JP4030253B2 - トリアジン化合物の製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は医農薬中間体として有用であるトリアジン化合物を高収率で製造する方法、及び該方法により得られたトリアジン化合物を用いて縮合剤として有用な四級アンモニウム塩を製造する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリウムクロライド等のモルホリンの4位の窒素原子が四級化し、該窒素原子に4,6−ジアルコキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル基およびアルキル基が結合した四級アンモニウム塩は、エステル化合物やアミド化合物を製造する際の縮合剤として有用な化合物である。
【0003】
上記四級アンモニウム塩は、2−ハロ−4,6−ジアルコキシ−1,3,5−トリアジンと4−アルキルモルホリンとを反応させることにより製造することが出来、上記トリアジン化合物の製造方法としては、塩化シアヌル1モルに対し、炭酸水素ナトリウム3モルおよび水2.7モルの存在下、アルコール化合物と塩化シアヌルとを作用させる方法が知られている{シンセティック コミュニケーションズ(SYNTHETIC COMMUNICATIONS)、26巻、18号、3491〜3494頁、1996年}。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記方法におけるトリアジン化合物の取得収率は65%と低く、満足の行くものではなかった。そこで、本発明は、上記トリアジン化合物を高収率で製造する方法を提供し、延いては前記四級アンモニウム塩を効率よく製造する方法を提供することを目的とする。
【0005】
【発明を解決するための手段】
本発明者らは、かかる課題を解決すべく鋭意検討を行った。その結果、アルコール化合物と塩化シアヌルとを反応させる従来方法においては、炭酸水素塩は水溶液の形で使用されているため反応系内には大量の水が存在するのであるが、偶然にも炭酸水素塩を有機溶媒に懸濁させて用いる等の方法により反応開始時における反応系内の水分量を非常に少なくした場合には、上記トリアジン化合物の収率が著しく向上するという知見を得た。そしてさらに検討を行なった結果、反応開始時の水分量を特定値以下とした場合には、反応により副生する水分を取り除かなくても高い収率で目的物を得ることができることを見出し、本発明を完成するに至った。
【0006】
即ち、本発明は、ハロゲン化シアヌルと下記式
R1OH
(式中、R1は炭素数1〜4のアルキル基、又は炭素数6〜8のアリール基である。)
で示されるアルコール化合物とを炭酸水素塩の存在下に反応させて、下記一般式(I)
【0007】
【化4】
【0008】
(式中、R1は炭素数1〜4のアルキル基、又は炭素数6〜8のアリール基であり、Xはハロゲン原子である。)
で示されるトリアジン化合物(2−ハロ−4,6−ジアルコキシ−1,3,5−トリアジン)を製造する方法において、反応開始時の反応系内に存在する水分量をハロゲン化シアヌル1モルに対して0.5モル以下とすることを特徴とする前記一般式(I)で示されるトリアジン化合物の製造方法である。
【0009】
上記本発明のトリアジン化合物の製造方法によれば、高収率で目的物を得ることができる。
【0010】
また、他の本発明は、上記本発明の製造方法により得られた、前記一般式(I)で示されるトリアジン化合物を含む反応溶液から難水溶性有機溶媒を用いてトリアジン化合物を抽出し、得られたトリアジン化合物の難水溶性有機溶媒溶液と下記一般式(II)
【0011】
【化5】
【0012】
(式中、R2は炭素数1〜4のアルキル基である。)
で示されるモルホリン化合物とを混合して反応させることを特徴とする下記一般式(III)
【0013】
【化6】
【0014】
(式中、R1は炭素数1〜4のアルキル基、又は炭素数6〜8のアリール基であり、R2は炭素数1〜4のアルキル基であり、Xはハロゲン原子である。)
で示される四級アンモニウム塩の製造方法である。
【0015】
該製造方法によれば、トリアジン化合物の生成効率が高いので、アルコール化合物やハロゲン化シアヌル等の1次原料から出発するトータルの製造工程で見た場合、最終目的物である上記四級アンモニウム塩を効率よく製造することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
