JP4019676B2 - Golf club head - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、中空ゴルフクラブヘッドに係り、特にウッド型又はそれに近似した形状のゴルフクラブヘッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ドライバーやフェアウェーウッドなどのウッド型ゴルフクラブヘッドとして、中空の金属製のものが広く用いられている。一般に、中空のウッド型のゴルフクラブヘッドは、ボールをヒットするためのフェース部と、ゴルフクラブヘッドの上面部を構成するクラウン部と、ゴルフクラブヘッドの底面部を構成するソール部と、ゴルフクラブヘッドのトウ側、バック側及びヒール側の側面部を構成するトウ側サイド部、バック側サイド部及びヒール側サイド部と、ホゼル部とを有している。このゴルフクラブヘッドのホゼル部にシャフトが挿入され、接着剤等によって固定される。なお、最近では、ユーティリティクラブと称されるゴルフクラブヘッドも多く市販されており、このユーティリティゴルフクラブヘッドの1種として、上記ウッド型ゴルフクラブヘッドに類似した(即ち、フェース部、ソール部、各サイド部及びクラウン部を有した)ゴルフクラブヘッドも各種市販されている。
【0003】
この中空ゴルフクラブヘッドを構成する金属としては、アルミニウム合金、ステンレスやチタン合金が用いられているが、近年は特にチタン合金が広く用いられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
中空の金属製ゴルフクラブヘッドの飛距離を大きくするために、フェース部を薄くしフェース面の撓みを大きくしてボールの反発を上げることによって、ボールを遠くに飛ばす事に着目した開発が行われている。しかしながら、現状では、ヘッドスピードの遅いゴルファーにとっては、この種のゴルフクラブヘッドはフェース面の変形が少なく、ボール初速を上げる効果が少なく、また、ボールが上がらない為、飛距離が延びないことがある。
【0005】
ヘッドスピードの遅いゴルファーでも大きなフェース面撓みを得ることができるようにするためにフェース部をさらに薄肉にすることも考えられるが、このようなヘッドを有したゴルフクラブをヘッドスピードの速いゴルファーが使用するとフェース部が塑性変形するおそれがある。
【0006】
本発明は、ヘッドスピードが遅いゴルファーが使用しても、打ち出し角度が高くなり、その結果として飛距離を増大させることができ、しかも、ヘッドスピードの速いゴルファーが使用してもフェース部が塑性変形することがないゴルフクラブヘッドを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明のゴルフクラブヘッドは、フェース部、ソール部、サイド部、クラウン部及びホゼル部を有する中空のゴルフクラブヘッドにおいて、少なくともフェース部が、複数の厚さ0.2〜0.8mmのチタン合金製金属薄板の間に、高弾性ファイバで補強された合成樹脂層を介在させてなる複合材料で構成されており、且つ該フェース部は該複合材料のみよりなることを特徴とするものである。
【0008】
この高弾性ファイバとしてはカーボンファイバが好適である。
【0009】
かかる本発明のゴルフクラブヘッドにあっては、この複合材料の金属薄板を薄くしても、金属薄板が高弾性ファイバで補強されるため塑性変形することがない。このため、ヘッドスピードの速いゴルファーでも十分に使用することができる。そして、フェース部を構成する複合材料の金属薄板をかなり薄くして撓み易くした場合には、ヘッドスピードの遅い初心者や非力なプレーヤーが使用した場合でもボールの初速が大きくなると共に、バックスピン量が増え、また打ち出し角も高くなる。そして、これらの作用が重畳することにより、飛距離が増大する。
【0010】
本発明では、少なくともフェース部を複合材料にて構成する。具体的には、フェース部のみをこの複合材料にて構成してもよく、フェース部及びクラウン部をこの複合材料にて一体に構成してもよい。さらにフェース部に連なる他の部分も複合材料により一体に構成してもよいが、製造工程を簡易化するためには、フェース部又はフェース部とクラウン部とを複合材料により一体に形成するのが好ましい。他の部分は金属製とするのが好ましい。
【0011】
本発明は、中空のウッド型ゴルフクラブヘッドに適用するのに好適である。このゴルフクラブヘッドとしてはドライバーが例示される。ただし、本発明は、フェアウェーウッドや、ウッド型に類似したユーティリティゴルフクラブヘッド等にも適用可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して実施の形態について説明する。図1は実施の形態に係るゴルフクラブヘッド1の斜視図、図2は図1のII−II線に沿う断面図、図3は複合材料の構成を示す断面図である。
【0013】
中空のゴルフクラブヘッド1は、フェース部2と、クラウン部3と、ソール部4と、トウ側サイド部5a、ヒール側サイド部5c及びこれらのサイド部5a,5cをつなぐように背部に配置されたバック側サイド部5bと、ホゼル部6とを有する。この実施の形態では、このトウ側、バック側及びヒール側のサイド部と、ソール部、クラウン部及びホゼル部とが一体に金属により鋳造され、これに対して複合材料よりなるフェース部2が連結されている。フェース部2以外の部分を構成する金属としては、チタン、チタン合金、ステンレス、アルミニウム合金等が例示されるが、チタン合金が好適である。
【0014】
このフェース部2を構成する複合材料は、複数枚の金属薄板21間に高弾性ファイバ系素材22を介在させたものである。
【0015】
この金属薄板21を構成する金属はチタン合金である。金属薄板21の厚さは0.2〜0.8mmであり、とりわけ0.3〜0.6mm程度が好ましい。なお、チタン合金としては、縦弾性率が75〜130GPa(75000〜130000N/m)程度のものが好ましい。
【0016】
金属薄板の積層枚数は2〜6枚特に2〜4枚が好ましい。なお、図3は金属薄板を3枚使用した例である。
【0017】
金属薄板の間に介在させる高弾性ファイバ系素材の高弾性ファイバとしては、カーボンファイバが好適である。
【0018】
高弾性ファイバ系素材としては、高弾性ファイバで補強された合成樹脂(例えばCFRP(カーボンファイバ強化合成樹脂))を用いる。
【0019】
