio is less than 2/8, the detergency is inferior, while when it exceeds 8/2, the permeability and flexibility are inferior.
[0012]
Moreover, the total compounding quantity of the nonionic surfactant of (a) component and (b) component is 10 to 50 weight% in a liquid detergent composition, Preferably it is the range of 15 to 40 weight%. If the blending amount is less than 10% by weight, the detergency is insufficient. On the other hand, if it exceeds 50% by weight, the viscosity of the composition increases, which is not preferable from the viewpoint of usability.
[0013]
The component (c) in the present invention is an anionic surfactant having an SO 3 group or an SO 4 group, and may be used alone or in combination of two or more.
[0014]
Specific examples of the component (c) are shown below.
1) Alkylbenzene sulfonate having an alkyl group having 8 to 16 carbon atoms 2) Alkyl sulfate having 10 to 20 carbon atoms 3) Olefin sulfonate having 10 to 20 carbon atoms 4) Alkane sulfonic acid having 10 to 20 carbon atoms Salt 5) Polyoxyethylene alkyl ether sulfate or alkenyl ether sulfate having a linear or branched alkyl or alkenyl group having 10 to 20 carbon atoms and having an average of 0.5 to 8 moles of ethylene oxide added 6) α-sulfo fatty acid ester salt having an alkyl group having 10 to 20 carbon atoms
Examples of these salts include alkali metal salts such as sodium and potassium, alkaline earth metal salts such as magnesium, ammonium salts and alkanolamine salts.
[0016]
In the present invention, among these, a linear alkylbenzene sulfonate having an alkyl group having 8 to 16 carbon atoms is preferable.
[0017]
The component (d) in the present invention is a cationic surfactant represented by the above general formula (1).
[0018]
In the cationic surfactant represented by the above general formula (1), R 1 is a hydrocarbon group having 6 to 24 carbon atoms. The hydrocarbon group R 1 may be linear or branched, may be saturated or unsaturated, and may optionally contain a substituent such as a hydroxyl group. Further, the hydrocarbon group R 1 may have a linking group such as an ester group, an amide group or an ether group in its chain. R 1 is specifically an alkyl group having 6 to 24 carbon atoms, an alkenyl group, or a β-hydroxyalkyl group, or an alkyl group having 6 to 24 carbon atoms separated by an ester group, an amide group, or an ether group, or An alkenyl group is mentioned, Among these, those having 12 to 24 carbon atoms are particularly preferred.
[0019]
R 2 to R 4 are preferably a methyl group or an ethyl group, and X is preferably a halogen such as chlorine.
[0020]
In the present invention, the ratio of the amount of the anionic surfactant of the component (c) and the cationic surfactant of the component (d) is a molar ratio, and (c) / (d) = 3/7 to 6/4, preferably Is in the range of 4/6 to 6/4. If this ratio is less than 3/7, yellowing of the article to be washed is caused, and if it exceeds 6/4, the flexibility is deteriorated.
[0021]
Moreover, the sum of the compounding quantity of (c) component and (d) component is 1 to 15 weight% in a liquid detergent composition, Preferably it is the range of 2 to 12 weight%. If it is less than 1% by weight, sufficient flexibility cannot be exhibited, while if it exceeds 15% by weight, the low-temperature stability is poor.
[0022]
The component (e) in the present invention is a solvent such as a polyhydric alcohol represented by the general formula (2) and a compound represented by the general formula (3).
[0023]
Specific examples of the polyhydric alcohol represented by the general formula (2) include 1,3-butanediol, 2-methyl-2,4-pentanediol, 1,5-pentanediol, and 1,3-octylene. Glycol and the like. The most preferred polyhydric alcohol in the present invention is 2-methyl-2,4-pentanediol.
[0024]
Specific examples of the compound represented by the general formula (4) include ethylene glycol phenyl ether, diethylene glycol phenyl ether, diethylene glycol benzyl ether, triethylene glycol phenyl ether, tetraethylene glycol phenyl ether, pentaethylene glycol phenyl ether, triethylene. Examples include glycol dipropylene glycol phenyl ether. Preferred compounds in the present invention are ethylene glycol phenyl ether, diethylene glycol phenyl ether, and triethylene glycol phenyl ether.
[0025]
(E) The compounding quantity of a component is 2 to 10 weight% in a liquid detergent composition, Preferably it is the range of 3 to 8 weight%. If it is less than 2% by weight, sufficient coating detergency and low-temperature stability cannot be exhibited. On the other hand, if it exceeds 10% by weight, no effect is observed, which is economically undesirable.