本発明のトリアジン化合物の製造方法は、反応開始時に反応系内に存在する水の量を特定値以下とする点を除けば、ハロゲン化シアヌルとアルコール化合物とを炭酸水素塩の存在下に反応させる従来の製造方法と特に変わるところはない。
【0017】
すなわち、ハロゲン化シアヌルとしては、公知の化合物が何等制限無く使用される。具体的に例示すると、塩化シアヌル、臭化シアヌル、沃化シアヌル等が挙げられる。この中でも特に入手が容易な塩化シアヌルが好適に使用できる。
【0018】
また、アルコール化合物としては、下記式
R1OH
(式中、R1は炭素数1〜4のアルキル基、又は炭素数6〜8のアリール基である。)
で示されるアルコール化合物が使用できる。本発明で使用できるアルコール化合物を具体的に例示すると、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロピルアルコール、ブタノール、tert−ブチルアルコール、フェノール、クレゾール、キシレノール等があげられる。これらの中でも、最終目的物である四級アンモニウム塩の縮合剤としての有用性の観点等から、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロピルアルコール、ブタノール等の炭素数1〜4のアルキルアルコール化合物が好適に用いられる。
【0019】
本発明に使用されるアルコール化合物の量としては、反応上からはハロゲン化シアヌル1モルに対しアルコール化合物2モル以上用いればよいが、反応効率の高さの点からアルコール化合物は反応溶媒を兼ねるのが好適である。アルコール化合物を反応溶媒として用いる時には、あまりアルコールの量が少ないと、凝集や凝固が起こり、攪拌等に支障をきたすので、アルコール化合物はハロゲン化シアヌル1モルに対し5〜50モル、特に5〜30モル使用するのが好適である。
【0020】
また、炭酸水素塩としては公知の化合物が何等制限無く使用される。本発明で使用できる炭酸水素塩を具体的に例示すると、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム、炭酸水素アンモニウムを挙げることが出来る。これらの中でも炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウムが好適に使用できる。
【0021】
炭酸水素塩の使用量としては、あまり量が少ないと、アルコール化合物とハロゲン化シアヌルが反応して生成する塩化水素が中和されずに反応が進行し難くなり、あまり量が多いとスラリー粘度が高くなり、攪拌等に障害をきたすため、ハロゲン化シアヌル1モルに対し、2〜3モル、好ましくは2.05〜2.8モルの範囲の中から選択するのがよい。
【0022】
なお、本発明のトリアジン化合物の製造方法においては、アルコール化合物に加えて不活性な有機溶媒を使用することもできる。本発明で使用できる有機溶媒を具体的に例示するとベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ヘキサン、ヘプタン等の脂肪族炭化水素類、ジクロロメタン、四塩化炭素等のハロゲン化脂肪族炭化水素類、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル等のエステル類、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル、1,4−ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル類、アセトニトリル、プロピオニトリル等のニトリル類、N,N−ジメチルホルムアミド、N,N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン等のアミド類、ジメチルスルホキシド等が挙げられる。これら有機溶媒は単一で使用してもよく、また2種類以上を混合して使用してもまったく差し支えない。これらの有機溶媒の使用量は特に限定されないが、反応速度の観点から、アルコール化合物のモル数に対して、100倍モル以下、さらに10倍モル以下、特に1倍モル以下とするのが好適である。
【0023】