高弾性ファイバのクロスが金属薄板21に対し接着剤によって接着されてもよい。接着剤としてはエポキシ系、ウレタン系、アクリル系、クロロプレン系接着剤などを用いることができる。特に、弾性を有する例えばウレタン系接着剤やクロロプレン系接着剤の様なゴム系接着剤が好ましい。弾性を有することで積層間の剥離が防止される。
【0020】
高弾性ファイバのクロスを金属薄板と積層一体化させるには、クロスと金属薄板との間に熱可塑性合成樹脂シートを介在させ、加熱加圧して一体化(熱融着)させてもよい。この熱可塑性合成樹脂としては、ナイロン等のポリアミドのほか、ウレタン等を用いることができる。
【0021】
高弾性ファイバで補強された合成樹脂と金属薄板21とを積層する場合、未硬化の熱硬化型合成樹脂材料を高弾性ファイバのクロスやUDシート(UDシートとは繊維方向が一方向にそろったものをいう。)に含浸させてなるプリプレグを金属薄板間に介在させ、積層方向に加圧して加熱することにより一体化させて複合材料とすることが望ましい。このプリプレグを構成する熱硬化型合成樹脂としてはエポキシ樹脂、ビニルエステル樹脂、ウレタン樹脂などを用いることができる。
【0022】
このフェース部2を構成する複合材料は、弾性率が40〜100GPa特に50〜80GPaとりわけ55〜70GPa程度であることが好ましい。
【0023】
この実施の形態では、フェース部2以外の部分が金属にて一体に鋳造されており、この鋳造体の前面部にはフェース部2より若干小さい開放口8が設けられている。鋳造体は、この開放口8の縁部を形成するフランジ部9を備えている。複合材料よりなるフェース部2は、この実施の形態ではビス10によって該フランジ部9に固定されている。なお、ビス10はフェース部2の表側からねじ込まれている。ビス10を十分にねじ込んだ後、ねじの頭の一部を研削除去し、フェース部2の前面と面一状とする。
【0024】
このように構成されたゴルフクラブヘッド1にあっては、フェース部2を構成する複合材料の金属薄板21を十分に薄肉とすることにより、インパクト時にフェース部2が撓み易いものとなる。
【0025】
そのため、ヘッドスピードの遅いゴルファーが使用しても、インパクト時にフェース部2が十分に撓んで大きな反発が得られ、ボールの初速が大きくなると共に、バックスピン量が増え、また打ち出し角も高くなる。これらの作用により、ヘッドスピードの遅いゴルファー(例えばヘッドスピードが約43m/sec以下のゴルファー)が使用した場合でも大きな飛距離を得ることが可能となる。
【0026】
また、金属薄板21が高弾性ファイバ系素材22と積層一体化され、高弾性ファイバによって補強された構成となっているので、ヘッドスピードの速いゴルファーが使用した場合でも、フェース部2が塑性変形を起すことがない。
【0027】
上記実施の形態ではフェース部2のみを複合材料にて構成しているが、フェース部2とクラウン部3とを同様の複合材料にて一体に成形したものとし、フェース部2及びクラウン部3以外を金属にて一体に鋳造し、この鋳造物に対し複合材料よりなるフェース部2及びクラウン部3をビス留め等により固着してもよい。
【0028】
上記実施の形態では、複合材料よりなるフェース部2あるいはフェース部2及びクラウン部3以外は金属にて一体に鋳造するとしているが、これに限定されるものではない。例えば、ソール部やサイド部は鍛造により形成されてもよい。
【0029】
本発明のゴルフクラブヘッドは、鋳造部品と鍛造部品とを溶接等により固着したものであってもよい。金属部分に対しバランサ(重量の大きなピース)をねじ込み等により固着してもよい。
【0030】
【発明の効果】
以上の通り、本発明のゴルフクラブヘッドによると、ヘッドスピードが遅いゴルファーが使用しても、打ち出し角度が高くなり、飛距離を増大させることができる。しかも、ヘッドスピードが速いゴルファーが使用しても、フェース部が塑性変形することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態に係るゴルフクラブヘッドの斜視図である。
【図2】 図1のII−II線に沿う断面図である。
【図3】 複合材料の構成図であって、(a)図は分解図、(b)図は複合材料の断面図である。
【符号の説明】
1 ゴルフクラブヘッド
2 フェース部
3 クラウン部
4 ソール部
5a トウ側サイド部
5b バック側サイド部
5c ヒール側サイド部
6 ホゼル部
21 金属薄板
22 高弾性ファイバ系素材
[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a hollow golf club head, and more particularly to a golf club head having a wood shape or a shape similar thereto.
[0002]
[Prior art]
Hollow metal golf club heads such as drivers and fairway woods are widely used. In general, a hollow wood-type golf club head includes a face portion for hitting a ball, a crown portion constituting an upper surface portion of the golf club head, a sole portion constituting a bottom surface portion of the golf club head, and a golf club. The head includes a toe side side portion, a back side side portion, a heel side side portion, and a hosel portion that constitute side portions on the toe side, the back side, and the heel side of the head. A shaft is inserted into the hosel portion of the golf club head and fixed with an adhesive or the like. Recently, many golf club heads referred to as utility clubs are also commercially available. As one kind of utility golf club heads, the golf club heads are similar to the above-described wood type golf club heads (that is, face portions, sole portions, Various golf club heads (with side portions and crown portions) are also commercially available.