[0026]
Although the said component is an essential component in the liquid cleaning composition of this invention, the following arbitrary components can be mix | blended in the range which does not impair the effect of this invention as needed.
Such optional components include higher fatty acids, anti-staining agents (such as carboxymethylcellulose), viscosity reducing agents (such as ethanol, paratoluenesulfonate, metaxylenesulfonate, cumenesulfonate, benzoate, Urea, etc.), dye transfer inhibitors, soil release agents, fluorescent dyes, fragrances, pigments, preservatives, enzymes and the like. Although the manufacturing method of the liquid detergent composition of this invention is not specifically limited, Citric acid, sodium citrate, a sulfuric acid, sodium hydroxide, potassium hydroxide, alkanolamine etc. can be used as a pH adjuster.
The liquid detergent of the present invention has a pH adjusted to 6.0 to 7.5 and is preferably used as a light detergent for delicate fiber materials such as wool, silk, acrylic, polyester sweaters and blouses. .
[0027]
【The invention's effect】
The liquid detergent composition of the present invention exhibits excellent detergency for clothing such as wool and silk, and has a particularly high stain removal effect when applied directly to a soiled part of clothing. It is characterized by excellent storage stability.
[0028]
【Example】
EXAMPLES Next, although an Example demonstrates this invention further in detail, this invention is not limited at all by these examples. Hereinafter, the present invention will be specifically described with reference to examples and comparative examples. Prior to this, evaluation methods employed in the examples will be described.
[0029]
(1) Evaluation method of coating detergency Cut the generated wool tropical cloth into 5 cm square, apply 0.2 ml of ra oil (made by Kadoya Oil Co., Ltd.) dropwise on one piece of this cloth, and then with running tap water Thoroughly rinsed and air-dried overnight was used as a contaminated cloth. Next, one woolen sweater sewn with the above 10 contaminated cloths and a washed acrylic jersey cloth, 2 kg (10 sheets) were put into a fully automatic washing machine (NA-F60NP2 type) manufactured by Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Washed with a cleaning course. Apply 0.1 mL of the liquid detergent composition stock solution to the contaminated cloth before starting cleaning, leave it for 5 minutes, and then start cleaning, so that the liquid detergent concentration in the final cleaning liquid is 0.083%. The amount of detergent added was adjusted. The reflectance of the contaminated cloth before and after washing was measured with a color difference meter (SE2000 type) manufactured by Nippon Denshoku Co., Ltd., and the washing rate was calculated by the following formula.
Washing rate (%) = (K / S of contaminated cloth−K / S of washed cloth) / (K / S of contaminated cloth−K / S of uncontaminated cloth) × 100
Here, K / S = (1−R / 100) 2 / (2R / 100) (where R is reflectance (%)).
[0030]
(2) Flexibility evaluation method The acrylic jersey cloth washed in the evaluation of the application cleaning power in (1) is shade-dried and dried for 12 hours. It was left to stand in a constant temperature and humidity room at 25 ° C. and 65% RH for 2 days, and this was used as a test cloth for evaluating the softening effect. As an evaluation control cloth, an acrylic jersey cloth obtained by performing the above-described washing treatment using a 20% aqueous solution of a nonionic active agent (alcohol ethoxylate added with an average of 15 moles of ethylene oxide per mole of lauryl alcohol) as a composition was used. Using. The evaluation of the softening effect was performed by performing a paired comparison according to the following criteria using this control cloth as a control according to the sensuality, and obtaining an average value of 10 professional panelists.
1 point: Harder than control cloth 2 points: Equivalent to control cloth 3 points: Slightly softer than control cloth 4 points: Clearly softer than control cloth 5 points: Remarkably softer than control cloth
(3) Evaluation of low-temperature stability Liquid detergent was put into a screw-cap bottle with a capacity of 100 mL, and left in a thermostatic bath at -5 ° C, and the appearance of the liquid detergent composition was evaluated according to the following criteria after one month.
×: White turbidity or solid is deposited Δ: Slightly turbid ○: Uniformly transparent [0032]
Examples 1-13, Comparative Examples 1-5
The liquid detergent compositions shown in Table 1, Table 2 and Table 3 were prepared, and the coating cleaning power, flexibility and low temperature stability were evaluated by the test methods shown above. The results are shown in Tables 2 and 3. In addition, the compounding quantity in a table | surface is weight%, The composition adjusted pH to 7.
[0033]
[Table 1]
The pH of the composition was adjusted to pH 7 with sulfuric acid or sodium hydroxide.
*: Specific examples of the fragrance composition are shown in Table 4.