本発明のトリアジン化合物の製造方法においては、目的とするトリアジン化合物を高収率で取得するために、反応開始時の系内に存在する水分量をハロゲン化シアヌル1モルに対して0.5モル以下とする必要がある。反応開始時の水分量がハロゲン化シアヌル1モルに対して0.5モルを越える場合には、高収率でトリアジン化合物を得ることができない。目的物の収率の高さの観点から、反応開始時に反応系内に存在する水分量はハロゲン化シアヌル1モルに対して0.2モル以下とするのが好適である。
【0024】
反応開始時の水分量をハロゲン化シアヌル1モルに対して0.5モル以下とする方法は特に限定されず、炭酸水素塩を水溶液の形で使用せず、有機溶媒に懸濁させて使用すると同時に、各反応試剤や反応溶媒を十分に乾燥して使用すればよい。各反応試剤に含まれる水分量は、カールフィッシャー法、ガスクロマトグラフィー、熱天秤法等により測定することができる。
【0025】
なお、反応が進行するとアルコールとハロゲン化シアヌルの反応によりハロゲン化シアヌル1モルに対して2モル水が副生するが、反応初期の水分量をハロゲン化シアヌル1モルに対して0.5モル以下に制御しておけば、反応中に特に脱水処理を行なわなくても高い収率で目的物を得ることができる。ただし、高い収率を得るためには、乾燥ガス雰囲気下で反応を行なう等して、反応中に外部から水が混入するのを防止し、反応中の系内に存在する水分量をハロゲン化シアヌル1モルに対し2.5モル以下、特に2.2モル以下に制御するのが好適である。
【0026】
ハロゲン化シアヌルとアルコール化合物とを炭酸水素塩の存在下に反応させる方法は、反応開始時の反応系内の水分量がハロゲン化シアヌル1モルに対して0.5モル以下となるようにする以外は特に限定されないが、反応により塩化水素が生成するため、アルコールに炭酸水素塩を加えた後にハロゲン化シアヌルを添加し、アルコールとハロゲン化シアヌルを接触させて反応するのが好ましい。
【0027】
このときのハロゲン化シアヌルの濃度は特に限定されないが、あまり濃度が低いと、バッチあたりの収量が落ちて経済的ではなく、あまり濃度が高いと攪拌等に支障をきたすため、通常ハロゲン化シアヌルの濃度が0.1〜60質量%、好ましくは1〜50質量%の範囲から選択するのがよい。
【0028】
また、反応温度としては、特に制限はないが、あまり温度が低いと反応速度が小さくなり、あまり温度が高いと副反応を助長するため、通常、系の凝固点〜系の沸点、好ましくは、0℃〜100℃の範囲から選択するのがよい。反応時間はアルコール、炭酸水素塩の種類によって大きく異なるため一概には言えないが、1〜24時間もあれば充分である。なお、反応は、減圧、常圧、加圧のいずれの条件下でも実施可能である。
【0029】
この様な反応条件で反応を行うことにより、前記一般式(I)で示されるトリアジン化合物、即ち2−ハロ−4,6−ジアルコキシ−1,3,5−トリアジンが効率よく生成する。
【0031】
このようにして得られたトリアジン化合物は、そのまま次の行程の反応に使用することが可能である。
【0032】
例えば、トリアジン化合物を含む反応溶液から難水溶性有機溶媒を用いてトリアジン化合物を抽出し、得られたトリアジン化合物の難水溶性有機溶媒溶液と下記一般式(II)
【0033】
【化7】
【0034】
(式中、R2は炭素数1〜4のアルキル基である。)
で示されるモルホリン化合物とを混合して反応させることにより下記一般式(III)
【0035】
【化8】
【0036】
(式中、R1は炭素数1〜4のアルキル基、又は炭素数6〜8のアリール基であり、R2は炭素数1〜4のアルキル基であり、Xはハロゲン原子である。)
で示される四級アンモニウム塩を製造することができる。
【0037】
上記一般式(II)で示されるモルホリン化合物としては、4−メチルモルホリン、4−エチルモルホリン、4−イソブチルモルホリン等を挙げる事ができる。これらのモルホリン化合物はすべて試薬及び工業原料として入手容易である。
【0038】
前記四級アンモニウム塩を合成するに際し、上記一般式(II)で示されるモルホリン化合物の使用量は特に限定されないが、該化合物は通常前記一般式(I)で示されるトリアジン化合物1モルに対して0.7〜1.3モル、特に0.8〜1.2モルの使用するのが好適である。
【0039】