[0003]
As a metal constituting the hollow golf club head, an aluminum alloy, stainless steel, or titanium alloy is used, but in recent years, a titanium alloy is particularly widely used.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
In order to increase the flight distance of hollow metal golf club heads, development focused on flying the ball far away by increasing the rebound of the ball by thinning the face and increasing the deflection of the face surface. ing. However, at present, for golfers with a slow head speed, this type of golf club head has little deformation of the face surface, has little effect of increasing the initial ball speed, and the distance does not increase because the ball does not rise. is there.
[0005]
Although it may be possible to make the face part thinner to enable even a golfer with a slow head speed to obtain a large deflection on the face, a golf club with such a head is used by a golfer with a fast head speed. Then, the face part may be plastically deformed.
[0006]
Even if a golfer with a slow head speed is used, the launch angle becomes high, and as a result, the flight distance can be increased. Moreover, even if a golfer with a fast head speed is used, the face portion is plastically deformed. An object is to provide a golf club head that does not.
[0007]
[Means for Solving the Problems]
The golf club head of the present invention is a hollow golf club head having a face portion, a sole portion, a side portion, a crown portion, and a hosel portion, and at least the face portion has a plurality of titanium alloys having a thickness of 0.2 to 0.8 mm. during the manufacturing sheet metal, is composed of a composite material formed by interposing a synthetic resins layer reinforced with high modulus fibers, and the face portion is characterized in that consists of only the composite .
[0008]
A carbon fiber is suitable as the highly elastic fiber.
[0009]
In such a golf club head of the present invention, even if the thin metal plate of the composite material is thinned, the thin metal plate is reinforced with a high elastic fiber, so that it is not plastically deformed. For this reason, even a golfer with a fast head speed can be used sufficiently. And if the composite metal thin plate that makes up the face part is made quite thin to make it easy to bend, the initial speed of the ball will increase and the backspin amount will increase even when used by a novice or powerless player with a slow head speed. Increases and launch angle also increases. Then, the overlapping of these actions increases the flight distance.