**: 5-chloro-2-methyl-4-isothiazolin-3-one, 2-methyl-4-isothiazolin-3-one, magnesium salt, water mixed solution
[Table 2]
[0035]
[Table 3]
[0036]
The abbreviations of the components (a) to (e) in Table 2 and Table 3 are shown below.
Component (a) Nonionic surfactant a-1: Alcohol ethoxylate a-2 in which an average of 6 moles of ethylene oxide is added per mole of primary alcohol having a linear alkyl group and a carbon chain length of 12 to 14 : Alcohol ethoxylate with an average of 9 moles of ethylene oxide added per 1 mole of primary alcohol having a linear alkyl group and a carbon chain length of 12 to 14 a-3: A linear alkyl group and a carbon chain length of 12 Alcohol ethoxylate a-4 with an average of 12 moles of ethylene oxide added per mole of primary alcohols 14 to 14: 30 on average per mole of primary alcohol having a linear alkyl group and a carbon chain length of 12 to 14 Alcohol ethoxylate with moles of ethylene oxide added (for comparison)
[0037]
(B) component of the nonionic surfactant b-1: alcohol carbon chain length of the oxo reaction of the trimer was C 12 alkene butene was added ethylene oxide per mole of alcohol average 9 moles of branched and 13 Ethoxylate b-2: Alcohol ethoxylate b-3: Alcohol having an average of 12 to 14 carbon chain lengths of 12 to 14 carbon alcohols with an average of 12 moles of ethylene oxide added per mole of gerbet alcohol having 12 carbon atoms Alcohol ethoxylate added with an average of 9 moles of ethylene oxide per mole (Softanol 90, manufactured by Nippon Shokubai Co., Ltd.)
[0038]
(C) Component anionic surfactant c-1: linear (C 12 ) sodium alkylbenzene sulfonate (weight average molecular weight (hereinafter abbreviated as Mw) 348)
c-2: Sodium alpha olefin sulfonate having 14 carbon atoms (Mw308)
c-3: Sodium alkanesulfonate having 14 to 18 carbon atoms (Mw328)
c-4: Sodium polyoxyethylene alkyl ether sulfate (Mw 434) with an average of 3 moles of ethylene oxide added per mole of primary alcohol having an alkyl group with a carbon chain length of 13
[0039]
(D) Component cationic surfactant d-1: monoalkyl (C 18 ) trimethylammonium chloride (Mw348)
[0040]
(E) Component solvent e-1: 2-methyl-2,4-pentanediol e-2: triethylene glycol phenyl ether e-3: PEG1000 (for comparison)
[0041]
[0042]
As is apparent from Tables 2 and 3, the liquid detergent compositions of the present invention (Examples 1 to 13) are excellent in coating cleaning power, flexibility and low temperature stability. When any of these is missing (Comparative Examples 1 to 5), it can be seen that good coating detergency, flexibility and low temperature stability cannot be obtained.
Claims (1)
(b)炭素数8〜20の分岐アルキル基又は分岐アルケニル基を有する第1級アルコールにエチレンオキサイドを平均6〜12モル付加した化合物の中から選ばれる1種以上の非イオン界面活性剤、
(c)SO3基又はSO4基を有するアニオン界面活性剤、
(d)下記の一般式(1)で表わされるカチオン界面活性剤、及び
(e)下記の一般式(2)で表わされる多価アルコールの中から選ばれる1種以上の溶剤を含有し、
(a)成分と(b)成分との配合量の比はモル比で2/8〜8/2、配合量の和が10〜50重量%であり、かつ
(c)成分と(d)成分との配合量の比はモル比で3/7〜6/4、配合量の和が1〜15重量%であり、
(e)成分の配合量が2〜10重量%であることを特徴とする液体洗浄剤組成物。
(B) one or more nonionic surfactants selected from compounds obtained by adding an average of 6 to 12 moles of ethylene oxide to a primary alcohol having a branched alkyl group or branched alkenyl group having 8 to 20 carbon atoms,
(C) an anionic surfactant having a SO 3 group or a SO 4 group,
(D) a cationic surfactant represented by the following general formula (1), and (e) one or more solvents selected from polyhydric alcohols represented by the following general formula (2):
The ratio of the blending amount of the component (a) and the component (b) is 2/8 to 8/2 in molar ratio, and the sum of the blending amounts is 10 to 50% by weight, and the component (c) and the component (d) The ratio of the blending amount is 3/7 to 6/4 in molar ratio, and the sum of the blending amounts is 1 to 15% by weight,
(E) The liquid detergent composition characterized by the compounding quantity of a component being 2 to 10 weight%.
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