トリアジン化合物の抽出方法としては、反応溶液から余剰のアルコールを可能な限り留去した後、水を加えて完全に塩を溶解させ、その得られた水溶液から難水溶性有機溶媒によって抽出すればよい。抽出するに際して使用する難水溶性有機溶媒としては、水層と層分離し、モルホリン化合物との反応を阻害しない有機溶媒であれば何等制限なく用いる事ができる。このとき使用される有機溶媒を具体的に例示すると、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル等のエーテル類、塩化メチレン、クロロホルム、四塩化炭素等のハロゲン化脂肪族炭化水素類、酢酸エチル、酢酸プロピル等のエステル類、メチルイソブチルケトン等のケトン類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、クロロベンゼン、ジクロロベンゼン等のハロゲン化芳香族炭化水素類、ヘキサン、ヘプタン等の脂肪族炭化水素類、ジメチルカーボネート等のカーボネート類を挙げる事ができる。これらの中でも特に、高い単離収率が期待できる、テトラヒドロフラン、1,4−ジオキサン、ジエチルエーテル、ジイソプロピルエーテル等のエーテル類、塩化メチレン、クロロホルムのハロゲン化脂肪族炭化水素類、酢酸エチル、酢酸プロピル等のエステル類、メチルイソブチルケトン等のケトン類、ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素類、ジメチルカーボネート等のカーボネート類等の有機溶媒が好適に採用される。
【0040】
この際、不純物を除去する目的で有機溶媒によって抽出した溶液を酸性水溶液および塩基性水溶液で洗浄しても一向に差し支えない。この時使用される酸の種類としては、塩酸、硫酸、硝酸、燐酸等の鉱酸および酢酸、クエン酸等の有機酸が好適に使用され、塩基としては水酸化ナトリウム、水酸化カリウム等のアルカリ金属水酸化物および炭酸ナトリウム、炭酸カリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸水素カリウム等のアルカリ金属炭酸塩が好適に使用される。これらの酸性水溶液および塩基性水溶液の濃度としては、特に制限はないが、通常0.1〜10質量%の範囲の水溶液が好適に採用される。
【0041】
有機溶媒の使用量としては特に制限はないが、あまり量が多いと1バッチあたりの収量が落ち経済的ではなく、あまり量が少ないと攪拌等に支障をきたすため、通常生成する上記一般式(III)で示される四級アンモニウム塩の濃度が0.1〜60質量%、好ましくは1〜50質量%になるように選択するのが良い。
【0042】
また、高純度の四級アンモニウム塩を短時間で容易に得るために、有機溶媒中で前記トリアジン化合物と前記モルホリン化合物との反応を行なうに際し、前記トリアジン化合物1モルに対して0.1〜10モル、好ましくは0.2〜8モルの水またはアルコールを存在させてもよい。このとき使用されるアルコールとしては炭素数1〜4のアルキルアルコールが好ましい。
【0043】
前記トリアジン化合物と前記モルホリン化合物との反応は、有機溶媒中で両者を接触させることにより行なうことができる。反応を均一に短時間で行なうためには、攪拌を行なうのが好適である。また、反応は通常、大気下で実施可能であるが使用する化合物や生成物が吸湿性を有する場合には、塩化カルシウム管等の乾燥管を通した乾燥空気或いは窒素、ヘリウム、アルゴン等の不活性気体雰囲気下で実施するのが好ましい。該反応は、減圧、常圧、加圧のいずれの状態でも実施可能である。
【0044】
上記反応の反応温度としては特に制限はないが、あまり温度が低いと反応速度が小さくなり、あまり温度が高いと副反応を助長するため、通常−20〜70℃、好ましくは−10〜60℃の範囲から選択するのが良い。また、反応時間としては特に制限はないが、通常0.1〜10時間もあれば充分である。
【0045】
このようにして生成した上記一般式(III)で示される四級アンモニウム塩は、通常結晶として析出するため、遠心分離、遠心濾過、加圧濾過、減圧濾過等の通常の固液分離方法によって固体を分離した後、送風乾燥、減圧乾燥等の通常の乾燥方法によって乾燥する事により取得することができる。
【0046】
また、結晶が析出しない場合には、用いた有機溶媒を可能な限り除去した後、テトラヒドロフラン等の溶媒を加えてスラリー状態とし、上記方法によって取得できる。
【0047】
このようにして得られた四級アンモニウム塩は、例えばカルボン酸化合物とアミン化合物とを反応させてアミド化合物を製造する際、またはカルボン酸化合物とアルコール化合物とを反応させてエステル化合物を製造する際の縮合剤として使用することができる。