[0010]
In the present invention, at least the face portion is made of a composite material. Specifically, only the face portion may be formed of this composite material, and the face portion and the crown portion may be integrally formed of this composite material. In addition, other parts connected to the face part may be integrally formed of a composite material. However, in order to simplify the manufacturing process, the face part or the face part and the crown part may be integrally formed of a composite material. preferable. The other parts are preferably made of metal.
[0011]
The present invention is suitable for application to a hollow wood type golf club head. An example of the golf club head is a driver. However, the present invention is also applicable to a fairway wood, a utility golf club head similar to a wood type, and the like.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments will be described with reference to the drawings. FIG. 1 is a perspective view of a golf club head 1 according to an embodiment, FIG. 2 is a cross-sectional view taken along the line II-II in FIG. 1, and FIG. 3 is a cross-sectional view showing a configuration of a composite material.
[0013]
The hollow golf club head 1 is disposed on the back portion so as to connect the face portion 2, the crown portion 3, the sole portion 4, the toe side portion 5a, the heel side portion 5c, and these side portions 5a and 5c. The back side portion 5b and the hosel portion 6 are provided. In this embodiment, the side portions on the toe side, the back side and the heel side, the sole portion, the crown portion, and the hosel portion are integrally cast from metal, and the face portion 2 made of a composite material is connected to this. Has been. Examples of the metal constituting the portion other than the face portion 2 include titanium, a titanium alloy, stainless steel, and an aluminum alloy, but a titanium alloy is preferable.
[0014]
The composite material constituting the face portion 2 is obtained by interposing a highly elastic fiber material 22 between a plurality of thin metal plates 21.
[0015]
Metals constituting the metal thin plate 21 is Chi Tango gold. The thickness of the thin metal plate 21 is 0.2 to 0.8 mm, particularly preferably about 0.3 to 0.6 mm. The titanium alloy preferably has a longitudinal elastic modulus of about 75 to 130 GPa (75,000 to 130000 N / m).
[0016]
The number of laminated metal sheets is preferably 2 to 6, particularly 2 to 4. FIG. 3 shows an example in which three metal thin plates are used.
[0017]
A carbon fiber is suitable as the high elastic fiber of the high elastic fiber material interposed between the metal thin plates.
[0018]
The high elastic fiber based materials, Ru using a reinforced synthetic resin with high elastic fibers (e.g., CFRP (carbon fiber reinforced plastic)).
[0019]
A high elastic fiber cloth may be bonded to the metal thin plate 21 with an adhesive. As the adhesive, an epoxy, urethane, acrylic, chloroprene adhesive or the like can be used. In particular, an elastic rubber adhesive such as a urethane adhesive or a chloroprene adhesive is preferable. By having elasticity, peeling between the stacked layers is prevented.
[0020]
In order to laminate and integrate the high elastic fiber cloth with the metal thin plate, a thermoplastic synthetic resin sheet may be interposed between the cloth and the metal thin plate, and may be integrated (heat fusion) by heating and pressing. As this thermoplastic synthetic resin, in addition to polyamide such as nylon, urethane or the like can be used.
[0021]
When laminating synthetic resin reinforced with high elastic fiber and thin metal plate 21, uncured thermosetting synthetic resin material is made of high elastic fiber cloth or UD sheet (fiber direction is aligned with UD sheet in one direction). It is desirable that the prepreg impregnated in the metal sheet is interposed between the metal thin plates and integrated by applying pressure and heating in the laminating direction to form a composite material. As the thermosetting synthetic resin constituting the prepreg, epoxy resin, vinyl ester resin, urethane resin, or the like can be used.
[0022]
The composite material constituting the face portion 2 preferably has an elastic modulus of about 40 to 100 GPa, particularly about 50 to 80 GPa, particularly about 55 to 70 GPa.
[0023]
In this embodiment, parts other than the face part 2 are integrally cast with metal, and an opening 8 that is slightly smaller than the face part 2 is provided on the front face of the cast body. The cast body includes a flange portion 9 that forms an edge portion of the opening 8. In this embodiment, the face portion 2 made of a composite material is fixed to the flange portion 9 with a screw 10. The screw 10 is screwed from the front side of the face portion 2. After the screw 10 is fully screwed, a part of the head of the screw is ground and removed to be flush with the front surface of the face portion 2.
[0024]
In the golf club head 1 configured as described above, by making the composite metal thin plate 21 constituting the face portion 2 sufficiently thin, the face portion 2 is easily bent at the time of impact.