【0048】
【実施例】
以下、実施例をあげて本発明を説明するが、本発明はこれら実施例に制限されるものではない。
【0049】
実施例1
攪拌機、温度計を備えた500mlの4つ口フラスコに炭酸水素ナトリウム44.1g(0.525mol)およびメタノール160.2g(水分量650ppm、5.0mol)を加え、10℃以下で攪拌しながら、塩化シアヌル46.1g(0.25mol)を添加し、20℃で1時間攪拌した後、60℃で3.5時間反応させた。この時の反応液から生成した塩をのぞいた溶液の質量は192gで、水分量は49,500ppmであった。冷却後、メタノールを留去した。残さに水200mlを加え、目的物を酢酸エチル250mlで抽出した。有機層を水100mlで洗浄した後、有機層を減圧濃縮して、2−クロロ−4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジンの白色固体39.2gを得た。収率は89.2%であった。また、ガスクロマトグラフィー分析より、その純度は面積%で96.3%であった。
【0050】
反応開始時の水分量は、塩化シアヌル1molに対し、0.023molであり、反応中の系内の水分量は、塩化シアヌル1molに対し2.11molであった。
【0051】
実施例2
攪拌機、温度計を備えた500mlの4つ口フラスコに炭酸水素カリウム52.6g(0.525mol)およびメタノール160.2g(水分量340ppm,5.0mol)を加え、10℃以下で攪拌しながら、塩化シアヌル46.1g(0.25mol)を添加し、20℃で1時間攪拌した後、50℃で2.5時間反応させた。この時の反応液から生成した塩をのぞいた溶液の質量は193gで、水分量49,600ppmであった。冷却後、メタノールを留去した。残さに水200mlを加え、目的物を酢酸エチル250mlで抽出した。有機層を水100mlで洗浄した後、有機層を減圧濃縮して、2−クロロ−4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジンの白色固体38.8gを得た。収率は88.3%であった。また、ガスクロマトグラフィー分析より、その純度は面積%で96.0%であった。
【0052】
反応開始時の水分量は、塩化シアヌル1molに対し、0.012molであり、反応中の系内の水分量は、塩化シアヌル1molに対し2.12molであった。
【0053】
実施例3
攪拌機、温度計を備えた1l(1000ml)の4つ口フラスコに炭酸水素ナトリウム88.2g(1.05mol)およびメタノール160.2g(水分量460ppm,5.0mol)を加え、10℃以下で攪拌しながら、塩化シアヌル92.2g(0.5mol)を添加し、20℃で1時間攪拌した後、60℃で3.5時間反応させた。この時の反応液から生成した塩をのぞいた溶液の質量は233gで、水分量は80,300ppmだった。冷却後、メタノールを留去した。残さに水400mlを加え、目的物を酢酸エチル500mlで抽出した。有機層を水400mlで洗浄した後、有機層を減圧濃縮して、2−クロロ−4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジンの白色固体74.4gを得た。収率は84.8%であった。また、ガスクロマトグラフィー分析より、その純度は面積%で97.4%であった。
【0054】
反応開始時の水分量は、塩化シアヌル1molに対し、0.008molであり、反応中の系内の水分量は、塩化シアヌル1molに対し2.08molであった。
【0055】
実施例4
攪拌機、温度計を備えた1l(1000ml)の4つ口フラスコに炭酸水素カリウム105.1g(1.05mol)およびメタノール160.2g(5.0mol、水分量530ppm)を加え、10℃以下で攪拌しながら、塩化シアヌル92.2g(0.5mol)を添加し、20℃で1時間攪拌した後、50℃で4時間反応させた。この時の反応液から生成した塩をのぞいた溶液の質量は230gで、水分量は79,800ppmであった。冷却後、メタノールを留去した。残さに水400mlを加え、目的物を酢酸エチル500mlで抽出した。有機層を水400mlで洗浄した後、有機層を減圧濃縮して、2−クロロ−4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジンの白色固体72.7gを得た。収率は82.8%であった。また、ガスクロマトグラフィー分析より、その純度は面積%で94.9%であった。
【0056】
反応開始時の水分量は、塩化シアヌル1molに対し、0.009molであり、反応中の系内の水分量は、塩化シアヌル1molに対し2.04molであった。
【0057】
実施例5
攪拌機、温度計を備えた1l(1000ml)の4つ口フラスコに、炭酸水素ナトリウム44.1g(0.525mol)、メタノール80.1g(2.5mol,水分量560ppm)および酢酸エチル100mlを加え、10℃以下で攪拌しながら、塩化シアヌル46.1g(0.25mol)を添加し、20℃で1時間攪拌した後、62℃で10時間還流させた。この時の反応液から生成した塩をのぞいた溶液の質量は205gで、水分量は46,000であった。酢酸エチル150ml、水200mlを加え分液し、有機層を水200mlで洗浄した後、有機層を減圧濃縮して、2−クロロ−4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジンの白色固体37.0gを得た。収率は84.3%であった。また、ガスクロマトグラフィー分析より、その純度は面積%で96.1%であった。
【0058】
反応開始時の水分量は、塩化シアヌル1molに対し、0.010molであり、反応中の系内の水分量は、塩化シアヌル1molに対し2.10molであった。
【0059】
実施例7
攪拌機、温度計を備えた1l(1000ml)の4つ口フラスコに、炭酸水素カリウム52.6g(0.525mol)、メタノール80.1g(5.0mol,水分量530ppm)および酢酸エチル100mlを加え、10℃以下で攪拌しながら、塩化シアヌル46.1g(0.25mol)を添加し、20℃で1時間攪拌した後、62℃で6時間還流させた。このときの反応液から生成した塩をのぞいた溶液の質量は202gで、水分量は46,300ppmだった。酢酸エチル150ml、水200mlを加え分液し、有機層を水200mlで洗浄した後、有機層を減圧濃縮して、2−クロロ−4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジンの白色固体38.4gを得た。収率は87.5%であった。また、ガスクロマトグラフィー分析より、その純度は面積%で93.8%であった。
【0060】
反応開始時の水分量は、塩化シアヌル1molに対し、0.009molであり、反応中の系内の水分量は、塩化シアヌル1molに対し2.08molであった。
【0061】
実施例8
攪拌機、温度計を備えた1l(1000ml)の4つ口フラスコに炭酸水素ナトリウム92.4g(1.1mol)およびエタノール391g(8.5mol、水分量570ppm)を加え、10℃以下で攪拌しながら、塩化シアヌル92.2g(0.5mol)を添加し、20℃で1時間攪拌した後、60℃で11時間反応させた。この時の反応液から生成した塩をのぞいた溶液の質量は462gで、水分量は40,200ppmであった。冷却後、メタノールを留去した。残さに水200mlを加え、目的物を酢酸エチル250mlで抽出した。有機層を水100mlで洗浄した後、有機層を減圧濃縮して、2−クロロ−4,6−ジエトキシ−1,3,5−トリアジンの白色固体87.9gを得た。収率は86.4%であった。また、ガスクロマトグラフィー分析より、その純度は面積%で94.8%であった。
【0062】
反応開始時の水分量は、塩化シアヌル1molに対し、0.025molであり、反応中の系内の水分量は、塩化シアヌル1molに対し2.06molであった。
【0063】
実施例9
攪拌機、温度計を備えた500mlの4つ口フラスコに炭酸水素ナトリウム44.1g(0.525mol)およびメタノール160.2g(水分量650ppm、5.0mol)を加え、10℃以下で攪拌しながら、塩化シアヌル46.1g(0.25mol)を添加し、20℃で1時間攪拌した後、60℃で3.5時間反応させた。この時の反応液から生成した塩をのぞいた溶液の質量は192gで、水分量は49,000ppmであった。反応開始時の水分量は、塩化シアヌル1molに対し、0.023molであり、反応中の系内の水分量は、塩化シアヌル1molに対し2.09molであった。
【0064】