[0025]
Therefore, even if a golfer with a slow head speed is used, the face portion 2 is sufficiently bent at the time of impact, and a large repulsion is obtained, the initial velocity of the ball increases, the backspin amount increases, and the launch angle also increases. With these actions, even when a golfer with a slow head speed (for example, a golfer with a head speed of about 43 m / sec or less) is used, a large flight distance can be obtained.
[0026]
Further, since the metal thin plate 21 is laminated and integrated with the high elastic fiber material 22 and is reinforced by the high elastic fiber, the face portion 2 is plastically deformed even when a golfer having a high head speed is used. It does not happen.
[0027]
In the above embodiment, only the face portion 2 is composed of a composite material. However, the face portion 2 and the crown portion 3 are integrally formed of the same composite material, and other than the face portion 2 and the crown portion 3. The face portion 2 and the crown portion 3 made of a composite material may be fixed to the casting by screwing or the like.
[0028]
In the above embodiment, the face portion 2 made of a composite material or the portion other than the face portion 2 and the crown portion 3 is integrally cast with metal, but the present invention is not limited to this. For example, the sole part and the side part may be formed by forging.
[0029]
The golf club head of the present invention may be obtained by fixing a cast part and a forged part by welding or the like. A balancer (a heavy piece) may be fixed to the metal portion by screwing or the like.
[0030]
【The invention's effect】
As described above, according to the golf club head of the present invention, even if a golfer with a slow head speed is used, the launch angle becomes high and the flight distance can be increased. Moreover, even when a golfer with a high head speed is used, the face portion does not undergo plastic deformation.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a golf club head according to an embodiment.
2 is a cross-sectional view taken along line II-II in FIG.
3A and 3B are configuration diagrams of a composite material, where FIG. 3A is an exploded view, and FIG. 3B is a cross-sectional view of the composite material.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Golf club head 2 Face part 3 Crown part 4 Sole part 5a Toe side part 5b Back side part 5c Heel side part 6 Hosel part 21 Metal thin plate 22 High elastic fiber material

Claims (7)

フェース部、ソール部、サイド部、クラウン部及びホゼル部を有する中空のゴルフクラブヘッドにおいて、
少なくともフェース部が、複数の厚さ0.2〜0.8mmのチタン合金製金属薄板の間に、高弾性ファイバで補強された合成樹脂層を介在させてなる複合材料で構成されており、且つ該フェース部は該複合材料のみよりなることを特徴とするゴルフクラブヘッド。
In a hollow golf club head having a face portion, a sole portion, a side portion, a crown portion and a hosel portion,
At least the face portion, during the titanium alloy sheet metal a plurality of thickness 0.2 to 0.8 mm, is composed of a composite material formed by interposing a synthetic resins layer reinforced with high modulus fibers, The golf club head is characterized in that the face portion is made only of the composite material.
請求項1において、前記高弾性ファイバはカーボンファイバであることを特徴とするゴルフクラブヘッド。  2. The golf club head according to claim 1, wherein the highly elastic fiber is a carbon fiber. 請求項1又は2において、前記複合材料の合成樹脂層は高弾性ファイバのクロスで補強されたものであることを特徴とするゴルフクラブヘッド。According to claim 1 or 2, the golf club head characterized in that the synthetic resins layer of the composite materials are reinforced with high modulus fiber cloth. 請求項1ないしのいずれか1項において、フェース部及びクラウン部が前記複合材料よりなることを特徴とするゴルフクラブヘッド。In any one of claims 1 to 3, the golf club head, wherein the face portion and the crown portion is made of said composite material. 請求項1ないしのいずれか1項において、フェース部の周縁部が金属製であり、この周縁部に対し前記複合材料がビス留めされていることを特徴とするゴルフクラブヘッド。In any one of claims 1 to 4, the peripheral edge of the face portion is the metal golf club head, wherein the composite material is screwing to the periphery. 請求項において、フェース部及びクラウン部以外は金属製であり、フェース部及びクラウン部を構成する前記複合材料が該金属の部分にビス留めされていることを特徴とするゴルフクラブヘッド。5. The golf club head according to claim 4, wherein parts other than the face part and the crown part are made of metal, and the composite material constituting the face part and the crown part is screwed to the metal part. 請求項1〜のいずれか1項において、前記チタン合金製金属薄板の厚さが0.3〜0.6mmであることを特徴とするゴルフクラブヘッド。In any one of claims 1 to 6 golf club head the thickness of the titanium alloy sheet metal, characterized in that a 0.3 to 0.6 mm.
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