冷却後、メタノールを留去し、残さに水200mlを加え、生成した2−クロロ−4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジンを酢酸エチル250mlで抽出し、有機層を水100mlで洗浄した。この有機層の質量は249.3gで、水分量は28,000ppmであった。この2−クロロ−4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジンの酢酸エチル溶液に酢酸エチル200mlおよび水5.4gをくわえ、5〜10℃で10分間攪拌させた。次に、4−メチルモルホリン23.9g(0.236mol)を添加し、5〜10℃で5時間反応させた。析出した結晶を吸引濾過し、酢酸エチル100mlで洗浄した後、室温で6時間減圧乾燥し、4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウムクロライドの白色固体61.1gを得た。なお、該白色固体中の水分量は0.4質量%であり、収率は88.0%であった。また、高速液体クロマトグラフィー分析より、その純度は面積%で99.3%であった。
【0065】
実施例10
攪拌機、温度計を備えた500mlの4つ口フラスコに炭酸水素カリウム52.6g(0.525mol)およびメタノール160.2g(水分量340ppm,5.0mol)を加え、10℃以下で攪拌しながら、塩化シアヌル46.1g(0.25mol)を添加し、20℃で1時間攪拌した後、50℃で2.5時間反応させた。この時の反応液から生成した塩をのぞいた溶液の質量は193gで、水分量49,100ppmであった。反応開始時の水分量は、塩化シアヌル1molに対し、0.012molであり、反応中の系内の水分量は、塩化シアヌル1molに対し2.10molであった。
【0066】
冷却後、メタノールを留去し、残さに水200mlを加え、生成した2−クロロ−4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジンを酢酸エチル250mlで抽出し、有機層を水100mlで洗浄した。この有機層の質量は249.2gで、水分量は27,000ppmであった。この2−クロロ−4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジンの酢酸エチル溶液に酢酸エチル200mlおよび水5.4gをくわえ、5〜10℃で10分間攪拌させた。次に、4−メチルモルホリン23.9g(0.236mol)を添加し、5〜10℃で5時間反応させた後、水8.1gを添加し10分間攪拌した。析出した結晶を吸引濾過し、酢酸エチル100mlで洗浄した後、室温で3時間減圧乾燥し、4−(4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン−2−イル)−4−メチルモルホリニウムクロライドの白色固体69.8gを得た。なお、該白色固体中の水分量は13.7質量%であり、収率は87.1%であった。また、高速液体クロマトグラフィー分析より、その純度は面積%で99.5%であった。
【0067】
比較例1
攪拌機、温度計を備えた500mlの4つ口フラスコに炭酸水素ナトリウム63.0g(0.75mol)、メタノール98.5g(3.08mol、水分量187ppm)および水12.1g(0.675mol)を加え、10℃以下で攪拌しながら、塩化シアヌル46.1g(0.25mol)を添加し、30分攪拌した後、35℃で15時間反応させた。この時の反応液から生成した塩をのぞいた溶液の質量は、158gで、水分量は143,000ppmであった。冷却後、メタノールを留去した。残さに水400mlを加え、目的物を酢酸エチル300mlで抽出した。有機層を水100mlで洗浄した後、有機層を減圧濃縮して、2−クロロ−4,6−ジメトキシ−1,3,5−トリアジン29.5gを得た。収率は67.2%であった。また、ガスクロマトグラフィー分析より、その純度は面積%で94.0%であった。
【0068】
反応開始時の水分量は、塩化シアヌル1molに対し、2.70molであり、反応中の系内の水分量は、塩化シアヌル1molに対し5.02molであった。
【0069】
【発明の効果】
本発明の製造方法によれば、ハロゲン化シアヌルとアルコールとからトリアジン化合物を高収率で得ることができる。
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